JPH06164172A - 冷却板 - Google Patents

冷却板

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Publication number
JPH06164172A
JPH06164172A JP30551492A JP30551492A JPH06164172A JP H06164172 A JPH06164172 A JP H06164172A JP 30551492 A JP30551492 A JP 30551492A JP 30551492 A JP30551492 A JP 30551492A JP H06164172 A JPH06164172 A JP H06164172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold plate
plate
cooling
refrigerant
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30551492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Ishikawa
哲史 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30551492A priority Critical patent/JPH06164172A/ja
Publication of JPH06164172A publication Critical patent/JPH06164172A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱体が実装された冷却を必要とするモジュ
ールを組合せて構成される機器のモジュールの冷却を行
う冷却板において、コールドプレートと口金との接合部
における冷媒の漏れを防止し、信頼性を向上させる。 【構成】 フランジ3を取り付けたコールドプレート1
と口金2は固着剤4によって固着される。コールドプレ
ート1には流路6及び口金2より冷媒が供給され、発熱
体を実装したモジュール5を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発熱体が実装された
冷却を必要とするモジュールが複数個並べられた場合
の、内部に流れる冷媒の圧力によってふくらみモジュー
ルと接する冷却板に関するもので、冷却板の破損による
冷媒漏れの防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子部品を内装したモジュール
は、近来のエレクトロニクス技術の進展に伴い、小型高
出力の半導体素子やその性能が温度変化に依存する電子
部品が高密度に実装されることが多々あり、モジュール
の性能を維持するためにはこれらの電子部品を所定温度
範囲内に保持することが必要である。
【0003】そのために従来は図7の冷却板が用いられ
た。図において、1は内部に冷媒が流れるコールドプレ
ート、2はコールドプレート1に冷媒を供給するため固
着剤4によってコールドプレート1に固着された口金、
5は電子部品を内装したモジュール、6は冷媒が流れる
流路である。
【0004】このようにコールドプレート1と固着剤4
によってコールドプレート1に固着された口金2より構
成された冷却板は次のように機能する。冷却板内を冷媒
が流れていない場合はコールドプレート1には圧力がか
かっていないためコールドプレート1はふくらんでおら
ず、コールドプレート1とモジュール5との間には間隔
が保たれている。一方、モジュールは電子部品を内装し
たものであるため個々のモジュールの点検と保守が必要
とされ、そのためには個々のモジュールを容易に電子機
器から着脱できることが求められるが、冷媒を流してい
ない場合のコールドプレートとモジュールとの間隔によ
りモジュールの着脱性が確保される。これに対して、冷
却板内を冷媒が流れている場合にはコールドプレート1
は冷媒の圧力によってふくらみ、その結果コールドプレ
ート1がモジュール5と接触するようになる。モジュー
ル5とコールドプレート1との接触面を通じてモジュー
ル5で発生した熱がコールドプレート1に伝えられるこ
とによって、モジュール5は冷却され、内装されている
電子部品はその性能を維持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子部品用冷却
板では、コールドプレート1に冷媒を流した場合に上記
のコールドプレート1とモジュール5との間隔に起因し
て次のような課題があった。図8に冷却板内に冷媒が流
れているときの冷却板の断面図を示す。コールドプレー
ト1は冷媒の圧力によって変形し、モジュール5と接触
するが、特に口金5との接合部付近における変形量が大
きく、それに伴いコールドプレート1と口金2を固着し
ている固着剤4も大きく変形された。そのため、固着剤
4にクラックが発生し、冷媒がコールドプレート1と口
金2の接合部より漏れる危険性があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、冷却板使用時にコールドプレー
ト1と口金2との接合部に大きな変形を生じさせないこ
とによって、接合部からの冷媒漏れの防止をすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷却板
は、コールドプレートと口金の接合部の変形を押えるフ
ランジを備えたものである。
【0008】また、この発明に係る冷却板は、コールド
プレートの端部内側にコルゲート板を接合したものであ
る。
【0009】また、この発明に係る冷却板は、コールド
プレート端部に中子を挿入し、コールドプレート端部を
ふくらませた状態でコールドプレートと口金を接合した
ものである。
【0010】
【作用】この発明において、コールドプレートは冷媒の
圧力によってふくらむが、フランジとの接触により、コ
ールドプレートと口金との接合部付近の変形は押えられ
る。これによってコールドプレートと口金を固着してい
る固着剤にクラック発生させることがなくなり、冷媒の
漏れを防止する。
【0011】また、コールドプレート端部内側に接合さ
れたコルゲート板が、コールドプレートと口金との接合
部付近の変形を押えられることによってコールドプレー
トと口金を固着している固着剤にクラックを発生させる
ことがなくなり、冷媒の漏れを防止する。
【0012】また、コールドプレート端部に中子を挿入
し、予めコールドプレートをふくらましてコールドプレ
ートと口金を接合することにより、冷媒圧力負荷時と無
負荷時におけるコールドプレートと口金との接合部付近
の変形差は押えられる。これによってコールドプレート
と口金を固着している固着剤にクラック発生させること
がなくなり、冷媒の漏れを防止する。
【0013】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例を示す図
である。図において、1は内部に冷媒が流れるコールド
プレート、2はコールドプレート1に冷媒を供給するた
め固着剤4によってコールドプレート1に固着された口
金、3はコールドプレートのふくらみを押えるフラン
ジ、5は発熱体を実装したモジュール、6は冷媒が流れ
る流路である。なお、この発明においてフランジ3以外
の冷却板の構成は図7に示した従来の冷却板と同一であ
る。
【0014】前記のように構成された冷却板は、冷媒が
流れない場合にはコールドプレート1とモジュール5と
の間に間隔がありモジュールの着脱性が確保される一
方、流路6及び口金2を通じて外部から供給された冷媒
がコールドプレート内を流れる場合には冷媒の圧力によ
ってコールドプレートがふくらみ、これによってコール
ドプレートとモジュールが接触し、モジュールが冷却さ
れるのは従来と同様である。
【0015】しかし、この発明による冷却板においては
図2に示すように、フランジ3を用いることにより、コ
ールドプレート1と口金2との接合部付近のふくらみが
押えられる。これによってコールドプレート1と口金2
を固着している固着剤4にクラック発生させることもな
く、冷媒の漏れを防止する。
【0016】実施例2.また、図3はコールドプレート
と口金との接合部付近の変形を押えるためにコルゲート
板を用いた場合のコールドプレート端部を示す図であ
る。図において、1はコールドプレート、7はアルミニ
ウム、鉄等の金属材料よりつくられたコルゲート板であ
る。
【0017】前記のように構成された冷却板では、コル
ゲート板7がコールドプレート端部内側の両面に接着さ
れているので、冷媒圧力負荷時の冷却板の厚さは冷媒圧
力無負荷時の厚さに保たれ、コールドプレート1内を冷
媒が流れたときのコールドプレート1のコルゲート板接
着部におけるふくらみは押えられる。よって冷却板に冷
媒を流した場合に、冷媒の流れを妨げること無くコール
ドプレートと口金との接合部付近における変形は押えら
れ、コールドプレートと口金を固着している固着剤にク
ラック発生させることがなくなり、冷媒の漏れを防止す
る。
【0018】実施例3.また、図4はコールドプレート
端部に中子を挿入して予めコールドプレートをふくらま
せた状態でコールドプレートと口金を接合した場合のコ
ールドプレート端部を示す図である。図において、1は
コールドプレート、8はアルミニウム、鉄等の金属材料
よりつくられた中子である。また、図5はこのコールド
プレートを用いた冷却板の冷媒が流れていないときにお
けるコールドプレートと口金の接合部付近断面図を示し
たものである。図において、1は内部に冷媒が流れるコ
ールドプレート、2はコールドプレート1に冷媒を供給
するため固着剤4によってコールドプレート1に固着さ
れた口金、8はコールドプレートの端部をふくらませる
ための中子、5は発熱体を実装したモジュールである。
また、図6は冷却板内を冷媒が流れ、コールドプレート
がふくれたときの断面図を示したものである。
【0019】前記のように構成された冷却板において、
コールドプレート1を予めふくらました状態で口金2と
接合することで、図5及び図6に示すように冷却板内に
冷媒が流れているときと流れていないときのコールドプ
レート1と口金2との接合部における変形差を押える。
これにより、コールドプレート1と口金2を固着してい
る固着剤4にクラック発生させることがなくなり、冷媒
の漏れを防止する。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、冷却板のコールドプレートと口金との接
合部における破損を防止し、冷媒の漏れを防ぐ効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す冷却板の外観図であ
る。
【図2】この発明の実施例1を示す冷却板の断面図であ
る。
【図3】この発明の実施例2を示すコールドプレートの
外観図である。
【図4】この発明の実施例3を示すコールドプレートの
外観図である。
【図5】この発明の実施例3を示す冷却板の断面図であ
る。
【図6】この発明の実施例3を示す冷却板の断面図であ
る。
【図7】従来の冷却板の外観図である。
【図8】従来の冷却板の断面図である。
【符号の説明】
1 コールドプレート 2 口金 3 フランジ 4 固着剤 5 モジュール 6 流路 7 コルゲート板 8 中子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体が実装された冷却を必要とするモ
    ジュールを組合せて構成される機器のモジュールの冷却
    を行う冷却板において、内部を流れる冷媒の圧力によっ
    てふくらみモジュールに接するコールドプレートと、こ
    のコールドプレートに冷媒を供給するために、固着剤に
    よって上記コールドプレートに固着された口金と、上記
    コールドプレートのふくらみを押えるために、上記コー
    ルドプレートに取り付けられたフランジとを具備したこ
    とを特徴とする冷却板。
  2. 【請求項2】 発熱体が実装された冷却を必要とするモ
    ジュールを組合せて構成される機器のモジュールの冷却
    を行う冷却板において、内部を流れる冷媒の圧力によっ
    てふくらみモジュールに接するコールドプレートと、こ
    のコールドプレートに冷媒を供給するために、固着剤に
    よって上記コールドプレートに固着された口金と、上記
    コールドプレートのふくらみを押えるために、上記コー
    ルドプレートの端部内側に接着されたコルゲート板とを
    具備したことを特徴とする冷却板。
  3. 【請求項3】 発熱体が実装された冷却を必要とするモ
    ジュールを組合せて構成される機器のモジュールの冷却
    を行う冷却板において、内部を流れる冷媒の圧力によっ
    てふくらみモジュールに接するコールドプレートと、こ
    のコールドプレートに冷媒を供給するために、固着剤に
    よって上記コールドプレートに固着された口金と、上記
    コールドプレートの端部をふくらませるために、上記コ
    ールドプレートの端部に挿入された中子とを具備したこ
    とを特徴とする冷却板。
JP30551492A 1992-11-16 1992-11-16 冷却板 Pending JPH06164172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30551492A JPH06164172A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 冷却板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30551492A JPH06164172A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 冷却板

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Publication Number Publication Date
JPH06164172A true JPH06164172A (ja) 1994-06-10

Family

ID=17946076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30551492A Pending JPH06164172A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 冷却板

Country Status (1)

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JP (1) JPH06164172A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6508301B2 (en) * 2000-04-19 2003-01-21 Thermal Form & Function Cold plate utilizing fin with evaporating refrigerant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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