JPH0618273U - 袋状容器の内容物注出用ホルダー - Google Patents

袋状容器の内容物注出用ホルダー

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JPH0618273U
JPH0618273U JP5750392U JP5750392U JPH0618273U JP H0618273 U JPH0618273 U JP H0618273U JP 5750392 U JP5750392 U JP 5750392U JP 5750392 U JP5750392 U JP 5750392U JP H0618273 U JPH0618273 U JP H0618273U
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JP
Japan
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bag
shaped container
pouring
contents
holder
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Pending
Application number
JP5750392U
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English (en)
Inventor
直己 小谷
晃宏 田口
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】バッグインボックスに内蔵された又は単独に使
用する可撓性の袋状容器から、粘度の高い液状の内容物
を注出し易くする。 【構成】可撓性の袋状容器20から内容物40を注出す
るための注出装置において、内容物注出用ホルダー10
を、袋状容器20の注出口部22を固定するための切欠
部を有し前方下部に設ける前板12と、上部に袋状容器
本体21の端部を係止するための係止部15を有し後方
に設ける背板14と、前板12と背板14との間に連結
して設けられ袋状容器20を載置する底板13とにより
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
バッグ・イン・ボックスに内蔵された又は単独に使用する可撓性の袋状容器か ら、粘度の高い液状の内容物を注出するためのホルダーとコネクターとからなる 注出装置に関するもので、詳しくは、その袋状容器の内容物注出用ホルダーに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、複合紙容器において、バッグ・イン・ボックスと称される袋状容器を内 蔵した構造のものが調味料、酒類、乳製品、その他飲料などの食品関係や現像液 、洗剤、染料などの非食品関係に広く使われ出して来た。この複合紙容器には、 業務用の2リッターから30リッターの大容量のものから、一般消費者向けの1 リッターから3リッターの小、中容量のものがある。
【0003】 本考案に係わる業務用の大容量のバッグ・イン・ボックスにおいて、比較的に 高粘度又は流動しにくい内容物を注出する場合には、現在は、ポンプによる吸引 法によって、内容物を注出している。これは、まずバッグ・イン・ボックスの外 箱の開封部を開封して、内蔵されている袋状容器の注出口部を取り出して開栓し 、図3に示したような吸入孔を有した注出用コネクターの挿入筒部をその注出口 に挿入し、ポンプによって吸引して袋状容器内の内容物を注出したものであった 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のように袋状容器の注出口に注出用コネクターの挿入筒部 を挿入して、ポンプによって吸引して内容物を注出して行くと、内容物が充分に 袋状容器内にある場合には、内容物の減った分だけ大気圧で袋状容器が押し潰さ れ、順調に内容物が注出されるが、内容物の残量が少なくなると、押し潰された 袋状容器が、注出用コネクターの挿入筒部の吸引孔に吸い込まれたり押し潰され た袋状容器に出来た皺の部分に内容物が溜まって、内容物の注出を妨げるように なって、例えば、全内容量10kgの場合、約700g以上の内容物が残ってい た。また、食品工場の場合に、商品の流通時に外箱が汚れるため、衛生上の理由 から、外箱を現場に持ち込めないこともあった。本考案は、かかる上述の内容物 注出時の問題を解決したもので、可撓性の袋状容器から容易に、残量少なく、し かも衛生的な注出方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、可撓性の袋状容器から内容物を注出するためのホルダーとコネクタ ーとからなる注出装置において、図1及び図2に示すように、袋状容器(20) の注出口部(22)を固定するための切欠部(16)を有し前方下部に設けられ る縦の前板(12)と、上部に袋状容器本体(21)の端部を係止するための係 止部(15)を有し後方に設けられる縦の背板(14)と、前板と背板との間に 連結して設けられ袋状容器を載置する横の底板(13)とから構成されたことを 特徴とする袋状容器の内容物注出用ホルダー(10)である。
【0006】 上述の内容物注出用ホルダーの前板、底板、背板は、アルミニウムやステンレ スなどの金属、ポリオレフィンやポリエステル樹脂などのプラスチック、各種の 木材などの剛性を有する素材によって作製されるものである。
【0007】 また、袋状容器本体の端部を係止する方法は、背板と板状物や棒状物などによ って、袋状容器本体の端部を押止、掛止、咬止などによって固定するものである 。
【0008】 なお、袋状容器の注出口部の外周壁には、注出口部を前板の切欠部に嵌入して 固定したときに、さらに、前後方向にも固定するために切欠部の前後に切欠部よ り大きい径のリングを設けても良い。
【0009】
【作用】 バッグ・イン・ボックスに内蔵された可撓性の袋状容器を取り出し、その注出 口部を本考案の前板の切欠部に嵌入して固定し、さらに、図2に示したように、 袋状容器本体(21)の端部を背板(14)の上部の係止部(15)に係止して 、注出口部(22)の蓋材(24)を外し、図3に示したように、注出口(23 )から注出用コネクター(50)の挿入筒部(51)を挿入して、ポンプによっ て吸引して挿入筒部の吸引孔(52)から内容物を注出して行くと、内容物の減 った分だけ大気圧で袋状容器(20)が押し潰される。しかし、袋状容器本体( 21)の端部が背板の上部に係止されているため、内容物(40)の残量が減っ ても袋状容器本体が注出用コネクターの挿入筒部の吸引孔(52)に吸い込まれ ることがなく、また、袋状容器本体の皺が従来に比較して出来にくいため、皺の 部分に内容物が溜まって内容物の注出を妨げられることが著しく少なくなる。
【0010】 また、バッグ・イン・ボックスが、流通時に外箱が汚れても、内容物の注出時 に本考案の内容物注出用ホルダーを使用すれば、内蔵された袋状容器のみを現場 に持ち込めば良いため衛生的である。
【0011】
【実施例】
図1は、本実施例の内容物注出用ホルダーに、袋状容器をセットしたときの正 面図であり、図2は、そのA−A’断面図であり、図3は、注出口から注出用コ ネクターの挿入筒部を挿入して、袋状容器の内容物を注出している状態を示した 説明図である。次に、本実施例を図を用いて詳細に説明する。
【0012】 まず、本実施例の内容物注出用ホルダーを作製するために、ステンレス板を溶 接又は折り曲げて、図1及び図2に示した前板(12)と底板(13)と背板( 14)とからなるホルダー本体(11)を作製した。前方下部に設けた前板には 、上部中央に袋状容器(20)の注出口部(22)を固定するための切欠部(1 6)を設けた。また、背板の上端を裏面に折り曲げて、袋状容器端部の係止部( 15)を設けた。この袋状容器端部の係止機構部(30)は、背板の係止部と係 止板(31)、ボルト(32)、蝶形つまみ付ナット(33)とによって構成し た。
【0013】 次に、バッグ・イン・ボックスに内蔵される袋状容器を作製したが、これは、 四方を熱融着によってシールし、胴部に注出口部を設けたプラスチック袋であり 、本実施例では、ポリエチレン+ポリエチレン/延伸ナイロン/ポリエチレンの 二重袋の10リッターの袋状容器を作製した。作製した袋状容器は、注出口部か ら10Kgの味噌を充填し、注出口にキャップを嵌合させて密閉した。
【0014】 本実施例で作製した内容物注出用ホルダーを評価するために、図2に示したよう に、まず、前述の味噌を10Kg充填した袋状容器(20)の注出口部(22) を、内容物注出用ホルダー(10)の前板(12)の切欠部(16)に嵌入して 固定し、次に、袋状容器本体(21)の端部を、背板(14)の上端の係止部( 15)と係止板(31)とで挟み、ボルト(32)と蝶形つまみ付ナット(33 )によって固定して、袋状容器をホルダー(10)に載置した。そして、注出口 部の蓋体(24)を外して、図3に示したように、注出用コネクター(50)の 挿入筒部(51)を注出口(23)から容器内に挿入し、挿入筒部に設けられて いる吸入孔(52)から、ポンプによって容器の内容物を注出したところ、内容 物の注出が完了するまでに、コネクターの挿入筒部の吸入孔が容器本体によって 詰まることもなく、また、皺の発生も少なかった。この結果では、内容物の残量 は約200g弱であり、充填全量に対しては2%以下であった。
【0015】
【考案の効果】
本考案の内容物注出用ホルダーを使用すると、バッグ・イン・ボックスに内蔵 された又は単独に使用する可撓性の袋状容器から、比較的に高粘度又は流動しに くい内容物を、ポンプによる吸引法によって容易にしかも残量少なく注出するこ とが出来る。また、衛生上の問題から、商品の流通時に汚れたバッグ・イン・ボ ックスの外箱を、食品工場の現場に持ち込めない場合にも、内蔵された袋状容器 のみを使用して、内容物の注出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の内容物注出用ホルダーに、袋状容器を
セットしたときの正面図である。
【図2】図1におけるA−A’断面図である。
【図3】本考案の内容物注出用ホルダーに袋状容器をセ
ットして、注出口から注出用コネクターの挿入筒部を挿
入して、袋状容器の内容物を注出している状態を示した
説明図である。
【符号の説明】
10……内容物注出用ホルダー 11……ホルダー本体 12……前板 13……底板 14……背板 15……係止部 16……切欠部 20……袋状容器 21……袋状容器本体 22……注出口部 23……注出口 24……蓋体 30……係止構造部 31……係止板 32……ボルト 33……蝶形つまみ付ナット 40……内容物 50……注出コネクター 51……挿入筒部 52……吸引孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性の袋状容器から内容物を注出するた
    めの注出装置において、袋状容器の注出口部を固定する
    ための切欠部を有し前方下部に設けられる前板と、上部
    に袋状容器本体の端部を係止するための係止部を有し後
    方に設けられる背板と、前板と背板との間に連結して設
    けられ袋状容器を載置する底板とから構成されたことを
    特徴とする袋状容器の内容物注出用ホルダー。
JP5750392U 1992-08-17 1992-08-17 袋状容器の内容物注出用ホルダー Pending JPH0618273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5750392U JPH0618273U (ja) 1992-08-17 1992-08-17 袋状容器の内容物注出用ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

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JP5750392U JPH0618273U (ja) 1992-08-17 1992-08-17 袋状容器の内容物注出用ホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0618273U true JPH0618273U (ja) 1994-03-08

Family

ID=13057533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5750392U Pending JPH0618273U (ja) 1992-08-17 1992-08-17 袋状容器の内容物注出用ホルダー

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JP (1) JPH0618273U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56501870A (ja) * 1980-01-24 1981-12-24
JPS6313867B2 (ja) * 1982-11-17 1988-03-28 Hitachi Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56501870A (ja) * 1980-01-24 1981-12-24
JPS6313867B2 (ja) * 1982-11-17 1988-03-28 Hitachi Ltd

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