JPH06179262A - インクジェットプリンタの印字ヘッド - Google Patents
インクジェットプリンタの印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH06179262A JPH06179262A JP4333101A JP33310192A JPH06179262A JP H06179262 A JPH06179262 A JP H06179262A JP 4333101 A JP4333101 A JP 4333101A JP 33310192 A JP33310192 A JP 33310192A JP H06179262 A JPH06179262 A JP H06179262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- discharge port
- chamber
- piezo
- ejection port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/05—Heads having a valve
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットプリンタの印字ヘッドのイン
ク吐出を細かくコントロールする。 【構成】 インク吐出口２をピエゾ素子１により直接開
閉する。インク室１０のインクは常に一定の圧力で加圧
されている。
ク吐出を細かくコントロールする。 【構成】 インク吐出口２をピエゾ素子１により直接開
閉する。インク室１０のインクは常に一定の圧力で加圧
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タの印字ヘッドの改良に関するもので、特に高速印字，
多段階の階調表現に適している。
タの印字ヘッドの改良に関するもので、特に高速印字，
多段階の階調表現に適している。
【０００２】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンタの印字ヘ
ッドには、以下の図３，４（ａ）および（ｂ）ならびに
５に示されるようなピエゾ素子の振動力を利用し、イン
クの充填されたインク室に圧力波を生じさせ、インク吐
出口よりインクを吐出させる方式、または、以下の図６
（ａ）〜（ｅ）に示されるような、インク室にヒータを
設置し、ヒータと接するインクを急激に加熱し気泡を発
生させ、その膨脹圧でインクをインク吐出口外に押出す
方式等があった。
ッドには、以下の図３，４（ａ）および（ｂ）ならびに
５に示されるようなピエゾ素子の振動力を利用し、イン
クの充填されたインク室に圧力波を生じさせ、インク吐
出口よりインクを吐出させる方式、または、以下の図６
（ａ）〜（ｅ）に示されるような、インク室にヒータを
設置し、ヒータと接するインクを急激に加熱し気泡を発
生させ、その膨脹圧でインクをインク吐出口外に押出す
方式等があった。
【０００３】図３は従来のピエゾ素子を利用した一例の
断面図である。同図において、印字ヘッド９の内部には
インク室１０，圧力室１１等が設けられ、これらは結合
通路１２により連通しており、インク供給口１５を介し
て外部からインクが供給される。圧力室１１の背面には
ピエゾ素子１１が取付けられ、その振動による圧力によ
り、インクはインク吐出口２から吐出される。
断面図である。同図において、印字ヘッド９の内部には
インク室１０，圧力室１１等が設けられ、これらは結合
通路１２により連通しており、インク供給口１５を介し
て外部からインクが供給される。圧力室１１の背面には
ピエゾ素子１１が取付けられ、その振動による圧力によ
り、インクはインク吐出口２から吐出される。
【０００４】図４（ａ）および（ｂ）は、他の例の断面
図であって、図３の例と異なるところは、ピエゾ素子１
がインク供給口１５とインク吐出口２との間の圧力室１
１の壁面に設けられていることである。図４（ａ）はピ
エゾ素子１が圧力室１１を圧縮する方向に湾曲された状
態であり、同図（ｂ）はその反対に湾曲された状態であ
る。
図であって、図３の例と異なるところは、ピエゾ素子１
がインク供給口１５とインク吐出口２との間の圧力室１
１の壁面に設けられていることである。図４（ａ）はピ
エゾ素子１が圧力室１１を圧縮する方向に湾曲された状
態であり、同図（ｂ）はその反対に湾曲された状態であ
る。
【０００５】図５はさらに他の従来例の斜視図である。
ガラスノズル１３の一端にはインク吐出口２が設けら
れ、他端のインク供給口１５にインク供給チューブ１４
が接続されインクが供給される。ガラスノズル１３の外
周にはピエゾ素子１が設けられ、これによって生じた圧
力波によりインクをインク吐出口２から吐出する。
ガラスノズル１３の一端にはインク吐出口２が設けら
れ、他端のインク供給口１５にインク供給チューブ１４
が接続されインクが供給される。ガラスノズル１３の外
周にはピエゾ素子１が設けられ、これによって生じた圧
力波によりインクをインク吐出口２から吐出する。
【０００６】図６（ａ）〜（ｅ）は、ヒータを利用した
従来例の断面図である。インク室１０の外壁にヒータ２
０を設け、これを急激に加熱することにより、インク中
の気泡２１は同図（ａ）〜（ｅ）に示すように、膨脹，
破裂，収縮を繰返し、膨脹圧でインクをインク吐出口２
から押出す。
従来例の断面図である。インク室１０の外壁にヒータ２
０を設け、これを急激に加熱することにより、インク中
の気泡２１は同図（ａ）〜（ｅ）に示すように、膨脹，
破裂，収縮を繰返し、膨脹圧でインクをインク吐出口２
から押出す。
【０００７】図３〜図５の例において、ピエゾ素子１を
駆動する際、たとえば、約１μｓｅｃの印字タイミング
パルスより約１０μｓｅｃで５Ｖの印字パルスを作り、
これを約１２６Ｖに増幅して、ピエゾ素子１をドライブ
する。
駆動する際、たとえば、約１μｓｅｃの印字タイミング
パルスより約１０μｓｅｃで５Ｖの印字パルスを作り、
これを約１２６Ｖに増幅して、ピエゾ素子１をドライブ
する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、イン
クの吐出が必要となったとき、ピエゾ素子またはヒータ
を駆動し、その結果生ずる圧力波でインクを吐出口から
吐出するといったプロセスが必要なため、現在のところ
その吐出サイクルは５〜８ｋＨｚであり、その吐出サイ
クルを短くすることが難しく、印字速度もある値以上に
速くできない。また、イメージ印字での階調表現につい
ても、駆動パルスの印加時間または印加電圧を変化させ
ることで、間接的に吐出インク量を制御するため、細か
なコントロールができず、多段階の階調表現が難しいと
いう欠点があった。
クの吐出が必要となったとき、ピエゾ素子またはヒータ
を駆動し、その結果生ずる圧力波でインクを吐出口から
吐出するといったプロセスが必要なため、現在のところ
その吐出サイクルは５〜８ｋＨｚであり、その吐出サイ
クルを短くすることが難しく、印字速度もある値以上に
速くできない。また、イメージ印字での階調表現につい
ても、駆動パルスの印加時間または印加電圧を変化させ
ることで、間接的に吐出インク量を制御するため、細か
なコントロールができず、多段階の階調表現が難しいと
いう欠点があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタの印字ヘッドにおいては、常に一定の圧力に加
圧されているインクを貯蔵するインク室と、インク室か
らインクを供給されるインク吐出口と、インク吐出口を
開閉する手段とを設けた。
プリンタの印字ヘッドにおいては、常に一定の圧力に加
圧されているインクを貯蔵するインク室と、インク室か
らインクを供給されるインク吐出口と、インク吐出口を
開閉する手段とを設けた。
【００１０】
【作用】本発明によれば、インク吐出口を直接開閉する
から、インクの吐出タイミングとその吐出量を細かく制
御することができる。
から、インクの吐出タイミングとその吐出量を細かく制
御することができる。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明の一実施例の断面図である。
印字ヘッド９の内部には、インクタンク４，インク室１
０が設けられ、インク室１０の一方にはインク吐出口２
が設けられている。インク吐出口２の外壁の一部がピエ
ゾ素子１で形成されており、ピエゾ素子１の矢印のよう
な伸縮動作でインク吐出口２が開閉する。インクはイン
クタンク４に貯蔵されており、加圧ポンプ５によりイン
ク室１０に供給される。インク室１０をある一定圧力に
保持するため、リリースバルブ６により必要以上のイン
クを連通パイプ１６を経てインクタンク４に戻すように
なっている。ピエゾ素子１は公知のパルス発生器８によ
り駆動パルスが与えられ、吐出必要時に必要時間だけイ
ンク吐出口２の開閉動作を行ない、インク吐出口２が開
かれたときインク粒７が吐出される。インクタンク４の
インクが欠乏したときは外部から補充される。
印字ヘッド９の内部には、インクタンク４，インク室１
０が設けられ、インク室１０の一方にはインク吐出口２
が設けられている。インク吐出口２の外壁の一部がピエ
ゾ素子１で形成されており、ピエゾ素子１の矢印のよう
な伸縮動作でインク吐出口２が開閉する。インクはイン
クタンク４に貯蔵されており、加圧ポンプ５によりイン
ク室１０に供給される。インク室１０をある一定圧力に
保持するため、リリースバルブ６により必要以上のイン
クを連通パイプ１６を経てインクタンク４に戻すように
なっている。ピエゾ素子１は公知のパルス発生器８によ
り駆動パルスが与えられ、吐出必要時に必要時間だけイ
ンク吐出口２の開閉動作を行ない、インク吐出口２が開
かれたときインク粒７が吐出される。インクタンク４の
インクが欠乏したときは外部から補充される。
【００１２】図２は他の実施例の要部断面図である。こ
の実施例においては、テーパ状のインク吐出口２の内側
を、インク室１０内に設置したピエゾ素子１で開閉す
る。
の実施例においては、テーパ状のインク吐出口２の内側
を、インク室１０内に設置したピエゾ素子１で開閉す
る。
【００１３】インク吐出口２は必要に応じ複数個備える
ことがある。
ことがある。
【００１４】
【発明の効果】本発明によればピエゾ素子によりインク
吐出口を直接開閉するから、動作の遅れがないため、イ
ンクの吐出サイクルをピエゾ素子等の応答極限まで高め
ることができ、その結果印字速度を大幅に高めることが
できる。また、インクの吐出量はインク吐出口の開閉時
間で直接コントロールできるため、イメージ印字での階
調表現が簡単に行なえるという特徴があり、安価で小型
なフルカラープリンタとすることが可能である。
吐出口を直接開閉するから、動作の遅れがないため、イ
ンクの吐出サイクルをピエゾ素子等の応答極限まで高め
ることができ、その結果印字速度を大幅に高めることが
できる。また、インクの吐出量はインク吐出口の開閉時
間で直接コントロールできるため、イメージ印字での階
調表現が簡単に行なえるという特徴があり、安価で小型
なフルカラープリンタとすることが可能である。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】本発明の他の実施例の要部断面図である。
【図３】従来の一例の断面図である。
【図４】（ａ）および（ｂ）は、他の従来例の異なった
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図５】さらに他の従来例の斜視図である。
【図６】（ａ）〜（ｅ）は、他の方式の従来例の異なっ
た動作状態の断面図である。
た動作状態の断面図である。
１ ピエゾ素子 ２ インク吐出口 ４ インクタンク ５ 加圧ポンプ ６ リリースバルブ ８ パルス発生器 ９ 印字ヘッド １０ インク室
Claims (1)
- 【請求項１】 常に一定の圧力に加圧されているインク
を貯蔵するインク室と、インク室からインクを供給され
るインク吐出口と、インク吐出口を開閉する手段とを有
することを特徴とするインクジェットプリンタの印字ヘ
ッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333101A JPH06179262A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | インクジェットプリンタの印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333101A JPH06179262A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | インクジェットプリンタの印字ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06179262A true JPH06179262A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18262295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4333101A Withdrawn JPH06179262A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | インクジェットプリンタの印字ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06179262A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012035458A2 (en) * | 2010-09-16 | 2012-03-22 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ink-jet print head with fast-acting valve |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP4333101A patent/JPH06179262A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012035458A2 (en) * | 2010-09-16 | 2012-03-22 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ink-jet print head with fast-acting valve |
| WO2012035458A3 (en) * | 2010-09-16 | 2012-05-18 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Ink-jet print head with fast-acting valve |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |