JPH0616580Y2 - 吸水シート - Google Patents
吸水シートInfo
- Publication number
- JPH0616580Y2 JPH0616580Y2 JP3286590U JP3286590U JPH0616580Y2 JP H0616580 Y2 JPH0616580 Y2 JP H0616580Y2 JP 3286590 U JP3286590 U JP 3286590U JP 3286590 U JP3286590 U JP 3286590U JP H0616580 Y2 JPH0616580 Y2 JP H0616580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- absorbent sheet
- absorbing layer
- sheet
- back surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、床等の汚水や便所の汚水或はテーブル上の飲
みこぼし、又は雨上がりグランドの雨水、洗車後の余剰
水等を吸水するために使用する吸水シートに関する （従来の技術） 従来より汚水の処理或は余剰水の吸水に関してはセルロ
ーズなどの天然繊維の雑巾や、ＰＶＡ系等の親水性合成
繊維よりなる雑巾が使用されていた。
みこぼし、又は雨上がりグランドの雨水、洗車後の余剰
水等を吸水するために使用する吸水シートに関する （従来の技術） 従来より汚水の処理或は余剰水の吸水に関してはセルロ
ーズなどの天然繊維の雑巾や、ＰＶＡ系等の親水性合成
繊維よりなる雑巾が使用されていた。
しかし、これらの雑巾は汚水や余剰水を吸水後は通常水
洗いを行なっているが、汚水や余剰水の種類によっては
手を荒す原因となっている。
洗いを行なっているが、汚水や余剰水の種類によっては
手を荒す原因となっている。
そのため、最近使い捨てのペーパータオルやティシュ等
が使用されることもあるが、この種のものは吸水量が小
さく汚水や余剰水が大量に存在する場合には一度に数十
枚も使用しなければならないという欠点があった。
が使用されることもあるが、この種のものは吸水量が小
さく汚水や余剰水が大量に存在する場合には一度に数十
枚も使用しなければならないという欠点があった。
本考案者は上記の欠点を解決するため種々検討した結
果、本考案を完成するに至ったもので、本考案の目的
は、大量の汚水でも衛生的に処理できるようにした吸水
シートを提供するにある。
果、本考案を完成するに至ったもので、本考案の目的
は、大量の汚水でも衛生的に処理できるようにした吸水
シートを提供するにある。
（課題を解決するための手段） 本考案の要旨はパルプ砕片と吸水性ポリマーとよりなる
吸水層の表面に不織布シートを積層し、該吸水層の裏面
及び側縁部を防水シートで覆い、且つ裏面の両端部に粘
着テープを付着したことからなる吸水シートである。
吸水層の表面に不織布シートを積層し、該吸水層の裏面
及び側縁部を防水シートで覆い、且つ裏面の両端部に粘
着テープを付着したことからなる吸水シートである。
すなわち本願考案に係る吸水シートは、パルプ砕片と吸
水ポリマーとよりなる吸水層は極めて大量の水を、表面
の不織布シートを通して吸水することが出来、また、裏
面及びその側縁部を防水シートで覆っているため吸水し
た水を他面へ滲み出すことはなく吸水層内に保持するこ
とが出来る。
水ポリマーとよりなる吸水層は極めて大量の水を、表面
の不織布シートを通して吸水することが出来、また、裏
面及びその側縁部を防水シートで覆っているため吸水し
た水を他面へ滲み出すことはなく吸水層内に保持するこ
とが出来る。
また、防水シートの両端部に粘着テープが付着されてい
るので、これによって例えばロール状に巻いて使用する
ことが出来るのである。
るので、これによって例えばロール状に巻いて使用する
ことが出来るのである。
本考案について詳細に説明する。
本考案で使用する吸水性ポリマーとしては、アクリル酸
塩重合体、澱粉、カルボキシメチルセルローズ、アクリ
ル酸塩グラフト重合体である。これをパルプ砕片に対し
て吸水ポリマー５〜20部(12〜50g/m2)、好ましくは９〜
13部(22〜33g/m2)の割合で混合して吸水層とする。
塩重合体、澱粉、カルボキシメチルセルローズ、アクリ
ル酸塩グラフト重合体である。これをパルプ砕片に対し
て吸水ポリマー５〜20部(12〜50g/m2)、好ましくは９〜
13部(22〜33g/m2)の割合で混合して吸水層とする。
吸水層の裏面及び側縁部を覆う防水シートとしては、ポ
リエチレンまたは、ポリ塩化ビニール等のような柔軟性
を有する疎水性のプラスチックフィルム或は防水加工が
施された紙、セロハン等のシートである。
リエチレンまたは、ポリ塩化ビニール等のような柔軟性
を有する疎水性のプラスチックフィルム或は防水加工が
施された紙、セロハン等のシートである。
防水シートで吸水層を覆う方法としては、特に制限はな
く吸水された水が吸水層より外部に滲み出なければよい
のであり、したがって、吸水層の表面の不織布が積層さ
れている吸水面の端部まで防水シートで覆うと、吸水さ
れた水が未使用部分にまで浸透することがないので好ま
しい。
く吸水された水が吸水層より外部に滲み出なければよい
のであり、したがって、吸水層の表面の不織布が積層さ
れている吸水面の端部まで防水シートで覆うと、吸水さ
れた水が未使用部分にまで浸透することがないので好ま
しい。
吸水層の表面に積層される不織布としては、レーヨン、
ポリプロピレン、ポリエステル等の繊維からなるもので
採量20〜40g/m2程度のものが好ましい。本考案に係る吸
水シートの使用形態については特に限定はないが、防水
シートの両端部に粘着テープが付着されており、これを
用いてロール状として使用することが好ましい。すなわ
ち、吸水層の表面である吸水面の端部まで覆っている防
水シートに裏面の両端部に付着されている粘着テープで
止めるなどしてロール状とすることが好ましい。
ポリプロピレン、ポリエステル等の繊維からなるもので
採量20〜40g/m2程度のものが好ましい。本考案に係る吸
水シートの使用形態については特に限定はないが、防水
シートの両端部に粘着テープが付着されており、これを
用いてロール状として使用することが好ましい。すなわ
ち、吸水層の表面である吸水面の端部まで覆っている防
水シートに裏面の両端部に付着されている粘着テープで
止めるなどしてロール状とすることが好ましい。
また本考案に係る吸水シートに一定区間ごとに切り離し
用のミシン目を設けることにより、使用部分を容易に切
断して破棄することが出来、また、ミシン目ごとに吸水
シートを熱圧着させることによって吸収された水が次の
未使用部分に移行することを防ぐことができる。
用のミシン目を設けることにより、使用部分を容易に切
断して破棄することが出来、また、ミシン目ごとに吸水
シートを熱圧着させることによって吸収された水が次の
未使用部分に移行することを防ぐことができる。
次に図面について更に具体的に説明する。
第１図は本考案に係る吸水シートの断面図であり、第２
図は使用状態の１例を示した説明図である。
図は使用状態の１例を示した説明図である。
第１図において、吸水性ポリマー１とパルプ砕片２とよ
りなる吸水層３の表面に不織布４を積層して吸水面を形
成する。吸水層３を、その裏面及び側縁部から吸水面の
端部にまで防水シート５で覆い、防水シート５の裏面端
部に粘着テープ６を貼着する。
りなる吸水層３の表面に不織布４を積層して吸水面を形
成する。吸水層３を、その裏面及び側縁部から吸水面の
端部にまで防水シート５で覆い、防水シート５の裏面端
部に粘着テープ６を貼着する。
第２図は該吸水シートをロール状に巻き把手を付けた一
使用例を示すものである。
使用例を示すものである。
（考案の効果） 以上、述べたように、本考案に係る吸水シートは、パル
プ砕片と吸水ポリマーとよりなる吸水層を有するので従
来のペーパータオルに比して大量の水を吸収することが
でき、またロール状に巻いて使用した場合には、吸水
後、使用部分をミシン目から切り離して破棄することが
出来るので、従来のような手荒れを生ずることはない。
プ砕片と吸水ポリマーとよりなる吸水層を有するので従
来のペーパータオルに比して大量の水を吸収することが
でき、またロール状に巻いて使用した場合には、吸水
後、使用部分をミシン目から切り離して破棄することが
出来るので、従来のような手荒れを生ずることはない。
また、ロール状にあるので、単に本考案に係る吸水シー
トを転すことによって余剰水を吸収することができるた
め、経済的な効果も奏する。
トを転すことによって余剰水を吸収することができるた
め、経済的な効果も奏する。
第１図は、本考案に係る吸水シートの断面図であり、第
２図は、使用状態の１例を示した説明図である。 １……吸水性ポリマー、２……パルプ砕片 ３……吸水層、４……不織布 ５……防水シート、６……粘着テープ ７……ミシン目
２図は、使用状態の１例を示した説明図である。 １……吸水性ポリマー、２……パルプ砕片 ３……吸水層、４……不織布 ５……防水シート、６……粘着テープ ７……ミシン目
Claims (3)
- 【請求項１】パルプ砕片と吸水性ポリマーとよりなる吸
水層の表面に不織布シートを積層し、該吸水層の裏面及
び側縁部を防水シートで覆い、且つ裏面の両端部に粘着
テープを付着したことからなる吸水シート。 - 【請求項２】裏面の両端部に付着した粘着テープにより
ロール状に巻きつけた請求項第１項記載の吸水シート - 【請求項３】一定区間ごとに切り離し用のミシン目を設
けた請求項第１項記載の吸水シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286590U JPH0616580Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 吸水シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3286590U JPH0616580Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 吸水シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03123457U JPH03123457U (ja) | 1991-12-16 |
| JPH0616580Y2 true JPH0616580Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31536097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3286590U Expired - Lifetime JPH0616580Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 吸水シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616580Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP3286590U patent/JPH0616580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03123457U (ja) | 1991-12-16 |
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