JPH0616189Y2 - 切替弁 - Google Patents

切替弁

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JPH0616189Y2
JPH0616189Y2 JP1988076090U JP7609088U JPH0616189Y2 JP H0616189 Y2 JPH0616189 Y2 JP H0616189Y2 JP 1988076090 U JP1988076090 U JP 1988076090U JP 7609088 U JP7609088 U JP 7609088U JP H0616189 Y2 JPH0616189 Y2 JP H0616189Y2
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JP
Japan
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valve
switching valve
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opening
core
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JP1988076090U
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勝次 宮本
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、切替弁に関し、殊に、流路の切替弁として有
用である。
〔従来の技術〕
従来の切替弁の一例として、ヒートポンプ式空気調和器
に用いられている四方切替弁について第5図及び第6図
を参照して説明する。
この四方切替弁51は、管体52aの密閉空間52cに
4つの開口D,C,S,Eを設け、3つの開口C,S,
Eにはシート52bを装着し、そのシート52b上を弁
体53が摺動し得るようになっている。
弁体53はピストン56,59と連結され、それらピス
トン56,59はチヤンバー55,58に異なる圧力の
エアを導入することで移動し、これにより弁体53を変
位させる。
第6図は、四方切替弁51の駆動装置を示すもので、ソ
レノイド62に通電しない時は、スプリング63により
ニードル部材64が突き出され、エアパイプ65′,5
4′を通して四方切替弁51のエアジョイント54に高
圧エアが供給される。この時、弁体53は第5図に示す
位置となる。
一方、コントローラ60及びドライバ61によりソレノ
イド62に通電すると、ニードル部材64が引き込ま
れ、エアパイプ65,57′を介して四方切替弁51の
エアジョイント57に高圧エアが供給される。この時、
弁体53は第5図の右方に移動する。
第5図に示す弁体53の位置の場合には、開口Dと開口
Cが連通し、開口Eと開口Sが連通し、両グループ間は
遮断される。そこで、圧縮機p→開口D→開口C→室外
側熱交換器e→毛細管g→室内側熱交換器i→開口E→
開口S→圧縮機pの順に冷媒が流れる冷凍サイクルが形
成され、冷房運転が行われる。
逆に、弁体53を右方に移動した位置の場合には、開口
Dと開口Eが連通し、開口Cと開口Sが連通し、両グル
ープ間は遮断される。そこで、圧縮機p→開口D→開口
E→室内側熱交換器i→毛細管g→室外側熱交換器e→
開口C→開口S→圧縮機pの順に冷媒が流れる冷凍サイ
クルが形成され、暖房運転が行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記説明から理解されるように、従来の切替弁は非常に
構造が複雑であり、安価に製作できない問題点がある。
従って、本考案の目的とするところは、簡単な構造で安
価に製作することができる切替弁を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の切替弁は、環状のスリーブとコアとによって形
成されたリング状の密閉空間に4個の開口を設けると共
に、コアの軸芯に対して放射状に密閉空間を各開口間で
間仕切りする位置と密閉空間内に突出せずにスリーブ内
に完全に引き込まれてこの密閉空間を開成する位置との
間で各別に直線移動可能な4個の弁体を設け、その弁体
のそれぞれに温度制御されることにより当該弁体を間仕
切りする位置と開成する位置に移動させて開口間の連通
・遮閉を行う形状記憶合金製の駆動部材を連結したこと
を構成上の特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に詳しく説
明する。ここに第1図は本考案の一実施例の切替弁の模
式的断面図、第2図は第1図に示す切替弁の駆動部の回
路図、第3図は第1図に示す切替弁の他の状態を示す模
式的断面図、第4図は温度とコイル形状の特性図であ
る。なお、この実施例により本考案が限定されるもので
はない。
第1図に示す切替弁1は、第5図に示す四方切替弁51
と代替可能なもので、ヒートポンプ式空気調和機の四方
切替弁として用いることができるものである。
第1図に示されるように、環状のスリーブ2aとコア2
bとによってリング状の密閉空間2cが形成され、その
密閉空間2cに4つの開口D,C,S,Eが設けられて
いる。
開口D,C,S,Eの間には、コア2bの軸芯に対して
放射状に密閉空間2cを各開口間で間仕切りする位置と
密閉空間2c内に突出せずにスリーブ2a内に完全に引
き込まれてこの密閉空間を開成する位置との間で各別に
直線的に摺動可能に弁体3a,3b,3c,3dが設け
られている。
各弁体3a,3b,3c,3dには、コイル状形状記憶
合金4a,4b,4c,4dが連結されており、それら
コイル状形状記憶合金4a,4b,4c,4dはそれぞ
れ通電端子a,b,c,dを導出されている。
各コイル状形状記憶合金4a,4b,4c,4dは、第
2図に示すコントローラ10及びドライバ11a,11
b,11c,11dによって通電制御され、比較的低い
所定温度L及び比較的高い所定温度Hに保持される。
コイル状形状記憶合金4a,4b,4c,4dは、例え
ばNi−Ti合金製であり、第4図に示すように比較的
低い所定の温度Lでは縮んだ形状となり、比較的高い所
定の温度Hでは伸びた形状となるように形成されてい
る。
さて、コイル状形状記憶合金4aと4cとを比較的低い
所定温度Lに保持し、コイル状形状記憶合金4bと4d
とを比較的高い所定温度Hに保持すると、前者は縮んだ
形状となり、後者は伸びた形状となるから、第1図に示
すように、弁体3a,3cが引き込まれ、弁体3b,3
dが突き出され、開口Dと開口Cが連通し、開口Eと開
口Sが連通し、両グループ間は遮断される。これは第5
図に示す流路状態と同じであり、第5図の実線で示す向
きの冷媒の流れとなり、冷房運転が可能となる。
一方、コイル状形状記憶合金4aと4cとを比較的高い
所定温度Hに保持し、コイル状形状記憶合金4bと4d
とを比較的低い所定温度Lに保持すると、第3図に示す
ように前者は伸びた形状となり、後者は縮んだ形状とな
るので、弁体3aと3cが突き出され、弁体3bと3d
とが引き込まれ、開口Dと開口Eが連通し、開口Sと開
口Cが連通し、両グループ間は遮断される。そこで、第
5図において弁体53が右方に移動した状態と等価とな
り、破線で示す向きの冷媒の流れが形成され、暖房運転
が可能となる。
なお、第1図の状態と第3図の状態の切替には一定の時
間を要するが、暖房運転と冷房運転の切替のような用途
には瞬時に切り替わるような性能は不要であり、何ら支
障はない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、環状のスリーブとコアとによって形成
されたリング状の密閉空間に4個の開口を設けると共
に、コアの軸芯に対して放射状に密閉空間を各開口間で
間仕切りする位置と密閉空間内に突出せずにスリーブ内
に完全に引き込まれてこの密閉空間を開成する位置との
間で各別に直線移動可能な4個の弁体を設け、その弁体
のそれぞれに温度制御されることにより当該弁体を間仕
切りする位置と開成する位置に移動させて開口間の連通
・遮閉を行う形状記憶合金製の駆動部材を連結したこと
を特徴とする切替弁が提供され、これにより、簡単且つ
安価な構造にて確実に弁体を移動させて開口間の連通・
遮閉を行うことができる。また連通時には密閉空間内に
弁体が突出しないので冷媒等の流通の妨げとなってその
流れを乱すようなこともなく、流通効率に優れている。
そして、このような切替弁を用いた空気調和機にあって
は、熱交換効率の低下を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の切替弁の模式的断面図、第
2図は第1図に示す切替弁の駆動部の回路図、第3図は
第1図に示す切替弁の他の状態を示す模式的断面図、第
4図は温度とコイル形状の特性図、第5図は空気調和機
に用いられている従来の四方切替弁の模式的断面図、第
6図は第5図に示す四方切替弁の駆動装置の模式的構成
図である。 〔符号の説明〕 1…切替弁 2a…スリーブ 2b…コア 2c…密閉空間 3a〜3d…弁体 4a〜4d…コイル状形状記憶合金 10…コントローラ 11a〜11d…ドライバ、C,D,E,S…開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状のスリーブとコアとによって形成され
    たリング状の密閉空間に4個の開口を設けると共に、コ
    アの軸芯に対して放射状に密閉空間を各開口間で間仕切
    りする位置と密閉空間内に突出せずにスリーブ内に完全
    に引き込まれてこの密閉空間を開成する位置との間で各
    別に直線移動可能な4個の弁体を設け、その弁体のそれ
    ぞれに温度制御されることにより当該弁体を間仕切りす
    る位置と開成する位置に移動させて開口間の連通・遮閉
    を行う形状記憶合金製の駆動部材を連結したことを特徴
    とする切替弁。
JP1988076090U 1988-06-08 1988-06-08 切替弁 Expired - Lifetime JPH0616189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988076090U JPH0616189Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 切替弁

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JP1988076090U JPH0616189Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 切替弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180081U JPH01180081U (ja) 1989-12-25
JPH0616189Y2 true JPH0616189Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31301137

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JP1988076090U Expired - Lifetime JPH0616189Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 切替弁

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JPS6247862U (ja) * 1985-09-12 1987-03-24

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JPH01180081U (ja) 1989-12-25

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