JPH0618918Y2 - 収納ケース - Google Patents
収納ケースInfo
- Publication number
- JPH0618918Y2 JPH0618918Y2 JP15989387U JP15989387U JPH0618918Y2 JP H0618918 Y2 JPH0618918 Y2 JP H0618918Y2 JP 15989387 U JP15989387 U JP 15989387U JP 15989387 U JP15989387 U JP 15989387U JP H0618918 Y2 JPH0618918 Y2 JP H0618918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- opening surface
- storage case
- container
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は収納ケースに関するもので、より具体的には収
納物を格納する容器本体とこれに外嵌する枠体及び容器
本体内に格納される中具より成る収納ケースに関するも
のである。
納物を格納する容器本体とこれに外嵌する枠体及び容器
本体内に格納される中具より成る収納ケースに関するも
のである。
《従来の技術》 従来、収納ケースは一般に上端に開口面を形成した収納
物の出し入れが自在な箱状の容器本体と、その開口面を
塞蓋する蓋体を開閉自在に嵌着して成り、この収納ケー
スに格納した収納物を取り出すには蓋体を開放して容器
本体の開口面を下方に向け、収納物全部を一旦容器本体
の開口面より突出させてから任意の物を選び取り出して
いる。
物の出し入れが自在な箱状の容器本体と、その開口面を
塞蓋する蓋体を開閉自在に嵌着して成り、この収納ケー
スに格納した収納物を取り出すには蓋体を開放して容器
本体の開口面を下方に向け、収納物全部を一旦容器本体
の開口面より突出させてから任意の物を選び取り出して
いる。
《考案が解決しようとする問題点》 しかし、上記のような収納ケースでは、収納物を取り出
すために容器本体開口面を下方に向けた時に収納物が開
口面より落下しやすい。そして任意の収納物を選ぶ間、
開口面より突出した収納物全部を手で持つか支えていな
ければならず煩しいところである。また、蓋体を容器本
体より取り外す場合、蓋体を紛失したり、見失ったりし
がちである。
すために容器本体開口面を下方に向けた時に収納物が開
口面より落下しやすい。そして任意の収納物を選ぶ間、
開口面より突出した収納物全部を手で持つか支えていな
ければならず煩しいところである。また、蓋体を容器本
体より取り外す場合、蓋体を紛失したり、見失ったりし
がちである。
本考案は、上記のような問題点に鑑みてなされ、その目
的は収納ケース内の収納物を取り出すために、容器本体
の開口面を上方に向けたままでも収納物を突出させて、
任意の物を選び出すことができ、しかも蓋体を容器本体
より取り外すことなしに開放できるような収納ケースを
提供するにある。
的は収納ケース内の収納物を取り出すために、容器本体
の開口面を上方に向けたままでも収納物を突出させて、
任意の物を選び出すことができ、しかも蓋体を容器本体
より取り外すことなしに開放できるような収納ケースを
提供するにある。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成すべく本考案では前面に開口面を形成し
た略箱状の容器本体と該容器本体の周縁を囲むようにし
て外嵌する略矩形の枠体および該容器本体内に格納され
る略Ｕ字状の中具より成り、該容器本体の一対の対向す
る側面にはそれぞれ前後方向に沿って延長する溝孔を形
成し、該中具の外側面上にそれぞれ一体的に突起を形成
し、該突起を先端部が若干突出するように該溝孔内に摺
動自在に陥入し、該容器本体周縁に該枠体を外嵌すると
ともに該突起を該枠体の相対向する内側面に回動自在に
嵌合し、該容器本体を該枠体に対して回転させて該開口
面を開放し、該中具を前方に摺動させることによって該
容器本体内に格納した収納物を該開口面より突出するよ
うにしてなるのである。
た略箱状の容器本体と該容器本体の周縁を囲むようにし
て外嵌する略矩形の枠体および該容器本体内に格納され
る略Ｕ字状の中具より成り、該容器本体の一対の対向す
る側面にはそれぞれ前後方向に沿って延長する溝孔を形
成し、該中具の外側面上にそれぞれ一体的に突起を形成
し、該突起を先端部が若干突出するように該溝孔内に摺
動自在に陥入し、該容器本体周縁に該枠体を外嵌すると
ともに該突起を該枠体の相対向する内側面に回動自在に
嵌合し、該容器本体を該枠体に対して回転させて該開口
面を開放し、該中具を前方に摺動させることによって該
容器本体内に格納した収納物を該開口面より突出するよ
うにしてなるのである。
《実施例》 以下に本考案の好適な実施例について添附図面を参照に
して説明する。
して説明する。
本考案に係る収納ケースは第１図に示すような箱状の容
器本体１と、容器本体１内において収納物２を支持する
中具３と、容器本体１に外嵌する矩形の枠体４より構成
する。
器本体１と、容器本体１内において収納物２を支持する
中具３と、容器本体１に外嵌する矩形の枠体４より構成
する。
容器本体１の前面には開口面５を形成し、左右の側面に
は中央部より前方に水平に延長して一対の対向する溝孔
６−６を形成している。
は中央部より前方に水平に延長して一対の対向する溝孔
６−６を形成している。
中具３は対向する側板３ａ−３ａと底板３ｂを一体的に
形成して略Ｕ字形とし、その高さは容器本体１内の高さ
と略等しく、前後方向の長さは容器本体１内の前後方向
の長さの略半分として、容器本体内の前後方向に摺動自
在に密嵌するように形成し、中具３の対向する側板３ａ
−３ａの前端部には外方に水平に突出する突起７−７を
形成している。突起７−７は、中具３を容器本体１内部
に収納したときに、内側から外側へ突出して溝孔６−６
に前後方向に摺動自在に係合し、その先端が溝孔６−６
から外方へ突出し、突出した部分は、枠体４の肉厚と略
同寸となっている。
形成して略Ｕ字形とし、その高さは容器本体１内の高さ
と略等しく、前後方向の長さは容器本体１内の前後方向
の長さの略半分として、容器本体内の前後方向に摺動自
在に密嵌するように形成し、中具３の対向する側板３ａ
−３ａの前端部には外方に水平に突出する突起７−７を
形成している。突起７−７は、中具３を容器本体１内部
に収納したときに、内側から外側へ突出して溝孔６−６
に前後方向に摺動自在に係合し、その先端が溝孔６−６
から外方へ突出し、突出した部分は、枠体４の肉厚と略
同寸となっている。
枠体４は容器本体１の前後板および左右側板からなる外
周に外嵌できるように形成し、枠体の左右側板の略中央
部に小孔を穿設して一対の対向する軸支部８−８を形成
し、また、枠体４の上下の長さは、容器本体１の外周に
枠体４が外嵌しているとき、容器本体１の上下面が枠体
４の縁部と無段状となるような設定となっている。
周に外嵌できるように形成し、枠体の左右側板の略中央
部に小孔を穿設して一対の対向する軸支部８−８を形成
し、また、枠体４の上下の長さは、容器本体１の外周に
枠体４が外嵌しているとき、容器本体１の上下面が枠体
４の縁部と無段状となるような設定となっている。
以上のような構成より、容器本体１の開口面５から中具
３を底面３ｂが容器本体１内後方部に位置するように、
容器本体１内部に収納して、突起７−７を溝孔６−６に
係合し、枠体４を容器本体１に外嵌して突起７−７を軸
支部８−８に嵌合して収納ケースの組立が完了する。
３を底面３ｂが容器本体１内後方部に位置するように、
容器本体１内部に収納して、突起７−７を溝孔６−６に
係合し、枠体４を容器本体１に外嵌して突起７−７を軸
支部８−８に嵌合して収納ケースの組立が完了する。
この収納ケースは、容器本体１の内部に収納した中具３
の突起７−７が、容器本体１の溝孔６−６に前後方向に
摺動自在に係合し、さらに容器本体１に外嵌する枠体４
の軸支部８−８に回動自在に嵌合しているため、突起７
−７により容器本体が枠体に対して回動自在となり、中
具３は容器本体１内で溝孔６−６に沿って前後方向に摺
動可能に収納してあり枠体４を容器本体１の溝孔６−６
に沿って摺動させることにより、中具３を摺動させるこ
とができる。
の突起７−７が、容器本体１の溝孔６−６に前後方向に
摺動自在に係合し、さらに容器本体１に外嵌する枠体４
の軸支部８−８に回動自在に嵌合しているため、突起７
−７により容器本体が枠体に対して回動自在となり、中
具３は容器本体１内で溝孔６−６に沿って前後方向に摺
動可能に収納してあり枠体４を容器本体１の溝孔６−６
に沿って摺動させることにより、中具３を摺動させるこ
とができる。
この収納ケースに収納物２を収納して容器本体１に枠体
４が外嵌している状態を第２図に示す。この状態では、
容器本体１の開口面５は枠体４により閉蓋されている。
使用に際しては、第２図の状態より、枠体４を片手で持
ち、もう片方の手で容器本体１の後方向を上面より押し
て下げるか、または開口面５側の前方部を下面より押し
上げるかすると、枠体４に対して容器本体１が回転し
て、第３図に示すように、開口面５が開放された状態と
なる。次に第３図の状態から容器本体１を容器本体１の
後方側に引くか、または枠体４を開口面５の方向に押す
と中具３が開口面５方向に移動するとともに中具３の底
面３ｂに保持された収納物２が開口面５から突出され
る。
４が外嵌している状態を第２図に示す。この状態では、
容器本体１の開口面５は枠体４により閉蓋されている。
使用に際しては、第２図の状態より、枠体４を片手で持
ち、もう片方の手で容器本体１の後方向を上面より押し
て下げるか、または開口面５側の前方部を下面より押し
上げるかすると、枠体４に対して容器本体１が回転し
て、第３図に示すように、開口面５が開放された状態と
なる。次に第３図の状態から容器本体１を容器本体１の
後方側に引くか、または枠体４を開口面５の方向に押す
と中具３が開口面５方向に移動するとともに中具３の底
面３ｂに保持された収納物２が開口面５から突出され
る。
また、図には示さなかったが第４図のように開口面５か
ら収納物２が突出している状態から枠体を任意の位置ま
で回転して、容器本体を枠体が支えて立てて置くことが
可能である。
ら収納物２が突出している状態から枠体を任意の位置ま
で回転して、容器本体を枠体が支えて立てて置くことが
可能である。
《効果》 以上のように本考案に係る収納ケースによれば収納ケー
スの容器本体外周に外嵌する枠体に対して容器本体を回
転して収納物の出し入れが自在な開口面を開放し、その
後容器本体内に収納した中具を容器本体開口面側に摺動
して、開口面より収納物を突出させるので、収納物を突
出させるために容器本体を下に向ける必要もなくなり、
収納物の落下が防げる。また開口面を開放する際に、枠
体を取り外さないので、紛失したり、見失ったりするこ
ともなくなる。
スの容器本体外周に外嵌する枠体に対して容器本体を回
転して収納物の出し入れが自在な開口面を開放し、その
後容器本体内に収納した中具を容器本体開口面側に摺動
して、開口面より収納物を突出させるので、収納物を突
出させるために容器本体を下に向ける必要もなくなり、
収納物の落下が防げる。また開口面を開放する際に、枠
体を取り外さないので、紛失したり、見失ったりするこ
ともなくなる。
第１図は本考案に係る収納ケースの各部品の斜視図、第
２図は容器本体の開口面を閉じた携帯時の状態を示す斜
視図、第３図は容器本体を回転させ、開口面を開いた状
態を示す斜視図、第４図は容器本体または枠体を摺動さ
せ、開口面から収納物を露出させた状態の斜視図であ
る。 １……容器本体、２……収納物 ３……中具、４……枠体 ５……開口面、６……溝孔 ８……突起
２図は容器本体の開口面を閉じた携帯時の状態を示す斜
視図、第３図は容器本体を回転させ、開口面を開いた状
態を示す斜視図、第４図は容器本体または枠体を摺動さ
せ、開口面から収納物を露出させた状態の斜視図であ
る。 １……容器本体、２……収納物 ３……中具、４……枠体 ５……開口面、６……溝孔 ８……突起
Claims (1)
- 【請求項１】前面に開口面を形成した略箱状の容器本体
と該容器本体の周縁を囲むようにして外嵌する略矩形の
枠体および該容器本体内に格納される略Ｕ字状の中具よ
り成り、該容器本体の一対の対向する側面にはそれぞれ
前後方向に沿って延長する溝孔を形成し、該中具の外側
面上にそれぞれ一体的に突起を形成し、該突起を先端部
が若干突出するように該溝孔内に摺動自在に陥入し、該
容器本体周縁に該枠体を外嵌するとともに該突起を該枠
体の相対向する内側面に回動自在に嵌合し、該容器本体
を該枠体に対して回転させて該開口面を開放し、該中具
を前方に摺動させることによって該容器本体内に格納し
た収納物を該開口面より突出するようにしてなることを
特徴とする収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15989387U JPH0618918Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15989387U JPH0618918Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 収納ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0166351U JPH0166351U (ja) | 1989-04-27 |
| JPH0618918Y2 true JPH0618918Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31441494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15989387U Expired - Lifetime JPH0618918Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | 収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618918Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2871450B1 (fr) * | 2004-06-14 | 2006-09-22 | Valois Sas | Dispositif de distribution de produit fluide |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP15989387U patent/JPH0618918Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0166351U (ja) | 1989-04-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0618918Y2 (ja) | 収納ケース | |
| JP2741477B2 (ja) | カップホルダー付収納装置 | |
| JPH0318343Y2 (ja) | ||
| JPH053151Y2 (ja) | ||
| JP2556274Y2 (ja) | 容 器 | |
| JPH0121607Y2 (ja) | ||
| JPH053150Y2 (ja) | ||
| JP3676461B2 (ja) | コンパクト容器 | |
| JPH0621373Y2 (ja) | 薄型化粧用パレット | |
| JPH058897Y2 (ja) | ||
| JPH069960Y2 (ja) | 蓋付き容器 | |
| JPH08150013A (ja) | 化粧用コンパクト容器 | |
| JPH0420780Y2 (ja) | ||
| JP2547438Y2 (ja) | 裁縫箱 | |
| JPH0331209Y2 (ja) | ||
| JPS635601Y2 (ja) | ||
| JPH0137914Y2 (ja) | ||
| JPH0719374Y2 (ja) | 化粧用コンパクト容器 | |
| JPH077845Y2 (ja) | 天押しコンパクト | |
| JPH0331208Y2 (ja) | ||
| JPH0223017Y2 (ja) | ||
| JPS6326086Y2 (ja) | ||
| JPH0586Y2 (ja) | ||
| JPS6211528Y2 (ja) | ||
| JPH0538664Y2 (ja) |