JPH0618934U - 同軸型感圧センサ用コネクタ - Google Patents

同軸型感圧センサ用コネクタ

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JPH0618934U
JPH0618934U JP6155392U JP6155392U JPH0618934U JP H0618934 U JPH0618934 U JP H0618934U JP 6155392 U JP6155392 U JP 6155392U JP 6155392 U JP6155392 U JP 6155392U JP H0618934 U JPH0618934 U JP H0618934U
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connector
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Abstract

(57)【要約】 【構成】外部電極73と内部電極71とこれらの電極7
1、73の間に配されるとともに加わる圧力により電気
特性が変化する感圧体72とを有する同軸型感圧センサ
7を取り付けるためのコネクタ1であって、上記外部電
極73の拡開された端部73aをこの拡開状態が保持さ
れるように当接させる当接部36a、36bを有するコ
ネクタ本体3と、上記当接部36a、36bに当接され
て拡開状態に保持されている上記端部73aを上記コネ
クタ本体3に止着するための止着手段2とを具備してい
る。 【効果】同軸型感圧センサ7は、コネクタ1に取り付け
られる取り付け部分において外部電極73を介して感圧
体72に不必要な力が加わるのを効果的に防止されるか
ら、感圧体72の感度が良好な状態で使用することがで
き、このために、高感度の圧力検出を行うことができる
とともに、同軸型感圧センサ7のコネクタ1への取り付
けを容易に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外部電極と内部電極とこれらの電極の間に配されるとともに加わる 圧力により抵抗値などの電気特性が変化する感圧体とを有する同軸型感圧センサ を取り付けるためのコネクタに関し、特に、自動車のパワーウィンドウなどの自 動開閉装置において異物の挟み込みを検出するセンサとして上記同軸型感圧セン サを用いる場合に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、本出願人によって特願平1−132470号において提案された感圧 センサを示すものであって、この感圧センサ7は、自動車のパワーウィンドウな どの自動開閉装置において異物の挟み込みを検出する感圧センサとして用いるの に好適である。そして、この感圧センサ7においては、図8に示すように、中心 電極71、外部電極73、これらの電極71、73間に配された感圧体72、お よび、外皮74がほぼ同軸状に配置されている。また、この同軸型感圧センサ7 は、感圧体72として圧力に応じて抵抗値が変化する可変抵抗体を用いたもので ある。したがって、感圧体72の抵抗値は、センサ7に加えられる圧力の関数と して変化するから、感圧体72の抵抗値を測定することによって、センサ7に加 えられる圧力を検出することができる。
【0003】 このように圧力検出のために用いられる図8に示す感圧センサ7の圧力−抵抗 値特性は、一般に図9に示すような曲線で表される。すなわち、感圧センサ7に 加えられる圧力Pと感圧体72の抵抗値Rとの関係は、Nを正の整数とすると、 R∝P-N で表される。なお、図9において、横軸は圧力Pであり、縦軸は抵抗値Rである 。
【0004】 図9から明らかなように、図8に示す感圧センサ7においては、圧力Pが大き くなるにしたがって、抵抗値Rの変化率が小さくなり、圧力Pが小さくなるにし たがって、抵抗値Rの変化率が大きくなる。したがって、圧力Pが大きいときよ りも、圧力Pが小さいときの方が、感圧センサ7の感度は良好である。このため に、感圧センサ7に異物の挟み込みによる圧力が加えられていない平常状態にお いて感圧体72に加わる圧力Pをできるだけ小さくすることにより、感圧センサ 7の感度を良好にすることができる。
【0005】 このような同軸型感圧センサ7から得られる抵抗値に応じた圧力検出信号を圧 力検出回路(図示せず)で検出するために、同軸型感圧センサ7をコネクタに取 り付け、圧力検出回路が設けられたプリント配線基板(図示せず)にこのコネク タを介して感圧センサ7を接続する必要がある。この場合、上記コネクタとして 、同軸型感圧センサ7と類似した構造を有する信号伝送用の同軸ケーブルを取り 付けるコネクタを用いることが考えられる。すなわち、このようなコネクタ9は 、図10に示すように、同軸ケーブルの芯線に電気的に接続されるスリット型電 極92と、同軸ケーブルのシールド線の周囲に圧着してこのシールド線に電気的 に接続されるとともに、同軸ケーブルを保持する環状電極91とを備えている。 したがって、このようなコネクタ9を同軸型感圧センサ7のコネクタとして用い て、同軸型感圧センサ7の外部電極73をコネクタ9の環状電極91に、また、 中心電極71をスリット型電極92にそれぞれ接続することが考えられる。
【0006】 また、図10に示すコネクタを用いるのとは別の方法で同軸型感圧センサ7を 圧力検出回路(図示せず)に接続するために、図11に示すように、同軸型感圧 センサ7の中心電極71および外部電極73にリード線93および94をはんだ 付け95および96によりそれぞれ接続し、これらのリード線93および94を 介して同軸型感圧センサ7を圧力検出回路に接続することも考えられる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図10に示す同軸ケーブル用コネクタ9を同軸型感圧センサ7のコネ クタとして用いる場合には、コネクタ9の環状電極91が、外部電極73、感圧 体72および中心電極71を共締めすることになる。したがって、感圧体72に 大きな圧力が加わるから、図9に基づいて説明したように感圧体の感度が良好で ある圧力Pが小さい状態では使用できず、このために、高感度の圧力検出を行う ことができないという不都合が生じる。
【0008】 また、図11に示すように、リード線93および94をはんだ付け95および 96により同軸型感圧センサ7に直接接続した場合には、リード線93および9 4の引き回し状態によっては、リード線93および94から外部電極73を介し て感圧体72に不必要な圧力が加わる恐れがある。さらには、はんだ付け95お よび96を必要とするために、作業性が悪いという問題もある。
【0009】 本考案は、上述した課題を解決するために考案されたものであって、同軸型感 圧センサをコネクタに取り付けた取り付け部分において感圧センサの感圧体に不 必要な圧力が加わるのを防止することにより、高感度の圧力検出を行い得るよう にするとともに、同軸型感圧センサを容易に取り付けることができる同軸型感圧 センサ用コネクタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、外部電極と内部電極とこれらの電極の間に配されるとともに加わる 圧力により抵抗値などの電気特性が変化する感圧体とを有する同軸型感圧センサ を取り付けるためのコネクタであって、上記外部電極の拡開された端部をこの拡 開状態が保持されるように当接させる当接部を有するコネクタ本体と、上記当接 部に当接されて拡開状態に保持されている上記端部を上記コネクタ本体に止着す るための止着手段と、上記止着状態において上記外部電極が接続される外部電極 接続用電極と、上記止着状態において上記内部電極が接続される内部電極接続用 電極とをそれぞれ具備している。
【0011】 なお、本考案による同軸型感圧センサ用コネクタは、このコネクタに1本の同 軸型感圧センサを取り付けるとともに、このコネクタの外部電極接続用電極およ び内部電極接続用電極にそれぞれリード線を接続したり、これらの電極をプリン ト配線基板などの別の電気装置に直接接続したりする場合に用いて好適である。 また、これと同時に、本考案による同軸型感圧センサ用コネクタは、このコネク タに2本の同軸型感圧センサを共通に接続することにより、これら2本の感圧セ ンサを上記コネクタにより中継する場合にも用いることができる。
【0012】 そして、この後者の場合には、本考案による上記同軸型感圧センサ用コネクタ において、上記コネクタ本体は、第1の同軸型感圧センサの第1の外部電極の拡 開された第1の端部をこの拡開状態が保持されるように当接させる第1の当接部 と、第2の同軸型感圧センサの第2の外部電極の拡開された第2の端部をこの拡 開状態が保持されるように当接させる第2の当接部とそれぞれを有し、上記止着 手段は、上記第1および第2の同軸型感圧センサの上記第1および第2の当接部 にそれぞれ当接される上記第1および第2の端部を上記コネクタ本体にそれぞれ 止着するように構成され、上記外部電極接続用電極は、上記止着状態において上 記第1および第2の同軸型感圧センサの上記第1および第2の外部電極が共通に 接続されるように構成され、上記内部電極接続用電極は、上記止着状態において 上記第1および第2の同軸型感圧センサの第1および第2の内部電極が共通に接 続されるように構成されている。
【0013】
【作用】
本考案によるコネクタによれば、同軸型感圧センサの外部電極の拡開された端 部は、この拡開状態が保持されるようにコネクタ本体の当接部に当接されて、止 着手段によりコネクタ本体に止着される。したがって、同軸型感圧センサは、コ ネクタに取り付けられる取り付け部分において外部電極を介して感圧体に不必要 な力が加わるのを効果的に防止される。
【0014】 また、同軸型感圧センサの外部電極の端部を拡開し、この拡開された外部電極 の端部をこの拡開状態が保持されるようにコネクタ本体の当接部に当接させ、上 記端部を止着手段によりコネクタ本体に着止し、この際、同軸型感圧センサの外 部電極および内部電極をコネクタの外部電極接続用電極および内部電極接続用電 極にそれぞれ接続させることにより、コネクタに同軸型感圧センサを取り付ける ことができる。
【0015】 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】
【実施例】
図1〜図5は、本考案の第1の実施例による同軸型感圧センサ用コネクタを示 すものであって、このコネクタは、1本の同軸型感圧センサが取り付けられるよ うに構成されている。そして、1本の同軸型感圧センサが取り付けられたコネク タには、さらにリード線が接続されるか、あるいは、プリント配線基板などの別 の電気装置が直接接続される。
【0017】 なお、図1〜5において、図8と共通の部分には、これと同一の符号を付して その説明を省略する。
【0018】 この第1の実施例による同軸型感圧センサ用コネクタは、図1および図2に示 すように、外部電極40および内部電極50がそれぞれ設けられたコネクタ本体 3と、図8に示す感圧センサ7の外部電極73の端部73aをコネクタ本体3に 止着するためにこのコネクタ本体3に着脱自在に取り付けられる止着用筒体2と を具備している。
【0019】 コネクタ本体3は、合成樹脂などの電気絶縁材から成形されたものであって、 ほぼ円柱形状の部分3aとこの円柱形状部分3aに連なる先細りでほぼ円錐台形 状の部分3bとから構成されている。したがって、コネクタ本体3の外周面は、 ほぼ円柱面の部分36aとこの円柱面部分36aに連なる先細りでほぼ円錐台面 の部分36bとから構成されている。また、円柱面部分36aの円錐台面部分3 6b側の端部には、断面がほぼV字状の環状溝35が形成されている。
【0020】 円柱形状部分3aの外側端面には、ほぼ直方体形状の電極挿入孔38が設けら れている。また、円錐台形状部分3bの外側端面には、すり鉢状の凹部34が設 けられ、この凹部34の底面には、同軸型感圧センサ7の感圧体72と直径がほ ぼ同一の円形平面33が形成されている。そして、コネクタ本体3にその軸心に 沿って形成された細孔37は、円形平面33と電極挿入孔38の底面との間を貫 通してコネクタ本体3内を延びている。
【0021】 円柱形状部分3aには、キャップ状の外部電極40がこの円柱形状部分3aの 外側端面から嵌装されている。そして、この外部電極40には、上記外側端面に 当接される円形頭部43の中央部分に形成されこの円形頭部43よりも小径の円 形開口39と、この円形開口39の外周囲の一端から立上った接続端子41とが 設けられている。なお、外部電極40は、金属パイプを絞り加工することにより 形成されているが、銅線などから成る金網体を円筒形状に成形したのから形成し てもよい。
【0022】 コネクタ本体3の電極挿入孔38には、この電極挿入孔38の横断面とその横 断面の輪郭がほぼ同形で断面ほぼコ字状の内部電極50が挿入固定されている。 また、この内部電極50には、外方に突出した接続端子51と、内部電極50の 長さ方向に若干ずれた状態で互いにほぼ対向する接片部52、53とが設けられ ている。なお、内部電極用接続端子51は、外部電極用接続端子52よりも長く してあるが、その理由は、両者の識別を容易にするためであって、色彩などによ り容易に識別し得るようにしてもよい。また、接片部52、53を内部電極50 の長さ方向に若干ずらした理由は、感圧センサ7の中心電極71をこれらの接片 部52、53の間にスムーズに圧入し得るようにするためである。さらに、接片 部52、53は、内部電極50に半抜きのプレス加工を施すことにより形成され ているが、内部電極50の先端に2つの突片を一体に形成してこれらの突片を折 り曲げることなどにより形成してもよい。
【0023】 止着用筒体2は、合成樹脂などの電気絶縁材料、金属材料などからほぼ円筒形 状に形成されたものであって、その一端側には、外部電極40の環状くびれ部4 2に嵌合する環状突起部22が設けられている。また、止着用筒体2の他端側に は、この筒体2の軸心方向に延びる一対の係合片部23、24が互いに対向した 状態で設けられ、これらの係合片部23、24には、外部電極40の円形頭部4 3(換言すれば、円柱形状部分3aの外側端面)に係合する円弧状突起部26、 27が設けられている。さらに、止着用筒体2には、係合片部23、24の両側 端に沿ってこの筒体2の軸心方向に延びる切り込み25が設けられているから、 係合片部23、24は、筒体2の径方向に変形し易くなっている。
【0024】 上述のように構成されたコネクタ1に図8に示す同軸型感圧センサ7を取り付 けるには、まず、図3に示すように、止着用筒体2に感圧センサ7の端部を挿入 すると共に、感圧センサ7の端部を外部電極73、中心電極71、感圧体72お よび外皮74の順に次第に短かくし(図4参照)かつ通常はメッシュ状の外部電 極73の端部73aをほぼ円錐形状に拡開する。
【0025】 次いで、図4に示すように、中心電極71に細孔37を貫通させてこの中心電 極71を内部電極50の一対の接片部52、53の間に圧入するとともに、感圧 体72をすり鉢状凹部34に導入してその先端面を円形平面33に軽く当接させ て位置決めし、さらに、ほぼ円錐形状に拡開された外部電極73の端部73aを 円錐台面部分36bに当接させるとともに円柱面部分36aに外部電極40を介 して当接させ、この際、外部電極73の端部73aの先端を外部電極40の円形 頭部43に接触させる。
【0026】 次いで、図4に示すように、止着用筒体2を感圧センサ7に沿ってかつコネク タ本体3に向って移動させて、係合片部23、24の円弧状突起部26、27を 外部電極40の円形頭部43に係止させるとともに、嵌合突起部22を環状くび れ部42に嵌合させる。
【0027】 上述のようにすれば、図4に示すように感圧センサ7をコネクタ1に取り付け ることができる。そして、この場合、接続端子41、51にそれぞれリード線を 接続し、これらのリード線をプリント配線基板(図示せず)に接続するか、ある いは、接続端子41、51をプリント配線基板のリード挿通孔に挿通させてプリ ント配線基板に直接接続すれば、このプリント配線基板に設けた圧力検出回路に 感圧センサ7を接続することができる。
【0028】 なお、図1〜5に示す感圧センサ7によれば、感圧センサ7をコネクタ1に取 付けるのにはんだ付けなどの工程を必要としないから、作業性に優れ、また、上 記取り付けの場合とは逆の操作を行うことにより、コネクタ1から感圧センサ7 を簡単に取り外すことができる。
【0029】 また、図4に示すように感圧センサ7がコネクタ1に取り付けられた状態では 、すり鉢状凹部34と感圧センサ7の外部電極73と感圧体72との間に空間S が形成される。したがって、図5に示すように感圧センサ7の端部がコネクタ1 に対して傾いても、感圧体72と外部電極73との接触を効果的に防止すること ができる。
【0030】 図6および7は、本考案の第2の実施例による同軸型感圧センサ用コネクタを 示すものであって、このコネクタは、互いに対向して同軸状に配された2本の同 軸型感圧センサが共通に取付けられて、これら2本の感圧センサが上記コネクタ により中継されるように構成されている。
【0031】 なお、図6および7において、図1〜5と共通の部分には、これと同一の符号 を付してその説明を省略する。
【0032】 この第2の実施例による同軸型感圧センサ用コネクタは、基本的には、図1〜 5に示すコネクタを一対用意し、これらのコネクタの円柱形状部分3aを円形頭 部43の側で互いに対向させて一本化したものである。したがって、図6および 7に示すコネクタ8のコネクタ本体3は、その中央部分にある円柱形状部分3a とその両端部分にある一対の円錐台形状部分3bとからほぼ紡錘形状に構成され ている。また、円柱形状部分3aには、止着用筒体2の円弧状突起部26、27 が係合する環状係合溝81が設けられている。
【0033】 コネクタ8の円柱形状部分3aの内部には、一対の感圧センサ7に共通な内部 電極50が設けられ、一対の感圧センサ7の一対の中心電極71は、この内部電 極50を介して互いに電気的に接続されるようになっている。また、コネクタ8 の外部電極40も、一対の感圧センサ7に共通であって、図1および2に示す外 部電極40を一対用意し、これら一対の外部電極40を円形頭部43の側で互い に一体に結合した形状に構成され、この結合部分に環状係合溝81に嵌合する環 状くびれ部76が形成されている。そして、一対の感圧センサ7の一対の外部電 極73は、このコネクタの外部電極40を介して互いに電気的に接続されるよう になっている。
【0034】 一対の止着用筒体2は、互いに90度ずれた状態でコネクタ本体3に嵌装され て、一方の筒体2の一対の係合片部23、24と他方の筒体2の係合片部23、 24とが互い違いに配されるようになっている。
【0035】 なお、この第2の実施例においては、2本の同軸型感圧センサ7のそれぞれの 端部を互いに対向するように同軸状に配してコネクタ8により中継するようにし た。しかし、コネクタ本体3、外部電極40および内部電極50をそれらの中央 部分で直角に屈曲させた構成にすれば、2本の感圧センサ7のそれぞれの端部を 互いに直角に配して中継することができる。また、コネクタ本体3、外部電極4 0および内部電極50をそれぞれコ字状に屈曲された構成にすれば、2本の感圧 センサ7のそれぞれの端部を互いに平行にかつ同方向に並べた状態でコネクタ8 により中継することができる。
【0036】 以上に述べた第1および第2の実施例においては、感圧センサ7の外部電極7 3の拡開された端部73aをこの拡開状態が保持されるように当接させるコネク タ本体3の当接部を円錐台面部分36bと円柱面部分36aとから構成したが、 何れか一方のみから構成してもよく、また、円錐台面部分36bは、多角錐台面 などの他の錐台面形状であってもよく、さらに、円柱面部分36aは、多角柱面 形状などの他の柱面形状であってもよい。
【0037】 また、第1および第2の実施例においては、コネクタ本体3は、ブロック状の ものから構成したが、同筒状のものから構成し、その径方向の一部分にプレート 状の外部電極40を嵌め込んだものでもよい。
【0038】 また、第1および第2の実施例においては、止着用筒体2を円筒状に構成した が、必ずしも円筒状などの閉ループ状である必要はなく、例えば断面がコ字状の 止着体として、コネクタ本体3にその側方から嵌合させるようにしてもよい。
【0039】 また、第1および第2の実施例においては、感圧センサ7の感圧体72の先端 面をコネクタ本体3のすり鉢状凹部34の円形平面33に軽く当接させて位置決 めするようにしたが、外部電極73および中心電極71の一方または両方の位置 保持のみにより感圧センサ7を位置決めするようにしてもよい。
【0040】
【考案の効果】
本考案によるコネクタによれば、同軸型感圧センサの外部電極の拡開された端 部は、この拡開状態が保持されるようにコネクタ本体の当接部に当接されて、止 着手段によりコネクタ本体に止着される。したがって、同軸型感圧センサは、コ ネクタに取り付けられる取り付け部分において外部電極を介して感圧体に不必要 な力が加わるのを効果的に防止されるから、図9に基づいて説明したように感圧 体の感度が良好である圧力Pが小さい状態で使用することができ、このために、 高感度の圧力検出を行うことができる。
【0041】 また、同軸型感圧センサの外部電極の端部を拡開し、この拡開された外部電極 の端部をこの拡開状態が保持されるようにコネクタ本体の当接部に当接させ、上 記端部を止着手段によりコネクタ本体に止着し、この際、同軸型感圧センサの外 部電極および内部電極をコネクタの外部電極接続用電極および内部電極接続用電 極にそれぞれ接続させることにより、コネクタに同軸型感圧センサを取り付ける ことができる。したがって、同軸型感圧センサのコネクタへの取り付けを容易に 行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例による同軸型感圧センサ
用コネクタの分解斜視図である。
【図2】図1に示すコネクタの分解縦断面図である。
【図3】図1に示すコネクタに同軸型感圧センサを取り
付けるときの斜視図である。
【図4】図1に示すコネクタに同軸型感圧センサを取り
付けた状態の従断面図である。
【図5】同軸型感圧センサがコネクタに対して傾いた状
態における図4と同様の縦断面図である。
【図6】本考案の第2の実施例による同軸型感圧センサ
用コネクタに一対の同軸型感圧センサを取付けた状態の
正面図である。
【図7】図6に示すコネクタおよび同軸型感圧センサの
一部分を切り欠いた状態の斜視図である。
【図8】本考案の第1および第2の実施例による同軸型
感圧センサ用コネクタに用いられる従来公知の同軸型感
圧センサの斜視図である。
【図9】図8に示す同軸型感圧センサの特性図である。
【図10】図8に示す同軸型感圧センサを従来公知の同
軸ケーブル用コネクタに取り付けた状態の斜視図であ
る。
【図11】図8に示す同軸型感圧センサに従来公知の方
法によりリード線を接続した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 同軸型感圧センサ用コネクタ 2 止着用筒体 3 コネクタ本体 7 同軸型感圧センサ 8 同軸型感圧センサ用コネクタ 36a 円柱面部分 36b 円錐台面部分 40 外部電極 50 内部電極 71 内部電極 72 感圧体 73 外部電極 73a 端部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部電極と内部電極とこれらの電極の間に
    配されるとともに加わる圧力により電気特性が変化する
    感圧体とを有する同軸型感圧センサを取り付けるための
    コネクタであって、 上記外部電極の拡開された端部をこの拡開状態が保持さ
    れるように当接させる当接部を有するコネクタ本体と、 上記当接部に当接されて拡開状態に保持されている上記
    端部を上記コネクタ本体に止着するための止着手段と、 上記止着状態において上記外部電極が接続される外部電
    極接続用電極と、 上記止着状態において上記内部電極が接続される内部電
    極接続用電極とをそれぞれ具備することを特徴とする同
    軸型感圧センサ用コネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の同軸型感圧センサ用コネ
    クタにおいて、 上記コネクタ本体は、第1の同軸型感圧センサの第1の
    外部電極の拡開された第1の端部をこの拡開状態が保持
    されるように当接させる第1の当接部と、第2の同軸型
    感圧センサの第2の外部電極の拡開された第2の端部を
    この拡開状態が保持されるように当接させる第2の当接
    部とそれぞれを有し、 上記止着手段は、上記第1および第2の同軸型感圧セン
    サの上記第1および第2の当接部にそれぞれ当接される
    上記第1および第2の端部を上記コネクタ本体にそれぞ
    れ止着するように構成され、 上記外部電極接続用電極は、上記止着状態において上記
    第1および第2の同軸型感圧センサの上記第1および第
    2の外部電極が共通に接続されるように構成され、 上記内部電極接続用電極は、上記止着状態において上記
    第1および第2の同軸型感圧センサの第1および第2の
    内部電極が共通に接続されるように構成されていること
    を特徴とする同軸型感圧センサ用コネクタ。
JP6155392U 1992-08-07 1992-08-07 同軸型感圧センサ用コネクタ Pending JPH0618934U (ja)

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JP6155392U JPH0618934U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 同軸型感圧センサ用コネクタ

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JP6155392U JPH0618934U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 同軸型感圧センサ用コネクタ

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JPH0618934U true JPH0618934U (ja) 1994-03-11

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JP6155392U Pending JPH0618934U (ja) 1992-08-07 1992-08-07 同軸型感圧センサ用コネクタ

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JP (1) JPH0618934U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058022A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Mitsuba Corp 接触センサ

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JPS5744980A (en) * 1980-07-03 1982-03-13 Uiriamu Taiarii Kurisutofua Coaxial cable connector
JPH02309222A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Riken Corp 感圧センサ
JPH03152887A (ja) * 1989-09-08 1991-06-28 Viacom Internatl Inc 同軸ケーブルコネクタ及びその組立方法

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