JPH0617100Y2 - 世界時計 - Google Patents
世界時計Info
- Publication number
- JPH0617100Y2 JPH0617100Y2 JP1990123658U JP12365890U JPH0617100Y2 JP H0617100 Y2 JPH0617100 Y2 JP H0617100Y2 JP 1990123658 U JP1990123658 U JP 1990123658U JP 12365890 U JP12365890 U JP 12365890U JP H0617100 Y2 JPH0617100 Y2 JP H0617100Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- world
- time
- display
- scale
- time difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/22—Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces
- G04B19/223—Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces with rotary disc, rotary bezel, or rotary dial
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アナログ世界時計に関するものであり、特に
は従来形式で指定された特定の一地域（都市、国）の、
例えば日本の時刻を表示すると共に、時差のある世界主
要都市、国の時刻を再設定可能として同時に読み取るこ
とのできる、見やすくそして装飾性に優れたアナログ世
界時計に関するものである。
は従来形式で指定された特定の一地域（都市、国）の、
例えば日本の時刻を表示すると共に、時差のある世界主
要都市、国の時刻を再設定可能として同時に読み取るこ
とのできる、見やすくそして装飾性に優れたアナログ世
界時計に関するものである。
従来からの一般的アナログ時計は特定の一地域の時刻の
みを表示するものであり、固定文字盤上周囲に沿ってそ
の中心を軸心として長針及び短針が右回り回転すること
で時刻を表示している。しかし、世界各地を見聞しまた
旅行する機会の増えた現在、特定の一地域の時刻を表示
すると共に、時差のある世界主要都市の時刻を同時に表
示することのできる世界時計に関心が払われている。
みを表示するものであり、固定文字盤上周囲に沿ってそ
の中心を軸心として長針及び短針が右回り回転すること
で時刻を表示している。しかし、世界各地を見聞しまた
旅行する機会の増えた現在、特定の一地域の時刻を表示
すると共に、時差のある世界主要都市の時刻を同時に表
示することのできる世界時計に関心が払われている。
そうした世界時計の中でも、昭和７年実用新案出願公告
１６８６２及び１６８６５号は、円周に沿って世界主要
都市・国の現地時刻を表示する世界時刻目盛を有しそし
て世界主要都市・国の時刻を北極を中心とする世界地図
上の地名に一致させて表示する世界都市国名表示回転円
盤とそれに対して相対的に回転運動をなす世界時刻表示
回転円盤を付加した世界時計を記載している。
１６８６２及び１６８６５号は、円周に沿って世界主要
都市・国の現地時刻を表示する世界時刻目盛を有しそし
て世界主要都市・国の時刻を北極を中心とする世界地図
上の地名に一致させて表示する世界都市国名表示回転円
盤とそれに対して相対的に回転運動をなす世界時刻表示
回転円盤を付加した世界時計を記載している。
しかし、上記の従来の世界時計は、次の欠点を有してい
た： （１）特定のある地域（例えば日本）のみを主体とする
ものであり、例えば日本向けに製作された時計を別の世
界都市（例えばニューヨーク）で用いようとしても、ニ
ューヨークでの世界時計としては機能し得ない、即ち指
定された特定の地域を変更できない。
た： （１）特定のある地域（例えば日本）のみを主体とする
ものであり、例えば日本向けに製作された時計を別の世
界都市（例えばニューヨーク）で用いようとしても、ニ
ューヨークでの世界時計としては機能し得ない、即ち指
定された特定の地域を変更できない。
これは、固定文字盤に特定地域時刻表示と世界時刻表示
との２重の表示を固定的に有し、固定文字盤と回転表示
盤との相対関係を調整し直すことができず、世界時刻表
示が固定されているためである。
との２重の表示を固定的に有し、固定文字盤と回転表示
盤との相対関係を調整し直すことができず、世界時刻表
示が固定されているためである。
（２）表示されている世界地図が、バランスが悪く、非
常に見ずらい。
常に見ずらい。
本考案の課題は、（１）の要求に対処するべく世界のい
ずれの都市でもその特定都市での時刻表示を主体とする
世界時計として設定或いは調整仕直すことができる融通
性がありそして（２）見やすく、装飾性に優れた世界時
計を提供することである。
ずれの都市でもその特定都市での時刻表示を主体とする
世界時計として設定或いは調整仕直すことができる融通
性がありそして（２）見やすく、装飾性に優れた世界時
計を提供することである。
本考案者は、世界都市国名表示回転円盤の時差目盛位置
を回転調整可能とすることにより、指定された特定地域
を容易に変更することができそして世界都市国名表示回
転円盤が中心に南極が位置する３６０度展開の世界地図
を表示することによりバランス感覚に優れた見やすくそ
して装飾性に優れた世界時計を実現しうることに気づい
た。
を回転調整可能とすることにより、指定された特定地域
を容易に変更することができそして世界都市国名表示回
転円盤が中心に南極が位置する３６０度展開の世界地図
を表示することによりバランス感覚に優れた見やすくそ
して装飾性に優れた世界時計を実現しうることに気づい
た。
斯くして、本考案は、 （ａ）１２時間基準において指定する特定の一地域の時
刻を表わす目盛りを備えると共に中心から半径方向に伸
延しそして右回りに回転する長針及び短針とを備える固
定文字盤と、 （ｂ）円周に沿って世界主要都市・国間の時差を表示す
る時差目盛を有しそして２ＲＰＤ（回転／日）で右回り
に回転する世界都市国名表示回転円盤と、 （ｃ）円周に沿って世界主要都市・国の現地時刻を表示
する世界時刻目盛を有しそして１ＲＰＤ（回転／日）で
右回りに回転する世界時刻表示回転円盤と を備え、 前記固定文字盤、世界都市国名表示回転円盤及び世界時
刻表示回転円盤が同心関係で重ね合わされ、 前記短針及び長針が前記固定文字盤上で指定した地域の
現時刻を示すように設定されており、前記世界都市国名
表示回転円盤及び世界時刻表示回転円盤が、該世界都市
国名表示回転円盤における指定した地域を表すための時
差目盛りと世界時刻表示回転円盤における当該特定の地
域の時刻を示す特定の世界時刻目盛りが短針が示す固定
文字盤上の指定した特定の一地域の時刻と一致するよう
設定されており、 世界都市国名表示回転円盤が、上記指定する特定の一地
域を別の地域に変更する時には、時差目盛位置を当該変
更される特定の別の地域の時差を表すため固定文字盤に
対して変更し得るように回転調整自在であり、 世界都市国名表示回転円盤が中心に南極が位置する３６
０度展開の世界地図を表示し、 それにより特定の一地域の現時刻を表すことができると
共に、世界における現地時刻を再設定可能な態様で見や
すく表すことができるアナログ世界時計を提供するもの
である。
刻を表わす目盛りを備えると共に中心から半径方向に伸
延しそして右回りに回転する長針及び短針とを備える固
定文字盤と、 （ｂ）円周に沿って世界主要都市・国間の時差を表示す
る時差目盛を有しそして２ＲＰＤ（回転／日）で右回り
に回転する世界都市国名表示回転円盤と、 （ｃ）円周に沿って世界主要都市・国の現地時刻を表示
する世界時刻目盛を有しそして１ＲＰＤ（回転／日）で
右回りに回転する世界時刻表示回転円盤と を備え、 前記固定文字盤、世界都市国名表示回転円盤及び世界時
刻表示回転円盤が同心関係で重ね合わされ、 前記短針及び長針が前記固定文字盤上で指定した地域の
現時刻を示すように設定されており、前記世界都市国名
表示回転円盤及び世界時刻表示回転円盤が、該世界都市
国名表示回転円盤における指定した地域を表すための時
差目盛りと世界時刻表示回転円盤における当該特定の地
域の時刻を示す特定の世界時刻目盛りが短針が示す固定
文字盤上の指定した特定の一地域の時刻と一致するよう
設定されており、 世界都市国名表示回転円盤が、上記指定する特定の一地
域を別の地域に変更する時には、時差目盛位置を当該変
更される特定の別の地域の時差を表すため固定文字盤に
対して変更し得るように回転調整自在であり、 世界都市国名表示回転円盤が中心に南極が位置する３６
０度展開の世界地図を表示し、 それにより特定の一地域の現時刻を表すことができると
共に、世界における現地時刻を再設定可能な態様で見や
すく表すことができるアナログ世界時計を提供するもの
である。
更に世界時刻表示回転円盤の世界時刻目盛に昼夜の区別
を表示することも便宜である。
を表示することも便宜である。
世界都市国名表示回転円盤（Ｍ盤）２ＲＰＤでそして世
界時刻表示回転円盤（Ｒ盤）を１ＲＰＤで共に右回りに
回転させることにより、特定地域（日本）の時刻を世界
時差目盛り上でその特定地域（日本）の時刻と一致さ
せ、併せてＭ盤を世界のいずれの都市でもその特定都市
での時刻表示を主体とする世界時計として調整可能とす
る。南極点を中心とする世界地図は、通常の右回りの時
計に適し、また地図の表示自体が小さな南極大陸を中心
として、その周囲に大陸及び島がうまく分散され、北極
大陸を中心とするものに比べて非常に見易く、装飾性に
も優れる。
界時刻表示回転円盤（Ｒ盤）を１ＲＰＤで共に右回りに
回転させることにより、特定地域（日本）の時刻を世界
時差目盛り上でその特定地域（日本）の時刻と一致さ
せ、併せてＭ盤を世界のいずれの都市でもその特定都市
での時刻表示を主体とする世界時計として調整可能とす
る。南極点を中心とする世界地図は、通常の右回りの時
計に適し、また地図の表示自体が小さな南極大陸を中心
として、その周囲に大陸及び島がうまく分散され、北極
大陸を中心とするものに比べて非常に見易く、装飾性に
も優れる。
本考案の世界時計は、置き時計、掛け時計、腕時計、懐
中時計等いずれの時計にも適用することができる。
中時計等いずれの時計にも適用することができる。
ここでは、一般に普及しているアナログ携帯時計を例に
とる。第１図は、本考案に従う世界時計の表示部を示
す。固定文字盤１の周囲に沿って、通常のアナログ時計
の時刻表示が為されている。即ち、固定文字盤の周囲に
は、６０等分の目盛りがあり、５目盛り毎に太目盛さ
れ、太目盛には天に１２が位置して右回りに１〜１２の
数字を時刻として表示してある。右回りに２ＲＰＤで回
転する短針５と同じく右回りに１ＲＰＨ（１時間１回
転）で回転する長針３とで固定文字盤の数字によってこ
の時計が置かれている指定された特定地域（日本とす
る）の時刻を表示することは云うまでもない。このほ
か、図示を省略したが、秒針を設けてもよい。
とる。第１図は、本考案に従う世界時計の表示部を示
す。固定文字盤１の周囲に沿って、通常のアナログ時計
の時刻表示が為されている。即ち、固定文字盤の周囲に
は、６０等分の目盛りがあり、５目盛り毎に太目盛さ
れ、太目盛には天に１２が位置して右回りに１〜１２の
数字を時刻として表示してある。右回りに２ＲＰＤで回
転する短針５と同じく右回りに１ＲＰＨ（１時間１回
転）で回転する長針３とで固定文字盤の数字によってこ
の時計が置かれている指定された特定地域（日本とす
る）の時刻を表示することは云うまでもない。このほ
か、図示を省略したが、秒針を設けてもよい。
本明細書において、「固定文字盤」とは、第１図に示し
たもののほか、既存のアナログ時計表示のすべてを含む
ものである。装飾目的でまた判読を容易にする目的で多
数の表示様式の表示盤が知られており、そのいずれの使
用も妨げない。
たもののほか、既存のアナログ時計表示のすべてを含む
ものである。装飾目的でまた判読を容易にする目的で多
数の表示様式の表示盤が知られており、そのいずれの使
用も妨げない。
本考案は、この通常のアナログ時計を基礎として、以下
に説明する。同心関係で回転する世界都市国名表示回転
円盤（Ｍ盤）７及び世界時刻表示回転円盤（Ｒ盤）９を
設けることにより従来からの欠点を排除しまた指定され
る特定地域を自由に変更できる融通性に富む世界時計を
提供するものである。
に説明する。同心関係で回転する世界都市国名表示回転
円盤（Ｍ盤）７及び世界時刻表示回転円盤（Ｒ盤）９を
設けることにより従来からの欠点を排除しまた指定され
る特定地域を自由に変更できる融通性に富む世界時計を
提供するものである。
世界都市国名表示回転円盤（Ｍ盤）７ 円周に沿って世界主要都市・国の時差を表示する時差目
盛を有しそして２ＲＰＤで右回りに回転する。Ｍ盤は、
指定する特定の一地域が該当する時差位置を従来の短針
に合致運動させるものであり、それはつまり短針そのも
のである。指定する特定の一地域の時刻はそれが指す固
定文字盤の時刻で表示される。
盛を有しそして２ＲＰＤで右回りに回転する。Ｍ盤は、
指定する特定の一地域が該当する時差位置を従来の短針
に合致運動させるものであり、それはつまり短針そのも
のである。指定する特定の一地域の時刻はそれが指す固
定文字盤の時刻で表示される。
南極点を中心とした時差に基ずいた世界地図、日付変更
線を描き、また世界主要都市名、国名その他の関連表示
（国旗等の装飾）をも表示することができる。
線を描き、また世界主要都市名、国名その他の関連表示
（国旗等の装飾）をも表示することができる。
南極点を中心とする世界地図は、通常の右回りの時計に
適し、また地図の表示自体が小さな南極大陸を中心とし
て、その周囲に大陸及び島がうまく分散され、北極大陸
を中心とするものに比べて非常に見易く、装飾性にも優
れる。
適し、また地図の表示自体が小さな南極大陸を中心とし
て、その周囲に大陸及び島がうまく分散され、北極大陸
を中心とするものに比べて非常に見易く、装飾性にも優
れる。
Ｍ盤は針金細工等になる円盤状のものも含むものであ
る。
る。
世界時刻表示回転円盤（Ｒ盤）９ Ｍ盤とは別に、円周に沿って世界主要都市・国の時刻を
表示する世界時刻目盛を有しそして１ＲＰＤで右回りに
回転し、そしてＭ盤周囲に世界時刻目盛が見えるように
設置される。円周を２４等分（１５度）して半円毎に１
〜１２或いは１周を１〜２４の時刻数字（数字を一部省
略して飛び数字も可）を表示する。世界各地域での標準
時が時差目盛に該当するようにする。
表示する世界時刻目盛を有しそして１ＲＰＤで右回りに
回転し、そしてＭ盤周囲に世界時刻目盛が見えるように
設置される。円周を２４等分（１５度）して半円毎に１
〜１２或いは１周を１〜２４の時刻数字（数字を一部省
略して飛び数字も可）を表示する。世界各地域での標準
時が時差目盛に該当するようにする。
また、昼夜の別を白黒等で区分表示するのが非常に便宜
である。ここでは、昼夜の区分を分かり易くするため
に、６〜６の間の半円を白地に黒文字（昼間）としてそ
して残りの６〜６の間の半円を黒字に白文字として区別
してある。昼夜の仕切り時刻は特定されるものでなく、
例えば７〜７で区分してもよく、他の明色及び暗色を使
用してもよい。
である。ここでは、昼夜の区分を分かり易くするため
に、６〜６の間の半円を白地に黒文字（昼間）としてそ
して残りの６〜６の間の半円を黒字に白文字として区別
してある。昼夜の仕切り時刻は特定されるものでなく、
例えば７〜７で区分してもよく、他の明色及び暗色を使
用してもよい。
これらは、前記世界時刻表示回転円盤９の世界時刻目盛
及び前記世界都市国名表示回転円盤７における指定した
特定の一地域の時差目盛を前記固定文字盤１における、
短針が示す、指定した特定の一地域の時刻と一致するよ
う設定される。即ち、世界時刻表示回転円盤９の世界時
刻目盛（白地の８）を固定文字盤１における、短針が示
す指定した特定の一地域（日本）の時刻（午前８時）と
一致するよう設定し、そして世界都市国名表示回転円盤
７における指定した特定の一地域（日本）の時差目盛を
その指定した特定の一地域の短針の表示時刻（午前８
時）と一致するよう設定される。
及び前記世界都市国名表示回転円盤７における指定した
特定の一地域の時差目盛を前記固定文字盤１における、
短針が示す、指定した特定の一地域の時刻と一致するよ
う設定される。即ち、世界時刻表示回転円盤９の世界時
刻目盛（白地の８）を固定文字盤１における、短針が示
す指定した特定の一地域（日本）の時刻（午前８時）と
一致するよう設定し、そして世界都市国名表示回転円盤
７における指定した特定の一地域（日本）の時差目盛を
その指定した特定の一地域の短針の表示時刻（午前８
時）と一致するよう設定される。
第１図の具体例では、Ｍ盤及びＲ盤を固定文字盤より小
さいものとして示したが、逆に固定文字盤より大きい、
即ちその外周にあるものとしてもよいことは勿論であ
る。
さいものとして示したが、逆に固定文字盤より大きい、
即ちその外周にあるものとしてもよいことは勿論であ
る。
上記具体例では、Ｒ盤は固定文字盤の上側で且つＭ盤の
下側に挟まって装置され、そして固定文字盤の周囲目盛
りの内側にＲ盤の時刻表示数が位置し、その内側にＭ盤
が位置する。
下側に挟まって装置され、そして固定文字盤の周囲目盛
りの内側にＲ盤の時刻表示数が位置し、その内側にＭ盤
が位置する。
本時計を日本で使用する場合、Ｍ盤上の日本の位置に相
当する時差目盛を短針の方向（現時刻）に合わせる。こ
れは、作製組立時にＭ盤を短針の軸部分にはめ込む等の
方法により短針軸に固定することにより設定される。
当する時差目盛を短針の方向（現時刻）に合わせる。こ
れは、作製組立時にＭ盤を短針の軸部分にはめ込む等の
方法により短針軸に固定することにより設定される。
指定する特定の一地域を変更するには、時計屋等の専門
家にＭ盤の短針位置へのはめ込み位置を調整し直しても
らえばよい。
家にＭ盤の短針位置へのはめ込み位置を調整し直しても
らえばよい。
或いは、指定する特定の一地域を自分で変更できるよう
に外部よりレバーでＭ盤を回転調整することができる。
これは、例えば、Ｍ盤を短針の軸部分に固定する固定部
とその周囲でＭ盤を廻動可能に取付ける廻動部との２重
の取付け部を構成することにより当業者には容易に構成
することができる。こうした機構は長針及び短針の調整
と同様にして容易に為すことができる。
に外部よりレバーでＭ盤を回転調整することができる。
これは、例えば、Ｍ盤を短針の軸部分に固定する固定部
とその周囲でＭ盤を廻動可能に取付ける廻動部との２重
の取付け部を構成することにより当業者には容易に構成
することができる。こうした機構は長針及び短針の調整
と同様にして容易に為すことができる。
短針は必ず、固定文字盤とＲ盤の表示時刻が同時刻で一
致している位置を指していなければならない。日本の時
刻が午前８時であるとすると、従来のアナログ時計と同
様に短針を固定文字盤の８時にそして長針を天の１２に
合わせる。Ｒ盤は午前の部の８（この場合には白地の
８）が固定文字盤の８と合致している。日本以外の世界
各地の時刻は、Ｍ盤上の該当する時差目盛が指すＲ盤上
の表示時刻がその時刻である。例えば、ホノルルは午後
１時であり、そしてニューヨークは夜の６時である。
致している位置を指していなければならない。日本の時
刻が午前８時であるとすると、従来のアナログ時計と同
様に短針を固定文字盤の８時にそして長針を天の１２に
合わせる。Ｒ盤は午前の部の８（この場合には白地の
８）が固定文字盤の８と合致している。日本以外の世界
各地の時刻は、Ｍ盤上の該当する時差目盛が指すＲ盤上
の表示時刻がその時刻である。例えば、ホノルルは午後
１時であり、そしてニューヨークは夜の６時である。
長針が指す「分」時刻は日本と時差１時間単位の地域の
みが同じである。時差が３０分その他の地域については
長針の指す「分」時刻を適宜ずらして読み取る。
みが同じである。時差が３０分その他の地域については
長針の指す「分」時刻を適宜ずらして読み取る。
この時計を例えばニューヨークに携帯し主としてそこに
滞在するする場合には、Ｍ盤の短針への取付け位置を調
整し直すか、或いは外部レバーによりＭ盤のニューヨー
クの時差目盛をニューヨーク現地時刻に対応する固定文
字盤位置に合わせる。こうして、現地主体の世界時計に
容易に変更することができる。
滞在するする場合には、Ｍ盤の短針への取付け位置を調
整し直すか、或いは外部レバーによりＭ盤のニューヨー
クの時差目盛をニューヨーク現地時刻に対応する固定文
字盤位置に合わせる。こうして、現地主体の世界時計に
容易に変更することができる。
要するに、Ｍ盤は、指定する特定の一地域が該当する時
差位置を従来の短針に合致運動させるものであり、それ
はつまり短針そのものであり、指定する特定の一地域の
時刻はそれが指す固定文字盤の時刻で表示される。Ｒ盤
は、指定する特定の一地域を含めて世界主要都市の時刻
を表示するものであり、Ｍ盤上の各地域が該当する時差
目盛が指すＲ盤の表示文字がそれぞれの時刻となり、世
界の時刻を一目で読み取ることができる。Ｍ盤の時差目
盛の調整により指定する地域を変更することができる。
差位置を従来の短針に合致運動させるものであり、それ
はつまり短針そのものであり、指定する特定の一地域の
時刻はそれが指す固定文字盤の時刻で表示される。Ｒ盤
は、指定する特定の一地域を含めて世界主要都市の時刻
を表示するものであり、Ｍ盤上の各地域が該当する時差
目盛が指すＲ盤の表示文字がそれぞれの時刻となり、世
界の時刻を一目で読み取ることができる。Ｍ盤の時差目
盛の調整により指定する地域を変更することができる。
日付変更線を起点として時差を追って設定した一連のコ
ード番号（０〜２３）を表示するようにしてもよい。第
２図は、世界地図とコード番号を表示するＭ盤を備える
表示部を例示する。コード番号は第１図の世界主要都市
・国名に該当し、ちなみにコード番号０はウエリント
ン、コード番号２はキャンベラ、コード番号３は日本及
びソウル、コード番号１０がニューヨーク及びアテネ・
・・コード番号２２はホノルルとなっている。第２図
は、その他の点では第１図と同一である。
ード番号（０〜２３）を表示するようにしてもよい。第
２図は、世界地図とコード番号を表示するＭ盤を備える
表示部を例示する。コード番号は第１図の世界主要都市
・国名に該当し、ちなみにコード番号０はウエリント
ン、コード番号２はキャンベラ、コード番号３は日本及
びソウル、コード番号１０がニューヨーク及びアテネ・
・・コード番号２２はホノルルとなっている。第２図
は、その他の点では第１図と同一である。
時差は大体が１時間づつ間隔であるが３０分差の地域も
あり、それは７．５０度ずらせた位置に目盛し、またそ
れ以外の時差についてはそれなりに適宜ずらせて目盛
し、その位置に該当させるようにするとよい。
あり、それは７．５０度ずらせた位置に目盛し、またそ
れ以外の時差についてはそれなりに適宜ずらせて目盛
し、その位置に該当させるようにするとよい。
尚、夏時刻採用の期間においては、時差目盛りをずらせ
て表示したＭ盤に取り替え使用すると便利であり、この
態様も本考案に包括するものである。
て表示したＭ盤に取り替え使用すると便利であり、この
態様も本考案に包括するものである。
南極点を中心とする世界地図は、通常の右回りの時計に
適し、また地図の表示自体が小さな南極大陸を中心とし
て、その周囲に大陸及び島がうまく分散され、北極大陸
を中心とするものに比べて非常に見易く、装飾性にも優
れる。また、世界のいずれの都市でもその特定都市での
時刻表示を主体とする世界時計として調整仕直すことが
できる融通性のあるそして装飾性にも優れる世界時計を
提供する。
適し、また地図の表示自体が小さな南極大陸を中心とし
て、その周囲に大陸及び島がうまく分散され、北極大陸
を中心とするものに比べて非常に見易く、装飾性にも優
れる。また、世界のいずれの都市でもその特定都市での
時刻表示を主体とする世界時計として調整仕直すことが
できる融通性のあるそして装飾性にも優れる世界時計を
提供する。
第１図は、世界都市国名表示回転円盤と世界時刻表示回
転円盤本とを具備する考案に従う世界時計の表示部の上
面図である。 第２図は、世界都市国名表示回転円盤において世界地図
とコード番号を表示する第１図の変更例である。 １……固定文字盤 ３……長針 ５……短針 ７……世界都市国名表示回転円盤 ９……世界時刻表示回転円盤
転円盤本とを具備する考案に従う世界時計の表示部の上
面図である。 第２図は、世界都市国名表示回転円盤において世界地図
とコード番号を表示する第１図の変更例である。 １……固定文字盤 ３……長針 ５……短針 ７……世界都市国名表示回転円盤 ９……世界時刻表示回転円盤
Claims (2)
- 【請求項１】（ａ）１２時間基準において指定する特定
の一地域の時刻を表わす目盛りを備えると共に中心から
半径方向に伸延しそして右回りに回転する長針及び短針
とを備える固定文字盤と、 （ｂ）円周に沿って世界主要都市・国間の時差を表示す
る時差目盛を有しそして２ＲＰＤ（回転／日）で右回り
に回転する世界都市国名表示回転円盤と、 （ｃ）円周に沿って世界主要都市・国の現地時刻を表示
する世界時刻目盛を有しそして１ＲＰＤ（回転／日）で
右回りに回転する世界時刻表示回転円盤と を備え、 前記固定文字盤、世界都市国名表示回転円盤及び世界時
刻表示回転円盤が同心関係で重ね合わされ、 前記短針及び長針が前記固定文字盤上で指定した地域の
現時刻を示すように設定されており、前記世界都市国名
表示回転円盤及び世界時刻表示回転円盤が、該世界都市
国名表示回転円盤における指定した地域を表すための時
差目盛りと世界時刻表示回転円盤における当該特定の地
域の時刻を示す特定の世界時刻目盛りが短針が示す固定
文字盤上の指定した特定の一地域の時刻と一致するよう
設定されており、 世界都市国名表示回転盤が、上記指定する特定の一地域
を別の地域に変更する時には、時差目盛位置を当該変更
される特定の別の地域の時差を表すため固定文字盤に対
して変更し得るように回転調整自在であり、 世界都市国名表示回転円盤が中心に南極が位置する３６
０度展開の世界地図を表示し、 それにより特定の一地域の現時刻を表すことができると
共に、世界における現地時刻を再設定可能な態様で見や
すく表すことができるアナログ世界時計。 - 【請求項２】世界時刻表示回転円盤の世界時刻目盛に昼
夜の区別を表示する実用新案登録請求の範囲第１項記載
のアナログ世界時計。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990123658U JPH0617100Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 世界時計 |
| EP91120067A EP0488114B1 (en) | 1990-11-27 | 1991-11-25 | World clock |
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