JPH06169Y2 - ローラガイドの芯間調整装置 - Google Patents

ローラガイドの芯間調整装置

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JPH06169Y2
JPH06169Y2 JP1988099928U JP9992888U JPH06169Y2 JP H06169 Y2 JPH06169 Y2 JP H06169Y2 JP 1988099928 U JP1988099928 U JP 1988099928U JP 9992888 U JP9992888 U JP 9992888U JP H06169 Y2 JPH06169 Y2 JP H06169Y2
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JP
Japan
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guide
center
pair
roller
shaft
Prior art date
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Application number
JP1988099928U
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JPH0222206U (ja
Inventor
則康 熊谷
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Kotobuki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Sangyo Co Ltd
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  • Metal Rolling (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ローラガイドの芯間調整装置に関する。
(従来の技術) 従来から、板材用圧延材を圧延ロールに案内するガイド
は、これを上下に貫通するボルトによってガイドベース
に互いに平行に立設しておき、圧延材寸法を変更する場
合に、ガイドを固定しているボルトを一度緩めてガイド
を所望の寸法に調整し、再度ボルトを締付けてガイドを
ガイドベースに固定するもの(実公昭50−10440
号公報)がある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来のガイドでは、圧延材寸法を変更する場
合、ガイドをガイドベースに固定しているボルトを一度
緩めて所望の芯間寸法にガイドを移動させた後、再度ボ
ルトを締付けなければならないから、ガイド相互の間隔
を平行に保ちつつ正確に芯間調整作業を行うことが難し
かった。またガイドは、ガイド下部でのみガイドベース
上に固定されているから、ガイド下部に比べてガイド上
部の保持の安定性が不足しやすいことから、圧延材の押
圧力によってガイドの上側が押し開かれることが多く、
ガイドの上下で芯間寸法が異なることにより圧延材を正
確に案内することができない欠点があった。
そこで本考案の目的は、ガイドの芯間の調整作業をより
一層しやすくすることであり、他の目的はガイドの保持
の安定性を高めて圧延材を正確に圧延ロールに案内する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の特徴は、ガイドボックス(1)と芯間調整軸
(2,2)とローラホルダ(4)とガイドローラ(7,
7)と一本のギアシャフト(9)とからなるものであっ
て、 上記芯間調整軸は、上下一対よりなり、かつ互いに逆ね
じ関係にあるスクリュースピンドル(3,3a)が設け
てあり、上記一対の芯間調整軸の端部には、ウォームホ
イール(10)が設けてあり、上記ローラホルダーの上
部と下部とには、雌ねじ部(5,5a)が形成してあ
り、上記一本のギアシャフトには、ピニオン(8)が設
けてある。
そして、上記上下一対の芯間調整軸は、上記ガイドボッ
クスに水平かつ回動自在に軸支してあり、 上記上下一対の芯間調整軸の上記両スクリュースピンド
ルは、上記ローラホルダの上記各雌ねじ部に螺合してお
り、 上記各ローラホルダには、偏心支持軸(6)を介して上記
ガイドローラが回転自在に取付けてあり、 上記一本のギアシャフトは、上記ガイドボックスに回動
可能に軸支し、このギアシャフトの上記ピニオンは、上
記ウォームホイールに噛合しているところにある。
(作用) そのため、ローラガイドの芯間調整作業をする場合、ギ
アシャフト9を回すことにより、ピニオン8、ウォーム
ホイール10を介して芯間調整軸2のスクリュースピン
ドル3,3aが回動し、ガイドローラ7間の広狭が行わ
れるから、ギアシャフトの回動作業だけで芯間の調整作
業がすみ、調整のためにボルトの緩締の作業が不要とな
る。またローラホルダ4の上部41と下部とをガイドボ
ックス1に支持することによりローラホルダの保持の安
定性を高めて、圧延材を正確に圧延ロール17へ案内で
きる。
(実施例) 以下本考案の実施例を説明する。
本考案は、ガイドボックス1と、このボックスに軸支し
てある上下一対の芯間調整軸2,2と、この調整軸が螺
合しているローラホルダ4と、このローラホルダに設け
てあるガイドローラ7,7と、上記芯間調整軸を回転さ
せる一本のギアシャフトとからなるものである。
そこで、本考案の具体的な構成を説明すると、第1,3
図に示すように、ガイドボックス1には、上下一対の芯
間調整軸2,2を回動可能に軸支してあり、この各芯間
調整軸には、互いに逆ねじのスクリュースピンドル3,
3aが形成してある。ローラホルダ4,4の上部41,
41と下部のそれぞれには、雌ねじ部5,5aが形成し
てあり、上下一対のスクリュースピンドル3,3aは、
このローラホルダの各雌ねじ部に螺合している。なお、
第3図に、上部41の雌ねじ部5,5aのみ図示してあ
る。各ローラホルダ4,4には、偏心支持軸6を介して
ガイドローラ7,7を回転自在に軸支してある。
上下一対の芯間調整軸2,2の端部には、それぞれウォ
ームホイール10,10が取付けてあり、この各ウォー
ムホイールは、ガイドボックス1の側部に回転自在に支
持されている一本のギアシャフト9のピニオン8と噛合
している。
ガイドボックス1には、軸受12を介してセンターシャ
フト11が設けてあり、このセンターシャフトには、セ
ンターピニオン13,13を設けある。各センターピニ
オン13は、偏心支持軸6と一体のギア14と噛合して
いる。
ローラホルダ4には、上ローラ15と下ローラ16とが
設けてある。
次に、ガイドローラ7,7の芯間調整操作を説明する。
まず、ギアシャフト9を回動させると、このギアシャフ
トのピニオン8と噛合している芯間調整軸2のウォーム
ホイール10が連動して回転されるから、芯間調整軸2
の互いに逆ねじのスクリュースピンドル3,3aが螺入
しているローラホルダ4が、芯間調整軸2の回転に連動
して移動し、このローラホルダの芯間寸法の広狭が、中
心振り分け調整される。
この場合、ローラホルダ4の上部41及び下部は、上下
一対の芯間調整軸2によりガイドボックス1に軸支され
ているから、圧延材の押圧力によって上側だけが押し開
かれることがない。
(考案の効果) 本考案によれば、一本のギアシャフトを回動させること
により、上下一対の芯間調整軸が同時に回転され、ロー
ラガイドの芯間の調整作業ができるので、従来のような
ボルトを緩めたり、締めたりする面倒がなく、左右一対
のローラホルダの間隔が調整され、そのため、簡単にロ
ーラガイドの芯間の調整作業ができる。そして各ローラ
ホルダの上下の双方をガイドボックスに支持してあるの
で、一対のローラホルダにガタが生じることがなく、圧
延材を安定して保持し、そのためこの圧延材を正確に圧
延ロールへ案内できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の一部切欠断面図、 第2図はローラガイドの平面図、 第3図はローラガイドの正面図である。 1…………ガイドボックス、 2…………芯間調整軸、 3,3a…スクリュースピンドル、 4…………ローラホルダ、 41………ローラホルダ上部、 5,5a…雌ねじ部、 6…………偏心支持軸、 7…………ガイドローラ、 8…………ピニオン、 9…………ギアシャフト、 10………ウォームホイール、 17………圧延ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドボックス(1)と芯間調整軸(2,
    2)とローラホルダ(4,4)とガイドローラ(7,
    7)と一本のギアシャフト(9)とからなり、 上記芯間調整軸は、上下一対よりなり、かつ互いに逆ね
    じ関係にあるスクリュースピンドル(3,3a)が設け
    てあり、 上記一対の芯間調整軸の端部には、ウォームホイール
    (10)が設けてあり、 上記ローラホルダは、左右一対設けてあり、この各ロー
    ラホルダの上部と下部とには、雌ねじ部(5,5a)が
    形成してあり、 上記一本のギアシャフトには、ピニオン(8)が設けて
    あり、 上記上下一対の芯間調整軸は、上記ガイドボックスに水
    平かつ回動自在に軸支してあり、 上記上下一対の芯間調整軸の上記両スクリュースピンド
    ルは、上記各ローラホルダの上記各雌ねじ部に螺合して
    おり、 上記各ローラホルダには、偏心支持軸(6)を介して上
    記ガイドローラが回転自在に取付けてあり、 上記一本のギアシャフトは、上記ガイドボックスに回動
    可能に軸支し、このギアシャフトの上記ピニオンは、上
    記ウォームホイールに噛合している ことを特徴とするローラガイドの芯間調整装置。
JP1988099928U 1988-07-29 1988-07-29 ローラガイドの芯間調整装置 Expired - Lifetime JPH06169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988099928U JPH06169Y2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 ローラガイドの芯間調整装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0222206U JPH0222206U (ja) 1990-02-14
JPH06169Y2 true JPH06169Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31327541

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425254A (en) * 1977-07-29 1979-02-26 Kotobuki Sangyo Automatic centerradjustingganddholding mechanism for subbguide roller in materiallguidinggdevice of roll mill

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0222206U (ja) 1990-02-14

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