JPH06170309A - 車両用タイヤの液体塗布装置 - Google Patents

車両用タイヤの液体塗布装置

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Publication number
JPH06170309A
JPH06170309A JP4351283A JP35128392A JPH06170309A JP H06170309 A JPH06170309 A JP H06170309A JP 4351283 A JP4351283 A JP 4351283A JP 35128392 A JP35128392 A JP 35128392A JP H06170309 A JPH06170309 A JP H06170309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
liquid
container
brushes
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4351283A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Tanaka
茂 田中
Takahiro Amano
孝宏 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP4351283A priority Critical patent/JPH06170309A/ja
Publication of JPH06170309A publication Critical patent/JPH06170309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤにホイールを圧入するときの石鹸水の
塗布を自動化する。 【構成】 上面が開放した液体を収容する容器と、その
容器の底部から上方へ向けて突出し、上,下動自在に設
けられたロッドと、タイヤのビート内周面より少し大き
な外周面を有する前記ロッドに設けられたブラシと、一
方のカーカス面を前記容器の上面に対向させて載置され
た前記車両用タイヤの中心位置を前記ロッドと対向する
位置に位置決めする位置決め機構と、前記タイヤが前記
容器の上面に位置決めされたときに、前記ブラシがその
容器の液体中からそのタイヤの他方のカーカス面を越
え、再びその容器の液体中まで往復動するように、前記
ロッドを上,下動させる移動機構とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用タイヤとホイー
ルとを組立てるときに、車両用タイヤのビート、つまり
耳部に石鹸水等の液体を塗布するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用タイヤ(以下、タイヤとい
う)とホイールとを組立てる際は、作業員が手作業によ
りタイヤの耳部に石鹸水をブラシを用いて塗布した後、
ホイールを圧入するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の石鹸水の塗布は人手によって行われているので、労
力を有するという欠点があり、また、タイヤへのホイー
ルの圧入等の組立は自動化されているが、石鹸水の塗布
だけ人手により行われているので、完全な組立自動化が
できないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、石鹸水の塗布
が自動的に行えるタイヤの液体塗布装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、上面が開放した液体を収容する容器と、
その容器の底部から上方へ向けて突出し、上,下動自在
に設けられたロッドと、タイヤのビート内周面より少し
大きな外周面を有する前記ロッドに設けられたブラシ
と、一方のカーカス面を前記容器の上面に対向させて載
置された前記タイヤの中心位置を前記ロッドと対向する
位置に位置決めする位置決め機構と、前記タイヤが前記
容器の上面に位置決めされたときに、前記ブラシがその
容器の液体中からそのタイヤの他方のカーカス面を越
え、再びその容器の液体中まで往復動するように、前記
ロッドを上、下動させる移動機構とを有することを特徴
としている。
【0006】
【作用】上記構成において、移動機構によりロッドが往
復動されると、ブラシは液体中からタイヤの上面のカー
カス面を越え、再び液体中に入ってくる。このブラシの
往動時に、タイヤの下側の耳部に液体が塗布され、復動
時にタイヤの上側の耳部に液体が塗布される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は、一実施例装置の一部を断面で示した正面
図、図2はその平面図である。
【0008】上面が開放した容器1の平面積は、一方の
カーカス面を容器1の開放した面、つまり上面に2本載
置できる広さに決められたいる。そして、その容器1内
には、タイヤWに図示しないホイールを圧入するときの
抵抗を減ずることのできる液体である石鹸水が収容され
ている。
【0009】容器1の底壁1aからは、2本のロッド2
a,2bが上方に向けて突出して設けられている。この
ロッド2a,2bの突出位置は、容器1の上面に載置さ
れた2本のタイヤW,Wの中心位置に対応するように設
けられている。
【0010】ロッド2a,2bは、底壁1aの下面に設
けられた水密軸受3a,3bを介してエアシリンダ(本
発明の移動機構に当る)4a,4bにそれぞれ接続され
ている。つまり、ロッド2a,2bはエアシリンダ4
a,4bの駆動ロッドにより構成されている。従って、
エアシリンダ4a,4bが作動することによって、ロッ
ド2a,2bは上、下動することができる。
【0011】ロッド2a,2bの先端部には、ブラシ5
a,5bがそれぞれ設けられている。このブラシ5a,
5bは、タイヤのビート内周面よりも少し大きな外周面
を有するように、可撓性の線材を多数放射状に配置して
構成されている。
【0012】容器1の上面の長手方向と直交する両側に
は、モータMによって駆動されるコンベアC,Cが設け
られている。すなわち、このコンベアC,Cは、容器1
の長手方向両側にそれぞれ設けられたローラR,Rにベ
ルトが張設されて構成され、ベルトの下端には、ベルト
上にタイヤWが載置されても十分に支持することができ
るように複数の受けローラr,r…が配設されている。
【0013】上記構成の本実施例装置におけるタイヤW
への石鹸液の塗布動作に就いて説明する。今、両ブラシ
5a,5bが容器1内にあり、このとき左側から2本の
タイヤW,Wが容器1の上面に向けて搬送されてくる
と、モータMが回転駆動されて、コンベアCが矢印方向
へ駆動される。
【0014】コンベアCによるタイヤW,Wの搬送位置
が所定位置となったとき、すなわち、先頭のタイヤWの
位置が図示しない光電素子からなるセンサで検出された
ときにモータMが停止させられる。この停止位置は、両
タイヤW,Wの中心位置が両ロッド2a,2bの位置に
それぞれ対応するように決められている。
【0015】次いで、エアシリンダ4a,4bがロッド
2a,2bを一往復動させる。この往復する距離は、両
ブラシ5a,5bが両タイヤW,Wの上面のカーカスよ
りも少し上方へ位置するように決められている。
【0016】ブラシ5a,5bが上方へ移動(往動)す
る際、石鹸水はタイヤW,Wの下方の耳部W′,W′の
下面に塗布される。また、ブラシ5a,5bが下方へ移
動(復動)する際、石鹸水はタイヤW,Wの上方の耳部
W″,W″の上面に塗布される。
【0017】ブラシ5a,5bが再び容器1内に位置し
たら、モータMを再び起動して、タイヤW,Wを右側の
搬送装置を介して、ホイールの圧入工程へ送出する。
【0018】上述のように、本実施例装置は、ブラシを
容器1から上,下動させて、タイヤWの耳部に石鹸水を
自動的に塗布できるようにしたので、省力化に寄与でき
るだけでなく、タイヤの自動組立を完全にすることがで
きる。
【0019】なお、上述の実施例では、ブラシを2本設
けて、タイヤを2本同時に塗布処理できるようにした
が、ブラシを1本として1本のタイヤを塗布処理するよ
うにしてもよい。しかし、本実施例のように2本のタイ
ヤを同時に塗布処理できるようにすると、処理効率が高
まるので好ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明装置は、上面が開放した液体を収
容する容器と、その容器の底部から上方へ向けて突出
し、上,下動自在に設けられたロッドと、タイヤのビー
ト内周面より少し大きな外周面を有する前記ロッドに設
けられたブラシと、一方のカーカス面を前記容器の上面
に対向させて載置された前記車両用タイヤの中心位置を
前記ロッドと対向する位置に位置決めする位置決め機構
と、前記タイヤが前記容器の上面に位置決めされたとき
に、前記ブラシがその容器の液体中からそのタイヤの他
方のカーカス面を越え、再びその容器の液体中まで往復
動するように、前記ロッドを上,下動させる移動機構と
からなるので、タイヤへの液体塗布を自動的に行うこと
が可能となる。このため、省力化に資することができる
とともに、タイヤ組立工程の完全自動化を可能とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の一部を断面に示した正
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
1 容器 1a 底壁 2a、2b ロッド 4a、4b エアシリンダ(移動機構) 5a、5b ブラシ W タイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放した液体を収容する容器と、 前記容器の底部から上方へ向けて突出し、上,下動自在
    に設けられたロッドと、 車両用タイヤのビート内周面より少し大きな外周面を有
    する前記ロッドに設けられたブラシと、 一方のカーカス面を前記容器の上面に対向させて載置さ
    れた前記車両用タイヤの中心位置を前記ロッドと対向す
    る位置に位置決めする位置決め機構と、 前記車両用タイヤが前記容器の上面に位置決めされたと
    きに、前記ブラシがその容器の液体中からそのタイヤの
    他方のカーカス面を越え、再びその容器の液体中まで往
    復動するように、前記ロッドを上,下動させる移動機構
    と、 を有することを特徴とする車両用タイヤの液体塗布装
    置。
JP4351283A 1992-12-07 1992-12-07 車両用タイヤの液体塗布装置 Pending JPH06170309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4351283A JPH06170309A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 車両用タイヤの液体塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4351283A JPH06170309A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 車両用タイヤの液体塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06170309A true JPH06170309A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18416268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4351283A Pending JPH06170309A (ja) 1992-12-07 1992-12-07 車両用タイヤの液体塗布装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06170309A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007279057A (ja) * 1997-01-24 2007-10-25 Illinois Tool Works Inc <Itw> タイヤ検査システム用入力コンベヤ
CN107737696A (zh) * 2017-12-14 2018-02-27 江苏科瑞恩自动化科技有限公司 一种定量涂油机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007279057A (ja) * 1997-01-24 2007-10-25 Illinois Tool Works Inc <Itw> タイヤ検査システム用入力コンベヤ
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