JPH0618188A - ヘッダープレート用銅合金及びそれを用いた熱交換器 - Google Patents

ヘッダープレート用銅合金及びそれを用いた熱交換器

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JPH0618188A
JPH0618188A JP5024996A JP2499693A JPH0618188A JP H0618188 A JPH0618188 A JP H0618188A JP 5024996 A JP5024996 A JP 5024996A JP 2499693 A JP2499693 A JP 2499693A JP H0618188 A JPH0618188 A JP H0618188A
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header plate
tank
plate
heat exchanger
alloy
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JP5024996A
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Kouji Oida
晃次 乃田
Hiroshi Yamaguchi
洋 山口
Shuichi Yamazaki
周一 山崎
Katsuhiko Takada
勝彦 高田
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0219Arrangements for sealing end plates into casing or header box; Header box sub-elements
    • F28F9/0224Header boxes formed by sealing end plates into covers
    • F28F9/0226Header boxes formed by sealing end plates into covers with resilient gaskets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/12Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements
    • F28F2275/122Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements by crimping, caulking or clinching

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 張り出し加工に耐え、強度的に黄銅材なみの
高い強度を持ち、汚染大気等の外部環境による応力腐食
割れに耐える軽量低コストで、耐SCC性等の耐食性に
優れた熱交換器を提供する。 【構成】 ヘッダープレート4の周辺部を折り曲げてタ
ンクとともにかしめるか、又はタンクに設けた爪部7を
ヘッダープレート4の係止部に圧入るすることによりタ
ンクとヘッダープレートとを結合する熱交換器におい
て、ヘッダープレートがZn:10〜20wt%、Sn:
1.0超〜3wt%、P:0.005〜0.03wt%
を含み、残部Cuと不可避不純物とからなり、結晶粒度
が15μm以下のもの、もしくはヘッダープレートがZ
n:10〜20wt%、Sn:1.0超〜3wt%、P:
0.005〜0.10wt%、Ni又はFeのうち1種
又は2種:0.01〜1.0wt%を含み、残部Cuと
不可避不純物とからなり、結晶粒度が15μm以下のも
のを用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐応力腐食割れ性、強
度、加工性に優れた熱交換器用ヘッダープレート用銅合
金及びそれを用いた熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】従来、熱交換器、例え
ば自動車用ラジエーターの構造は、図1に示すように、
冷却媒体を流通させるチューブ1と熱を放散するフィン
2で構成したコア3と、コア3の両端部にヘッダープレ
ート4を介して冷却媒体の出入口を持つタンク5を取付
けたものでタンク5とヘッダープレート4との結合は、
図に示すようにタンク5とヘッダープレート4に設けた
爪部7,6をステンレス等のかしめプレート8により、
弾性シール材9を介してかしめることにより行っている
(以後、間接かしめ方式と称する)。そして、この場合
のヘッダープレート材としては黄銅や丹銅が用いられて
きた。これに対し、近年、熱交換器は軽量化、コスト低
減のため、タンクにはプラスチック製のものを使用し、
タンクとヘッダープレートの結合には、ステンレス等の
かしめプレートを用いることなく、直接ヘッダープレー
トの周辺部を折り曲げてかしめるか、もしくはタンクに
設けた爪部をヘッダープレートの係止部に圧入する方法
(以後、直接かしめ方式と称する)が採用されている。
【0003】直接かしめ構造の熱交換器では、かしめ又
は圧入係止にともない、ヘッダープレートに作用する応
力と汚染大気等の外部環境又はロングライフクーラント
(LLC)等の冷却媒体の腐食作用により、ヘッダープ
レートに応力腐食割れ(SCC)が発生し易い欠点があ
った。特にプラスチック製タンクを使用する場合は、弾
性シール材とヘッダープレート間の隙間構造により腐食
が加速され、SCCが発生し易い傾向があり、このため
直接かしめ構造の熱交換器に用いるヘッダープレートの
材質としては、黄銅、丹銅より耐SCC性に優れたSn
入り銅が使用され始めた。しかしながら、Sn入り銅は
強度が弱く、かしめ力を確保するためにはヘッダープレ
ートの肉厚を厚くして対処せざるを得ず、このことはラ
ジエーターの重量を増し、また材料コスト的な不利をも
来すものであった。
【0004】かかることから、本発明はヘッダープレー
ト材としては、張り出し加工に耐え、強度的には間接か
しめ構造で使用していた黄銅材なみの高い強度を持ち、
汚染大気等の外部環境又はLLCによるSCCの発生に
対し十分な耐久時間を持ち、諸性能を熱交換器における
ヘッダープレートに適するよう調整した合金を提供し、
軽量でコストが易く、耐SCC性等の耐食性に優れた熱
交換器を提供することを目的とするものである。なお、
熱交換器を構成するフィンにはSn入り銅が用いられる
が、最近ではZnめっき後加熱処理した薄肉Sn入り銅
が、またチューブ材としてはSn又は/及びP入り薄肉
黄銅が用いられている。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、直接かしめ
方式によりタンクとヘッダープレートとを結合してなる
熱交換器において、前記ヘッダープレートがZn:10
〜20wt%、Sn:1.0超〜3wt%、P:0.0
05〜0.03wt%を含み、残部Cuと不可避不純物
とからなるか、もしくは前記ヘッダープレートがZn:
10〜20wt%、Sn:1.0超〜3wt%、P:
0.005〜0.10wt%、Ni又はFeのうち1種
又は2種:0.01〜1.0wt%を含み、残部Cuと
不可避不純物とからなり、結晶粒度が15μm以下のも
のを用いた熱交換器により、前記課題を達成したもので
ある。
【0006】熱交換器をなすヘッダープレート材を従来
のSn入り銅等の耐SCC性は優れているが強度は不足
している材料に代えて薄肉化するためには、加工性を表
すエリクセン値が12.0以上であると同時に、耐力1
75N/mm2以上が望ましく、しかも半田付工程で実
質的に軟化しないことが要求される。またアンモニアに
代表される外部環境及び100℃に加熱した30%LL
C水溶液中でそれぞれ付加応力200N/mm2下での
寿命が十分あることが必要である。本発明では、これら
直接かしめ構造の熱交換器におけるヘッダープレートと
しての諸性能を上記のような組成とし、かつ結晶粒度を
調整することにより解決したものである。
【0007】以下、ヘッダープレート材の成分組成の限
定理由を説明する。Znの添加は、強度、加工性、耐酸
化性を付与するためで、Zn含有量を10〜20wt%
とする。Zn含有量が10wt%未満では十分な耐力が
得られず、20wt%を超えると耐SCC性が不足す
る。
【0008】Snの添加は、強度、耐熱性及び耐SCC
性を向上させる効果がある。そして、Sn含有量を1.
0超〜3wt%としたのは、1.0wt%以下では強度
及び耐SCC性向上と耐熱性保存の効果が十分でなく、
3wt%を超えると塑性加工性が低下するためである。
なお、耐熱性の効果はNi又はFeの添加がない合金を
用いる場合には特に必要である。
【0009】Pの添加は、加工性の向上とNi又はFe
を共添する場合は、Ni又はFeとPの化合物による強
度と耐熱性の向上をはかるためである。そして、Pの含
有量の加減を0.005wt%としたのは、これ未満で
は加工性の向上が不足であり、上限をNi又はFeの添
加がない場合0.03wt%としたのは、0.03wt
%を超えると耐SCC性が低下するためで、Ni又はF
eの添加がある場合の上限0.10wt%は、PはNi
又はFeと化合して耐SCC性に悪影響を及ぼしにくい
が、これを超えると十分な加工性が得られないためであ
る。
【0010】Ni又はFeの添加は、強度と耐熱性の向
上をLLC中での耐SCC性の劣化なしにはかるためで
ある。そして、Ni又はFeあるいはその両者の含有量
を0.01wt%〜1.0wt%と限定したのは、Ni
又はFeあるいはその両者の含有量が0.01wt%未
満ではNi又はFeとPの化合物による耐熱性の向上や
強化が顕著とならず、1.0wt%を超えると加工性が
劣化するためである。
【0011】さらに、結晶粒度を15μm以下としたの
は、耐SCC性と強度を同時に十分なものとするためで
ある。すなわち、15μmを超えると十分な強度(耐
力)を焼鈍状態の条件下で得ることが困難であり、また
耐SCC性も若干低下する。
【0012】本発明によるヘッダープレート材を用いる
熱交換器では上記諸元を満たした焼鈍上がりのコイルか
らヘッダープレート材をプレス加工し、チューブとフィ
ンを組み込んだコアと半田付し、その後、タンクを直接
かしめする。この間に加工性(エリクセン値で代表され
る)と強度(耐力で代表される)を高レベルに保持した
素材を用い、プレス加工に伴う加工歪を耐SCC性に悪
影響がなく強度の軟化を実質的に生じさせない条件下で
除去する。
【0013】本発明のヘッダープレート材を用いる熱交
換器は、従来のものより軽量化されたものとなり、しか
も外部環境及びLLC中による耐SCC性に優れたもの
となる。
【0014】
【実施例1】本発明合金として、Cu−11%Zn−
1.5%Sn−0.01%P(Cu濃度は残量、%はw
t%、以下同じ)、Cu−15%Zn−1.3%Sn−
0.01%P、Cu−15%Zn−1.3%Sn−0.
2%Ni−0.02%P、Cu−20%Zn−2.0%
Sn−0.3%Ni−0.005%Pの4種類の合金
と、従来合金としてCu−10%Zn、Cu−30%Z
n、Cu−0.15%Sn−0.005%Pの合金3種
類を溶製し、熱間圧延、面削を加えた後、冷間圧延、中
間焼鈍、仕上圧延、最終焼鈍を調整して個々の合金毎に
2〜3種の結晶粒度の異なる試料を作成した。得られた
試料の耐力、エリクセン値、結晶粒度を測定した。エリ
クセン値と耐力の関係について得られた結果を図2に示
す。
【0015】結晶粒度は各直線とも左上が小で、右下が
大となる。数値としては図中の直線の範囲でCu−11
%Zn−1.5%Sn−0.01%P合金で5μm〜1
3μm、Cu−15%Zn−1.3%Sn−0.01%
P合金では6μm〜13μm、Cu−15%Zn−1.
3%Sn−0.2%Ni−0.02%P合金では10μ
m〜13μm、Cu−20%Zn−2.0%Sn−0.
3%Ni−0.005%P合金では13μm〜15μm
であった。また従来合金ではCu−10%Znで9μm
〜20μm、Cu−0.15%Sn−0.005%P合
金で25μm〜30μm、Cu−30%Zn合金で15
μm〜60μmであった。なお、従来合金の場合、20
μm〜50μmの結晶粒度のものを使用することが一般
的である。図2の結果から本発明合金は強度に優れてい
ること、Zn,Sn,Ni,結晶粒度の強度に対する寄
与が大きいことがわかる。
【0016】
【実施例2】Cu−15%Zn−0.2%Ni−0.0
1%P合金をベースとしてこれに1.0〜2.6%のS
nを添加した4種の合金及びNiを0.5%、Pを0.
02%に変更しSnを1.5%添加した合金につき、実
施例1と同様の直線を得た。得られた直線からエリクセ
ン値12.4での0.2%耐力を読み取り、図3を得
た。Snの強度に対する寄与が明らかである。
【0017】
【実施例3】Cu−10%Zn−1.6%Sn合金をベ
ースとして、これに0〜0.052%のPを添加した4
種の合金につき、実施例1と同様の直線を得た。得られ
た直線から耐力200MPaでのエリクセン値を読み取
り、図4を得た。Pの加工性向上に対する寄与が明らか
である。
【0018】
【実施例4】本発明合金として、Cu−10%Zn−
1.5%Sn−0.2%Ni−0.01%P、Cu−1
1%Zn−1.5%Sn−0.01%Pの2種の合金と
従来合金として、Cu−0.2%Sn−0.01%P、
Cu−10%Zn合金の2種につき、各々最終冷間加工
率を70%とった後、350℃で焼鈍し、時間による硬
度軟化曲線を求めた。その結果を図5に示す。焼鈍時間
0の時の硬度の90%に軟化する時間の長短でみると、
Cu−10%Zn合金に対し、他の合金が優れているこ
とがわかる。
【0019】
【実施例5】Cu−10%Zn−1.5%Sn−0.0
1%P合金をベースとして、これに0、0.004%、
0.007%、0.013%、0.024%のFeを添
加した5種の合金につき実施例1と同様にして試料を作
製した。これらにつき耐力、エリクセン値、結晶粒径を
測定したが、結晶粒径は4〜7μm、エリクセン値は1
2.0〜12.4の範囲に入った。耐力の測定結果から
最終焼鈍温度とFe分との関係図として図6を得た。図
6よりFeは少量添加でも顕著な耐熱性の向上をもたら
すことが明らかである。
【0020】
【実施例6】表1に示す合金について、1:1アンモニ
ア水雰囲気中で引張荷重196N/mm2を付加した上
で応力腐食割れ時間を求めた。その結果を表1にあわせ
て示す。直接かしめ方式では残留応力が150〜200
N/mm2生ずるし、発生応力も最大200N/mm2
なる。従って、この条件下で間接かしめ方式での黄銅の
アンモニア環境下での寿命約3時間以上という基準を確
保したい。この意味で従来合金Cu−15%Znは不適
格である。また応力腐食割れに対してZn濃度の影響が
支配的であり、Snの添加によって改良できることが明
らかである。
【0021】
【表1】
【0022】
【実施例7】100℃に保った市販のロングライフクー
ラント中で196N/mm2の引張応力を、Cu−10
%Zn−1.5%Sn−0.2%Ni−0.01%P合
金板、Cu−10%Zn−1.5%Sn−0.013%
Fe−0.01%P合金板及びCu−11%Zn−1.
5%Sn−0.01%P合金板に付加する応力腐食割れ
試験を実施したが、2300時間後も破断しなかった。
しかし同様な実験をCu−20%Zn合金について実施
すると400時間で破断した。
【0023】
【実施例8】表2に示す合金にてヘッダープレートを作
成し、直接かしめ方式で熱交換器を組立て、耐応力腐食
割れ性を試験した。外部環境に対する耐応力腐食割れ性
については、1%のアンモニア雰囲気中での漏れの発生
するまでの時間を測定することにより行った。また、内
部環境に対する耐応力腐食割れ性については、30%に
希釈したロングライフクーラントを80℃で0.12M
Paの内圧で封入し、90日保持した後、漏れの有無と
解体後の割れの有無で評価した。得られた結果を表3に
示す。
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【実施例9】Cu−11%Zn−1.5%Sn−0.0
1%PとCu−10%Zn−1.6%Sn−0.012
%Fe−0.01%Pの2種の本発明合金と、Cu−
0.15%Sn−0.005%Pの従来合金の各々0.
6mmの板厚の板からヘッダープレートを作成し、直接
かしめ方式で熱交換器を組立て、静水圧破壊試験を行っ
た。本発明合金を用いた場合は、0.59Paの静水圧
に耐えたが、従来合金を用いた場合は、同様の静水圧に
耐えられなかった。なお、従来合金は0.8mm厚のも
のを用いることが通常である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明は直接かしめ構造
の熱交換器におけるヘッダープレートとして特定の組成
の合金をヘッダープレートに用いるため、これにより得
られる熱交換器は耐応力腐食割れ性に優れ、同時にヘッ
ダープレート材の板厚を薄肉化することにより、軽量化
が可能であり、しかも安価であるという顕著な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の間接かしめ方式によるタンクとヘッダー
プレート部の部分斜視説明図である。
【図2】実施例1におけるエリクセン値と耐力との関係
図である。
【図3】実施例2におけるSn含有量と耐力との関係図
である。
【図4】実施例3におけるP含有量とエリクセン値との
関係図である。
【図5】実施例4における焼鈍時間と硬度との関係図で
ある。
【図6】実施例5における焼鈍温度と耐力との関係図で
ある。
【符号の説明】
1 チューブ 2 フィン 3 コア 4 ヘッダープレート 5 プラスチック製タンク 6 ヘッダープレートの爪部 7 プラスチックタンクの爪部 8 かしめプレート 9 弾性シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 周一 埼玉県大宮市プラザ99−2 (72)発明者 高田 勝彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地日本電装 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダープレートの周辺部を折り曲げて
    タンクとともにかしめるか、もしくはタンクに設けた爪
    部をヘッダープレートの係止部に圧入することによりタ
    ンクとヘッダープレートとを結合してなる熱交換器にお
    いて、前記ヘッダープレートがZn:10〜20wt
    %、Sn:1.0超〜3wt%、P:0.005〜0.
    03wt%を含み、残部Cuと不可避不純物とからな
    り、結晶粒度が15μm以下のものであることを特徴と
    する熱交換器用ヘッダープレート用銅合金。
  2. 【請求項2】 ヘッダープレートの周辺部を折り曲げて
    タンクとともにかしめるか、もしくはタンクに設けた爪
    部をヘッダープレートの係止部に圧入することによりタ
    ンクとヘッダープレートとを結合してなる熱交換器にお
    いて、前記ヘッダープレートがZn:10〜20wt
    %、Sn:1.0超〜3wt%、P:0.005〜0.
    10wt%、Ni又はFeのうち1種又は2種:0.0
    1〜1.0wt%を含み、残部Cuと不可避不純物とか
    らなり、結晶粒度が15μm以下のものであることを特
    徴とする熱交換器用ヘッダープレート用銅合金。
  3. 【請求項3】 ヘッダープレートの周辺部を折り曲げて
    タンクとともにかしめるか、もしくはタンクに設けた爪
    部をヘッダープレートの係止部に圧入することによりタ
    ンクとヘッダープレートとを結合してなる熱交換器にお
    いて、前記ヘッダープレートとしてZn:10〜20w
    t%、Sn:1.0超〜3%、P:0.005〜0.0
    3wt%を含み、残部Cuと不可避不純物とからなり、
    結晶粒度が15μm以下のものを用いることを特徴とす
    る熱交換器。
  4. 【請求項4】 ヘッダープレートの周辺部を折り曲げて
    タンクとともにかしめるか、もしくはタンクに設けた爪
    部をヘッダープレートの係止部に圧入することによりタ
    ンクとヘッダープレートとを結合してなる熱交換器にお
    いて、前記ヘッダープレートとしてZn:10〜20w
    t%、Sn:1.0超〜3wt%、P:0.005〜
    0.10wt%、Ni又はFeのうち1種又は2種:
    0.01〜1.0wt%を含み、残部Cuと不可避不純
    物とからなり、結晶粒度が15μm以下のものを用いる
    ことを特徴とする熱交換器。
JP5024996A 1992-01-27 1993-01-21 ヘッダープレート用銅合金及びそれを用いた熱交換器 Pending JPH0618188A (ja)

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JP3558292 1992-01-27
JP4-35582 1992-01-27
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5751850A (en) * 1993-06-30 1998-05-12 International Business Machines Corporation Method for image segmentation and classification of image elements for documents processing
JP2001239803A (ja) * 1999-12-20 2001-09-04 Nsk Ltd 車輪支持用転がり軸受ユニット
US11073345B2 (en) 2018-10-31 2021-07-27 Hanon Systems Heat exchanger header with stiffening element

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