JPH0614516A - ステツピングモータ - Google Patents

ステツピングモータ

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Publication number
JPH0614516A
JPH0614516A JP19297792A JP19297792A JPH0614516A JP H0614516 A JPH0614516 A JP H0614516A JP 19297792 A JP19297792 A JP 19297792A JP 19297792 A JP19297792 A JP 19297792A JP H0614516 A JPH0614516 A JP H0614516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnetic pole
pole teeth
stepping motor
detent torque
Prior art date
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Pending
Application number
JP19297792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Hayashi
俊郎 林
Toshio Hashimoto
寿雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP19297792A priority Critical patent/JPH0614516A/ja
Publication of JPH0614516A publication Critical patent/JPH0614516A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロータの外周面に所定の間隙を隔てて対向しロ
ータの周方向に複数配列された磁極歯を有する第1相の
ステータコア及び、ロータの外周面に所定の間隙を隔て
て対向しロータの周方向に複数配列された磁極歯を有し
第1相のステータコアに対してロータの回転軸方向に並
設された第2相のステータコアを有するステツピングモ
ータにおいて、デイテントトルクを一段と低減する。 【構成】ロータ16の周側面に対向する位置からロータ
16の周側面に向かう方向に突出した突起部30A、3
0B、31A、31Bをステータコア25A、25B、
29A、29Bの磁極歯25AT、25BT、29A
T、29BT間にそれぞれ形成したことにより、一段と
有効にデイテントトルクを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステツピングモータに関
し、特にデイテントトルクを低減するようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ステツピングモータにおいては例
えば図4に示すように、コイルボビン2にコイル3を巻
回し、さらにステータコア5A及び5Bを被着してなる
第1相のコイル部6と、コイルボビン7にコイル8を巻
回し、さらにステータコア9A及び9Bを被着してなる
第2相のコイル部10とがそれぞれ電気角90°の位相差
を以てハウジング内に固定されている。
【0003】ここで第1相のコイル部6は、2つのステ
ータコア5A及び5Bによつて構成されており、ステー
タコア5A及び5Bにはそれぞれ磁極歯5AT及び5B
Tが形成されている。この磁極歯5AT及び5BTをそ
れぞれコイルボビン2の内周面側に挿入するようにして
ステータコア5A及び5Bを当該コイルボビン2に被着
する。
【0004】また第2相のコイル部10においても同様
にして、ステータコア9A及び9Bにはそれぞれ磁極歯
9AT及び9BTが形成されている。この磁極歯9AT
及び9BTをそれぞれコイルボビン7の内周面側に挿入
するようにしてステータコア9A及び9Bを当該コイル
ボビン7に被着する。
【0005】かくして当該ステータコア5A、5B及び
9A、9Bの内周側にロータマグネツトを回転自在に支
持することにより、当該ロータマグネツトの周側面の円
周方向に沿つて順次交互に着磁されているN極及びS極
が対向するようになされている。
【0006】従つてそれぞれ電気角90°だけ位相差を以
て取り付けられている第1相及び第2相のコイル部6及
び10にそれぞれ駆動パルスを所定のタイミングで入力
することにより、当該駆動パルスに対応したステツプ数
だけロータマグネツトを回転させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のステ
ツピングモータにおいては、第1相のコイル部6及び第
2相のコイル部10がステータコア5B及び9Aにおい
て直接接合されていることにより、当該接合部にロータ
マグネツト16からの磁束が収束し、この結果当該ロー
タマグネツト16の回転を妨げるようなデイテントトル
クが大きくなる問題があつた。
【0008】この問題点を解決するための一つの方法と
して、第1相及び第2の各コイルの接合部に対向するロ
ータマグネツトの一部を切断して当該コイルの接合部に
ロータマグネツトが対向しないようにする方法が考えら
れている。ところがこのような方法によるとモータ自体
のホールデイングトルクが低下する問題があり、解決策
としては未だ不十分であつた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ホールデイングトルクを低下させずにデイテントト
ルクだけを低下し得るステツピングモータを提案しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ロータ16の外周面に所定の間隙
を隔てて対向しロータ16の周方向に複数配列された磁
極歯25AT、25BTを有する第1相のステータコア
25A、25B及び、ロータ16の外周面に所定の間隙
を隔てて対向しロータ16の周方向に複数配列された磁
極歯29AT、29BTを有し第1相のステータコア2
5A、25Bに対してロータ16の回転軸方向に並設さ
れた第2相のステータコア29A、29Bを有するステ
ツピングモータ20において、ロータ16の周方向にそ
れぞれ複数配列されたステータコア25A、25B、2
9A、29Bの磁極歯25AT、25BT、29AT、
29BT間に、ロータ16の周側面に向かう方向に突出
した突起部30A、30B、31A、31Bを形成する
ようにする。
【0011】また本発明においては、突起部30A、3
0B、31A、31Bはロータ16の周側面に向かつて
方形形状に突出形成するようにする。
【0012】
【作用】ロータ16の周方向に沿つてそれぞれ複数配列
された磁極歯25AT、25BT、29AT、29BT
間にそれぞれ突起部30A、30B、31A、31Bを
形成することにより、磁極歯25AT、25BT、29
AT、29BTによつて発生するデイテントトルクTD1
を打ち消すようなデイテントトルクTD3を発生させるこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】図9との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、ステツピングモータ20は、磁性体でな
り磁極歯25ATを有するステータコア25A及び、磁
性体でなり磁極歯25BTを有するステータコア25B
によつて第1相のコイル部6が形成されており、さらに
同様にして磁極歯29ATを有するステータコア29A
及び磁極歯29BTを有するステータコア29Bによつ
て第2相のコイル部10が形成されている。
【0015】この第1相のコイル部6及び第2相のコイ
ル部10がハウジング11内に固定されており、当該ハ
ウジング11に軸受12及び13を介して回転軸15が
回転自在に枢支され、当該回転軸15にスリーブ14を
介してロータマグネツト16が固定されている。このロ
ータマグネツト16の周側面には多極着磁によつてN極
及びS極の磁極が順次形成されている。
【0016】ここで図2に示すように、ステータコア2
5Bにおいてはロータマグネツト16の周側面に対向す
る位置に所定の角間隔ごとに磁極歯25BTが形成され
ており、当該磁極歯25BTの間にロータマグネツト1
6の周側面(磁極面)に向かつて突出した突起部30B
が形成されている。また図3(A)に示すように、ステ
ータコア25A、29A及び29Bにおいても同様にし
て各磁極歯25AT、29AT及び29BTの間にそれ
ぞれ突起部30A、31A及び31Bが形成されてい
る。
【0017】以上の構成において、ステツピングモータ
20はステータコア25A、25B、29A及び29B
の各磁極歯25AT、25BT、29AT及び29BT
によつて発生するデイテントトルクTD1は図3(B)に
示すようになる。このデイテントトルクTD1に対して、
各磁極歯25AT、25BT、29AT及び29BT間
にそれぞれ形成された突起部30A、30B、31A及
び31Bによつて発生するデイテントトルクTD3は図3
(C)に示すようになる。
【0018】このデイテントトルクTD3は、デイテント
トルクTD1を打ち消すように発生することにより、当該
デイテントトルクTD1及びTD3を合成してなる当該ステ
ツピングモータ20の合成デイテントトルクTD2は図3
(B)に示すように、突起部30A、30B、31A及
び31Bを形成しない場合に比してその大きさを低減す
ることができる。
【0019】以上の構成によれば、各磁極歯25AT、
25BT、29AT及び29BTによつて発生するデイ
テントルクTD1を打ち消すようなデイテントトルクTD3
を発生する突起部30A、30B、31A及び31Bを
各磁極歯25AT、25BT、29AT及び29BTの
間にそれぞれ形成するようにしたことにより、当該ステ
ツピングモータ20全体としてのデイテントトルクを一
段と低減することができる。
【0020】因にロータマグネツト16の一部を切り欠
くことなくデイテントトルクを低減することができるこ
とにより、ホールデイングトルクを低下させることなる
デイテントトルクだけを有効に低減することができる。
【0021】なお上述の実施例においては、本発明を2
相のステツピングモータに適用した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、他の複数の相でなるステツ
ピングモータにおいても各磁極歯間に突起部を形成する
ことにより、上述の場合と同様の効果を得ることができ
る。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ロータの
周側面に対向する位置から上記ロータの周側面に向かう
方向に突出した突起部をステータコアの磁極歯間にそれ
ぞれ形成したことにより、一段と有効にデイテントトル
クを低減することができるステツピングモータを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステツピングモータの一実施例の
構成を示す断面図である。
【図2】本発明によるステータコアの構成を示す斜視図
である。
【図3】本発明による突起部及びデイテントトルク波形
を示す断面図及び特性曲線図である。
【図4】従来のステツピングモータを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
5A、5B、9A、9B、25A、25B、29A、2
9B……ステータコア、5AT、5BT、9AT、9B
T25AT、25BT、29AT、29BT……磁極
歯、6……第1相コイル部、10……第2相コイル部、
16……ロータマグネツト、15……回転軸。20……
ステツピングモータ、30A、30B、31A、31B
……突起部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータの外周面に所定の間隙を隔てて対向
    し上記ロータの周方向に複数配列された磁極歯を有する
    第1相のステータコア及び、上記ロータの外周面に所定
    の間隙を隔てて対向し上記ロータの周方向に複数配列さ
    れた磁極歯を有し上記第1相のステータコアに対して上
    記ロータの回転軸方向に並設された第2相のステータコ
    アを有するステツピングモータにおいて、 上記ロータの周方向にそれぞれ複数配列された上記ステ
    ータコアの上記磁極歯間に、上記ロータの周側面に向か
    う方向に突出した突起部を形成したことを特徴とするス
    テツピングモータ。
  2. 【請求項2】上記突起部は上記ロータの周側面に向かつ
    て方形形状に突出形成されてなることを特徴とする請求
    項1に記載のステツピングモータ。
JP19297792A 1992-06-26 1992-06-26 ステツピングモータ Pending JPH0614516A (ja)

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JP19297792A JPH0614516A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 ステツピングモータ

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JP19297792A Pending JPH0614516A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 ステツピングモータ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819241A (ja) * 1994-06-24 1996-01-19 Fuji Elelctrochem Co Ltd ステータヨークの製造方法及びステータヨーク
US5677581A (en) * 1994-06-16 1997-10-14 Nippondenso Co., Ltd. Stepping motor with protruding pole teeth to increase detent torque
JP2007113631A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遮断弁装置
JP2007135318A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Fdk Corp ステッピングモータ

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