JPH06158942A - 戸車式窓サツシ構造 - Google Patents

戸車式窓サツシ構造

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JPH06158942A
JPH06158942A JP33983892A JP33983892A JPH06158942A JP H06158942 A JPH06158942 A JP H06158942A JP 33983892 A JP33983892 A JP 33983892A JP 33983892 A JP33983892 A JP 33983892A JP H06158942 A JPH06158942 A JP H06158942A
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JP
Japan
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window
roller
lower frame
bracket
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP33983892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Tanaka
義朗 田中
Minoru Kiyota
稔 清田
Kenji Matsunaga
健二 松永
Sadao Kawada
貞雄 河田
Hideo Hirabayashi
英雄 平林
Hitoshi Fubo
均 父母
Masaki Furuta
正貴 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 戸車式窓サツシにおいて、窓下枠の上面が傷
付いたり、円滑な開閉作動が阻害されたりすることを回
避する。 【構成】 戸体の下端部にブラケツト8を下方に向けて
突設し、該ブラケツトの下端部に戸車10を止着する一
方、窓下枠14は、戸車が収納される中空形状とし、そ
の上面に、ブラケツト中間部が貫通する間隙Sを形成す
ると共に、窓下枠内部に戸車が転動するガイドレール1
5e、17cを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の窓等に建付けら
れる戸車式窓サツシ構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
窓サツシのなかには、戸体の下端部に戸車を設け、該戸
車が窓下枠を転動することで開閉できるように構成した
戸車方式のものがある。ところが従来、このものは、戸
車が窓下枠から上方に突設したガイドレール上を転動す
る構成になつていたため、窓下枠は凹溝状になつてここ
に塵や埃等が溜る許りでなく、部屋から掃き出した雑芥
等が侵入してしまうという問題がある。そこで、図6に
示す如く、戸体2の下端部にガイド片28を下方に向け
て突設し、該ガイド片28を、窓下枠29に設けたガイ
ド溝29aに移動自在に挿入せしめて戸体の開閉ガイド
を行う一方、戸車30がフラツトな窓下枠29の上面を
転動するように構成して塵埃等が溜つたりすることを回
避できるものが提唱される。しかるにこのものは、窓下
枠の上面のうち戸車が転動する部位が早期のうちに摩耗
して塗膜表面が筋状に剥離し、窓下枠の外観が損なわれ
るという問題があり、さらに、戸車の転動面に付着した
塵や埃等が窓下枠の上面の前記摩耗を助長することにな
つてしまう許りでなく、円滑な開閉作動が阻害される等
の問題もあつた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる戸車式窓
サツシ構造を提供することを目的として創案されたもの
であつて、戸体の下端部に設けた戸車が、窓下枠に設け
たガイドレールを転動することで開閉できるように構成
してなる戸車式窓サツシにおいて、前記戸体の下端部に
ブラケツトを下方に向けて突設し、該ブラケツトの下端
部に戸車を止着する一方、前記窓下枠は、戸車が収納さ
れる中空形状とし、その上面には、ブラケツト中間部が
貫通するガイドが形成され、窓下枠内部には戸車が転動
するガイドレールが設けられていることを特徴とするも
のである。
【0004】そして本発明は、この構成によつて、窓下
枠の上面が傷付いたり、円滑な開閉作動が阻害されたり
することを回避できるようにしたものである。
【0005】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は建物の窓に建付けられる戸
車式の引違い窓サツシであつて、該窓サツシ1は、実施
例では、左右二枚の戸体2を窓枠3に左右方向移動自在
に組付けて構成されている。つまり、戸体2は、左右上
下の各框4、5、6、7によつて四周枠組形成される框
枠体にガラス板等の面板2aを嵌め込んで構成されたも
のであるが、下框7の下部は、底辺7aと、該底辺7a
の屋内外両端から垂下する屋内外側辺7b、7cとによ
つて下方が開口した略冂字形状に形成されている。さら
に、底辺7aの下面には、屋内外側辺7b、7cの下端
から更に下方に突出するようブラケツト8が取付け片9
を介して一体的に取付けられているが、該ブラケツト8
の下端部には、戸車10が回動自在に軸承されている。
【0006】一方、窓枠3は、左右上下の各枠11、1
2、13、14によつて四周枠組形成されるものである
が、下枠14は、前記戸車10を収納できるよう中空状
に形成されている。つまり、下枠14は、屋外側上面1
5aと屋外側面15bと下面15cおよび該下面15c
の略中央部から上方に突出する一対の係止片15dとを
有する下枠本体15に、屋内側面16aと屋内側上面1
6bとを有する屋内側部材16を屋内側に組付け、さら
に、屋外側上面15aと屋内側上面16aとの間に、中
央上面17aと該中央上面17aの略中央部から下方に
突出する一対の係止片17bとを有する上側部材17
を、下枠本体15の係止片15dに上側部材17の係止
片17bを係止せしめるようにして上側から組付けるこ
とによつて、上面が略面一状となつた中空形状に形成さ
れている。そして、屋外側面15aと係止片15d、1
7bとのあいだに形成される屋外側中空部Aには、屋外
側に位置する側の戸体2の戸車10が、また、係止片1
5d、17bと屋内側面16aとのあいだに形成される
屋内側中空部Bには、屋内側に位置する側の戸体2の戸
車10が収納されるように構成されているが、この中空
部A、Bには、それぞれ戸車用のガイドレール17c、
15eが中央上面17aおよび下面15cに形成されて
おり、このガイドレール17c、15eにガイドされる
状態で戸車10が転動するようになつている。さらに、
屋外側上面15aと中央上面17aとのあいだ、および
中央上面17aと屋内側上面16bとのあいだはそれぞ
れ間隙Sを有するように設定されているが、この該間隙
Sには、前記戸車10が軸承されるブラケツト8の中間
部が左右方向摺動自在に貫通していて、戸体2の左右開
閉移動のガイドを行うように構成されている。尚、下框
7の屋内外側辺7b、7cの下端部には、窓下枠上面に
押圧状に接当するシール材18が取り付けられており、
また、間隙Sの両側にはモヘア19が装着されていて、
間隙Sから塵や埃等が侵入しにくいように配慮されてい
る。
【0007】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、戸体2の下端部に設けられる戸車10は、下框7
から更に下方に向けて突設されたブラケツト8の下端部
に軸承されており、一方、窓下枠14は、上面が略面一
状となつた中空形状に形成されていて、窓下枠が凹溝状
になつたもののように、室内からの掃き出し時等におい
て雑芥や塵埃等が溜つてしまうことがない。
【0008】この様に、窓下枠14の上面をフラツト状
にしたものでありながら、戸車10は、窓下枠14の上
面ではなく、この窓下枠14の内部を転動することにな
る。この結果、フラツト状になつている窓下枠14の上
面が、戸車10の転動で傷付いて塗膜表面が剥離してし
まう不具合がない。そのうえ、戸車10自体、窓下枠1
4内に格納される構成になるため、戸車10に塵埃等が
付着してしまうことを効果的に防止できることになつ
て、長期に亘つて円滑かつ軽快な開閉作動を確保できる
ことになる。ところでこのものにおいては、ブラケツト
8の中間部が貫通すべく窓下枠7の上面に形成された間
隙Sから窓下枠14内部に僅かながらも埃等が侵入する
惧れがあるが、この場合に、上側部材17を上方に持ち
上げて下枠本体15から取外すことによつて窓下枠14
の上面側が開口し、ここから簡単に掃除を行うことがで
きて都合が良い。
【0009】尚、本発明は上記実施例に限定されないこ
とは勿論であつて、図3から図5に示す第二実施例の如
く構成することもできる。つまりこのものでは、下框2
0の左右両端部に下方に突出する左右のブラケツト21
が取り付けられており、該ブラケツト21の下端部には
戸車22が回動自在に軸承されている。さらに、窓下枠
23は中空形状をしており、その上面には前記ブラケツ
ト21が貫通するガイド23aが形成されていて、戸車
22が窓下枠23内部を転動するように構成されている
こと等は前記第一実施例と同様であるが、前記左右のブ
ラケツト21同志は、連結板24によつて連結されてい
る。
【0010】一方、第二実施例の窓下枠23の左右両端
部には、左右一対の歯車25、25aがそれぞれ回動自
在に軸承されている。また、26は裏面にギア歯26a
が形成された防塵ベルトであつて、該防塵ベルト26
は、一端部が前記左右のブラケツト21のうちの何れか
一方(実施例では左側)のブラケツト21に止着され、
そして該側の歯車25から他側の歯車25aを巻回し
て、他端部が他方のブラケツト21に止着されている。
尚、防塵ベルト26は、全体をベルト体で構成しても良
いが、表面に出ない部分をワイヤや紐等の線材を用いて
も良い。そしてこの防塵ベルト26および前記連結板2
4は、その屋内外両端縁部が前記窓下枠23のガイド2
3aの屋内外側両側に形成された係合溝23bに左右方
向移動自在に係合していて、戸体2を左右方向に開閉移
動した場合に、これと一体的に左右方向に移動するよう
に構成されているが、この防塵ベルト26と連結板24
とによつて窓下枠23のガイド23aは完全に覆蓋され
た状態となり、これによつて、窓下枠23内に埃等が侵
入することを効果的に回避できることになつて戸車22
に埃等が付着してしまうことがなく、長期に亘つて円滑
かつ軽快な開閉作動をより確実に確保できることにな
る。尚、この第二実施例に用いられる窓下枠23には水
抜き孔27が形成されていて、窓下枠23の上面に水が
溜らないように配慮されている。
【0011】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、戸車は、戸体の下端部から下方に
向けて突設されたブラケツトの下端部に取り付けられて
おり、一方、窓下枠は、戸車が収納される中空形状とな
つていて、該窓下枠の内部を戸車が転動することにな
る。この結果、窓下枠の上面に上方に向けてガイドレー
ルを突設したもののように、窓下枠上面が凹溝状となつ
て室内からの掃き出し時等において雑芥や塵埃等が溜つ
てしまうことがなく、しかも、窓下枠の上面を戸車が転
動するもののように、窓下枠上面が戸車の転動で傷付い
て塗膜表面が剥離してしまう不具合もない。そのうえ、
戸車自体、窓下枠内に格納される構成になるため、戸車
に塵埃等が付着してしまうことを効果的に防止できるこ
とになつて、長期に亘つて円滑かつ軽快な開閉作動を確
保できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓サツシの概略正面図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】第二実施例を示す概略説明図である。
【図4】第二実施例の要部断面図である。
【図5】第二実施例の要部正面図である。
【図6】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 窓サツシ 2 戸体 8 ブラケツト 10 戸車 14 窓下枠 15e ガイドレール 17c ガイドレール S 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河田 貞雄 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 (72)発明者 平林 英雄 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 (72)発明者 父母 均 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 (72)発明者 古田 正貴 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸体の下端部に設けた戸車が、窓下枠に
    設けたガイドレールを転動することで開閉できるように
    構成してなる戸車式窓サツシにおいて、前記戸体の下端
    部にブラケツトを下方に向けて突設し、該ブラケツトの
    下端部に戸車を止着する一方、前記窓下枠は、戸車が収
    納される中空形状とし、その上面には、ブラケツト中間
    部が貫通するガイドが形成され、窓下枠内部には戸車が
    転動するガイドレールが設けられていることを特徴とす
    る戸車式窓サツシ構造。
JP33983892A 1992-11-26 1992-11-26 戸車式窓サツシ構造 Pending JPH06158942A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144335A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Fujisash Co 引戸装置
KR101518964B1 (ko) * 2013-11-08 2015-05-14 한태열 미닫이창의 레일 은폐구조
JP2019044349A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 不二サッシ株式会社 障子及びサッシ枠

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