JPH06167685A - 情報記録媒体の作製方法 - Google Patents

情報記録媒体の作製方法

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JPH06167685A
JPH06167685A JP4320085A JP32008592A JPH06167685A JP H06167685 A JPH06167685 A JP H06167685A JP 4320085 A JP4320085 A JP 4320085A JP 32008592 A JP32008592 A JP 32008592A JP H06167685 A JPH06167685 A JP H06167685A
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JP4320085A
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English (en)
Inventor
Hironori Kamiyama
弘徳 上山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の情報記録媒体は、電極層13′上
に、液晶、紫外線硬化樹脂形成材料、光重合開始剤及び
界面活性剤を含有する混合溶液を電極層上に塗布後、該
液晶の等方相転移点以上に加熱しつつ、赤外線波長領域
を遮蔽した紫外線を照射して該塗布層を硬化させ、液晶
相と紫外線硬化樹脂相とからなる情報記録層11を形成
して作製されることを特徴とする。 【効果】 情報記録層表面に樹脂のみからなるスキン層
を形成することができると共に、その情報記録層におけ
る液晶相と樹脂相とが微細構造において明瞭に相分離さ
せることができ、高感度でコントラスト比の高い情報記
録媒体とすることができ、更に、ノイズの減少した情報
記録媒体を作製することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶相と樹脂相とから
なる情報記録層を用いて静電情報を可視情報として記
録、保存し、任意の時間に再生しうる情報記録媒体及び
その情報記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、ワープロやラップトッ
プコンピューター等のOA機器用ディスプレイに使われ
るようになっている。これらは、液晶層を透明電極膜を
設けたガラス或いはプラスチック基板等の透明基板に挟
持したものであり、単独マトリックス或いはアクティブ
マトリックスを用いて両電極間に電圧を印加することに
より画像等の情報を表示するものである。
【0003】この方式としては代表的なTN型、STN
型の他、電流効果により動作する動的散乱型、コレステ
リック−ネマチックの相転移を利用したもの、更に最近
では高分子と液晶を複合した方式がある。高分子樹脂体
にネマチック液晶を分散固定した素子は、液晶物質の常
光屈折率と高分子樹脂体の屈折率を一致させておくこと
により、電圧を印加して液晶物質の配向を電圧印加方向
に揃えると透明な状態となり、また、電圧が印加されて
いない時には液晶物質の配向が不揃いとなり、その結
果、液晶と高分子樹脂体界面或いは分散固定された液晶
内で光を散乱することで不透明な状態とするなることを
利用するもので、透明、不透明により情報を表示するも
のである。
【0004】高分子樹脂体にネマチック液晶を分散固定
した液晶表示素子は、面積が大きくできる、応答時間、
特に立ち上がり時間が短い、偏光板を必要とせず光の利
用効率が高い、視野角が広く均一である、或いは柔軟性
がある等の特徴を有し、近年、窓の調光シート或いは投
射型ディスプレイなどへの利用が報告されている。投射
型ディスプレイ或いはコンピューターディスプレイ等へ
の展開として、立ち下がり時間が1〜30msと短く、
最も多く使用されているTN型或いはSTN型ディスプ
レイより立ち下がり時間が短いという利点がある。
【0005】通常の場合、高分子樹脂体にネマチック液
晶を分散固定した液晶表示素子は、電極間にサンドイッ
チした状態で交流電圧を印加し、電圧のON−OFFに
より表示及び消去を可能とするものである。この際、電
圧対光透過率において若干のヒステリシスが生じ、印加
する交流電圧の上昇時と下降時で透過率に差がでるとの
報告もあるが、交流電圧を切った時点、無電圧印加では
初期の透過率すなわち不透明な状態に戻ってしまう。
【0006】画像等の情報を表示する方法としては、マ
トリックス電極に挟持して画素毎にON−OFFして表
示する方法が一般的であるが、この他、画像状パターン
電極を用いる、或いは高分子と液晶の複合膜を形成する
際に例えば紫外線硬化型の高分子材料を用いて画像状の
紫外線を照射するもの等があるが、いずれも固定された
情報を点滅させるものである。一方、メモリー性を有す
るものとしては、コレステリック−ネマチック相移転を
用いたものがあるが、この方式においては垂直配向膜を
電極上に形成した透明電極に挟持したサンドイッチ構造
である必要がある。この場合には電極の構造が必要とな
る。
【0007】また、液晶セルにおける液晶層に代えて、
高分子分散型液晶を使用するものが開発されている。こ
のような情報記録媒体においては高分子分散型液晶をI
TO電極を有する2枚の基板に挟持した状態で保持させ
たものである。
【0008】最近、本出願人により、情報記録媒体を基
板/ITO電極/高分子分散型液晶層の構成とし、電極
と光導電層とからなる感光体と対向させた状態で電圧印
加時露光することにより、情報光に応じた放電現象を生
じさせ、静電情報を高分子分散型液晶層の配向の形で記
録させるものを出願した(特開平2−186033号公
報)が、感度、及びコントラスト比のより高い情報記録
媒体、及びノイズの少ない情報記録媒体が求められてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高分子分散
型液晶を情報記録層とする情報記録媒体において、感
度、及びコントラスト比のより高い情報記録媒体、及び
ノイズの少ない情報記録媒体の作製方法を提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録媒体の
作製方法は、電極層上に、液晶、紫外線硬化樹脂形成材
料、光重合開始剤及び界面活性剤を含有する混合溶液を
電極層上に塗布後、赤外線波長領域を遮蔽した紫外線を
照射して該塗布層を硬化させ、液晶相と紫外線硬化樹脂
相とからなる情報記録層を形成することを特徴とする。
【0011】以下、本発明の情報記録媒体の作製方法に
ついて説明する。図1は、本発明により製造される情報
記録媒体の断面図で、図中3は情報記録媒体、11は情
報記録層、13′は電極、15は基板である。
【0012】まず、本発明で使用する液晶、紫外線硬化
樹脂形成材料、光重合開始剤、界面活性剤とを含有する
混合溶液について説明する。
【0013】液晶としてはスメクチック液晶、ネマチッ
ク液晶、コレステリック液晶あるいはこれらの混合物を
使用することができるが、液晶の配向性を保持し、情報
を永続的に保持させる、いわる、メモリー性の観点から
スメクチック液晶を使用するのが好ましい。
【0014】スメクチック液晶としては、液晶性を呈す
る物質の末端基の炭素鎖が長いシアノビスフェニル系、
シアノターフェニル系、フェニルエステル系、さらに弗
素系等のスメクチックA相を呈する液晶物質、強誘電性
液晶として用いられるスメクチックC相を呈する液晶物
質、あるいはスメクチックH、G、E、F等を呈する液
晶物質が挙げられる。
【0015】またネマッチック液晶を使用してもよく、
例えばシッフ塩素系、アゾキシ系、アゾ系、安息香酸フ
ェニルエステル系、シクロヘキシル酸フェニルエステル
系、ビフェニル系、ターフェニル系、フェニルシクロヘ
キサン系、フェニルピリジン系、フェニルオキサジン
系、多環エタン系、フェニルシクロヘキセン系、シクロ
ヘキシルビリミジン系、フェニル系、トラン系等の公知
のネマッチック液晶を使用できる。また、スメクチック
あるいはコレステリック液晶と混合することによりメモ
リー性を向上させることができる。液晶材料を選ぶ際に
は、屈折率の異方向性の大きい材料の方がコントラスト
がとれるので好ましい。
【0016】紫外線硬化樹脂形成材料としては、液晶材
料と共通の溶媒に相溶性を有する溶媒可溶型樹脂、例え
ばアクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリスチレン樹脂、およびこれらを主体とした共重合体
等、あるいは、モノマー、オリゴマーの状態で液晶材料
と相溶性を有するあるいは共通の溶媒に相溶性を有する
紫外線硬化型樹脂形成材料、例えばアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル等を挙げることができる。な
お、放射線硬化樹脂形成材料を使用するともできるが、
特に紫外線硬化樹脂形成材料が好ましい。
【0017】紫外線硬化樹脂形成材料としてはモノマ
ー、オリゴマーの状態で例えばジペンタエリスリトール
ヘキサアクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、イ
ソシアヌール酸(エチレンオキサイド変性)トリアクリ
レート、ジペンタエリストールペンタアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジアクリレート、ヘキサジオールジアクリ
レート等の多官能モノマーあるいは多官能ウレタン系、
エステル系オリゴマー、さらにノニルフェノール変性ア
クリレトー、N−ビニル−2−ピロリドン、2−ヒドロ
キシ−3−フェノキシプロピルアクリレート等の単官能
モノマーあるいはオリゴマー等が挙げられる。
【0018】また、液晶と紫外線硬化樹脂材料とは、そ
の光屈折率を同程度のものを使用し、混合比は、液晶材
料の含有量が10重量%〜90重量%、好ましくは40
重量%〜80重量%となるように配合するとよい。10
重量%未満であると情報記録として液晶層が配向しても
透過性が低く、また90重量%を越えると液晶の滲み出
し等の現象が、生じるので好ましくない。液晶は樹脂中
に多く含有させることによりコントラスト比を向上さ
せ、動作電圧を低くすることができる。
【0019】光重合開始剤としては、例えば2−ヒドロ
キシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン
(メルク社製「ダロキュア1173」)、1−ヒドロキ
シシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・ガイギー社製
「イルガキュア184」)、1−(4−イソプロピルフ
ェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−
オン(メルク社製「ダロキュア1116」)、ベンジル
ジメチルケタール(チバ・ガイギー社製「イルガキュア
651」)、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フ
ェニル〕−2−モルホリノプロパノン−1(チバ・ガイ
ギー社製「イルガキュア907」)、2,4−ジエチル
チオキサントン(日本化薬社製「カヤキュアDET
X」)とp−ジメチルアミノ安息香酸エチル(日本化薬
社製「カヤキュアEPA」)との混合物、イソプロピル
チオキサントン(ワードブレキンソップ社製「クンタキ
ュア・ITX」とp−ジメチルアミノ安息香酸エチルと
の混合物等が挙げられる。特に、液状である2−ヒドロ
キシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンが
液晶材料、重合体形成性モノマー若しくはオリゴマーと
の相溶性の面で特に好ましい。光重合開始剤の添加量
は、樹脂形成材料に対して、0.1〜20重量%の割合
である。
【0020】また、混合溶液の電極層に対する濡れ性を
向上させると共に、情報記録層を紫外線照射により硬化
させた際に、その情報記録層表面に樹脂のみからなるス
キン層を形成させることを目的として界面活性剤が添加
される。界面活性剤としては弗素系界面活性剤が好まし
く、例えば住友3M(株)製、フロラードFC−43
0、同フロラードFC−431、N−(n−プロピル)
−N−(β−アクリロキシエチル)−パーフルオロオク
チルスルホン酸アミド〔三菱マテリアル(株)製EF−
125M〕、N−(n−プロピル)−N−(β−メタク
リロキシエチル)−パーフルオロオクチルスルホン酸ア
ミド〔三菱マテリアル(株)製EF−135M〕、パー
フルオロオクタンスルホン酸〔三菱マテリアル(株)製
EF−101〕、パーフルオロカプリル酸〔三菱マテリ
アル(株)製EF−201〕、N−(n−プロピル)−
N−パーフルオロオクタンスルホン酸アミドエタノール
〔三菱マテリアル(株)製EF−121〕、更に三菱マ
テリアル(株)製EF−102、同EF−103、同E
F−104、同EF−105、同EF−112、同EF
−121、同EF−122A、同EF−122B、同E
F−122C、同EF−122A3、同EF−123
A、同EF−123B、同EF−132、同EF−30
1、同EF−303、同EF−305、同EF−306
A、同EF−501、同EF−700、同EF−20
1、同EF−204、同EF−351、同EF−35
2、同EF−801、同EF−802、同EF−125
DS、同EF−1200、同EF−L102、同EF−
L155、同EF−L174、同EF−L215等が挙
げられる。また、3−(2−パーフルオロヘキシル)エ
トキシ−1,2−ジヒドロキシプロパン〔三菱マテリア
ル(株)製MF−100〕、N−n−プロピル−N−
2,3−ジヒドロキシプロピルパーフルオロオクチルス
ルホンアミド〔三菱マテリアル(株)製MF−11
0〕、3−(2−パーフルオロヘキシル)エトキシ−
1,2−エポキシプロパン〔三菱マテリアル(株)製M
F−120〕、N−n−プロピル−N−2,3−エポキ
シプロピルパーフルオロオクチルスルホンアミド〔三菱
マテリアル(株)製MF−130〕、パーフルオロヘキ
シルエチレン〔三菱マテリアル(株)製MF−14
0〕、N−〔3−トリメトキシシリル)プロピル〕パー
フルオロヘプチルカルボン酸アミド〔三菱マテリアル
(株)製MF−150〕、N−〔3−トリメトキシシリ
ル)プロピル〕パーフルオロヘプチルスルホンアミド
〔三菱マテリアル(株)製MF−160〕等が挙げられ
る。界面活性剤は、液晶と樹脂形成材料との合計量に対
して0.1〜20重量%の割合で添加される。
【0021】また、混合溶液中には、必要に応じて、溶
液の塗布適性を向上させ、表面性を良くするためにレベ
リング剤を添加してもよい。
【0022】溶媒としては、高沸点であって、蒸発速度
が遅いものが好ましく、また、共通の溶媒であることが
必要であり、例えばキシレン等に代表される炭化水素系
溶媒、クロロホルム等に代表されるハロゲン化炭化水素
系溶媒、メチルセロソルブ等に代表されるアルコール誘
導体系溶媒、ジオキサン等に代表されるエーテル系溶媒
等が挙げられる。溶媒を使用することにより、情報記録
層を薄膜に形成することができる。塗布溶液における固
形分濃度は10〜60重量%とするとよい。
【0023】次に、本発明における特徴をなす情報記録
層の形成方法について、順を追って説明する。
【0024】(1)液晶、樹脂形成用材料、光重合開始
剤、界面活性剤を溶媒と混合した後、液晶が等方相を保
持する温度以上、好ましくは等方相転移点+10℃の温
度の範囲内に混合溶液を加熱して溶解させた後、溶液中
に存在する紫外線硬化樹脂形成材料のゲル化物、ゴミ等
を濾過することにより除去する。ゲル化物、ゴミ等が存
在すると情報記録媒体としてのノイズとなる。
【0025】(2)次いで、混合溶液を電極上にスピン
コーター、バーコート、ブレードコーター、或いはロー
ルコーター等の塗布方法により均一な膜厚で塗布する。
【0026】(3)塗布層を、液晶が等方相を保持する
温度以上、好ましくは等方相転移点+10℃の温度の範
囲内に保持し、溶媒を蒸発除去する。塗布層の温度が、
等方相転移温度以下であると、液晶と紫外線硬化型樹脂
材料との相分離が大きくなるという問題が生じる。即
ち、液晶ドメインが成長しすぎ、情報記録層表面にスキ
ン層が完全に形成されず、液晶の滲み出し現象が生じた
り、また紫外線硬化型樹脂がマット化し、正確に情報を
取り込むことが困難となり、好ましくない。また、紫外
線硬化型樹脂が液晶を保持できず、情報記録層を形成さ
れないことすらある。等方相転移点+10℃以上である
と、その詳細な理由は不明であるが、情報記録層におい
て液晶相と樹脂相との相分離が不明確になることが見出
された。
【0027】(4)溶媒除去を完全なものとするため
に、乾燥処理はフード乾燥、真空乾燥の2段階に別けて
実施するとよく、これにより、空気の流れによる情報記
録層表面のムラを防止し、干渉縞を防止することができ
る。
【0028】(5)このようにして形成される情報記録
層の平均膜厚は、乾燥後膜厚として、1μm〜30μm
とされるが、このような膜厚において、厚すぎると動作
電圧が高くなるが、一般に感度をあげたい場合には膜厚
を薄くし、コントラストをあげたい場合には膜厚は厚く
するとよい。感度と共にコントラスト比の優れたものと
するには、膜厚としては3μm〜20μm、好ましくは
6μm〜8μmの膜厚とするとよい。これにより高コン
トラストを維持しつつ、動作電圧も低くすることができ
る。
【0029】(6)次に、乾燥処理された塗布層をUV
ランプを使用して紫外線照射し、硬化させるが、通常の
UVランプでは赤外線波長域光を含むため、硬化前の塗
布層に必要以上の熱がかかり、温度上昇を引き起こして
しまうことが判明した。情報記録層においては、液晶層
と樹脂層とが相分離することが感度及び明瞭なコントラ
ストを得るために必要であるが、赤外線による必要以上
の温度上昇によりその相分離が生じにくくなる。
【0030】そのため、塗布層への紫外線照射するにあ
たっては、赤外線を遮蔽し、200nm〜400nmの
波長部分が1%以上である紫外線を使用し、0.1mJ
/cm2 以上のエネルギーで照射することにより、優れ
た情報記録層が得られることが判明した。これにより、
温度管理を可能とし、ノイズのない情報記録層となしえ
る。通常のUVランプを使用してUV照射する場合に
は、赤外線カットフィルターを使用し、赤外線波長域光
を除去するとよい。
【0031】通常の紫外線硬化樹脂を使用した高分子分
散型液晶媒体を作製する際、電極上に液晶と紫外線硬化
樹脂形成材料との混合溶液を塗布形成した後、UVラン
プを使用して紫外線照射し、硬化させるが、通常のUV
ランプでは赤外線波長域を含むために硬化前の塗布層に
必要以上の熱がかかり、温度上昇を引き起こしてしまう
ものと考えられる。本発明における情報記録層において
は、微細構造において液晶層と樹脂層とが相分離するこ
とが必要であるが、赤外線による温度上昇のため相分離
が生じにくくなるためではないかと推測される。
【0032】微細構造において液晶相と樹脂相との相分
離が不完全であると、コントラストがとれなくなるとい
う問題を生じる。また、相分離が不完全であると情報記
録槽自体が低抵抗化してしまい、感光体を使用した静電
情報による電界の作用による情報記録に際して、情報記
録層における液晶相に有効に電圧がかからず、液晶駆動
が緩慢になり、低感度化を生じるという問題がある。ま
た、相分離が不完全であると、紫外線硬化樹脂形成材料
を赤外線を含有するUVランプにより照射されると、不
均一な収縮をひきおこし、情報記録媒体として致命的な
均一均質な情報記録層とできないという重大な問題を生
じる。
【0033】次に、本発明によると、情報記録層表面に
0.6μm程度の膜厚のスキン層が形成される。また、
本発明の情報記録媒体の作製方法によると、情報記録層
内部は、一次粒径が0.03μm〜0.3μmの樹脂粒
子が充填され、その間を液晶相が連通した構造を有する
ものとできる。情報記録層表面にスキン層が形成される
ことにより、情報記録層における液晶の使用割合を増大
することができ、また情報記録層表面への液晶の滲み出
しがなく、これによる画像の乱れを無くすことができ
る。
【0034】混合溶液が塗布される電極層13は、不透
明または透明であって、50〜104 Ω/cm2 の表面抵
抗率を安定して与える材料、例えば亜鉛、チタン、銅、
鉄、錫等の金属薄膜導電膜、酸化錫、酸化インジウム、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化タングステン、酸化バナジ
ウム等の無機金属酸化物導電膜、四級アンモニウム塩等
の有機導電膜等であり、単独か或いは二種以上の複合材
料として用いられる。なかでも酸化物半導体が好まし
く、特に酸化インジウム錫(ITO)が好ましい。電極
層13′は蒸着、スパッタリング、CVD、コーティン
グ、メッキ、ディッピング、電解重合等の方法により基
板上に形成される。またその膜厚は電極を構成する材料
の電気特性、および情報記録の際の印加電圧により変化
させる必要があるが、例えばITO膜では100〜30
00Å程度である。
【0035】また、基板15は、カード、フィルム、テ
ープ、ディスク等の形状を有し、情報記録媒体を強度的
に支持するものである。情報記録媒体自体が支持性を有
する場合には設ける必要がないが、情報記録媒体を支持
することができるある程度の強度を有していれば、その
材質、厚みは特に制限がない。例えば可撓性のあるプラ
スチックフィルム、或いは硝子、ポリエステル、ポリカ
ーボネート等のプラスチックシート、カード等の剛体が
使用される。尚、情報光を情報記録媒体側から入射させ
ることもできるが、この場合には透明基板における電極
を設けていない他方の面には、反射防止効果を有する層
を積層するか、また反射防止効果を発現しうる膜厚に透
明基板を調整するか、更に両者を組み合わせて反射防止
性を付与するとよい。
【0036】また、情報記録媒体を、適宜の大きさに切
り出す場合には、その切出し断面には液晶相の漏れを防
止することを目的として、その断面をTNセル等に使用
されている液晶シーリング用のUV硬化等の方法により
シールするとよい。また、本発明により形成される情報
記録層表面には、上述したように樹脂のみからなるスキ
ン層が形成され、液晶の滲み出しを防止しえるが、情報
記録層表面には、液晶相への動作電圧との関係を斟酌し
て、適宜多官能UV硬化樹脂等によりハードコート層を
形成することにより、保護層を設けてもよい。
【0037】次に、本発明で作製した情報記録媒体への
情報記録方法について説明する。
【0038】本発明の情報記録媒体への情報記録には、
光センサー、熱、レーザー、コロナ帯電等の方法を使用
して、記録されるが、好ましくは、光センサーを使用
し、情報記録するとよい。このような光センサーとして
は、透明基板上に電極層、光導電層を積層してなるもの
で、その光導電層としては、情報光に応じた電荷発生機
能と電荷輸送機能を同時に有する単層系のものと、電極
層上に電荷発生層、電荷輸送層を順次積層した積層系の
ものがある。光導電層は、一般には光が照射されると照
射部分で光キャリア(電子、正孔)が発生し、それらの
キャリアが層幅を移動することができる機能を有するも
のであり、特に電界が存在する場合にその効果が顕著で
ある層である。このような光センサーとしては、例えば
特願平4−287983号に記載の光センサーが挙げら
れる。この公報に記載された光センサーは、光照射時に
おいて情報記録媒体に付与される電界または電荷量が光
照射につれて増幅され、また光照射を終了した後でも電
圧を印加し続けるとその導電性を持続し、引続き電界ま
たは電荷量を情報記録媒体に付与し続ける作用を有する
ものである。
【0039】光センサーを組み込んだ情報記録装置を図
2に示す。図中1は光センサー、3は情報記録媒体、1
3は光センサー電極、14は光導電層、11は情報記録
層、13′は情報記録媒体電極、15は基板、19はス
ペーサー、21は光源、22は駆動機構を有するシャッ
ター、23はパルスジェネレーター(電源)、24は暗
箱を示す。
【0040】まず、電源により両電極13、13′間に
電圧を印加する。なお、この情報記録媒体への記録に際
して、情報記録媒体を例えばその支持体中に埋設した抵
抗加熱(図示せず)により加熱し、液晶を液晶相を示す
温度まで加熱すると、より液晶におけるメモリー性を向
上させることができる。
【0041】電極13、13′間に、パルスジェネレー
ター23により電圧を印加しつつ、光源21から情報光
を入射させると、光が入射した部分の光導電層14で発
生した光キャリアは、両電極により形成される電界によ
り情報記録層11側の界面まで移動し、電圧の再配分が
行われ、情報記録層11における液晶相が配向し、情報
光のパターンに応じた記録が行なわれる。図においては
感光体側を正極とし、情報記録媒体側を負極としている
が、光センサーの放電特性に応じてその極性が設定され
ることはいうまでもない。
【0042】印加電圧を設定するにあたっては、液晶材
料によっては低電圧で作動するものもあるので、光セン
サー、空気ギャップ、情報記録媒体のそれぞれの電圧配
分を適宜設定して、情報記録層にかかる電圧をその作動
電圧領域に設定するとよい。この光センサーによる情報
記録は、面状アナログ記録が可能であり、また液晶相の
配向が静電電荷レベルで配向させることができるので、
銀塩写真法と同様の高解像度が得られ、また、露光パタ
ーンは液晶相の配向により可視像化されて保持される。
【0043】液晶の配向により記録された情報は、情報
記録部支持体側からの目視による読み取りが可能な可視
情報であり、又、反射型の投影機により拡大して読み取
ることができ、更にはレーザースキャニング、或いはC
CDを用いて反射光、或いは透過光による読み取りによ
り高精度で情報を読み取ることができる。また、情報記
録層における液晶の配向は、液晶の等方相転移付近の温
度に加熱することにより可視化情報は消去され、再使用
することができる。
【0044】
【作用及び発明の効果】本発明の情報記録媒体の作製方
法は、電極層上に、液晶、紫外線硬化樹脂形成材料、光
重合開始剤及び界面活性剤を含有する混合溶液を電極層
上に塗布後、該液晶の等方相転移点以上に加熱しつつ、
赤外線を遮蔽した放射線を照射して該塗布層を硬化さ
せ、液晶相と紫外線硬化樹脂相とからなる情報記録層を
形成することにより、情報記録層表面に樹脂のみからな
るスキン層を形成することができると共に、その情報記
録層における液晶相と樹脂相とが微細構造において明瞭
に相分離させることができ、高感度でコントラスト比の
高い情報記録媒体とすることができ、更に、ノイズの減
少した情報記録媒体を作製することを可能とするもので
ある。
【0045】また、本発明により作製される情報記録媒
体は、その情報記録層が情報電荷による電界のかからな
い状態では光散乱により不透明であり、電界をかけると
液晶相が配向し、情報記録部を透明状態とするものであ
り、情報再生に際しては偏向板が不用であり、読み取り
に際しての光学系が単純化しうるものである。また、そ
の情報記録方法によっては、面状アナログ情報を記録す
ることができ、また、メモリー性液晶を使用することに
より、メモリー性を付与できる。更に、情報記録層をコ
ーティング技術により均一に薄膜化しうるので、情報電
荷と導電層とのギャップを均一に小さく取ることがで
き、大面積の情報記録媒体作製が可能である。
【0046】以下、実施例により本発明を説明する。な
お「部」は重量部を示す。
【0047】
【実施例1】 ・スメクチック液晶S−1(メルク社製)6部、 ・紫外線硬化樹脂M−400(東亜合成化学工業(株)
製)4部、 ・光重合開始剤ダロキュア1173(メルク社製)0.
2部、 ・界面活性剤フロラードFC−430(住友3M製)
0.3部 を、キシレン中に溶解させて50重量%の溶液に調製し
た。
【0048】スパッタ法によりITO電極を1000Å
の膜厚で積層して形成した1mm厚のガラス基板におけ
る電極上に、30℃の温度条件下、上記で調製した混合
溶液をスピンナー(350rpm、15秒)で塗布し、
次いで、30℃の真空乾燥器に3分間放置後、真空引き
を2分間行い、その後常圧に戻した。
【0049】その後、塗布層に、UVランプに赤外線カ
ットフィルター(コールドフィルター、日本電池(株)
製)を重ねて600mJ/cm2 のエネルギーの紫外線
照射を行った。その結果、膜厚6μmの情報記録層を得
た。
【0050】この情報記録層断面を熱メタノールを使用
して液晶を抽出し、乾燥させた後、走査型電子顕微鏡
(日立製作所(株)製S−800、10000倍)で内
部構造を観察したところ、層の表面は0.6μm厚の紫
外線硬化樹脂で覆われ、層内部には連続相をなす液晶相
中に粒径0.1μmの樹脂粒子が充填した構造を有して
いることを確認した。
【0051】得られた情報記録媒体について、600n
mの波長光での透過率は36%であった。
【0052】これに対し、UVランプに赤外線カットフ
ィルターを使用しないで、上記と同様に情報記録媒体を
作製し、同様に透過率を測定したところ、42%であ
り、透過率の高いものであった。
【0053】
【実施例2】・スメクチック液晶ZLI−17215
(メルク社製)6部、 ・紫外線硬化樹脂M−400(東亜合成化学工業(株)
製)4部、 ・光重合開始剤ダロキュア1173(メルク社製)0.
2部、 ・界面活性剤フロラードFC−430(住友3M製)
0.3部 を、キシレン中に溶解させて50重量%の溶液に調製し
た。
【0054】スパッタ法によりITO電極を1000Å
の膜厚で積層して形成した1mm厚のガラス基板におけ
る電極上に、85℃の温度条件下、上記で調製した混合
溶液をスピンナー(400rpm、15秒)で塗布し、
次いで、85℃の真空乾燥器に2分間放置後、真空引き
を1分間行い、その後常圧に戻した。
【0055】その後、塗布層に、UVランプに赤外線カ
ットフィルター(コールドフィルター、日本電池(株)
製)を重ねて600mJ/cm2 のエネルギーの紫外線
照射を行った。その結果、膜厚6μmの情報記録層を得
た。得られた情報記録媒体について、600nmの波長
光での透過率は30%であった。
【0056】これに対し、UVランプに赤外線カットフ
ィルターを使用しないで、上記と同様に情報記録媒体を
作製し、同様に透過率を測定したところ、65%であ
り、透過率の高いものであり、また、硬化収縮が生じ
て、情報記録層表面にシワが生じた。
【0057】
【実施例3】充分洗浄した厚さ1.1mmのガラス基板上
に、膜厚1000ÅのITO膜をスパッタ法により成膜
し、電極層を得た。
【0058】その電極上に、電荷発生剤として下記構造
【0059】
【化1】
【0060】を有するフルオレノンアゾ顔料3重量部使
用し、更にポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン2
00)1重量部、1,4−ジオキサン98重量部、アノ
ン98重量部を混合し、ペイントシェーカーにて6hr
分散して塗工液とし、スピンナーにて1400rpm、
0.4secでコーティングした後、100℃、1hr
乾燥して、膜厚3000Åの電荷発生層を積層した。
【0061】この電荷発生層上に、電荷輸送剤として下
記構造
【0062】
【化2】
【0063】のパラジメチルスチルベン25重量部を使
用し、更にポリスチレン樹脂(デンカ社製、HRM−
3)5重量部、1,1,2−トリクロロエタン102重
量部、ジクロロメタン68重量部を混合した塗工液を、
スピンナーにて300rpm、0.3msecでコーテ
ィングした後、80℃、2hr乾燥して電荷輸送層を積
層し、膜厚20μmの光導電層を有する光センサーを作
製した。
【0064】この光センサーと実施例1で赤外線カット
フィルターを使用して作製した情報記録媒体とを、ポリ
イミドフィルムのスペーサ19を介し、10μmの空気
ギャップを設けて対向させて積層した。
【0065】この積層体を組み込んだ、図2に示す情報
記録系において、光センサーと情報記録媒体における両
電極層間に850Vの直流電圧を0.05sec印加す
ると同時に、撮像用カメラ(マミヤ社製RB67)に
て、グレースケールを1/30sec間、光センサー側
から投影露光した。露光後、情報記録媒体を取り出し
た。透過光により情報記録媒体を観察したところ、情報
記録層にはグレースケールに応じた光透過部からなる記
録部が観察された。
【0066】次いで、情報記録媒体を、フィルムスキャ
ナー(ニコン社製、LS−3500)51にかけて記録
情報を読み取り、その情報を昇華転写プリンター(JV
C社製、SP−5500)を使用して情報出力した結
果、グレースケールに応じた良好な印刷物が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明で作製する情報記録媒体の断面
を示す模式図である。
【図2】図2は、情報記録装置の概略図である。
【符号の説明】
1は光センサー、3は情報記録媒体、13は光センサー
電極、14は光導電層、11は情報記録層、13′は情
報記録媒体電極、15は基板、19はスペーサー、21
は光源、22は駆動機構を有するシャッター、23はパ
ルスジェネレーター(電源)、24は暗箱である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 7/24 501 B 7215−5D 7/26 7215−5D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極層上に、液晶、紫外線硬化樹脂形成
    材料、光重合開始剤及び界面活性剤を含有する混合溶液
    を電極層上に塗布後、赤外線波長領域を遮蔽した紫外線
    を照射して該塗布層を硬化させ、液晶相と紫外線硬化樹
    脂相とからなる情報記録層を形成することを特徴とする
    情報記録媒体の作製方法。
JP4320085A 1992-11-30 1992-11-30 情報記録媒体の作製方法 Pending JPH06167685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0939416A (ja) * 1995-07-25 1997-02-10 Kyodo Printing Co Ltd 可逆性感熱記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0939416A (ja) * 1995-07-25 1997-02-10 Kyodo Printing Co Ltd 可逆性感熱記録媒体

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