JPH06147708A - 自動製氷装置 - Google Patents

自動製氷装置

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JPH06147708A
JPH06147708A JP29540392A JP29540392A JPH06147708A JP H06147708 A JPH06147708 A JP H06147708A JP 29540392 A JP29540392 A JP 29540392A JP 29540392 A JP29540392 A JP 29540392A JP H06147708 A JPH06147708 A JP H06147708A
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敏男 板垣
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義和 松井
Toshishige Sugino
利成 杉野
Osamu Motomura
修 本村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製氷皿および貯氷検知部の駆動機構の小形化
を達成する。 【構成】 駆動モータ24とギア64,65間にギア機構25を
設け、この駆動モータ24の回転を伝達する。出力軸26を
介して製氷皿を第1のギア64に連結する。また、各ギア
64,65のカム64B,65Bに、アームレバー62,63の係止
部62B,63Bが当接する。このアームレバー62,63に応
動して、貯氷検知レバー55が上下動し、製氷皿の上部に
ある蓋を開閉する。 【効果】 1個の駆動モータ24により、製氷皿の回動動
作と貯氷検知レバー55の上下動動作を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製氷皿の上面に蓋を設
けて透明氷、不透明氷を選択的に得るようにした自動製
氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用冷蔵庫などに設けられる自
動製氷装置は、例えば特開平4−62368号公報など
に開示されるように、給水装置から供給された水を製氷
皿に貯溜して製氷し、製氷後に前記製氷皿を駆動機構に
より回転させて上下反転させることにより、製氷皿内の
氷をアイスボックス等の氷貯溜部に落下させ、離氷動作
を行っている。また、この自動製氷装置は、製氷皿の上
面に設けられた蓋と、製氷時に切換スイッチにより蓋を
開蓋状態または閉蓋状態に選択的に駆動する蓋開閉駆動
機構と、閉蓋製氷時に駆動され製氷皿に水平方向の振動
を付与する振動付与機構が具備され、蓋開閉駆動機構に
より蓋を閉蓋状態で製氷することで透明な氷を作り、蓋
を開蓋状態で製氷することで不透明な氷を作るようにし
ている。
【0003】しかしながら、上記構成においては、既存
の製氷装置に透明氷、不透明氷の選択機能を付加する場
合、蓋の開閉を直接的に駆動する機構を組み込まなけれ
ばならず、装置内における機構部品の変更が大掛かりに
なる。そこで、本願の同一出願人は、氷貯溜部内の氷の
量を検知する貯氷検知部を利用し、この貯氷検知部を上
下動させる駆動機構を設けて蓋の開閉を間接的に行うこ
とで、既存の製氷装置に対しても極めて容易に不透明氷
と透明氷との選択機能を付加できる自動製氷装置を提案
している。すなわち、図17および図18において、1
は内部に各種駆動機構が配設される機体、2は機体1の
後方に設けられた支持部材であり、機体1と支持部材2
間には、軸部3を介して回動可能に支持される製氷皿4
が設けられている。また、5は製氷皿4の上面を覆う蓋
であり、この蓋5の一端部が図示しない軸部により回動
可能に連結されている。さらに、製氷皿4の下方には氷
貯溜部たるアイスボックス6が設けられるとともに、こ
のアイスボックス6内の氷の量を検知し、かつ、製氷皿
4の他端部に当接し得る貯氷検知部たる貯氷検知アーム
7が、機体1にピン7Aを中心として回動可能に支持さ
れている。
【0004】一方、前記機体1の内部には、製氷後に製
氷皿4を回動させる製氷皿駆動機構8と、貯氷検知アー
ム7を上下動させる貯氷検知部駆動機構9がそれぞれ配
設される。そして、製氷皿駆動機構8を構成する製氷皿
駆動モータ10の回転をギア機構11により減速させ、前記
軸部3と一体に形成された駆動ギア12に伝達することに
より、製氷皿4を回動させて、一連の離氷動作を行う。
また、貯氷検知アーム7の位置は、貯氷検知部駆動機構
9におけるアーム駆動モータ13の軸部14に噛合するカム
15と、軸部16を中心として回動可能なレバー17との当接
位置に応じて、上、中、下の三段階に変化する。すなわ
ち、透明氷製氷行程が選択された場合、アーム駆動モー
タ13の駆動制御により、貯氷検知アーム7の先端部を上
段に移動させることで蓋5を開放し、製氷皿4と蓋5と
の間から冷気を導入する。これに対し、離氷時には、貯
氷検知アーム7を中段より下段に移動させ、前記製氷皿
駆動機構8による製氷皿4の回動動作によって、この製
氷皿4と蓋5間を開放させることで、製氷皿4内の氷を
アイスボックス6に落下させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の自動製
氷装置は、貯氷検知アーム7を利用することで、既存の
製氷装置に対しても極めて容易に不透明氷と透明氷との
選択機能を付加することができるが、製氷皿4の回動動
作と貯氷検知アーム7の上下動動作が、それぞれ別個の
駆動機構8,9により独立して行われるものであるた
め、この駆動機構8,9を収納する機体1が大型化する
とともに、コスト高を招くといった虞れが懸念される。
【0006】そこで、本発明は上記問題点を解決して、
製氷皿および貯氷検知部の駆動機構を容易に小型化する
ことの可能な自動製氷装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、給水装置から
供給された水を製氷皿に貯溜して製氷し、製氷後に製氷
皿駆動機構により製氷皿を回動させて上下反転させるこ
とにより前記製氷皿内の氷を氷貯溜部に離氷させるとと
もに、前記氷貯溜部内の氷の量を検知する貯氷検知部
と、この貯氷検知部を上下動させる貯氷検知部駆動機構
とを備え、前記貯氷検知部の上下動により前記製氷皿の
上面に設けられた蓋を開閉させることで透明氷、不透明
氷を選択的に得るようにした自動製氷装置において、前
記製氷皿の回動動作と前記貯氷検知部の上下動動作とを
前記製氷皿駆動機構に設けられた共通の駆動モータで行
うように構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成により、製氷皿駆動機構に設けられた
共通の駆動モータを用いて、離氷時における製氷皿の回
動動作と、貯氷検知部の上下動動作が行われるととも
に、この貯氷検知部の上下動によって製氷皿上面の蓋を
開閉させることで、選択的に透明氷、不透明氷が得られ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の各実施例につき、添付図面を
参照して説明する。図1乃至図15は本発明の第1実施
例を示し、同図において21は製氷室であり、この製氷室
21は図示しない冷却器によって冷却されている。22は前
記製氷室21内の上部に配設された矩形箱状をなす機体
で、後方へ向けて突出するコ字状の支持部材23が設けら
れている。前記機体22の内部には、駆動モータ24、ギア
機構25及びスラストワッシャ26Aを介して取り付けられ
た出力軸26を有する製氷皿駆動機構27が設けられてお
り、図4に示すように、この製氷皿駆動機構27は前記駆
動モータ24の回転をギア機構25により減速して、出力軸
26と一体に形成された駆動ギア28に伝達する構成となっ
ている。29は例えばプラスチック製の変形可能な製氷皿
であり、この製氷皿29はその上面が開口した薄型の矩形
容器状をなし、内部が複数個のブロック30により区画形
成されている。製氷皿29は一側の前部中央部に前記出力
軸26が接続されるとともに、他側の後部中央部に支軸31
を介して支持部材23に接続され、出力軸26及び支軸31の
軸方向に水平移動可能な状態で、かつ、この出力軸26及
び支軸31を中心にして回動可能に支持されている。な
お、32は製氷皿29と支持部材23間に位置して巻装される
圧縮コイルばねである。前記製氷皿29の後部の一端部に
は凸部33が突設されており、製氷皿29が反転方向へ回動
されたときに、その凸部33が支持部材23に設けた受け部
33Aに当接することにより、その回動を規制するように
なっている。
【0010】34は製氷位置での前記製氷皿29の上面を覆
う蓋であり、これは上面が開口した容器状の底板35と、
この底板35の上面を覆うカバー36と、これらの間に配設
された発泡スチロールなどの断熱材37とにより構成され
ている。蓋34の一端側は、軸部38を介して機体22および
支持部材23に回動可能に支持されるともに、他端側の自
由端部には、舌片39が側方へ突出するように一体に形成
されている。前記蓋34の内部においては、底板34の上面
にヒータ40が貼着されている。
【0011】41は、透明氷製氷時において前記製氷皿29
に軸方向への振動を付与する振動付与機構である。この
振動付与機構41は、機体22内に設けられるパルスモータ
42と、このパルスモータ42の回転軸43に装着され、前記
出力軸26側と対向可能に設けられたカム44と、一端が前
記カム44に当接し、他端が前記製氷皿29の前部に形成さ
れた凹部45に当接可能で、かつ、前記駆動ギア28の軸心
を回動自在に貫通した軸状の振動伝達部材46とから構成
されており、図示しないが前記振動伝達部材46のカム44
に当接する側の一端には、鋼球などのボールがかしめな
どにより回動可能に設けられている。そして、パルスモ
ータ42の作動によりカム44が所定方向に回転すると、振
動伝達部材46の一端とカム44との当接位置に応じて、製
氷皿29が軸方向に振動するようになっている。
【0012】一方、図8に示すように、前記製氷皿29の
裏面上部側には温度センサ47が設けられており、この温
度センサ47により製氷皿29の上部の温度が検出されよう
になっている。また、48は温度センサ47の下部に設けら
れる直方体状の断熱材であり、例えば発泡ポリエチレン
などの材料により安価に形成される。さらに、断熱材48
の外方には、製氷皿29の裏面を覆うように側部が略山形
に形成されたカバー49が取付けられる。カバー49はポリ
プロピレンなどの材料からなり、このカバー49と断熱材
48とにより温度センサ47を密封し、外部冷気から温度セ
ンサ47を断熱する構造となっている。
【0013】前記機体22には、内部に回路基板(図示せ
ず)が設けられている。また、51は製氷皿29の下方にお
いて製氷室21内に出し入れ可能に収納された氷貯溜部た
るアイスボックス、52はその先端が前記蓋34の切欠き部
53を介して製氷皿29に臨んだ、図示しない給水パイプと
ともに給水装置を構成する給水管であり、これは冷蔵室
(図示せず)内に収納された給水タンク(図示せず)の
水を、後述の給水ポンプ77を介して製氷皿29へ供給する
ように構成されている。また、製氷室21内へ冷気を供給
する冷気供給口54は、前記製氷皿29の下側へ冷気を流す
ようになっている。
【0014】55は、前記機体22より蓋34の他端方向に沿
って配設された貯氷検知部たる貯氷検知アームである。
この貯氷検知アーム55はアイスボックス51内の氷の量を
検知するとともに、機体22内において基端寄りに形成さ
れたピン56を中心として、その先端部が蓋34の舌片39に
当接するように上下動可能に支持される。また、貯氷検
知アーム55の基端側、すなわち機体22の内部には、前記
製氷皿駆動機構27とともに、貯氷検知アーム55を上下動
させる貯氷検知部駆動機構57が設けられる。
【0015】機体22における内部の構造を図4乃至図
7、並びに図9および図10を参照して説明すると、貯
氷検知部駆動機構57は、機体22の一側より突設された支
軸61と、この支軸61を中心として回動可能に取付けられ
た一対のアームレバー62,63とにより構成される。アー
ムレバー62は、その先端部62Aが前記貯氷検知アーム55
の基端部上端に当接するとともに、基端部の一側に係止
部62Bが形成される。また、アームレバー63も、その先
端部63Aが前記貯氷検知アーム55の基端部上端に当接す
るとともに、基端部の一側に係止部63Bが形成される。
一方、前記駆動ギア28は、出力軸26と一体に形成された
第1のギア64と、この第1のギア64と対をなし、かつ出
力軸26に遊嵌される第2のギア65とにより分割され、い
ずれのギア64,65も出力軸26を中心として回動する。各
ギア64,65の外周には、ギア機構25の最終段のギア部66
に噛合する噛合部64A,65Aが、出力軸26を中心として
所定の角度で形成されているが、第2のギア65の噛合部
65Aの歯数は第1のギア64の噛合部64Aの歯数よりも多
く、この噛合部65Aに対して噛合部64Aが広い角度の範
囲に形成されている。また、第1のギア64には出力軸26
を中心とした円周上に凹部67が形成されるとともに、こ
の凹部67に挿入される凸部68が第2のギア65に設けられ
ている。そして、各ギア64,65の一側には、それぞれ所
定の形状をなすカム64B,65Bが設けられ、第1のギア
64のカム64Bに前記アームレバー62の係止部62Bが当接
するとともに、第2のギア65のカム65Bにアームレバー
63の係止部63Bが当接するように構成されており、貯氷
検知アーム55の位置は、カム64B,65Bと係止部62B,
63Bとの接触位置に応じて、上、中、下の三段階に変化
する。なお、図1に示すように、出力軸26の近傍には、
製氷皿29の水平位置を検出する水平位置検出スイッチ69
と、製氷皿29の反転位置を検出する反転位置検出スイッ
チ70がそれぞれ設けられている。
【0016】次に、図11に基づき、本装置の回路構成
に付いて説明する。同図において、71は後述する製氷に
係わる各行程を制御するためのマイクロコンピュータで
あり、電源端子VDDより所定の直流電圧が供給され
る。このマイクロコンピュータ71の入力側において、電
源端子VDDとグランド間には、それぞれ抵抗を介して
前記水平位置検出スイッチ69と、製氷室21の図示しない
扉の開閉を検知するドアスイッチ72と、この製氷室21の
扉が開いている状態で製氷皿29の回動動作を強制的に行
わせるテストスイッチ73が接続され、これらスイッチ6
9,72,73の各操作に応じた検出信号が、別個にマイク
ロコンピュータ71に与えられるようになっている。ま
た、マイクロコンピュータ71には、前記温度センサ47か
らの製氷皿29の検出温度に基づく電圧信号が与えられる
とともに、図示しないが、製氷皿29の給水完了温度(例
えば、−9.5℃)に相当する基準電圧を発生する基準
電圧発生回路と、製氷皿29の製氷完了温度(例えば、−
12.5℃)に相当する基準電圧を発生する基準電圧発
生回路が接続される。さらに、マイクロコンピュータ71
には、前記反転位置検出スイッチ70と、前記貯氷検知ア
ーム55に応動する貯氷検知スイッチ74と、透明氷または
不透明氷の切換えを行う選択スイッチ75と、製氷室21内
の室温設定を行うためのコントローラ76からの各検出信
号が与えられるようになっている。
【0017】一方、マイクロコンピュータ71の出力側に
おいて、前記ヒータ40および給水ポンプ77がトランジス
タ78,79を介して接続されるとともに、振動付与機構41
のパルスモータ42がパルスモータ駆動回路80を介して接
続される。また、製氷皿駆動機構27の駆動モータ24はモ
ータ駆動回路81を介して接続されており、この駆動モー
タ24およびヒータ40、給水ポンプ77、パルスモータ42に
対してマイクロコンピュータ71から制御信号が与えられ
るようになっている。
【0018】前記モータ駆動回路81において、マイクロ
コンピュータ71の制御信号は抵抗82を介してNPN型ト
ランジスタ83のベースに印加されるとともに、トランジ
スタ83のコレクタと電源端子VDD間に抵抗84,85の直
列回路が接続される。この電源端子VDDからの直流電
圧は、PNP型トランジスタ86のエミッタに供給され、
かつ、トランジスタ86のベースは前記抵抗84,85の接続
点に接続されており、トランジスタ83のベースに制御信
号が供給されたときに、トランジスタ86がターンオンす
るようになっている。また、トランジスタ86のコレクタ
には、マイクロコンピュータ71からの制御信号により切
換可能な一対の切換接点87a,87bが接続されるととも
に、この切換接点87a,87bのコモン端子間に駆動モー
タ24が接続されることで、切換接点87a,87bを同時に
切換えることにより、駆動モータ24の極性が反転するよ
うになっている。さらに、トランジスタ86のコレクタと
グランド間には、別のNPN型トランジスタ88が接続さ
れ、このトランジスタ88のベースが抵抗89を介してマイ
クロコンピュータ71に接続される。
【0019】次に、上記構成の作用について、マイクロ
コンピュータ71の制御を示した図12乃至図14のフロ
ーチャート、並びに図15における貯氷検知アーム55の
位置関係を示すグラフに基づき説明する。先ず、図12
のフローチャートにおける透明氷製氷の行程では、ステ
ップS1で予め選択スイッチ75により透明氷製氷行程が
選択される。このとき、第1および第2のギア64,65は
図9および図10に示す製氷皿29の水平位置に保持され
ており、アームレバー62,63の係止部62B,63Bはカム
64B,65Bの接触部a,a´に当接して、貯氷検知アー
ム55が中段の略水平位置に保持された状態で、ステップ
S2における蓋34の閉蓋動作が行われる。なお、透明氷
製氷行程では、製氷が完了するまで貯氷検知アーム55の
先端部の位置が水平状態に保持される。
【0020】給水行程では、ステップS3で給水ポンプ
77が一定時間駆動され、製氷皿29への給水が行われる。
そして、ステップS4で、温度センサ47の検出温度に基
づいて、給水が完了したか否かを判断する。すなわち、
この温度センサ47の検出温度が給水完了温度よりも低い
場合には給水が行われていない、例えば、給水タンクの
水がないために製氷皿29へ給水されない等と判断され、
給水異常の報知がなされて停止し(ステップS5,S
6)、一方、高い場合には給水が完了したと判断され、
製氷行程へ移行する。
【0021】製氷行程においては、先ずステップS7に
おいて、マイクロコンピュータ71からパルスモータ駆動
回路80を介してパルスモータ42に駆動信号が出力され、
振動付与機構41により製氷皿29が軸方向へ振動される。
この場合、カム44の回転に伴い振動伝達部材46が軸方向
へ振動し、該伝達部材46の振動が製氷皿29へ伝達できる
ようになっている。また、ステップS8においてヒータ
40が通電される。この製氷行程では、冷気供給口54から
の冷気が主に製氷皿29の下側に向けて供給されるととも
に、製氷皿29の上面は蓋34により覆われてヒータ40によ
り加熱され、しかも、製氷皿29の振動に伴い水が振動さ
れるため、水に含まれた気泡を逃がし、また、水面側の
氷の形成が遅れ、氷は製氷皿29の底部側から順次一方向
に成長して透明な氷が形成される。
【0022】次に、ステップS9で、温度センサ47の検
出温度に基づいて、製氷が完了したか否かを判断する。
温度センサ47の検出温度が製氷完了温度以下になると、
製氷が完了したと判断され、パルスモータ42が断電され
て製氷皿29の振動が停止される(ステップS10)とと
もに、ヒータ40が断電され(ステップS11)、図14
のフローチャートに示す離氷行程へ移行する。
【0023】一方、前記ステップS1において不透明氷
製氷行程が選択された場合、パルスモータ42及びヒータ
40を断電した状態で、図13に示すフローチャートのス
テップS12に移行する。すなわち、このステップS1
2においては、マイクロコンピュータ71は切換接点87
a,87bを切換えて、駆動モータ24の極性を逆転させる
とともに、トランジスタ83のベースには所定の制御信号
が供給され、駆動モータ24およびギア機構25を介して、
図9および図10に示す位置より矢印Aの方向に回転さ
せる駆動力が第1および第2のギア64,65に対して与え
られる。このとき、第2のギア65の噛合部65Aは、引続
き矢印A方向側でギア部66に噛合うのに対し、第1のギ
ア64の噛合部64Aはギア部66に噛合わないため、結果的
に、出力軸26と直結していない第2のギア65のみが矢印
A方向に回転するとともに、製氷皿29への駆動力の伝達
は、第1のギア64が回転しないため遮断される。そし
て、この第2のギア65の矢印A方向への回転によって、
アームレバー63の係止部63Bは、カム65Bの接触部a´
より接触部b´にその当接位置が移動し、上側に押し上
げられる。すなわち、アームレバー63の先端部63Aは降
下して、貯氷検知アーム55の先端部を上段に移動させる
ように作用し、この貯氷検知アーム55の先端部が蓋34の
舌片39を押し上げて、蓋34を開放する(ステップS1
3)。マイクロコンピュータ71は、駆動モータ24が回転
を開始してから蓋34が開放されるまでの時間を、例えば
タイマ手段などによって計時し、所定時間が経過した後
に、駆動モータ24の回転動作を停止させる(ステップS
14)。以後、不透明氷製氷行程では、製氷が完了する
まで、貯氷検知アーム55の先端部が上段の位置に保持さ
れる。
【0024】次に、ステップ15において給水が行われ
た後、ステップS16に移行し、前記ステップS4と同
様に、温度センサ47の検出温度に基づいて、給水が完了
したか否かを判断する。そして、このステップS16に
より給水が完了したと判断されると、製氷行程に移行
し、製氷皿29の底部側のみならず開蓋した製氷皿29の上
面側も冷気が導入され、製氷皿29に貯溜された水が全面
から略均一に製氷される。そして、ステップS17によ
り、温度センサ47の検出温度に基づいて、製氷が完了し
たか否かを判断し、製氷が完了したならば、前記透明氷
製氷行程と同様に図14のフローチャートに示す離氷行
程へ移行する。
【0025】離氷行程においては、先ず、マイクロコン
ピュータ71がトランジスタ83のベースに所定の制御信号
を供給することで、モータ駆動回路82を介して駆動モー
タ24を正転させ、この駆動モータ24の回転がギア機構25
のギア部66に伝達されることで、図9および図10に示
す位置より矢印Bの方向に回転させる駆動力が第1およ
び第2のギア64,65に対して与えられる。このとき、第
1および第2のギア64,65の噛合部64A,65Aは、いず
れも矢印B方向側でギア部66に噛合い、各ギア64,65は
矢印Bの方向に回転するため、製氷皿29は反転動作を開
始するとともに(ステップS18)、蓋34は軸部38を中
心として製氷皿29に対して相対的に回動する。また、こ
の各ギア64,65の矢印B方向への回転に伴い、アームレ
バー62,63の係止部62B,63Bは、カム64B,65Bの接
触部a,a´より接触部c,c´を経て接触部d,d´
にその当接位置が移動する。したがって、アームレバー
62,63の係止部62B,63Bが接触部c,c´の位置に移
動すると、各アームレバー62,63の先端部63Aは上昇し
て、貯氷検知アーム55の先端部が中段より下段に下降す
るが、係止部62B,63Bが接触部d,d´の位置に移動
すると、カム64Bの接触部dが係止部62Bを押し上げ、
貯氷検知アーム55の先端部は再び中段の水平位置に上昇
する。そして、製氷皿29が略180゜上下反転され、凸
部33が支持部材23の受け部33Aに当接してひねられるこ
とにより、製氷皿29内の氷がアイスボックス51内へ落と
される離氷動作が行われる。
【0026】次に、ステップS19において、反転位置
検出スイッチ70が製氷皿29の反転位置を検出すると、マ
イクロコンピュータ71は切換接点87a,87bを切換え、
駆動モータ24を前記正転時と逆の方向に回転させる(ス
テップS20)。このとき、各ギア64,65は矢印Aの方
向に回転し、製氷皿29は前記反転時とは逆方向に回転す
るとともに、アームレバー62,63の係止部62B,63B
は、カム64B,65Bの接触部d,d´より接触部c,c
´を経て接触部a,a´にその当接位置が移動し、貯氷
検知アーム55の先端部は一旦中段より下段に下降した
後、再び中段の水平位置に戻る。
【0027】そして、ステップS21において、水平位
置検出スイッチ69により製氷皿29の元に位置が検出され
ると、マイクロコンピュータ71はトランジスタ83に対す
る制御信号の供給を停止し、駆動モータ24を断電する
(ステップS22)。その後、直ちにステップS23に
おいて、マイクロコンピュータ71からトランジスタ88の
ベースに制御信号が供給される。このとき、トランジス
タ88はターンオンし、駆動モータ24は短絡状態となるた
め、駆動モータ24自体に発電ブレーキが働き、瞬時に停
止する。そして、ステップS24にて、所定の0.5秒
間が経過したものと判断されると、マイクロコンピュー
タ71はトランジスタ88への制御信号の供給を停止し、ト
ランジスタ88をターンオフさせて、駆動モータ24の短絡
状態を微小時間で解除する(ステップS25)。すなわ
ち、このステップS23からステップS25に至る一連
の動作は、駆動モータ24の断電直後において、この駆動
モータ24に働く外部からの慣性力によって、駆動モータ
24が発電機として作用し、瞬時に停止しないという不具
合を一掃し、製氷皿29の停止位置を常に一定に保つため
にある。その後、ステップS26では、貯氷検知スイッ
チ74によりアイスボックス51内に貯溜された氷が満杯で
あるか否かが判断され、満杯でないと判断された場合に
は、前記図12におけるステップS1に戻り、満杯であ
ると判断された場合にはそのまま待機する。
【0028】なお、前記ステップS18からステップS
22に至る製氷皿29の回動動作中に、製氷室21の扉が開
いた場合、マイクロコンピュータ71はドアスイッチ72か
らの検出信号に基づき、再び製氷室21の扉が閉状態とな
るまで、駆動モータ24の動作を停止させる。但し、テス
トスイッチ73を介して駆動モータ24を強制的に駆動させ
た場合には、製氷室21の扉が開いても、製氷皿29の回動
動作は継続される。
【0029】このように上記実施例においては、ギア機
構25を介して駆動モータ24の回転を第1および第2のギ
ア64,65に伝達し、出力軸26により第1のギア64と連結
した製氷皿29を回転させるとともに、この第1および第
2のギア64,65のカム64B,65Bに貯氷検知部駆動機構
57を構成するアームレバー62,63の係止部62B,63Bを
当接させ、この当接位置に応じて貯氷検知レバー55を上
下動させることによって、製氷皿駆動機構27に設けられ
た共通の駆動モータ24を用いて、離氷時における製氷皿
29の回動動作と、貯氷検知レバー55の上下動動作とを行
うことができるため、製氷皿駆動機構27および貯氷検知
部駆動機構57全体の構造を簡単にして、低コスト化を実
現できるとともに、各駆動機構27,57の形状の小形化を
容易に達成することが可能となる。
【0030】図16は、本発明の第2実施例を示すもの
である。同図において、図11と同一部分には同一符号
を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。
【0031】本実施例は、前記第1実施例におけるトラ
ンジスタ88の制御を、ロジック回路により行うようにモ
ータ駆動回路81を改良したものであり、電源端子VDD
とグランド間には、抵抗91、ダイオード92および水平位
置検出スイッチ69の直列回路が接続されるとともに、抵
抗91とダイオード92の接続点とトランジスタ88のベース
間に、コンデンサ93と抵抗94との直列回路が挿入接続さ
れる。さらに、このトランジスタ88のベース・エミッタ
間には、抵抗95とダイオード96がそれぞれ接続されてい
る。なお、水平位置検出スイッチ69は製氷皿29が水平状
態のときに、開放するようになっている。
【0032】そして、前記離氷動作後、製氷皿29が元の
水平位置に戻ると、水平位置検出スイッチ69は開状態に
切換わり、コンデンサ93がチャージアップするまで、抵
抗91を介してコンデンサ93に微分電流が流れる。このと
き、トランジスタ88のベース電位は上昇し、駆動モータ
24が一時的に短絡することで、前記第1実施例と同様の
作用、効果を奏することが可能となる。
【0033】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施
が可能である。例えば、製氷皿駆動機構並びに貯氷検知
部駆動機構の内部構造を適宜変更可能であり、また、製
氷皿と回転軸とをスプライン軸のように接続してもよ
い。
【0034】
【発明の効果】本発明は、給水装置から供給された水を
製氷皿に貯溜して製氷し、製氷後に製氷皿駆動機構によ
り製氷皿を回動させて上下反転させることにより前記製
氷皿内の氷を氷貯溜部に離氷させるとともに、前記氷貯
溜部内の氷の量を検知する貯氷検知部と、この貯氷検知
部を上下動させる貯氷検知部駆動機構とを備え、前記貯
氷検知部の上下動により前記製氷皿の上面に設けられた
蓋を開閉させることで透明氷、不透明氷を選択的に得る
ようにした自動製氷装置において、前記製氷皿の回動動
作と前記貯氷検知部の上下動動作とを前記製氷皿駆動機
構に設けられた共通の駆動モータで行うように構成した
ものであり、製氷皿および貯氷検知部の駆動機構を容易
に小型化することの可能な自動製氷装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】同上一部切欠き平面図である。
【図3】同上要部の側面図である。
【図4】同上図1のI−I線断面図である。
【図5】同上貯氷検知部駆動機構の斜視図である。
【図6】同上図4のII−II線断面図である。
【図7】同上図4のIII−III線断面図である。
【図8】同上温度センサの取付け構造を示す要部の平面
図である。
【図9】同上第1のギア側における要部の動作説明図で
ある。
【図10】同上第2のギア側における要部の動作説明図
である。
【図11】同上回路構成図である。
【図12】同上透明氷製氷行程におけるフローチャート
である。
【図13】同上不透明氷製氷行程におけるフローチャー
トである。
【図14】同上離氷行程のフローチャートである。
【図15】同上貯氷検知アームの位置関係を示すグラフ
である。
【図16】本発明の第2実施例を示す要部の回路構成図
である。
【図17】従来例を示す斜視図である。
【図18】従来例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
24 駆動モータ 27 製氷皿駆動機構 29 製氷皿 34 蓋 51 アイスボックス(氷貯溜部) 52 給水管(給水装置) 55 貯氷検知アーム(貯氷検知部) 57 貯氷検知部駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本村 修 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水装置から供給された水を製氷皿に貯
    溜して製氷し、製氷後に製氷皿駆動機構により製氷皿を
    回動させて上下反転させることにより前記製氷皿内の氷
    を氷貯溜部に離氷させるとともに、前記氷貯溜部内の氷
    の量を検知する貯氷検知部と、この貯氷検知部を上下動
    させる貯氷検知部駆動機構とを備え、前記貯氷検知部の
    上下動により前記製氷皿の上面に設けられた蓋を開閉さ
    せることで透明氷、不透明氷を選択的に得るようにした
    自動製氷装置において、前記製氷皿の回動動作と前記貯
    氷検知部の上下動動作とを前記製氷皿駆動機構に設けら
    れた共通の駆動モータで行うように構成したことを特徴
    とする自動製氷装置。
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