JPH0616Y2 - 化粧具付き容器 - Google Patents

化粧具付き容器

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JPH0616Y2
JPH0616Y2 JP3164289U JP3164289U JPH0616Y2 JP H0616 Y2 JPH0616 Y2 JP H0616Y2 JP 3164289 U JP3164289 U JP 3164289U JP 3164289 U JP3164289 U JP 3164289U JP H0616 Y2 JPH0616 Y2 JP H0616Y2
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JP
Japan
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base
cosmetic
exterior body
bridge
engaging
Prior art date
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JP3164289U
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English (en)
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JPH02122620U (ja
Inventor
清次 大崎
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Tokiwa Co Ltd
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Tokiwa Co Ltd
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧具付き容器に係り、特に棒状化粧料を収容
できるようにした形式のものに関する。
〔従来の技術〕
従来より、棒状化粧料を収容できるようにした化粧具付
き容器として本出願人は実開昭62−86110号公報
に記載されているものを開発した。
これは第7図ないし第9図に示すような構成になってお
り、第7図に示すものにおいては軸50の先端に化粧料
51を固着させた化粧料棒52を基台53に複数本立設
する一方、これらを取り囲むよう帯状に形成した可撓性
シート54を基台53に取り付けたものであって簡便安
価であるという利点がある。
また、第8図に示すものにおいては、両側にガード6
0、60を突設した基台53に化粧料棒52を立設し、
これらに蓋55を被せたものである。
さらに、第9図に示すものにおいては、基台53に化粧
料棒52を2列に立設し、これらを取り囲むよう筒状に
形成したケース56を基台53にスライド自在に設けた
ものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが前記した従来のものにおいては各形式特有の問
題点がある。
即ち、第7図に示すものでは極めて簡便な構造であるが
故に化粧品としての気品に欠け、また可撓性シート54
は軽く係止して止められているため不用意に開いてしま
う可能性がある。
第8図に示すものではケース55が完全に抜け出てしま
うため、ケース55を持ったままを取り外す必要があり
使い勝手に欠ける面がある。
また、第9図に示すものではカバー56をスライドさせ
る関係上、側面部分までをカバーすることができず化粧
料51が外部に触れてしまう虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、化粧具と取
り出しが容易でしかも使い勝手に優れ、収納状態では化
粧料が完全にカバーされて外部に付着してしまう虞れが
ないようにした化粧具付き容器を提供することを技術的
課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
即ち、第1の構成では、軸1の先端に化粧料2を固着さ
せた化粧料棒3を、基台4に複数本折り取り可能に立設
する。
一方、この基台4の両側部に係合凸部5、5を形成し、
前記基台4にこれを覆う外装体6をスライド可能に取り
付ける。
この外装体6の長手方向に沿って前記係合凸部5、5に
対応する部位に長溝7、8を形成するとともに、これら
長溝7、8の各両端に係止部9、10を夫々形成する。
そして、前記外装体6に窓11を形成し、この窓11は
前記係合凸部5、5が係止部10、10に係止した際に
化粧料棒3を外部から折り取れる位置に形成して化粧具
付き容器とした。
第2の構成では、軸1の先端に化粧料2を固着させた化
粧料棒3を、基台4の一端面に抜き差し自在に複数本立
設する。
一方、この基台4の両側面の前記一端面寄りに係合部2
0、20を形成し、そして、平板21の両端から夫々腕
22、22を直角に延出する。
この腕22、22の先端内側に突出部23、23を設け
てブリッジ24を形成し、この突出部23、23を、前
記基台4の係合部20、20に嵌入してブリッジ24を
可倒的に枢支する。
前記基台4にこれに外嵌する筒状の外装体25をスライ
ド自在に取り付け、前記基台4の最大下降位置で平板2
1が外装体25の一端開口部26を閉塞する。
一方、基台4の最大上昇位置でブリッジ24が可倒位置
に露出するとともに化粧料棒3が外部に露出するように
形成して化粧具付き容器とした。
〔作用〕
第1構成例では、基台4を外装体6の下縁から装着した
状態において、係合凸部5、5が先ず係止部10、10
に係止する。この状態では第2図に示すように化粧料棒
3の化粧料2が窓11から外部に臨み、化粧料棒3を折
り取れる状態となる。
続いて第2構成例では、基台4を外装体25に装着した
状態において基台4を第5図に示すように外装体25の
下端(最大下降位置)に位置させた状態で、前記平板2
1が外装体25の一端開口部26を閉塞する。一方、基
台4の最大上昇位置では第6図に示すようにブリッジ2
4が外部に露出するが、ブリッジ24は可倒であるから
横倒しとなる。ここで基台4は最大上昇位置にあるから
化粧料棒3は外部に露出し、つまみ出せる状態となる。
このように、化粧具の取り出しが容易でしかも使い勝手
に優れ、しかも、収納状態では化粧料が完全にカバーさ
れて外部に付着してしまう虞れがない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明す
る。
〈第1構成例〉 第1構成例を第1図ないし第3図に基づいて説明する。
合成樹脂製の軸1の基部側に弱め部1aが形成されてお
り、この軸1の先端側には化粧料2が固着され、これに
より化粧料棒3が構成されている。そしてこの化粧料棒
3は基台4に複数本!立設されている。
前記基台4は略角型をなしており、その上面に前記化粧
料棒3を挿入できる支持孔4aが穿設されている。そして
基台4の両側部には係合凸部5、5が夫々形成されてい
る。この基台4にはこれを覆う外装体6がスライド可能
に取り付けられている。
前記外装体6の両側部にはその下縁から長手方向に沿っ
て長溝7、8が、前記係合凸部5、5に対応する部位に
形成されている。この溝7、8はその両端に係止部9、
10が夫々形成されている。
一歩を、前記外装体6には窓11が形成されている。こ
の窓11は前記係合凸部5、5が係止部10、10に係
止した際に化粧料棒3を外部から折り取れるような位置
に形成されている。
以下、動作例を説明する。
まず、基台4を外装体6の下縁から装着した状態におい
ては、係合凸部5、5が先ず係止部10、10に係止す
る。この状態では第2図に示すように化粧料棒3の化粧
料2が窓11から外部に臨み、化粧料棒3を折り取れる
状態となる。
この状態で基台4をさらに押入すると係合凸部5、5は
係止部9、9に係合し、第3図に示すように化粧料棒3
の化粧料2が窓11から隠れ、収容状態となる。
〈第2構成例〉 第2構成例を第4図ないし第6図に基づいて説明する。
略角型に形成した基台4の一端面に支持孔4aが穿設され
ており、この支持孔4aには軸1の先端に化粧料2を固着
させた化粧料棒3が抜き差し自在に立設されている。そ
して基台4の下縁に沿って横長のストッパ4bが突設され
ている。
この基台4の両側面の前記一端面寄りには係合部20、
20としての横溝が形成されており、この係合部20、
20には略「コ」字型に形成したブリッジ24の突出部
23、23が夫々回動及びスライド自在に係合されてい
る。このブリッジ24は、平板21の両端から夫々腕2
2、22を直角に延出し、この腕22、22の先端内側
に前記突出部23、23を設けて構成されている。
一方、前記基台4には、これに外嵌するよう筒状に形成
された外装体25がスライド自在に取り付けられてい
る。この外装体25には下縁に切欠部25aが形成されて
おり、この切欠部25aの下部には係止突起26b、26bが形
成されている。そして、外装体25の一端開口部26の
一側両端には切欠溝26c、26cが形成されている。
以下、動作例を説明する。
基台4を外装体25に装着した状態において基台4を第
5図に示すように外装体25の下端(最大下降位置)に
位置させた状態では、ストッパ4bが係止突起26b、26bに
係合し、そして前記平板21が外装体25の一端開口部
26を閉塞する。
一方、基台4の最大上昇位置では第6図に示すようにブ
リッジ24が外部に露出するが、ブリッジ24は前記し
たように可倒であるから腕22、22が切欠溝26c、26c
に逃げてブリッジ24は横倒しとなる。ここで基台4は
最大上昇位置にあるから化粧料棒3は外部に露出し、つ
まみ出せる状態となる。
〔考案の効果〕
本考案の第1の構成例によれば、外装体は係合凸部と係
止部とが係合することによってロックされるため閉鎖状
態にある容器が不用意に開いてしまうことはなく、ま
た、使用状態では解放位置に確実に保持され化粧料棒が
取り出し易い。
また、第1及び第2の構成例によれば、外装体が抜け出
ることはなく使い勝手に優れている。また、不使用時に
は化粧料の周囲は外装体で完全にカバーされるため化粧
料が外部に触れてしまう虞れはない。
そして第2の構成例においてもブリッジ24を横倒しに
することにより容器を開放状態に確実に保持でき化粧料
棒が取り出し易い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1の構成例を示し、第
1図は分解斜視図、第2図は使用状態の斜視図、第3図
は収納状態の斜視図、第4図ないし第6図は本考案の第
2の構成例を示し、第4図は分解斜視図、第5図は収納
状態の斜視図、第6図は使用状態の斜視図、第7図ない
し第9図は従来の化粧具付き容器を示す図である。 1…軸、 2…化粧料、 3…化粧料棒、 4…基台、 5…係合凸部、 6…外装体、 7、8…長溝、 9、10…係止部、 11…窓、 20…係合部、 21…平板、 22…腕、 23…突出部、 24…ブリッジ、 25…外装体。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸1の先端に化粧料2を固着させた化粧料
    棒3を、基台4に複数本折り取り可能に立設する一方、
    この基台4の両側部に係合凸部5、5を形成し、前記基
    台4にこれを覆う外装体6をスライド可能に取り付け、
    この外装体6の長手方向に沿って前記係合凸部5、5に
    対応する部位に長溝7、8を形成するとともに、これら
    長溝7、8の各両端に係止部9、10を夫々形成し、前
    記外装体6に窓11を形成し、この窓11は前記係合凸
    部5、5が係止部10、10に係止した際に化粧料棒3
    を外部から折り取れる位置に形成したことを特徴とする
    化粧具付き容器。
  2. 【請求項2】軸1の先端に化粧料2を固着させた化粧料
    棒3を、基台4の一端面に抜き差し自在に複数本立設す
    る一方、この基台4の両側面の前記一端面寄りに係合部
    20、20を形成し、そして、平板21の両端から夫々
    腕22、22を直角に延出し、この腕22、22の先端
    内側に突出部23、23を設けてブリッジ24を形成
    し、この突出部23、23を、前記基台4の係合部2
    0、20に嵌入してブリッジ24を可倒的に枢支し、前
    記基台4にこれに外嵌する筒状の外装体25をスライド
    自在に取り付け、前記基台4の最大下降位置で平板21
    が外装体25の一端開口部26を閉塞し、一方、基台4
    の最大上昇位置でブリッジ24が可倒位置に露出すると
    ともに化粧料棒3が外部に露出するように形成したこと
    を特徴とする化粧具付き容器。
JP3164289U 1989-03-20 1989-03-20 化粧具付き容器 Expired - Lifetime JPH0616Y2 (ja)

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JP3164289U JPH0616Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 化粧具付き容器

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JP3164289U JPH0616Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 化粧具付き容器

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