JPH0615312Y2 - 透明タッチ入力装置 - Google Patents

透明タッチ入力装置

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JPH0615312Y2
JPH0615312Y2 JP1987089249U JP8924987U JPH0615312Y2 JP H0615312 Y2 JPH0615312 Y2 JP H0615312Y2 JP 1987089249 U JP1987089249 U JP 1987089249U JP 8924987 U JP8924987 U JP 8924987U JP H0615312 Y2 JPH0615312 Y2 JP H0615312Y2
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JP
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glass
transparent
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sheet
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繁 渋谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はOA機器などに利用される透明タッチ入力装置
に関する。
従来の技術 従来より透明タッチ入力装置は、2枚の透明絶縁シート
が所定間隔を有して配設され、この両絶縁シートの相対
面する片面に複数個の電極が配設され、この電極が長尺
の透明導電シート電極で形成されるとともに、絶縁シー
トの一方は横方向に、他方は縦方向に所定間隔を有して
配設されて成り、前記電極の交点が接点となり、この接
点が複数個マトリックス状に配設され、前記電極の交点
部を押圧すると、接点が閉じるように構成されているも
のがある。
第4図は2枚の透明絶縁シート11,12に透明導電シ
ート電極14,15を形成した従来の透明タッチ入力装
置の一例を示す断面図である。この図で、11は表示装
置に対向する側の透明絶縁シート、12はオペレータが
指で触れる側の透明絶縁シート、13はスペーサ、14
は前記透明絶縁シート11に設けた透明導電シート電
極、15は前記透明絶縁シート12に設けた透明導電シ
ート電極、16は表示装置を示す。
第5図は第4図の装置の平面図である。透明導電シート
電極14と透明導電シート電極15の交差部17のとこ
ろを透明絶縁シート12の上から押圧して、透明絶縁シ
ート12の伸縮により両電極14,15を接触すること
により入力する。前記透明絶縁シート11,12とは、
厚みが5μ以上で500μ以下の2軸延伸ポリエチレン
テレフタレートフィルム等の高分子のフィルムが用いら
れている。前記透明導電シート電極14,15は各種金
属たとえばアルミニウム、亜鉛、鉄、ニッケル、タンタ
ル、銅、金、銀、コバルト等の金属や酸化スズやインジ
ュームスズ酸化物等の金属酸化物及びヨウ化銅や窒化チ
タン等のその他の導電性材料を真空蒸着やスパッタリン
グ法及びイオンプレーティング法により帯状のマスクを
介して透明性を有するフィルム上に蒸着したものであ
る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の透明タッチ入力装置では、透
明絶縁シート11,12がフィルムで構成されているた
め、耐化学特性が弱い、耐低温・耐高温に対して伸縮が
大きい等の問題点があった。
本考案はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、耐化学特性に強く、温度による伸縮の小さい優れた
透明タッチ入力装置を提供することを目的とするもので
ある。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記目的を達成するために、対向する一対の
透明導電層を部分的に押圧することによって、一部分を
電気的に接触させることに基づく透明タッチ入力装置に
おいて、入力側の透明導電層母材が押圧により部分的に
たわむ薄板ガラスと、入力側の対になる透明導電層母材
が押圧により部分的にたわまない他方のガラスと、前記
薄板ガラスと前記他方のガラスの間に設けたスペーサ
と、前記薄板ガラスの前記他方のガラスと対向しない側
に密着させた保護シートによって構成するとともに、こ
の保護シートに前記他方のガラスの前記薄板ガラスと対
向しない側に配置した液晶表示素子の偏光膜を兼ねた偏
光材料より成るものを用いたものである。
作用 本考案は上記のような構成により次のような作用、又は
効果を有する。すなわち、透明タッチ入力装置の絶縁シ
ートをフィルムで構成していたものをガラスで構成する
ことにより、ガラスは強度・硬質等が大きく又耐薬品性
が良好で温度による伸縮の少ない透明タッチ入力装置を
提供できるとともに、保護シートを薄板ガラスに密着さ
せたので薄板ガラスが破損しても、薄板ガラスの飛散が
なく、使用上主として指入力となる透明タッチ入力装置
の安全性を高め、且つ、この保護シートを偏光材料で構
成して液晶表示素子の偏光膜も兼ねたので、この保護シ
ートで液晶表示素子表面のガラス上で反射する反射光を
減少させることができ、液晶表面素子を配置した総合的
に低コスト化を図った透明タッチ入力装置を提供できる
ものである。
実施例 本考案の一実施例を説明する前に本考案に先立つ改善例
を第2図,第3図により説明する。同図によると、1は
オペレータが指で触れる側の透明な薄板ガラス(具体的
には厚み0.2〜0.3mmの薄板ガラス)、2は前記薄板ガラ
ス1に設けた透明導電シート電極、3は押圧により厚み
が変化するスペーサ、4は前記薄板ガラスと対向して対
をなす他のガラスである透明な厚板ガラス(具体的には
厚み1〜3mmの厚板ガラス)、5は前記厚板ガラス4に
設けた透明導電シート電極、6は表示装置で液晶表示素
子、CRT、プラズマディスプレーなどが用いられる。
7は薄板ガラス1に密着した保護シートを示す。
次に前記改善例の動作について説明する。前記改善例に
おいて保護シート7の上から指で押圧すると、前記薄板
ガラス1がたわむ。また、通常は薄板ガラス1上の透明
導電シート電極2と、厚板ガラス4上の透明導電シート
電極5を一定の間隔で保持しようとして設けられたスペ
ーサ3が押圧により変形し、厚み寸法が少なくなり両電
極2,5を接触することにより入力する。
前記薄板ガラス1は、透明な0.2mmの厚みを有する透明
ソーダガラスが用いられているものである。また、前記
保護シート7は厚みが5〜500μのポリエチレンテレ
フタレートフィルム等の高分子のフィルム等が用いられ
ているものである。前記スペーサ3は透明なシリコンゴ
ムが用いられているものであり、厚みは30〜70μで
あり、前記薄板ガラス1のたわみ量が少ない値で前記両
電極2,5を接触可能な厚さにしている。前記厚板ガラ
ス4は指で押圧しても表示装置6にたわみの影響を与え
ない2〜3mmの透明ソーダガラスが用いられているもの
である。上記透明導電シート電極2,5はガラスの上面
に酸化インジウム薄膜をスクリーン印刷をし、焼成し硬
化させたもので厚みは、700〜1000Åである。
このように、前記改善例によれば、オペレータが指で触
れる側の透明絶縁シートをガラスで構成することによ
り、ガラスの利点として耐化学特性に強く、温度による
伸縮の小さい優れた特性等を利用し、優れた透明タッチ
入力装置を提供しうるものである。
第1図は前記改善例の透明タッチ入力装置を更に改善し
た特に下側に液晶表示素子を配置した本考案の透明タッ
チ入力装置の一実施例であり、前記改善例と同一部分は
同一番号を付与し、説明を省略して説明すると、1は薄
板ガラスであり、上部に偏光材料を用いた保護シート8
が密着して設けられている。28は前記薄板ガラス1、
保護シート8、透明導電シート電極2,6、スペーサ
3、厚板ガラス4からなる本考案の透明タッチ入力装置
であり、27は厚板ガラス4の薄板ガラス1と対向しな
い側に配置されるとともに、上下ガラス20,24、ス
ペーサ23、透明電極21,22、下ガラス24の下面
に形成された偏光膜25などからなる液晶表示素子であ
り、透明タッチ入力装置28の保護シート8に偏光材料
を用いたため、この液晶表示素子27では、上ガラス2
0上部の偏光膜は設けられていない。
なお、前記一実施例では、指の押圧によりたわむ薄板ガ
ラス1とたわむことのない厚板ガラス4を例に示した
が、液晶表示素子27に押圧が加わっても可能なもので
あれば厚板ガラス4に薄板ガラスを用いてもよい。
この場合には更にガラスが薄いため透明タッチ入力装置
と液晶表示素子27の密着がよく、視差が少なくなる効
果を得ることができる。
また、図4,図5で説明した従来の透明タッチ入力装置
のような透明絶縁シート12を本考案の薄板ガラス1に
代えた場合には、前述のごとく、耐化学特性、耐低温、
耐高温特性に問題を有するとともに、この透明絶縁シー
ト12は一般的に延伸加工より作製されるので偏光作用
に障害を与え液晶表示上問題を生じさせるものとなって
しまう。すなわち、本考案はガラスの上に偏光材料より
なる保護シートを用いることによって効果を有するもの
である。
なお、偏光材料よりなる保護シート8には周知の液晶表
示素子に使用されるもの(例えば、実願昭60−591
13号(実開昭61−177338号)のマイクロフィ
ルムの写しに開示の親水性高分子フィルムにヨウ素など
を吸着配向させた偏光フィルムやこの偏光フィルムに接
触剤などによってポリイミド系ポリマなどからなるフィ
ルムを貼合せて表面保護を図ったフィルム状の偏光板)
を使用すれば良いものである。
考案の効果 本考案は以上のように透明タッチ入力装置において指で
触れる部分側、表示装置に対向する側の両方ガラス母材
にて構成したものであり、ガラスの使用により化学的、
機械的強度が大なる効果を有するとともに、保護シート
を指で触れる部分側のガラスに密着して設けたので、衝
撃によってガラスが割れてもガラスの飛散を防止し、操
作者の安全性を高め、併せて、この保護シートを偏光材
料で形成したので、下側に位置する液晶表示素子の一方
側も兼ねることができ総合的に低コストな透明タッチ入
力装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の透明タッチ入力装置の一実施例の断面
図、第2図は本考案の透明タッチ入力装置に先立つ改善
例の断面図、第3図は同指で押圧時の断面図、第4図は
従来の透明タッチ入力装置の断面図、第5図は従来の透
明タッチ入力装置の平面図である。 1……薄板ガラス、2……透明導電シート電極、3……
スペーサ、4……厚板ガラス、5……透明導電シート電
極、8……保護シート、27……液晶表示素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側の透明導電層母材が押圧により部分
    的にたわむ薄板ガラスと、入力側の対になる透明導電層
    母材が押圧により部分的にたわまない他方のガラスと、
    前記薄板ガラスと前記他方のガラスの間に設けたスペー
    サと、前記薄板ガラスの前記他方のガラスと対向しない
    側に密着するとともに、前記他方のガラスの前記薄板ガ
    ラスと対向しない側に配置した液晶表示素子の一方の偏
    光膜も兼ねる偏光材料より成る保護シートとで構成され
    る透明タッチ入力装置。
JP1987089249U 1987-06-10 1987-06-10 透明タッチ入力装置 Expired - Lifetime JPH0615312Y2 (ja)

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JP1987089249U JPH0615312Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10 透明タッチ入力装置

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JP1987089249U JPH0615312Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10 透明タッチ入力装置

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JPS63199336U JPS63199336U (ja) 1988-12-22
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