JPH0617039U - テープ状電線 - Google Patents

テープ状電線

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JPH0617039U
JPH0617039U JP055692U JP5569292U JPH0617039U JP H0617039 U JPH0617039 U JP H0617039U JP 055692 U JP055692 U JP 055692U JP 5569292 U JP5569292 U JP 5569292U JP H0617039 U JPH0617039 U JP H0617039U
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JP
Japan
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tape
electric wire
shaped electric
insulating sheet
conductor
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Application number
JP055692U
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English (en)
Inventor
立川幸夫
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 テープ状電線の絶縁シート表面に、突条を形成して、こ
の突条によって、該テープ状電線の折り曲げ時における
折り曲げ部の曲率が大きくなるように規制せしめること
ができるようにして、導体の切断を未然に防止すること
ができるテープ状電線を提供することにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車の車室内等に配索使用されるテープ状電線に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のテープ状電線(フラットケーブル)の構造としては、図1及び 図2に示す如きものがある。すなわち、1は断面が長方形である電気導体(以下 これを導体と称す)であって、複数本の導体1は、隔設状態で絶縁シート2の内 部に埋設保持されているものであって、このテープ状電線3は、例えば自動車車 室名等の壁面、床面、等に沿って配索使用するものである。
【0003】 そして、かかるテープ状電線3は、その配索個所に応じて湾曲させたり折り曲 げたりする必要があり、これらの湾曲形成や折り曲げ形成は、その配索個所に対 応させて、プレス機等を用いて整形させるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記テープ状電線3を、プレス機等によって、例えば図3に示す如 く、極度の折り曲げ形成を行なうと、その導体1の折り曲げ部aの曲率半径が小 さくなり、これが原因で、その折り曲げ部aで導体1が切断されやすいという不 具合があった。
【0005】 またこの不具合を解消するために、絶縁シート2の厚さを厚くすれば、導体1 の極度の折り曲げが解消されることも考えられるが、この場合は絶縁シート2の 重量が嵩み、テープ状電線3の全体的重量が重くなって車載用として適さないと いう不具合が生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、かかる従来の不具合に着目してなされたもので、テープ状電線の絶 縁シート表面に、突条を形成して、この突条によって、該テープ状電線の折り曲 げ時における折り曲げ部の曲率が大きくなるように規制せしめることができるよ うにして、導体の切断を未然に防止することができるテープ状電線を提供するこ とにある。
【0007】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0008】 図4乃至図6において、11は本実施例のテープ状電線であって、このテープ 状電線11は、絶縁シート体12の内部に複数本の導体13が平行かつ一定の間 隔で埋設されているものである。また上記絶縁シート体12の表裏両面には、断 面略半円形状の複数の突条14が、導体13の長手方向に沿ってその絶縁シート 体12と一体に延設されているものである。
【0009】 このように、テープ状電線の表裏両面に突条14を一体形成したことにより、 このテープ状電線11を図6に示すように、折り曲げたとき、その突条14同志 の重なり作用によって折り曲げ部の曲率が大となり、従って導体13の折り曲げ 曲率が大きくなるように規制されることから、導体13の極度の折り曲げによる 切断(切損)が未然に防止できる。また本実施例では、テープ状電線11の折り 曲げ曲率を大きく確保せしめるための手段として突条14を設けていることから 、その突条14の作用により、絶縁シート体12を、その重量を大幅に増大する ことなく増強せしめることができるという特長もある。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案は、複数本の導体13と、この導体を整列状態で被覆する 絶縁シート体12とからなるテープ状電線において、上記絶縁シート体12の表 裏両面に、突条14を一体形成したテープ状電線であるから、これによればこの テープ電線を折り曲げたとき、その突条14同志の重なり作用によって折り曲げ 部の曲率が大となり、従って導体13の折り曲げ曲率が大きくなるように規制さ れることから、導体13の極度の折り曲げによる切断(切損)が未然に防止でき るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のテープ電線を示した端面図。
【図2】従来例のテープ電線を示した平面部分図。
【図3】(a)、(b)は従来例のテープ電線の折り曲
げ状態を示した断面説明図。
【図4】本考案実施例のテープ電線を示した端面図。
【図5】本考案実施例のテープ電線を示した平面図部分
図。
【図6】(a)、(b)は本考案実施例のテープ電線の
折り曲げ状態を示した断面説明図
【符号の説明】
11…テープ状電線 12…絶縁シート体 13…導体 14…突条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の導体(13)と、この導体を整
    列状態で被覆する絶縁シート体(12)とからなるテー
    プ状電線において、上記絶縁シート体(12)の表裏両
    面に、突条(14)を一体形成したことを特徴とするテ
    ープ状電線。
JP055692U 1992-08-07 1992-08-07 テープ状電線 Withdrawn JPH0617039U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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