JPH058897Y2 - - Google Patents

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JPH058897Y2
JPH058897Y2 JP4226888U JP4226888U JPH058897Y2 JP H058897 Y2 JPH058897 Y2 JP H058897Y2 JP 4226888 U JP4226888 U JP 4226888U JP 4226888 U JP4226888 U JP 4226888U JP H058897 Y2 JPH058897 Y2 JP H058897Y2
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JP
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inner plate
plate
protrusion
plate locking
locking
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JP4226888U
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アイシヤドー、頬紅、口紅などの多
種多様な化粧料を中皿に小分けして収納するコン
パクト容器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、アイシヤドー、頬紅、口紅などの化粧
料を容れるコンパクト容器は、これら異種の化粧
料を中皿に小分けして収納し、中皿の交換により
異種の化粧料や色違いの化粧料などを種々に入れ
換えて使用される。
このため、コンパクト容器は中皿の交換が容易
に行えることが望ましく、中皿の交換が容易に行
えるコンパクト容器として、たとえば、第3図に
示すように、容器本体1の内低2に中皿係止板3
0を立設し、各中皿係止板30の外側面上端に突
条32を突設するとともに、中皿係止板30間に
嵌合される中皿60の両側壁上端縁に中皿係止板
30を被嵌する鍔縁61を垂設して、鍔縁61内
側面下端に突条62を突設し、鍔縁61に設けた
突条62を、中皿係止板30に設けた突条32に
係合して中皿60を容器本体1に取り外し自在に
係止するものが考えられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この種のコンパクト容器では、中皿
60を交換する際、中皿60の鍔縁61に設けた
突条62と、中皿係止板30に設けた突条32と
を強制的に係合させたり、取り外したりしなけれ
ばならないため、いまひとつ中皿の交換が充分円
滑に行えず、またプラスチツク成形により、容器
本体1の内底2に立設した中皿係止板30に突条
32を設けなければならないため、金型が複雑に
なり、コストが高くなるなどの難点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、かかる欠点を除去するため種々検討
を行つた結果なされたもので、容器本体の内底
に、中皿を両側から挟持する中皿係止板を揺動可
能に立設し、この中皿係止板間に挟持される中皿
の中皿係止板間の距離よりやや大きくした両側壁
上端縁に中皿係止板を被嵌する鍔縁を垂設し、鍔
縁の内側面下端に突条を突設して、この突条を中
皿係止板間に挟持される中皿の両側壁により外側
に揺動傾斜する中皿係止板上端縁で係止すること
によつて、中皿の取りつけ、取り外しが容易で、
中皿の交換が円滑に行えるようにし、簡単な構造
で安価に製造できるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
第1図および第2図において、1は容器本体で
あり、内底2に2対の中皿係止板3を立設してい
る。この中皿係止板3は揺動可能な弾性板からな
り、さらに上半部をスリツト4で3分割して上半
部31が揺動しやすいようにしている。5は各中
皿係止板3の対抗面側に近接して容器本体1の内
底2上に配設された中皿受け台である。
6はこれら対をなす中皿係止板3間に嵌合され
て挟持される中皿で、両側壁7間の大きさを中皿
係止板3間の距離よりやや大きくしてあり、また
両側壁7の外壁下端部を切欠して、中皿6を中皿
係止板3間に嵌合する際、中皿6の下半部が容易
に嵌入されるようにしている。8は中皿6の両側
壁7の上端縁に、中皿係止板3を被嵌するように
垂設した鍔縁であり、中皿係止板3のスリツト4
で3分割した中央部の上半部31に対応して窓9
を設け、この窓9に対応する鍔縁8の内側面下端
に突条10を突設している。
しかして、中皿6を中皿係止板3に嵌合すると
き、最初は中皿6の外壁下端部が切欠されている
ため、中皿係止板3間に中皿6を案内するだけで
容易に嵌入され、その後は両側壁7が中皿係止板
3間の距離よりやや大きいため、中皿6を指で上
から押すなどして強制的に嵌入される。その強制
嵌入により、各中皿係止板3の3分割された上半
部31が外側に揺動して傾斜され、同時に中皿6
の鍔縁8が被嵌されて、中皿係止板3の3分割さ
れた中央半部31の上端縁が、中皿6の鍔縁8の
窓9内にあつて、鍔縁8の内側面下端に突設され
た突条10を係止する。従つて、中皿6を各中皿
係止板3間に強制嵌入させて、容器本体1の内底
2に配設された中皿受け台5上に設置すると、中
皿係止板3の3分割された中央上半部31の上端
縁によつて、中皿6の鍔縁8に突設された突条1
0が係止され、中皿6が中皿係止板3間に嵌合挟
持される。
また中皿6を取り外す場合は、中皿6の鍔縁8
の下方に指を入れて上方に引き出せば、中皿6の
側壁7が中皿係止板3から外れるとともに、中皿
6の鍔縁8に突設された突条10の上方摺動によ
り揺動傾斜された中皿係止板3が元の位置に戻
り、中皿係止板3の中央上半部31の上端縁によ
る突条10の係止が外れて、中皿6が容易に取り
外される。
11は中皿6を収納した中皿係止板3の後方に
形成された空間で、中皿6内に収納されたアイシ
ヤドウー、頬紅などの化粧料を使用する際の道具
などが収納される。
12は容器本体1の蓋体であり、容器本体1の
後端壁に開閉自在に枢着されている。13はこの
蓋体内面に取りつけられた鏡である。また、14
はこの蓋体12の先端中央に設けられたフツク、
15は容器本体1の先端中央部に形成されたフツ
ク掛合部であり、蓋体12を閉蓋するときは、フ
ツク14をフツク掛合部15に掛合して閉じられ
る。
なお、前記実施例では、中皿係止板3の上方を
3分割するとともに、中皿6に窓9を設けて、こ
の窓9に対応する鍔縁8の内側面下端に突条10
を突設しているため、中皿係止板3の3分割され
た上半部31が極めて揺動しやすく、また中皿6
をプラスチツク成形する際、金型を窓9の部分か
ら抜き出すことができて突条10を正確に形づく
ることができる。このため前記実施例で示すもの
がより好ましいが、本考案はこの実施例に限定さ
れるものではなく、たとえば、中皿係止板3は揺
動可能であれば上方を必ずしも3分割しなくても
よい。また中皿6も必ずしも窓9を設ける必要は
なく、鍔縁8の内側面下端全体に突条10を設け
てもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のコンパクト容器
にあつては、容器本体の内底に、中皿を両側から
挟持する中皿係止板を揺動可能に立設し、この中
皿係止板間に挟持される中皿の中皿係止板間の距
離よりやや大きくした両側壁上端縁に中皿係止板
を被嵌する鍔縁を垂設し、鍔縁の内側面下端に突
条を突設して、中皿係止板間に挟持される中皿の
両側壁により外側に揺動傾斜する中皿係止板上端
縁で係止するようにしているため、中皿を中皿係
止板間に強制嵌入させるだけで、中皿係止板の上
端縁で中皿鍔縁の突条を係止して、中皿を中皿係
止板間に容易に嵌合挟持することができ、中皿鍔
縁の下に指を入れて引き上げれば中皿を容易に取
り出すことができる。従つて、中皿の取り替え交
換が極めて容易に行え、また構造も簡単で安価に
製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案コンパクト容器の一実施例を示
す斜視図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は
本考案以外のコンパクト容器の一例を示す要部拡
大断面図である。 1……容器本体、2……内底、3……中皿係止
板、31……中皿係止板上半部、6……中皿、7
……側壁、8……鍔縁、10……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体の内底に、中皿を両側から挟持する中
    皿係止板を揺動可能に立設し、その中皿係止板間
    に挟持される中皿の中皿係止板間の距離よりやや
    大きくした両側壁上端縁に中皿係止板を被嵌する
    鍔縁を垂設し、鍔縁の内側面下端に突条を突設し
    て、この突条を中皿係止板間に挟持される中皿の
    両側壁により外側に揺動傾斜する中皿係止板上端
    縁で係止することを特徴とするコンパクト容器。
JP4226888U 1988-03-29 1988-03-29 Expired - Lifetime JPH058897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4226888U JPH058897Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4226888U JPH058897Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01155907U JPH01155907U (ja) 1989-10-26
JPH058897Y2 true JPH058897Y2 (ja) 1993-03-05

Family

ID=31268682

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JP4226888U Expired - Lifetime JPH058897Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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JPH01155907U (ja) 1989-10-26

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