JPH0617701B2 - デイスクブレ−キ用アクチユエ−タ - Google Patents

デイスクブレ−キ用アクチユエ−タ

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JPH0617701B2
JPH0617701B2 JP60175351A JP17535185A JPH0617701B2 JP H0617701 B2 JPH0617701 B2 JP H0617701B2 JP 60175351 A JP60175351 A JP 60175351A JP 17535185 A JP17535185 A JP 17535185A JP H0617701 B2 JPH0617701 B2 JP H0617701B2
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JP
Japan
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cylinder
bag
actuator
friction material
wall
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JP60175351A
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JPS6235122A (ja
Inventor
寛明 長柄
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2125/00Components of actuators
    • F16D2125/02Fluid-pressure mechanisms
    • F16D2125/14Fluid-filled flexible members, e.g. enclosed air bladders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、流体圧によって作動するディスクブレーキ
用アクチユエータ、特に、ブレーキの寸法を大きくせず
に制動力を増大させ得るアクチユエータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
ディスクロータ(以下では単にディスクと云う)を両側
から押圧して制動力を発生させるディスクブレーキに
は、(1)入力に比例したブレーキ力が得られる。(2)ディ
スクの遠心力で泥水を振り飛ばすので水濡回復性が良
い。(3)摩擦材の交換等のメンテナンスが容易であると
云った利点がある。
ところで、ディスクブレーキのアクチユエータとして
は、伝統的に円形のシリンダと液圧作動ピストンを組合
せたものが採用されているが、このアクチユエータは流
体圧の受圧面が円をなすので限られた半径方向スペース
内で大きな出力を得ることが難しく、従って在来のディ
スクブレーキをドラムブレーキの採用されているような
組付スペースの狭い車輌、例えばホィールサィズが小さ
く、かつ、ステアリング機構の一部が内蔵されている小
型フオークリフト車等の車輌にドラムブレーキに代えて
搭載し、上記の利点を生かそうとした場合、スペース的
な制限により小径のピストンを同一円周上に数個配列し
て所要のブレーキ力を確保することになる。ところが、
数個のピストンを1つのキヤリパボディに組込むと、キ
ヤリパボディのディスク周方向寸法が大きくなってスペ
ース面でディスクブレーキの採用が不可能になることが
ある。
また、シリンダ間の作動液の連絡路が複雑になるとか、
部品点数が増えると云った製造コストへの影響も無視出
来ない。
この発明は、かゝる問題点を無くすため、キヤリパボデ
ィを大きくせずに制動力を増大させることができるホィ
ールとハブ間の環状空間を最大限に活用したアクチユエ
ータを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明ではキヤリパボデ
ィに形成するシリンダを非円形とした。また、そのシリ
ンダ内には一端の開放した膜状弾性体の袋を内壁に沿っ
て挿入し、この袋の一端側壁を全周に亘ってシリンダの
奥所に挾着保持した。さらに、弾性体の袋には、周壁を
シリンダ内壁との間に挿入し、周壁に連なる底壁を摩擦
材の裏板との間に介在するカツプ状のリテーナを被せ、
内面に流体圧を受ける上記袋の膨脹力をこのリテーナを
介して摩擦材に伝達し、その力で摩擦材を前進せしめて
ディスクに摺接させるようにした。
以上の如く構成されたアクチユエータは、シリンダの断
面形状を矩形とすることができるので、流体圧の受圧面
積がディスクの半径方向及び周方向寸法の等しい円形受
圧面に比して増大し、このため、受圧面積によって決定
される制動力も増大する。従って、アクチユエータを複
数に分けずに必要な制動力を確保でき、組付けスペース
の制限が緩和される。
〔実施例〕
添付図に、この発明の浮動型ディスクブレーキへの適用
例を示す。
第1図乃至第3図の符号1はディスクD(第1図)を跨
ぐキヤリパボディで、このボディは、ディスクの片面側
に非円形のシリンダ2を備える基部3と、それにボルト
止めしたカバー4から成る。5はディスクの回入側と回
出側に設けたスラィド部6、6′を介してキヤリパボデ
ィをディスク軸方向に摺動自在に保持し、さらに、ディ
スクの両面に対向させた摩擦材7、7′も同一方向に摺
動自在に保持するトルクメンバ、8はリトラクシヨンプ
レート9を含む摩擦材の間隙調整機構である。
この発明のアクチユエータ10は、上記シリンダ2と、
その中に挿入した膜状弾性体の袋11と、この袋の外面
に被せるリテーナ12から成る。
シリンダ2は第2図に示すように矩形であり、その奥所
には基部のカバー取付面に抜ける大径部13が形成され
ている。
袋11は、一端を開放させたもので、図のようにシリン
ダ2の内壁に沿う周壁11aの開口側端部にフランジ1
1bをつけ、周壁の反対側の端部にはシリンダの開口を
塞ぐ底壁11cを連設したカツプ状のものが望ましく、
そのフランジ11bを上記大径部13の端面と大径部に
挿入してカバー4により加圧した密封板14との間に挾
持する。
リテーナ12は、袋11とシリンダ内壁との間に挿入す
る周壁12aの一端に底壁12bを連ねたカツプ状と
し、底壁12bが袋11と摩擦材7の裏板7aとの間に
位置するように袋に被せる。このリテーナには作動流体
の圧力で変形しない剛性を付与しておく、金属板をプレ
ス成形したものであればその要求に応えることができ
る。
符号15は、カバー4に設けた流体圧の導入孔で、この
孔は、シリンダ2の一端を閉鎖する密封板14に設けた
貫通孔16を介してシリンダ2の内室に通じている。ま
た、シリンダ内の空気抜きのため、密封板14にはブリ
ーダバルブ17への連絡孔18に通じる溝19を設けて
ある。さらに、カバー4の接合界面には流体圧の遺漏防
止のため、連絡孔18の連結部を取巻くシール20と、
カバー4と密封板14の面取りされた後面外周との間に
位置してシリンダ部をシールするO型シール21をめぐ
らしてあり、このため、シリンダ2の内部は密封状態に
保たれ、そこに流体圧が導入されると袋11がバルーン
となって動きの拘束されないディスク側に膨らみ、摩擦
材を押圧する。
次に、摩擦材の間隙調整機構8について述べる。この調
整機構は、シリンダ2を基準にしてディスクの回入側と
回出側の2個所に設けられる。2つの調整機構は同一構
成であって、第3図に示すように、摩擦材7とリテーナ
12との間に挾み込むリトラクシヨンプレート9と、キ
ヤリパボディ1に保持されるディスク軸方向のリトラク
タピン22と、一端をプレート9に固着してピン22を
包囲したスリーブ23と、ピン22の先端に後記リトラ
クタスプリングの付勢圧よりも若干大きな摺動抵抗を生
じるように外嵌して一端をプレート9に当接させるリト
ラクシヨンブツシユ24と、そのブツシユに被せたハウ
ジング25とスリーブ23内面のスナツプリング26に
支持される座板27との間に懸架したリトタクタスプリ
ング28から成り、制動時にプレート9に追従する座板
27がハウジング25に当接してブツシユをピン22に
対してラィニング7b、7b′の摩耗量相当分スラィド
させ、除圧時に常時一定した量△Xだけ摩擦材をディス
クから自動的に離反させる。△Xは、浮動型ディスクブ
レーキの場合、対の摩擦材7、7′がディスクから離れ
る量の和であり、各摩擦材のディスクに対する間隙は各
々△X/2に保たれる。29はスリーブの外周をシール
するシール材である。
スラィド部6、6′は、一方の摩擦材をアクチユエータ
で押圧し、他方の摩擦材は反力で移動したキヤリパのア
ウター爪で押圧する浮動型ディスクブレーキにおいて、
他方の摩擦材への反力の伝達とラィニングの摩耗量吸収
のためにキヤリパボディをアクチユエータ側に移動させ
る必要があるのでその移動ガィドとして設けられたもの
で周知の構造でよい。図のそれは、両方を第4図に示す
構成、即ち、キヤリパボディ1に螺着したスラィドピン
30のステム30aをトルクメンバ5の貫通孔31に組
込まれたゴム製のピンブーツ32に摺動自在に挿入した
構成とするか又は一方は第4図の構成、他方はスラィド
ピンのステム上にトルクメンバの孔に直接挿入されて両
端がブーツで封止されるガィドスリーブを備える構成と
されている。
符号33はトルクメンバに設けた摩耗材7、7′のガィ
ド溝、34は摩耗材の裏板側面を当接させるトルク受け
面である。
なお、この発明のアクチユエータは、キヤリパ浮動型、
固定型を問わず、流体圧を作動源とするディスクブレー
キの全てに適用できる。
〔効果〕
以上述べたように、この発明によれば、非円形のシリン
ダ内に導入される流体圧を弾性体の袋の内面に作用さ
せ、その袋の膨脹力を利用して摩擦材をディスクに摺接
させるようにしたので、限られたスペース内で流体圧の
受圧面積を最大限に増加させて制動力を高めることが可
能になる。つまり、小型のディスクブレーキで大きな出
力が得られ、このため、ブレーキ組込み時のスペース的
な制限が緩和される。
また、弾性体によって形成される受圧体(袋)は成形が
容易であり、ピストンに比べて材料も安くつくこと、そ
の受圧体の膨脹、収納を利用して摩擦材を押圧するの
で、ピストンを使用するときに必要な摺動面の精密加工
が不要で鋳造シリンダをそのまゝ使用できること、シリ
ンダが1個であるので作動流体圧の連絡路を加工せずに
済むこと、その他の部品点数も少なくて済むこと等によ
りブレーキの製造、コスト面でも有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のアクチユエータを採用したディス
クブレーキの一例をディスク軸方向の線に沿って切断し
た断面図、第2図はその一部切欠き正面図、第3図は同
じく一部を切欠いた状態の平面図、第4図は第2図のA
−A線に沿った断面図である。 1…キヤリパボディ、2…シリンダ、3…基部、4…カ
バー、5…トルクメンバ、6、6′…スラィド部、7、
7′…摩擦材、8…摩擦材の間隙調整機構、10…アク
チユエータ、11…弾性体の袋、12…リテーナ、14
…密封板、21…O型シール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キヤリパボデイに形成される非円形のシリ
    ンダと、その内壁に沿ってシリンダ内に挿入し、開放し
    た一端の縁壁を全周に亘ってシリンダの奥所に挾着保持
    する膜状弾性体の袋と、その袋に被せて周壁をシリンダ
    内壁との間に挿入し、周壁に連なる底壁を摩擦材の裏板
    との間に介在するカツプ状リテーナとで構成され、上記
    袋がシリンダ内への導入流体圧を内面に受け、リテーナ
    を介した摩擦材を押圧前進せしめてデイスクロータに摺
    接させる如く構成されたデイスクブレーキ用アクチユエ
    ータ。
JP60175351A 1985-08-07 1985-08-07 デイスクブレ−キ用アクチユエ−タ Expired - Lifetime JPH0617701B2 (ja)

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JPS6235122A JPS6235122A (ja) 1987-02-16
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