JPH0616587Y2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0616587Y2
JPH0616587Y2 JP1988000668U JP66888U JPH0616587Y2 JP H0616587 Y2 JPH0616587 Y2 JP H0616587Y2 JP 1988000668 U JP1988000668 U JP 1988000668U JP 66888 U JP66888 U JP 66888U JP H0616587 Y2 JPH0616587 Y2 JP H0616587Y2
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liquid passage
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、噴射アームが洗浄液の噴射反力で自転しなが
ら食器洗浄を行う回転噴射式の食器洗浄機において、一
個の噴射アームで洗浄液とすすぎ液とを供給できるよう
にしたものに関し、その噴射アームの支持構造の改善を
図ったものである。
(従来の技術) 一般に、この種の回転噴射式の噴射アームを備えた食器
洗浄機では、洗浄室の上下方向の有効スペースが、上下
の噴射アームの対向間隔で決定される。本願出願人は、
上記有効スペースを拡大するために、洗浄アームとすす
ぎアームとを一体化し、上下の噴射アームの対向間隔を
大きくとれるようにしたものを先に提案している(実願
昭62−113699号)。
第9図に示すように、この一体型の噴射アーム(5)
は、中空のアーム内に洗浄液通路(20)とすすぎ液通
路(21)とを分離区画したものであり、アーム中央部
が両通路(20),(21)の継手を兼ねる軸受部材
(15)にねじ込まれたナット体(50)で抜止め保持
されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記の噴射アーム(5)では、アーム底壁中央の回転座
(51)と、すすぎ液通路(21)の通路基端に設けた
回転座(52)とを、それぞれ軸受部材(15)側の軸
部(53),(54)で同時に支持している。つまり、
2個所のスラスト面接合によって両通路(20),(2
1)の接続を行っている。そのため、各回転座(5
1),(52)の位置寸法のバラツキ等によって、いず
れか一方に隙間が生じ、水漏れを生じやすかった。特
に、噴射アーム(5)が、上下に二分割されたアーム本
体(13)と蓋体(14)、及びこの蓋体(14)の内
面に固定される区画体(19)の三部材で構成されるも
のでは、上下の回転座(51),(52)の相対位置精
度が得られ難く、上側の回転座(52)で水漏れを生じ
やすかった。また、蓋体(14)と管体(44)との間
の回転摺接面(55)でも水漏れを生じやすかった。
さらに、上記の噴射アーム(5)では、アームの中央外
面に抜止め用のナット体(50)が突出する。そのた
め、この種の噴射アーム(5)では、ナット体(50)
が洗浄室の上下方向の有効スペースを決定付ける要因部
材となり、有効スペースを拡大する上で、ナット体(5
0)の突出長を少なくすることが望まれていた。
本考案は、斯かる点に鑑みてなされたものであって、噴
射アームの支持構造を改良することによって、回転支持
部での水漏れを解消し、すすぎ液と洗浄液との分離送給
を確実化し、同時に水漏れによるロスを低減することを
目的とする。
本考案の他の目的は、噴射アームの抜止めをアームの底
壁側で行うようにして、洗浄室の上下方向の有効スペー
スを増加することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案が講じた手段は、すすぎ液通路(21)と軸受部
材(15)との通路接続をラジアル面接合状に行い、2
個所の回転自在な通路接続部相互の位置寸法のバラツキ
による水漏れを一掃する。また、アーム本体(13)の
底壁中央に設けられる回転座(33)をアーム保持体
(35)で抜止め支持して、ナット体の突出を解消し、
有効スペースを拡大できるものとする。
具体的には、第1図に示すように、先ず、上記軸受部材
(15)は、上端が開口されると共に、上方に延びる管
体(44)が内部に設けられて、該軸受部材(15)の
内部には、洗浄液供給路(10)及びすすぎ液供給路
(11)に連通する2つの液路(31),(32)が管
体(44)の外側と内側とに区画形成されている。一
方、上記噴射アーム(5)の内部には、区画体(19)
によって長手方向に延びる洗浄液及びすすぎ液の2つの
液通路(20),(21)が分離して区画形成されてい
る。そして、上記噴射アーム(5)の底壁中央には、下
側に位置する液通路(20)に連通して円形口が形成さ
れ、該円形口の外周縁には、回転座(33)が形成さ
れ、更に、上記区画体(19)の底壁中央には、上側に
位置する液通路(21)に内部が連通する導入筒(3
4)が上記円形口と同心上に位置して下向きに突出形成
され、該導入筒(34)を軸受部材(15)の管体(4
4)に嵌入して一方の液通路(21)と管体(44)内
の液路(32)とが連通されている。加えて、上記回転
座(33)は、上記軸受部材(15)に嵌合固定される
アーム保持体(35)単体で又は該アーム保持体(3
5)と軸受部材(15)の外周上端面とで挟持され、該
アーム保持体(35)と軸受部材(15)との固定によ
って他方の液通路(20)と管体(44)外の液路(3
1)とが連通されると共に、上記噴射アーム(5)が軸
受部材(15)に回転自在に抜止め支持された構成とし
ている。
(作用) 上記のように、回転座(33)ではスラスト面接合によ
って、また、すすぎ液通路(21)側の導入筒(34)
ではラジアル面接合によって通路接合を行うようにする
と、洗浄液通路(20)とすすぎ液通路(21)との通
路接合部における、位置寸法等のバラツキの相関関係を
無視できる。従って、回転支持部での隙間の発生が解消
され、水漏れを防止できる。
また、噴射アーム(5)を軸受部材(15)に対して、
その底壁側でアーム保持体(35)によって抜止め支持
するので、抜止め部材がアーム上面に突出するのを解消
して、この突出長に相当する分だけ洗浄室(3)の上下
方向の有効スペースを拡大することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図ないし第7図は、本考案の第1の実施例を示し、
第2図において、食器洗浄機(1)は、機体内部を洗浄
液タンク(2)で上下2室に区画し、上側の洗浄室
(3)内に洗浄すべき食器(A)をラック(4)を介し
て出し入れ自在に収容し、ラック(4)及び食器(A)
を間に挾んで上下対向状に噴射アーム(5),(5)を
配設してなる。また、下側の機器室(6)内には、洗浄
液を送給するポンプ(7)、すすぎ液を送給するポンプ
(8)、両ポンプを駆動するモータ(図示省略)、及び
一定温度に加熱されたすすぎ液を貯留するすすぎ液タン
ク(9)などの機器が配置されている。
上記洗浄液用のポンプ(7)は、洗浄液タンク(2)内
の洗浄液をストレーナを介して吸引し加圧した後、洗浄
液供給路(10)を介して上下の噴射アーム(5),
(5)に送給する。また、上記すすぎ液用のポンプ
(8)は、すすぎ液タンク(9)からすすぎ液を吸引し
て加圧し、すすぎ液供給路(11)を介して上下の噴射
アーム(5),(5)に送給する。上記洗浄液には定率
の洗剤が、またすすぎ液には定率のリンス剤がそれぞれ
混入されており、いずれも図外の洗剤フィーダ及びリン
ス剤フィーダによって原水に自動的に混入される。
上記上下の噴射アーム(5),(5)は同一構造に構成
されており、洗浄液あるいはすすぎ液を食器(A)に向
って上下から斜めに噴射する。第3図ないし第5図に示
すように、噴射アーム(5)は、上下に二分割されたア
ーム本体(13)と蓋体(14)とによって左右に長い
中空容器状に形成され、その左右方向の中央部が継手を
兼ねる軸受部材(15)で回転自在に支持されている。
このアーム本体(13)及び蓋体(14)は、それぞれ
平面視がプロペラ状に形成され、長手方向と直交する断
面形を略U字状に形成している。そして、アーム本体
(13)と蓋体(14)との開口周縁から接合用のフラ
ンジ(13a),(14a)を張り出すとともに、両フ
ランジ(13a),(14a)の接合面に凹凸嵌合する
溶着係合部(16)を周回状に形成している。
第3図に示すように、蓋体(14)の上面には、洗浄液
を噴射供給する一群の洗浄ノズル(17)と、すすぎ液
を噴射供給する一群のすすぎノズル(18)とが、それ
ぞれ列状に一体形成されている。
第3図に破線で示すように、すすぎノズル(18)の配
列線に沿う状態で、蓋体(14)の内面に補助区画体
(19)を接合固定することにより、噴射アーム(5)
の内部を洗浄液通路(20)と、すすぎ液通路(21)
との二室に区画している。補助区画体(19)は、上向
きに開口するU字状断面の樋状に形成され、その開口周
縁から接合用のフランジ(19a)を張り出し、フラン
ジ(19a)及びこのフランジ(19a)の接合相手と
なる蓋体(14)の上壁内面とに、互いに凹凸嵌合する
溶着係合部(22)を周回状に形成している。
また、上記アーム本体(13)の底壁中央には、円形口
が形成され、該円形口の周縁部には、回転座(33)を
形成している。そして、上記すすぎ液通路(21)の通
路基端、即ち補助区画体(19)の底壁中央から、下向
きに導入筒(34)を一体に突出形成し、該導入筒(3
4)は、上記円形口、つまり、回転座(33)と同心上
に位置している。
上記溶着係合部(22)が互いに係合する状態で、補助
区画体(19)のフランジ(19a)を蓋体(14)の
内面に超音波溶接することにより、両部材(14),
(19)間にすすぎ液通路(21)を区画する。両部材
(14),(19)の固定時の位置決めをより正確に行
うために、補助区画体(19)の左右両端の外面から爪
(24)を突設し、この爪(24)に対応して蓋体(1
4)の周側壁内面にコ字形の係合枠(25)を突設して
いる(第7図参照)。
この補助区画体(19)を蓋体(14)に固定した後、
蓋体(14)をアーム本体(13)に溶着係合部(1
6)同志が互いに係合する状態で接合し、両部材(1
3),(14)のフランジ(13a),(14a)を超
音波溶接することにより、中空部の多くを占める洗浄液
通路(20)が区画される。この接合状態において、ア
ーム本体(13)の内底面から立設されたリブ(26)
が、補助区画体(19)の底壁を受止め支持するように
なっている(第5図参照)。これは、すすぎ液通路(2
1)に作用する水圧によって、補助区画体(19)のフ
ランジ(19a)が蓋体(14)から剥離することのな
いよう補強支持するためで、第3図に示すように、上記
リブ(26)はアーム中央を挾む左右二個所に設けられ
ている。また、補助区画体(19)の長手方向中途部の
前後二個所に位置決めリブ(27),(27)を突設
し、第5図に示すように、該リブ(27),(27)を
アーム本体(13)の周側壁の切欠(28)に係合させ
て、長手方向の位置決めを行えるものとしている。
尚、アーム本体(13)、蓋体(14)及び補助区画体
(19)の三部材は、いずれも含油ポリアセタールを素
材にして、射出成形法によって成形するものとした。
第1図において、上記軸受部材(15)は、ポンプ
(7),(8)に連なる洗浄液供給路(10)及びすす
ぎ液供給路(11)と噴射アーム(5)とを接続する継
手を兼ねており、その内部に内外二重の液路(31),
(32)を設けている。両液路(31),(32)のう
ちの外液路(31)は、アーム本体(13)の底壁中央
の回転座(33)を介して洗浄液通路(20)と連通さ
れ、内液路(32)は、補助区画体(19)の導入筒
(34)を介してすすぎ液通路(21)と連通されてい
る。
第6図に示すように、回転座(33)には、これを内外
に挾み保持するアーム保持体(35)が組付けられてい
る。このアーム保持体(35)は、上下に二分割された
押えリング(36)と保持主体(37)とからなり、両
部材(36),(37)で回転座(33)を圧嵌係合し
て一体化することにより、回転座(33)に対して相対
回転自在に組付けられる。この組付けは、アーム本体
(13)と蓋体(14)とを一体化する前に行ってお
く。保持主体(37)は、短筒状に形成されており、そ
の外面に締緩操作用のフランジ(39)を張り出し、さ
らに、フランジ(39)の下方にねじ(40)を形成し
たものである。
第1図のように、アーム保持体(35)のねじ(40)
を軸受部材(15)の外液路(31)の上端開口のねじ
穴(42)にねじ込んで、アーム保持体(35)を軸受
部材(15)に固定することにより、噴射アーム(5)
が軸受部材(15)に対してスラスト面接合状態で回転
自在に支持されることになる。この組付状態において、
洗浄液はアーム保持体(35)を介して洗浄液通路(2
0)に流入する。
すすぎ液を送給案内する内液路(32)は、軸受部材
(15)の内ボス(43)に水密状に差し込み接続され
た管体(44)で区画される。この管体(44)は、内
ボス(43)との接続後に、ビス(45)で固定されて
軸受部材(15)と一体化される。前述のように、アー
ム保持体(35)を軸受部材(15)に組み付けると
き、すすぎ液通路(21)側に設けた導入筒(34)が
上記管体(44)内に嵌まり込み、ラジアル面接合状態
で内液路(32)とすすぎ液通路(21)との通路接続
を行う。この接続状態において、導入筒(34)は管体
(44)に対して自由に回転することができる。
以上、要するに噴射アーム(5)は、回転座(33)と
導入筒(34)とが、それぞれアーム保持体(35)と
管体(44)とを介して軸受部材(15)に回転自在に
支持され、この状態で洗浄液通路(20)及びすすぎ液
通路(21)を内外の液路(31),(32)と接続し
ている。また、アーム保持体(35)によって噴射アー
ム(5)全体が軸受部材(15)に対して抜止め支持さ
れる。
以上のように、導入筒(34)を管体(44)に二重筒
状に嵌入接続して、すすぎ液通路(21)の通路接続を
ラジアル面接合状に行うと、この接続部の回転座(3
3)に対する上下方向の位置精度を考慮する必要がなく
なる。従って、回転座(33)を軸受部材(15)に適
正な隙間状態で回転自在に支持できるのはもちろん、導
入筒(34)も管体(44)に適正な隙間状態で回転自
在に接続でき、これら回転支持部での水漏れを一掃でき
ることとなる。特に、噴射アーム(5)をアーム本体
(13)、蓋体(14)、及び補助区画体(19)の三
者で構成する場合でも、すすぎ液通路(21)の通路接
続部で水漏れを生じることはない。
尚、上記アーム本体(13)、蓋体(14)、及び補助
区画体(19)の三者で、噴射アーム(5)の内部に洗
浄液通路(20)とすすぎ液通路(21)を区画するの
は、上記三者のそれぞれを型抜きの容易な単純な断面形
にでき、成形用金型の構造の簡素化と成形性の向上とを
実現できるからであり、また、蓋体(14)と補助区画
体(19)、及び蓋体(14)とアーム本体(13)と
の接合固定を個別に行うことができ、各接合部の幅や形
を任意に設定できることと相俟って、三部材(13),
(14),(19)の接合を容易にしかも確実に行うこ
とができるからである。
アーム本体(13)の底壁に設けた回転座(33)にア
ーム保持体(35)を装着し、この保持体(35)で回
転座(33)を介して噴射アーム(5)全体の抜止めを
行うので、噴射アーム(5)の上面における抜止め用部
材の突出が解消され、その分だけ洗浄室(3)内の上下
方向の有効スペースを拡大できる。
(変形例) 第8図は、アーム保持体(35)の変形例を示す。これ
では、回転座(33)の外面にフランジ(47)張り出
し、このフランジ(47)をナット状のアーム保持体
(35)で抜止め保持する点が上記の実施例と異なり、
この構造変更に伴って、回転座(33)は軸受部材(1
5)でスラストリングを介して回転自在に支持するもの
とした。尚、アーム保持体(35)は割りナット状に分
割して形成する。
尚また、上記導入筒(34)は、管体(44)に外嵌状
に接続してあってもよい。また、導入筒(34)と管体
(44)との接合面は、テーパ面状に形成してあっても
よい。
噴射アーム(5)は、アーム本体(13)と蓋体(1
4)だけで、アーム内を洗浄液通路(20)とすすぎ液
通路(21)とに分離区画してあってもよく、要は噴射
アーム(5)内に上記両通路(20),(21)が分離
区画してあれば、その構造は限定しない。
アーム保持体(35)の軸受部材(15)への取付け
は、ねじ(40)を用いる以外に、圧嵌係合やビス止め
等の他の固定手段で行うこともできる。
(考案の効果) 以上、説明したように本考案の食器洗浄機によれば、一
個のアーム内部に洗浄液通路(20)とすすぎ液通路
(21)とを分離区画した一体型の回転噴射式の噴射ア
ーム(5)において、上記両通路(20),(21)を
回転自在な状態で通路接続するについて、噴射アーム
(5)の底壁に形成した回転座(33)を挟持して該噴
射アーム(5)を保持する一方、区画体(19)の底壁
に導入筒(34)を設け、この導入筒(34)を軸受部
材(15)の管体(44)に二重筒状に嵌入接続して、
ラジアル面接合状に通路接続を行うようにした。これに
より、上記両通路(20),(21)に対応して設けら
れる回転支持部、つまり、導入筒(19)と回転座(3
3)との相互の位置寸法のバラツキを無視できることと
なり、各回転支持部において接合隙間から水漏れが生じ
ることを確実に防止できる。従って、噴射アーム(5)
内において、洗浄液がすすぎ液通路(21)に流入した
り、すすぎ液が洗浄液通路(20)へ漏れ出るのを阻止
して、両液の分離送給を確実に行うことができるととも
に、水漏れによる液送給のロスを低減することができる
こととなった。
また、噴射アーム(5)の底壁に設けたアーム保持体
(35)を介して、噴射アーム(5)の軸受部材(1
5)に対する抜止めを行うようにしたので、抜止め用の
部材が噴射アーム(5)の上面に突出することを解消し
て、噴射アーム(5)の上下寸法を小さくでき、その分
だけ洗浄室(3)内における食器収容のための有効スペ
ースを拡大できるものとなった。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第8図は本考案の実施例を示しており、第
1図は噴射アームの支持構造を示す縦断面図、第2図は
食器洗浄機を概念的に示す原理構造図、第3図は噴射ア
ームの平面図、第4図は第3図におけるA−A線断面
図、第5図は第3図におけるC−C線断面図、第6図は
第3図におけるB−B線断面図、第7図は噴射アームの
先端の一部を破断した平面図である。第8図は噴射アー
ムの抜止め構造の変形例を示す要部の断面図である。第
9図は本考案に先行して出願された噴射アームの支持構
造を示す縦断面図である。 (5)…噴射アーム、(10)…洗浄液供給路、 (11)…すすぎ液供給路、(15)…軸受部材、 (19)…補助区画体、(20)…洗浄液通路、 (21)…すすぎ液通路、(33)…回転座、 (34)…導入筒、(35)…アーム保持体、 (44)…管体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧された洗浄液を食器(A)に向って噴
    射供給しながら噴射反力で自転する噴射アーム(5)が
    軸受部材(15)に回転自在に支持されている食器洗浄
    機において、 上記軸受部材(15)は、上端が開口されると共に、上
    方に延びる管体(44)が内部に設けられて、該軸受部
    材(15)の内部には、洗浄液供給路(10)及びすす
    ぎ液供給路(11)に連通する2つの液路(31),
    (32)が管体(44)の外側と内側とに区画形成され
    る一方、 上記噴射アーム(5)の内部には、区画体(19)によ
    って長手方向に延びる洗浄液及びすすぎ液の2つの液通
    路(20),(21)が分離して区画形成され、 上記噴射アーム(5)の底壁中央には、下側に位置する
    液通路(20)に連通して円形口が形成され、該円形口
    の外周縁には、回転座(33)が形成され、 上記区画体(19)の底壁中央には、上側に位置する液
    通路(21)に内部が連通する導入筒(34)が上記円
    形口と同心上に位置して下向きに突出形成され、 該導入筒(34)を軸受部材(15)の管体(44)に
    嵌入して一方の液通路(21)と管体(44)内の液路
    (32)とが連通され、 上記回転座(33)は、上記軸受部材(15)に嵌合固
    定されるアーム保持体(35)単体で又は該アーム保持
    体(35)と軸受部材(15)の外周上端面とで挟持さ
    れ、該アーム保持体(35)と軸受部材(15)との固
    定によって他方の液通路(20)と管体(44)外の液
    路(31)とが連通されると共に、上記噴射アーム
    (5)が軸受部材(15)に回転自在に抜止め支持され
    ていることを特徴とする食器洗浄機。
JP1988000668U 1988-01-07 1988-01-07 食器洗浄機 Expired - Lifetime JPH0616587Y2 (ja)

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JPS59160069U (ja) * 1983-04-14 1984-10-26 日本電子機器株式会社 食器洗浄機のスプレ−装置

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