JPH06178975A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH06178975A
JPH06178975A JP33259192A JP33259192A JPH06178975A JP H06178975 A JPH06178975 A JP H06178975A JP 33259192 A JP33259192 A JP 33259192A JP 33259192 A JP33259192 A JP 33259192A JP H06178975 A JPH06178975 A JP H06178975A
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JP
Japan
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water
valve
raw water
port
water supply
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JP33259192A
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English (en)
Inventor
Yuji Nishikawa
雄治 西川
Jun Kawaguchi
純 川口
Kiichiro Miyata
喜一郎 宮田
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Takuma Co Ltd
Omron Corp
Original Assignee
Takuma Co Ltd
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安全弁付き排水路を有効利用することによ
り、回転弁体の操作抵抗の低減を図りつつ、原水による
浄水系の汚染を防止する。 【構成】 弁箱13Aに回転弁体14Aを内装した切り
換え弁1Aに、原水供給部から水濾過処理部への流路を
開閉する弁部107と、水濾過処理部から浄水吐出口a
1への流路を開閉する弁部110とを回転軸芯方向に並
置し、前記原水供給部から水濾過処理部への流路の内圧
が設定値以上になったときに開放する安全弁113を備
えた排水路を接続してある浄水器であって、前記排水路
を構成するに、弁箱13Aの内周面又は回転弁体14A
の外周面のうち両弁部107,110の間に位置する箇
所に、回転軸芯周り全周にわたる溝106を形成し、そ
の溝106を原水供給部及び排水口a3に連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道の蛇口などに接続
されて、水に含まれている有機物や遊離塩素、懸濁物
質、微生物を除去する据え置き型や蛇口直結型の浄水器
で、詳しくは、弁箱に回転弁体を内装した切り換え弁
に、原水供給部から水濾過処理部への流路を開閉する弁
部と、水濾過処理部から浄水吐出口への流路を開閉する
弁部とを回転軸芯方向に並置し、前記原水供給部から水
濾過処理部への流路の内圧が設定値以上になったときに
開放する安全弁を備えた排水路を接続してあるものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の浄水器では、弁箱と回転
弁体との間のうち、水濾過処理部から浄水吐出口への流
路を開閉する弁部と、原水供給部から水濾過処理部への
流路を開閉する弁部との間の部分に、両者間での水の行
き来を阻止するオーリングなどのシールが設置すること
によって、原水が水濾過処理部から浄水吐出口への流路
を開閉する弁部に至って浄水系を汚染することを防止す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、止水を確実、強力に行うにはシールの接触圧を
強くする必要がある。このことは、特に前記切り換え弁
に、前記の弁部の他に、蛇口からの原水をそのまま1つ
の流束として外部に吐出供給する原水取出し用の弁部
や、蛇口からの原水をシャワー状態で外部に吐出供給す
る原水シャワー取出し用の弁部、水濾過処理部からの浄
水を取り出し口から外部に供給する浄水取出し用の弁部
を軸芯方向に並置して、一つの切り換え弁の操作で、原
水供給状態と、原水シャワー供給状態と、浄水供給状態
とに切り換えるようにしたり、更には水濾過処理部を逆
洗するために原水を供給する弁部も設けて水濾過処理部
の逆洗をも前記の切り換え弁の操作で行えるようにして
あって、シールの数が多くなることで回転弁体の操作抵
抗が増大する傾向にある多機能タイプの浄水器の場合、
不利である。しかも、シールの不可避的な経年劣化によ
り、シール不良を知らずにそのまま使用を継続してしま
うことを避けることができなかった。本発明の目的は、
安全弁付き排水路を有効利用することにより、回転弁体
の操作抵抗の低減を図りつつ、原水による浄水系の汚染
を防止する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による浄水器の特
徴は、前記排水路を構成するに、弁箱の内周面又は回転
弁体の外周面のうち両弁部の間に位置する箇所に、回転
軸芯周り全周にわたる溝を形成し、その溝を原水供給部
及び排水口に連通させてある点にある。
【0005】
【作用】たとえ弁部のシール不良が生じて原水供給部か
ら水濾過処理部への流路を開閉する弁部から原水が漏出
しても、その漏水を溝で捕捉して、外部に排出すること
ができる。換言すれば、シールの接触圧を余り大きくし
なくても、原水による浄水系の汚染を防止することがで
きる。しかも、所期の安全用の排水路を利用して原水に
よる浄水系の汚染を防止するから、弁部から漏出した原
水を排出する手段を別途設ける必要がない。
【0006】
【発明の効果】従って本発明によれば、回転弁体の操作
抵抗の増大を招来することなく、原水による浄水系の汚
染防止を構造上有利に達成することができ、特に多数の
弁部を設ける多機能タイプのものに有用である。
【0007】
【実施例】蛇口直結型浄水器への適用例を示す。蛇口直
結型浄水器は、図1〜図7に示すように、蛇口Aに対し
て着脱自在な浄水器本体100と、その浄水器本体10
0の側面に着脱自在な浄水用のカートリッジKとからな
る。カートリッジKの着脱方向は横方向である。
【0008】前記浄水器本体100は、図8〜図10に
示すように、上部で蛇口Aに接続連結手段を介して接続
連結し、かつ、下部に吐水部を接続した切り換え弁1A
を、上ケース2Aと下ケース3Aとからなるケースに内
装して構成されている。上ケース2Aと下ケース3Aと
は、下ケース3Aに一体形成した爪4Aの上ケース2A
の凹部への弾性係合とビス5Aによる締結によって、1
つのケースの状態に組み立てられるものであり、下ケー
ス3Aには、浄水吐出口a1と洗浄排水排出口a2と、
リリーフ水の排水口a3とが形成されている。かつ、上
ケース2Aと下ケース3Aとの接合部の一部には、内部
目視窓用や外観にアクセントを付けるための装飾板6A
が嵌め込まれている。前記吐水部は、中央の主吐水流路
7Aとその周りに位置する環状のシャワー用吐水流路8
Aとを有する。かつ、主吐水流路7Aとシャワー用吐水
流路8Aとを仕切るとともに、シャワー用吐水流路8A
内に上方から流入してきた水を周方向に分散させるバッ
フルプレート9Aと、前記下ケース3Aにねじ込み装着
されて前記主吐水流路7Aからの1つの吐出孔10A及
びシャワー用吐水流路8Aからの多数のシャワー吐出孔
11Aを形成するシャワーキャップ12Aとを有する。
前記切り換え弁1Aは、弁箱13Aと、その弁箱13A
に横軸芯周りに回転自在に内装した回転弁体14Aと、
その回転弁体14Aの弁軸15Aに回り止め状態に装着
した操作レバー16Aとを有する。そして、弁箱13A
は、図15〜図18にも示すように、軸芯方向で2つに
分割構成されている。すなわち、蛇口Aに連通する原水
入口ポートP1と、前記主吐水流路7Aに連通する第1
出口ポートP2と、前記シャワー用吐水流路8Aに連通
する第2出口ポートP3とが形成されたストレート・シ
ャワー切り換え用の主体部101を備え、前記カートリ
ッジKへの原水供給ポートP4と、カートリッジKから
の浄水受入ポートP5、前記浄水吐出口a1に浄水管1
02を介して接続する浄水取出しポートP6と、前記カ
ートリッジKへの洗浄用原水供給ポートP7と、前記洗
浄排水排出口a2に連通する洗浄排水排出ポートP8
と、前記リリーフ水の排出口a3に連通するリリーフポ
ートP9とが形成された浄水洗浄用の延長部103を備
えている。前記各ポートP1〜P9には、回転弁体14
Aの外周面との間をシールするパッキン19Aが装填さ
れており、前記浄水管102には、スプリング104に
より上流側に押されていて、浄水の圧力に応じて管長手
方向に変位することにより、その浄水管102に対する
流れ方向の位置をしてカートリッジK内の目詰まり具合
を表示する検出体105が内装されている。前記浄水管
102は外部からの前記検出体105の目視を可能にす
るように透明材料から構成され、検出体105は、浄水
の圧力が設定値以下となった目詰まり状態に対応する流
れ方向位置において前記装飾板6Aを通して外部から見
えるようになっている。つまり、装飾板6Aを通して検
出体105が見えることをもって目詰まりを表示するよ
うになっている。前記原水供給ポートP4と洗浄用原水
供給ポートP7と浄水受入ポートP5とは、軸芯方向に
沿って一列状で、かつ、その記載順に軸芯方向の一端側
から並ぶ状態に配置されており、浄水取出しポートP6
は、浄水受入ポートP5と同じ軸芯方向位置に配置され
ており、リリーフポートP9は洗浄用原水供給ポートP
7と浄水受入ポートP5との軸芯方向の中間位置に配置
されている。他方、前記回転弁体14Aも軸芯方向で主
体部101と延長部103との2つに分割構成されてお
り、この回転弁体14Aには、図11、図12及び図1
5〜図18にも示すように、弁箱13Aに対して第1回
転姿勢にある状態で前記原水入口ポートP1に第1出口
ポートP2を連通させるとともに、前記第1回転姿勢か
ら一方向側に回転した第2回転姿勢にある状態で前記原
水入口ポートP1に第2出口ポートP3を連通させる第
1水路R1と、前記第1回転姿勢に対して第2回転姿勢
とは反対方向側に回転した第3回転姿勢及びそれよりも
更に反対方向側に回転した第4回転姿勢にある状態で原
水入口ポートP1に連通する原水水路R2と、前記第3
回転姿勢にある状態で原水水路R2に原水供給ポートP
4を連通させる第1水孔r1と、前記第3回転姿勢にあ
る状態で浄水受入ポートP5に浄水取出しポートP6を
連通させる第3水路R3と、前記第4回転姿勢にある状
態で前記原水水路R2に洗浄用原水供給ポートP7を連
通させる第2水孔r2と、前記第4回転姿勢にある状態
で原水供給ポートP4を洗浄排水排出ポートP8に連通
させる第4水路R4と、常時リリーフポートP9に連通
するように回転軸芯周り全周にわたる溝106と、その
溝106を原水水路R2に連通させるリリーフ水路R5
とが形成されている。かつ、前記弁箱13Aの内周面と
回転弁体14Aの外周面との間のうち、洗浄用原水供給
ポートP7を備えた第1の弁部107と、リリーフポー
トP9を備えた第2の弁部108との境界箇所には、両
弁部107,108間での水の行き来を阻止する断面形
状U字形のリング状シール109を設置し、浄水受入ポ
ートP5を備えた第3の弁部110と前記第2の弁部1
08との境界箇所にも、両弁部107,108間での水
の行き来を阻止する断面形状U字形のリング状シール1
09を設置してある。そして、リリーフポートP9を開
閉する弁体111と、通常はリリーフポートP9を閉塞
するようにその弁体111を押しつける一方、前記原水
水路R2の内圧が設定値にまで上昇したときには、その
内圧に負けて弁体111の開放作動を許容するスプリン
グ112とからなる安全弁113が設置されている。
【0009】なお、前記回転弁体14Aには、弁箱13
Aの内周面に形成した凹部にスプリングの弾性力を介し
て係合することにより、回転弁体14Aを前記の第1〜
第3の各回転姿勢に保持するデテント用のボール20A
が組み込まれており、操作解除に伴い回転弁体14Aを
第4回転姿勢から第3回転姿勢に自動復帰させる復帰バ
ネ114が設けられている。更に、上ケース2Aには、
内部を外部から目視するための凸レンズ状の表示窓22
Aが形成され、前記弁軸15Aには、碗状の表示部材2
3Aがそれと一体に回転する状態に装着されており、そ
の表示部材23Aのうち回転弁体14Aが各回転姿勢に
あるときに表示窓22Aに対応する箇所、つまり、表示
窓22Aから目視可能な箇所には、回転弁体14Aの回
転姿勢を示すマークが付されている。前記カートリッジ
Kは、ケース25Aに、水処理用の筒状の成型繊維活性
炭モジュール26Aを、それが囲む中央の空間S1とそ
の周りの環状の空間S2とにケース25A内を仕切る状
態に内装し、その成型繊維活性炭モジュール26Aで囲
まれた中央の空間S1内に中空糸膜モジュール46Aを
配置したした構造のものであり、環状の空間S2から成
型繊維活性炭モジュール26Aをその肉厚方向で透過し
て中央の空間S1に至ったのち、中空糸膜モジュール4
6Aを透過させる状態に水を導水させて水浄化を行うも
のである。前記ケース25Aは、容器状の本体部材27
Aと、この本体部材27Aの下端開口にねじ込み装着し
た蓋部材28Aとからなり、蓋部材28Aには、前記浄
水器本体100への装着に伴い弁箱13Aの原水供給ポ
ートP4に接続して環状の空間S2を原水供給ポートP
4に連通させる接続部115と、前記浄水器本体100
への装着に伴い弁箱13Aの浄水受入ポートP5に接続
して中央の空間S1を浄水受入ポートP5に連通させる
浄水取出し用接続部116と、前記浄水器本体100へ
の装着に伴い弁箱13Aの洗浄用原水供給ポートP7に
接続して中央の空間S1を洗浄用原水供給ポートP7に
連通させる逆止弁V付きの洗浄用接続部117とが一体
形成されている。そして、接続部115と洗浄用接続部
117との間隔と、浄水取出し用接続部116と洗浄用
接続部117との間隔とを相違させることにより、周部
のうち浄水器本体100に装着した横向き姿勢で上方に
位置するものを決めてある。前記成型繊維活性炭モジュ
ール26Aのケース25Aへの固定手段は、前記空間S
1,S2に対応する中央空間及び環状空間を蓋部材28
Aに形成するように蓋部材28Aに一体形成した仕切り
用の内周壁118と前記本体部材27Aの底板部とで挟
むことによりケース25Aに対して軸芯方向で固定し、
中空糸膜モジュール46A及び底板部に一体形成の環状
部119に嵌合させることによりケース25Aに対して
径方向で固定する手段である。前記成型繊維活性炭モジ
ュール26Aは、2つの成型繊維活性炭32Aを同芯状
態で軸芯方向に重ね、それらの端面間にフレーム兼用の
シール33Aを配置して構成してある。シール33A
は、図14にも示すように、成型繊維活性炭32Aの上
下の端面に接触する上下の面と成型繊維活性炭32Aの
上下の端面との境界を通して水が空間S1,S2の間で
行き来することを成型繊維活性炭32Aの上下の端面に
食い込むことにより防止する環状の止水用突起34A
と、成型繊維活性炭32Aの上下の端部周面に接当して
端部同士の横方向の位置ずれを防止する周方向複数の位
置規制用突起35Aとを有する構造に一体成型されてい
る。なお、成型繊維活性炭32Aの端面と内周壁118
との間にも前記のシール33Aが介装されており、本体
部材27Aの底板部にも、前記と同様に機能する環状の
止水用突起34Aが一体形成されている。成型繊維活性
炭32Aは、濾過機能を備えるように、成型状態での重
量(g)を容積(cm3 )で割った密度が0.13以上
に構成されている。前記中空糸膜モジュール46Aは、
一端部を蓋部材28Aの内周壁118に嵌合させるとと
もに、他端を底板部の環状部119に嵌合させることに
よりケース25Aに固定される筒状のフレーム47Aを
設け、このフレーム47Aの一端に、多数の中空糸膜4
8Aを保持するボンディッド部材49Aを、中空糸膜4
8Aがフレーム47A内、つまり、中央の空間S1内に
配置する状態に嵌合装着し、フレーム47Aに、成型繊
維活性炭モジュール26Aを透過してきた水を中央の空
間S1に流入させる多数に孔120を形成して構成され
ている。前記中空糸膜モジュール46Aの中空糸膜48
Aとそれを内装する中央の空間S1とは、中空糸膜48
Aの体積が空間S1の体積の60〜90%となる関係に
構成してある。なお、前記蓋部材28Aには、図13に
も示すように、接続部115からの出水を、環状空間の
うち装着状態において最上位に位置する部分からのみに
規制する空気抜き用のガイド121を装備させてある。
前記浄水器本体100にカートリッジKを装着固定する
手段は、上ケース2A及び下ケース3Aに、カートリッ
ジKの蓋部材28Aを横方向から差し込み嵌合させて接
続箇所に位置決め状態で保持する保持部122を一体形
成し、下ケース3Aに、上下方向にスライド自在で下端
部に上方への操作部123を形成したスライダー124
を、その下端の操作部123が下ケース3Aよりも下方
に突出する状態に装着し、そのスライダー124を操作
解除に伴い下方位置にスライドさせる復帰バネ125を
設け、前記スライダー124に、そのスライダー124
の下方へのスライドに伴い接続箇所に位置させたカート
リッジKの蓋部材28Aに一体形成した係止部126に
係止してカートリッジKを保持部122に対して抜け止
めする係止固定片127を一体形成して構成されてい
る。かつ、前記係止固定片127に、カートリッジKの
接続箇所への差し込みに伴い係止部126に押されて係
止固定片127を復帰力に抗して係止解除位置にスライ
ドさせるカム面128を形成することにより、カートリ
ッジKの差し込みに伴い係止固定片127を係止部12
6に自動係止するように構成されている。なお、操作部
123には、下ケース3A内に漏出した水を外部に流下
排出するための通路129が形成されている。
【0010】従って、この蛇口直結型浄水器では、切り
換え弁1Aの操作により次の状態が現出される。 《1》図15に示すように、回転弁体14Aを第1回転
姿勢に回転操作することにより、蛇口Aからの原水が、
原水入口ポートP1、第1水路R1、第1出口ポートP
2とその記載順に流れて、1つの吐出孔10Aから原水
を太い流束の状態で吐出する原水ストレート状態が現出
される。 《2》図16に示すように、回転弁体14Aを第2回転
姿勢に回転操作することにより、蛇口Aからの原水が、
原水入口ポートP1、第1水路R1、第2出口ポートP
3とその記載順に流れて、多数のシャワー吐出孔11A
から原水をシャワー状態で吐出する原水シャワー状態が
現出される。 《3》図17に示すように、回転弁体14Aを第3回転
姿勢に回転操作することにより、蛇口Aからの原水が、
原水入口ポートP1、原水水路R2、原水供給ポートP
4、接続部115、カートリッジKの環状の空間S2、
成型繊維活性炭モジュール26A、中央の空間S1、中
空糸膜モジュール46A、浄水取出し用接続部116、
浄水受入ポートP5、第3水路R3、浄水管102とそ
の記載順に流れて、成型繊維活性炭モジュール26A及
び中空糸膜モジュール46Aで順に処理されることで浄
水となり、浄水吐出口a1から浄水を吐出する浄水状態
が現出される。 《4》図18に示すように、回転弁体14Aを第4回転
姿勢に回転操作することにより、蛇口Aからの原水が、
原水入口ポートP1、原水水路R2、洗浄用原水供給ポ
ートP7、洗浄用接続部117、中空糸膜モジュール4
6A、カートリッジKの中央の空間S1、成型繊維活性
炭モジュール26A、環状の空間S2、接続部115、
原水供給ポートP4、第4水路R4、洗浄排水排出ポー
トP8、洗浄排水排出口a2とその記載順に流れて、中
空糸膜モジュール46Aを逆洗してその洗浄排水を外部
に排出する逆洗状態が現出される。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】蛇口直結型浄水器の原水ストレート状態を示す
概略断面図
【図2】蛇口直結型浄水器の原水シャワー状態を示す概
略断面図
【図3】蛇口直結型浄水器の浄水状態を示す概略断面図
【図4】蛇口直結型浄水器の逆洗状態を示す概略断面図
【図5】蛇口直結型浄水器全体の正面図
【図6】蛇口直結型浄水器全体の側面図
【図7】蛇口直結型浄水器全体の平面図
【図8】蛇口直結型浄水器全体の縦断側面図
【図9】蛇口直結型浄水器要部の横断平面図
【図10】蛇口直結型浄水器全体の縦断正面図
【図11】回転弁体の平面図
【図12】回転弁体に側面図
【図13】カートリッジの蓋部材の背面図
【図14】シールの斜視図
【図15】切り換え弁の原水ストレート状態を示す断面
【図16】切り換え弁の原水シャワー状態を示す断面図
【図17】切り換え弁の浄水状態を示す断面図
【図18】切り換え弁の逆洗状態を示す断面図
【符号の説明】
13A 弁箱 14A 回転弁体 1A 切り換え弁 107 弁部 110 弁部 a1 浄水吐出口 113 安全弁 106 溝 a3 排水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 喜一郎 京都府京都市下京区中堂寺南町17番地 株 式会社オムロンライフサイエンス研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱(13A)に回転弁体(14A)を
    内装した切り換え弁(1A)に、原水供給部から水濾過
    処理部への流路を開閉する弁部(107)と、水濾過処
    理部から浄水吐出口(a1)への流路を開閉する弁部
    (110)とを回転軸芯方向に並置し、前記原水供給部
    から水濾過処理部への流路の内圧が設定値以上になった
    ときに開放する安全弁(113)を備えた排水路を接続
    してある浄水器であって、前記排水路を構成するに、弁
    箱(13A)の内周面又は回転弁体(14A)の外周面
    のうち両弁部(107),(110)の間に位置する箇所
    に、回転軸芯周り全周にわたる溝(106)を形成し、
    その溝(106)を原水供給部及び排水口(a3)に連
    通させてある浄水器。
JP33259192A 1992-12-14 1992-12-14 浄水器 Pending JPH06178975A (ja)

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