JPH06144650A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPH06144650A
JPH06144650A JP4293368A JP29336892A JPH06144650A JP H06144650 A JPH06144650 A JP H06144650A JP 4293368 A JP4293368 A JP 4293368A JP 29336892 A JP29336892 A JP 29336892A JP H06144650 A JPH06144650 A JP H06144650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording sheet
roller
winding
recording paper
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP4293368A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitaka Kumagai
行高 熊谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP4293368A priority Critical patent/JPH06144650A/ja
Publication of JPH06144650A publication Critical patent/JPH06144650A/ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はの目的は、ロール記録紙を搬送して画
像を記録するにあたり、記録紙の姿勢を正規の状態に矯
正することができるようにすることにある。 【構成】記録シートを巻回したロール紙管 4から記録シ
ート 100を搬送する搬送手段 9を介して搬送すると共
に、この搬送手段を経て送られてきた記録シートはロー
ラ10とこのローラに接するピンチローラ 13bとにより構
成される巻取り手段13の該ローラ‐ピンチローラ間の押
圧点に記録シート先端を送り込んで巻き取り、搬送経路
に設けられた記録手段 1,6により、搬送される記録シー
トに像を記録するようにした画像記録装置において、記
録シートの巻取り手段13への巻き取り初期時、この巻取
り手段を停止させ、記録シート先端が押圧点に到達した
後、所定時間経過後、若しくは所定量の記録シート搬送
した後、巻き取り開始させるべく回転を開始制御を行う
制御手段60を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電記録方式を用いて、
ロール状に巻かれた静電記録紙等の用紙に直接モノクロ
画像、カラー画像を形成する画像形成装置における用紙
搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状に巻かれた静電記録紙等
の用紙に静電記録方式により、直接カラー画像を形成す
るカラー静電プロッター等の画像形成装置では、静電記
録紙をロール状に巻き付けたロール紙管と、静電記録紙
の先端を一時的に巻取っておく巻取りローラとの間で、
静電記録紙を何回も往復搬送し、その間にブラック、シ
アン、マゼンダ、イエローの各色画像を重ね合わせて、
カラー画像を形成している。
【0003】巻取り手段としては、静電記録紙の紙幅よ
りも若干幅の広い、表面の摩擦係数のコントロールされ
た巻取りローラの周りを、静電記録紙の先端を案内搬送
する紙ガイドで囲み、巻付きを助ける為のピンチローラ
を、巻取りローラの長手方向に左右対象に複数配置する
形で構成されている。
【0004】巻取りローラに搬送されてきた静電記録紙
の先端は、紙ガイドに案内されつつ搬送されながら巻取
りローラとこれに接するピンチローラとのニップ点(押
圧点)に進入する。このとき、巻取りローラは搬送され
てくる静電記録紙に対して十分に大きい周速を持って回
転しているため、静電記録紙の先端はニップ点に突入と
同時にスリップしながら搬送され始め、巻取りローラに
巻き付いてゆく。
【0005】静電記録紙が巻取りローラに完全に巻き付
いてしまうと、巻取りローラの回転数は、静電記録紙の
搬送速度と同一の周速にまで落ち、搬送されてくる静電
記録紙を順に巻取ってゆく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような巻取り手
段を持つ画像形成装置でカラー画像を印字しようとする
場合、各色の位置合わせは、巻取りローラとロール紙管
との間の用紙搬送精度によって決まってくる。
【0007】具体的には、巻取りローラとロール紙管と
の間で静電記録紙を往復搬送する場合、紙送り方向の位
置合わせは、通常、静電記録紙上に記録されたタイミン
グマークの位置をCCD(固体撮像素子)センサ等のイ
メージセンサで読み取ることにより行う。すなわち、こ
のタイミングマーク位置に合わせて各色の画像を順に形
成して行く。
【0008】一方、紙幅方向に対しては、巻取りローラ
とロール紙管との間で往復搬送されている間に、用紙が
少しずつずれてゆくことが多い。この紙幅方向の横ズレ
の原因としては、巻取りローラへの静電記録紙の巻き付
き方が最も大きい影響を与えていると考えられる。
【0009】巻取りローラへの静電記録紙の巻き付き方
は、巻取りローラ、駆動ローラ、ロール紙管の平行度や
巻取ローラガイドの形状精度に大きく左右されるが、平
行度や形状精度をこれ以上高めることは、構造上および
コスト上、問題がある。また、その時の静電記録紙のカ
ールの具合や温度湿度によっても左右されるため、部品
精度、組立精度だけでは対応に限度がある。
【0010】そこで、この発明の目的とするところは、
カラー静電プロッタ等のようなロール紙を反復移動走査
しながら紙面に画像を形成する画像形成装置において、
これ以上、部品精度や組立精度を向上させずとも紙幅方
向の横ズレを抑制することができるようにした画像形成
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次のように構成した。すなわち、記録シート
を巻回したロール紙管から記録シートを搬送する搬送手
段を介して搬送すると共に、この搬送手段を経て送られ
てきた記録シートはローラとこのローラに接するピンチ
ローラとにより構成される巻取り手段の該ローラ‐ピン
チローラ間のニップ点に記録シート先端を送り込んで巻
き取り、搬送経路に設けられた記録手段により、搬送さ
れる記録シートに像を記録するようにした画像記録装置
において、
【0012】第1には、記録シートの巻取り手段への巻
き取り初期時、この巻取り手段を停止させ、記録シート
先端がニップ点に到達した後、所定時間経過後、若しく
は所定量の記録シート搬送した後、巻き取り開始させる
べく回転を開始制御を行う制御手段を設けて構成した。
【0013】また、第2には記録シートの巻取り手段へ
の巻き取り初期時、記録シート先端がニップ点に到達し
た後、上記搬送手段を停止させ、所定時間経過後、搬送
再開すべく制御する制御手段を設けて構成した。
【0014】さらに第3には、記録シートの巻取り手段
への巻き取り初期時、記録シート先端がニップ点に到達
するに要する所定の時間は巻き取り手段を高速、高トル
ク運転制御し、その後通常速度、通常トルク運転に切り
替えるべく制御する制御手段を設けて構成した。
【0015】
【作用】第1の構成の場合、記録シートの巻取り手段へ
の巻き取り初期時、この巻取り手段を停止させ、記録シ
ート先端がニップ点に到達した後、所定時間若しくは所
定量の記録シート搬送することから、記録シート先端が
ニップ点を頭に、カールされることになり、記録シート
先端がニップ点で所定の姿勢になる。その後、巻取り手
段は巻き取りを開始されるため、しわや弛みのない状態
で記録シートは巻取り手段へ巻き取られてゆく。従っ
て、記録シートは搬送に際して横ずれが抑制される。
【0016】また、第2の構成の場合、記録シートの巻
取り手段への巻き取り初期時、記録シート先端がニップ
点に到達した後、上記搬送手段を停止させ、この間、記
録シート先端は巻取り手段に巻き取られるが、記録シー
ト先端はニップ点位置であり、1周目までは巻き取られ
ていないために、記録シートは巻取り手段に巻き付いた
状態で両者はスリップする。このスリップにより、記録
シートはしわや弛みが除去される。所定時間経過後、上
記搬送手段は搬送再開制御されるので、巻取り手段はス
リップ状態から記録シートの巻き取り状態に移行する。
この結果、しわや弛みのない状態で記録シートは巻取り
手段へ巻き取られてゆく。従って、記録シートは搬送に
際して横ずれが抑制される。
【0017】さらに第3の構成の場合、記録シートの巻
取り手段への巻き取り初期時、記録シート先端がニップ
点に到達するに要する所定の時間は巻き取り手段を高
速、高トルク運転制御しており、その間は記録シート先
端は巻取り手段に巻き取られるが、記録シート先端はニ
ップ点位置から1周目までの巻き取り状態に達するまで
は、巻取り手段に巻き付いた状態で記録シートはスリッ
プする。このスリップにより、記録シートはしわや弛み
が除去される。所定時間経過後、上記巻取り手段は通常
速度、通常トルク運転に切り替えられるため、巻取り手
段はスリップ状態から記録シートの巻き取り状態に移行
する。この結果、しわや弛みのない状態で記録シートは
巻取り手段へ巻き取られてゆく。従って、記録シートは
搬送に際して横ずれが抑制される。
【0018】上記のように構成することで、巻取りロー
ラに巻き付く記録シートの先端位置を、周囲の環境、用
紙のカール、紙ガイドの形状精度等によらず、左右で均
一にすることが可能となり、用紙搬送時に紙幅方向への
横ズレの発生を抑制できるようになる。
【0019】従って、本発明によれば、カラー静電プロ
ッタ等のようなロール紙を反復移動走査しながら紙面に
画像を形成する画像形成装置において、これ以上部品精
度や組立精度を向上させずとも紙幅方向の横ズレを抑制
することができるようになる用紙搬送機構を提供でき
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0021】(装置の構成)本発明は制御の形態によ
り、3つの実施例に別れるが、これらの実施例はともに
同じ構成を用いるので、はじめに本発明の装置の基本的
構成を説明する。図1に本発明に係わる画像形成装置の
構成の概要を示す。
【0022】図1において、1は静電記録紙100上に
静電潜像を形成する静電ヘッド、2はこの静電ヘッド1
に静電記録紙100を押し付けて静電記録紙100上に
ムラ無く静電潜像を形成させるパッドローラ、21は静
電記録紙100の非画像形成面の不要な静電気を除去す
る除電ブラシ、3は静電ヘッド1に対する静電記録紙1
00の位置を検出するCCDセンサ、4は静電記録紙1
00がロール状に巻かれていて画像形成部に対して静電
記録紙100を供給する紙管である。
【0023】また、5は静電ヘッド1の表面に対して平
行に静電記録紙100を送り込み、かつ、その回転数か
ら静電記録紙100の搬送速度を検出するエンコーダロ
ーラ、5eはエンコーダローラ5と共に静電記録紙10
0を挟み込み、エンコーダローラ5と静電記録紙100
との間でのスリップを防止するエンコーダピンチローラ
である。
【0024】6は静電記録紙100と密着し、静電記録
紙100との間に液体現像液である湿式トナーを作用さ
せることで、静電記録紙100上に形成された静電潜象
をトナー像として現像する現像ヘッドである。
【0025】現像ヘッド6はドラム状であり、周面には
ブラック用現像ヘッド部6a、シアン用現像ヘッド部6
b,マゼンタ用現像ヘッド部6c,イエロー用現像ヘッ
ド部6dが順に配置されている。
【0026】これら現像ヘッド部6a〜6dは現像ヘッ
ド6の回転走査により、上部位置に来たものが現像に供
されるヘッド部となり、この現像に供されるヘッド部に
対して、そのヘッド対応の色の現像液が供給され、静電
記録紙100に現像液を作用させることができるように
なる。現像ヘッド6を回転させる際には、現像に供され
たヘッド部内に供給されていた現像液は抜き取られ、乾
燥される。
【0027】従って、各現像ヘッド部6a〜6dは並び
順に逐次、現像位置に送られ、この順番で静電記録紙1
00と接触し、静電記録紙100上にカラ−画像を形成
していく。
【0028】8はエンコーダローラ5と共に画像形成部
における静電記録紙100の姿勢を決定し、静電記録紙
100上の不要なトナーを吸い取る吸い取りローラ、9
は静電記録紙100を駆動させ、静電記録紙100の搬
送方向、搬送速度を決定する駆動ローラ、10は画像形
成途中の静電記録紙100を巻き取り保管する巻き取り
ローラ、12は駆動ローラに静電記録紙100を押し付
け、駆動ローラ9の駆動力を静電記録紙100に伝達す
る駆動ピンチローラである。
【0029】また、13は巻き取りローラ10に静電記
録紙100を挟んで押し付け、静電記録紙100が巻き
取りローラ10に巻き付くのを助ける巻き取りピンチロ
ーラ、11は静電記録紙100の搬送経路を切り替え、
印字途中では11aの位置にあり、巻き取りローラ10
に静電記録紙100を送り込み、画像形成が完了すると
11bの位置に切り替わり、カッタ・ユニット50に静
電記録紙100を送り込むゲートである。
【0030】14は静電記録紙の存在位置を検知する紙
経路センサであり、駆動ローラ9と駆動ピンチローラ1
2とのニップ点Aより下流側で、巻取りローラ10より
上流側の適宜な位置に配される。
【0031】15は吸い取りローラ8上にセットされた
静電記録紙100を、駆動ローラ9と駆動ピンチローラ
12とのニップ点Aまで搬送する搬送ベルトであり、構
成の詳細は後述するが、静電記録紙搬送手段である駆動
ローラ9の両端にそれぞれ掛け渡されている。この搬送
ベルト15は静電記録紙の搬送経路上流側に向けて突出
させて配されており、その先端側は吸い取りローラ8上
に位置する長さとなっている。搬送ベルト15は上流側
に向けて逆ハの字状に配されていて、この形状により、
静電記録紙の送り時に紙面の両端をそれぞれ外側に引っ
張り、姿勢を正してしわも取る構造となっている。
【0032】19は巻取り部からカッタ・ユニット50
へ向かう静電記録紙100を案内する紙ガイド、18は
巻取りローラ10に静電記録紙100が巻き付くのを補
助する巻取り紙ガイドである。
【0033】20は巻取りローラ10の回転数を検出す
ることで、巻取りローラ10への静電記録紙100の巻
き付きを検知する巻取りセンサであり、具体的には、ス
リット板20aのスリットの通過時間間隔をフォトイン
タラプタ等のセンサで検出する。
【0034】30は巻取りローラ10を回転駆動する巻
取りモータ、30aはモータプーリ、31は巻取りモー
タ30の回転をローラプーリ10aを介して巻取りロー
ラ10に伝達する巻取りベルト、32は駆動ローラ9と
駆動ピンチローラ12とのニップ点Aから巻取りローラ
10に静電記録紙100を案内搬送する紙ガイドであ
る。
【0035】上記カッタ・ユニット50は画像の形成さ
れた静電記録紙100を、必要とされる画像形成部分と
不要な部分とに切り分けるとともに、所定の図面サイズ
に画像を切断するものであり、Yカッタ・ユニット部5
1とXカッタ・ユニット52とを有する。22はこのカ
ッタ・ユニット50にてカットされて排紙された用紙を
外部の用紙保管装置の案内する排紙ガイドである。
【0036】54はカッタ・ユニット50に搬送されて
きた静電記録紙100の、カッタ・ユニット50内での
搬送速度、搬送方向等を制御する給紙ローラ、55は給
紙ローラ54と共に静電記録紙100をニップし、搬送
する給紙ピンチローラである。また、上記Yカッタ・ユ
ニット51は静電記録紙100を紙幅方向にカットする
ものであり、Xカッタ・ユニット52はYカッタ・ユニ
ット部51により切断された静電記録紙100を、紙搬
送方向と同一方向に切断すると共に、機外に排紙するも
のである。53は排紙ローラ54と共に静電記録紙10
0をニップ、搬送する排紙ローラである。また、60は
制御装置であり、本システムの各要素の制御を司る。
【0037】図2は本発明に係る画像形成装置の巻取り
ピンチローラユニット13の詳細図である。巻取りピン
チローラユニット13における13aは、巻取りローラ
10と巻取りピンチローラユニット13とのニップ点B
まで静電記録紙100を案内搬送する巻取りピンチガイ
ド、13bは巻取りピンチローラ、13cは巻取りピン
チローラユニット13を回転可能に軸支する巻取り軸で
ある。13gは支持アームであり、一端は巻取り軸13
cに回動可能に軸支され、他端側には巻取りピンチロー
ラ13bを回転可能に保持している。
【0038】巻取り軸13cは巻取りローラ10の軸線
に平行に、その軸心を配して定位置に設けられており、
巻取りピンチローラユニット13はアーム13g部分を
以てこの巻取り軸13cを軸に回転可能に軸支されてい
ることから、巻取りピンチローラ13bは巻取りローラ
10に対して巻取り軸13cを回動中心に接離方向に移
動可能になっている。なお、巻取りピンチローラ13b
は巻取りローラ10の長手方向に左右対称に5台配置さ
れている。
【0039】また、13dは巻取りピンチローラ13b
に押圧力を付与するバネ、13eはそのつまみ部分を回
転させることでバネ13dのスパンを変え、そのことに
より巻取りピンチローラ13bの押圧力を制御する調整
ノブ、13fは調整ノブ13eを回すことによりバネ1
3dのスパンを変えるアングルである。
【0040】すなわち、巻取り軸13cは定位置固定で
あり、巻取り軸13cには調整ノブ13eの軸に形成し
たネジ部分と螺合するネジ穴が形成されていて、L型の
アングル13fは調整ノブ13eにより巻取り軸13c
に取り付けられる。
【0041】巻取りピンチガイド13aはアーム13g
に固定されており、また、この巻取りピンチガイド13
aはL型のアングル13fとの間に設けられたバネ13
dにより押圧されていることから、調整ノブ13eを回
して巻取り軸13cに対するアングル13fの離間距離
を変えることにより、巻取りピンチローラ13bの巻取
りローラ10に対する押圧力を調整することができる。
【0042】上述したように、巻取りピンチローラ13
bは巻取りローラ10の長手方向に左右対称に5台配置
されており、図2の構成は左右一対の構成となっている
ことから、5台配置の巻取りピンチローラ13bは左右
の調整ノブ13eをそれぞれ回して調整することで、巻
取りピンチローラの押圧力を左右で調整可能にしてい
る。
【0043】また、図3に示すように駆動ローラ9は比
較的太い径のローラを用いており、その両端部近傍に溝
9aがそれぞれ切ってある。また、駆動ローラ9の両端
にはそれぞれくの字型に湾曲された支持アーム9bが、
その端部側を駆動ローラ9の軸に係合させて取り付けて
あり、支持アーム9bの他端部にはプーリ9cが回転自
在に取り付けてある。
【0044】プーリ9cの位置は吸い取りローラ8に対
向する程度の位置となるように支持アーム9bの長さが
設定される。駆動ローラ9の両端にそれぞれ取り付けら
れた支持アーム9bの先端は内側に曲がるにように配置
されており、それぞれのプーリ9cと駆動ローラ9の溝
9aとの間にはそれぞれ上述の搬送ベルト15が掛け渡
されていて、これら一対の搬送ベルト15は静電記録紙
搬送経路の下流側から見て先端側が狭い逆ハの字状に配
される。
【0045】この構成により、駆動ローラ9の回転に伴
って、搬送ベルト15は駆動ローラ9の周速度と同一速
度で同一方向に駆動移動され、静電記録紙100を順方
向すなわち、紙管4からの送り出し方向に駆動ローラ9
を回転駆動させるときは、搬送ベルト15は駆動ローラ
9に対する遊星運動を伴うことにより、搬送ベルト15
は吸い取りローラ8に接するように作用し、静電記録紙
100を逆方向すなわち、紙管4側に戻す方向に駆動ロ
ーラ9を回転駆動させるときは、ベルト15は駆動ロー
ラ9に対する遊星運動が逆方向となって、吸い取りロー
ラ8から離れるように作用する構成となる。
【0046】また、一対の搬送ベルト15は静電記録紙
100の搬送経路を順方向で見た場合、逆ハの字状にな
っており、この形状に配置されて静電記録紙100に接
する結果、静電記録紙100の移動に伴って一対の搬送
ベルト15は紙面の両端をそれぞれ外側に引張り、姿勢
を正すと共に、しわを取り除くように作用させる。 (第1実施例)次に上記構成の本装置の作用を説明す
る。はじめに図1を用いて、本発明の第1実施例に係わ
る画像形成装置の概略の印字動作を説明する。
【0047】第1実施例では、初期時において、巻取ロ
ーラ10は回転停止させ、この停止中の巻取ローラ10
に静電記録紙100を送り込んで巻取ローラ10のニッ
プ点Bに静電記録紙100の先端を当てる形で静電記録
紙先端側をループ形成させることにより、静電記録紙1
00の先端を巻取ローラ10にしわや弛みをなくした正
しい姿勢でニップされるようにして、位置ずれを防ぐ方
式である。
【0048】具体的に動作を説明すると、ロ−ル紙管4
から繰り出され、静電ヘッド1とパッドロ−ラ2との間
を通して、駆動ローラ9と駆動ピンチローラ12とでニ
ップされた静電記録紙100は、ロ−ル紙管4を逆回転
させてバックテンションを与えられながら駆動ローラ9
と駆動ピンチローラ12とによって順方向に定速搬送さ
れながら、印字動作が開始される。そして、印字動作が
開始されると、静電ヘッド1により第1色目に相当する
静電潜像を書き込まれながら、一定の速度で搬送され
る。
【0049】静電潜像を形成された静電記録紙100
は、現像ヘッド6と接触し、第1色目の現像が行われ、
吸い取りローラ8で不要なトナ−を除去された後、紙ガ
イド19と紙ガイド32との間を通って送られ、紙位置
センサ14でその先端位置を検出されて、ゲート11の
方向へ搬送される。この時、ゲート11は11aの位置
にあるため、静電記録紙100の先端は巻き取りローラ
10へと送り込まれる。
【0050】巻取りローラ10へ搬送されてきた静電記
録紙100の先端は、紙ガイド18、巻取りガイド13
aに案内搬送されながら、巻取りローラ10と巻取りピ
ンチローラ13とのニップ点Bに突き当たる。
【0051】この時、巻取りローラ10は停止している
ため、静電記録紙100の先端は、巻取りローラ10の
長手方向に左右対称に5台配置されている各巻取りピン
チローラ13bとのニップ点Bに突き当たる。巻取ロー
ラ10は回転が停止しているが、駆動ローラ9は回転
し、静電記録紙100を巻取りローラ10に搬送してき
ているため、ニップ点B付近でループを形成する。
【0052】このように、静電記録紙100の先端がニ
ップ点Bでループを形成することで、静電記録紙100
の紙幅方向左右での先端位置が、ニップ点Bで揃えられ
る。そして、紙位置センサ14で先端位置を検知してか
らの静電記録紙の搬送量をカウントし、ループを形成す
るに十分な距離、静電記録紙100を搬送したところ
で、巻取りローラ10の高速回転を開始させる。
【0053】ニップ点Bで停止していた静電記録紙10
0の先端は、5箇所同時にニップ点Bに突入し、高速回
転が開始された巻取りローラ10により順方向に高速搬
送され、巻取りローラ10に左右均一に巻き付く。巻取
りローラ10に静電記録紙100が完全に巻き付いてし
まうと、駆動ローラ9を経て送り出されている静電記録
紙100が巻き付いている関係で、巻取りローラ10の
回転数は、駆動ローラ9によって規定される紙搬送速度
と一致する。その後は、巻取りローラ10は紙搬送速度
と同一の周速を以て回転しながら、搬送されてくる静電
記録紙100を順に巻取っていく。
【0054】静電記録紙100は腰のあるしっかりとし
た紙質のシートであるから、その先端が縁に対して直角
で真っ直ぐに切断された切断面を有しているならば、こ
の一連の巻き取り動作により、巻取りローラ10に左右
均一に巻き付く。
【0055】しかも、駆動ローラ9の上流側には逆ハの
字状の一対の搬送ベルト15があり、この搬送ベルト1
5が逆ハの字状配置で静電記録紙100の表面に接する
結果、静電記録紙100の移動に伴って紙面の両端をそ
れぞれ外側に引張り、姿勢を正すと共に、しわを取り除
くように作用させることから、この作用と相俟って静電
記録紙100は正しい位置、しわや弛みをなくした正し
い姿勢で巻取りローラ10に巻き取られながら搬送され
ることになる。
【0056】静電記録紙100の紙幅は1mにも及ぶ幅
広のものであり、紙管4には繰出し方向と逆方向の回転
力が与えられるから、紙管4からの紙の繰出しはかなり
のバックテンションが加わる。そのため、巻取側の位置
および姿勢が正しいものとなれば、搬送経路全体に亙
り、静電記録紙100は定位置を通るように姿勢が矯正
され、また、しわや弛みは除去されて発生しなくなる。
【0057】このように姿勢制御されて静電記録紙10
0が搬送されながら第1色目の印字が終了すると、現像
ヘッド6とパッドローラ2は静電記録紙100から引き
離され、続いて駆動ローラ9が印字時とは逆方向に回転
し、静電記録紙100をロール紙管4に巻き戻す。この
巻き戻し動作は、静電記録紙100の先端が駆動ローラ
9と駆動ピンチローラ12とのニップ点Aの手前まで巻
き戻されたところで停止される。
【0058】巻き戻しが終了した時点でパッドローラ2
が再び下降制御されて静電記録紙100に接触されると
共に、現像ヘッド6が45°回転し、第2色目の現像ヘ
ッド部が静電記録紙100と向き合い接触し、第2色目
の印字準備が完了する。同様にして第2色目、第3色目
の印字を行う。
【0059】第3色目の印字が終了し、静電記録紙10
0がロール紙管4に完全に巻き戻されると、ゲート11
が11bの位置に切り替わり、紙経路が巻き取りローラ
10の方向からカッタ・ユニット50の配置方向に変わ
る。
【0060】第3色目までの印字動作と同様に静電記録
紙100上に第4色目の画像が形成されながら、静電記
録紙100はカッタ・ユニット50に送られる。カッタ
・ユニット50に送られてきた静電記録紙100は、そ
の先端の非画像部分がYカッタ・ユニット51で切り落
とされ、続いて画像部分と未画像形成部分がYカッタ・
ユニット51で同様に切り離される。
【0061】次にXカッタ・ユニット52で静電記録紙
100の両端の不要部分が切り落とされ、画像のサイズ
がA2版以下の場合は、さらにXカッタ・ユニット52
で切り分けられ、排紙ガイド22を通って機外に排出さ
れる。
【0062】画像部分が機外に排出された後、画像部分
が切り離された静電記録紙100は巻き戻され、先端が
A点の手前に来たところで巻き戻しを停止し、印字動作
が完了する。以上の動作は制御装置60の制御機能によ
り実現されており、上記動作の流れをフロ−チャ−トで
示すと図4の如きとなる。
【0063】このように、第1実施例は初期時におい
て、巻取ローラ10は回転停止させ、この停止中の巻取
ローラ10に静電記録紙100を送り込んで巻取ローラ
10のニップ点Bに静電記録紙100の先端を当てる形
で静電記録紙先端側をループ形成させることにより、静
電記録紙100の先端を巻取ローラ10に正しい姿勢で
ニップされるようにして、しわや弛みをなくした正しい
姿勢を保ち、位置ずれを防ぐ方式であり、部品精度や組
立精度を向上させずとも紙幅方向の横ズレを抑制するこ
とができる。次に第2実施例としての制御形態を説明す
る。
【0064】(第2実施例)図1を用いて、本発明の第
2の実施例に係る画像形成装置の概略の姿勢制御と印字
動作を説明する。
【0065】第2実施例は巻取ローラ10に静電記録紙
100を巻き取らせると共に、巻取ローラ10の静電記
録紙100先端が巻取ローラ10上で静電記録紙100
と重なる前に、つまり、1周目が巻き終わらない前に駆
動ローラ9を一定時間停止させて静電記録紙100の搬
送を停止させることにより、巻取ローラ10上で静電記
録紙100の巻き端をスリップさせ、しわや弛みを取る
と共に姿勢を矯正して位置矯正を行うようにしたもので
あり、以下、動作を説明する。
【0066】第1実施例の場合と同様に、静電記録紙1
00は画像を形成された後、巻取りローラ10へと搬送
されてくる。巻取りローラ10へ搬送されてきた静電記
録紙100の先端は、紙ガイド18、巻取りガイド13
aに案内搬送されながら、巻取りローラ10と巻取りロ
ーラ10の長手方向に左右対称に5台配置されている巻
取りピンチローラ13との5個のニップ点Bにバラバラ
に突入する。
【0067】この時、巻取りローラ10は紙搬送速度に
対して十分大きい周速と、静電記録紙100の巻き付き
負荷に対して十分に大きいトルクを以て回転させるよう
にする。そのため、静電記録紙100の先端はニップ点
Bに突入した瞬間にスリップしながら高速搬送される。
【0068】紙位置センサ14で静電記録紙100の先
端位置を検知してからの静電記録紙100の搬送量をカ
ウントし、静電記録紙100の先端がB点を10数ミリ
越え、巻取りローラ10と静電記録紙100との間に挟
まれる前に、駆動ローラ9の回転を止める。
【0069】この時、巻取りローラ10の回転数はほと
んど落ちることはないため、十分なスリップ量が得られ
る。そのため、ニップ点Bで静電記録紙100はスリッ
プを続け、その間に静電記録紙10のシワ、タルミが解
消され紙幅方向左右の先端位置が揃えられる。
【0070】所定時間静電記録紙100をスリップさせ
たところで、駆動ローラ9の回転を再度開始させる。静
電記録紙100の先端は再度スリップしながら高速搬送
され始め、巻取りローラ10左右均一に巻き付く。巻取
りローラ10に静電記録紙100が完全に巻き付いてし
まうと、巻取りローラ10の回転数は、駆動ローラ9に
よって規定される紙搬送速度と一致する。
【0071】その後は、巻取りローラ10は紙搬送速度
と同一の周速を以て回転しながら、搬送されてくる静電
記録紙100を順に巻取ってゆく。この後は、第1の実
施例の場合と同様に、印字を行い、カットし、排紙され
る。
【0072】また、画像形成を行う静電記録紙100の
種類(普通紙、トレーシングペーパー、合成紙、フィル
ム)を、図示しない操作パネルから入力指示し、この静
電記録紙100の種類に応じて駆動ローラ9の一時停止
時間を変えて設定する。
【0073】具体的には、摩擦係数が高く腰の弱い普通
紙、トレペ(トレーシングペーパ)は1.2 秒、摩擦係数
が低く腰の強い合成紙、フィルムは約0.8 秒としてい
る。但し、この駆動ローラ9の一時停止時間は、普通
紙、トレペと合成紙、フィルムとの比率はそのままで、
設定値を操作パネルからの入力で変更することも可能で
ある。以上の動作は制御装置60の制御機能により実現
されており、上記動作の流れをフロ−チャ−トで示すと
図5の如きとなる。
【0074】このように、第2実施例は記録用紙の先端
が検知手段である紙位置センサ14によって検知されて
から所定時間後もしくは所定距離搬送後に、搬送手段で
ある駆動ローラ9による記録用紙100の搬送を一定時
間停止するように構成したものであり、紙位置センサ1
4で静電記録紙100の先端位置を検知してからの静電
記録紙100の搬送量をカウントし、静電記録紙100
の先端が巻取りローラ10のニップ点Bを幾分越え、巻
取りローラ10と静電記録紙100との間に挟まれる前
に、つまり、静電記録紙100の先端が巻取りローラ1
0に1周分巻き取られる前の段階で、駆動ローラ9の回
転を止めるようにし、記録紙搬送を停止させることによ
り、巻取りローラ10で静電記録紙100の先端側をス
リップさせ、ニップ点Bでの静電記録紙のスリップ状態
を得て、このスリップにより静電記録紙10のシワ、弛
みを解消させて紙幅方向左右の先端位置が揃えるように
し、その後に駆動ローラ9の回転を再開させて、搬送と
記録を開始させるようにしたものである。
【0075】このように、スリップ動作を介在させるこ
とにより、紙幅方向左右の先端位置が揃えるようにした
ことから、部品精度や組立精度を向上させずとも紙幅方
向の横ズレを抑制することができるようになる。
【0076】第2実施例は巻取りローラ10への巻き込
みを始めた初期の段階で記録紙先端を巻取りローラ10
上でスリップさせ、しわや弛みを除去して位置と姿勢の
矯正を行うようにしたものであるが、記録紙搬送停止状
態を作るために、プリント開始までの準備時間が長くな
る可能性がある。これを改善する別の矯正例を第3実施
例として説明する。
【0077】(第3実施例)図1を用いて、本発明の第
3実施例に係わる画像形成装置の概略の印字動作を説明
する。
【0078】第3実施例は記録紙先端を巻取りローラ1
0に巻き始める段階では記録紙搬送速度より高速、高ト
ルクで巻取りローラ10を回転させることにより、記録
紙先端を巻取りローラ10上でスリップさせ、その後に
通常の速度、およびトルクに戻して巻取りローラ10に
記録紙先端を巻取ってゆくように制御するもので、以
下、動作を説明する。
【0079】第1の実施例の場合と同様に、静電記録紙
100は画像を形成された後、巻取りローラ10へと搬
送されてくる。巻取りローラ10へ搬送されてきた静電
記録紙100の先端は、紙ガイド18、巻取りガイド1
3aに案内搬送されながら、巻取りローラ10と巻取り
巻取りピンチローラ13とのニップ点Bに突入する。
【0080】この時、巻取りローラ10は紙搬送速度に
対して十分大きい周速(第1速度)を持って回転してい
るため、静電記録紙100の先端はニップ点Bに突入す
るとスリップしながら高速搬送される。この時、巻取り
ローラ10を回転駆動している巻取りモータのトルクも
十分に大きいため、静電記録紙100がニップ点Bにて
ニップされた後も、回転数が落ちる事無く静電記録紙1
00を十分スリップさせることが出来る。
【0081】その間に静電記録紙100のシワ、タルミ
が解消され紙幅方向左右の先端位置が揃えらる。紙位置
センサ14で静電記録紙100の先端位置を検知してか
らの静電記録紙100の搬送量をカウントし、静電記録
紙100の先端が巻取りローラ10と静電記録紙100
との間に挟まれる直前で、つまり、静電記録紙100の
先端が巻取りローラ10に1周目が巻き終える前に、巻
取りローラ10の回転数及びトルクを第1の状態より低
い第2の状態に落とす。
【0082】これにより、静電記録紙100の先端は僅
かにスリップした後、巻取りローラ10に完全に巻き付
く。巻取りローラ10に静電記録紙100が完全に巻き
付いてしまうと、巻取りローラ10の回転数は、駆動ロ
ーラ9によって規定される紙搬送速度と一致する。
【0083】この時、巻取りローラ10のトルクは第2
状態に落ちているため、駆動ローラ9に影響を与えるよ
うなことはない。その後は、巻取りローラ10は紙搬送
速度と同一の周速を持って回転しながら、搬送されてく
る静電記録紙100を順に巻取ってゆく。この後は、第
1の実施例の場合と同様に印字が行われ、カットされて
機外に排紙される。以上の動作は制御装置60の制御機
能により実現されており、上記動作の流れをフロ−チャ
−トで示すと図6の如きとなる。
【0084】このように、第3実施例は記録紙先端を巻
取りローラ10に巻き始める段階では記録紙搬送速度よ
り高速、高トルクで巻取りローラ10を回転させること
により、記録紙先端を巻取りローラ10上でスリップさ
せ、その後に通常の速度、およびトルクに戻して巻取り
ローラ10に記録紙先端を巻取ってゆくようにしたもの
である。この場合、記録紙先端が巻取りローラ10上で
スリップされることにより、記録紙のしわや弛みが除去
されて位置および姿勢が矯正され、横ずれのおき難い正
しい状態になる他、巻取りローラ10の速度を切り替え
ることで、上記一連の操作を完了させることから、プリ
ント動作に移るまでの準備時間が短くで済む。
【0085】以上、搬送される静電記録紙のしわや弛み
をなくして、正しい姿勢を保ち、部品精度や組立精度を
向上させずとも紙幅方向の横ズレを抑制することができ
る3つの実施例を説明したが、本発明は上述した実施例
に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲
内で適宜変形して実施し得るものである。
【0086】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、静電記録紙の先端を巻取りローラに均一に巻き付け
ることが出来るようになり、紙幅方向の横ズレの無い用
紙搬送機構を有する画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る画像形成装置の概略説明
図。
【図2】本発明に係る画像形成装置の巻取りピンチロー
ラ13部分の詳細図。
【図3】本発明に係る画像形成装置の駆動ローラ機構部
分の構成を示す斜視図。
【図4】本発明の第1実施例の動作の流れを示すフロー
チャート。
【図5】本発明の第2実施例の動作の流れを示すフロー
チャート。
【図6】本発明の第3実施例の動作の流れを示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1…静電ヘッド 2…パッドロー
ラ 3…CCDセンサ 4…紙管 5…エンコーダローラ 5e…エンコー
ダピンチローラ 6…現像ヘッド 8…吸い取りロ
ーラ 9…駆動ローラ 10…巻き取り
ローラ 11…ゲート 12…駆動ピン
チローラ 13…巻き取りピンチローラ 14…紙経路セ
ンサ 15…搬送ベルト 18、19、32…紙ガイド 20…巻取りセ
ンサ 21…除電ブラシ 22…排紙ガイ
ド 30…巻取りモータ 31…巻取りベ
ルト 50…カッタ・ユニット 51…Yカッタ
・ユニット 52…Xカッタ・ユニット 53…排紙ロ−
ラ 54…給紙ローラ 55…給紙ピン
チローラ 60…制御装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートを巻回したロール紙管から記
    録シートを搬送する搬送手段を介して搬送すると共に、
    この搬送手段を経て送られてきた記録シートはローラと
    このローラに接するピンチローラとにより構成される巻
    取り手段の該ローラ‐ピンチローラ間のニップ点に記録
    シート先端を送り込んで巻き取り、搬送経路に設けられ
    た記録手段により、搬送される記録シートに像を記録す
    るようにした画像記録装置において、 記録シートの巻取り手段への巻き取り初期時、この巻取
    り手段を停止させ、記録シート先端がニップ点に到達し
    た後、所定時間経過後、若しくは所定量の記録シート搬
    送した後、巻き取り開始させるべく回転を開始制御を行
    う制御手段を設けたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 記録シートを巻回したロール紙管から記
    録シートを搬送する搬送手段を介して搬送すると共に、
    この搬送手段を経て送られてきた記録シートはローラと
    このローラに接するピンチローラとにより構成される巻
    取り手段の該ローラ‐ピンチローラ間のニップ点に記録
    シート先端を送り込んで巻き取り、搬送経路に設けられ
    た記録手段により、搬送される記録シートに像を記録す
    るようにした画像記録装置において、 搬送手段を介して搬送される記録シートを検知する検知
    手段と、 記録シートの巻取り手段への巻き取り初期時、巻取り手
    段を停止制御すると共に、上記検知手段の記録シート先
    端検知後、記録シート先端がニップ点に到達するに十分
    な所定時間経過後、巻き取り開始させるべく上記巻取り
    手段を回転を開始制御する制御手段と、を設けたことを
    特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 記録シートを巻回したロール紙管から記
    録シートを搬送する搬送手段を介して搬送すると共に、
    この搬送手段を経て送られてきた記録シートはローラと
    このローラに接するピンチローラとにより構成される巻
    取り手段の該ローラ‐ピンチローラ間のニップ点に記録
    シート先端を送り込んで巻き取り、搬送経路に設けられ
    た記録手段により、搬送される記録シートに像を記録す
    るようにした画像記録装置において、 記録シートの巻取り手段への巻き取り初期時、記録シー
    ト先端がニップ点に到達した後、上記搬送手段を停止さ
    せ、所定時間経過後、搬送再開すべく制御する制御手段
    と、を設けたことを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 記録シートを巻回したロール紙管から記
    録シートを搬送する搬送手段を介して搬送すると共に、
    この搬送手段を経て送られてきた記録シートはローラと
    このローラに接するピンチローラとにより構成される巻
    取り手段の該ローラ‐ピンチローラ間のニップ点に記録
    シート先端を送り込んで巻き取り、搬送経路に設けられ
    た記録手段により、搬送される記録シートに像を記録す
    るようにした画像記録装置において、 記録シートの巻取り手段への巻き取り初期時、記録シー
    ト先端がニップ点に到達するに要する所定の時間は巻き
    取り手段を高速、高トルク運転制御し、その後通常速
    度、通常トルク運転に切り替えるべく制御する制御手段
    と、を設けたことを特徴とする画像記録装置。
JP4293368A 1992-10-30 1992-10-30 画像記録装置 Pending JPH06144650A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4293368A JPH06144650A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 画像記録装置

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ID=17793881

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JP (1) JPH06144650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8657436B2 (en) 2011-07-11 2014-02-25 Seiko Epson Corporation Media conveyance device, printing device, and media conveyance method

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