JPH06167331A - 支柱高さ調整装置 - Google Patents

支柱高さ調整装置

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JPH06167331A
JPH06167331A JP4103618A JP10361892A JPH06167331A JP H06167331 A JPH06167331 A JP H06167331A JP 4103618 A JP4103618 A JP 4103618A JP 10361892 A JP10361892 A JP 10361892A JP H06167331 A JPH06167331 A JP H06167331A
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JP
Japan
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height
housing
level
adjusting device
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Withdrawn
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JP4103618A
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English (en)
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Masuji Okaniwa
益二 岡庭
Fumihiro Oyama
文宏 大山
Masanobu Kishimoto
正信 岸本
Katsutoshi Jibiki
勝利 地曳
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YASUKAWA SETSUBI GIKEN KK
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
YASUKAWA SETSUBI GIKEN KK
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C15/00Surveying instruments or accessories not provided for in groups G01C1/00 - G01C13/00
    • G01C15/002Active optical surveying means
    • G01C15/004Reference lines, planes or sectors
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F15/00Flooring
    • E04F15/02Flooring or floor layers composed of a number of similar elements
    • E04F15/024Sectional false floors, e.g. computer floors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱の高さを自動調整するとともに床高さ等
も測定できるようにし、かつ警報音あるいは表示により
垂直度をチェックできるようする。 【構成】 仮想水準面設定用のレーザー光の受光部5を
筐体23に上下動自在に取付け、受光部5に指針32を
そして筐体23に指針32の位置を示すスケール板部材
36を設け、回転部8の下端を測定すべき床面に当接す
るように立設し、レーザー光発信器3からのレーザー光
が受光部5の中央部で受信するように受光部を上下さ
せ、その時の指針32が指示するスケール板部材36の
スケールを読むことで床面高さを測定することができ
る。また、可動部材44が外周部材44と接触して導通
した時に筐体23が傾いたことを知らせるブザー47で
水平測定手段37を構成し、傾いた時にはブザー47が
動作し、ブザー音で筐体23が傾いたことを知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被支持体を所定の高
さに支持するための支柱の高さ調整装置に関し、特に詳
しく言うと、発信された基準レベルを表わす信号にした
がって調整すべき支柱高さ調整装置側ではそのレベル差
に応じて高さを自動調整するとともに、複数の測定点の
高差も測定できるようにした支柱高さ調整装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスオートメーション(OA)機器
の発達により、オフィス等においては種々のまたは多数
の電気あるいは電子機器が使用され、これに伴い多数の
電源取入口であるコンセントや機器間を接続するための
ケーブルコネクタが必要になっている。そこで、オフィ
ス等の床を二重構造にし、その間に接続コードを配線す
るとともに、設置機器の近くの床上にコンセントやケー
ブルコネクタを露呈させるようにした二重構造の床を施
工することが多くなっている。
【0003】このような二重構造の床は、基盤上に所定
の高さをもって複数枚の床パネルを敷き詰めることによ
り構成される。これら床パネルは、一辺が30〜50c
mで、厚さが15〜50mmの四辺形になっており、ガ
ラス繊維で補強されたGRCと呼ばれるコンクリートあ
るいは珪酸カルシューム等で作られたパネル基材と、こ
のパネル基材の裏面に位置する鋼板製の裏板材、そして
カーペットタイルあるいは塩化ビニルタイル等の表面材
とから構成されている。各床パネルはその角部を隣接す
る床パネルの角部とともに所定の高さに支持する支柱に
支持される。支柱の外周にはねじが切られ、このねじに
中心部が螺合するナットのような支持材が設けられ、支
持材を回転させてその高さを調整し、全ての支持材が同
じレベルに位置するようにした後、下端が支持材に当接
するように台座を支柱に嵌合し、台座上に床パネルの角
部を隣接する床パネルの角部とともに載置することによ
り所望の同一レベルに床パネルを敷き詰めている。
【0004】また別の施工方法として、各床パネルの角
部に支柱の約4分の1が入るような切欠き部を予め形成
しておき、この切欠き部にねじ孔が位置するように予め
ナットを固定し、ナットに支柱を通した後基盤上に設置
し、このようなナット付きの床パネルに隣接する床パネ
ルはナットを設けない床パネルを配置して、その支持は
ナット付きの床パネルのナットを共用するようにし、支
柱を回転させナットの上下を調整する方法がある。この
施工方法は床パネルを敷き詰めた後でも、床パネルの角
部の切欠き部からドライバのような治具を挿入し支柱を
回転させることでレベル合わせができる利点がある。支
柱の径は最大でも10mm程度であり、かつ敷き詰めら
れた床パネル上にはカーペットあるいは塩化ビニルタイ
ル製の表面化粧材を張り巡らせるので、これら支柱用開
口は表面化粧材で塞がれることになる。
【0005】上述したような2つの床パネルの施工方法
でもその手順としては、基盤上に床パネルの大きさに合
わせたメッシュ(通常450〜500mmメッシュ)で
墨を打ち、これら墨の交点に支柱を設置する。そして全
ての支柱の高さすなわち支持材の高さを同一平面上に揃
える必要がある。
【0006】従来のこのような床パネルの施工では、支
柱の高さをそろえるのに、基準となる支柱を10〜20
本ごとに設定して、これらの支持材の高さを測量用レベ
ルとスタッフと呼ばれる目盛りのついた棒とによって調
整し、この基準支柱の支持材間に水糸を張って基準支柱
の間に位置する残りの支柱の支持材を基準支柱のそれと
同じ高さに調整することによって、すべての床パネルの
高さを同一平面上に揃える方法が採用されているが、こ
のような従来方法では、レベルとスタッフによる高さ調
整に最低二人が必要であり、しかも熟練を要すること、
腰をかがめながら作業をしなくてはならず腰痛を招く原
因となっていることなどの問題点があり、解決が望まれ
ていた。
【0007】一方、建築の分野において施工時のレベル
出しを自動的に行なう装置として、所望の水準を設定す
るとそのレベルにレーザー光を送信するレーザー発信部
と、このレーザー発信部からのレーザー光を受信しその
受信位置の上下によって異なった信号を出したり、その
レベル差を表示するようにした自動レベル出し装置が、
例えばアメリカ合衆国のスペクトラ・フィジックス社か
ら、商品名“エレクトロニック・レベル EL−1”
(以下、EL−1と称する)と“レベル・アイ107
7”(以下、レベル・アイと称する)として市販されて
いる。この自動レベル出し装置は、EL−1を三脚等に
固定し、所望の水準レベルにセットしておき、レベル・
アイを調整すべき部材側に取付け、レベル・アイがEL
−1からのレーザー光を最適状態で受信するまで調整す
べき部材のレベルを変えることにより所望のレベルにセ
ットでき、しかもEL−1からのレーザー光は水平方向
に回転しながら送信されるので、レベル出しを必要とす
る個所が分散していても一旦EL−1をセットした後は
これを移動させる必要はなく、レベル・アイのみを移動
させればよいので、作業員は一人で済む利点がある。
【0008】そこで本出願人は特開平2−213559
号において、上述した自動レベル出し装置の技術を利用
して基盤上に設置された支柱の高さを自動的に同一平面
上にそろえることができ、しかも一人で腰をかがめずに
操作することのできる支柱高さ調整装置を提案した。こ
の調整装置を図5により説明すると、基盤1上に三脚等
の支持脚2上に設置され、仮想水準面となる水平に回転
するレーザー光を発信するレーザー光発信器3と、この
レーザー光発信器3から発信されたレーザー光を受信し
て支柱の高さを一定にそろえる機能をもつ支柱高さ調整
装置4とから構成されている。支柱高さ調整装置4は、
レーザー光を受光する受光部5と床パネル用ボルト支柱
6上のナット7を回転させる回転部8、この回転部8を
駆動するモータ9、受光部5からの信号を受信しモータ
9の回転を制御する制御部10、この支柱高さ調整装置
4を垂直に保持するためのハンドル11、そして支柱高
さ調整装置4を垂直に保持するため指針となる水準器1
2とを有している。受光部5は複数の半導体受光素子等
が縦方向に配置して構成された位置検出素子で構成さ
れ、制御部8によりその内の中央に位置する位置検出素
子がレーザー光を受光した時には、一致信号を発し、所
定水準に近づく程信号音が高くなったり、その表示部に
表示されるバーマークによってレベル差を知らせるよう
になっている。制御部8は、位置検出素子からの信号を
処理し位置の情報に変え、その位置の情報に応じてモー
タ9の正逆回転を伴う駆動制御を行なうようになってい
る。
【0009】この構成により任意の位置の基盤1上にレ
ーザー光発信器3を設置してレーザー光による仮想水準
面を設定し、ボルト支柱6のナット7に支柱高さ調整装
置4の回転部8を嵌合しながら、ハンドル11を手に持
って水準器12を見ながらこの支柱高さ調整装置4を垂
直に立てる。ここでレーザー光を受光部5の位置検出素
子が受光すると、どの位置の位置検出素子が受光したか
を制御部が識別し、仮想水準面との高さの差等の情報に
したがってモータ9を正転あるいは逆転させる。モータ
9が正転の場合はナット7がボルト支柱6を上昇し、逆
転の場合はナット7が下降する。モータ9の回転は、ナ
ット7の上下動にしたがって支柱高さ調整装置4も上下
動するので、レーザー光を受光部5の位置検出素子の内
の中央に位置する位置検出素子で受光したことを制御部
10が識別した時、制御部10はモータ9を停止させ
る。これによりモータ9の回転は止まり、ナット7はボ
ルト支柱6の所定の位置に係止される。このような操作
を設置された全てのボルト支柱6に行なうことにより、
全てのナット7は同一平面上に位置させることができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の支柱高さ調整装
置は、予め設定された仮想水準面に添って各支柱の高さ
調整部材の位置を揃えるのには好適である。この仮想水
準面の設定は通常出入り口の床高さを元にして設定され
るが、出入口が2ヶ所以上あるような部屋に二重構造の
床を施工する場合には、各出入り口毎にその床高さにバ
ラツキがあるため、各出入口付近の床高さを計測し、そ
れらの例えば平均値を求めた上で設定する必要がある。
そのためには、別途測量用レベルとスタッフ等を用いて
測定しなければならない。
【0011】また、上述した支柱高さ調整装置の水準器
は、密封された水内の気泡の位置により垂直度をチェッ
クするようにしているが、このような水準器はわずかな
動きでも気泡が移動するというように敏感すぎ、水準器
に気を付けると支柱への支柱高さ調整装置のセッティン
グがおろそかになり、作業効率の低下をもたらす欠点が
ある。
【0012】そこでこの発明の目的は、上述した支柱高
さ調整装置に簡単な改良を施すことにより、床高さ等も
測定できるようにした支柱高さ調整装置を提供すること
である。
【0013】この発明の目的はまた、警報音あるいは表
示により垂直度をチェックできるようにして、垂直度チ
ェックを容易に行なえるようにした支柱高さ調整装置を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、仮想レベル
高さを表わすレベル信号を発信する信号発生手段からの
レベル信号を受信し、予め設定された基準受信位置とレ
ベル信号の位置との差を表わす出力信号を出力する筐体
に取付けられた受信手段と、筐体の下端に取付けられ、
その一端が支柱の高さ調整部材に着脱自在にかつこの高
さ調整部材を操作可能に接続された調整手段と、受信手
段からの出力信号により調整手段の動作を制御し、差が
なくなった時には調整手段の駆動を停止させる制御手段
とを有する支柱高さ調整装置において、受信手段は筐体
に上下動自在に取付けられ、予め設定された位置を表わ
すマーキング部を有し、筐体にはマーキング部の先端に
隣接するようにマーキング部の位置を示すスケール部が
設けられていることを特徴とするものである。
【0015】この発明はまた、筐体には、直立した筐体
の傾斜にしたがって揺動する導電性の振り子と、この振
り子を取り囲むように配置された導電性の環状部材と、
振り子が環状部材と接触して導通した時に動作して筐体
が傾いたことを知らせる警告手段とを有する水平測定手
段を更に有することを特徴とするものである。
【0016】
【作用】スケール部には例えばスケール部中心から数値
を目盛っておき、調整手段の下端を測定すべき床面に当
接するように支柱高さ調整装置を立設する。ここで信号
発生手段を動作させ、レベル信号を受信手段に向けて発
信させる。信号発生手段からのレベル信号が受信手段の
ゼロ点に合うように受信手段を上下させていく。受信手
段のゼロ点でレベル信号を受信するように位置したか否
かは、調整手段の駆動が停止したことあるいは上述した
ような信号音の変化で確認することで容易に判別でき
る。この時のマーキング部が示すスケール部の数値を読
むことで測定場所の高さを測定することができる。この
操作を各出入り口近傍の床面で行ない、それらの測定値
の例えば平均をとることで仮想水準面の設定を行なえば
よい。
【0017】また、更に上述した水平測定手段で支柱高
さ調整装置の傾きを検知するようにすれば、傾いた時に
は警告手段が動作し、ブザー音やランプ表示で筐体が傾
いたことを知らせることができる。したがって、従来の
ように水準器を常に監視する必要がなく、警告手段が動
作した時のみ、筐体の傾きを修正すればよいので、床面
測定や支柱の高さ調整の作業に没頭できる。
【0018】
【実施例】以下、この発明を図面に示す一実施例につい
て説明する。なお、上述した従来例と実質的に同じ構成
要素は、同じ参照番号を付け、その詳細な説明は省略す
る。
【0019】上端が上板21にそして下端が底板22に
より塞がれた矩形の筒状の筐体23の側板24には、支
持部材25によりその上下端が支持された支持ロッド2
6が側板24と所定の間隔をおいて取付けられている。
この支持ロッド26には、ブロック27が上下動可能に
嵌合されている、このブロック27は、前面に複数の半
導体受光素子等が縦方向に配置して構成された位置検出
素子で構成された受光部5を支持する支持台28の側部
に一体的に設けられており、支持台28の後部は側板2
4の裏面に設けられた支持部材29内に上下動可能に納
められている。側板24にはブロック27の上下動のた
めの長孔31が形成されている。受光部5の上下方向の
略中央部に位置する受光素子に対応する位置の支持台2
8の側部には指針部材32が取付けられている。受光部
5の前面は透明なガラスや合成樹脂製の保護部材33で
保護されている。ブロック27には支持ロッド26まで
貫通するねじ孔34が形成され、このねじ孔34には固
定ボルト35が螺合され、この固定ボルト35を緩める
ことにより支持台28は上下動可能になり、締め付ける
とその位置に支持台28は固定される。また少なくとも
指針部材32の先端部がオーバーラップするように側板
24に上下方向に長いスケール板部材36が取付けられ
ており、スケール板部材36には等間隔に目盛が付けら
れている。
【0020】上板21には、水平測定手段37が取付け
られている。この水平測定手段37は、図3および図4
に詳細に示すように、上板21に形成された開口38を
覆うように取付けられた導電性のカバー39と、中央部
に丸孔41が形成され、この丸孔41が開口38の下方
に位置するように上板21に取付けられた導電性の外周
部材42と、導電線43によりカバー39に吊り下げら
れ、外周部材42の丸孔41内に遊嵌された導電性の可
動部材44とから構成されている。カバー39は接続線
45により電源電池46に接続されている。電源電池4
6はブザー47を介して接続線48により非導電性の下
部板部材49を通って外周部材42に接続されている。
したがって、可動部材44が揺れて外周部材42に接触
することによりブザー47が動作する。51は保護カバ
ーである。
【0021】底板22上には、モータ9が取付けられて
おり、モータ9の駆動軸(図示しない)には回転部8の
上端部が取付けられている。回転部8は軸受52により
回転可能に底板22に支持され、その下端面には床パネ
ル用ボルト支柱6のナット7が挿入されるナット挿入孔
(図示しない)が形成されており、この部分の構成は上
述した特開平2−213559号の回転部と同じであ
る。
【0022】なお、スケール板部材36の目盛は、例え
ば回転部8の下端面からの高さを表示するようにすれば
よい。
【0023】この構成により、出入り口近傍の床面の高
さを測定する場合には、その床面に回転部8の下端面を
当てながら、支柱高さ調整装置を垂直に立て、任意の位
置の基盤1上に設置されたレーザー光発信器3からのレ
ーザー光を受光部5で受光する。レーザー光を受光した
受光部5の位置が指針32の位置とずれている場合に
は、固定ボルト35を緩めて支持台28を上方あるいは
下方に垂直移動させて、受光部5の受光素子の内その位
置が指針32の位置と一致する受光素子がレーザー光を
受光するようにし、その位置に来た時に再び固定ボルト
35を締めて支持台28の位置を固定し、指針32が示
すスケール板部材36の目盛を読めばよい。指針32の
位置と一致する受光素子がレーザー光を受光したか否か
は、目視でもよいが、床パネル用ボルト支柱6のナット
7を回転させ、所定のレベルに達した時にその回転を停
止する回転部8の作用を利用して、この回転状態を監視
して回転の停止で確認したり、上述した制御部8による
信号音の変化や表示部のバーマークによって容易に確認
することができる。
【0024】この操作を各入口毎に行ない、その平均値
を求めれば、出入り口の床面の高さを考慮した仮想水平
面を設定することができる。この測定時に支柱高さ調整
装置が傾斜した場合には、水平測定手段37の可動部材
44が揺れて外周部材42に接触してブザー47が動作
するので、作業員はブザー音により支柱高さ調整装置が
傾いていることを知ることができる。可動部材44と外
周部材42との間隙の幅によりブザー47が動作する角
度は設定できるので、床パネル用ボルト支柱6の許容傾
斜角度に基づいてこの幅を設定すればよい。
【0025】このように、上述した特開平2−2135
59号に簡単な改良を施すことにより、1つの支柱高さ
調整装置で床パネル用ボルト支柱6のレベル設定ととも
に、床面高さも測定することができ、また支柱高さ調整
装置の傾斜はブザー音で知ることができるので、効率よ
く床面高さの測定や床パネル用ボルト支柱6のレベル設
定を行なうことができる。
【0026】なお、上述実施例においては、ブザー47
の音により支柱高さ調整装置の傾斜を知らせるようにし
ているが、ランプ表示により警告するようにしてもよ
い。また、上述した特開平2−213559号の受光部
5は中央に位置する位置検出素子がレーザー光を受光し
た時には、一致信号を発し、所定水準に近づく程信号音
が高くなったり、その表示部に表示されるバーマークに
よってレベル差を知らせるようになっているので、受光
部5の上下動調整は、これらの信号音の変化やバーマー
クを利用して位置合わせを行なうようにしてもよい。
【0027】なお、上述実施例は二重床パネルの施工を
例にとって説明したが、床パネルに限らず基礎となる張
りや杭等のレベル出し等、他の土木、建築等の分野にお
いて支柱の高さをそろえる手段に加えて、床面高さの測
定機としても幅広く応用ができる。
【0028】
【発明の効果】上述した実施例の説明から明らかなよう
に、この発明の支柱高さ調整装置は受信手段を筐体に上
下動自在に取付け、予め設定された位置を表わすマーキ
ング部を有し、筐体にはマーキング部の先端に隣接する
ようにマーキング部の位置を示すスケール部が設けられ
ているので、調整手段の下端を測定すべき床面に当接す
るように支柱高さ調整装置を立設し、信号発生手段から
のレベル信号が受信手段の中央部で受信するように受信
手段を上下させ、その時にマーキング部が指示するスケ
ール部のスケールを読むことで床面高さを測定すること
ができる。信号発生手段の中央部でレベル信号を受信す
るように位置したか否かは、調整手段の駆動が停止した
ことあるいは上述したような信号音の変化で確認するこ
とで容易に判別できる。
【0029】また、請求項2に記載のように、導電性の
振り子と、この振り子を取り囲むように配置された導電
性の環状部材と、振り子が環状部材と接触して導通した
時に筐体が傾いたことを知らせる警告手段とを有する水
平測定手段を設けることにより、傾いた時には警告手段
が動作し、ブザー音やランプ表示で筐体が傾いたことを
知らせることができ、従来のように水準器を常に監視す
る必要がなく、警告手段が動作した時のみ、筐体の傾き
を修正すればよいので、床面測定や支柱の高さ調整の作
業に没頭できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】その側面を一部切り欠いて示す側面図である。
【図3】その上面を一部切り欠いて示す平面図である。
【図4】その水平測定装置を概略的に示す説明図であ
る。
【図5】従来の支柱高さ調整装置を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
3 レーザー光発信器 5 受光部 6 床パネル用ボルト支柱 7 ナット 8 回転部 9 モータ 10 制御部 23 筐体 26 支持ロッド 27 ブロック 28 支持台 32 指針 35 固定ボルト 36 スケール板部材 37 水平測定手段 39 カバー 41 丸孔 42 外周部材 44 可動部材 47 ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 正信 福岡県行橋市宮市9−5 (72)発明者 地曳 勝利 福岡県北九州市八幡西区大字楠橋2948番地 の2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想レベル高さを表わすレベル信号を発
    信する信号発生手段からの前記レベル信号を受信し、基
    準位置を表わす基準位置信号と前記レベル信号との差を
    表わす出力信号を出力する筐体に取付けられた受信手段
    と、前記筐体の下端に取付けられ、その一端が前記支柱
    の高さ調整部材に着脱自在にかつこの高さ調整部材を操
    作可能に接続した調整手段と、前記受信手段からの前記
    出力信号により前記調整手段の動作を制御し、前記差が
    なくなった時には前記調整手段の駆動を停止させる制御
    手段とを有する支柱高さ調整装置において、前記受信手
    段は前記筐体に上下動自在に取付けられ、予め設定され
    た位置を表わすマーキング部を有し、前記筐体には前記
    マーキング部の先端に隣接するように前記マーキング部
    の位置を示すスケール部が設けられていることを特徴と
    する支柱高さ調整装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体には、前記筐体の傾斜にしたが
    って揺動する導電性の振り子と、この振り子を取り囲む
    ように配置された導電性の環状部材と、前記振り子が前
    記環状部材と接触して導通した時に動作して前記筐体が
    傾いたことを知らせる警告手段とを有する水平測定手段
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の支柱高
    さ調整装置。
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