JPH06187363A - 乗換経路表示装置 - Google Patents

乗換経路表示装置

Info

Publication number
JPH06187363A
JPH06187363A JP33724092A JP33724092A JPH06187363A JP H06187363 A JPH06187363 A JP H06187363A JP 33724092 A JP33724092 A JP 33724092A JP 33724092 A JP33724092 A JP 33724092A JP H06187363 A JPH06187363 A JP H06187363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
route
transfer
time
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33724092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Udono
一也 鵜殿
Ikuo Oikawa
郁男 及川
Hiroko Furuta
浩子 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33724092A priority Critical patent/JPH06187363A/ja
Publication of JPH06187363A publication Critical patent/JPH06187363A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目的駅へ行くときに複数の経路が存在する場
合、事故等に起因して不通区間発生した場合も含めて、
現在時点で最良の経路を選択して表示する。 【構成】 乗換駅情報メモリ内に任意の駅相互間を接続
する1種類または複数種類の経路における乗換駅情報を
記憶することによって、各経路の所要時間を比較して、
指定された出発時刻における最良の経路を選択して表示
している。また、予想される各不通区間毎にかつ進行方
向毎に該当不通区間を避けるための各乗換駅を記憶する
乗換駅メモリを設け、万一、不通区間が発生した場合に
は、該当不通区間方向へ進行する列車内に、不通区間を
避けるために他の経路に迂回するための乗換駅を表示し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車運行に関して、目
的の駅へ行くのに複数の経路を選択可能な場合に、所要
時間や出発時刻や一部の経路に事故等に起因して不通区
間が生じた場合等のそのときの状況に応じて、乗客が最
良の経路を選択できる情報を表示する乗換経路表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】人口が密集している大都市では交通機関
としての路線が複雑に網の目のように敷設されている。
したがって、電車(列車)を利用して目的地へ行く場
合、電車を複数箇所で乗換える必要がある。このような
場合、乗換駅での電車の乗継ぎの善し,悪しで目的駅に
到着する時刻が大きく変化する。
【0003】このような不都合を解消するために、大規
模な駅によっては、乗客に出発駅において目的駅の到着
時刻を自動的に算出する目的駅到着時刻算出装置が据付
けられてる場合がある。この装置においては、出発駅名
と目的駅名と出発時刻の組合せ、又は出発駅名と目的駅
名と到着時刻の組合せとのいずれか一方の組合せが入力
された時、時刻演算処理によって到着時刻又は出発時刻
のいずれか一方が算出され、例えばCRT表示装置の表
示画面上に表示される。
【0004】この目的駅到着時刻算出装置は例えば図1
2に示すように一種のコンピュータで構成されている。
そして、バスライン1に対して、CPU等からなる主制
御部2、キーボード3、表示器4及び各種基礎データを
記憶するデータベース5が接続されている。
【0005】データベース5内には、各駅における時刻
表情報メモリ、各駅相互間を接続する各経路おける各乗
換駅を記憶する乗換駅情報メモリ、各路線における駅相
互間の所要時間を記憶する所要時間情報メモリ等が記憶
されている。
【0006】このような構成の目的駅到着時刻算出装置
において、キーボード3から出発駅名、目的駅名、出発
時刻等のデータが入力されたると、これらのデータはバ
スライン1上へ出力される。主制御部2は出発駅と目的
駅とで指定される乗車区間に対応した経路を乗換駅情報
メモリから抽出する。
【0007】抽出された経路には、出発駅から目的駅へ
行く為にはどの駅から上り/下りのどちらに乗ってどの
駅で降りたらよいかの情報が含まれる。そして、乗車区
間と同時にキーボード3にて入力された出発時時刻か
ら、指定された出発駅の時刻表から該当駅で乗る乗車時
刻を特定し、該当列車における下車駅までの所要時間を
所要時間メモリから読出し、下車時刻を特定する。そし
て下車駅で次に乗車する時刻を該当駅の時刻表から特定
する。このようにして、該当経路に含まれる各乗換駅に
おける下車時刻、乗車時刻を順番に特定していき、最後
に目的駅における下車時刻を特定する。このようにして
得られた出発駅,各乗換駅及び目的駅における乗車時
刻,下車時刻を表示器4に表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ように構成された目的駅到着時刻算出装置においてもま
だ解消すべき次のような問題があった。
【0009】すなわち、上述した目的駅到着時刻算出装
置においては、出発駅から目的駅へ行く経路が、この目
的駅到着時刻算出装置のデータベース5を作成した技術
者によって最良と考えられる1つが設定されている。
【0010】しかし、前述したように、出発駅と目的駅
を特定した乗車区間に対して複数の経路が存在する。そ
して、例えば出発駅から目的駅までの所要時間が最小の
路線が最良の路線であると仮定しても、例えば列車の運
転間隔が短い朝夕の時間帯においては、たとえ乗換回数
が多い経路を選択しても、乗換回数が少ないが多少大回
りをする経路より所要時間が短い場合が存在する。ま
た、運転間隔が長い日中においては、乗換回数が多い場
合は、所要時間が長くなる。
【0011】さらに、特急,急行,各駅停車等の運転速
度の異なる列車が運行されている時間帯においては、特
急,急行,各駅停車を有効に乗り継ぐことによって、他
の経路より短時間で目的駅に到着することがある。ま
た、終電が遅くまである経路を選ぶ場合等においては、
同じ出発駅から目的駅へ行く場合でも他の経路を選ぶ必
要がある。そのような場合、乗客は短時間で迂回経路を
選ばなければならず、又、目的駅までどのくらい時間が
かかるのか不安である。
【0012】すなわち、最良と見なされる経路が出発す
る時間帯に応じて変化する場合がある。このような場合
は、上述した目的駅到着時刻算出装置においては、乗客
に不適切な情報を提供することになる。
【0013】さらに、最良と見なされている経路の一つ
の路線に事故等に起因して不通区間が発生した場合は、
該当路線が使えないので、必然的に他の経路を選択する
必要がある。この場合、既に列車に乗車した後において
は、列車内の乗客は正確な乗換駅を把握する手段がな
く、乗務員の車内放送に頼らざるを得なかった。それも
乗務員は運転指令の列車無線等による指示により車内放
送を行っていたため、車内放送が行われるまでに時間が
かかっていた。
【0014】安全で正確に大量輸送を行うことを使命と
している鉄道においては、乗客へ適切な案内サービスを
行うことも重要である。特に、突然の事故発生等によっ
て不通区間を生じたときに、いかに乗客へ迅速かつ正確
に乗換え案内を行えるかが大事である。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、乗換駅情報メモリ内に任意の駅相互間を接
続する1種類または複数種類の経路における乗換駅情報
を記憶することによって、各経路の所要時間を比較し
て、指定された出発時刻における最良の経路を選択して
表示でき、乗客に対してより高度な案内サービスを実施
できる乗換経路表示装置を提供することを目的とする。
【0016】また、不通区間が発生した場合には、該当
不通区間方向へ進行する列車内に、不通区間を避けるた
めに他の経路に迂回するための乗換駅を表示することに
よって、既に列車に乗車した客に対しても目的駅までの
経路を正しく告知でき、高度な案内サービスを実施でき
る乗換経路表示装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明の乗換経路表示装置は、各駅の時刻表情報を記
憶する各駅時刻表メモリと、任意の駅相互間を接続する
1種類又は複数種類の経路における各経路を構成する乗
換駅情報を記憶する乗換駅情報メモリと、各路線におけ
る駅相互間の所要時間を記憶する路線別所要時間メモリ
と、外部から入力された出発駅と目的駅とを指定した乗
車区間に対応する各経路を乗換駅情報メモリから抽出す
る経路抽出手段と、外部から乗車区間指定と同時に入力
された出発時刻と路線別所要時間メモリから読出された
抽出経路に対応する乗換駅相互間の各所要時間とから各
経路における出発駅から目的駅までの各所要時間を算出
する所要時間算出手段と、算出された各所要時間のうち
最も短い所要時間に対応する経路を選択する経路選択手
段と、選択された経路の示す各乗換駅と所要時間算出に
際して使用した各駅の乗車時刻及び下車時刻とを表示す
る乗換経路表示手段とを備えたものである。また、他の
発明の乗換経路表示装置は各駅に配設された駅装置と各
列車に搭載された列車装置とで構成されている。
【0018】そして、各駅装置に対して、予想される各
不通区間毎にかつ進行方向毎に該当不通区間を避けるた
めの各乗換駅を記憶する乗換駅メモリと、運行管理シス
テムから得られる不通区間に対応する各乗換駅を乗換駅
メモリから検索する乗換駅検索手段と、自己の駅を停車
又は通過する不通区間方向へ向かう列車に前記不通区間
及び検索された乗換駅からなる乗客案内情報を送信する
送信手段とを備え、各列車装置に対して、乗客案内情報
を受信する受信手段と、受信された乗客案内情報を表示
する表示手段とを備えている。
【0019】
【作用】このように構成された乗換経路表意装置によれ
ば、乗換駅情報メモリ内には、任意の駅相互間を接続す
る1種類又は複数種類の経路における各経路を構成する
乗換駅情報が記憶されている。したがって、例えばキー
ボード等を用いて出発駅、目的駅、出発時刻を入力され
た時、該当する乗車区間に対応する1個または複数の経
路が乗換駅情報メモリから読出される。
【0020】そして、各経路における出発駅から目的駅
までの各所要時間が、各駅時刻表メモリ及び路線別所要
時間メモリの各時刻及び各時間を用いて算出される。そ
して、最短時間の経路が選択される。選択された経路の
各駅と該当駅における乗車時刻およひ下車時刻が表示さ
れる。すなわち、該当出発時刻における最良の経路が表
示される。
【0021】また、他の発明の乗換経路表意装置によれ
ば、各駅に配設された駅装置内には、予想される各不通
区間毎にかつ進行方向毎に該当不通区間を避けるための
各乗換駅を記憶する乗換駅メモリが設けられている。
【0022】そして、不通区間が発生すると、この駅を
停止または通過して、不通区間方向へ進行する列車に該
当不通区間と乗換駅の乗客案内情報が送信さり、該当列
車内に表示される。したがって、この列車に乗車してい
る乗客は不通区間と迂回するための乗換駅を正しく把握
できる。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例の乗換経路表示装置の概略構成を示す
ブロック図である。この乗換経路表示装置は一種のコン
ピュータからなる情報処理装置で構成されている。
【0024】バスライン11に対して、CPU等からな
る主制御部12、キーボード13、表示器14,プログ
ラムメモリ15,各種基礎データを記憶するデータベー
ス16,各種可変データを一時記憶するワークメモリ1
7が接続されている。
【0025】データベース16内には、図2に示すよう
に、各駅の上り下りの各時刻表を記憶する各駅時刻表メ
モリ18と,図3に示すように各路線における駅相互間
の所要時間を記憶する路線別所要時間メモリ19と、乗
車区間指定メモリ20と、乗車駅情報メモリ21とが設
定されている。
【0026】乗車区間指定メモリ20内には、図4に示
すように、各出発駅bと各目的駅aとこれらで特定され
る各乗車区間CH1,CH2,…,CHN,…との関係
がマトリックス状に記憶されている。
【0027】また、乗車駅情報メモリ21内には、図5
に示すように、乗車区間指定メモリ20内において、出
発駅bと各目的駅aとで特定された各乗車区間CHN毎
に、該当乗車区間CHNを移動するための1つまたは複
数の経路が記憶されている。各経路は、複数の路線(路
線コード)と、各路線における乗車駅と下車駅の各駅コ
ードとで記憶されている。また、乗車駅の場合、上り/
下りのどちらの線に乗車するかの情報も記憶されてい
る。なお、各経路における先頭路線の乗車駅は出発駅で
あり、最終路線の下車駅は目標駅であり、また、出発駅
と目的駅が各々同一路線の場合共通して使用できるよ
う、出発駅,目的駅は省略されている。
【0028】そして、経路が複数存在する場合、先の経
路の最終の路線コードと後の経路の先頭の路線コードと
の間に継続コードが挿入されている。また、最終の経路
におれる最終の路線コードの次に終了コードが付加され
ている。
【0029】したがって、一つの経路に所属する各路線
コードを上から順番に検索して、各路線に記憶された乗
車駅で乗車し、該当路線の下車駅で下車し、その後、次
行の路線の乗車駅で乗車する。この動作を繰返し、接続
コードまたは終了コードが現れると該当経路を選択する
場合の乗換順序が定まる。
【0030】例えば、出発駅を武蔵野線の北府中駅とし
目的駅を常磐線の北柏駅と仮定すると、この乗車区間C
H1には武蔵野線でそのまま新松戸まで乗車する経路
と、中央線及び山手線を使用する経路との2種類の経路
が設定される。武蔵野線を利用する経路の場合、武蔵野
線の北府中駅で下り線に乗車し新松戸で下車して、常磐
線の下り線に乗車し、北柏駅で下車する。
【0031】このような各種の情報が記憶されたデータ
ベース16を有する乗換経路表示装置において、主制御
部12は図6に示す流れ図に従って乗換経路の選択処理
及び表示処理を実行する。
【0032】図6に流れ図が開始されると、まず、乗客
がキーボード13を操作して出発駅名、目的駅名、出発
時刻を入力すれば(ステップS1)、主制御部12はこ
れらの情報を取込むと同時に、乗車区間指定メモリ20
から該当出発駅及び目的駅で定まる乗車区間CHNを読
出す(S2)。この読出した乗車区間CHNで乗換駅情
報メモリ21内の該当乗車区間CHNが指定する各経路
の全部データを読出て一旦ワークメモリ17内へ格納す
る。そして、路線の読出行NOを1に初期設定する(S
3)。この後、主制御部12は該当乗車区間CHNに記
憶されている路線別コード部分に終了コードが現われる
まで以下の到着時刻時刻算出処理を繰返す(S4)。こ
の後、主制御部12は路線別コード部分に継続コードが
現われるまで以下の到着時刻算出処理をくり返す(S
5)。
【0033】読出行NOの指定する路線コードに乗車駅
コードがセットされていなければ(S6)、出発駅コー
ドを乗車駅コードとして該当領域に設定する(S7)。
同様に下車駅コードがセットされていなければ(S
8)、該当領域に目的駅コードをセットする(S9)。
【0034】読出行NOの指定する路線コードの乗車
駅,上り/下り情報本日の曜日から各駅時刻表メモリ1
8内における1つの時刻表が特定される。この時刻表か
ら出発時刻Tに一番近い時刻T1を決定する(S1
0)。次に、路線別所用時間メモリ19から該当路線に
おける指定された乗車駅と下車駅との間の所用時間h1
を読出す(S11)。そして、該当路線の下車駅におけ
る時刻Tは(T1+h1)となる。そして、読出行NO
を更新して(S12)、S5へ戻る。
【0035】すなわち、この時刻Tを乗換駅での新たな
出発時刻と考えればS6〜S11までの各処理を繰り返
すことで目的駅の到着時刻を算出できる。この算出した
到着時刻を先に求めた他の経路での到着時刻と比較し
(S13)、目的駅に短時間で到着できる経路NOと到
着時刻を保存する(S14)。
【0036】S4において読出行NOの路線コードが検
出されると、全ての経路での到着時刻が算出されたの
で、最短の経路が保存できていれば(S15)、その経
路が最短の経路となる。経路が算出できなければ目的駅
へ到達できる経路はないと考えられる。終電終了時など
がこの場合である。
【0037】そして、図7に示すように、最後に得られ
た目的駅への最短の到着時刻と乗換駅、乗換駅での乗換
線発車時刻、到着時刻を表示器14に表示させ、乗客に
情報を提供する(S17)。
【0038】このように構成された乗換経路表示装置に
おいては、例えばキーボード13等を用いて出発駅、目
的駅、出発時刻を入力すると、該当する乗車区間CHN
に複数の経路が存在した場合には、各経路が乗換駅情報
メモリ21から読出される。そして、各経路における出
発駅から目的駅までの各所要時間が算出される。そし
て、最短時間の経路が選択される。選択された経路の各
駅と該当駅における乗車時刻およひ下車時刻が表示され
る。すなわち、該当出発時刻における最良の経路を示す
乗換駅,乗換時刻,最終の目的駅の到着時刻等が表示器
14に表示される。図8は本発明の他の実施例に係わる
乗換経路表示装置の概略構成を示すブロック図である。
この実施の乗換経路表示装置は、各駅に配設された駅装
置31と、各列車32に搭載された列車装置33とで構
成されている。
【0039】すなわち、例えば鉄道会社の列車集中管理
センターに配設された運行管理システム34にLAN3
5を介して各駅に設置される各駅装置31が接続されて
いる。各駅装置31内には、図10に示す乗換駅メモリ
36が記憶されている。この乗換駅メモリ36内には、
予想される各不通区間毎にかつ進行方向(方面)毎に該
当不通区間を避けるための各乗換駅が記憶されている。
具体例を図9に示す路線図を用いて説明する。
【0040】まずS1駅とS3駅の間が不通となってい
る場合、S13駅からS1駅の間に存在する列車のうち
S2駅方面に行く列車は不通区間があっても列車運行に
は影響はないが、S3駅方面に行く列車はS2駅で乗換
える必要がある。従って、この場合は乗客に乗換駅等を
知らせる必要がある。次に、S33駅からS3駅の間に
存在する列車のうちS2駅方面に行く列車は不通区間が
あっても列車運行には影響はないが、S1駅方面に行く
列車はS2駅で乗換える必要がある。従って、この場合
も乗客に乗換駅等を知らせる必要がある。
【0041】また、S23駅からS2駅の間に存在する
列車はS1駅、S3駅方面に行くどの場合に於いても列
車運行には影響はない。従って、この場合は乗客に乗換
駅等の情報は必要ない。
【0042】したがって、図10の乗換駅メモリ36に
おける項目Aは図9においてS1駅からS13駅の間に
存在する列車に必要な情報である。項目Bは図9におい
てS2駅からS23駅の間に存在する列車に必要な情報
である。項目Cは図9においてS3駅からS33駅の間
に存在する列車に必要な情報である。不通区間のパター
ンとしては次の3つがある。
【0043】パターン1としてS1駅とS3駅の間が不
通の場合、S1駅からS13駅の間に存在しS3駅方面
へ向う列車は情報テーブルの項目AからS2駅で乗換え
なければならない事が判断できる。又、S3駅からS3
3駅の間に存在しS1駅方面へ向う列車は情報テーブル
の項目CからS2駅で乗換えなければならない事が判断
できる。
【0044】パターン2としてS1駅とS2駅の間が不
通の場合、S1駅からS13駅の間に存在しS2駅方面
へ向う列車は情報テーブルの項目AからS3駅で乗換え
なければならない事が判断できる。又、S2駅からS2
3駅の間に存在しS1駅方面へ向う列車は情報テーブル
の項目BからS3駅で乗換えなければならない事が判断
できる。
【0045】パターン3としてS2駅とS3駅の間が不
通の場合、S2駅からS23駅の間に存在しS3駅方面
へ向う列車は情報テーブルの項目BからS1駅で乗換え
なければならない事が判断できる。又、S3駅からS3
3駅の間に存在しS2駅方面へ向う列車は情報テーブル
の項目CからS1駅で乗換えなければならない事が判断
できる。
【0046】そして、一つの路線に事故等によって不通
区間が発生すると、この情報は運行管理システム34に
通知され、運行管理システム34はLAN35を介して
各駅装置31へ送信する。この不通区間情報を受信した
各駅装置31は、不通区間に対応する各乗換駅を乗換駅
メモリ36から検出し、不通区間及び検索された乗換駅
からなる乗客案内情報を作成する。各駅装置31は作成
した乗客案内情報を、自己の駅を停車または通過して不
通区間方向へ進行する列車32へ光空間伝送装置36を
通じて送信する。
【0047】各列車32は受信した乗客案内情報を各車
両に取付けた各表示器37に案内表示する。この表示器
37に表示される乗客案内情報は、例えば、S1駅とS
3駅の間が不通になった場合、S1駅からS13駅の間
に存在しS3駅方面へ向う列車内では図11(a)
(b)に示すメッセージで示される。乗客はこの表示器
37から文字情報として不通区間、乗換駅、方面を新角
に勝つ迅速に把握する事ができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の乗換表示装
置によれば、乗換駅情報メモリ内に任意の駅相互間を接
続する1種類または複数種類の経路における乗換駅情報
を記憶することによって、各経路の所要時間を比較し
て、指定された出発時刻における最良の経路を選択して
表示している。したがって、客は出発駅、目的駅、乗車
時刻を入力するだけで、最良の経路が自動的に選択表示
され、乗客に精神的安心感を与えることができ、乗客に
対してより高度な案内サービスを実施できる。
【0049】さらに、不通区間が発生した場合には、該
当不通区間方向へ進行する列車内に、不通区間を避ける
ために他の経路に迂回するための乗換駅を表示してい
る。したがって、既に列車に乗車した客に対しても目的
駅までの経路を正しく告知でき、より高度な案内サービ
スを実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる乗換経路表示装置
の概略構成を示すブロック図。
【図2】 同実施例装置の各駅時刻表メモリの記憶内容
を示す図。
【図3】 同実施例装置の路線別所要時間メモリの記憶
内容を示す図。
【図4】 同実施例装置の乗車区間指定メモリの記憶内
容を示す図。
【図5】 同実施例装置の乗換駅情報メモリの記憶内容
を示す図。
【図6】 同実施例装置の動作を示す流れ図。
【図7】 同実施例装置における表示器の表示内容を示
す流れ図。
【図8】 本発明の他の実施例に係わる乗換経路表示装
置の概略構成を示すブロック図。
【図9】 同実施例装置が適用される路線図。
【図10】 同実施例装置の乗車駅メモリの記憶内容を
示す図。
【図11】 同実施例装置の列車内の表示器の表示内容
を示す流れ図。
【図12】 従来の目的駅到着時刻算出装置の概略構成
を示すブロック図。
【符号の説明】
12…主制御部、13…キーボード、14…表示器、1
6…データベース、18…各駅時刻表メモリ、19…路
線別所要時間メモリ、20…乗車区間指定メモリ、21
…乗換駅情報メモリ、31…駅装置、32…列車,33
…列車装置、34…運行管理システム、36…乗換駅メ
モリ、37…表示器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各駅の時刻表情報を記憶する各駅時刻表
    メモリと、任意の駅相互間を接続する1種類又は複数種
    類の経路における各経路を構成する乗換駅情報を記憶す
    る乗換駅情報メモリと、各路線における駅相互間の所要
    時間を記憶する路線別所要時間メモリと、外部から入力
    された出発駅と目的駅とを指定した乗車区間に対応する
    各経路を前記乗換駅情報メモリから抽出する経路抽出手
    段と、外部から前記乗車区間指定と同時に入力された出
    発時刻と前記路線別所要時間メモリから読出された前記
    抽出経路に対応する乗換駅相互間の各所要時間とから前
    記各経路における出発駅から目的駅までの各所要時間を
    算出する所要時間算出手段と、この算出された各所要時
    間のうち最も短い所要時間に対応する経路を選択する経
    路選択手段と、この選択された経路の示す各乗換駅と所
    要時間算出に際して使用した各駅の乗車時刻及び下車時
    刻とを表示する乗換経路表示手段とを備えた乗換経路表
    示装置。
  2. 【請求項2】 各駅に配設された駅装置と各列車に搭載
    された列車装置とからなる乗換経路表示装置であって、 前記各駅装置は、予想される各不通区間毎にかつ進行方
    向毎に該当不通区間を避けるための各乗換駅を記憶する
    乗換駅メモリと、運行管理システムから得られる不通区
    間に対応する各乗換駅を前記乗換駅メモリから検索する
    乗換駅検索手段と、自己の駅を停車又は通過する前記不
    通区間方向へ向かう列車に前記不通区間及び検索された
    乗換駅からなる乗客案内情報を送信する送信手段とを有
    し、 前記各列車装置は、前記乗客案内情報を受信する受信手
    段と、受信された乗客案内情報を表示する表示手段と有
    することを特徴とする乗換経路表示装置。
JP33724092A 1992-12-17 1992-12-17 乗換経路表示装置 Pending JPH06187363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33724092A JPH06187363A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 乗換経路表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33724092A JPH06187363A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 乗換経路表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06187363A true JPH06187363A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18306765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33724092A Pending JPH06187363A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 乗換経路表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06187363A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1024849A (ja) * 1996-07-08 1998-01-27 Toshiba Corp 個人向鉄道運行情報提供システム
KR100330116B1 (ko) * 2000-03-02 2002-03-25 윤필상 대중교통 종합안내 지식베이스 및 지식베이스 생성방법
JP2003264517A (ja) * 2002-03-12 2003-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報配信システム
JP2007264947A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Railway Technical Res Inst 振替え輸送券の自動発行システム
JP2008151570A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路探索方法ならびに端末装置
CN108537378A (zh) * 2018-03-30 2018-09-14 南京理工大学 一种非直达城市间使用高铁出行的换乘方法
CN114611807A (zh) * 2022-03-16 2022-06-10 赵涵 一种交通运输购票换乘推荐指数构建方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1024849A (ja) * 1996-07-08 1998-01-27 Toshiba Corp 個人向鉄道運行情報提供システム
KR100330116B1 (ko) * 2000-03-02 2002-03-25 윤필상 대중교통 종합안내 지식베이스 및 지식베이스 생성방법
JP2003264517A (ja) * 2002-03-12 2003-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報配信システム
JP2007264947A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Railway Technical Res Inst 振替え輸送券の自動発行システム
JP2008151570A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路探索方法ならびに端末装置
JP4708323B2 (ja) * 2006-12-15 2011-06-22 株式会社ナビタイムジャパン ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路探索方法ならびに端末装置
CN108537378A (zh) * 2018-03-30 2018-09-14 南京理工大学 一种非直达城市间使用高铁出行的换乘方法
CN114611807A (zh) * 2022-03-16 2022-06-10 赵涵 一种交通运输购票换乘推荐指数构建方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5948042A (en) Method and system for updating digital road maps
JP5053370B2 (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび携帯端末装置ならびに経路案内方法
JP5735314B2 (ja) 経路案内システムおよび車載ナビゲーション装置
WO2006061885A1 (ja) 空席経路探索システム、空席経路探索装置および端末装置
JP4368404B2 (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路探索方法
JP2861974B2 (ja) 鉄道乗換ナビゲーションシステム
JPH06187363A (ja) 乗換経路表示装置
JP2006218996A (ja) 分散型列車運行管理システム及びその制御方法
JP5007152B2 (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路探索方法ならびに端末装置
JP2009103657A (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路探索方法ならびに端末装置
JP2000357295A (ja) 車両運行管理システム
JP4054018B2 (ja) 空席経路探索システム、空席経路探索装置および端末装置
JPH09156506A (ja) 複数端末を用いた運行計画修正システム
JP3974195B2 (ja) 道路情報提供システム
JPH0877494A (ja) 交通案内装置
JP2002087268A (ja) 案内表示システム及び車内案内表示システム
JP4604055B2 (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路探索方法ならびに端末装置
JPH1166015A (ja) 交通機関利用案内装置
JP2010101668A (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび候補経路表示方法
JPH10267673A (ja) ナビゲーションシステム
JPH0934358A (ja) 交通機関案内装置
JP3046134B2 (ja) 旅客案内制御システム
JP3572479B2 (ja) 駅自動進路制御装置
JPH0435389B2 (ja)
JP3535393B2 (ja) 交通情報表示装置及びシステム、交通情報表示方法