JPH06165433A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH06165433A
JPH06165433A JP31180492A JP31180492A JPH06165433A JP H06165433 A JPH06165433 A JP H06165433A JP 31180492 A JP31180492 A JP 31180492A JP 31180492 A JP31180492 A JP 31180492A JP H06165433 A JPH06165433 A JP H06165433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
bearing
outer peripheral
armature coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP31180492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ito
賢一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP31180492A priority Critical patent/JPH06165433A/ja
Publication of JPH06165433A publication Critical patent/JPH06165433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸方向の小形化を図ることができ、しかもロ
ータを安定して支持することができるモータを提供す
る。 【構成】 ステータ11とロータ17との間の中央部に
ころがり軸受から成るラジアル軸受21を設け、外周部
に動圧空気軸受から成るスラスト軸受25を設け、ロー
タ17をステータ11に対してそれらラジアル軸受21
とスラスト軸受25とにより回転可能に設ける。このも
のによれば、軸受が中央部と外周部との2箇所に設けら
れているから、2個の軸受が軸方向に並ぶ場合に比べ
て、軸方向の寸法を小さくすることが可能となる。ま
た、ロータ17は中央部と外周部との2箇所で支持され
ることになるから、中央部のみで支持される場合に比べ
て、ロータ17を安定して支持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小形化に対応したモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に小形モータの従来構成を示す。図
7において、ステータ1は、ハウジング2の中央部に筒
部2aを有すると共に、筒部2aの外側にステータヨー
ク3及びプリント配線基板4を介して複数個の電機子コ
イル5を備えている。
【0003】ロータ6は、ロータヨーク7の中央部に回
転軸8を有すると共に、その回転軸8の外側に電機子コ
イル5と軸方向に対向する界磁用永久磁石9を備えてい
て、回転軸8が上記筒部2a内の上下に配設された、そ
れぞれころがり軸受から成る2個のラジアル軸受10
a,10bに回転可能に支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構成のものでは、2個のラジアル軸受10a,1
0bを軸方向に並べて配置しているので、モータ全体の
軸方向寸法をそれら2個のラジアル軸受10a,10b
の軸方向寸法の合計寸法以下に小さくすることはでき
ず、軸方向の小形化を図ることが困難であった。
【0005】また、2個のラジアル軸受10a,10b
間の寸法、すなわち軸受間寸法が小さいと、ロータ6の
支持が不安定になりやすく、いわゆる軸振れが生じやす
くなるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、軸方向の小形化
を図ることができ、しかもロータを安定して支持するこ
とができるモータを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、電機子コイルを備えたステータに、前
記電機子コイルと対向する界磁用永久磁石を備えたロー
タを回転可能に設けるものにおいて、前記ステータとロ
ータとの間の中央部及び外周部のうちの一方にラジアル
軸受を設け、他方にスラスト軸受を設けるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0008】この場合、ステータとロータとの間の中央
部にころがり軸受から成るラジアル軸受を設け、外周部
に動圧軸受から成るスラスト軸受を設けたり、また、ス
テータとロータとの間の中央部に動圧軸受から成るスラ
スト軸受を設け、外周部にころがり軸受から成るラジア
ル軸受を設けたり、或いは、ステータとロータとの間の
中央部にころがり軸受から成るラジアル軸受を設け、外
周部にころがり軸受から成るスラスト軸受を設けたりす
ることができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、軸受がステータとロー
タとの間の中央部と外周部との2箇所に設けられること
になるから、2個の軸受が軸方向に並ぶ場合に比べて、
軸方向の寸法を小さくすることが可能となる。
【0010】また、ロータは中央部と外周部との2箇所
でそれぞれ軸受を介して支持されることになるから、中
央部のみで支持される場合に比べて、ロータを安定して
支持することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき図1及び図
2を参照して説明する。ステータ11のハウジング12
には、中心部に固定軸13を立設していると共に、この
固定軸13の外側の上面にステータヨーク14及びプリ
ント配線基板15を介して複数個の電機子コイル16を
環状に配設している。
【0012】これに対して、ロータ17のロータヨーク
18には、中央部に下面側が開放した筒部19を設けて
いると共に、この筒部19の外側の下面に電機子コイル
16と軸方向(上下方向)に対向する環状の界磁用永久
磁石20を装着している。
【0013】そして、ステータ11の固定軸13の外周
面とロータ17の筒部19の内周面との間には、多数個
のボール21aを備えたころがり軸受から成るラジアル
軸受21を設けている。なお、このラジアル軸受21の
外輪21bは筒部19の内周面に隙間嵌め若しくは接着
により設け、また、内輪21cとハウジング12との間
には、内輪21cに予圧を与えるリング状のスペーサ2
2を介在させて組み付けている。
【0014】また、上記ハウジング12の外周部の上面
には、図2に示すように多数本の溝から成るグルーブ2
3をラジアル軸受21と同心状となるように環状に設
け、ロータヨーク18の外周部の下面にはそのグルーブ
23と対向する平坦面24を設けていて、これらグルー
ブ23と平坦面24とで動圧空気軸受から成るスラスト
軸受25を構成している。
【0015】而してこの場合、ロータ17は、ステータ
11に対して中央部のラジアル軸受21と外周部のスラ
スト軸受25を介して回転可能に支持されている。
【0016】上記した第1実施例によれば、ステータ1
1とロータ17との間の中央部にラジアル軸受21を設
け、外周部にスラスト軸受25を設けた構成としている
から、2個のラジアル軸受10a,10bを軸方向に並
べて設ける場合に比べて、モータの軸方向の寸法を小さ
くすることが可能となる。
【0017】また、ロータ17は中央部でラジアル軸受
21にて支持され、外周部でスラスト軸受25にて支持
されることになるから、中央部のみで支持される場合に
比べて、ロータ17を安定して支持することができ、軸
振れの発生を極力防止することができる。
【0018】なお、上記した第1実施例では、ステータ
11のハウジング12側にグルーブ23を設ける構成と
したが、グルーブ23をロータヨーク18側に設ける構
成としても良い。
【0019】図3は第1実施例の変形例を示したもの
で、第1実施例とは次の点が異なっている。すなわち、
ステータ11におけるハウジング12の上面において、
グルーブ23の内側及び外側に位置するように2本の環
状の凹部26,26を設け、また、ロータ17における
ロータヨーク18の下面に、それら凹部26,26に入
り込む2本の環状の凸部27,27を設け、これら凹部
26と凸部27とにより、いわゆるラビリンス構造28
を構成する。
【0020】そして、上記グルーブ23部分に潤滑用の
流体を注入することで、第1実施例の動圧空気軸受に代
えて、動圧流体軸受から成るスラスト軸受29を構成で
きる。このとき、ラビリンス構造28は、グルーブ23
部分に注入された流体の飛散を防止する機能を発揮す
る。
【0021】一方、図4及び図5は本発明の第2実施例
を示したものであり、以下この第2実施例について説明
する。ステータ31のハウジング32には、中央部に円
形の凸部33を突設し、この凸部33の外側の上面にス
テータヨーク34及びプリント配線基板35を介して複
数個の電機子コイル36を環状に配設し、その外側に筒
部37を一体に設けている。
【0022】これに対して、ロータ38のロータヨーク
39には、凸部33と対応する中央部に下向きの凸部4
0を設けていると共に、この凸部40の外側に電機子コ
イル36と軸方向に対向する環状の界磁用永久磁石41
を装着し、その外側に筒部42を一体に設けている。
【0023】そして、ステータ31の凸部33の上面に
は、図5に示すように多数本の溝から成るグルーブ43
を環状に設け、このグルーブ43に対向する凸部40の
下面の平坦面44とグルーブ43とにより、動圧空気軸
受から成るスラスト軸受45を構成している。
【0024】また、ハウジング32における筒部37の
内周面とロータ38における筒部42の外周面との間に
は、多数個のボール46aを備えたころがり軸受から成
るラジアル軸受46を設けている。
【0025】而してこの場合、ロータ38は、ステータ
31に対して中央部のスラスト軸受45と外周部のラジ
アル軸受46を介して回転可能に支持されている。
【0026】斯様な第2実施例においても、上記した第
1実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0027】また、図6は本発明の第3実施例を示した
ものであり、前述した第1実施例とは次の点が異なって
いる。すなわち、この第3実施例では、第1実施例にお
ける動圧空気軸受から成るスラスト軸受25に代えて、
ステータ11におけるハウジング12の外周部の上面と
ロータ17におけるロータヨーク18の外周部の下面と
の間に、多数個のボール47aを備えたころがり軸受か
ら成るスラスト軸受47を設けている。
【0028】而してこの場合、ロータ17は、ステータ
11に対して中央部のラジアル軸受21と外周部のスラ
スト軸受47を介して回転可能に支持されている。
【0029】斯様な第3実施例においても、第1実施例
と同様な作用効果を得ることができる。
【0030】なお、上記した各実施例では、電機子コイ
ル16,36と界磁用永久磁石20,41とが軸方向に
隙間を存して対向するアキシャルギャップ形モータを例
示したが、本発明は、電機子コイルと界磁用永久磁石と
が径方向に隙間を存して対向するラジアルギャップ形モ
ータにも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載のモータによれば、軸受
がステータとロータとの間の中央部と外周部との2箇所
に設けられることになるから、2個の軸受が軸方向に並
ぶ場合に比べて、軸方向の寸法を小さくすることが可能
となり、ひいては軸方向の小形化を図ることができる。
【0032】また、ロータは中央部と外周部との2箇所
でそれぞれ軸受を介して支持されることになるから、中
央部のみで支持される場合に比べて、ロータを安定して
支持することができ、軸振れの発生を極力防止すること
ができる。
【0033】そして、請求項2,3及び4に記載のモー
タにおいても、請求項1と同様な効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断正面図
【図2】ステータにおけるハウジング部分の平面図
【図3】第1実施例の変形例を示す要部の拡大縦断正面
【図4】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図5】図2相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図7】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11,31はステータ、16,36は電機子コイル、1
7,38はロータ、20,41は界磁用永久磁石、2
1,46はラジアル軸受、25,29,45,47はス
ラスト軸受である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子コイルを備えたステータに、前記
    電機子コイルと対向する界磁用永久磁石を備えたロータ
    を回転可能に設けるものにおいて、前記ステータとロー
    タとの間の中央部及び外周部のうちの一方にラジアル軸
    受を設け、他方にスラスト軸受を設けたことを特徴とす
    るモータ。
  2. 【請求項2】 電機子コイルを備えたステータに、前記
    電機子コイルと対向する界磁用永久磁石を備えたロータ
    を回転可能に設けるものにおいて、前記ステータとロー
    タとの間の中央部にころがり軸受から成るラジアル軸受
    を設け、外周部に動圧軸受から成るスラスト軸受を設け
    たことを特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 電機子コイルを備えたステータに、前記
    電機子コイルと対向する界磁用永久磁石を備えたロータ
    を回転可能に設けるものにおいて、前記ステータとロー
    タとの間の中央部に動圧軸受から成るスラスト軸受を設
    け、外周部にころがり軸受から成るラジアル軸受を設け
    たことを特徴とするモータ。
  4. 【請求項4】 電機子コイルを備えたステータに、前記
    電機子コイルと対向する界磁用永久磁石を備えたロータ
    を回転可能に設けるものにおいて、前記ステータとロー
    タとの間の中央部にころがり軸受から成るラジアル軸受
    を設け、外周部にころがり軸受から成るスラスト軸受を
    設けたことを特徴とするモータ。
JP31180492A 1992-11-20 1992-11-20 モータ Pending JPH06165433A (ja)

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JP31180492A JPH06165433A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 モータ

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JP31180492A JPH06165433A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 モータ

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ID=18021634

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JP31180492A Pending JPH06165433A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 モータ

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JP (1) JPH06165433A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9523927B2 (en) 2012-03-05 2016-12-20 Canon Kabushiki Kaisha Exposure apparatus with detection apparatus for detection of upper and lower surface marks, and device manufacturing method

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