JPH0614723Y2 - 脈拍測定装置 - Google Patents

脈拍測定装置

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JPH0614723Y2
JPH0614723Y2 JP6588088U JP6588088U JPH0614723Y2 JP H0614723 Y2 JPH0614723 Y2 JP H0614723Y2 JP 6588088 U JP6588088 U JP 6588088U JP 6588088 U JP6588088 U JP 6588088U JP H0614723 Y2 JPH0614723 Y2 JP H0614723Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、脈拍測定装置に関する。
[考案の背景] 従来の脈拍測定装置は単に測定時の脈拍数を測定し、そ
の測定結果を表示するだけのものであった。
ところで近時、各種運動の練習において、反復運動法
(いわゆるインターバル練習法)が採用されているが、
該運動法では、予め定めた一定時間だけ運動をし、その
後、その運動により一旦上昇した脈拍数が所定の値に戻
るまで休憩し、その休憩後、再度一定時間運動をすると
いうことを繰返す。この場合、脈拍数の回復を確認する
のに上記した従来の脈拍測定装置を用いた場合、略、脈
拍が回復したと思われる頃合いをみて脈拍の計測をし、
未だ回復していないときは、少し間を置いて、もう一
度、計測してみるといったことを繰返せざるをえない
が、これは大変、面倒である。
また、上述の如く、反復運動法では練習を一定時間に区
切って行なうが、この時間管理ができる機能が脈拍測定
装置に付加されるなら、それは反復運動において極めて
便利な装置になる。
[考案の目的] この考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
いわゆる反復運動における脈拍管理、時間管理が極めて
容易に行なえる脈拍測定装置の提供を目的とする。
[考案の要点] この考案は、上記目的を達成するためにタイマ手段を付
加し、それによる計時により一定時間の経過を検出した
ときは、報知音を発すると共に脈拍数の計測を開始し、
該計測値が所定の値に到ったときには、再度報知音を発
すると共に再度上記計時を開始するという一連の動作を
繰返すようにしたことを要旨とするものである。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づき、本考案を具体的に
説明する。なお、本実施例は電子腕時計に本考案を適用
したものである。
構成 第1図は、本実施例の回路構成を示すもので、CPU1
を中心にその他の回路部が、これに接続するという構成
になっている。CPU1は他の回路部との間でデータの
授受を行なうと共に、制御信号を送出し、各回路部を制
御する回路である。表示部2はCPU1から送られてく
るデータを表示する回路部である。アラーム音発生回路
3はCPU1からの制御信号を受けてアラーム音を発生
する回路部であり、アラーム音発生回路3aとブザー3
bとからなる。
RAM5は、後述の構成をとり、CPU1からのアドレ
ス指定の下に、このCPU1との間でデータの授受を行
なう。脈拍センサ回路6は後述の発光素子17a、受光
素子17b、感圧スイッチ17cを有し、脈拍を計測す
べくそれらの上に指を載せられているときその旨を示す
信号をCPU1に送ると共に、CPU1からの動作指令
信号の下に動作し脈拍を検出し、これに対応する電気信
号を脈拍算出回路7に送出し、脈拍算出回路7はCPU
1からの動作指令信号の下に動作し送られてきた上記電
気信号に基づいて脈拍数を計数し、計数結果をCPU1
に送出する回路である。
スイッチ部8は、後述のスイッチS〜Sを備え、そ
れらが操作されたときは対応する信号をCPU1に送出
する。時計回路9は現在時刻データを得て、それをCP
U1に与える回路部であり、発振回路9aと、この発振
回路9aからの信号を1Hz信号にまで分周する分周回路
9bと、この分周回路9bからの1Hz信号を計数して現
在時刻を得る時計回路9とからなる。
マイクロプログラム記憶用ROM10は、この電子腕時
計の全ての動作を制御するマイクロプログラムを固定的
に記憶し、逐次、命令をCPU1に送出する。タイマ回
路部11は、時間経過を検出する回路部で、RSフリッ
プフロップ11a、アンドゲート11b、減算タイマ1
1c、ゼロ検出回路11dからなる。RSフリップフロ
ップ11aはCPU1からの信号でセット又はリセット
状態となり、出力Qを送出するフリップフロップであ
る。アンドゲート11bは上記出力Qにより開成され前
記分周回路9bからの1Hz信号を、次の減算タイマ11
cに送出する回路である。減算タイマ11cはCPU1
からのタイマ時間が設定され、上記1Hz信号が送られて
くる度に、それを1秒ずつ減算していく回路である。ゼ
ロ検出回路11dは、減算タイマ11cの時間を取込
み、それが0となったときに、その旨を示す信号をCP
U1に送出する回路である。なお上記減算タイマ11c
の時間は、常時、CPU1にも送られている。
第2図は、RAM5の構成を示すものである。上限脈拍
数レジスタUPは、それ以上では生命の危機に到る脈拍
数が予めキー入力により設定されるレジスタである。平
常脈拍数レジスタLPは、平常時の脈拍数がキー入力に
より予め設定されているレジスタである。タイマ時間レ
ジスタTMは、反復運動での1回の運動時間として、前
記減算タイマ11cに、セットされるタイマ時間が、予
めキー入力により設定されるレジスタである。測定脈拍
数レジスタPSは、測定された脈拍数がセットされるレ
ジスタである。本実施例には3つのモードがあるが、モ
ードレジスタMはこれらのモードのいずれかを選んで指
定するレジスタであり、その値が0のときは時計モード
を指定し、1のときは上記上限脈拍数数を設定する際の
設定モードを指定し、2のときは本実施例を利用してイ
ンターバル練習法で運動を行なう際の反復運動モードを
指定する。状態レジスタAは、上記設定モードにおける
下記の3つの状態からいずれかを選んで指定するレジス
タで、その値が0のときは、上記上限脈拍数レジスタU
Pに上限脈拍数を設定する際の上限脈拍数設定状態を指
定し、1のときは上記平常脈拍数レジスタLPに平常脈
拍数を設定する際の平常脈拍数設定状態を指定し、2の
ときは、上記タイマ時間レジスタTMにタイマ時間を設
定する際のタイマ時間設定状態を指定する。タイマフラ
グTFは、前記減算タイマ11cが動作している間だけ
立てられ、停止しているときは降ろされるフラグであ
る。
第3図は、本実施例の外観を示すもので、時計ケース1
5の前面には、現在時刻等が表示される液晶表示パネル
16および脈拍センサ17が配されている。脈拍センサ
17は発光素子17a、受光素子17bおよび感圧スイ
ッチ17cからなり、脈拍測定時、この脈拍センサ17
上に指先を載せると感圧スイッチ17cにより指先が載
ている旨を示す信号をCPU1に送出すると共に、上記
発光素子17aからの光、特に赤外線が、指の内部に入
射し、血管を通過し、反射・散乱して指表面に戻ってく
るが、その光を上記受光素子17bで検出し、その検出
出力の変化から脈拍を検知するというものである。ま
た、時計ケース15の上下両側面にはバンド18が取付
けられており、左右側面には4個のスイッチS〜S
が配されている。
動作 次に、上述の如くに構成された本実施例の動作について
説明する。
第4図は本実施例の動作の概要を示すジェネラルフロー
チャートである。すなわち、ステップS1では、スイッ
チ入力があったかを調べ、スイッチ入力があったときに
はそれに対応する後述のスイッチ処理を実行し(ステッ
プS2)その後、ステップS3に進むが、スイッチ入力
がなかったときは直接、ステップS3に進む。ステップ
S3では後述の脈拍検知・表示処理が実行され、その
後、ステップS1に戻る。
第5図および第6図はそれぞれ上記スイッチ処理(ステ
ップS2)および脈拍検知・表示処理(ステップS3)
を詳細に示すフローチャートであり、第7図は、上記各
処理に伴なう液晶表示パネル16の表示の変遷を示すも
のであるが、以下、本実施例の各動作を第7図の表示の
変遷に沿って第5図および第6図のフローチャートを参
照しながら説明する。
例えば、今、モードレジスタMに0が設定されており、
時計モードで、液晶表示パネル16には第7図(イ)に
示す如く、現在時刻10時30分15秒が示されている
ものとする。この場合、第6図のステップS40を経て
ステップS41に進み、第1図の時刻計数回路9cから
現在時刻を取込みそれを表示部2の液晶表示パネル16
に表示する時刻表示処理が繰返し行なわれている。
上記状態において、第7図に示す如く、スイッチS
操作したとする。この場合、先ず、第4図のステップS
1でスイッチ入力があったことを検出し、ステップS2
すなわち第5図のフローチャートに入り、未だ時計モー
ドにあることを確認し(ステップS11)、ステップS
13で上記スイッチ操作を検出し、その上でモードレジ
スタMに1をセットして前記設定モードとする(ステッ
プS16)と共に状態レジスタAに0をセットして前記
上限脈拍数設定状態とする(ステップS14)。次いで
第6図のステップS40、S42、S43で、既に設定
モードの上限脈拍数設定状態になっていることを確認
し、ステップS44に進み上限脈拍数レジスタUPに設
定されている上限脈拍数を液晶表示パネル16に表示す
る。この場合、既に上限脈拍数レジスタUPに設定され
ている上限脈拍数すなわち液晶表示パネル16に表示中
のものでよい場合は、次の設定操作に移るが、改める必
要があるときは、スイッチSおよびSを利用してセ
ットアンドセレクト方式で新たな上限脈拍数を設定す
る。このとき、スイッチ操作の度に、ステップS1でそ
の操作を検出し、いま設定モードにあることを確認し
(ステップS11、S21)、操作されたスイッチはス
イッチS又はSであることを確認し(ステップS2
2、S24)、更に上限脈拍数設定状態にあることを確
認し(ステップS28)、その上で上限脈拍数レジスタ
UPにセットアンドセレクト方式で上限脈拍数を設定し
ていく(ステップS29)。例えば、いま、上限脈拍数
として150回分を上記の如くして設定したとすると、
液晶表示パネル16には第7図(ロ)の如き表示がなさ
れる。なお、同図において液晶表示パネル16の右下に
表示されている文字「U」は上限脈拍数設定状態である
旨を示すものである。
以上の如くして上限脈拍数の設定を行なった後には、平
常脈拍数を設定すべく、第7図に示すようにスイッチS
を操作して、平常脈拍数設定状態とする。このとき、
上記スイッチSの操作をステップS24で検出し、状
態レジスタAに+1するインクリメント処理を実行して
その値を1として平常脈拍数設定状態とする(ステップ
S25)。そしてステップS26を経て、第6図のフロ
ーチャートに入り、設定モードの平常脈拍数設定状態に
なったことを確認し(ステップS40、S42、S4
3、S45)、既に平常脈拍数レジスタLPに設定され
ている平常脈拍数を液晶表示パネル16に表示する(ス
テップS46)。この場合、既に平常脈拍数レジスタL
Pに設定されている平常脈拍数すなわち液晶表示パネル
16に表示中のものでなく変更を要さない場合は、次の
設定操作に移るが、変更を要するときは、上限脈拍数を
設定したときと同様にスイッチSおよびSを用いた
セットアンドセレクト方式で新たな平常脈拍数を設定す
る。このときスイッチ操作の度に、ステップS28、S
30を経てステップS31に到り、平常脈拍数が平常脈
拍数レジスタLPに設定されていく。そして、その都
度、設定モードの平常脈拍数設定状態にあることを確認
の上(ステップS40、S42、S43、S45)、平
常脈拍数レジスタLPに設定された平常脈拍数が液晶表
示パネル16に表示されていく(ステップS46)。例
えば、いま、平常脈拍数として70回/分を設定したと
すると、液晶表示パネル16には第7図(ハ)の如き表
示がなされる。なお同図において液晶表示パネル16の
右下に表示されている文字「L」は平常脈拍数設定状態
にある旨を示すものである。
以上の如くして平常脈拍数の設定を行なった後には、反
復運動における1回の運動時間となるタイマ時間を設定
すべく、第7図に示す如く、スイッチSを操作して、
タイマ時間設定状態とする。このときスイッチSの操
作をステップS24で検出し、状態レジスタAに+1す
るインクリメント処理を実行して、その値を2としてタ
イマ設定状態とする(ステップS25)。そしてステッ
プS26を経て第6図のフローチャートに入り、設定モ
ードのタイマ時間設定状態になっていることを確認し
(ステップS40、S42、S43、S45)、その上
で既にタイマ時間レジスタTMに設定されているタイマ
時間を液晶表示パネル16に表示する(ステップS4
7)。この場合、既にタイマ時間レジスタTMに設定さ
れているタイマ時間すなわち液晶表示パネル16に表示
中のものでもよく、変更を要さない場合は、次の操作に
移るが、変更を要するときは平常脈拍数を設定したとき
と同様スイッチSおよびSを用いたセットアンドセ
レクト方式で新たなタイマ時間を設定する。このときス
イッチ操作の度に、ステップS28、S30を経てステ
ップS32に到り、タイマ時間が設定されていく。そし
て、その都度、設定モードのタイマ時間設定状態にある
ことを確認の上(ステップS40、S42、S43、S
45)、タイマ時間レジスタTMに設定されたタイマ時
間が液晶表示パネル16に表示されていく(ステップS
47)。例えば、いま、タイマ時間として5分を設定し
たとすると、液晶表示パネル16には第7図(ニ)の如
き表示がなされる。
また、上記タイマ時間設定状態から再度上限脈拍数設定
状態に戻すには第7図に示すようにスイッチSを操作
するが、この場合、該操作をステップS24で検出し、
状態レジスタAの値を3とし(ステップS25)、それ
を確認し(ステップS26)、その上で状態レジスタA
の値を0として上限脈拍数設定状態とする。
以上の如くして、上限脈拍数、平常脈拍数およびタイマ
時間の設定を終えた後、第7図に示すようにスイッチ
を操作して時計モードに戻すが、この場合、いずれの設
定状態でスイッチを操作してもよい。上記スイッチ
の操作がなされたとき、それをステップS22で検出
し、モードレジスタMの値を0として時計モードし(ス
テップS23)、ステップS40を経て、ステップS4
1に到り液晶表示パネル16に現在時刻を表示する時刻
表示処理が実行される。
以上のようにして、上限脈拍数等の設定を終え時計モー
ドの戻した後には、反復運動の一回目の運動を開始する
と同時に、反復運動モードにすべくスイッチSを操作
する。
このとき上記スイッチSの操作をステップS15で検
出してモードレジスタMに2を設定して反復運動モード
とする(ステップS16)。そして、タイマ時間レジス
タTMに設定されているタイマ時間を減算タイマ11c
にセットし(ステップS17)、RSフリップフロップ
11aをセット状態にする(ステップS18)。これに
より、RSフリップフロップ11aからの出力QはHレ
ベルとなり、アンドゲート11bは開成し、分周回路9
bからの1Hz信号がアンドゲート11bを介して減算タ
イマ11cに与えられる。而して、減算タイマ11cは
1秒毎に設定時間を1秒だけ少なくしていく減算タイマ
動作を開始する。一方、この減算タイマ11cが動作中
であることを示すためにタイマフラグTFが立てられる
(ステップS19)。その後、第6図のフローチャート
に入り、タイマフラグTFが立てられていることを確認
し(ステップS48)、未だゼロ検出回路11dからの
ゼロ検出信号が送られてきていないことを確認し(ステ
ップS49)、脈拍センサ回路6から感圧スイッチ17
cによる信号が送られてこず脈拍センサ17上に脈拍を
検出すべく指先が載せられていないことを確認し(ステ
ップS54)、その上で減算タイマ11cの内容が液晶
表示パネル16に表示される(ステップS53)。例え
ば減算タイマ11cの内容が未だ5分であるときは液晶
表示パネル16には第7図(ホ)の如き表示がなされ
る。
なお、上記運動中に脈拍数が心配になってきたときには
脈拍数を計測するため脈拍センサ17上に指先を載せる
ことになるが、その場合、それをステップS54で検出
し、脈拍センサ回路6、脈拍算出回路7に動作指令信号
を送って脈拍算出回路7からの脈拍数を測定脈拍数レジ
スタPSにセットする(ステップS55)。そして測定
脈拍数レジスタPSにセットシた上記脈拍数が前記上限
脈拍数レジスタUPの上限脈拍数に到ってないことを確
認して(ステップS56)、減算カウンタの内容を表示
する処理へと進む(ステップS53)。
また、上記の如くして、運動をしている際中に脈拍を計
測して生命の危機となるような脈拍数すなわち前記上限
脈拍数以上に脈拍数が上がっているときは、それをステ
ップS56で検出し、アラーム音発生回路3aに制御信
号bを出力しブザー3bからアラーム音を発生せしめる
(ステップS57)。そして、液晶表示パネル16に第
7図(リ)に示す如く「DANGER」の文字とそのと
きの脈拍数を表示し生命の危険を知らせる(ステップS
58)。而して20秒経過後にはモードレジスタMに0
をセットして強制的に時計モードに戻す(ステップS5
9)。斯る機能により、運動の危険状態を認識でき死亡
事故を大幅に減らすことが可能となる。
また、上述の如き、危険状態がなく、順調に運動を行な
いタイマ時間が経過したときは、減算タイマ11cの時
間はゼロとなり、ゼロ検出回路11dはそれを検出して
ゼロ検出信号を出力するが、これをステップS49で検
出し、アラーム音発生回路3aに制御信号aを出力し、
ブザー3bにブザー音を発生せしめる(ステップS5
0)。そして、RSフリップフロップ11aにリセット
信号を送ってリセット状態とし(ステップS51)、出
力QをLレベルとしてアンドゲート11bを閉成して減
算タイマ11cの動作を停止せしめ、その旨を示すべく
タイマフラグTFを降ろす(ステップS52)。更に、
第7図(ヘ)に示す如く液晶表示パネル16にその時点
の減算タイマ11cの内容すなわち0を表示する(ステ
ップS53)。これにより使用者は所定時間運動を行な
ったことを認識し休憩をとることになる。
上記動作の後には、タイマフラグTFが降ろされている
ことをステップS48で確認し、脈拍の回復を認識すべ
く脈拍センサ17上に指先が載っているときはそれをス
テップS60で検出し、脈拍算出回路7からその時点の
脈拍数を取込み測定脈拍数レジスタPSに設定し(ステ
ップS61)、それが平常脈拍数レジスタLPの平常脈
拍数に戻っていないことを確認し(ステップS62)、
更にそれを液晶表示パネル16に表示する(ステップS
67)。例えば、いま、その時点の脈拍数が126回/
分だったとすると液晶表示パネル16の表示は第7図
(ト)の如くになる。
また、上記の如く脈拍センサ17に指先を載せて脈拍を
計測しながら休憩をとり、脈拍数が平常脈拍数レジスタ
LPの平常脈拍数に戻ったときは、それをステップS6
2で検出し、アラーム音発生回路3aに制御信号cを出
力してブザー3bにブザー音を発生せしめ(ステップS
63)、再度、タイマ時間レジスタTMのタイマ時間を
減算タイマ11cにセットし(ステップS64)、RS
フリップフロップ11aにセット信号を送ってこれをセ
ット状態として減算タイマ11cに減算動作を開始せし
め(ステップS65)、更に減算タイマ11cが減算動
作中である旨を示すべくタイマフラグTFを立てる(ス
テップS66)。このようにして、時計モードから反復
運動モードに切替えた当初の状態に戻り、液晶表示パネ
ル16の表示も第7図(ホ)の如きものに戻る。
以下、同様の動作が繰返されていくので反復運動を行な
う者は、ブザー音に従って運動すれば所定時間だけ運動
をし、その後脈拍が平常脈拍数値に戻るのを待って、再
度運動を行なうという反復運動を容易に行なえることに
なる。
また反復運動を終え反復運動モードから時計モードに戻
すには第7図に示す如くスイッチSを操作する。この
とき該操作をステップS33で検出して、モードレジス
タMに0をセットして時計モードとし(ステップS3
4)、液晶表示パネル16に現在時刻を表示する時計表
示処理へと進む(ステップS41)。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、この考案を
逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[考案の効果] この考案は以上詳述したように、タイマ手段を付加し、
それによる計時により一定時間の経過を検出したとき
は、報知音を発すると共に脈拍数の計測を開始し、該計
測値が所定の値に到ったときには、再度報知音を発する
と共に再度上記計時を開始するという一連の動作を繰返
すようにした脈拍測定装置に係るものであるから、いわ
ゆる反復運動における脈拍管理、時間管理が極めて容易
に行なえる脈拍測定装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の回路構成を示す図、第2
図は第1図におけるRAMの構成を示す図、第3図は上
記実施例の外観を示す図、第4図は上記実施例の動作の
概要を示すジェネラルフローチャート、第5図は第4図
のフローチャート中のスイッチ処理を詳細に示すフロー
チャート、第6図は第4図のフローチャート中の脈拍検
知表示処理を詳細に示すフローチャート、第7図は本実
施例の表示の変遷を示す図である。 1……CPU、2……表示部、3……アラーム部、3a
……アラーム音発生回路、3b……ブザー、5……RA
M、6……脈拍センサ回路、7……脈拍算出回路、8…
…スイッチ部、9……時計回路、9a……発振回路、9
b……分周回路、9c……時刻計数回路、10……マイ
クロプログラム記憶用ROM、11……タイマ回路部、
11a……RSフリップフロップ、11c……減算タイ
マ、11d……ゼロ検出回路、S、S、S、S
……スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の脈拍数を記憶する脈拍記憶手段と、 脈拍数を検出する脈拍数検出手段と、 タイマ手段と、 このタイマ手段の動作終了後、前記脈拍記憶手段に記憶
    されている所定の脈拍数と前記脈拍数検出手段が検出し
    た脈拍数とを比較し、両者の一致を検出する一致検出手
    段と、 この一致検出手段が一致を検出した際に、その旨の報知
    を行なうと共に、前記タイマ手段を再動作させる手段と
    を具備したことを特徴とする脈拍測定装置。
JP6588088U 1988-05-20 1988-05-20 脈拍測定装置 Expired - Lifetime JPH0614723Y2 (ja)

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