JPH0617598Y2 - 壁面装飾部材 - Google Patents

壁面装飾部材

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JPH0617598Y2
JPH0617598Y2 JP15748388U JP15748388U JPH0617598Y2 JP H0617598 Y2 JPH0617598 Y2 JP H0617598Y2 JP 15748388 U JP15748388 U JP 15748388U JP 15748388 U JP15748388 U JP 15748388U JP H0617598 Y2 JPH0617598 Y2 JP H0617598Y2
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JP
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wall
protrusion
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JP15748388U
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JPH0278398U (ja
Inventor
久 下古立
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株式会社クックフレンド
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は平面矩形状の基板の裏面を被取付面と整合し
て張設し、基板表面の突部を等間隔でその延長方向に複
数連続して装飾する壁面装飾部材の改良に関する。
【従来の技術】
壁面等に基板を延長方向に連続して張設する壁面装飾部
材として連続する断面凹凸形状から成るサイディングそ
の他種々形状のものが提案されているが、突部の形状は
断面L状やT状等に限られており丸みを持たせた波型形
状のものはなかった。 また、その装飾はいずれも基板全体を一律に装飾してい
るので予め製造時から基板に施される装飾は固定されて
いる。 従って、基板の装飾要素を交換したり変更したり、ある
いはユーザに嗜好に沿って好みの模様を施すには、それ
専用に基板を製造しなければならず、単品生産となって
不便であると共にコストアップを余儀なくされた。 また、いったん製造された後に装飾を変えるには壁面装
飾部材全部を変えなければならなかった。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記問題点に鑑みて開発されたもので、基板
に施す装飾体を基板と別体に成形し中空を有する突部に
形成した凹窩部に嵌合することにより、基板の装飾に汎
用性を持たせた壁面装飾部材を提供するにある。
【問題点を解決するための手段】
この考案は前記問題点を解決するために、 (a).平面矩形状の基板の裏面が被取付面と実質的に沿
って延出方向に複数連続して張設される壁面装飾部材に
おいて、 (b).該基板が中空を有し断面円弧形状で基板の幅方向
に同一断面で延びるの突部を基板の延出方向に複数連続
して波形となるよう一体に形成されており、 (c).前記突部にはその長手方向に沿って中空内側に陥
没する凹窩部が設けられ、 (d).該凹窩部の少なくとも表面側を覆って該凹窩部に
係合する嵌込体を備えてなる という技術的手段を講じている。
【作用】
突部に形成された凹窩部に適宜選択された嵌込体を嵌合
することにより、突部の装飾または機能を異にすること
ができるので、壁面装飾部材の多様化に対応することが
できる。 また突部は断面で中空を有しているので、嵌込体に厚み
を有する素材を用いることができる。 またこの嵌込体は上記中空内に嵌合するので、装飾体の
先端が突部から突出することがなく、基板の他の面と実
質的に連続する面に設定できる。
【実施例】
以下にこの考案の壁面装飾部材の好適実施例につき図面
を参照しつつ説明する。 第1図及に示す第1実施例の壁面装飾部材1は、中空2
Aを有する断面半円形状の突部2を同一方向に複数連続
して断面波形に一体形成したアルミニュームやステンレ
ス等の金属材からなる基板1Aからなっている。 ここで本考案において基板の素材は特に限定されるもの
ではなく、合成樹脂材であってもよく、その他成型可能
な素材であればよい。 次に、この壁面装飾部材1は、本実施例では水平面から
なる被取付部材10に取着されるので、上記基板1A裏
面でその突部2の延長部となる突出端21が水平な被取
付面10と実質的に衝合可能な面で揃うように設定され
ている。 ここで、被取付面10が円柱または湾曲面の場合には、
上記基板1Aが湾曲されて上記突部2の裏面側の突出端
21が所定曲率の湾曲面と衝合可能な面で揃うように設
定されていればよい。 この各突部2の中央には、突部2の長手方向に沿って凹
窩部5が形成されている。 この凹窩部5は突部2の湾曲する外表面3の中央で該外
表面3と連続して成形されており、突部2の中空2Aの
内側に僅かに陥没するよう構成されている。 この凹窩部5は蟻溝4が形成されている。 この蟻溝4に、上記断面溝形状に対応したプレート状の
嵌込体7が嵌合される。 この嵌込体7としては、金属、合成樹脂材、ガラス等の
適宜素材を選択して用いることができる。 本実施例では嵌込体7として基板1Aより弾性度及び柔
軟性の高い特性を持った合成樹脂材が素材として選ばれ
て、上記凹窩部5の蟻溝4に係合される。 この嵌込体7には適宜彩色を施すことにより装飾性を高
めることができる。 そして彩色された嵌込体7は上記蟻溝4と係合するよう
に凹窩部5に嵌め込めればよいので、ユーザーの好みに
合わせて適宜色彩の嵌込体7を取り付けることができ
る。 また、突部2の表面側の突出端には上記の如く弾性及び
柔軟性の高い嵌込体7の先端が露出するので、この壁面
装飾部材1に衝合した人は、嵌込体7の緩衝によってソ
フトな感触を楽しむことができる。 また、嵌込体7は蟻溝4に係合させることにより取り付
けられるので、形状を同一とした装飾要素または機能の
異なる嵌込体7を多様用意しておけば、所望の嵌込体7
を選択して希望の壁面装飾部材1を簡単に成型すること
ができる。 第2図に示す第2実施例の壁面装飾部材1は、凹窩部5
を大きく内側に窪む断面円弧状に形成してあり、その断
面形状自体が突部2の開口を小径とした蟻溝形状からな
っている。 また、本実施例では、さらにこの凹窩部の表面に凹部5
A、5B、5Cを90度間隔に3条配置しており、嵌込
体7を係合しやすくしている。 即ち、第2図(b)に示す嵌込体7は、その表面を突部
2の湾曲面と同一曲率に設定しており、その両側に上記
対向する凹部5Aと5Cに係合する係止爪7A,7Cを
設けた構成からなっている。 また第2図(c)に示す嵌込体7は、表面を水平面にし
た構成からなっており、その他は上記第2図(b)と同
様の構成からなっている。 更に第2図(d)に示す嵌込体7は、上記凹窩部5に隙
間なく嵌合される断面円形の基台71と、該基台71か
ら外方に突出するフック72とからなっており、上記基
台71には各凹部5A、5B、5Cに係合する爪7A、
7B、7Cが突設しており、基台71が回転しないよう
になっている。 これら図示例において、嵌込体7は凹窩部5の中空に嵌
め込まれて蟻溝により係合されるものであればその嵌め
込み部分の形状構成は特に限定されない。 従って、嵌込体7を凹窩部5の中空に隙間なく嵌合され
るゴム材その他の弾性材を用い凹窩部5の開口側から撓
ませて挿入してもよい。 この場合には凹部は不用となるので設けなくてもよい。 次に上記各実施例の壁面装飾部材1を連続して連結する
際の構成を次に説明する。 第1図及び第2図に示す如く、基板1Aには、その延出
方向の一端に被取付面10に沿って固着用平面11が連
接されている。 この固着用平面11は、前記基板1Aの下端と同一面と
なるように配設されており、被取付面10に衝合して、
その中途部分にネジ20を通して固着するものである。 また基板1Aの他端には、前記突部2と略同一形状でそ
の先端の一部を欠いたカバー突部12が連接されてい
る。 更に、固着用平面11の先端とカバー突部12の内側基
端には一対の係合段部の組合せからなる係合手段として
第1係合部13、14が形成されている。 また固着用平面11の基端とカバー突部12の先端にも
同様に一対の係合段部の組合せからなる係合手段として
第2係合部15、16が形成されている。 そして、固着用平面11を被取付面10に固定された基
板1Aは、その延長方向に同一形状からなる基板1Aを
連結して突部2の配置を同一ピッチで連続させることが
できる。 この場合に、固定された基板1Aの固着用平面11の第
1係合部13及び第2係合部15に次に取着固定する基
板1A′の第1係合部14及び第2係合部16をそれぞ
れ掛け止めると、連続する基板1A、1A′間の突部
2、2、2・・は等間隔で連続して配置されると共に、
カバー突部12で前記固着用平面11のネジ止め部分を
覆うことができるので、壁面装飾部材1,1′を連続し
て確実に連結することができる。 また固着用平面の取付ネジ20は連続する壁面装飾部材
1のカバー突部12に覆われて外部に露出することがな
く美観上優れると共にネジの損傷や錆等を防ぐことがで
きる。 第3図に示すこの考案の第3実施例は、凹窩部5を蟻溝
形状とし、該凹窩部5内に弾性材からなる嵌込体7を嵌
合した構成からなっている。 この場合に、凹窩部5の底部を二重底に形成し、上段の
底部には嵌込体7を係止する段部51を設けると共に中
央にネジ止め用の大径の孔52を開口し、また下段の底
部53には取付ネジ20固定用のネジ孔54を設けた構
成からなっている。 この場合には、上記ネジ孔54にネジ20を通して緊締
することにより基板1Aを被取付面10に固着すること
ができる。 また連続する壁面装飾部材1、1相互の連結は、その一
端と他端に形成された連結用係合部13′、14′によ
り係合されている。 また、第4図(a)に示す凹窩部5は縦溝からなってお
り、嵌込体7として第4図(b)に示す断面チャンネル
状のカセットを挿入している。 この嵌込体7は、長手方向に等間隔にフック掛け止め用
孔71を開口しており、また該嵌込体7固定用のボルト
孔72も有する公知掛止め構成からなっている。 そして、この嵌込体7は、凹窩部5に嵌合され、凹窩部
5の底面55に形成されたボルト孔56と嵌込体7のボ
ルト孔72を整合して、ボルト20を嵌挿し被取付面1
0に固着する構成からなっている。 この凹窩部5の構成によれば、所定間隔を隔てた一対の
凹窩部5を選択して、この凹窩部5に上記嵌込体7をそ
れぞれ嵌挿し、その他の凹窩部5には別の装飾用等の嵌
込体7を嵌合しておけばよい。 そして、嵌込体7にそれぞれステー用のフックを介す等
して棚その他の適宜アタッチメントを装着することがで
きる。 図示例の場合、凹窩部5に嵌込まれた嵌込体7はボルト
により固定されるので、特に凹窩部5に係合手段を設け
る必要はないが、この凹窩部5を蟻溝状に形成しておけ
ば、装飾用の嵌込体7を係合させることができ、同一形
状の凹窩部を用いることができて好ましい。 また、突部は底面が閉塞されていてもよく、基板と突部
を閉塞する面部とが同一面上にあって連続し1枚のパネ
ルとなるものでもよい。 その他、要するにこの考案の要旨を変更しなし範囲で種
々設計変更あるは勿論である。
【考案の効果】
この考案は、基板に同一間隔で突出する断面円弧状の突
部を形成して波形の立体模様を施すと共に、その突部の
***部分に凹窩部を形成して嵌込体を外に突出すること
なく装着することができる。 そして、基板に施す装飾体は基板と別体に成形され凹窩
部に嵌合するので、基板の装飾または機能に多様性を持
たせた壁面装飾部材を簡単に成型することができる。 また、突部の先端の開口から嵌込体が露出するが、嵌込
体は突部のその他の面と連続する面となるよう取り付け
られるので、嵌込体と突部の間に段部が生ぜず、嵌込体
にぶつかっても抜け落ちる虞れがない。 また嵌込体に弾性材を用いれば、露出した先端部分がク
ッションとしての機能を有するので壁面装飾部材に新た
な緩衝機能をもたせることができ極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの壁面装飾部材の好適実施例に係り、第1図は
第1実施例の側断面図、第2図(a)は第2実施例の側
断面図、第2図(b)は第2実施例の嵌込体を示す断面
図、第2図(c)は嵌込体の異なる実施例を示す断面
図、第2図(d)は嵌込体の更に異なる実施例を示す断
面図、第3図は第3実施例の要部断面図、第4図(a)
は第4実施例の部分断面図、第4図(b)は第4実施例
に使用する1つの嵌込体の斜視図である。 1……壁面装飾部材 1A……基板 2……突部 2A……中空 3……外表面 4……蟻溝 6……凹窩部 7……嵌込体 10……被取付面 20……取付ネジ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面矩形状の基板の裏面が被取付面と実質
    的に沿って延出方向に複数連続して張設される壁面装飾
    部材において、 該基板が中空を有し断面円弧形状で基板の幅方向に同一
    断面で延びる突部を基板の延出方向に複数連続して波形
    となるよう一体に形成されており、 前記突部にはその長手方向に沿って中空内側に陥没する
    凹窩部が設けられ、該凹窩部の少なくとも表面側を覆っ
    て凹窩部に係合する嵌込体を備えてなることを特徴とす
    る壁面装飾部材。
  2. 【請求項2】凹窩部が断面蟻溝形状からなることを特徴
    とする請求項1記載の壁面装飾部材。
  3. 【請求項3】複数の突部を有する基板を備えた波形パネ
    ルが、その延出方向の一端に被取付面に沿って被取付面
    にネジ止め可能な固着用平面を有し、他端にはネジ止め
    されて連結する他の波形パネルの平面を覆って突部を形
    成するカバー突部が形成されてなり、上記固着用平面と
    カバー突部とにそれぞれを係合する係合手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の壁面装飾部材。
  4. 【請求項4】係合手段が、固着用平面の先端とカバー突
    部の内側基端に形成された第1係合部と、固着用平面の
    基端とカバー突部の先端に形成された第2係合部とから
    なっていることを特徴とする請求項3記載の壁面装飾部
    材。
JP15748388U 1988-12-02 1988-12-02 壁面装飾部材 Expired - Lifetime JPH0617598Y2 (ja)

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