JPH0618698Y2 - コイルフイン自動供給装置 - Google Patents

コイルフイン自動供給装置

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JPH0618698Y2
JPH0618698Y2 JP2092289U JP2092289U JPH0618698Y2 JP H0618698 Y2 JPH0618698 Y2 JP H0618698Y2 JP 2092289 U JP2092289 U JP 2092289U JP 2092289 U JP2092289 U JP 2092289U JP H0618698 Y2 JPH0618698 Y2 JP H0618698Y2
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JP
Japan
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coil
fin
welding machine
tube
cassette
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JP2092289U
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JPH02112652U (ja
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一也 國松
照一 水浦
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱交換器等のスパイラルフィンチューブの製
作に適用されるスパイラルフィン溶接機のコイルフィン
自動供給装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、熱交換器等のスパイラルフィンチューブの製作に
あたっては、第5図斜視図に示すように、スパイラルフ
ィン溶接機21のチューブ回転用キャリッジに掴まれた
チューブ22に回転を与えながら、その外周にスパイラ
ルに帯状フィン23を巻き付け、この帯状フィン23に
通電してチューブ22と帯状フィン23とを溶接してお
り、その際の帯状フィン23の供給方式としては、まず
帯状フィン23の約100kgの小型コイル24を1巻ず
つコイルフィン供給台25へセットし、その先端の先行
のものの後端と手動で突合わせて手動溶接でフィン継ぎ
26を行ったうえ、その溶接部をグラインダー手入れを
行って巻き出し、これを繰り返し長尺化して約1000
kgの大型コイル27を製作する。そしてこの大型コイル
27をスパイラルフィン溶接機21を停止させてアンコ
イラーすなわち帯状フィン供給機28へセットし、その
後スパイラルフィン溶接機21を稼動させつつ帯状フィ
ン23をチューブ22の周りへスパイラル状に供給して
いる。
しかしながら、このようなスパイラルフィン溶接装置2
1への帯状フィン23の供給方式は、スパイラルフィン
溶接機21の稼動率アップのため、小型コイル24を一
度長尺化して大型コイル27としアンコイラー28へセ
ットするので、セット替え時にスパイラルフィン溶接機
21を停止させる必要があるとともに、小型コイル24
を手作業により長尺化し大型コイル27を製作する必要
があり、そのために多大の工数及び工費を要し、かえっ
てスパイラルフィン溶接機稼動率の低下を招く惧れがあ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
帯状フィンを小型コイルより直接連続的に供給し、スパ
イラルフィン溶接機の稼動率アップ及び溶接作業工数低
減を図ることができるコイルフィン自動供給装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案は、チューブ回転用キャリッジにて掴
まれたチューブに回転を与えながら帯状フィンを巻き付
け同フィンに通電してフィンとチューブとを溶接するス
パイラルフィン溶接機において、小型の帯状フィンのコ
イルを複数個並列収納するコイルカセットと、上記溶接
機の前方に対峙設置され上記コイルカセットを乗載して
それを移動させながら帯状フィンを上記溶接機へ連続的
に供給するコイル移動装置と、上記コイル移動装置に付
設され上記小型コイルの先端を検出して上記溶接機へ引
き出すフィン先端供給装置とを具えたことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案コイルフィン自動供給装置は、上述の構成によ
り、小型コイルより帯状フィンをスパイラルフィン溶接
機へ直接連続的に供給でき、小型コイルの巻き直し作業
の廃止、更には大型コイルセット替えによるスパイラル
フィン溶接機の稼動停止をなくすることができる。
〔実施例〕
本考案コイルフィン自動供給装置の一実施例を図面につ
いて説明すると、第1図は装置全体を示す斜視図、第2
図は同上におけるコイルカセットを示し、同図(A)は
正面図、同図(B)は側面図、第3図は第1図における
フィン先端供給装置の斜視図、第4図はコイル移動装置
の作動要領の説明図である。
まず第1図において、スパイラルフィン溶接機1のチュ
ーブ回転用キャリッジに掴持されたチューブ2には回転
が与えられており、このチューブ2の周りへ供給される
帯状フィン3は小型コイル4に巻かれ、複数個の小型コ
イル4がコイルカセット5に並列収納されて、スパイラ
ルフィン溶接機1の前方に設置されたコイル移動装置6
上にセットされている。コイル移動装置6の端部上方に
はフィン先端供給装置7及びプレッシャーロール8が設
置されている。
またコイルカセット5は、第2図に示すように、上方開
口箱形のカセットフレーム9の両側板に小型コイル4を
回転させるシャフト10が差し渡されるととともに、こ
のシャフト10に沿って底部に複数個のコイルフィン受
け11がシャフト軸方向移動可能に配置されるととも
に、その上にそれぞれ2枚のコイルフィン押さえ12が
樹立されており、このコイルフィン受け11は、同図
(A)に示すように、順次矢印方向へ送られコイル移動
装置6の端部のフィン先端供給位置13において下方へ
下がり、それにより載置されている小型コイル4がシャ
フト10に乗るようになっている。
更にフィン先端供給装置7には、第4図に示すように、
順次移動してくる小型コイル4のコイルフィン先端14
を送り込むためのマグネット板15が、その入口に付設
されている。なおコイル移動装置6には、第4図に示す
ように、その両端にコイルカセット5移動用のモーター
16及びエンコーダー17が配置されている。
このような装置において、第4図も参照してコイルフィ
ン供給の作動要領を説明すると、多数個の小型コイル4
を2台のコイルカセット5,のコイルフィン受け1
1と、コイルフィン押さえ12の間に1巻づつ収納し、
このコイルカセット5,を、第4図(a)に示すよう
に、コイル移動装置6上へセットする。まずコイルカセ
ット5の最初の小型コイル4がシャフト10に乗り、
そのコイルフィン先端14がフィン先端供給装置7によ
りクランプされて引き出され、帯状フィン3はスパイラ
ルフィン溶接機1により回転しているチューブ2へ送ら
れその周りへ巻き付けられる。この間、小型コイル4は
プレッシャーロール8により加圧され回転中の“バケ
ラ”が防止されるとともに、このプレッシャーロール8
により小型コイル4の残量が検出される。
最初の小型コイル4が使い終わると、コイル移動装置6
が移動して、マグネット板15に粘着した次の小型コイ
ル4のコイルフィン先端14をフィン先端供給装置7へ
供給するとともに、さきの小型コイル4がシャフト10
より外れ、次の小型コイル4がシャフト10上へ乗る。
以上の動作を繰り返し、第4図(b)に示すように、コイ
ルカセット5が使い終わると、コイルカセット5を
コイル移動装置6上より取り外し、小型コイル4を収納
してまたコイル移動装置6へ戻す。この間には同図
(c),(d)に示すように、コイルカセット5を使用し、
休むことなく連続して帯状フィン3を送給する。
かくして、この装置によれば、小型コイル4の巻き直し
作業の廃止により大巾に工数,工費が低減し、また第5
図の従来の大型コイル27のセット替えによるスパイラ
ルフィン溶接機1の稼動停止がなくなり、スパイラルフ
ィン溶接機1の稼動率が大巾に向上する。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、チューブ回転用キャリッジに
て掴まれたチューブに回転を与えながら帯状フィンを巻
き付け同フィンに通電してフィンとチューブとを溶接す
るスパイラルフィン溶接機において、小型の帯状フィン
のコイルを複数個並列収納するコイルカセットと、上記
溶接機の前方に対峙設置され上記コイルカセットを乗載
してそれを移動させながら帯状フィンを上記溶接機へ連
続的に供給するコイル移動装置と、上記コイル移動装置
に付設され上記小型コイルの先端を検出して上記溶接機
へ引き出すフィン先端供給装置とを具えたことにより、
帯状フィンを小型コイルより直接連続的に供給し、スパ
イラルフィン溶接機の稼動率アップ及び溶接作業工数低
減を図ることができるコイルフィン自動供給装置を得る
から、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案コイルフィン供給装置の一実施例の装置
全体を示す斜視図、第2図は同上におけるコイルカセッ
トを示し、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、
第3図は第1図におけるフィン先端供給装置の斜視図、
第4図はコイル移動装置の作動要領の説明図である。 第5図は従来のコイルフィン供給方式を示す斜視図であ
る。 1……スパイラルフィン溶接機、2……チューブ、3…
…帯状フィン、4……小型コイル、5……コイルカセッ
ト、6……コイル移動装置、7……フィン先端供給装
置、8……プレッシャーロール、9……カセットフレー
ム、10……シャフト、11……コイルフィン受け、1
2……コイルフィン押さえ、13……フィン先端供給位
置、14……コイルフィン先端、15……マグネット
板、16……モーター、17……エンコーダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューブ回転用キャリッジにて掴まれたチ
    ューブに回転を与えながら帯状フィンを巻き付け同フィ
    ンに通電してフィンとチューブとを溶接するスパイラル
    フィン溶接機において、小型の帯状フィンのコイルを複
    数個並列収納するコイルカセットと、上記溶接機の前方
    に対峙設置され上記コイルカセットを乗載してそれを移
    動させながら帯状フィンを上記溶接機へ連続的に供給す
    るコイル移動装置と、上記コイル移動装置に付設され上
    記小型コイルの先端を検出して上記溶接機へ引き出すフ
    ィン先端供給装置とを具えたことを特徴とするコイルフ
    ィン自動供給装置。
JP2092289U 1989-02-23 1989-02-23 コイルフイン自動供給装置 Expired - Lifetime JPH0618698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2092289U JPH0618698Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 コイルフイン自動供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2092289U JPH0618698Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 コイルフイン自動供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02112652U JPH02112652U (ja) 1990-09-10
JPH0618698Y2 true JPH0618698Y2 (ja) 1994-05-18

Family

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2092289U Expired - Lifetime JPH0618698Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 コイルフイン自動供給装置

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