JPH06173227A - 交通安全装置 - Google Patents

交通安全装置

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Publication number
JPH06173227A
JPH06173227A JP4323504A JP32350492A JPH06173227A JP H06173227 A JPH06173227 A JP H06173227A JP 4323504 A JP4323504 A JP 4323504A JP 32350492 A JP32350492 A JP 32350492A JP H06173227 A JPH06173227 A JP H06173227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
vehicle
light emitting
automobile
road
Prior art date
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Pending
Application number
JP4323504A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sasaki
健一 佐々木
Masayoshi Sakamoto
正悦 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4323504A priority Critical patent/JPH06173227A/ja
Publication of JPH06173227A publication Critical patent/JPH06173227A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、道路照明や車両前照灯の光を有効に
活用し、死角位置を走行する車両の存在や横断歩道を横
断している歩行者の存在を認知しやすくし、交差点での
車両相互や歩行者と車両との交通事故を減少させること
を目的とする。 【構成】道路交差点において自動車C3cの死角位置を
自動車A3aが交差点を対抗して走行してきたとし、自
動車A3aの前照灯の光を受光部1aが受光して、発光
部2aが直ちに発光し、自動車C3cの運転者に自動車
A3aの存在を知らせる構成とする。同様にして、自動
車A3aが進行するにしたがって、それぞれ発光部2a
から発光部2dが順次点灯し、自動車C3cの運転手
は、自動車A3aの存在や、順次点灯する発光部の速さ
の変化で、自動車A3aの走行速度を認識することがで
きるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の前照灯を利用す
る交通安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に道路交通において、相互に死角と
なる位置を走行する自動車の認知方法としては、自動車
が走行する際に発する音やクラクションによる認知、夜
間においてはこれに加えて自動車灯火などの光による認
知がある。
【0003】特に、夜間の交差点において、右折しよう
とする自動車運転者の死角を対向して走行してくる自動
車や二輪車は、前記自動車運転者から視認できないため
に、従来は、前記自動車運転者が右折するときに、二輪
車もしくは自動車が存在しないことを、自動車灯火によ
る路面輝度の変化などを確認した上で右折していた。ま
た、右折しようとしている自動車運転者の前方を横断す
る歩行者に対しても確認した上で右折していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の交
差点運転においては、右折しようとしている自動車運転
者の死角を走行する車両、前方横断歩道を横断する歩行
者においても、自動車運転者の運転技術と注意力に頼る
ところが大きい。したがって、交通の安全性に十分では
ない。
【0005】本発明は自動車の前照灯を有効に利用する
ことにより、自動車右折時の安全性をより向上させる交
通安全装置を提供することを目的とする。また本発明
は、道路照明や車両前照灯の光を有効に活用し、死角位
置を走行する車両の存在や横断歩道を横断している歩行
者の存在を認知しやすくし、交差点での車両相互や歩行
者と車両との交通事故を減少させる交通安全装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の交通安全装置は以下のような構成を持
つ。
【0007】すなわち、道路を走行する車両Aの前照灯
からの光を受光する受光部と、前記受光部で受光した光
を用いて、前記車両Aの存在を他の車両Bの運転者に知
らせる発光部と、前記発光部と前記発光部を光ファイバ
ーによって接続する接続部を備え、車両Aの前照灯から
の光を車両Bの運転者が見える位置に伝送する構成とす
る。
【0008】また、前記受光部、発光部、接続部を複数
設置し、受光部および発光部をそれぞれ道路軸方向に等
間隔に配置して、車両Aの前照灯からの光を受光部が順
次受光し、その光を順次発光部から連続して発光する構
成とする。
【0009】また道路照明器具内のランプから光ファイ
バーを用いて光の一部を取り出し、発光部の光源とする
構成とする。さらに中央分離帯に前記発光部に対応した
検知部を設置し、前記発光部と検知部の間を車両が通
り、光を遮断することによる車両の存否の検知する構
成、横断歩道を横断する歩行者を検知できる位置に検知
部を設置し、横断歩道を横断する歩行者を検知する構成
とする。
【0010】
【作用】前記の道路を走行する車両Aの前照灯からの光
を受光する受光部と、前記受光部で受光した光を用い
て、前記車両Aの存在を他の車両Bの運転者に知らせる
発光部と、前記受光部と前記発光部を光ファイバーによ
って接続する接続部を備えたものは、車両Aの前照灯か
らの光を車両Bの運転者の見える位置に伝送し、発光部
を発光させることにより、すなわち車両の前照灯の光を
用いて、夜間の交差点において、死角位置を走行する車
両の存在を右折しようとしている他の車両の運転者に知
らせることができることとなる。
【0011】受光部、発光部、接続部を複数設置し、受
光部および発光部を道路軸方向にそれぞれ等間隔に配置
したものは、車両Aの前照灯からの光を受光部が順次受
光し、その光を順次発光部から連続して発光させ、夜間
の交差点において、死角位置を走行する車両の挙動を右
折しようとしている他の車両運転者に知らせることがで
きることとなる。
【0012】また、道路照明器具内のランプから光ファ
イバーを用いて光の一部を取り出したものは、前記取り
出した光を投光部の光源とし、道路照明からの光を有効
に用いることができることとなる。
【0013】中央分離帯に前記投光部に対応して検知部
側を設置したものは、前記投光部と検知部の間を車両が
通り、光を遮断することによる車両の存否を検知するこ
ととなる。また受光部を横断歩道を横断する歩行者を認
識できる位置に設置したものは、横断歩道を横断する歩
行者を検知することとなる。
【0014】さらに歩行者の横断を検知する検知部と、
この検知により発光する発光部を備えたものは、歩行者
の検知により、右折しようとしている車両に、その前方
の横断歩道を横断する歩行者の存在を知らせることとな
る。
【0015】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1の実施例の全体構成図を図1
に示す。
【0016】図中の1a〜1dは道路軸方向に等間隔に
路面に設置した受光部、2a〜2dは道路交差点で道路
軸横断方向に等間隔に設置した発光部、3a〜3cは自
動車、4a〜4bは道路照明ポール、5a〜5bは検知
部である。前記受光部1aで車両の前照灯の光を受光す
れば発光部2aが発光し、受光部1bで車両の前照灯の
光を受光すれば発光部2bが発光するといったように、
受光部1a〜受光部1dは、後述する接続部を通して、
発光部2a〜発光部2dにそれぞれ対応している。
【0017】上記構成において自動車A3aは、図1に
示す交差点の方向に走行しており、自動車B3bおよび
自動車C3cは前記交差点をそれぞれ対抗右折しようと
している。また、自動車A3aは、自動車B3bによっ
て自動車C3cの運転者の死角位置を走行している。
【0018】いま、図1に示すように、自動車C3cの
死角位置を自動車A3aが交差点を対抗して走行して来
たとする。この時点で、自動車A3aの前照灯の光を受
光部1aが受光して、発光部2aが直ちに発光し、自動
車C3cの運転者に自動車A3aの存在を知らせる。ま
た、自動車A3aがさらに前に進んだとき、受光部1b
で自動車A3aの前照灯の光を受光して投光部2bを発
光させ、自動車C3cの運転者に自動車A3aが近づい
て来ていることを知らせる。同様にして、自動車A3a
が進行するにしたがって、それぞれ発光部2aから発光
部2dが順次点灯し、自動車C3cの運転手は、自動車
A3aの存在や、順次点灯する発光部2a〜2dの速さ
の変化で、自動車A3aの走行速度を認識することがで
きる。
【0019】図2(a)は前記受光部1の姿図で、図2
(b)は、図1に示した受光部1の断面図である。図中
の6は接続部で、本実施例では光ファイバーを用いてい
る。各々の受光部1a〜1dは図2(a)に示すように
路面に設置されており、道路を走行してくる自動車の前
照灯の光を受光し易いように、自動車の進行方向と対抗
する方向に図2(b)に示すように光ファイバーの先端
を設置する。
【0020】図3(a)は、図1に示した前記発光部2
を前面から見た図、図3(b)は、図1に示した前記発
光部2の断面図である。図2(a)の受光部1に接続さ
れた光ファイバーのもう一方の先端を、図3(a)に示
す発光部に接続し、前記受光部で受光した自動車前照灯
の光を発光部に伝送する。 (実施例2)図4は、第2の実施例での自動車の存在を
検知する車両認識装置の立体図で、図中の7は道路照明
ポール4の下部に取り付けられた投光部、5は投光部7
から発せられる光を検知する検知部である。8は道路の
中央分離帯を示す。
【0021】図5は図4の原理を説明する説明図で、設
置位置を示している。図中の9は検知部からの信号を受
けて車両の存否を認識する検知部、10は道路照明器
具、11は道路照明器具10内に設置されているランプ
の光の一部を取り込めるように先端を設置し、もう一方
の先端を道路照明ポール4の下部に設置した投光部7に
接続した光ファイバーである。
【0022】上記構成において道路照明器具10が点灯
すると、道路照明器具10の光が光ファイバー11を通
して、投光部7から発せられる。検知部5ではその光を
受けて、認識部9において車両が存在しないことを認識
する。車両が通過するときは、投光部7からの光が遮ら
れるために、検知部5に光が届かない。前記のような場
合に認識部9で車両が存在すると認識する。この実施例
では、投光部7、検知部5、認識部9からなる前記車両
検知装置からの信号を受けて、図1に示した発光部2a
〜2dを発光させる。
【0023】いま、前記車両検知装置の間を車両が存在
しない場合においては、前記認識部9より信号を出さな
い。車両が通過した存在した場合においては、認識部9
より信号を出し、図1における発光部2を点灯させる。
発光部2の光源は、図1に示した交差点に設置されてい
る道路照明ポール4b上に設置されている道路照明器具
10内のランプを光ファイバー11を用いて発光部2の
光源とする。すなわち、図6に示すように、道路照明器
具10からの光を、前記車両認識装置の信号により制御
部12で光を制御し、認識部9から発せられている場合
においては、上記光ファイバー11を通して発光部2が
発光し、図1に示した自動車A3aの存在を、死角位置
にある自動車C3cの運転者に知らせる。
【0024】なお、前記の車両検知装置を、図1の道路
照明ポール4bの下部に設置した投光部7と検知部5b
を用いて、歩行者を検知する歩行者検知装置とし、横断
する歩行者を検知して発光部2を点灯し、歩行者の存在
を、自動車C3cの運転者に知らせることもできる。
【0025】なお、第1および第2の実施例において、
発光部を発光させる手段として、それぞれ前照灯、道路
照明器具を光源としたが、発光ダイオードなどの光源を
用いて電気的に本発明の交通安全装置を作動させること
もできる。
【0026】
【発明の効果】以上の各実施例の説明より明らかなよう
に本発明によれば、道路交差点において、右折しようと
している車両運転者の死角を対向してくる車両の前照灯
からの光を有効に用いることによって、前記車両の存在
を前記右折しようとしている車両の運転者に知らせるこ
とができる。
【0027】また、横断歩道を横断する歩行者の存在を
知らせることにより、道路交差点での交通の安全性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の交通安全装置の全体構成図
【図2】aは同交通安全装置の受光部の斜視図 bは同断面図
【図3】aは同交通安全装置の発光部の正面図 bは同断面図
【図4】本発明の第2の交通安全装置における車両検知
装置の斜視図
【図5】同車両検知装置の概略断面図
【図6】本発明の他実施例2の交通安全装置の構成図
【符号の説明】
1a〜1d 受光部 2a〜2d 発光部 3a〜3c 自動車 4a,4b 道路照明ポール 5a,5b 検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 1/095 L 2105−3H 1/16 D 2105−3H G09F 9/00 6447−5G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路を走行する車両Aの前照灯からの光
    を受光する受光部と、前記受光部で受光した光を用いて
    発光する発光部と、前記受光部と前記発光部を光学的に
    接続する接続部を備え、前記発光部の発光により車両A
    の存在を車両Bの運転者に知らせるようにした交通安全
    装置。
  2. 【請求項2】 受光部を道路交差点で右折しようとして
    いる車両Bの運転者の死角位置を対向して走行する車両
    Aの前照灯の光を受光する位置を設け、発光部を前記車
    両Aの光を前記車両Bの運転者が視認できる位置に設け
    た請求項1記載の交通安全装置。
  3. 【請求項3】 受光部、発光部、接続部を複数設置し、
    受光部および発光部を道路軸方向にそれぞれ等間隔に配
    置して、車両Aの前照灯からの光を受光部が順次受光
    し、その光を順次発光部から発光するようにした請求項
    1記載の交通安全装置。
  4. 【請求項4】 道路を走行する車両Aの前照灯からの光
    を受光する受光部と、前記受光部で受光した光を用いて
    発光する発光部と、前記受光部と発光部を光学的に接続
    する接続部と、道路照明ポールの下部に設置された投光
    部と、前記投光部からの光が受光できる位置に設置され
    た検知部と、前記検知部の車両信号により前記受光部を
    発光させる手段を備えた交通安全装置。
  5. 【請求項5】 投光部は道路照明灯を光源とする請求項
    4記載の交通安全装置。
  6. 【請求項6】 投光部を交差点に設置されている道路照
    明ポールの下部に設置し、検知部を横断歩道を横断する
    歩行者を認識できる位置に設置した請求項4記載の交通
    安全装置。
JP4323504A 1992-12-03 1992-12-03 交通安全装置 Pending JPH06173227A (ja)

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JP4323504A JPH06173227A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 交通安全装置

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JP4323504A JPH06173227A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 交通安全装置

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ID=18155433

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JP4323504A Pending JPH06173227A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 交通安全装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143909A (ja) * 1997-03-28 1999-02-16 Nikko Denki Kogyo Kk 道路標識
KR100773146B1 (ko) * 2006-04-26 2007-11-07 유진열 시각장애인 및 어린이 보호를 위한 횡단 보도의 안전대기장치
CN105970751A (zh) * 2016-05-29 2016-09-28 张光裕 城市道路人行横道通行管理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1143909A (ja) * 1997-03-28 1999-02-16 Nikko Denki Kogyo Kk 道路標識
KR100773146B1 (ko) * 2006-04-26 2007-11-07 유진열 시각장애인 및 어린이 보호를 위한 횡단 보도의 안전대기장치
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