JPH061683Y2 - コネクタ蓋の開閉機構 - Google Patents

コネクタ蓋の開閉機構

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JPH061683Y2
JPH061683Y2 JP1888690U JP1888690U JPH061683Y2 JP H061683 Y2 JPH061683 Y2 JP H061683Y2 JP 1888690 U JP1888690 U JP 1888690U JP 1888690 U JP1888690 U JP 1888690U JP H061683 Y2 JPH061683 Y2 JP H061683Y2
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electrocardiograph
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connector
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connector lid
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JP1888690U
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巌 石川
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は心電計に設けられたコネクタの前面を被覆する
ため、前記心電計の外周に設けられたコネクタ蓋(以下
単に蓋と称する)の開閉機構に関する。
(従来の技術) 心電計は記録装置などに信号を伝送する外部機器である
伝送装置に載置されて、この伝送装置との間で信号の授
受を行なう。このため記録計測と伝送装置とにはそれぞ
れ相互に嵌合可能な位置にコネクタが設けられている。
このコネクタは通常心電計の外周部の一面に形成された
開口部に接続部を覗かせて取り付けられているが、伝送
装置から取り外され使用していないときは、コネクタ内
へ塵埃や水分あるいは指などが入ることを防ぐため、蓋
で被覆しておく必要がある。
このため従来は第8図に示すように、心電計1の筐体2
のコネクタ3が装着された側の外面面に、蓋4をねじ5
により取り付けて、開口部6を被覆していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記のように構成された従来の心電計によ
ると、蓋4の着脱にドライバなどの工具を使用しなけれ
ばならず、着脱作業がわずらわしかった。また蓋4を筐
体2に取り付けた状態において、ねじ5の頭部が筐体2
の表面から突出しており、外観上も好ましくなかった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、心電計
の外部機器への着脱と連動して蓋の開閉を行なうことの
できる、外観のすぐれたコネクタ蓋の開閉機構を提供す
ることを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、心電計を外部機
器に装着したときに、この外部機器側のコネクタと接続
するコネクタを有する前記心電計に設けられ、前記心電
計の前面を被覆するコネクタ蓋の開閉機構であって、前
記心電計の外周部に開閉可能に設けられた前記コネクタ
蓋と、前記心電計の筐体に回動可能に設けられ前記コネ
クタ蓋の回動を係止する係止部材と、前記外部機器の前
記心電計装着面に固定され、心電計装着時に前記係止部
材及びコネクタ蓋と係合して、それぞれ係止解除及びコ
ネクタ蓋開動作を行なう案内部材とを具備して構成した
ものである。
(作用) 上記の構成によると心電計を外部機器に挿入したとき
に、外部機器に設けられた案内部材がまず係止部材と係
合してこの係止部材を回動させ、コネクタ蓋の回動の係
止を解除する。さらに心電計を外部機器内に挿入する
と、案内部材はコネクタ蓋と係合しこのコネクタ蓋を回
動させて開状態とする。この状態で心電計側のコネクタ
と外部機器側のコネクタとを接続することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第7図に本考案の一実施例を示す。これらの
図において、第8図に示す従来例の部分と同一または同
等部分には同一符号を付して示す。
第6図及び第7図において、外部機器である伝送装置7
の上面にはコ字状の心電計装着部8が形成されており、
装着部8の対向する両側面にはそれぞれ案内溝9が平行
に設けられている。また両側面に直角の方向の内面には
第1のコネクタ10が取り付けられており、底面には装着
部8の両側面に平行に案内部材であるガイドピン11が固
定されている。
一方、心電計1の下部筐体2の外周部の対向する両側面
には、それぞれ突起12が一体に形成されており、心電計
1を伝送装置7の装着部8に装着したときに、突起12が
案内溝9に嵌合して心電計1の挿入を案内するようにな
っている。また心電計1の下部筐体2の上部には上面に
矩形状の開口部13が形成された上記筐体14が被着されて
いる。さらに下部筐体2の前面に形成された開口部6に
は後述する蓋15が開閉可能に取り付けられており、蓋15
の図中右側には伝送装置7に設けられたガイドピン11が
挿入されるガイド孔16が形成されている。
次に第1図乃至第5図により蓋15の開閉機構を説明す
る。蓋15の両端にはアーム15aが直角方向に折り曲げら
れて一体に形成されており、下部筐体2の底面に一体に
立設された1対の支持部材17によりピン18を介して回動
可能に支持されている。アーム15aの一方の側の下端は
外側に向って直角に折り曲げられており、下面が半円筒
状に形成されていて係合部19を構成している。また蓋15
はばね20により矢印Aで示す方向に回動付勢されてお
り、心電計不使用時には蓋15によって下部筐体2の開口
部6は閉塞され、心電計1内に設けられた第2のコネク
タ21を被覆している。
一方、下部筐体2の側壁近傍の底面には係止部材である
ストッパ22をピン23を介して回動可能に支持する支持部
材24が一体に立設されている。ストッパ22は下部筐体2
の底面に対して平行に回動するアーム部22aと、直角に
下方に向って折り曲げられた係合部22bとからなってい
る。係合部22bの一方の側面には蓋15と係合する突起部2
2cが形成されており、下端にはガイドピン11と係合する
斜面22dが形成されている。そしてストッパ22はばね25
によって矢印Bで示す方向に回動付勢されており、突起
部22cが蓋15のアーム部15aと係合して、蓋15の開く方向
への回動を係止している。またストッパ22の下端の斜面
22dをガイドピン11が押すことにより、ストッパ22は矢
印Bの反対の矢印Cで示す方向に回動し、蓋15の係止を
解除するようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。心電計1を伝送装置7
から取り外した状態のときは、蓋15はばね20の付勢力に
より矢印A方向に回動し、下部筐体2の開口部6を閉塞
して第2のコネクタ21を保護している。このときストッ
パ22はばね25の付勢力により矢印B方向に回動し、突起
部22cが蓋15のアーム15aと係合し、蓋15を開放状態とな
らないようにロックしている。
心電計1の突起12を伝送装置7の案内溝9に嵌合し、心
電計1を伝送装置7に挿入して行くと、伝送装置7に設
けられたガイドピン11が心電計1のガイド孔16内に入
り、ストッパ22の下端の斜面22dに当接し、ストッパ22
は矢印C方向に回動する。この結果ストッパ22の突起部
22cは蓋15のアーム部15aから離脱するので、蓋15のロッ
クは解除される。さらに心電計1を伝送装置7内に挿入
して行くと、ガイドピン11が蓋15の側端の係合部19の円
筒状の外周面に当接するため、蓋15はピン18を中心とし
て矢印D方向に回動し、開口部6を開く。そして第1、
第2のコネクタ10,21が接続される。
心電計1を伝送装置7から分離させると、蓋15がばね20
の付勢力により閉じ、次にストッパ22はばね25の付勢力
により矢印B方向に回動して蓋15の回動をロックする。
本実施例によれば、心電計1を伝送装置7から分離した
状態では蓋15が下部筐体2の開口部6を閉塞し、第2の
コネクタ21を被覆して外部からの塵埃、水分あるいは指
などの侵入を防止できる。また心電計1を伝送装置7に
装着すると、自動的に蓋15が開いてコネクタ10,21の接
続が可能となる。従って蓋15の開閉に工具を必要とせ
ず、作業性が向上するとともに、ねじなどが表面に露出
しないので外観もよくなる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、心電計を外部機
器に着脱するときにコネクタを被覆する蓋が自動的に開
閉するので、コネクタ蓋の開閉作業性が向上し、外観も
優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す斜視図、第2図
は同じく平面図、第3図は同じく側面図、第4図及び第
5図は第1図のそれぞれ蓋及びストッパを示す斜視図、
第6図及び第7図はそれぞれ心電計の伝送装置への装着
状態を説明する斜視図及び平面図、第8図は従来の心電
計のコネクタ蓋の着脱機構を示す斜視図である。 1…心電計、3,10,21…コネクタ 7…伝送装置(外部機器) 11…ガイドピン(案内部材) 15…コネクタ蓋、22…ストッパ(係止部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】心電計を外部機器に装着したときにこの外
    部機器側のコネクタと接続するコネクタを有する前記心
    電計に設けられ、前記心電計側のコネクタの前面を被覆
    するコネクタ蓋の開閉機構であって、前記心電計の外周
    部に開閉可能に設けられた前記コネクタ蓋と、前記心電
    計の筐体に回動可能に設けられ前記コネクタ蓋の回動を
    係止する係止部材と、前記外部機器の前記心電計装着面
    に固定され、心電計装着時に前記係止部材及びコネクタ
    蓋と係合して、それぞれ係止解除及びコネクタ蓋開動作
    を行なう案内部材とを具備したことを特徴とするコネク
    タ蓋の開閉機構。
JP1888690U 1990-02-28 1990-02-28 コネクタ蓋の開閉機構 Expired - Lifetime JPH061683Y2 (ja)

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JP1888690U JPH061683Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 コネクタ蓋の開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP1888690U JPH061683Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 コネクタ蓋の開閉機構

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Publication Number Publication Date
JPH03111301U JPH03111301U (ja) 1991-11-14
JPH061683Y2 true JPH061683Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31522028

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JP1888690U Expired - Lifetime JPH061683Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 コネクタ蓋の開閉機構

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JP4834120B2 (ja) * 2008-10-20 2011-12-14 和子 橋本 耳までカバーするマスク

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JPH03111301U (ja) 1991-11-14

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