JPH0615788U - イオン水生成器の熱保護装置 - Google Patents

イオン水生成器の熱保護装置

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JPH0615788U
JPH0615788U JP5810692U JP5810692U JPH0615788U JP H0615788 U JPH0615788 U JP H0615788U JP 5810692 U JP5810692 U JP 5810692U JP 5810692 U JP5810692 U JP 5810692U JP H0615788 U JPH0615788 U JP H0615788U
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一 郎 梶
々 村 和 幸 野
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品の放熱を装置の循環水を利用して水
冷し、電子部品の温度上昇を熱湯検出回路により検出し
て、装置の有効利用により熱保護効率をよくする。 【構成】 温度センサー2が水道水取水管5から熱湯流
入を検知した場合と、トランジスタ、IC3、整流ダイ
オード4、電源トランス13の高発熱を放熱板1を介し
て検知した場合には、制御部からのOFF信号によりリ
レー12が電源をOFFして電解槽9や電子回路を過大
電流から保護する。通常の電解中は放熱板1を水道水、
アルカリイオン水、酸性水によってトランジスタ、IC
3、整流ダイオード4、電源トランス13を水冷冷却す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、イオン水生成器の熱保護装置に関し、詳しくは温度センサーによっ て熱湯の流入と電子部品の発熱を検知して熱保護処理を行う熱保護装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のイオン水生成器の構成図である。 水道水取水管101を通って熱湯が流入すると、温度センサー102によって 検出して制御部が電解槽100の電解動作を停止させるために、電解用電源をO FFする。
【0003】 また、水道水が流入した場合は温度センサーを通過して電解槽100に給水さ れ、電極に印加される電解用電源によって電解を行って、アルカリイオン水取出 管103からは生成されたアルカリイオン水が、酸性水取出管104からは酸性 水が取り出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来技術においては温度センサーによる熱湯検出回 路は熱湯検出のみに用いられ、電子回路の動作中に熱を発するトランジスタ、I C、整流ダイオードトランスなどの放熱は、放熱フィン等により電子部品個々に 放熱処理されているので、放熱効果も限られたものでありシステムとしては熱保 護効率が低く、回路構成も無駄が多いという問題がある。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、発熱し易い電子回路部品を装 置の循環水によって水冷放熱を行い、熱湯検出回路と電子部品の発熱保護回路を 兼用することにより、回路構成の無駄を無くし熱保護効率を高めるアルカリイオ ン水の熱保護装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、電解槽内に流入する水を電気分解して、アルカリイ オン水と酸性水を生成するイオン水生成器において、取水管とアルカリイオン水 取出管及び酸性水取出管を巻き込み、該各管間に電子部品を設けた放熱板を備え たことを特徴とする。 また、前記のイオン水生成器の熱保護装置において、該放熱板上に温度センサ ーを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記構成とすることにより、水が流入して電解が行われている場合は、放熱板 は発熱する電子部品を流入水、アルカリイオン水、酸性水によって水冷冷却を行 い、何らかの原因で電子部品の温度が上昇した場合は放熱板を伝導体として温度 センサーが発熱を検知する。同様に水道水取水口から熱湯が流入した場合も温度 センサーが検知して、保護措置がとられるので、装置構成の有効利用による熱保 護効率の向上が可能となる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例によるアルカリイオン水の熱保護装置の構成図である 。 図2は図1に示す放熱板の上面図である。
【0009】 図1において、1は流入水道水、アルカリイオン水、酸性水によって電子部品 を水冷冷却する銅またはアルミ(アルマイト処理する)板の放熱板でありその上 面断面図を図2に示す。2は放熱板1上に固定して流入する熱湯を検知する温度 センサー(サーミスタ)であり、3は放熱板1の水道水取水管5とアルカリイオ ン水取出管6の間の平板部分に固定する電子回路の出力段トランジスタ、IC等 であり、4は放熱板1のアルカリ水取出管6と酸性水取出管7の間の平板部分に 固定する整流ダイオードである。なお、放熱板1の長さと、電源トランス13の 位置関係が許せば、電源トランス13にも放熱板1の一端を巻き付けて冷却する ようにする。
【0010】 8は水道水を活性炭などの濾材や細孔フィルタ等で濾過する浄水器であり、9 は給水された水道水を電気分解する電解槽であり、12は水道水取水管5に熱湯 が流入した場合に、電解用電源を切断するリレーである。 10は電源回路、11はレギュレータである。
【0011】 つぎに動作について説明する。 いま、水道水取水管へ熱湯が流入すると、温度センサー2が熱湯を検知する。 図3は熱検出回路であり、温度センサー2は水温センサーとして使用されてい る温度と抵抗値の特性カーブが略直線的に変化するNTC型サーミスタではなく 、しきい値温度点(例えば60℃)で抵抗値(例えば100KΩから10Ωへ) が急激に変化するCTR型、PTC型サーミスタを使用する。このCTRサーミ スタによる温度センサー2とR1 、R2 、R3 のブリッジ回路14が、60℃の 熱湯を検知した温度センサー2の急激な抵抗値変化によって不平衡となり、a− b点間に電位差を生じ、電圧コンパレータ15から差電圧信号を出力する。
【0012】 差電圧信号が制御部16へ入力すると、制御部16はリレー12へOFF信号 を送出して電源をOFFし、電解槽9を熱湯による過電流から保護する。なお、 この場合電圧コンパレータ15の差電圧信号の送出時に、LED表示によって熱 湯流入をユーザにも警告する。
【0013】 また、正常に水道水が流入する場合は、流入水は温度センサー2を通過して浄 水器に入り不純物が濾過されて、電解槽9において電解作用によりアルカリイオ ン水と酸性水が生成され、アルカリイオン水は取出管6へ、酸性水は取出管7へ 流出する。
【0014】 電解動作中は装置全体として2A〜数Aの電流が流れ、電源トランスや整流ダ イオード、出力トランジスタ等の発熱量が大きくなるので、放熱板1によって水 道水、アルカリイオン水、酸性水を利用した水冷による冷却を行う。 装置が正常の動作状態であれば、水冷による放熱処理で十分保護できるが、使 用条件、水質、又回路以上等による過大電流によって異常発熱状態になる場合が ある。
【0015】 この場合には、電子部品の異常発熱を放熱板1を介する熱伝導によって温度セ ンサー2が検知して、制御部16がリレー12へOFF信号を送出し、電源をO FFして電子回路を保護する安全装置として熱検出回路を利用する。
【0016】 このような本実施例においては、装置が正常な動作で運転されている状態では 、従来例の場合の空冷フィンによる放熱に比較して、水冷による放熱が行われる ので電子回路の熱の保護としては充分に処理されることになり、異常発熱に対し ては熱検出回路により、検知し、電源をOFFして保護されるので、装置の有効 な回路構成利用と充分な熱保護効率を達成することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案によれば、取水管とアルカリイオン水取出管および酸 性水取出管を巻き込み、その各管の間に発熱性の電子部品と取水管に流入する熱 湯の温度および電子部品の発熱温度を検出する温度センサーが固定されて、電子 部品の発熱を温度センサーへ熱伝導することと、電子部品の水冷冷却を行う熱伝 導の良好な放熱板を備えたので、装置の熱保護効率を向上させ、有効な回路利用 により回路構成を簡略化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるイオン水生成器の熱保
護装置の構成図である。
【図2】図1に示す放熱板の上面断面図である。
【図3】図1に示す温度センサーによる熱湯検出回路の
回路図である。
【図4】従来のイオン水生成器の構成図である。
【符号の説明】
1 放熱板 2 温度センサー 3 トランジスタ 4 整流ダイオード 5 水道水取水管 6 アルカリイオン水取出管 7 酸性水取出管 8 浄水器 9 電解槽 10 電源回路 11 レギュレータ 12 リレー 13 電源トランス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解槽内に流入する水を電気分解して、
    アルカリイオン水と酸性水を生成するイオン水生成器に
    おいて、取水管とアルカリイオン水取出管及び酸性水取
    出管を巻き込み、該各管間に電子部品を設けた放熱板を
    備えたことを特徴とするイオン水生成器の熱保護装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のイオン水生成器の熱保護装置
    において、該放熱板上に温度センサーを設けたことを特
    徴とするイオン水生成器の熱保護装置。
JP5810692U 1992-07-27 1992-07-27 イオン水生成器の熱保護装置 Expired - Lifetime JP2569536Y2 (ja)

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JPH0615788U true JPH0615788U (ja) 1994-03-01
JP2569536Y2 JP2569536Y2 (ja) 1998-04-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013011762A1 (ja) * 2011-07-15 2013-01-24 パナソニック株式会社 プラズマ発生装置及びこれを用いた洗浄浄化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013011762A1 (ja) * 2011-07-15 2013-01-24 パナソニック株式会社 プラズマ発生装置及びこれを用いた洗浄浄化装置
CN103648986A (zh) * 2011-07-15 2014-03-19 松下电器产业株式会社 等离子体发生装置以及使用了该等离子体发生装置的清洗净化装置

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