JPH06166365A - 車体減速度フィードバック電子制御ブレーキ装置 - Google Patents
車体減速度フィードバック電子制御ブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH06166365A JPH06166365A JP4323151A JP32315192A JPH06166365A JP H06166365 A JPH06166365 A JP H06166365A JP 4323151 A JP4323151 A JP 4323151A JP 32315192 A JP32315192 A JP 32315192A JP H06166365 A JPH06166365 A JP H06166365A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- deceleration
- control target
- operation input
- body deceleration
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/66—Electrical control in fluid-pressure brake systems
- B60T13/662—Electrical control in fluid-pressure brake systems characterised by specified functions of the control system components
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制動時の車体減速度の大きさに関係なく、ペ
ダル踏み込み量に応じた制動減速度を得る。 【構成】 人力以外の補助動力を電子的に制御して、ブ
レーキペダルの人力操作入力に対応した制動効果が得ら
れるようにブレーキ力を制御するブレーキ装置におい
て、人力操作入力量Ｃを検出する操作入力検出手段２
と、人力操作入力の開始時を検出する人力操作入力開始
時検出手段３と、車体減速度Ｇを検出する車体減速度検
出部４１と、車体減速度検出部４１より、人力操作入力
開始時の初期車体減速度Ｇ0を検出する初期車体減速度
検出部４２と、人力操作入力量Ｃの信号に基づいて制御
目標加算量Ｇaddを設定する制御目標加算設定部４３
と、初期車体減速度Ｇ0と制御目標加算量Ｇaddとの和を
制御目標量Ｇtとして設定する制御目標設定部４４とを
備える。
ダル踏み込み量に応じた制動減速度を得る。 【構成】 人力以外の補助動力を電子的に制御して、ブ
レーキペダルの人力操作入力に対応した制動効果が得ら
れるようにブレーキ力を制御するブレーキ装置におい
て、人力操作入力量Ｃを検出する操作入力検出手段２
と、人力操作入力の開始時を検出する人力操作入力開始
時検出手段３と、車体減速度Ｇを検出する車体減速度検
出部４１と、車体減速度検出部４１より、人力操作入力
開始時の初期車体減速度Ｇ0を検出する初期車体減速度
検出部４２と、人力操作入力量Ｃの信号に基づいて制御
目標加算量Ｇaddを設定する制御目標加算設定部４３
と、初期車体減速度Ｇ0と制御目標加算量Ｇaddとの和を
制御目標量Ｇtとして設定する制御目標設定部４４とを
備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、人力操作入力として例
えばペダルストロークを検出し、これに応じて制動因
子、たとえば車体減速度を電子制御するブレーキ装置の
改良に関する。
えばペダルストロークを検出し、これに応じて制動因
子、たとえば車体減速度を電子制御するブレーキ装置の
改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両の積載荷重の増減によってブレーキ
の効き方が変化しないよう、一定の操作入力に対して一
定の車体減速度を対応させる電子制御ブレーキが例えば
特公昭５６−０３３２５４号などに開示されている。
の効き方が変化しないよう、一定の操作入力に対して一
定の車体減速度を対応させる電子制御ブレーキが例えば
特公昭５６−０３３２５４号などに開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の制御で
は坂道での制動に難点が出る。即ち、下り坂において定
速度で走行するには一定のブレーキ力が必要であるが、
そのブレーキ力を発生させようとしてブレーキを操作す
ると、その操作入力に見合った減速度が発生するように
ブレーキ液圧が自動的に制御されてしまい、よって定速
度で走行できず減速してしまう。又、坂道を例えば０.
６Ｇで加速しながら下っている時に、加速度を０.４Ｇ
程度に抑えるべく、０.２Ｇに相当の踏み込みを行った
時、急激な制動がかかって車体速度は０.２Ｇの減速に
なってしまい、スムーズなブレーキ操作を行うことがで
きない。
は坂道での制動に難点が出る。即ち、下り坂において定
速度で走行するには一定のブレーキ力が必要であるが、
そのブレーキ力を発生させようとしてブレーキを操作す
ると、その操作入力に見合った減速度が発生するように
ブレーキ液圧が自動的に制御されてしまい、よって定速
度で走行できず減速してしまう。又、坂道を例えば０.
６Ｇで加速しながら下っている時に、加速度を０.４Ｇ
程度に抑えるべく、０.２Ｇに相当の踏み込みを行った
時、急激な制動がかかって車体速度は０.２Ｇの減速に
なってしまい、スムーズなブレーキ操作を行うことがで
きない。
【０００４】そこで、特開平３−１６４３６０において
は、一定の操作入力Ｌ0以上では、予め定めた車体減速
度が得られるようにブレーキ力を制御し、Ｌ0未満の操
作入力に対しては予め定めた車体加速度を越えないよう
にブレーキ力を制御することが開示されている。しかし
ながら、この制御では、ブレーキ操作前の車両情況がな
んら考慮されていないため以下のような不具合が生じ
る。
は、一定の操作入力Ｌ0以上では、予め定めた車体減速
度が得られるようにブレーキ力を制御し、Ｌ0未満の操
作入力に対しては予め定めた車体加速度を越えないよう
にブレーキ力を制御することが開示されている。しかし
ながら、この制御では、ブレーキ操作前の車両情況がな
んら考慮されていないため以下のような不具合が生じ
る。
【０００５】即ち、坂道を０.６Ｇで減速しながら登っ
ている時に、ブレーキを踏み込んで更に減速したい時、
その踏み込み量が減速０.６Ｇ未満の時は、車体の減速
度は０.６Ｇで変化せず、踏み込み量が０.６Ｇを超えた
時点でようやく減速されるので、ペダル踏み込み初期は
なんら車体減速度に変化が生じず制動効果が発生しない
ことになり、初期ペダル操作が無意味になることは不合
理であるだけでなく危険でさえある。本発明は、上述し
た課題を解決するためになされたものであり、下り坂や
登り坂での走行中に、ブレーキペダルを踏み込んだ時、
その時点での車体減速度を考慮することでブレーキペダ
ルの踏み込み量に応じた最適な制動減速度が得られる、
車体減速度フィードバック電子制御ブレーキ装置を提供
することを目的とする。
ている時に、ブレーキを踏み込んで更に減速したい時、
その踏み込み量が減速０.６Ｇ未満の時は、車体の減速
度は０.６Ｇで変化せず、踏み込み量が０.６Ｇを超えた
時点でようやく減速されるので、ペダル踏み込み初期は
なんら車体減速度に変化が生じず制動効果が発生しない
ことになり、初期ペダル操作が無意味になることは不合
理であるだけでなく危険でさえある。本発明は、上述し
た課題を解決するためになされたものであり、下り坂や
登り坂での走行中に、ブレーキペダルを踏み込んだ時、
その時点での車体減速度を考慮することでブレーキペダ
ルの踏み込み量に応じた最適な制動減速度が得られる、
車体減速度フィードバック電子制御ブレーキ装置を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の車体減速度フィ
ードバック電子制御ブレーキ装置は、人力以外の補助動
力を電子的に制御して、ブレーキペダルの人力操作入力
に対応した制動効果が得られるようにブレーキ力を制御
するブレーキ装置において、各車輪速Ｖを検出する車輪
速検出手段(１)人力操作入力量Ｃを検出する操作入力検
出手段(２)と、人力操作入力の開始時を検出する人力操
作入力開始時検出手段(３)と、車輪速検出手段(１)又は
加速度センサよりの信号から車体減速度Ｇを検出する車
体減速度検出部(４１)と、車体減速度検出部(４１)よ
り、人力操作開始時検出手段(２)で検出した人力操作入
力開始時の初期車体減速度Ｇ0を検出する初期車体減速
度検出部(４２)と、操作入力検出手段(２)からの人力操
作入力量Ｃの信号に基づいて制御目標加算量Ｇaddを設
定する制御目標加算設定部(４３)と、初期車体減速度検
出部(４２)で検出した初期車体減速度Ｇ0と制御目標加
算設定部(４３)よりの制御目標加算量Ｇaddとの和を制
御目標量Ｇtとして設定する制御目標設定部(４４)と、
車体減速度検出部(４１)よりの車体減速度Ｇから制御目
標設定部(４４)よりの制御目標量Ｇtを減じてブレーキ
装置への制御指令信号Ｄを出力する制御指令出力部(４
５)とを備えたことを特徴とする。
ードバック電子制御ブレーキ装置は、人力以外の補助動
力を電子的に制御して、ブレーキペダルの人力操作入力
に対応した制動効果が得られるようにブレーキ力を制御
するブレーキ装置において、各車輪速Ｖを検出する車輪
速検出手段(１)人力操作入力量Ｃを検出する操作入力検
出手段(２)と、人力操作入力の開始時を検出する人力操
作入力開始時検出手段(３)と、車輪速検出手段(１)又は
加速度センサよりの信号から車体減速度Ｇを検出する車
体減速度検出部(４１)と、車体減速度検出部(４１)よ
り、人力操作開始時検出手段(２)で検出した人力操作入
力開始時の初期車体減速度Ｇ0を検出する初期車体減速
度検出部(４２)と、操作入力検出手段(２)からの人力操
作入力量Ｃの信号に基づいて制御目標加算量Ｇaddを設
定する制御目標加算設定部(４３)と、初期車体減速度検
出部(４２)で検出した初期車体減速度Ｇ0と制御目標加
算設定部(４３)よりの制御目標加算量Ｇaddとの和を制
御目標量Ｇtとして設定する制御目標設定部(４４)と、
車体減速度検出部(４１)よりの車体減速度Ｇから制御目
標設定部(４４)よりの制御目標量Ｇtを減じてブレーキ
装置への制御指令信号Ｄを出力する制御指令出力部(４
５)とを備えたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本構成は、人力操作が開始し始める直前の車両
状況、即ち初期車体減速度を検出し、運転者からの入力
情報に基づいて設定される制御目標加算量は、あくまで
この初期車体減速度に対する上乗せ量としており、その
加算した値を目標車体加減速度とすることにより、運転
者が期待している制動減速度を得ることが可能となる。
実際の制御例については以下の実施例にて述べる。
状況、即ち初期車体減速度を検出し、運転者からの入力
情報に基づいて設定される制御目標加算量は、あくまで
この初期車体減速度に対する上乗せ量としており、その
加算した値を目標車体加減速度とすることにより、運転
者が期待している制動減速度を得ることが可能となる。
実際の制御例については以下の実施例にて述べる。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明の装置の一実施例を示す制御
ブロック図である。１は、各車輪の速度を検出する車輪
速センサであり、２は、ブレーキペダルの踏み込み量を
検出するストロークセンサであり、３は、ブレーキペダ
ルの踏み込み開始時にオンになるストップスイッチであ
る。４は、制御部であり、内部には、各車輪速センサ１
よりの車輪速度Ｖ1ないしＶ4の時間変化から車体減速度
Ｇを検出する車体減速度検出部４１、ストップスイッチ
３よりのオン信号が印加された時、車体減速度検出部４
１よりの車体減速度信号Ｇを取り込むことにより、ブレ
ーキペダルの踏み込み前の初期車体減速度Ｇ0を得る初
期車体減速度検出部４２、ストロークセンサ２で検出さ
れたブレーキペダルの踏み量Ｃに対応して制御目標加算
量Ｇaddを出力する制御目標加算量設定部４３、初期車
体減速度検出部４２よりの初期車体減速度Ｇ0と、制御
目標加算量設定部４３よりの制御目標加算量Ｇaddとを
加算して制御目標設定量Ｇtを出力する制御目標設定部
４４、車体減速度検出部４１よりの車体減速度Ｇから制
御目標設定手段４４よりの制御目標設定量Ｇtを差し引
き、制御指令信号Ｄを出力する制御指令出力部４５を備
える。
ブロック図である。１は、各車輪の速度を検出する車輪
速センサであり、２は、ブレーキペダルの踏み込み量を
検出するストロークセンサであり、３は、ブレーキペダ
ルの踏み込み開始時にオンになるストップスイッチであ
る。４は、制御部であり、内部には、各車輪速センサ１
よりの車輪速度Ｖ1ないしＶ4の時間変化から車体減速度
Ｇを検出する車体減速度検出部４１、ストップスイッチ
３よりのオン信号が印加された時、車体減速度検出部４
１よりの車体減速度信号Ｇを取り込むことにより、ブレ
ーキペダルの踏み込み前の初期車体減速度Ｇ0を得る初
期車体減速度検出部４２、ストロークセンサ２で検出さ
れたブレーキペダルの踏み量Ｃに対応して制御目標加算
量Ｇaddを出力する制御目標加算量設定部４３、初期車
体減速度検出部４２よりの初期車体減速度Ｇ0と、制御
目標加算量設定部４３よりの制御目標加算量Ｇaddとを
加算して制御目標設定量Ｇtを出力する制御目標設定部
４４、車体減速度検出部４１よりの車体減速度Ｇから制
御目標設定手段４４よりの制御目標設定量Ｇtを差し引
き、制御指令信号Ｄを出力する制御指令出力部４５を備
える。
【０００９】５は、駆動回路であり、制御指令出力部４
５よりの制御指令信号Ｄに基づき、油圧源６に接続され
た各アクチュエータＡ1ないしＡ4の制御して、各車輪の
ブレーキ装置に対する油圧を制御する。
５よりの制御指令信号Ｄに基づき、油圧源６に接続され
た各アクチュエータＡ1ないしＡ4の制御して、各車輪の
ブレーキ装置に対する油圧を制御する。
【００１０】上記構成になるシステムにおいて、従来例
で述べた運行時に適用した場合の制御を以下に述べる。 (１)坂道を０.６Ｇで加速しながら下っている時に定速
走行したい時。図２の上図に示すように、ブレーキペダ
ルを踏み込み、減速０.６Ｇに相当するブレーキ踏み込
み量Ａがストロークセンサ２で検出された時、初期車体
減速度Ｇ0は−０.６Ｇ、制御目標加算量設定部４３より
出力される制御目標加算量Ｇaddは０.６Ｇなので、制御
目標設定部４４より、図２の下図に示したように、この
−０.６Ｇに０.６Ｇを加算した値０が制御目標量Ｇtと
して制御指令出力部４５に供給されるため、坂道を定速
で走行できる。
で述べた運行時に適用した場合の制御を以下に述べる。 (１)坂道を０.６Ｇで加速しながら下っている時に定速
走行したい時。図２の上図に示すように、ブレーキペダ
ルを踏み込み、減速０.６Ｇに相当するブレーキ踏み込
み量Ａがストロークセンサ２で検出された時、初期車体
減速度Ｇ0は−０.６Ｇ、制御目標加算量設定部４３より
出力される制御目標加算量Ｇaddは０.６Ｇなので、制御
目標設定部４４より、図２の下図に示したように、この
−０.６Ｇに０.６Ｇを加算した値０が制御目標量Ｇtと
して制御指令出力部４５に供給されるため、坂道を定速
で走行できる。
【００１１】(２)坂道を０.６Ｇで加速しながら下って
いる時に減速したい時。ブレーキペダルを踏み込み、減
速０.２Ｇに相当するブレーキ踏み込み量がストローク
センサ２で検出された時、初期車体減速度Ｇ0は−０.６
Ｇ、制御目標加算量Ｇaddは０.２Ｇなので、制御目標設
定部４４より、この−０.６Ｇに０.２Ｇを加算した値−
０.４Ｇが制御目標量Ｇtとして制御指令出力部４５に供
給されるため０.４Ｇの加速に減速される。
いる時に減速したい時。ブレーキペダルを踏み込み、減
速０.２Ｇに相当するブレーキ踏み込み量がストローク
センサ２で検出された時、初期車体減速度Ｇ0は−０.６
Ｇ、制御目標加算量Ｇaddは０.２Ｇなので、制御目標設
定部４４より、この−０.６Ｇに０.２Ｇを加算した値−
０.４Ｇが制御目標量Ｇtとして制御指令出力部４５に供
給されるため０.４Ｇの加速に減速される。
【００１２】(３)坂道を０.６Ｇで減速しながら登って
いる時に更に減速したい時。ブレーキペダルの踏み込み
により、減速０.２Ｇに相当するブレーキ踏み込み量が
ストロークセンサ２で検出された時、初期車体減速度Ｇ
0は０.６Ｇ、制御目標加算量Ｇaddは０.２Ｇなので、制
御目標設定部４４より、この０.６Ｇに０.２Ｇを加算し
た値０.８Ｇが制御目標量Ｇtとして制御指令出力部４５
に供給されるため、０.８Ｇの減速となる。
いる時に更に減速したい時。ブレーキペダルの踏み込み
により、減速０.２Ｇに相当するブレーキ踏み込み量が
ストロークセンサ２で検出された時、初期車体減速度Ｇ
0は０.６Ｇ、制御目標加算量Ｇaddは０.２Ｇなので、制
御目標設定部４４より、この０.６Ｇに０.２Ｇを加算し
た値０.８Ｇが制御目標量Ｇtとして制御指令出力部４５
に供給されるため、０.８Ｇの減速となる。
【００１３】尚、上記実施例では、車体減速度Ｇとして
車輪速センサ１よりの信号から得たが、別途設けた加速
度センサよりの信号を用いても良い。その場合には、両
者の制御で若干の違いが有る。即ち、図３の上図に示す
ように、坂道を下っている時に、ブレーキをかけ、ｔ 1
時間後に、道が平坦になった場合であるが、車輪速セン
サよりの信号を用いた場合には、常に真の車体減速度が
入力信号によって決まるので、図３の中図に示すよう
に、車輪から見た車体減速度Ｇは、時間ｔ1の経過後も
一定であるが、加速度センサを用いた場合には、図３の
下図に示すように、時間ｔ1経過後は、坂道の傾斜に相
当する分Δｇだけ大きくなる。
車輪速センサ１よりの信号から得たが、別途設けた加速
度センサよりの信号を用いても良い。その場合には、両
者の制御で若干の違いが有る。即ち、図３の上図に示す
ように、坂道を下っている時に、ブレーキをかけ、ｔ 1
時間後に、道が平坦になった場合であるが、車輪速セン
サよりの信号を用いた場合には、常に真の車体減速度が
入力信号によって決まるので、図３の中図に示すよう
に、車輪から見た車体減速度Ｇは、時間ｔ1の経過後も
一定であるが、加速度センサを用いた場合には、図３の
下図に示すように、時間ｔ1経過後は、坂道の傾斜に相
当する分Δｇだけ大きくなる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ブレー
キペダル踏み込み時の初期車体減速度に、ブレーキペダ
ルの踏み込み量に対応する制御目標加算量を加算した値
を制御目標設定量としたので、初期車体減速度の大きさ
に関係なく、ペダル踏み込み量に応じた制動減速度を得
ることが可能となる。
キペダル踏み込み時の初期車体減速度に、ブレーキペダ
ルの踏み込み量に対応する制御目標加算量を加算した値
を制御目標設定量としたので、初期車体減速度の大きさ
に関係なく、ペダル踏み込み量に応じた制動減速度を得
ることが可能となる。
【図１】 本発明のブレーキ装置の１実施例を適用した
ブレーキ系統図
ブレーキ系統図
【図２】 図１の装置における制御動作を示したタイム
チャート
チャート
【図３】 図１の装置において、車体減速度Ｇとして車
輪速センサよりの信号を用いるか、加速度センサよりの
信号を用いるかによる制御の差異を示した図
輪速センサよりの信号を用いるか、加速度センサよりの
信号を用いるかによる制御の差異を示した図
１ 車輪速センサ ２ ストロークセンサ ３ ストップスイッチ ４ 制御部 ５ 駆動回路 ６ 油圧源 ４１ 車体減速度検出部 ４２ 初期車体減速度検出部 ４３ 制御目標加算量設定部 ４４ 制御目標設定部 ４５ 制御指令出力部 Ａ アクチュエータ
Claims (3)
- 【請求項１】 人力以外の補助動力を電子的に制御し
て、ブレーキペダルの人力操作入力に対応した制動効果
が得られるようにブレーキ力を制御するブレーキ装置に
おいて、 各車輪速Ｖを検出する車輪速検出手段(１) 人力操作入力量Ｃを検出する操作入力検出手段(２)と、 人力操作入力の開始時を検出する人力操作入力開始時検
出手段(３)と、 車体減速度Ｇを検出する車体減速度検出部(４１)と、 車体減速度検出部(４１)より、人力操作開始時検出手段
(２)で検出した人力操作入力開始時の初期車体減速度Ｇ
0を検出する初期車体減速度検出部(４２)と、 操作入力検出手段(２)からの人力操作入力量Ｃの信号に
基づいて制御目標加算量Ｇaddを設定する制御目標加算
設定部(４３)と、 初期車体減速度検出部(４２)で検出した初期車体減速度
Ｇ0と制御目標加算設定部(４３)よりの制御目標加算量
Ｇaddとの和を制御目標量Ｇtとして設定する制御目標設
定部(４４)と、 車体減速度検出部(４１)よりの車体減速度Ｇから制御目
標設定部(４４)よりの制御目標量Ｇtを減じてブレーキ
装置への制御指令信号Ｄを出力する制御指令出力部(４
５)とを備えたことを特徴とする車体減速度フィードバ
ック電子制御ブレーキ装置。 - 【請求項２】 車体減速度検出部(４１)は、車輪速検出
手段１より検出した車輪速に基づき車体減速度Ｇを検出
する請求項１記載の車体減速度フィードバック電子制御
ブレーキ装置。 - 【請求項３】 車体減速度検出部(４１)は、加速度セン
サーより車体減速度Ｇを得る請求項１記載の車体減速度
フィードバック電子制御ブレーキ装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323151A JPH06166365A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 車体減速度フィードバック電子制御ブレーキ装置 |
| US08/158,401 US5332298A (en) | 1992-12-02 | 1993-11-29 | Deceleration feedback electronic control system for use in a brake system |
| EP93119441A EP0600481B1 (en) | 1992-12-02 | 1993-12-02 | Deceleration feedback electronic control system for use in a brake system |
| KR1019930026145A KR970001878B1 (ko) | 1992-12-02 | 1993-12-02 | 브레이크 시스템용 감속도피드백 전자제어시스템 |
| DE69301811T DE69301811T2 (de) | 1992-12-02 | 1993-12-02 | Elektronisches Regelsystem mit Verzögerungsrückführung für ein Bremssystem |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323151A JPH06166365A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 車体減速度フィードバック電子制御ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06166365A true JPH06166365A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18151657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4323151A Pending JPH06166365A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 車体減速度フィードバック電子制御ブレーキ装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5332298A (ja) |
| EP (1) | EP0600481B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06166365A (ja) |
| KR (1) | KR970001878B1 (ja) |
| DE (1) | DE69301811T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168412A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Advics:Kk | ブレーキ液圧制御装置 |
| JP4569008B2 (ja) * | 2001-01-23 | 2010-10-27 | 株式会社アドヴィックス | 車両の液圧ブレーキ装置 |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4309850C2 (de) * | 1993-03-26 | 1996-12-12 | Lucas Ind Plc | Bremskraftverstärkersystem zum Regeln eines Bremsdruckes mit einem Bremskraftverstärker |
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