JPH0618200U - 宇宙新幹線 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】有重量地帯での走行速度の限度を無重量地帯に
して車体を浮遊させ後方よりジェットエンジンにより推
進、走行させ有重量地帯での走行速度を越えた速度で走
行する事が充分可能で音速の速さで走行させる事を目的
としたものである。 【構成】無重量地帯での浮遊した車体を車体より突出さ
れた滑走車輪によって透導、後方よりジェットエンジン
によって推進走行させる。

Description

【考案の詳細な説明】 ２０世紀から２１世紀時代の宇宙開発が推進進行している今日である。その 宇宙ロケット飛行に際して乗務の為の訓練が必要となり，訓練の場所として大気 圏外の無重量地帯と同じ状況と環境を大気圏内で作製する事が出来る，そうした 所で訓練を行う，大気圏内で無重量地帯を作製する事の出来るその原理を宇宙新 幹線に採用したものである。

大気圏外の無重量地帯と同じ状況と環境を，大気圏内に再現したドーム１の内 側を無重量地帯２とし，ドーム内に設置された車体３はドーム内が無重量地帯で あるので，浮遊状態になるので車体より突出した滑走車輪車体支え４で支えられ ドームより突出した誘導軌道５により誘導する。宇宙新幹線の走行手段は電動力 を使用せず，車体の後方よりジェットエンジン推進機により進行させる。駅領内 に到着し車体より突出された滑走車輪車体支えによりブレーキをかけ停車する。

停車した際駅領内の前後を遮断する駅領内が遮断されると，駅領内の無重量地帯 が有重量地帯にする。停車時間内に乗降口を開放して車輌内の乗降が終了した時 点で駅領内の前後を開放し，乗降口を閉鎖し駅領内を無重量地帯にして発車する 。この際車輌内を有重量地帯とする。

ＪＲ線及び私鉄線を走行する普通列車から特急列車の時速は８０ｋｍから１５ ０ｋｍの程度で走行する。東海道新幹線・上越新幹線・東北新幹線は２５０ｋｍ から３００ｋｍの速さで走行する。試走ではあるがリニアモーターカは，４００ ｋｍから５００ｋｍ程度で走行する。有重量地帯を走る列車としてはこの速度が 最高速度と思われる。

宇宙新幹線の最大の特徴は，無重量地帯を走行する事である。有重量地帯を走 る車輛は車体の重量及び乗客の重量を推進させる電動力ではこの速度が限度であ る。無重量地帯であれば推進力が無くとも浮遊する。ここにおいて無重量地帯を 走る場合，有重量地帯を走る推進力の僅少の力でも走行を得る事が出来る。有重 量地帯を飛ぶ飛行機をジェットエンジン推進機によって音速の早さで走行する推 進力を無重量地帯を走行する場合，この推進力の僅少の力でも充分音速の早さで 走行する事が出来る。以上によって無重量地帯をジェットエンジン推進機の推進 力で音速の早さで走行する事の出来る宇宙新幹線。

【図面の簡単な説明】

第１図は宇宙新幹線のドーム内の車輌の状況を示す断面
図である。 １はドーム，２は無重量地帯，３は宇宙新幹線の車体，
４は車体より突出された滑走車輪による車体支え，５は
誘導軌道を示す。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ドーム（１）の内側を無重量地帯（２）とし，ドーム内
   に設置された車体（３）は浮遊状態になるので車体より
   突出した滑走車輪車体支え（４）で支えられドームより
   突出した誘導軌道（５）により誘導する，車体の後方よ
   りジェットエンジン推進機により進行させる，ドーム内
   は無重量地帯であるので車体の後方よりジェットエンジ
   ン推進機により進行させる事により音速の速度で走行す
   る事の出来る宇宙新幹線。