JPH06149380A - ガス放散制御装置 - Google Patents

ガス放散制御装置

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JPH06149380A
JPH06149380A JP29451792A JP29451792A JPH06149380A JP H06149380 A JPH06149380 A JP H06149380A JP 29451792 A JP29451792 A JP 29451792A JP 29451792 A JP29451792 A JP 29451792A JP H06149380 A JPH06149380 A JP H06149380A
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栄次 片野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁起動頻度を少なくし、かつ配管全体を流れ
る流量を一定にするガス流量制御装置を提供する。 【構成】 複数に分岐した各放散塔配管に流量調節可能
な電動弁を設け、該電動弁の流量制御を行う装置におい
て、該電動弁を開閉して個別に流量制御を行う放散量制
御部と、該各放散量制御部に対して、下式により各放散
量設定値を演算し出力する個別放散量演算部を持つこと
を特徴とするガス放散制御装置。 【数1】 但しn=1の時はΣSV0 =0 RSV(n)は各放散塔の放散量設定値 nは放散量を計算しようとする放散塔のNo. SV(0)は任意に設定する放散ガストータル流量設定

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉ガスのように多量
に発生するガスの余剰分を分岐放散するための流量制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鐵所内より発生するガスには高炉より
発生する高炉ガス(以下BFGという)、コークス炉よ
り発生するコークス炉ガス(以下COGという)等があ
り、これらのガスは一旦ホルダーに貯められ、燃焼用ガ
スとして使用される。しかし、使用先の工場停止時やガ
スの異常発生時にはガス余剰となるので、余剰ガスを燃
焼放散する必要がある。特にBFGについては発生量が
多量であり、分岐配管にて燃焼放散しなければならず、
各分岐配管には流量制御用の弁が設けられている。分岐
配管は大型であるので、弁としては電動弁が設けられて
いるが、通常の流量制御用の弁(例えばバタフライ弁、
セグメンタルボール弁等)とは異なり、弁の寿命上動作
頻度を極力少なくしなければならない。特開昭57−1
11616号公報は流体配管系の計算機制御装置による
流量調節制御方式として分岐配管に流すガス流量を各管
等量に制御する方式が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記電動弁の
起動頻度を少なくし、しかも、その起動をロスタイムな
く行い、かつ配管全体を流れる流量を一定にするガス流
量制御装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は複数に分岐した
各放散塔配管に流量調節可能な電動弁を設け、該電動弁
の流量制御を行う装置において、該電動弁を開閉して個
別に流量制御を行う放散量制御部と、該各放散量制御部
に対して、下式により各放散量設定値を演算し出力する
個別放散量演算部を持つことを特徴とするガス放散流量
制御装置である。
【0005】
【数2】 但しn=1の時はΣSV0 =0 RSV(n)は各放散塔の放散量設定値 nは放散量を計算しようとする放散塔のNo. SV(0)は任意に設定する放散ガストータル流量設定
【0006】更に本発明は分岐した放散塔配管に設置し
た流量測定器からの信号と前記各放散量設定値から決定
した各放散量実設定値との偏差を求め、該偏差が任意に
設定した偏差設定値より大きい時はステータス出力と
し、小さい時はパルス出力とし、なおかつステータス出
力とパルス出力の間を連続的にオンさせる放散量制御部
を有するガス放散流量制御装置である。
【0007】
【作用】以下、本発明の作用を説明する。図1に示すよ
うに一般に高炉1で発生したBFGはホルダー2に貯蔵
され使用先4に供給される。一方余剰ガスは燃焼放散系
3において燃焼放散される。各放散量設定値の求め方と
しては、(1)あらかじめトータル放散量に応じて各放
散量設定値を求める方式、(2)トータル放散量から順
に減算する値を放散量測定値とする方法等が考えられ
る。
【0008】しかしながら(1)の方式では、全体の
放散量を一定としながら放散中の一部の放散塔を放散停
止させようとすることが困難である(自由に一部の電動
弁を放散停止させることが困難)。又上記を解決す
るため電動弁の停止状況より、各放散量設定値を演算す
る回路を作ろうとすれば、電動弁を停止させる組合せ分
の演算式が必要となり、処理容量が膨大となる等の問題
がある。(2)の方法では、求める各放散量設定値が
変動するため電動弁の起動頻度が増加する。更に放散
開始、終了時における追従性が悪い(弁が同時に動作し
ない)等の問題がある。
【0009】本発明者は実験の結果トータル放散量から
順に減算する値を放散量実設定値とする制御方法が有効
である知見を得た。即ち本発明における各放散量実設定
値は次式で決定される。
【0010】
【数3】 但しn=1の時はΣSV0 =0 RSV(n)は各放散塔の放散量設定値 nは放散量を計算しようとする放散塔のNo. SV(0)は任意に設定する放散ガストータル流量設定
値 従って、n=1の時RSV(1)=SV(0) n=2の時RSV(2)=SV(0)−SV(1) n=3の時RSV(3)=SV(0)−{SV(1)+
SV(2)} となる。
【0011】本発明においては図2に示すように各放散
量制御部20にはモードスイッチMがあり、該スイッチ
Mをオンすると各放散量制御部20の実設定値SVは、
個別放散量演算部30から与えられる放散量設定値RS
Vにより変わる。
【0012】各放散量制御部20の実設定値SVは、リ
ミット部Lにあらかじめ設定した下限設定値SL、上限
設定値SHにより、上下限リミットされる。つまり、個
別放散量演算部30から与えられる放散量設定値RSV
が下限設定値SH以上の時は、実設定値SVは上限設定
値SHとし、更に放散量設定値RSVが下限設定値SL
と上限設定値SHの範囲であれば、実設定値SVを放散
量設定値RSVと同じ値とし、又、設定値RSVが下限
SL以下の時は実設定値を零として、電動弁17が開動
作しない(ガス放散しない)ようにしている。
【0013】トータル放散量SV0 を設定するとNo.1
放散量制御部20−1の放散量設定値RSV1 は、SV
0 となる。SV0 の値がNo.1放散量制御部20−1の
下限設定値SL1 より大きく、上限設定値SH1 より小
さい時は、No.2以降の放散量制御部20−2〜20−
4の放散量設定値RSV2 〜RSV4 はマイナスの値と
なり、No.1放散塔10のみ放散することとなる。
【0014】トータル放散量SV0 が、No.1放散量上
限設定値SH1 より大きくなっていくと、No.2以降の
放散量制御部20−2〜20−4の放散量設定値はプラ
スの値となり、トータル放散量SV0 を増加するに従
い、順次各下流放散塔から放散を行う。
【0015】
【実施例】図2においてBFGは配管14によりNo.1
放散塔10、No.2放散塔11、No.3放散塔12、N
o.4放散塔13に通している。各放散塔10〜13に
は流量測定器16−1〜16−4及び電動弁17−1〜
17−4が設けられ、燃焼排出系が構成される。
【0016】各電動弁17−1〜17−4は個別放散量
演算部30、放散量制御部20−1〜20−4の信号を
うけて開閉動作する。又各流量測定器16−1〜16−
4で測定した測定値信号PV1 は放散量制御部20−1
〜20−4に入力される。
【0017】そして、先ずこの測定値PV1 と放散量実
設定値SV1 の偏差DV1 を求める。次に、この偏差D
1 を比較部H1 で偏差設定値(上限値DH1 、下限値
DL1 )と比較して、その比較結果を操作出力シーケン
スSS1 に出力する。この操作出力シーケンスSS1
偏差DV1 が偏差設定値DL1 〜DH1 範囲外であれ
ば、ステータス信号として出力し、又、偏差DV1 がD
1 〜DH1 範囲内であればパルス信号として出力す
る。
【0018】いまNo.1〜No.4放散塔10〜13の放
散能力を5〜15万Nm3 /Hとするとき、指示量(SV
0 )5〜60万Nm3 /Hの各塔の流量設定値SV1 〜S
4は、前記式(1)により表1となる。
【0019】
【表1】
【0020】更に指示量設定値(SV0 )が40万Nm3
/Hから50万Nm3 /Hに変更されるとき、前記式1に
従い図3に示すようにNo.3放散塔12及びNo.4放散
塔13の設定値が同様に切り替わるので、流量測定値に
基く変更に比してタイムロスがない。以上の実施例はN
o.1放散塔10優先のシーケンスを示したが、勿論N
o.4放散塔13を優先して、No.3,No.2,No.1
放散塔の順位に操作することは自在である。
【0021】
【発明の効果】本発明は各放散塔の電動弁の開閉動作起
動を同時に行うことが可能となることからタイムロスが
なく、ホルダー容量を有効に使用することができ、しか
も電動弁の起動頻度が少なくなり寿命の延長を図れ、か
つ配管全体を流れる流量を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体説明図である。
【図2】本発明の回路の説明図である。
【図3】本発明の作用の説明図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 11/32 C 7531−3H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数に分岐した各放散塔配管に流量調節
    可能な電動弁を設け、該電動弁の流量制御を行う装置に
    おいて、該電動弁を開閉して個別に流量制御を行う放散
    量制御部と、該各放散量制御部に対して、下式により各
    放散量設定値を演算し出力する個別放散量演算部を持つ
    ことを特徴とするガス放散流量制御装置。 【数1】 但しn=1の時はΣSV0 =0 RSV(n)は各放散塔の放散量設定値 nは放散量を計算しようとする放散塔のNo. SV(0)は任意に設定する放散ガストータル流量設定
  2. 【請求項2】 分岐した放散塔配管に設置した流量測定
    器からの信号と前記各放散量設定値から決定した各放散
    量実設定値との偏差を求め、該偏差が任意に設定した偏
    差設定値より大きい時はステータス出力とし、小さい時
    はパルス出力とし、なおかつステータス出力とパルス出
    力の間を連続的にオンさせる放散量制御部を有すること
    を特徴とする請求項1記載のガス放散流量制御装置。
JP29451792A 1992-11-02 1992-11-02 ガス放散制御装置 Expired - Lifetime JP2719288B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102286650A (zh) * 2011-09-01 2011-12-21 南京钢铁股份有限公司 高炉煤气放散塔的煤气放散方法
CN104390141A (zh) * 2014-10-10 2015-03-04 中石化南京工程有限公司 酸性气分液罐酸性气放火炬控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102286650A (zh) * 2011-09-01 2011-12-21 南京钢铁股份有限公司 高炉煤气放散塔的煤气放散方法
CN104390141A (zh) * 2014-10-10 2015-03-04 中石化南京工程有限公司 酸性气分液罐酸性气放火炬控制方法
CN104390141B (zh) * 2014-10-10 2019-02-01 中石化南京工程有限公司 酸性气分液罐酸性气放火炬控制方法

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JP2719288B2 (ja) 1998-02-25

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