JPH0618704B2 - 成型方法 - Google Patents

成型方法

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JPH0618704B2
JPH0618704B2 JP60182735A JP18273585A JPH0618704B2 JP H0618704 B2 JPH0618704 B2 JP H0618704B2 JP 60182735 A JP60182735 A JP 60182735A JP 18273585 A JP18273585 A JP 18273585A JP H0618704 B2 JPH0618704 B2 JP H0618704B2
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JP
Japan
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product
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cavity
moisture
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JP60182735A
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JPS6240951A (ja
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靖 真砂
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Meisei Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meisei Industrial Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/02Sand moulds or like moulds for shaped castings
    • B22C9/03Sand moulds or like moulds for shaped castings formed by vacuum-sealed moulding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、原型部材に遮蔽膜を密着し、この遮蔽膜の
原型部材に対して反対側に、粒子状物からなる充填材料
を充填し、この充填材料側を負圧にして遮蔽膜を充填材
料側に吸着し、ついで、原型部材を離型して空洞内に製
品材料を注入し硬化するようにした成型方法に関する。
[従来の技術] 従来の成型方法は、樹脂などからなる固体物を成型して
すでに型体として形成された金型などの型を用いて、そ
の型内に製品材料を注入すことにより所定の製品を得る
構成であつた。
上記成型方法であれば、型の製作に手間と費用がかかる
だけでなく、製品の取り出しなどに労力と時間を要し、
また、型が固体物からなることから、多種多様な型を常
備しておく必要があることから、これらの保管が面倒で
ある。
そのため、たとえば、特公昭50−8409号公報に開
示されているように、上記型体によらず、粒子状物が負
圧吸引により固結化し、負圧吸引の解除により固結が解
除されることを利用して、鋳造製品を容易に得る鋳造方
法が提案されている。
この鋳造方法は、原型部材に遮蔽部材を密着し、この遮
蔽部材を有する原型部材の外周に粒子状物を充填し、こ
の粒子状物側に負圧にして上記遮蔽部材を粒子状物側に
吸着し、ついで、上記原型部材を離型して空洞を形成
し、この空洞内に製品材料を流入して硬化する工程を有
するものである。
こうした方法により、たとえば、開閉バルブとかその配
管を断熱のため覆うカバー成型体を製品として得たい場
合があるが、その場合の製品は、断熱を有効にする目的
から製品の表面壁に防湿材を付着させるのが一般的な行
なわれている。
[発明が解決しようとする問題点] そうした場合、従来の成型方法では、製品として仕上つ
たのちに別途防湿材を塗布するか防湿材を貼付していた
ため、防湿材を簡単かつ確実に施工することができず、
そのことから、製品を開閉バルブとか配管に装着した場
合の断熱が今一つ効果的に得られなかつた。
この発明は、上記問題に鑑みてなされたものであつて、
防湿材が簡単かつ確実に製品側に付着し、断熱効果が向
上するようにすることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明による成型方法は、遮蔽膜の空洞側面に防湿材
を被着したのち、発泡性樹脂液からなる製品材料を上記
空洞内に注入して発泡硬化させ、この発泡硬化で製造さ
れる製品の外表面に、上記製品材料の発泡硬化の過程で
上記防湿材を被着させることを特徴とする。
[作用] 上記防湿材は、水蒸気を透過しにくい膜状のものからな
り、たとえば、アルミニウムなどの金属膜や金属箔、合
成樹脂フイルム、アスフアルトルーフイングあるいはア
スフアルトフエルト等が適応される。
上記合成樹脂フイルムとしては、たとえば、ポリエステ
ルフイルム,ポリエチレンフイルム,ポリ塩化ビニルフ
イルムおよびセロフアンフイルム等である。
上記防湿材は遮蔽膜の空洞側面に被着されたのち、発泡
性樹脂液からなる製品材料を上記空洞内に注入する。
発泡性樹脂は、2液を混合して製造されるものであり、
樹脂状になるまでの過程で発泡性樹脂液の状態が存在す
る。
この発泡性樹脂液はそれ自身粘着性(自着性)を有して
おり、この自着性により空洞内に注入された際に上記防
湿材を接着する。この自着性により接着した状態は、い
わゆる自己接着と称され、この自己接着された防湿材
は、上記発泡性樹脂液の発泡硬化の過程で上記製品の外
表面に堅固に被着される。
つまり、上記発泡性樹脂液の発泡にともなつて発生する
反応と、それにともなう膨張作用を有効に活用して、防
湿材を製品の外表面に堅固かつ効果的に被着させること
ができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図において、1は原型部材で、ここでは理解しやす
くするため、球状のものを例示してある。
この原型部材1は、木型、粘土、スチロールなどによつ
て形成したり、または現物をそのまま用いることもあ
る。
2,2は遮蔽膜で、ポリエステル、アルミ箔またはポリ
エチレンなどを適宜選定し、ここにおいて、2枚の樹脂
のフイルムからなる。
これら2枚の遮蔽膜2,2を原型部材1を介して対向状
に設け、つぎに第2図矢印のように約100℃に加熱し
つつ、両遮蔽膜2,2間を通して吸引し、これにより、
原型部材1に遮蔽膜2,2を密着させる。
この場合、常温で行なうこともできる。
こうして遮蔽膜2,2が密着された原型部材1を、第3
図のように上下1対の成型用枠3,3間に挟みつけて保
持し、原型部材1を両成型用枠3,3内に位置させる。
ここで、4は抑え枠を示し、また、5はフイルタつき吸
引パイプで、各成型用枠3,3に設けられ、その吸引パ
イプ5には、図示しないバルブを介して吸引ポンプ(図
示省略)が接続されている。
上記のように、遮蔽膜2つき原型部材1を保持しつつ、
各成型用枠3,3内に、粒子状物からなる充填材料6を
フイルタをもたない吸引パイプ5を利用して流入して充
填し、上記抑え枠4で全体を仮止めする。
この場合、バイブレーシヨンを付与することもできる。
この状態で矢印のようにフイルタを取り付けた吸引パイ
プ5を通して成型用枠3,3内を負圧吸引して減圧し、
外部の大気圧との圧力差によつて充填材料6を固結化す
る。その際、両遮蔽膜2,2間への負圧吸引は解除され
る。
これにより、上記負圧吸引状態を保持しつつ、第4図に
示すように、上下の成型用枠3,3を離反させる。その
際、成型用枠3,3はゴム製の閉塞カバー7,7で閉止
させる。
この離反により、原型部材1が単独に取り出される。
そののち、第5図に示すように、両成型用枠3,3を上
記負圧吸引状態のまま再び合体させる。その際に、両遮
蔽膜2,2の内面に、防湿材(図示省略)を塗布してお
く。この防湿材としては、水蒸気を透過しにくい膜状の
ものからなり、たとえば、アルミニウムなどの金属膜や
金属箔、合成樹脂フイルム、アスフアルトルーフイング
あるいはアスフアルトフエルト等が適応される。
上記合成樹脂フイルムとしては、たとえば、ポリエステ
ルフイルム,ポリエチレンフイルム,ポリ塩化ビニルフ
イルムおよびセロフアンフイルム等である。
上記防湿材が、アルミニウムなどの金属膜や金属箔の場
合には、接着剤等を使用して遮蔽膜の内面に被着され、
また、合成樹脂フイルムや、アスフアルトルーフイング
あるいはアスフアルトフエルト等の場合には、上記遮蔽
膜の内面に塗布して被着される。
上記合体により、原型部材1(第1図)に対応した球形
の空洞8が形成され、その空洞8内に、両遮蔽膜2,2
間を通じて製品材料9を供給する(第6図)。
この製品材料9は、発泡性樹脂液であり、たとえば、ポ
リウレタン原液の注入により、空洞8内で重合反応を生
じ、その硬化に伴なつて第6図のようにポリウレタン製
の製品10を得る。
その際、上記成型用枠3,3の離反時に塗布しておいた
防湿材が、発泡に伴なつて発生する化学的反応とそれに
伴なう膨張作用とによつて有機一体的に製品10の表面
壁に付着する。
なお、製品10はつぎに同様の成型を行なう必要がある
場合には、第7図に示すように、吸引したまま両成型用
枠3,3を離反させて取り出す工程を踏み、その必要性
がなければ、第8図に示すように、吸引パイプ5を通じ
ての負圧吸引を解除して充填材料6を排除することによ
り、同時に製品10を取り出し、あとは、必要なばり取
りなどを行なつて製品としての仕上げを行なう。
また、上記実施例において、成型用枠3,3を上下に2
分割する構成について説明したけれども、たとえば、上
方に開口をもつた有底筒状の成型用枠を構成し、この枠
内に上記遮蔽膜2,2で被覆された複数の棒状原型部材
1をその上方開口から垂直方向へ互いに平行に装填した
のち、上記充填材料6を充填し、所定の空洞8が形成さ
れるように、上記原型部材1を成型用枠の上方開口から
抜き取るようにしてもよい。この場合、上記原型部材1
の抜き取りを容易にするため、遮蔽膜2,2との間にポ
リエチレンのような滑り摩擦抵抗の小さな剥離用膜を介
装してもよいことはいうまでもない。
その他、この発明の技術内容を逸脱しない範囲内で、各
種の変形手段が案出されることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、発泡に伴つて発生す
る反応とそれに伴なう膨張作用を有効に利用して、防湿
材を簡単かつ確実に製品の表面壁に付着することができ
るので、製品としての断熱効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である原型部材を遮蔽膜で
包む工程を示す説明図、第2図は加熱により遮蔽膜を原
型部材に密着させる工程を示す説明図、第3図は遮蔽膜
つき原型部材を成型用枠内に保持して充填材料を充填し
てのち負圧吸引を行なう工程を示す断面図、第4図は原
型部材を離型する工程を示す断面図、第5図は製品材料
を流入する工程を示す断面図、第6図は製品材料が反応
し硬化する工程を示す断面図、第7図は負圧吸引しつつ
製品を取り出す工程を示す断面図、第8図は充填材料と
ともに製品を取り出す工程を示す断面図である。 1……原型部材、2……遮蔽膜、6……充填材料、8…
…空洞、9……製品材料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原型部材に遮蔽膜を密着し、この遮蔽膜に
    おける上記原型部材の反対面側に粒子状物からなる充填
    材料を充填し、この充填材料側を負圧にして上記遮蔽膜
    を充填材料側に吸着し、ついで、上記原型部材を離型し
    て形成された空洞内に製品材料を注入して硬化させ、上
    記原型部材とほぼ同形状の製品を成型する成型方法にお
    いて、上記遮蔽膜の空洞側面に防湿材を被着したのち、
    発泡性樹脂液からなる製品材料を上記空洞内に注入して
    発泡硬化させ、この発泡硬化で製造される製品の外表面
    に、上記製品材料の発泡硬化の過程で上記防湿材を被着
    させることを特徴とする成型方法。
JP60182735A 1985-08-20 1985-08-20 成型方法 Expired - Lifetime JPH0618704B2 (ja)

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JP60182735A JPH0618704B2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20 成型方法

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JP60182735A JPH0618704B2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20 成型方法

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JPS6240951A JPS6240951A (ja) 1987-02-21
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JPS6240951A (ja) 1987-02-21

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