JPH0614807Y2 - 薬液散布車の加圧風制御装置 - Google Patents

薬液散布車の加圧風制御装置

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JPH0614807Y2
JPH0614807Y2 JP3613390U JP3613390U JPH0614807Y2 JP H0614807 Y2 JPH0614807 Y2 JP H0614807Y2 JP 3613390 U JP3613390 U JP 3613390U JP 3613390 U JP3613390 U JP 3613390U JP H0614807 Y2 JPH0614807 Y2 JP H0614807Y2
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JP
Japan
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plate
opening edge
control device
chemical
pressurized air
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JP3613390U
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JPH03128459U (ja
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幸樹 遠藤
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Maruyama Manufacturing Co Inc
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、薬液散布車の送風機の吐出口付近に取り付
けて、加圧風の向きを制御する制御装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第8図ないし第10図は従来の薬液散布車の一般的な形態
を示し、走行用車輪1を備える車体2上には運転席3と、
薬液タンク4と、動力部分5と、噴頭6と、送風機部分7と
が主として備えられている。
前記噴頭6において、噴頭板8と防渦板9とは互いに平行
に装備されており、前記送風機部分7に内設される送風
機10の回転により、外部から吸引された空気はフアンケ
ース11内を通過して、前記噴頭板8と防渦板9との間に形
成される開口縁12に導かれ、噴頭板8に衝突して方向を
変換され、第11図に示すように配設された制風板13によ
つて方向を修正され、この第11図に矢印で示すように放
射状に吐出される。
この加圧風に乗せて、前記噴頭6部に取り付けられる複
数のノズル14から噴出する薬液を散布するのである。
上記構成における制風板13は第12図に示すように前記噴
頭板8と防渦板9との間に、ボルト15、座金16、17及びナ
ツト18により取り付けられており、その取付角度は前記
ナツト18を弛め、ボルト15の周りに回動させることで変
更することが可能である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで従来の制風板13は、第13図に示すようにその幅
は一定であるため、第8図に示す開口縁12の開口幅(噴
頭板8と防渦板9との間隔)Wに応じてそれぞれ異なるも
のを使用しなければならず、また第14図に示すように開
口幅が異なる形状の吐出口には、左右別の制風板13a,13
bを取り付けなければならず、更に開口幅Wが変更可能
なタイプの場合には、第15図に示すように、噴頭板8と
防渦板9との間に隙間が生じ、制風板13によつて方向制
御される風が少なくなつてしまい、薬液散布に際して、
風の方向付けができないため、薬液の均等散布ができな
くなるという事態が生じ、上述のような次第で、前記開
口幅Wの変更に即応しうる制風板を得ることが課題とさ
れている。
〔課題を解決するための手段〕
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
請求項1の前提となる薬液散布車では、送風機(10)の吐
出側に配設した噴頭板(8)と防渦板(9)とで区画された開
口縁(12)に薬液タンク(4)から圧送される薬液を吐出す
る複数のノズル(14)を配設した噴頭(6)と、前記開口縁
(12)内に回動自在に軸支され前記送風機(10)で生成した
加圧風の方向を制御する制風板(13)とを備えており、そ
して請求項1の装置では、この制風板(13)を短冊形の板
体(20)を多数連設して折り本状に折り畳み可能に構成
し、前記各板体(20)の一側に形成した通孔(22)を貫通す
る締着具(29)を介して前記制風板(13)を前記噴頭(6)の
開口縁(12)内に回動自在に締着してなる。
請求項2の装置では、前記締着具(29)の締着幅を可変と
することにより、前記開口縁(12)の開口幅が可動式で変
更される場合に対応可能である。
〔作用〕
上記構成からなるこの考案の加圧風制御装置において、
請求項1の考案では制風板(15)は、短冊状の板体(20)を
多数連設して折り本状に構成されており、前記開口縁(1
2)の開口幅に応じて拡開又は縮小して取り付けるもので
ある。
また請求項2の考案では、前記開口縁(12)が可動式で変
更される場合において、前記締着具(29)の締着幅を可変
とすることによつて対処するものである。
〔実施例〕
次にこの考案を第1図ないし第7図に示す実施例について
説明するが、重複を避けるため、前記第8図ないし第15
図において説明した従来技術と共通又は同等の部分には
同一の符号を付するにとどめ詳細な説明を省略する。
第1図には、噴頭板8と防渦板9との間に形成される開口
縁12には制風板13が取り付けられている態様が示され、
この制風板13は第2図ないし第5図に示すように、短冊状
の板体20を多数連設して折り本状に折り畳み可能として
なるもので実用上は脆弱部分(又は薄肉部分)を結合部
21とする合成樹脂製とし、各板体20の一側に通孔22を穿
設してなるものであつて、上記構成の結果、第2図に示
すように両側の幅をaとすることも、第3図に示すよう
に一側がbで、他側がaであるようにすることができる
ものである。
このような形状からなる制風板13の前記開口縁12への取
り付けは、第6図に示すように前記通孔22を貫通するボ
ルト23の頭部を平座金24、ナツト25を介して防渦板9に
締着し、前記ボルト23の他端をナツト26、ばね座金27、
ナツト28を介して噴頭板8に締着することによつて行な
う。この第6図に示す形式はボルト23ないしナツト28に
よつて構成される締着具29は、その締着幅Lが一定の場
合である。
これに対して第7図には、前記噴頭板8と防渦板9とによ
つて構成される開口縁12の幅が可動式で変更される場合
への対応として、噴頭板8の側において鍔部30を有する
カラー31を介してナツト28を締着することによつて締着
具29の締着幅Lを可変としたものである。
〔考案の効果〕
請求項1に記載の装置において、一種類の制風板で、送
風機出口の開口縁の開口幅が異なる場合に制風板の幅を
自由に変化させることができ、また開口幅が左右異なる
形状の吐出口においても左右同じ制風板を使用でき、噴
頭板、防渦板と制風板の密着性がよく、加圧風の方向制
御が完全に行なえ、しかも前記制風板の各板体間に形成
されるV字状の溝は風の流れの方向性の付与に効果を挙
げることができる。
請求項2の装置において、締着具の一側の締着部を可動
式に形成することによつて、前記開口縁の開口幅を変更
することが要求されるタイプの薬液散布車に適用して有
用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置を取り付けた薬液散布車の要部
の平面図、第2図ないし第5図は制風板の斜視図(第2
図、第3図)と平面図と、側面図を示し、第6図はその取
付状態の構造図、第7図は他の実施例の構造図、第8図な
いし第15図は従来例を示し、第8図及び第9図は散布車の
平面図及び側面図、第10図は要部断面図、第11図は制風
板の取付態様を示す図、第12図はその分解図、第13図は
制風板の拡大斜視図、第14図及び第15図はその使用態様
の二例を示す平面図である。 なお図において、 4……薬液タンク 6……噴頭 8……噴頭板 9……防渦板 10……送風機 12……開口縁 13……制風板 14……ノズル 20……板体 22……通孔 29……締着具 である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機(10)の吐出側に配設した噴頭板(8)
    と防渦板(9)とで区画された開口縁(12)に薬液タンク(4)
    から圧送される薬液を吐出する複数のノズル(14)を配設
    した噴頭(6)と、前記開口縁(12)内に回動自在に軸支さ
    れ前記送風機(10)で生成した加圧風の方向を制御する制
    風板(13)とを備える薬液散布車において、この制風板(1
    3)を短冊形の板体(20)を多数連設して折り本状に折り畳
    み可能に構成し、前記各板体(20)の一側に形成した通孔
    (22)を貫通する締着具(29)を介して前記制風板(13)を前
    記噴頭(6)の開口縁(12)内に回動自在に締着してなる薬
    液散布車の加圧風制御装置。
  2. 【請求項2】前記締着具(29)の締着幅を前記開口縁(12)
    の変更に応じて可変としてなる請求項1記載の薬液散布
    車の加圧風制御装置。
JP3613390U 1990-04-05 1990-04-05 薬液散布車の加圧風制御装置 Expired - Lifetime JPH0614807Y2 (ja)

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JPH03128459U JPH03128459U (ja) 1991-12-25
JPH0614807Y2 true JPH0614807Y2 (ja) 1994-04-20

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