JPH06190820A - コンクリート二次製品の低騒音充填成形方法及び装置 - Google Patents

コンクリート二次製品の低騒音充填成形方法及び装置

Info

Publication number
JPH06190820A
JPH06190820A JP5243673A JP24367393A JPH06190820A JP H06190820 A JPH06190820 A JP H06190820A JP 5243673 A JP5243673 A JP 5243673A JP 24367393 A JP24367393 A JP 24367393A JP H06190820 A JPH06190820 A JP H06190820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
molding
hardening accelerator
fresh
fresh concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5243673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2527133B2 (ja
Inventor
Norihiro Umezawa
徳弘 梅沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5243673A priority Critical patent/JP2527133B2/ja
Publication of JPH06190820A publication Critical patent/JPH06190820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2527133B2 publication Critical patent/JP2527133B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 過大な騒音や振動が発生せず、生産効率が大
幅に増大する生コンクリートの充填成形方法と装置を提
供する。 【構成】 成形用型枠に揺動、スライドまたはツイス
ト、あるいはこれらの二者または三者を混合した運動を
大ストロークかつ長周期で与えながら、生コンクリート
を成形用型枠に充填して成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートブロック
などのコンクリート二次製品の製造時における生コンク
リートの充填成形の方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート二次製品の成形方法
では、生コンクリートを成形用型枠に充填する際には、
テーブル式充填方法、型枠取付式充填方法、内部振動式
充填方法などの方式により振動を与えている。ここで、
テーブル式充填方法とは、振動機が取り付けられたテー
ブルに成形用型枠を固定して、テーブルを低周波振動さ
せて成形用型枠と生コンクリートに振動させる方式であ
る。
【0003】また、型枠取付式充填方法は、成形用型枠
に直接振動機を取り付けて高周波振動を与える方式であ
る。更に内部振動式充填方法とは、成型型枠内に充填さ
れた生コンクリートに棒バイブレーターを突き入れて振
動を与える方式である。
【0004】しかしながら、これらの方式では、生コン
クリートを成形用型枠に充填する際に低・高周波振動機
を用いているので、騒音や振動公害が発生する(通常1
10dB以上)。このため、作業員は勿論のこと、工場
周辺の住民にも悪影響を及ぼす原因となる。
【0005】したがって、他の製造業と異なり、納期対
応のための2直、3直制の生産体制を取ることが出来
ず、常時3か月以上の製品在庫を持つのはごく一般的な
経営形態であり、宿命として諦めているのが現状であ
る。さらにコンクリートが持つ特徴、すなわち硬化に時
間を要することも問題である。通常において、生コンク
リートを成形用型枠に充填した後、蒸気等によって促進
養生を行なっても、前置時間として2時間〜3時間、加
熱時間として2時間〜6時間、さらに徐冷時間として1
時間〜2時間を要し、脱型後、自然養生に7日〜14日
以上を必要とするため、納期対応がスピーディーに出来
ず、前近代的経営から脱却できないのが現状である。
【0006】このように騒音や振動の激しい装置では、
騒音や振動の制約を受けるため、多数の振動機を用いる
ことができず、生産効率が非常に悪くなる。更に、型枠
などの装置や部材の損傷や摩耗も激しい。
【0007】また、生コンクリートを成形用型枠に充填
する前の工程として、型外し、脱型、掃除、剥離剤塗
布、拭取り、鉄筋組込み、型組み等があり、これら前工
程の時間は小型製品で通常一工程10〜60秒以上、中
・大型製品の場合は数分〜数十分である。この後、振動
を与えながら生コンクリートを型枠に充填するが、生コ
ンクリートが持つ基本特性により充填工程には最低で
も、小型製品で1型あるいは1台車当たり60秒〜12
0秒、同じく中型製品では120秒〜300秒、大型の
製品にいたっては180秒〜600秒以上の時間を必要
とするため、前工程の所要時間をいくら短縮しても、充
填段階でその数倍の時間がかかるため、全体の時間短縮
にはおのずと制約があり、時間のロスがあるので生産性
の向上が阻害される。
【0008】生産性の向上を図るために各種成分の硬化
促進剤が使用されているが、従来、硬化促進剤はセメン
ト等の結合材、細骨材、粗骨材、水等を混練して生コン
クリートを調製する時に同時に添加されていた。しかし
ながら、硬化促進剤は外気温、骨材等の温度、水の温度
によって敏感に反応し易く、この反応をコントロールす
るために遅延剤や流動化剤等の使用を欠かすことが出来
なかった。そのため、遅延剤、流動化剤等の使用コスト
が大きく成ると共に、可使時間が限定されるという欠点
があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、騒音や振動の発生を大幅に低減(110dBを
55dB〜60dB)させると共に、生コンクリートに
硬化促進剤や所要の高性能減水剤等の化学混和剤を養生
時間・出荷計画にのっとり投入前にプレミックスし、さ
らに生産工程時間・養生時間を任意に組み合わせること
によって、経営の抜本的改革を図ることが出来るコンク
リート二次製品の生産システムを提供することである。
【0010】さらに本発明の目的は、硬化促進剤の反応
コントロール、すなわち可使時間のコントロールに必要
な遅延剤や流動化剤等をまったく不要とするか、使用量
を最少限に抑制することで、コストを50%〜70%ま
で低減させることが出来るコンクリート二次製品の生産
システムを提供することである。また、本発明は、可使
時間の延長と硬化促進剤の添加を任意にコントロールす
ることで、養生時間・温度の管理が出来、強度発現を早
めてフレキシブルな生産管理体系を確立することが出来
る、コンクリート二次製品の生産システムを提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明のコンクリート二次製
品の低騒音充填成形方法では、成形用型枠2に揺動、ス
ライドまたはツイスト、あるいはこれらの二者または三
者を混合した運動を大ストロークかつ長周期で与えなが
ら、成形用型枠2に生コンクリート10を充填して成形
する。
【0012】ここで、揺動とは水平軸や支点を中心とし
た上下方向の往復運動であり、スライドとは前後左右の
水平方向の往復運動であり、ツイストとは垂直軸を中心
とした異なる方向への交互の半回転運動である。
【0013】本発明の別の態様の低騒音充填成形方法で
は、セメント等の結合材、水、細骨材、粗骨材より成る
生コンクリート10には、必要に応じて硬化促進剤12
を添加する。硬化促進剤12の添加は、生コンクリート
10をミキサーで混練する段階、生コンクリート10を
成形用型枠2へと移送する過程、生コンクリート10を
成形用型枠2に投入する過程、あるいは生コンクリート
10を成形用型枠2に投入した後の段階を適宜選択して
行われる。硬化促進剤12は粉末状、液体状またはミス
ト状などの適当な単独の性状で、あるいはこれらを組み
合わせた性状で、あらかじめ定められた量だけ生コンク
リート10に混合される。
【0014】また、生コンクリート10には、必要に応
じてシリカヒューム等の微細添加材やコンクリート用化
学混和材等を添加することも出来る。高性能減水剤や高
性能流動化剤の生コンクリートへの添加は、硬化促進剤
の添加と同時に又は硬化促進剤の添加の前後に噴霧、注
水または散布によって行なわれる。
【0015】本発明の低騒音充填成形装置は、成形用型
枠2に揺動、スライドまたはツイスト、あるいはこれら
の二者または三者を混合した運動を大ストロークかつ長
周期で与える運動付与手段3,4,5を備え、所要の運
動を与えながら生コンクリート10を成形用型枠2に充
填して成形する。
【0016】本発明の別の態様の低騒音充填成形装置
は、前記成分の生コンクリート10の投入調整用ホッパ
ー9と、前記運動付与手段3,4,5と、生コンクリー
ト10に硬化促進剤12を添加する硬化促進剤添加手段
11と、硬化促進剤12を生コンクリート10に撹拌投
入する2次混練機能付き生コンクリート投入機15を備
え、所要運動を与えながら生コンクリート10と硬化促
進剤12の混練物を成形用型枠2に充填して成形する。
硬化促進材添加手段には、注水器、噴霧器、散布器が含
まれる。
【0017】本発明の充填成形方法の更に別の態様で
は、運動付与手段を複数基使用して、生コンクリートの
充填作業を複数回に分けて、1回の充填作業を前工程と
同様の時間で行い、成形用型枠に順次所要の運動を与え
ながら生コンクリートを充填する。
【0018】本発明の充填成形方法の他の態様では、前
記運動付与手段を備えた成形装置の複数基と2次混練機
能付き生コンクリート投入機の複数基を対にして設置す
る。
【0019】本発明の充填成形方法の更に他の態様で
は、前記運動付与手段を備えた成形装置の単基または複
数基と、該成形装置と同数の硬化促進剤投入撹拌機能付
き生コンクリート投入機とによって成形ユニットを構成
し、該成形ユニットを前工程の所要時間(タクト)が異
なる生産品目毎に自動化ライン、半自動化ラインおよび
手動化ラインに分けて配置し、各ラインを調整しながら
流す。
【0020】
【作用】このように成形用型枠2に揺動、スライド、ツ
イストなどの運動を長い周期で与えることによって、型
枠内部における生コンクリート10の流動性が増し、生
コンクリートは型枠の隅々までむらなく充填され、良好
に締固められる。生コンクリートに硬化促進剤を混合し
たときは、硬化速度が増大する。また、この硬化促進剤
は生コンクリートのチキソトロピック性を改善し、スラ
ンプ値が0または0に近い場合であっても、型枠2への
打設が容易であり、型枠2に付与された運動との相乗作
用によって、表面が平滑なコンクリート二次製品が的確
に成形される。
【0021】生コンクリートの充填工程を複数回に分割
して行うときには、例えば前工程の所要時間(タクト)
が20秒で全体の充填時間が1分であるコンクリート二
次製品では、揺動等の運動付与手段を3台連続して配置
し、各運動付与手段による1回当たりの充填作業時間を
20秒に設定することによって、時間のロスがなくな
る。
【0022】また、運動付与手段付き成形装置と2次混
練機能付き生コンクリート投入機を並列配置したときに
は、前工程と同じ時間あるいはそれより短時間に充填成
形することができる。例えば前工程の所要時間(タク
ト)が20秒の高速の場合、単列配置では型枠4個の充
填成形には延べ80秒かかるが、2台連続させた2列の
対面配置(2+2配置方式)では20秒で流すことが出
来る。
【0023】さらに、例えば20秒、40秒、60秒と
いうように前工程の所要時間(タクト)がそれぞれ異な
る製品をダイヤグラム方式で調整しながらながすことに
よって、生産効率が上がる。すなわち、ほぼ自動化が可
能な製品の場合は高速ラインに流し、半自動化が可能な
製品の場合は中速ラインに流し、自動化・半自動化が不
可能な製品の場合は低速ラインに流すものとし、各ライ
ンの運転をコンピュータ化によって制御することによっ
て、システム全体の生産効率を飛躍的に向上させること
が可能となる。
【0024】
【実施例】図1は本発明によるコンクリート二次製品の
通常の生産工程の一連の流れを示す。まず最初に、生コ
ンクリートの材料であるセメント、水、細骨材、粗骨
材、所要の化学混和剤を1次混練用ミキサーで混練し、
生コンクリート運搬ホッパーで生コンクリート投入ライ
ンに運搬して、生コンクリート投入調整用ホッパー9に
生コンクリート10を貯留し、ここから2次混練機能付
き生コン投入機15へ成形用型枠2の容量に応した所要
量の生コンクリート10を供給する。
【0025】生コンクリート投入調整用ホッパー9と2
次混練機能付生コン投入機15の間の空間には、硬化促
進剤噴霧スペース13を設け、生コンクリート10に前
後左右の全周から所要量の硬化促進剤12を噴霧する。
該噴霧スペース13には、硬化促進剤12の飛散防止用
のゴム製カーテンを設けてある。そして、2次混練機能
付生コン投入機15の回転ブレードで硬化促進剤12と
生コンクリート10を再混練した後、成形用型枠2に生
コンクリートを投入していく。
【0026】硬化促進剤12の添加は、2次混練機能付
き生コンクリート投入機に対する生コンクリート10の
投入と同時にもしくは投入直後に行なわれる。なお、硬
化促進剤の添加は、ミスト状とした噴霧方式による以外
にも、水溶液の形にした注水方式あるいは粉体の形にし
た散布方式によっても行なえる。また、生コンクリート
投入調整用ホッパー9と2次混練機能付き生コンクリー
ト投入機15の組み合わせ、および2次混練機能付き生
コンクリート投入機の方式・構造の例としては、図11
から図16に示した後述のものが更にある。
【0027】2次混練機能付き生コンクリート投入機1
5で硬化促進剤12ならびに必要に応じて高性能減水剤
や高性能流動化剤等の化学混和剤を添加、混練された生
コンクリート10は成形用型枠2に投入される。この
時、成型用型枠2には揺動、スライドあるいはツイスト
などの運動をさせて、生コンクリート10に運動エネル
ギーを与え、良好な流動性と締固め作用を得る。
【0028】充填成形作業が終了すれば、設定された養
生時間毎に区分された養生室に成形用型枠2を搬入し、
水蒸気または温風あるいは双方の組み合わせによる加熱
作用を利用して促進養生を行う。
【0029】養生時間は1時間〜10時間程度である。
また養生温度は20℃〜100℃とし、納品計画に基づ
き、1日1回打込から1日最高3直体制で5〜15回打
ち込んで脱型し、2〜3日ストックヤードで堆積養生さ
せて出荷する。
【0030】図2は本発明の充填成形装置の一実施例を
示す。本実施例では、台車1の左右の受動アーム部の下
方に油圧操作方式のシリンダ5,5を垂直に配置し、台
車1の内部には、底面に車輪3を装備した成形用型枠2
を左右方向にスライド可能に収容してある。左右のシリ
ンダ5,5を交互に突出または吸引駆動することによっ
て、台車1は支点4を中心に上下方向に揺動し、成形用
型枠2は揺動しながらスライド運動も行う。
【0031】この場合は、成形用型枠2の左右の幅寸法
Lは2000〜2300mmであり、スライドのストロ
ーク幅Sは10〜100mm程度であり、任意に調整可
能である。このようにして、成形用型枠2に揺動とスラ
イドを同時に与えることによって、生コンクリート10
にも同様な運動が付与され、良好な締固め効果が得られ
る。なお、台車1の左右内壁面には、防振用ゴム6を設
置してあり、成形用型枠2のスライド時の衝撃を吸収し
て騒音の発生を防止または低減させている。
【0032】図3に示した実施例は、台車1の左右両側
の上方空間にモータ7,7を配置し、各モータ7の出力
軸に連結したドラムにワイヤーロープ8の一端を取り付
け、ワイヤーロープ8の他端を台車1の左右端部に取り
付けてある。左右のモータ7,7を交互に正逆駆動して
左右のワイヤーロープ8,8の繰り出しと巻き取りを交
互に行うことによって、台車1が支点4を中心に上下に
揺動する。これによって、台車1に固定した成形用型枠
2も同様に上下方向に揺動する。
【0033】図4から図6は生コンクリートの投入量と
成形用型枠の揺動勾配との関係を示す。図4のA層また
はB層まで生コンクリート10を充填した場合には、図
5に示したように成形用型枠2の揺動勾配を大きくす
る。他方、生コンクリート10を図4のC層まで充填し
た場合には、図6に示したように成形用型枠2の揺動勾
配を比較的小さくする。
【0034】図7から図9は硬化促進剤の噴霧方法の例
を示す。図7に示した実施例では、生コンクリート投入
調整用ホッパー9から成形用型枠2に生コンクリート1
0を直接投入している。生コンクリート投入調整用ホッ
パー9と成形用型枠2との間には、硬化促進剤噴霧スペ
ース13を設けてあり、投入の過程において噴霧器11
から生コンクリート10に硬化促進剤12を前後左右の
全周から噴霧している。硬化促進剤12を吹き付けられ
た生コンクリート10は、成形用型枠2に揺動やスライ
ド、ツイスト等の運動が与えられる中を成形用型枠2に
充填される。
【0035】図8の実施例では、生コンクリート投入調
整用ホッパー9から成形用型枠2にある量の生コンクリ
ート10を投入した後、成形用型枠2の上方または斜め
上方に配置した噴霧器11から生コンクリート10に硬
化促進剤12を噴霧し、その後更に揺動等の運動を続行
しながら生コンクリート10を型枠2に投入する。この
投入と噴霧を一回または数回繰り返して所要量の生コン
クリート10が型枠2に充填される。
【0036】図9の実施例では、生コンクリート10は
生コンクリート投入調整用ホッパー9からベルトコンベ
ヤ14に移送される。ベルトコンベヤ14で面状に展開
された生コンクリート10には噴霧器11から硬化促進
剤12が均一に噴霧され、2次混練機能付き生コンクリ
ート投入機15に送り込まれる。2次混練機能付き生コ
ンクリート投入機15で生コンクリート10と硬化促進
剤12は再混練される。硬化促進剤12を分散混入した
生コンクリート10は揺動やスライド等の所要の運動が
付されている中を成形用型枠2に充填される。
【0037】図11に示した実施例では、生コンクリー
ト投入調整用ホッパー101の生コンクリート114の
排出ゲート113の下方には、断面U形の樋型ミキサー
より成る2次混練機能付き生コンクリート投入機104
が水平軸を中心に反転可能に配置され、この内部には回
転軸105を水平に配置した撹拌用ブレード106が装
備されている。生コンクリート投入調整用ホッパー1の
排出ゲート113と2次混練機能付き生コンクリート投
入機104の上面開口部との間には、硬化促進剤噴霧・
注水・散布スペース116が設けられ、該スペース11
6の周囲は硬化促進剤飛散防止用ゴム製カーテン102
で包囲され、その上部に硬化促進剤供給口103が設け
られている。あらかじめ定められた量の硬化促進剤は、
2次混練機能付きコンクリート投入機に対する生コンク
リートの投入と同時にもしくは該投入の前後に噴霧、注
水あるいは散布等によって生コンクリートに添加され
る。2次混練機能付き生コンクリート投入機104の下
方には、コンクリートの投入用シュート109が傾斜配
置されている。
【0038】このシュート109は水平ピン108を中
心として回転可能に構成され、また、下側部分は漏れ防
止板124の備えた上側部分に対して長手方向に移動可
能であり、シュート109の全体長さは伸縮する。この
シュート109の回転と伸縮動作によって、成形用型枠
111の高さと幅の変化に的確に対応して、シュート1
09の先端を成形用型枠111の最適位置に向けること
が出来る。2次混練機能付き生コンクリート投入機10
4で硬化促進剤と混練された生コンクリート115は、
90度反転した2次混練機能付き生コンクリート投入機
107からシュート109に送られ、揺動またはツイス
ト運動付与手段112に接続された成形用型枠111に
充填される。シュート109の下側部分の先端下面には
小型振動機110が装備され、これによって硬化促進剤
の分散が更に良くなると共に、生コンクリート115の
流下と成形用型枠2への落下が促進される。
【0039】図12に示した別の実施例では、生コンク
リート投入調整用ホッパー101の生コンクリート11
4の排出ゲート113の下方には、断面U形の樋型ミキ
サーより成る2次混練機能付き生コンクリート投入機1
04が配置され、この内部には回転軸105を水平に配
置した撹拌用ブレード106が装備されている。生コン
クリート投入調整用ホッパー1の排出ゲート113と2
次混練機能付き生コンクリート投入機104の上面開口
部との間には、硬化促進剤噴霧・注水・散布スペース1
16が設けられ、該スペース116の周囲は硬化促進剤
飛散防止用ゴム製カーテン102で包囲され、その上部
に硬化促進剤供給口103が設けられている。ある一定
量の硬化促進剤は、2次混練機能付き生コンクリート投
入機に対する生コンクリートの投入と同時にもしくは該
投入の前後に噴霧、注水あるいは散布等によって生コン
クリートに添加される。2次混練機能付き生コンクリー
ト投入機104の排出ゲート126の下方には、コンク
リート投入用シュート109が傾斜配置されている。
【0040】このシュート109は水平ピン108を中
心として回転可能に構成され、また、下側部分は漏れ防
止板124の備えた上側部分に対して長手方向に移動可
能であり、シュート109の全体長さは伸縮する。この
シュート109の回転と伸縮動作によって、成形用型枠
111の高さと幅の変化に的確に対応して、シュート1
09の先端が成形用型枠111の最適位置に向けられ
る。2次混練機能付き生コンクリート投入機104で硬
化促進剤と混練された生コンクリート115は、排出ゲ
ート126の開放によってシュート109に落とされ、
揺動またはツイスト運動付与手段112に接続された成
形用型枠111に充填される。シュート109の下側部
分の先端下面には小型振動機110が装備され、これに
よって硬化促進剤の分散が更に良くなると共に、生コン
クリート115の流下と成形用型枠2への落下も促進さ
れる。
【0041】図13と図14に示した更に別の実施例で
は、生コンクリート投入調整用ホッパー101の生コン
クリート114の排出ゲート120の下方には、ベルト
コンベヤ式の2次混練機能付き生コンクリート投入機1
17が水平に配置され、この両側には漏れ防止板127
が設けられ、漏れ防止板127,127に直交するよう
にコンクリート厚さ調整ガイド118が始端寄りの上部
空間に設けられ、この厚さ構成ガイド118に近接した
部位に硬化促進剤供給口103が配置されている。あら
かじめ定められた量の硬化促進剤は、2次混練機能付き
生コンクリート投入機に対する生コンクリートの投入と
同時にもしくは該投入の前後に噴霧、注水あるいは散布
等によって生コンクリートに添加される。硬化促進剤供
給口103から終端側に向かったベルトコンベヤの上面
空間には、櫛歯形の硬化促進剤撹拌ガイド119が複数
列に設けられている。この硬化促進剤撹拌ガイド119
は図14に示したように生コンクリート115の移送方
向と直交する方向に往復運動し、生コンクリートと硬化
促進剤を再混練する。
【0042】ベルトコンベヤ117の終端の下方には、
コンクリート投入用シュート109が傾斜配置されてい
る。このシュート109は水平ピン108を中心として
回転可能に構成され、また、下側部分は漏れ防止板12
4の備えた上側部分に対して長手方向に移動可能であ
り、シュート109の全体長さは伸縮する。このシュー
ト109の回転と伸縮動作によって、成形用型枠の高さ
と幅の変化に的確に対応して、シュート109の先端が
成形用型枠の最適位置に向けられる。硬化促進剤と混練
された生コンクリート115は、ベルトコンベヤ117
からシュート109に順次落とされ、揺動またはツイス
ト運動付与手段に接続された成形用型枠に充填される。
シュート109の下側部分の先端下面には小型振動機1
10が装備され、これによって硬化促進剤に分散性が更
に高くなると共に、生コンクリート115の流下と成形
用型枠への落下も促進される。
【0043】図15と図16に示した他の実施例では、
生コンクリート投入調整用ホッパー101の生コンクリ
ート114の下端出口には、スクリュー式の2次混練機
能付き生コンクリート投入機121が水平に配置され、
断面円形胴体の内部には回転軸を水平に配置したスクリ
ュー122が装備されている。生コンクリート投入調整
用ホッパー101の下端出口に近接した部位に硬化促進
剤供給口103が設けられている。あらかじめ定められ
た量の硬化促進剤は、2次混練機能付き生コンクリート
投入機に対する生コンクリートの投入と同時にもしくは
該投入の前後に注水、噴霧または散布等によって生コン
クリートに添加される。スクリューコンベヤの終端排出
口は水平ピン125を中心に回転可能な蓋板123で閉
鎖されている。スクリューコンベヤの終端の下方には、
コンクリート投入用シュート109が傾斜配置されてい
る。このシュート109は水平ピン108を中心として
回転可能に構成され、また、下側部分は漏れ防止板12
4の備えた上側部分に対して長手方向に移動可能であ
り、シュート109の全体長さは伸縮する。
【0044】このシュート109の回転と伸縮動作によ
って、成形用型枠の高さと幅の変化に対応して、シュー
ト109の先端が成形用型枠の最適位置に向けられる。
蓋板123はスクリュー122によって硬化促進剤と混
練されながら駆進された生コンクリートの内圧によって
押し開かれ、生コンクリート115がスクリューコンベ
ヤ121からシュート109に順次落とされ、揺動また
はツイスト運動付与手段に接続された成形用型枠に充填
される。シュート109の下側部分の先端下面には小型
振動機110が装備され、これによって硬化促進剤の分
散が更に良くなり、生コンクリート115の流下と成形
用型枠への落下も促進される。所要量の生コンクリート
の送給が終了したとき、蓋板123は自重によって閉鎖
位置に復帰する。蓋板123にも小型振動機110が装
備されており、生コンクリートを柔らかく解してシュー
ト109へと的確に排出させる。
【0045】図10は道路用コンクリート二次製品の製
造工程の実施例を示す。このコンクリート二次製品は、
成形用型枠に生コンクリートを投入して振動を与える作
業に通常50秒の時間を要するものである。本実施例で
は、揺動等の運動付与手段を備えた投入装置を5台使用
し、この充填作業を5段階に分けて行っている。
【0046】図17は本発明の充填成形装置を2台連続
させて2列に対面配置させることによって構成した成形
ユニットの概略的な配置図である。すなわち、成形用型
枠に揺動、スライドまたはツイスト、あるいはこれらの
二者または三者を混合した運動を大ストロークかつ長周
期で与える運動付与手段112を備えた成形装置の2基
と、2次撹拌機能付き生コンクリート投入機121の2
基によって成形ユニット128を構成している。これら
2つの成形ユニット128は、中央に操作盤129を置
いた形で左右2列に対面配置(2+2配置)位置されて
いる。各2基の2次混練機能付き生コンクリート投入機
には、共通の生コンクリート投入用調整ホッパー101
から生コンクリートが供給される。このように操作盤1
29を2列の成形ユニットの中間に置いた時には、オペ
レーターが両方の成形ユニットを監視することができ、
作業性が良い。なお、成形ユニットを構成する成形装置
と2次混練機能付き生コンクリート投入機は2基づつに
限定されず、単基もしくは3基以上の複数にすることも
出来る。成形ユニットの配列も2列に限定されず、単列
または3列以上の複数列にすることもできる。
【0047】図18は前記成形ユニットを使用して自動
化ラインと半自動化ラインと手動化ラインを組み合わせ
配置した生産システムの概略的な流れ図である。すなわ
ち、この生産システムでは、生産品目の形状、寸法、重
量および型枠構造等の条件で定まる段降、上面かき取り
仕上げ、型バラシ、脱型、掃除、剥離剤塗布、剥離剤拭
取り、鉄筋・取付部品セット、型組み等の各作業時間に
対応するために、自動化ライン、半自動化ラインおよび
手動化ラインに工程ラインを区分し、例えば自動化ライ
ンのタクトを20〜30秒、半自動化ラインのタクトを
30〜60秒、手動化ラインのタクトを60秒以上とし
てある。生産工程計画により養生時間は1時間〜24時
間に設定され、工程群毎の設定時間に応じて養生室に収
納される。
【0048】この1段階当たりの投入充填時間は10秒
である。型外し、脱型、掃除、剥離剤塗布、拭取り、鉄
筋組込み、型組み等の前工程も、それぞれ10秒で行わ
れている。各工程間の移動時間は6秒である。このよう
に、生コンクリートの投入充填作業を前工程と同一時間
で行うことによって、待機時間の無駄が省け、生産効率
が飛躍的に向上する。
【0049】このように生コンクリートの成形用型枠へ
の充填成形作業を複数段階に分けて行う方式は、従来の
テーブル式充填方法や型枠取付式充填方法、内部振動式
充填方法等といった通常の低周波振動機や高周波振動機
を用いる加振充填方法においても、騒音や振動の点を別
にすれば、有効に適用することができ、本発明と同様に
生産性を向上させることができる。
【0050】いずれにしても、本発明の充填成形方法で
は、揺動等の大きさと回数、および、生コンクリートの
投入量と投入回数は、コンクリート二次製品の形状、
寸法、重量、型枠構造、生コンクリートの軟らかさ
(スランプ値)、分離抵抗度(ワーカビリチー)、粘り
け(プラスチシチー)、仕上げやすさ(フィニッシャビ
リチー)等によって、それぞれ異なる。
【0051】必ずしもこれに限定されるものではない
が、例えば製品の側壁高さ300〜800mmのときに
はスランプ値を6〜8cm程度とし、側壁高さ800〜
1200mmのときにはスランプ値を12〜18cm程
度とし、側壁高さが1200mmを越えるときにはスラ
ンプ値を18〜25cm程度とするのが望ましい。生コ
ンクリートは少量づつ成形用型枠に充填されるのが望ま
しく、製品の側壁高さによっては複数層、例えば、3〜
5層に分けながら充填するのが好ましい。揺動量につい
ても、必ずしもこれに限定されるものではないが、例え
ばストロークが35〜135mmで揺動数が毎分30〜
120回というように、大振幅かつ長周期で行うのが望
ましい。
【0052】必ずしもこれに限定されるものではない
が、硬化促進剤としては、リチウム、アルミニウム、ガ
リウム、タリウムの硫酸塩またはこれらの金属を含む硫
酸複塩の1種または2種以上が使用できる。すなわち、
硫酸塩としては硫酸アルミニウム、硫酸リチウム、硫酸
カリウム、硫酸タリウム等がある。硫酸複塩としては、
NH4Al(SO4)[硫酸アルミニウムアンモニウム]、KAl(SO
4)[硫酸アルミニウムカリウム]、NaAl(S4)[硫酸アル
ミニウムナトリウム]等がある。これら硫酸塩や硫酸複
塩は無水物あるいは有水物(例えばAl2(SO4)3・14〜18H
2O)のいずれの形態出も使用でき、粉末状や水溶液とし
ても使用できる。この硬化促進剤の添加量は0.1〜2
0重量%であり、好ましくは、0.5〜5重量%または
1〜10重量%である。
【0053】また、必要に応じて生コンクリートへの硬
化促進剤の添加と同時、あるいは硬化促進剤の添加前、
または硬化促進剤の添加後に添加する高性能減水剤、高
性能流動化剤、高性能AE減水剤、高性能AE流動化剤
としては、アルキルナフタレン、ナフタレンスルホン酸
塩ホルマリン縮合物(商標名:マイティ150)、メラ
ミン樹脂スルホン酸塩ホルマリン縮合物、リグニンスル
ホン酸塩、オキシカルボン酸塩、ポリカルボン酸塩、ト
リメチロールメラミンモノスルホン酸塩縮合物(商標
名:NK−400)、タールのスルホン化物(商標名:
NL−1400)等がある。これらは1種または2種以
上の混合物で使用され、添加量は好ましくは0.1〜5
重量%である。
【0054】必要に応じて更に添加されるものとして
は、カルシウムアルミネート系の膨張材、各種急結剤、
あるいはシリカ質粉末、フライアッシュ、ポゾラン、高
炉スラグ等の混和剤、水酸化アルミニウムやCaS04 [硫
酸カルシウム]、蔗糖、塩化アルミニウム、ポリ塩化ア
ルミニウム等の遅延剤、Al2(SO4)、NH4AlSO4等の塩があ
る。また、流動化剤としては、グルコン酸、クエン酸、
酒石酸等のオキシカルボン酸、これらのNa, Li, K, Sr,
Ca の塩等がある。また、微細混和材としては、Al2
3・3SiO2, ZrSiO4, けいそう土、ベントナイト、珪砂、
カオリン等がある。
【0055】本発明の充填成形方法の実験例を以下に示
すが、本発明はこれに限定されるものではない。普通ポ
ルトランドセメント360kg/m3 、細骨材807kg/m
3 、粗骨材1113kg/m3 、水169kg/m3 にナフタレ
ンスルホン酸ソーダ・ホルムアルデヒド縮合物(マイテ
ィ−150)3.6kg/m3 を配合し、1次混練用ミキサ
ーで生コンクリートを調製した後、スクリュー内蔵の2
次混練機能付き生コンクリート投入機で硫酸アルミニウ
ム(粉体)を表に示す割合で散布し、再混練した後、J
ISA 1108の強度試験用型枠を揺動させながら生
コンクリートを充填し、表1に示す各種の養生条件で養
生を行ない、成形品を脱型し、脱型直後の圧縮強度をJ
IS A 1108に準じて測定し、外観の判定は成形
体全体について、膨張、発泡、亀裂の有無、大小、数を
肉眼で観察した。この結果は表1に示す通りである。
【表1】
【0056】このように生コンクリートの混練後に硬化
促進剤を生コンクリートに添加する方式は、従来のテー
ブル式充填方法や型枠取付式充填方法、内部振動式充填
方法等といった通常の充填成形方法においても、有効に
適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明のコンクリート二
次製品の低騒音充填成形方法及び装置では、従来方式の
低周波振動機や高周波振動機を用いずに、成形用型枠に
長周期かつ大ストロークの揺動やスライド、ツイストな
どの運動を付与することにより、生コンクリートに流動
性を与えたので、良好な締固め効果が得られる。
【0058】コンクリート二次製品の内部および表面部
のいずれにおいても気泡が減少し、外観仕上りが向上す
るため、手直し工数の大幅な削減が図られ、生産能率が
向上する。
【0059】長周期で大ストロークの揺動等の運動付与
によっては過大な騒音や振動が発生せず、騒音レベルは
従来の110dBが55dB〜70dBまで低減される
ため、振動や騒音公害が的確に防止され、工場内や周辺
環境が改善され、作業員や周辺住民のストレスが解消さ
れ、設備や型枠の損傷、損耗が大幅に少なくなる。
【0060】型枠の損傷と摩耗が大幅に少なくなるの
で、トロ漏れによる製品外観の低下が防止され、不良品
発生率が減少する。
【0061】従来方法では振動や騒音の制約を受けるた
め、多数の装置を一度に使用することが出来にくかった
が、この方式では騒音や振動が大幅に削減されるため、
多数の装置を一度に使用することが可能となり、コンク
リート二次製品の生産効率が向上する。
【0062】この揺動等による充填成形方式によれば、
生コンクリートが型枠内部に配置された鉄筋に沿って円
滑に移動するため、鉄筋下に空洞が発生しなくなり、コ
ンクリートと鉄筋の付着強度が増大し、コンクリート二
次製品の耐ひび割れ強度が増加する。
【0063】硬化促進剤を生コンクリートに混入するこ
とにより、硬化速度が増大し、生産効率が増大する。ま
た、成形用型枠を揺動等させることにより、より一層生
コンクリートと硬化促進剤が混練されて、更に硬化速度
が増大する。
【0064】また、揺動等の運動付与手段を複数基使用
し、充填作業を複数回に分け、1回の充填作業を前工程
とほぼ同等の時間で行うときには、時間的ロスが解消さ
れるため、コンクリート二次製品の生産性が向上する。
【0065】硬化促進剤は2次混練機能付き生コンクリ
ート投入機の段階で生コンクリートに添加され、十分に
撹拌混練されるため、硬化促進剤の反応コントロール、
すなわち可使時間のコントロールに必要とされた遅延剤
や流動化剤が全く不要となるか、最少限度に節減するこ
とが出来るため、コストを50%〜70%も低減させる
ことが出来る。
【0066】また、可使時間の延長と硬化促進剤の添加
を任意にコントロールすることによって、養生時間・温
度の管理が出来、強度発現を早めてフレキシブルな生産
管理体系を確立することが出来る。
【0067】本発明方法の実施に使用する装置は構造が
簡約化されたものとなるため、点検修理等が簡単に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充填成形方法によるコンクリート二次
製品の生産システムの一例を示す流れ図である。
【図2】本発明のコンクリート二次製品の充填成形装置
の一例を示す概略的な正面図である。
【図3】本発明のコンクリート二次製品の充填成形装置
の別の例を示す概略的な正面図である。
【図4】本発明方法における成形用型枠への生コンクリ
ートの充填量を表す。
【図5】図4において生コンクリートの充填量をA層ま
たはB層とした場合における成形用型枠の揺動勾配を表
す。
【図6】図4において生コンクリートの充填量をC層と
した場合における成形用型枠の揺動勾配を表す。
【図7】本発明方法に使用される硬化促進剤の噴霧方法
の一例を示す概略的な正面図である。
【図8】本発明方法に使用される硬化促進剤の噴霧方法
の別の例を示す概略的な正面図である。
【図9】本発明方法に使用される硬化促進剤の噴霧方法
の更に別の例を示す概略的な正面図である。
【図10】本発明方法を道路用コンクリート二次製品の
生産ラインに適用したときの流れ図である。
【図11】本発明の充填成形装置に用いた2次混練機能
付き生コンクリート投入機の一例を示す概略的な正面図
である。
【図12】本発明の充填成形装置に用いた2次混練機能
付き生コンクリート投入機の別の例を示す概略的な正面
図である。
【図13】本発明の充填成形装置に用いた2次混練機能
付き生コンクリート投入機の更に別の例を示す概略的な
正面図である。
【図14】図13に示した2次混練機能付き生コンクリ
ート投入機の概略的な平面図である。
【図15】本発明の充填成形装置に用いた2次混練機能
付き生コンクリート投入機の更に他の例を示す概略的な
正面図である。
【図16】図15に示した2次混練機能付き生コンクリ
ート投入機の概略的な左側面図である。
【図17】本発明の充填成形装置を2台連続させて2列
に対面配置させて構成した成形ユニットの概略的な配置
図である。
【図18】図17の成形ユニットを使用して自動化ライ
ンと半自動化ラインと手動化ラインを有機的に組み合わ
せた生産システムの概略的な流れ図である。 1 台車 2 成形用型枠 3 スライド用車輪 4 支点 5 油圧操作シリンダ 6 防振ゴム 7 モータ 8 ワイヤーロープ 9 生コンクリート投入調整用ホッパー 10 生コンクリート 11 噴霧器 12 硬化促進剤 13 硬化促進剤噴霧スペース 14 ベルトコンベヤ 15 2次混練機能付き生コンクリート投入機 16 回転ブレード 101 生コンクリート投入調整用ホッパー 102 硬化促進剤飛散防止用ゴム製カーテン 103 硬化促進剤供給口 104 2次混練機能付き生コンクリート投入機 105 2次混練機能付き生コンクリート投入機の回転
軸 106 2次混練機能付き生コンクリート投入機のブレ
ード 107 2次混練機能付き生コンクリート投入機が90
度反転した状態 108 2次混練機能付き生コンクリート投入機のシュ
ートの回転軸ピン 109 2次混練機能付き生コンクリート投入機のシュ
ート 110 2次混練機能付き生コンクリート投入機のシュ
ート用小型振動機 111 成形用型枠 112 運動付与手段 113 生コンクリート投入調整用ホッパーの排出ゲー
ト 114 生コンクリート 115 2次混練機能付き生コンクリート投入機で撹拌
されている生コンクリート 116 硬化促進剤噴霧・注水・散布用スペース 117 ベルトコンベヤ式2次混練機能付き生コンクリ
ート投入機 118 ベルトコンベヤ式2次混練機能付き生コンクリ
ート投入機のコンクリート厚さ調整ガイド 119 ベルトコンベヤ式2次混練機能付き生コンクリ
ート投入機の硬化促進剤撹拌ガイド 120 生コンクリート排出口 121 スクリュー式2次混練機能付き生コンクリート
投入機 122 スクリュー式2次混練機能付き生コンクリート
投入機のスクリュー 123 スクリュー式2次混練機能付き生コンクリート
投入機の蓋板 124 生コンクリートの漏れ防止板 125 蓋板の開閉用軸ピン 126 2次混練機能付き生コンクリート投入機の排出
ゲート 127 生コンクリートの漏れ防止板

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用型枠に揺動、スライドまたはツイ
    スト、あるいはこれらの二者または三者を混合した運動
    を大ストロークかつ長周期で与えながら、生コンクリー
    トを成形用型枠に充填して成形するコンクリート二次製
    品の低騒音充填成形方法。
  2. 【請求項2】 セメント等の結合材、水、細骨材、粗骨
    材、所要のシリカヒューム等の微細添加材またはコンク
    リート用化学混和材等からなる生コンクリートに硬化促
    進剤を混練し、該生コンクリートと硬化促進剤の混練物
    を成形用型枠に充填する請求項1に記載の成形方法。
  3. 【請求項3】 成形用型枠に揺動、スライドまたはツイ
    スト、あるいはこれらの二者または三者を混合した運動
    を大ストロークかつ長周期で与える運動付与手段を備
    え、所要の運動を与えながら生コンクリートを成形用型
    枠に充填して成形するコンクリート二次製品の低騒音充
    填成形装置。
  4. 【請求項4】 セメント等の結合材、水、細骨材、粗骨
    材、所要のシリカヒューム等の微細添加材およびコンク
    リート用化学混和材等からなる生コンクリートの投入調
    整用ホッパーと;成形用型枠に揺動、スライドまたはツ
    イスト、あるいはこれらの二者または三者を混合した運
    動を大ストロークかつ長周期で与える運動付与手段と;
    生コンクリートに硬化促進剤を噴霧、注水あるいは散布
    等して添加する硬化促進剤添加手段と;硬化促進剤を生
    コンクリートに混練する2次混練機能付き生コンクリー
    ト投入機とを備え、所要の運動を与えながら生コンクリ
    ートと硬化促進剤の混練物を成形用型枠に充填して成形
    するコンクリート二次製品の低騒音充填成形装置。
  5. 【請求項5】 生コンクリート投入調整用ホッパーと2
    次混練機能付き生コン投入機の間に硬化促進剤噴霧用の
    スペースを設け、生コンクリート投入調整用ホッパーか
    ら2次混練機能付き生コン投入機に生コンクリートを投
    入する際に、この硬化促進剤噴霧用スペースで噴霧器、
    注水器または散布器で硬化促進剤を噴霧、注水または散
    布し、2次混練機能付き生コンクリート投入機で生コン
    クリートと硬化促進剤を再混練して成形用型枠に充填す
    る請求項1に記載の成形方法。
  6. 【請求項6】 生コンクリートを成形用型枠に投入した
    後、成形用型枠の上部に配置した硬化促進剤噴霧器から
    硬化促進剤を噴霧する、請求項1に記載の成形方法。
  7. 【請求項7】 生コンクリート投入調整用ホッパーから
    2次混練機能付き生コンクリート投入機に生コンクリー
    トを投入した後、硬化促進剤を単独注水、噴霧または散
    布しながら、あるいは高性能減水剤や高性能流動化剤を
    硬化促進剤と同時又はその前後に噴霧、注水または散布
    しながら再混練して、成形用型枠に充填する請求項1に
    記載の成形方法。
  8. 【請求項8】 生コンクリート投入調整用ホッパーから
    ある一定量2次混練機能付き生コンクリート投入機に生
    コンクリートを投入し、投入と同時もしくは投入直後に
    硬化促進剤を注水、噴霧または散布し再混練した後、直
    接またはコンクリートシュートを通して成形用型枠に充
    填する請求項1に記載の成形方法。
  9. 【請求項9】 生コンクリート投入調整用ホッパーから
    ベルトコンベヤに移送されたベルトコンベヤ上の生コン
    クリートに液体状、粉体状あるいはミスト状等の硬化促
    進剤のあらかじめ定められた分量を噴霧または散布し、
    ベルトコンベヤに設けた撹拌装置によって撹拌しながら
    移送して成形用型枠に充填する請求項1に記載の成形方
    法。
  10. 【請求項10】 生コンクリート投入調整用ホッパーか
    らスクリュー内蔵の2次混練機能付き生コンクリート投
    入機に吸い込みされると同時あるいは逐次に、硬化促進
    剤を注水、噴霧または散布し、再混練後に直接あるいは
    コンクリートシュートを流して成形用型枠に充填する請
    求項1に記載の成形方法。
  11. 【請求項11】 生コンクリート投入調整用ホッパーか
    ら円形又はU形の上部密閉型あるいは上部一部開閉型の
    内部水平スクリューコンベヤに上部から液体状、粉体状
    あるいはミスト状等の硬化促進剤のあらかじめ定められ
    た分量を注水あるいは噴霧、散布し、スクリューによっ
    て撹拌、混練しながら成形用型枠に充填する請求項1に
    記載の成形方法。
  12. 【請求項12】 硬化剤が混合された生コンクリートを
    成形用型枠に充填する直前に、コンクリート投入シュー
    ターの下部に取り付けた小型振動機で投入シュートに振
    動を付与して、生コンクリート中の硬化促進剤の分散性
    を高めることを特徴とする請求項2に記載の成形方法。
  13. 【請求項13】 揺動等の運動付与手段を複数基使用
    し、生コンクリートの充填作業を複数回に分けて、1回
    の充填作業を前工程と同様の時間で行い、成形用型枠に
    順次所要の運動を与えながら生コンクリートを充填す
    る、請求項1に記載の成形方法。
  14. 【請求項14】 成形用型枠に揺動、スライドまたはツ
    イスト、あるいはこれらの二者または三者を混合した運
    動を大ストロークかつ長周期で与える運動付与手段を備
    えた成形装置の複数基と、硬化促進剤を生コンクリート
    に混練する2次混練機能付き生コンクリート投入機の複
    数基を対にして設置し、前工程と同じ時間あるいはそれ
    より短時間に成形すること特徴とするコンクリート二次
    製品の低騒音充填成形方法。
  15. 【請求項15】 成形用型枠に揺動、スライドまたはツ
    イスト、あるいはこれらの二者または三者を混合した運
    動を大ストロークかつ長周期で与える運動付与手段を備
    えた成形装置の単基または複数基と、該成形装置と同数
    の硬化促進剤投入撹拌機能付き生コンクリート投入機と
    によって成形ユニットを構成し、該成形ユニットを単ユ
    ニット、並列ユニット等に配置し、生産品目の形状、寸
    法、重量および型枠構造等の条件で定まる、段降し、上
    面かき取り仕上げ、型バラシ、脱型、清掃、剥離剤塗
    布、剥離剤拭取り、鉄筋網・取付部品セット、型組み等
    の各作業時間に対応させるために、自動化ライン、半自
    動化ラインおよび手動化ラインに成形用型枠が流れるラ
    インを区分けし、自動化ラインのタクトを20〜40
    秒、半自動化ラインのタクトを40〜120秒、手動化
    ラインのタクトを120〜300秒とし、さらに養生時
    間を1時間〜4時間に任意に調整することを特徴とする
    コンクリート二次製品の低騒音充填成形方法。
  16. 【請求項16】 成形用型枠に揺動、スライドまたはツ
    イスト、あるいはこれらの二者または三者を混合した運
    動を大ストロークかつ長周期で与える運動付与手段を備
    えた成形装置の複数基と、該成形装置と同数の硬化促進
    剤投入撹拌機能付き生コンクリート投入機を対にして設
    置し、各基に前工程ラインをそれぞれ設け、製品の形
    状、型枠構造、鉄筋の有無、養生時間等によって複数の
    前工程ラインを任意にコントロールすることを特徴とす
    るコンクリート二次製品の低騒音充填成形方法。
  17. 【請求項17】 生コンクリートに添加する硬化促進剤
    の主成分がリチウム、アルミニウム、ガリウム、タリウ
    ムの硫酸塩またはそれらの金属を含む硫酸複塩の一種又
    は2種以上であることを特徴とする請求項2、請求項5
    ないし請求項16に記載の成形方法。
  18. 【請求項18】 生コンクリートに添加する硬化促進剤
    の主成分がリチウム、アルミニウム、ガリウム、タリウ
    ムの硫酸塩またはそれらの金属を含む硫酸複塩の一種又
    は2種以上であることを特徴とする請求項4に記載の成
    形装置。
  19. 【請求項19】 生コンクリートへの硬化促進剤の添加
    と同時、あるいは硬化促進剤の添加前、または硬化促進
    剤の添加後に添加する高性能減水剤、高性能流動化剤、
    高性能AE減水剤、高性能AE流動化剤の主成分が、ア
    ルキルナフタレン、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン
    縮合物、メラミン樹脂スルホン酸塩ホルマリン縮合物、
    リグニンスルホン酸塩、オキシカルボン酸塩、ポリカル
    ボン酸塩、トリメチロールメラミンモノスルホン酸塩縮
    合物、タールのスルホン化物、あるいはこれらの2種以
    上の混合物であることを特徴とする請求項7に記載の成
    形方法。
  20. 【請求項20】 必要に応じて添加される混和材が、カ
    ルシウムアルミネート系の膨張材;急結剤;シリカ質粉
    末、フライアッシュ、ポゾラン、高炉スラグ;水酸化ア
    ルミニウムや硫酸カルシウム、蔗糖、塩化アルミニウ
    ム、ポリ塩化アルミニウム;硫酸アルミニウム、硫酸ア
    ルミニウムアンモニウム等の塩;グルコン酸、クエン
    酸、酒石酸等のオキシカルボン酸、これらのナトリウ
    ム、リチウム、カリウム、ストロンチウム、カルシウム
    の各塩;珪酸アルミナ、珪化ジルコニウム、けいそう
    土、ベントナイト、珪砂、カオリン等であることを特徴
    とする請求項2に記載の成形方法。
  21. 【請求項21】 成形用型枠に充填されたコンクリート
    が養生されて脱型可能な強度を得るための養生時間を1
    時間から4時間に任意に調整するための硬化促進剤の投
    入を、液体状または粉体状のいずれか単独で、あるいは
    液体状と粉体状を最適に組み合わせて行ない、添加量を
    自在にコントロールすることを特徴とする請求項15に
    記載の成形方法。
JP5243673A 1992-09-08 1993-09-03 コンクリ―ト二次製品の低騒音充填成形方法及び装置 Expired - Fee Related JP2527133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5243673A JP2527133B2 (ja) 1992-09-08 1993-09-03 コンクリ―ト二次製品の低騒音充填成形方法及び装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26534792 1992-09-08
JP4-265347 1992-09-08
JP5243673A JP2527133B2 (ja) 1992-09-08 1993-09-03 コンクリ―ト二次製品の低騒音充填成形方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06190820A true JPH06190820A (ja) 1994-07-12
JP2527133B2 JP2527133B2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=26536368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5243673A Expired - Fee Related JP2527133B2 (ja) 1992-09-08 1993-09-03 コンクリ―ト二次製品の低騒音充填成形方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2527133B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296287A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Hitachi Via Mechanics Ltd プリント基板加工機
CN104985673A (zh) * 2015-07-13 2015-10-21 白波 扭王块模具
CN106079098A (zh) * 2016-06-08 2016-11-09 浙江广天重工设备有限公司 一种用于混凝土的固废回收装置
CN111015958A (zh) * 2019-12-17 2020-04-17 关军 一种用于桥梁施工建设的多框混凝土加工设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180321A (en) * 1975-01-09 1976-07-13 Kunio Yamauchi Entojokonkuriito 2 jiseihinno seizohoho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180321A (en) * 1975-01-09 1976-07-13 Kunio Yamauchi Entojokonkuriito 2 jiseihinno seizohoho

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296287A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Hitachi Via Mechanics Ltd プリント基板加工機
CN104985673A (zh) * 2015-07-13 2015-10-21 白波 扭王块模具
CN106079098A (zh) * 2016-06-08 2016-11-09 浙江广天重工设备有限公司 一种用于混凝土的固废回收装置
CN111015958A (zh) * 2019-12-17 2020-04-17 关军 一种用于桥梁施工建设的多框混凝土加工设备
CN111015958B (zh) * 2019-12-17 2021-03-23 杭州金伙伴智能科技有限公司 一种用于桥梁施工建设的多框混凝土加工设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2527133B2 (ja) 1996-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101434913B1 (ko) 프리캐스트 콘크리트 슬래브 패널 제조장치 및 이를 이용한 프리캐스트 슬래브 패널 제조방법
CN108046712A (zh) 一种高强度低回弹率喷射混凝土及其施工工艺
CN106630848B (zh) 一种低频振捣密实混凝土
CN107877684A (zh) 一种能够同时生产多种形状预制件的生产方法
CN105500517A (zh) 一种建筑墙板自动生产线
JP2527133B2 (ja) コンクリ―ト二次製品の低騒音充填成形方法及び装置
JPH10100117A (ja) コンクリート二次製品の製造方法並びにフレッシュコンクリートの品質管理された製造及び施工方法
CN110561590A (zh) 一种基于uhpc的预制构件生产工艺
WO2020015508A1 (zh) 一种针对混凝土孔洞或露筋的处理方法
JPS622962B2 (ja)
CN102837364B (zh) 一种发泡混凝土浆料的群浇注装置及其工作方法
CN209633357U (zh) 轻质组合墙板生产线
JP2660659B2 (ja) コンクリート二次製品の製造方法及び装置
JP2019026540A (ja) 即時脱型方式用のセメント組成物、及び、それを用いたプレキャストコンクリート成型品の製造方法
CN109369055B (zh) 一种复合型早强剂以及利用该早强剂制备的自密实混凝土
CN211054047U (zh) 一种混凝土试样自动制备装置
CN213440371U (zh) 一种便于水泥搅拌的灌装机
CN113800844A (zh) 一种c35自密实混凝土及其制备方法
JP2835926B2 (ja) コンクリート床版の増厚工法
RU2311298C2 (ru) Способ изготовления двухслойного строительного изделия и изделие, изготовленное этим способом
RU56848U1 (ru) Линия по производству бетонных изделий методом вибрационного литья
CN109176861A (zh) 轻质组合墙板生产线
JP2000094411A (ja) コンクリート二次製品の充填成形方法
CN111517713A (zh) 一种低成本高强度c45细石混凝土及其制备方法
CN108409264A (zh) 一种l型预制水磨石装饰挂板的制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees