JPH0617012B2 - コンクリ−ト用穿孔工具 - Google Patents

コンクリ−ト用穿孔工具

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JPH0617012B2
JPH0617012B2 JP62246979A JP24697987A JPH0617012B2 JP H0617012 B2 JPH0617012 B2 JP H0617012B2 JP 62246979 A JP62246979 A JP 62246979A JP 24697987 A JP24697987 A JP 24697987A JP H0617012 B2 JPH0617012 B2 JP H0617012B2
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dust
casing
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tip
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弘之 中山
一吉 小名
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート等を穿孔する際に発生する切削粉
塵を、周囲に散らすことなく収集できるようにしたコン
クリート用穿孔工具に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に、駆動電動機のモータスピンドルの先端部に、ダ
イヤチップ等の切歯を先端に備えたシャンクを装着し、
上記切歯を高速回転させてコンクリート等に穿孔できる
ようにしたコンクリート用穿孔工具は知られている。こ
の種のコンクリート用穿孔工具は、振動を少なくして穿
孔できるので、内装工事等にも広く利用されている。
ところで、コンクリート等に穿孔する際に発生する切削
粉塵は作業環境を悪化させ、特に内装工事等においては
作業者の健康を害する元にもなっている。従来では、掃
除機などの吸塵ホースの先端を穿孔する部位に向け、こ
の掃除機を使用して、上記発生する切削粉塵を収集する
ようにしているが、この方法では、別個の掃除機が必要
になり、しかも作業が面倒になる等の問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、別個に掃除機等を用意することなく、
コンクリート等に穿孔する際に発生する切削粉塵を確実
に収集できるようにしたコンクリート用穿孔工具を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、先端に切削用ダイ
ヤチップを備えたシャンクを回転させる駆動電動機と、
この駆動電動機のケース先端部に固設されたケーシング
と、このケーシングの壁部に形成された粉塵の吸入口と
排気口とを連通するように上記ケーシングの内部に形成
された粉塵連通路と、この粉塵連通路の途中に設けられ
かつ上記駆動電動機のモータスピンドルの回転に伴って
回転する送風ファンと、上記ダイヤチップによって切削
された粉塵を上記粉塵の吸入口へ向けて収集するための
粉塵収集機構であって、上記シャンクを挿通自在な開口
部と該開口部に連通する中空部を有する本体部と、この
本体部に該本体部の中空部と内部の中空部とを連通させ
て一端を固着し他端を上記ケーシングの吸入口から粉塵
連通路内に摺動自在に装着した中空の棒部と、この棒部
の周囲に上記本体部をダイヤチップの方向に付勢させて
介装したスプリングとからなる粉塵収集機構とを備えた
ことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明によれば、コンクリート等に穿孔するに際し、駆
動電動機のモータスピンドルが回転されると連結機構を
介して送風ファンが回転され、ケーシングに形成された
吸入口から排出口へ向けて送風が開始される。上記吸入
口には粉塵収集機構により切削粉塵が収集され、この切
削粉塵はここから粉塵連通路に入り上記排出口から排出
される。
〔実施例〕
以下、本発明によるコンクリート用穿孔工具の一実施例
を添附図面を参照して説明する。
第1図において、符号1は駆動電動機を示しており、こ
の駆動電動機1のケース先端部1aにはケーシング2が
固設されている。このケーシング2は3つの部分2a、
2b、2cからなり、これらは互いにボルト(図示せ
ず)を介して結合されている。上記駆動電動機1はモー
タスピンドル3を備えており、このモータスピンドル3
はケース先端部1aを貫通してケーシング2内へ延出し
ている。また、モータスピンドル3はケース先端部1a
の壁部に軸受5を介して回転自在に支持され、ケース先
端部1aを貫通する軸上にはモータ冷却用のファン6が
固着されている。
一方、モータスピンドル3の先端には第1歯車7が固着
され、この第1歯車7には中間歯車8を介して第2歯車
9が噛み合され、この第2歯車9は、上記モータスピン
ドル3と並列状に上記ケーシング2内に配置されたドリ
ルスピンドル10の後端部に固着されている。このドリ
ルスピンドル10は軸受11、12を介して回転自在に
支持され、ドリルスピンドル10の把持部10aには、
先端にダイヤチップ13を備えたシャンク15が装着さ
れている。
さらに、ケーシング2の先端の壁部には切削粉塵の吸入
口17が穿設される一方、後端の壁部には切削粉塵の排
出口18が穿設され、このケーシング2の内部には、こ
れら吸入口17と排出口18とを連通する粉塵連通路1
9が形成されている。この粉塵連通路19の途中には広
い空所が形成され、この空所内には上記モータスピンド
ル3に連結機構を介して連結された送風ファン20が配
設されている。この送風ファン20はモータスピンドル
3の軸上に固着され、モータスピンドル3と一体的に回
転して上記吸入口17から排出口18へ向かう空気の流
れを作り出すようになっている。
上記ケーシング2の前端部には、第2図からも明らかな
ように、上記ダイヤチップ13で切削されたコンクリー
ト等の切削粉塵を上記吸収口17へ収集するための粉塵
収集機構22が設けられている。この粉塵収集機構22
は中空部23aを備える本体部23と、この本体部23
に固着され、上記中空部23a内に連通する中空部25
aを備える一対の棒部25、25とを有している。この
棒部25の後端部は上記ケーシング2の吸入口17に装
着されたガイドパイプ27内に摺動自在に挿入されてい
る。上記棒部25の中空部25aの後端は上記粉塵連通
路19内に連通している。
また、棒部25にはコイルスプリング28が装着され、
これにより常時、本体部23は前方へ付勢されている。
ただし、この本体部23が実線で示す位置へ達したと
き、棒部25は上記ガイドパイプ27に対して係止され
るようになっており、この本体部23が実線で示す位置
より前方へ突出することはない。
また、粉塵収集機構22を構成する上記本体部23に
は、上記シャンク15が貫通する開口部30が形成さ
れ、この開口部30の孔壁には本体部23の中空部23
a内に連通する連通孔が穿設されている。また、本体部
23の前面には開口部30の周囲を囲うようにしてゴム
リング32が貼着されている。
以上の粉塵収集機構22においては、棒部25の中空部
25aは両方とも粉塵連通路19内に連通しているが、
片方の棒部25の中空部25aのみを粉塵連通路19内
に連通させることもできる。
次に、本実施例の作用を説明する。
駆動電動機1のモータスピンドル3を回転させると、歯
車7、8、9を介してドリルスピンドル10が回転し、
これによりダイヤチップ13が高速回転してコンクリー
ト等への穿孔が行われる。また、モータスピンドル3が
回転すると送風ファン20も一体的に回転し、粉塵連通
路19内には吸入口17から排出口18へ向かう空気の
流れが生じる。
第1図において、符号35はコンクリート壁を示してお
り、このコンクリート壁35には、穿孔時に、上記粉塵
収集機構22の本体部23の前面が当接するようになっ
ており、コンクリート壁35への穿孔が進行するに連れ
て上記棒部25の後端部は上記コイルスプリング28の
ばね力に抗してガイドパイプ27の奥に進入していく。
これにより、穿孔時に発生する切削粉塵は、周囲に散る
ことなく本体部23の開口部30内に入り、開口部30
の上記連通孔、本体部23の中空部23a、棒部25の
中空部25a及び粉塵連通路19を通って、ケーシング
2の排出口18から排出される。そして、この排出口1
8には集塵用の袋体を装着しても良く、また集塵用のホ
ースを接続しても良い。
第4図は本発明によるコンクリート用穿孔工具の他の実
施例を示している。
本実施例では、送風ファンの配置位置と、送風ファンと
モータスピンドルの連結機構とが異なっており、それ以
外の点では、第1図に示したものと同一の構成になって
いる。
この送風ファン20は、モータスピンドル3の軸線に直
交する軸線に対して若干傾いた軸線まわりを回転自在に
配置され、吸入口(図示せず)と排出口18とを連通す
る粉塵連通路19の途中に軸受38を介して片持ち支持
されている。また、送風ファン20とモータスピンドル
3との連結機構39は、モータスピンドル3の軸上に固
着された第1プーリ41と、送風ファン20の軸上に固
着された第2プーリ42と、これらプーリ41、42の
間に巻回されたナイロンベルト43と、このナイロンベ
ルト43に張力を付与する一対のテンションプーリ45
とからなっている。
上記構成によれば、送風ファン20はその軸線を若干傾
かせるようにして配置されているので、粉塵連通路19
は流路抵抗の少ないかつ幅広の形状に形成でき、集塵効
率の高いものにすることができる。
〔発明の効果〕
本発明は上記のような構成であるので、ダイヤチップに
よる切削によって発生した粉塵は、周囲に散ることなく
粉塵収集装置の本体部から棒部に収集され、更には吸入
口から粉塵連通路に入り、送給ファンを介して排出口か
ら排出される。したがって、別個に掃除機等を用意する
ことなく、コンクリートを穿孔する際に発生する切削粉
塵を確実に収集することができる。
更に、切削が進んでダイヤチップが前進するにしたがっ
て、本体部及び棒部がスプリングの弾性力に抗して相対
的に後退しつつ、ダイヤチップの切削によって発生した
粉塵を粉塵収集装置の本体部から棒部に収集して吸入口
に導き、これによってダイヤチップで穿設している間
中、常に粉塵を収集して排出口から排出することができ
るといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコンクリート用穿孔工具の一実施
例を示す縦断面図、第2図は第1図の正面図、第3図は
第1図のIII−III断面図、第4図は本発明によるコンク
リート用穿孔工具の他の実施例を示す縦断面図、第5図
は第4図のV−V断面図である。 1……駆動電動機、2……ケーシング、3……モータス
ピンドル、7〜9……歯車、10……ドリルスピンド
ル、15……シャンク、17……吸入口、18……排出
口、19……粉塵連通路、20……送風ファン、22…
…粉塵収集機構、23……本体部、25……棒部、28
……コイルスプリング、41、42、45……プーリ、
43……ナイロンベルト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に切削用ダイヤチップを備えたシャン
    クを回転させる駆動電動機と、この駆動電動機のケース
    先端部に固設されたケーシングと、このケーシングの壁
    部に形成された粉塵の吸入口と排気口とを連通するよう
    に上記ケーシングの内部に形成された粉塵連通路と、こ
    の粉塵連通路の途中に設けられかつ上記駆動電動機のモ
    ータスピンドルの回転に伴って回転する送風ファンと、
    上記ダイヤチップによって切削された粉塵を上記粉塵の
    吸入口へ向けて収集するための粉塵収集機構であって、
    上記シャンクを挿通自在な開口部と該開口部に連通する
    中空部を有する本体部と、この本体部に該本体部の中空
    部と内部の中空部とを連通させて一端を固着し他端を上
    記ケーシングの吸入口から粉塵連通路内に摺動自在に挿
    着した中空の棒部と、この棒部の周囲に上記本体部をダ
    イヤチップの方向に付勢させて介装したスプリングとか
    らなる粉塵収集機構とを備えたことを特徴とするコンク
    リート用穿孔工具。
  2. 【請求項2】上記送風ファンは上記モータスピンドルの
    軸上に固着されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のコンクリート用穿孔工具。
  3. 【請求項3】上記送風ファンは上記モータスピンドルに
    軸線に直交する軸線に対して傾いた軸線まわりを回転自
    在に支持され、上記連結機構は、モータスピンドルの軸
    上に固着された第1プーリと、送風ファンの軸上に固着
    された第2プーリと、これらプーリの間に巻回されたナ
    イロンベルトとで構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のコンクリート用穿孔工具。
JP62246979A 1987-09-30 1987-09-30 コンクリ−ト用穿孔工具 Expired - Lifetime JPH0617012B2 (ja)

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