JPH06160690A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JPH06160690A
JPH06160690A JP4315172A JP31517292A JPH06160690A JP H06160690 A JPH06160690 A JP H06160690A JP 4315172 A JP4315172 A JP 4315172A JP 31517292 A JP31517292 A JP 31517292A JP H06160690 A JPH06160690 A JP H06160690A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波モータを駆動源としたフルタイムマニ
ュアル可能なレンズ鏡筒において、マニュアルフォーカ
ス調整を粗動と微動の2段階調節を可能とすることを目
的とする。 【構成】 第1コロ17を有する第1コロリング16、
超音波モータのロータ13の回転が伝達される連絡環1
5と第マニュアルリング19が入力部材をなす第1段の
差動機構と、第2コロ24を有するフォーカスキー7の
固定された第2コロリング23等からなる第2段の差動
機構とを光軸方向に沿って並設し、第1コロリング16
と一体に回転する第2マニュアルリング22が第2段の
差動機構の入力部材をなし、マニュアルリング25が第
2マニュアルリング19と連結すると、AFではロータ
13の1/4の速度で、マニュアルではマニュアルリン
グ25の1/2の速度で第2コロリング23が回転す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】オートフォーカス等の駆動用モー
タとして超音波モータを用いると共に、フルタイムマニ
ュアル駆動を行えるレンズ鏡筒に係り、詳しくはレンズ
の移動速度を複数段に切換えることができるレンズ鏡筒
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波モータを内蔵したオートフ
ォーカス用のレンズ鏡筒は、特公平2−253214号
等に記載されている様な構成をしている。その構成を図
7に示す。同図に於て、1は本レンズ鏡筒をカメラ本体
へ着脱するためのマウント、27はマウントの内径側に
取付けられた裏蓋であり、30は該マウント1に取付
き、レンズ5をささえる案内筒3につながる構造部品で
あると共に、本レンズ鏡筒の外観にもなっている固定
筒、3は該固定筒及びモータユニット本体31とビス等
で固定され、かつ内周側にはフォーカスレンズ5を保持
するフォーカスレンズ鏡筒4の外周部と摺動可能に保持
している案内筒であり、フォーカスレンズ繰出し用のカ
ム3aを持ち、該フォーカスレンズ鏡筒外周面より放射
方向に取付けられた数個のコロ6の外周面と該カム3a
の端面とが摺動可能に保持されている。31はモータユ
ニット本体であり、該固定筒30及び該案内筒3とビス
等により固着されている。9〜19はモータユニットの
構成部品である。
【0003】12は振動子である環状に形成されたステ
ータであり、13はステータ12に加圧接触するロータ
で、該ステータの振動により光軸回りに回転する。11
は該ステータ12の振動を外部に伝達しない吸振材、1
0はサラバネ、9は加圧調整リング、14はロータ13
の振動を吸収する吸振材である。15は連絡環で、該ロ
ータ13と吸振材14を支えているが、反対側の端面で
少なくとも3つのコロ17の外周面と接触している。コ
ロ17は、コロリング16に、光軸に直角な平面上の、
光軸との交点を通る軸中心に回転可能に支持され、ワッ
シャ18により回転軸方向の移動を規制されている。コ
ロリング16は内周側で該モータユニット本体31に嵌
合している。19はマニュアル入力リングあり、該モー
タユニット本体31に光軸を中心に回転可能に支持さ
れ、かつ該複数のコロ17の外周面に当接されている。
【0004】また、マニュアル入力リング19の外周部
には凹凸部19aが形成され、マニュアルリング32の
内周側の凹凸部32aとかみ合い、一体で回転する。マ
ニュアルリング32は固定筒30とモータユニット本体
31と係合し、光軸中心に回転可能に支持されている。
7はフォーカスキーであり、一端を該コロリング16に
固定され、モータユニット本体31の開口部31aを通
って、コロ6の光軸まわりの回転方向規制を行なってい
る。28は本レンズ鏡筒の電気回路基板であり、モータ
等の制御も行う。
【0005】次に、動作について説明するが、モータの
作動原理等については公知なのでその動作説明は省略
し、大まかな動作のみを述べる。まず、ステータ12が
電力を供給され振動すると、ロータ13、吸振材14、
連絡環15が一体で光軸中心に回転する。すると、連絡
環15に接しているコロ17が取付軸中心に回転しよう
とする力が働く。マニュアル入力リング19はモータユ
ニット本体31の端面と摩擦力により保持されているた
め、コロ17はマニュアル入力リング19の端面上をこ
ろがり接触で動き、コロ17を軸支持しているコロリン
グ16が光軸中心に回転する。その回転量は該ロータの
回転量の1/2倍となる。コロリング16の回転量をフ
ォーカスキー7により、コロ6を介してフォーカスレン
ズ5及びフォーカスレンズ鏡筒4に伝達している。案内
筒3上にはカム3aがあり、コロ6が係合しており、該
フォーカスキー7の回転と共に、コロ6、フォーカス鏡
筒4及びフォーカスレンズ5が光軸中心に回転しながら
光軸方向に移動してフォーカシングを行なう。
【0006】また、マニュアルリング32を回転させる
と、内径凹凸32aとマニュアル入力リング19外周部
凹凸19aがかみ合っているため、マニュアル入力リン
グ19が光軸中心に回転され、この回転力がコロ17の
軸中心回転の力となり、その際に、連絡環15、ロータ
13等はロータ13とステータ12との間に作用する摩
擦力により保持されているため回転しないので、前述と
同様に、コロリング16はマニュアルリング32の回転
量の1/2の回転量で回転し、フォーカスキー7を介し
てフォーカスレンズ5に伝達され、マニュアルフォーカ
シングが行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、超音波モータの出力とマニュアルフォー
カスリングの回転力とを1段のコロ及びコロリングによ
る差動機構によって出力を取り出しているため、次のよ
うな欠点があった。
【0008】(1)1段の差動機構によるために、超音
波モータ及び、マニュアルフォーカスリングの回転量は
共に1/2倍されて出力され、これ以外の減速比は構成
上できない。
【0009】(2)オートフォーカス中に不用意にマニ
ュアルフォーカスリングを回転させると、新たにオート
フォーカスをやりなおす必要があり、オートフォーカス
にかかる時間が長くなる。
【0010】(3)マニュアルフォーカス時に、ピント
の微調整をする場合に、マニュアルフォーカスリングか
ら出力への減速比が小さく、ピント合わせしにくい事が
ある。本発明の目的は、このような問題を解決したレン
ズ鏡筒を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
構成は特許請求の範囲に記載した通りで、具体的には上
記した従来例のコロ及びコロリング等によりなる差動部
材を少なくとも2段以上を連結することにより、モータ
出力及びマニュアルフォーカスリングの回転量に対する
出力の減速比を増やし、微調整可能としたものである。
【0012】更に、マニュアルフォーカスリングをレン
ズの軸線方向へ移動させることにより、マニュアルリン
グを固定させたり、AF動作を禁止でき、また、マニュ
アルフォーカスリングの出力への減速比を可変させ得る
様に切換え機構を有し、レンズ鏡筒の操作性の向上を狙
ったものである。
【0013】
【実施例】図1は本発明によるレンズ鏡筒の第1実施例
を示し、図2,3,4はマニュアルリングの切換え状態
を示した図面である。また図5に図1の分解斜視図を示
す。
【0014】図中、1は本レンズ鏡筒とカメラ本体とを
着脱するためのマウント、2はマウント1と案内筒3と
を継ぐ固定筒、3は該固定筒とモータユニット本体とビ
ス等により固着支持され、かつ内径側でフォーカスレン
ズ5を保持するフォーカスレンズ鏡筒4を嵌合支持して
いる案内筒であり、フォーカスカム3aを有し、このフ
ォーカスカムの端面と、該フォーカス鏡筒より放射状に
取付けられたコロ6の外周面と係合している。モータ部
からの出力はフォーカスキー7の光軸回りの回転により
出力されるが、該フォーカスキー7に該コロ6が光軸方
向に移動可能に支持されているため、該フォーカスキー
7の回転は該フォーカスカム3aにより光転方向移動に
変換され、該フォーカスレンズ5及びフォーカスレンズ
鏡筒4は光軸回りに回転しながら光軸方向に移動して、
フォーカシングを行う様に構成されている。
【0015】次にモータユニット内部について説明す
る。8はモータユニット本体であり、後述する符号9〜
23及び33の部品の支持を行なうと共に、案内筒3及
び固定筒2にビス等により固定されている。9〜19は
従来例と同様であり、説明を省略する。
【0016】20は固定リングであり、図5に示すよう
に、内周側に数個の突起20aを有し、フォーカスユニ
ット本体上の対応する溝部8aと係合し、回転不可に規
制されている。また、固定リング20の外周端部には、
マニュアル入力リング19(以下第1マニュアル入力リ
ングと称す)と同様の凹凸部20cを有し、マニュアル
リング25の内径部の凹凸部25aとかみ合える様にな
っている。
【0017】21は連結キーであり、コロリング16
(以下第1コロリングと称す)に固定され、3枚の爪部
21aが光軸方向に延在している。22は第2マニュア
ル入力リングであり、固定リング20に光軸方向に当接
され、光軸中心に回転可能に支持されている。第2マニ
ュアル入力リング22の外周部には該固定リング20と
同様の凹凸部22bを有し、内周部には凹部22aを有
し、連結キー21の爪部21aが固定リング20の内周
溝20bを通って、該凹部22aと係合しており、した
がって、第1コロリング16と連結キー21と第2マニ
ュアル入力リング22とは一体に光軸中心の回転可能に
支持されている。
【0018】第2マニュアル入力リング22にはコロ2
4が外周面で当接しており、第2コロリング23に放射
方向に軸支された該コロ24の軸まわりに、コロ24が
回転される。第2コロリング23はモータユニット本体
8に径嵌合され、光軸まわりに回転可能である。また、
第2コロリング23にはフォーカスキー7が固定されて
おり、モータ出力として、フォーカスレンズ5の繰出し
に使用される。33はスペーサであり、モータユニット
本体8に固定されると共に、該コロ24の外周面に当接
している。
【0019】以上の構成で、連絡環15とコロ17,コ
ロ17と第1マニュアル入力リング19,第1マニュア
ル入力リング19と固定リング20,固定リング20と
第2マニュアル入力リング22,第2マニュアル入力リ
ング22と第2コロ24,第2コロ24とスペーサ3
3,のそれぞれの当接面はサラバネ10の加圧により適
度な摩擦力で保持されているものである。
【0020】25はマニュアルリングであり、光軸中心
に回転可能に、固定筒2及びモータユニット本体8によ
り支持されている共に、光軸方向へ段階的に移動可能
に、V溝25aとクリックボール6等により支持されて
いる。27は裏蓋であり、28はモータへの電源供給及
び制御のための電気回路である。
【0021】次に、動作を図1ないし図4を参照して説
明する。まず図1はモータ駆動の場合を示し、ロータ1
3が回転し、同時に吸振材14及び連絡環15が回転す
る。連絡環15に当接した第1コロ17は取付軸中心に
回転し、差動機構の原理により第1コロリング16が該
ロータ13の1/2倍の速度で回転する。第1コロリン
グ16の回転力が連結キー21により第2マニュアル入
力リング22の光軸中心回転力となり、当接した第2コ
ロ24及び第2コロリング23で構成される差動機構に
より、第2コロリング23に固定されたフォーカスキー
7は第1コロリング16の1/2回転すなわち、該ロー
タ13の1/4回転の出力が得られる。
【0022】一方、マニュアルリング25が図1に示
す、内周凹凸部25aと第1マニュアル入力リング19
凹凸部19aとがかみ合っている状態で、マニュアルリ
ング25を回転し、マニュアルフォーカスを行う場合、
第1マニュアルリング25と第1マニュアル入力リング
19は一体となって回転し、第1コロ17及び第1コロ
リング16の差動機構により、第1コロリング16は、
該マニュアルリング25の回転の1/2で回転するた
め、したがって、フォーカスキー7は該マニュアルリン
グ25の回転の1/4で回転する(以下この状態を状態
1と称す)。
【0023】次に、マニュアルリング25を図2に示す
ように、図1の状態1から光軸前方向へクリックを1ケ
ずらした場合(以下この状態を状態2と称す)、該マニ
ュアルリング25の内周部の凹凸部25aは、第1マニ
ュアル入力リング19と固定リング20のそれぞれの外
周部の凹凸部19aと20cにかみ合い、一体となって
いる。この状態でモータ駆動を行なうと、図1と同じ状
態であり、1/4回転の出力が得られるが、マニュアル
フォーカスは、マニュアルリング25が回転が固定され
た固定リング20と一体となっているため回転不可能
で、モータ駆動のみ動く状態となっている。
【0024】次に、図3は図2に示す状態2よりも更に
1つ、マニュアルリングを光軸前方へ移動させた状態
(以下状態3と称す)であり、マニュアルリング25の
内周凹凸25aと、固定リング20の外周凹凸20c及
び第2マニュアル入力リング22の外周凹凸22aとが
かみ合い一体となっている。マニュアルフォーカスにつ
いては状態2と同じく、マニュアルリング25の回転が
固定されるので不可能であり、モータ駆動では、第2マ
ニュアル入力リング22が回転できないため、出力が第
2コロ24及び第2コロリング23に伝わらず、モータ
駆動もできない状態になる。
【0025】次に図4は図3に示す状態3よりも更に1
つ、マニュアルリング25を光軸前方へ移動させた状態
(以下状態4と称す)で、マニュアルリング25の内周
凹凸25aは、第2マニュアル入力リング22の外周凹
凸部20bとかみ合っている。そのため、モータ駆動で
は状態1と同じく、出力として1/4の回転が得られる
が、マニュアルリング25が、モータの1/2の回転で
回転する。マニュアルリング25を回転させると、かみ
合っている第2マニュアル入力リング22が同時に回転
し、コロ24及び第2コロリング23による差動機構に
より、出力であるフォーカスキー7は、光軸まわりに、
マニュアルリング25の1/2の回転で回転させること
ができる。
【0026】以上の状態1〜4の動作をまとめたのが表
1で、各状態での使用方法を以下に説明する。
【0027】状態1…オートフォーカスでモータ駆動可
能。従来よりも減速比が大きいため、よりレンズ重量が
重くても駆動できる。また、オートフォーカス後のマニ
ュアルフォーカスも切換えなしに可能であり、従来より
も減速比が2倍になり、より微調整がしやすい。
【0028】状態2…オートフォーカスでモータ駆動可
能。マニュアルリングは固定されており、不用意にふれ
てピントが動くことがない。
【0029】状態3…オートフォーカスもマニュアルフ
ォーカスも不可。フォーカスレンズが動くことがないの
で、「置きピン撮影」に有効。
【0030】状態4…オートフォーカスでモータ駆動可
能だが、マニュアルリングも回転してしまうので、あま
り使用しない。むしろ、マニュアルフォーカスにおい
て、状態1の2倍の速さでフォーカスレンズが動くの
で、すばやいマニュアルフォーカシングが可能。
【0031】また、本実施例では、2段の差動機構を用
いて構成しているが、更に3段、4段と連ねても可能で
あることは言うまでもない。
【0032】
【表1】
【0033】図6は第2実施例を示す。本実施例は、図
1に示す第1実施例のコロ17及び24を段コロとし、
隣り合う連絡環15と第1マニュアル入力リング19及
び第2マニュアル入力リング22とスペーサ33の当接
面を該段コロの異なる径部で行なっている点が異なる。
該段コロの大径部の径をR1 ,小径部の径をR2 とする
と、大径部R1 へのモータからの入力があった場合、該
段コロを支持しているコロリング16の回転量とモータ
の回転量との関係は次の様に表わされる。
【0034】コロリング回転量/モータ回転量=R2
(R1 +R2 ) コロリング回転量/マニュアルリング回転量=R2
(R1 +R2 ) 従って、段付コロの形状や周辺部品の当接状態により、
様々な減速比が得られるため、設計自由度が大きくな
る。また、コロ17と24は、それぞれが別形状でも良
く、更に自由度が大きくなり、最適な減速比を設計でき
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばコロ及びコロリング等よりなる差動機構を少なく
とも2段以上連結することにより、モータ出力及び手動
操作部材であるマニュアルフォーカスリングの回転量に
対するフォーカスキー等の移動レンズの駆動部材の回転
量の減速比を変化させることが可能で、従来よりも減速
比を大きくして微調整も可能となる。
【0036】更に、マニュアルフォーカスリングを光軸
方向へ段階的に移動させることにより、各種の状態を設
定することが可能であり、不用意にマニュアルリングに
ふれてピントがずれることもなく、またオートフォーカ
スを禁止したり、マニュアルフォーカスリングの回転に
対するレンズの繰出し量の割合を変化させる様に切換え
るなどの操作が可能となり、従来よりも撮影状況により
使用感を合わせることが出来るため、操作性が向上し
た。
【0037】また、差動機構内のコロを段付コロとする
ことにより、モータ出力及びマニュアルフォーカスリン
グによる入力に対するフォーカスキーの出力回転量を任
意に選択、設計することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレンズ鏡筒の第1実施例を示す横
断面図で、状態1を示す。
【図2】本発明によるレンズ鏡筒の第1実施例を示す横
断面図で、状態2を示す。
【図3】本発明によるレンズ鏡筒の第1実施例を示す横
断面図で、状態3を示す。
【図4】本発明によるレンズ鏡筒の第1実施例を示す横
断面図で、状態4を示す。
【図5】第1実施例のレンズ鏡筒の分解斜視図。
【図6】本発明によるレンズ鏡筒の第2実施例を示す横
断面図。
【図7】従来のレンズ鏡筒の横断面図。
【符号の説明】
1…マウント 2…固定筒 3…案内筒 4…フォーカスレ
ンズ鏡筒 5…フォーカスレンズ 6…コロ 7…フォーカスキー 8…モータユニッ
ト本体 9…加圧調整リング 10…サラバネ 11…吸振材 12…ステータ 13…ロータ 14…吸振材 15…連絡環 16…コロリング 17…コロ 18…ワッシャ 19…マニュアル入力リング 20…固定リング 21…連結キー 22…マニュアル
入力リング 23…コロリング 24…コロ 25…マニュアルフォーカスリング 26…クリックボ
ール 27…裏蓋 28…電気回路基
板 30…固定筒 31…モータユニ
ット本体 32…マニュアルフォーカスリング 33…スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/34 H02N 2/00 C 8525−5H 7316−2K G03B 3/10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を中心として回転可能な出力部材を
    有する差動機構を光軸方向に沿って複数段並設し、初段
    の差動機構はその出力部材を挟んで超音波モータの駆動
    力を伝達するモータ入力部材および手動操作部材からの
    動力を伝達可能とする手動入力部材を配置し、該モータ
    入力部材と該手動入力部材との回転入力を減速してその
    出力部材に伝達すること、最終段の差動機構は、その出
    力部材に移動レンズの駆動部材が連結されていること、
    後段の差動機構と前段の差動機構とは、前段の差動機構
    の出力部材に連結されると共に該手動操作部材からの動
    力を伝達可能とし、光軸を中心として回転可能な中間入
    力部材が該後段差動機構の出力部材に対する入力部材を
    なしていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 請求項1において、手動操作部材を光軸
    方向に移動することにより、該手動操作部材の回転角に
    対する移動レンズの移動量を2種以上切換えるか、ある
    いは動作を固定することができる切換え手段を有するこ
    とを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 請求項2において、切換え手段は、手動
    操作部材が光軸方向に段階的に移動することにより、手
    動入力部材、中間入力部材、および光軸回りに回転不能
    の固定部材に対して選択的に連結可能であること、およ
    び固定手段に対して単独又はこれら入力部材と選択的に
    連結可能であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、手動操作
    部材を光軸方向に段階的に移動することにより、超音波
    モータのロータの回転角に対する移動レンズの移動量を
    2種以上切換えるか、あるいは動作を固定することがで
    きる切換え手段を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 請求項4において、切換え手段は、請求
    項3の切換え手段と兼用していることを特徴とするレン
    ズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5において、
    差動機構は、光軸を中心とする円周上の少なくとも3か
    所以上に配置されると共に、光軸対して直交する放射方
    向軸線を中心として回転可能なローラーと、該ローラー
    を担持すると共に該ローラーと共に光軸を中心として回
    転可能な出力部材をなすローラー担持体と、光軸方向両
    側で該複数のローラーに加圧接触する入力部材とから構
    成したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 請求項6において、ローラーは小径部と
    大径部とからなる段付形状に形成され、光軸方向両側に
    加圧接触する一方の入力部材が該小径部と当接し、他方
    の入力部材が該大径部と当接することを特徴とするレン
    ズ鏡筒。
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