JPH06145912A - ピストンリング材 - Google Patents

ピストンリング材

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JPH06145912A
JPH06145912A JP30334492A JP30334492A JPH06145912A JP H06145912 A JPH06145912 A JP H06145912A JP 30334492 A JP30334492 A JP 30334492A JP 30334492 A JP30334492 A JP 30334492A JP H06145912 A JPH06145912 A JP H06145912A
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JP
Japan
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piston ring
less
resistance
ring material
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JP30334492A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Fukushima
捷昭 福島
Ken Nakamura
憲 中村
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06145912A publication Critical patent/JPH06145912A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/25Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures by projecting a pattern, e.g. one or more lines, moiré fringes on the object
    • G01B11/2513Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures by projecting a pattern, e.g. one or more lines, moiré fringes on the object with several lines being projected in more than one direction, e.g. grids, patterns

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンリングの高性能化あるいはアルコー
ル燃料にも使用できる耐焼付性、耐摩耗性および耐腐食
性を兼備したピストンリング材を提供する。 【構成】重量%でC 0.3%を越え1.5%以下、Si 2.0%以
下、Mn 2.0%以下、Cr 18%を越え25%以下、Co 2%未
満、MoとWの1種または2種をMo+1/2Wで3.0%以
下、残部Feおよび不可避的不純物からなることを基本
組成とし、必要に応じてVとNbの1種または2種をV
+1/2Nbで2.0%以下、5.0%以下のNiと5.0%以下のCuの
1種または2種をそれぞれ添加することができるピスト
ンリング材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に用いられる
ピストンリング材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピストンリングの材質には、従来鋳鉄が
用いられてきたが、近年のエンジンの効率化、高負荷
化、さらに軽量化の要求に伴い、スチール製ピストンリ
ングの適用が拡大している。このスチール製ピストンリ
ングは、ピストンの薄肉化が可能であるため、軽量化の
要求に応えるとともに、さらに平線をリング加工するこ
とによって製造されるため、製造工程が鋳鉄リングに比
較して著しく簡略化できる利点がある。このような背景
からスチール製ピストンリング材として、例えば特公昭
61−22131号、特公昭57−8302号、特公昭
58−46542号、特公昭61−21302号、特開
平1−208435号などに開示されるような多くの材
質が提案されてきた。
【0003】現在、自動車エンジン用スチール製ピスト
ンリングのうち、特に過酷な使用条件が要求されるもの
に対しては、高Crである17Cr系マルテンサイトステン
レス鋼が用いられている。この材質は、シリンダと摺動
するリング外周部は、耐摩耗性や耐焼付性を向上させる
ため、主に窒化処理が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年エンジ
ンの高性能化に加え、低級燃料の使用、排気ガス規制に
対する燃焼ガスの機関内導入の他、アルコール系燃料、
天然ガス系燃料など新燃料の使用が検討され、一部試験
走行が行なわれている。これらの内燃機関は、高速化に
よる油切れ、燃焼後に生じる水分の増加、硫黄酸化物に
よる腐食性の増加、カルボン酸による腐食性の増加など
の原因によってオイルの劣化が早まり、ピストンリング
とシリンダの潤滑性が低下することから、従来提案され
てきた材質に増して耐焼付性および耐食性の優れたピス
トンリング材が要求されている。
【0005】そこで、本出願人はCrの上限を25%まで高
め、Coを2〜13.0%添加して耐摩耗性と耐食性を向上さ
せたピストンリング材(特開平1-208435号)、およびCu
を添加して耐焼付性と耐腐食性を高めたピストンリング
材(特願平4-2028号)を開発し提案してきた。そして、こ
れらのピストンリング材から圧延や引抜き加工により、
ピストンリングを製造すると、特にCoの多少により加
工性が左右されることを知見したのである。本発明の目
的は、ステンレススチール製ピストンリング材として従
来材と比べて耐焼付性と硫黄酸化物やカルボン酸に対す
る耐食性を同時に高め、しかも加工性のすぐれたピスト
ンリング材を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、温間伸線と
冷間圧延の組合せ、温間伸線と温間圧延の組合せなどを
実施し、伸線や圧延時に生じるミクロボイドや表面疵の
発生の少ない合金組成を検討した。その結果、Coを2%
未満と、比較的少量の添加に留めることにより、Crが1
8%を越え25%以下と高Cr系の鋼でありながら、加工時の
上記の欠陥が著しく生じにくくなり、ピストンリングの
特性として必要な耐焼付性が確保されることを確認した
のである。
【0007】すなわち本発明のうち第1発明は、重量%
でC 0.3%を越え1.5%以下、Si 2.0%以下、Mn 2.0%以
下、Cr 18%を越え25%以下、Co 2%未満、MoとWの1
種または2種をMo+1/2Wで3.0%以下、残部Feおよび
不可避的不純物からなることを特徴とするピストンリン
グ材であり、第2発明は、重量%でC 0.3%を越え1.5%
以下、Si 2.0%以下、Mn 2.0%以下、Cr 18%を越え25%
以下、Co 2%未満、MoとWの1種または2種をMo+1/
2Wで3.0%以下、VとNbの1種または2種をV+1/2Nb
で2.0%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなるこ
とを特徴とするピストンリング材である。さらに第3発
明では、第1発明または第2発明のピストンリング材
に、NiとCuの1種または2種を5%以下で添加するもの
である。
【0008】
【作用】以下、本発明の成分の限定理由について述べ
る。Cは、Cr,Mo,W,V,Nb等の元素と結合して炭化
物を形成し、耐摩耗性、耐焼付性の向上に寄与するとと
もに、一部は基地中に固溶して基地を強化する。スチー
ル製ピストンリング材の場合、これ等の効果は0.3%を越
えて添加する必要があるが、1.5%を越えると、過度の炭
化物を形成するため、リング素材の加工性およびリング
自体の成形性を悪化させる。したがって、0.3%を越え1.
5%以下に限定する。より望ましい範囲は0.6%〜1.3%であ
る。
【0009】Siは鋼の精錬時に脱酸の目的で添加され
るとともに、耐食性、焼入性、強度の向上に有効な元素
である。しかし、多量に含有した場合、冷間加工性を害
するので2.0%以下に限定する。下限は特に限定しない
が、0.1%以上であることが望ましい。Mnは鋼の精錬時
に脱硫の目的で添加されるが、2.0%を越えると熱間加工
性を害するので2.0%以下に限定する。Mnの下限も特に
限定しないが、脱硫の目的には0.1%以上が望ましく、通
常0.1〜1.0%程度添加すればよいことが多い。
【0010】Crは前述のようにCと結びついて炭化物
(M236タイプおよびM73タイプ)を形成し、耐摩耗
性および耐焼付性を向上させる。さらに一部は基地中に
固溶して耐食性、耐酸化性、耐熱性を向上させる。ま
た、ピストンリングの表面処理の一つとして特に有効な
窒化処理において、硬質の窒化層を形成し、耐摩耗性、
耐焼付性を大きく向上させる。これらの効果を特に発揮
させるためには、18%を越えて添加する必要がある。し
かし、25%を越えると過度の共晶炭化物量を形成するだ
けでなく、C量が少ない場合には、焼入れ焼もどしによ
っても軟質の相であるフェライト相が安定となり、強度
が不足するため上限を25.0%とする。適正な共晶炭化物
量で、線材にするための加工性と炭化物析出による耐摩
耗性が両立する最も望ましい範囲は本発明の組成系では
Cr 19〜22%である。
【0011】Coは、本発明において耐焼付性を向上さ
せるうえで重要な元素であるが、ピストンリング線材や
ピストンリングに成形する加工性の点から上限を2%未満
とすることが必要である。この範囲での添加でCoは炭
化物を形成せず、基地中に固溶することにより、その耐
焼付性や耐硫酸腐食性を高めるほか、軟質の相であるフ
ェライト相の生成を抑制する効果がある。この効果はC
rが18%を越えるような高Crとなり、C%が0.3%を越え0.
6%程度の場合には、著しい効果として現われる。しか
し、Crが18%を越えるような高Crであると冷間や温間
における加工性の他に熱間加工性も劣化してくるので、
Coは上限を2%未満とすることが重要である。本発明で
は、Coの添加は必要とするものの、その量をCoの添加
の効果が出る範囲内で低く抑えて、加工性に問題がない
ようにしたのが、大きな特徴の一つである。
【0012】MoとWは、Moと1/2Wがほぼ当価で同じ
作用を及ぼす。これらの元素はCと結びついてそれ自体
の炭化物を形成するとともに、Cr炭化物中にも固溶す
ることにより、これを強化し、さらに焼もどしにおける
軟化抵抗を高めるのでピストンリング成形時の矯正や窒
化時の加熱でも硬さは低下しないという効果がある。ま
た窒化処理を行なう場合には、窒化層形成に寄与し、耐
摩耗性、耐焼付性を向上させる。さらにMoは、耐硫酸
腐食性を向上させる効果を有する。しかし、Mo+1/2W
で3.0%を越えて添加すると、硬質の炭化物の量を増し、
疲労強度低下の原因になると共に、高価な元素であるた
め、含有させる場合には、1種または2種をMo+1/2W
で3.0%以下に限定する。MoとWは少量の添加でも軟化
抵抗に効果があり、Mo+1/2Wで0.2%程度でも効果が生
じるが、望ましい範囲はMo+1/2Wで0.3〜2.0%であ
る。
【0013】VとNbは、効果的にVと1/2Nbがほぼ当
量であり、両元素とも結晶粒微細化に効果があり、ピス
トンリングの靭性向上に寄与するだけでなく、Mo,Wと
同様、それ自体で炭化物を形成するとともに、Cr炭化
物中にも固溶して、これを強化することにより耐摩耗
性、および耐焼付性を向上させるので添加するとよい。
また、両元素とも耐硫酸腐食性、耐カルボン酸腐食性を
向上させる。これ等の効果を得るためには、添加する場
合には、VとNbの1種または2種をV+1/2Nbで少な
くとも0.05%以上添加するとよい。しかし、過度に添加
するとMC型炭化物を過剰に生成し靭性を劣化させるの
でV+1/2Nb量の上限を2.0%とする。
【0014】Niは、炭化物を形成せず、基地に固溶
し、耐硫酸腐食性を高める効果を有する。特に窒化処理
を行なうピストンリングの場合には、Ni自身窒化物を
形成しないため、窒化層中においてもその作用が残存す
ることが特徴である。この効果を得るためには、Ni 5.
0%以下で添加するとよい。しかし、Niは5.0%を越える
と熱処理における所定の硬さが得られにくくなる。Cu
は、本発明において耐焼付性を向上させるだけでなく、
カルボン酸に対する耐腐食性を高めるためには積極的に
添加するとよい。Cu含有鋼は、例えばアルコール燃料
の燃焼ガスなどの腐食性雰囲気に対して従来の材料に増
して、より耐食性の優れたピストンリングとすることが
できる。上記の効果を十分得るために、Cuは0.2%以上
とするのがよいが、5.0%を越えると熱間加工性が悪くな
るため、Cuは5.0%以下とする。しかし、NiとCuは本
発明のピストンリング材として、必ずしも添加する必要
はなく、使用される雰囲気に応じて単独または複合添加
するとよい。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。表1に、供試材の化学成分を示す。このうち、No.
1ないしNo.15は本発明材、No.16ないしNo.18は比較
材である。また、No.19および20は、前述の特開平1−
208435号で開示されたCoを含有する鋼である。
供試材は、溶製、鍛伸、焼なましの工程により作製し
た後、焼入、焼もどしを行なって、硬さをHRC40〜43に
調整した。続いて、540℃ 20時間のガス窒化処理を行な
った。ガス窒化処理により窒化拡散層の最表面に脆い窒
化物が形成されるため、研磨によりこれを除去して試験
材とした。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】表2に各供試材の焼付きテスト結果および
摩耗テスト結果および10%硫酸、カルボン酸(5%酢酸+5%
蟻酸)による腐食減量を示す。これ等の試験には、超高
圧摩耗試験機を用いてテストした。試験片部の概略を図
1,図2に示す。焼付試験においては、同試験機を用い
下記の条件で行なった。 摩擦速度・・・8m/s 摩擦面圧力・・・初期圧 20kgf/cm2、3分毎に10kg/cm2づつ
上昇 潤滑油・・・・・モーターオイル #30,温度 80℃、ステータ
ーホルダー中心より400ml/min注油 焼付検出・・・・ロードセルおよび動歪計にて検出(焼付時
に異常摩擦力を検知) 相手材・・・・・JIS ねずみ鋳鉄4種(FC25)
【0019】また、摩耗試験については、下記の条件で
テストを行ない、試験片の摩耗量を測定した。 摩擦速度・・・3m/s 摩擦面圧力・・・80kgf/cm2 潤滑油・・・・・モーターオイル #30,温度 80℃、ステータ
ーホルダー中心より400ml/min注油 摩擦距離・・・50km 相手材・・・・・JIS ねずみ鋳鉄4種(FC25) 耐食性については、10mmφ×20mmLのガス窒化したサン
プル(最表面除去)について、10%硫酸 40℃、40時間での
腐食減量および5%酢酸5%蟻酸+水(60℃)、40時間での腐
食減量をそれぞれ求めた。
【0020】さらに、ピストンリング材から圧延や引抜
き加工によりピストンリングを製造する加工性を評価す
るために、焼なまし状態の供試材から引張試験片を作成
し、室温で引張試験を行ない、その時の伸びを測定した
値を表2に併記する。本発明材はCoを添加しない比較
材No.16ないし18の焼付発生面圧が高いだけでなく、硫
酸およびカルボン酸など腐食雰囲気に対する耐食性が特
に優れていることがわかる。一方、Coを多く含有する
従来鋼No.19および20は耐食性が優れるものの、焼なま
し状態の伸びが小さい値を示している。
【0021】
【発明の効果】本発明材は、同じレベルの比較材と比べ
て、焼付発生面圧が高く、ピストンリングに使用する際
に発生するスカッフを軽減できる。また、耐摩耗性も比
較材に比べて一段と良好である。さらに、硫酸やカルボ
ン酸に対する耐食性も良好で、特にカルボン酸に対して
は、格段に優れ、アルコール系燃料に対して十分対応で
きるものである。しかも、本発明材は加工性にも優れ、
製造上の点でも効果が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】超高圧摩耗試験装置の断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【符号の説明】
1 試験片(5.0mm角×10L) 2 円板(相手材・・・FC25) 3 ステータホルダー 4 ロータ 5 試験片保持具 6 潤滑油注入口 7 ロードセル 8 動歪計 P 摩擦圧力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%でC 0.3%を越え1.5%以下、Si
    2.0%以下、Mn 2.0%以下、Cr 18%を越え25%以下、Co
    2%未満、MoとWの1種または2種をMo+1/2Wで3.0%
    以下、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特
    徴とするピストンリング材。
  2. 【請求項2】 重量%でC 0.3%を越え1.5%以下、Si
    2.0%以下、Mn 2.0%以下、Cr 18%を越え25%以下、Co
    2%未満、MoとWの1種または2種をMo+1/2Wで3.0%
    以下、VとNbの1種または2種をV+1/2Nbで2.0%以
    下、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴
    とするピストンリング材。
  3. 【請求項3】 Feの一部を5.0%以下のNiと5.0%以下の
    Cuの1種または2種で置換した請求項1または2に記
    載のピストンリング材。
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