JPH06143683A - 電子写真プリンタの停止方法 - Google Patents

電子写真プリンタの停止方法

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Publication number
JPH06143683A
JPH06143683A JP31565492A JP31565492A JPH06143683A JP H06143683 A JPH06143683 A JP H06143683A JP 31565492 A JP31565492 A JP 31565492A JP 31565492 A JP31565492 A JP 31565492A JP H06143683 A JPH06143683 A JP H06143683A
Authority
JP
Japan
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optical writing
writing head
photoconductor
photosensitive drum
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP31565492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Mochizuki
隆義 望月
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Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
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Publication of JPH06143683A publication Critical patent/JPH06143683A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 停止処理中に、印刷指令を入力した場合に、
印刷動作を迅速に開始することを可能にする電子写真プ
リンタの停止方法を提供することにある。 【構成】 停止指令を入力することにより感光ドラムを
回転させたままの状態で光書込ヘッドをオンにして感光
体上の電荷の消失を開始し、上記光書込ヘッドにより電
荷を消失せられた感光体の部分が現像器の手前に来たと
ころで現像バイアス高圧電源をオフにし、少なくともそ
の間は一次帯電用高圧電源をオンし続けて一次帯電器に
より感光体の帯電を継続させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタの停
止方法に係り、特に、停止処理中に次の印刷指令を入力
した場合に、できるたけ短い時間で印刷動作を開始でき
るように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プリンタとしては、例えば、特
公平3−7114号公報に示すようなものがある。これ
を図12及び図13を参照して説明する。図12は、電
子写真プリンタの構成を示す機構図で、まず、感光ドラ
ム101があり、この感光ドラム101はその表面に感
光体を備えており、矢印aで示す方向に回転するように
なっている。上記感光ドラム101の図中上方には、一
次帯電器103が設けられていて、この一次帯電器10
3により、上記感光ドラム101の感光体を一様に正帯
電する。
【0003】上記一次帯電器103の図中右側には、光
書込ヘッド105が設置されている。この光書込ヘッド
105は、LEDアレイからなる光源と結像素子等から
構成されている。この光書込ヘッド105によって、感
光ドラム101の感光体に印刷情報に対応した光を照射
することにより感光体の電荷を選択的に消失させ、感光
ドラム101の感光体に静電潜像を形成するものであ
る。又、上記光書込ヘッド105の図中下方位置には、
現像器107が設置されている。この現像器107によ
って、感光ドラム101の感光体に形成された静電潜像
にトナーを付着させ、静電潜像を顕像化するものであ
る。
【0004】又、感光ドラム101の図中下方位置に
は、転写帯電器109が設置されている。この転写帯電
器109によるコロナ放電によって転写を促進させる。
感光ドラム101の図中左側には、消去用ランプ111
が設置されていて、この消去用ランプ111により感光
ドラム101の感光体に露光して、表面電荷を逃がすも
のである。又、消去用ランプ111の図中上方位置に
は、クリーニングユニット113が設置されている。こ
のクリーニングユニット113によって、感光ドラム1
01の感光体上の残存トナーを除去するものである。
尚、一次帯電器103には、一次帯電用高圧電源115
が接続されており、又、現像器107には現像用バイア
ス高圧電源117が接続されている。又、図中符号11
9は用紙を示している。
【0005】上記構成において、まず、一次帯電器10
3により感光ドラム101の感光体を一様に正に帯電さ
せる。次に、光書込ヘッド105により感光ドラム10
1の感光体に印刷データを書き込んで静電潜像を形成す
る。すなわち、光書込ヘッド105内のLEDが印刷デ
ータに従って選択的に発光し、集束ロッドレンズにより
結像される。そして、感光ドラム101の感光体に印刷
データが書き込まれると、ドットパターン状に表面電荷
の消失部分が発生して静電潜像が形成される。次に、現
像器107によって表面電荷の消失部分にトナーが付着
され、可視像化されることになる。そして、感光ドラム
101の感光体に付着したトナーは、転写部において転
写帯電器109により用紙119に転写される。用紙1
19上の転写像は、図示しない定着器により定着され
る。一方、感光ドラム101の感光体上に残存してとい
るトナーは、クリーニングユニット113により除去さ
れる。
【0006】ところで、上記構成をなす電子写真プリン
タの場合には、次のような手順を経ることにより停止す
る。すなわち、図13に示すように、印刷を終了する
と、まず、一次帯電用高圧電源115がオフとなって
(V1 )Vから(0)Vになる。それと同時に、光書込
ヘッド105のLEDがオンとなって一斉に発光され
る。光書込ヘッド105のLEDの発光は、少なくと
も、一次帯電用高圧電源115がオフになったときに、
一次帯電器103付近に位置する感光ドラム101の表
面であって表面電位が(0)Vの部分が光書込ヘッド1
05を通過するまでに要する時間(T1 )だけ続けられ
る。よって、一次帯電用高圧電源115がオフになった
後光書込ヘッド105を通過する感光ドラム101の表
面には電荷がなくなることになる。
【0007】次に、光書込ヘッド105のLEDが一斉
に発光された後、時間(T2 )だけ経過した後に、現像
用バイアス高圧電源117がオフとなって(V2 )Vか
ら(0)Vになる。上記時間(T2 )は、光書込ヘッド
105から現像器107の位置まで、感光ドラム101
が回転するのに要する時間である。よって、現像バイア
ス用高圧電源117がオフとなる時点と、光書込ヘッド
105の全面露光を受けた感光ドラム101の最初の部
分が現像器107を通過する時点とが重なる。そして、
現像用バイアス高圧電源117をオフにした後は、感光
ドラム101の表面電位が(0)Vの部分のみが通過す
る。したがって、現像器107に対しては、現像用バイ
アス高圧電源117のオフと同時に、感光ドラム101
の表面電位が(0)Vに切り換わり、感光ドラム101
にトナーを付着させようとする静電気力は発生しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、電子写真プリン
タの停止処理中に、印刷要求が出力された場合に、印刷
動作を開始するまでに長時間を要してしまうという問題
があった。これを図14乃至図19を参照して詳細に説
明する。尚、図14乃至図19は、一次帯電器103、
光書込ヘッド105、現像器107のオン・オフのタイ
ミングを模式的に示した図である。まず、停止直前の様
子を示すと図14に示すようなものとなる。すなわち、
一次帯電器103はオンの状態にあり、現像器107も
オンの状態にある。又、光書込ヘッド107は印刷情報
に基づいた発光動作を終了してオフの状態にある。
【0009】図14に示す状態において印刷を終了する
と、図15に示すように、一次帯電器103がオフとな
ると共に、光書込ヘッド105がオンとなる。それによ
って、図16に示すように、一次帯電器103による帯
電は停止し、かつ、光書込ヘッド105により電荷の消
失が開始される。次いで、図17に示すように、時間
(T2 )、すなわち、光書込ヘッド105から現像器1
07の位置まで、感光ドラム101が回転するのに要す
る時間が経過した後、現像器107がオフとなる。次
に、時間(T1 )、すなわち、一次帯電用高圧電源11
5がオフになったときに、一次帯電器103付近に位置
する感光ドラム101の表面であって表面電位が(0)
Vの部分が光書込ヘッド105を通過するまでに要する
時間が経過した後、図18に示すように光書込ヘッド1
05がオフとなる。そして、図19に示すように全てが
オフとなって全停止の状態となる。尚、図18に示すよ
うに、消去用ランプ111により感光ドラム101の感
光体上の電荷は全て消去される。
【0010】上記のような停止工程において、仮に印刷
要求が出力された場合には、まず、一次帯電器103を
オンにして、感光ドラム101の感光体の領域であって
帯電状態が安定した部分がが光書込ヘッド105の位置
まで到達して光書込ヘッド105による全面露光を停止
し、さらに、帯電状態が安定した感光ドラム101の感
光体の領域が現像器107の位置まで来て、現像器10
7をオンすることにより始めて印刷が可能になる。つま
り、従来の場合には、印刷を終了したことにより、光書
込ヘッド105による全面露光を行うと同時に、一次帯
電器103による帯電機能を停止させるために、一次帯
電器103と光書込ヘッド105との間の感光ドラム1
01の感光体が帯電されていないために、改めて一次帯
電器1013による帯電から始めなければならず、印字
動作を開始するまでに長時間を要してしまうことになる
ものである。
【0011】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、停止処理中に、印刷要
求が出力された場合に、印刷動作を迅速に開始すること
を可能にする電子写真プリンタの停止方法を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による電子写真プリンタの停止方法は、表面に
感光体を備え一方向に回転する感光ドラムと、上記感光
ドラムの感光体を帯電させる一次帯電器と、上記一次帯
電器により帯電された感光体の電荷を選択的に消失させ
ることにより静電潜像を形成する光書込ヘッドと、上記
光書込ヘッドにより形成された静電潜像をトナーを付着
させることにより顕像化する現像器と、上記一次帯電器
に電源を供給する一次帯電用高圧電源と、上記現像器に
電源を供給する現像バイアス高圧電源と、を備えた電子
写真プリンタの停止方法において、印刷を終了すると感
光ドラムを回転させたままの状態で光書込ヘッドをオン
にして感光体上の電荷の消失を開始し、上記光書込ヘッ
ドにより電荷を消失せられた感光体の部分が現像器の前
に来たところで現像バイアス高圧電源をオフにし、少な
くともその間は一次帯電用高圧電源をオンし続けて一次
帯電器により感光体の帯電を継続させるようにしたこと
を特徴とするものである。
【0013】又、表面に感光体を備え一方向に回転する
感光ドラムと、上記感光ドラムの感光体を帯電させる一
次帯電器と、上記一次帯電器により帯電された感光体の
電荷を選択的に消失させることにより静電潜像を形成す
る光書込ヘッドと、上記光書込ヘッドにより形成された
静電潜像をトナーを付着させることにより顕像化する現
像器と、上記一次帯電器に電源を供給する一次帯電用高
圧電源と、上記現像器に電源を供給する現像バイアス高
圧電源と、を備えた電子写真プリンタの停止方法におい
て、印刷を終了すると感光ドラムを回転させたままの状
態で光書込ヘッドをオンにして感光体上の電荷の消失を
開始し、上記光書込ヘッドにより電荷を消失せられた感
光体の部分が現像器の前に来たところで現像バイアス高
圧電源をオフにし、上記光書込ヘッドにより電荷を消失
せられた感光体の部分が一次帯電器の前に来たところで
一次帯電用高圧電源をオフにし、上記光書込ヘッドによ
り電荷を消失せられた感光体の部分が再び光書込ヘッド
の前に来たところで光書込ヘッドをオフにするようにし
たことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】すなわち、本発明の場合には、印刷を終了して
も、従来のようにすぐに一次帯電用高圧電源をオフにし
て、一次帯電器による感光体の帯電機能を停止するよう
なことは行わず、まず、光書込ヘッドをオンにして感光
体上の電荷の消失を開始する。そして、光書込ヘッドに
より感光体上の電荷が消失された部分が現像器の前に来
たところで、現像用バイアス高圧電源をオフにするもの
である。そして、少なくとも、その間は、一次帯電用高
圧電源をオンし続けて、一次帯電器による感光体の帯電
機能を継続するようにし、印刷指令を入力した場合に迅
速に印刷動作を開始できるようにしたものである。
【0015】又、一次帯電用高圧電源をオフするタイミ
ングと、光書込ヘッドをオフにするタイミングとして
は、例えば、光書込ヘッドにより電荷を消失せられた感
光体の部分が一次帯電器の前に来たところで一次帯電用
高圧電源をオフにし、上記光書込ヘッドにより電荷を消
失せられた感光体の部分が再び光書込ヘッドの前に来た
ところで光書込ヘッドをオフにするようにすることが考
えられる。
【0016】
【実施例】以下、図1乃至図11を参照して本発明の一
実施例を説明する。まず、図1を参照して本実施例によ
る電子写真プリンタの構成を説明する。まず、感光ドラ
ム1があり、この感光ドラム1はその表面に感光体を備
えており、矢印aで示す方向に回転するようになってい
る。上記感光ドラム1の図中上方には、一次帯電器3が
設けられていて、この一次帯電器3により、上記感光ド
ラム1の感光体を一様に負帯電する。
【0017】上記一次帯電器3の図中右側には、光書込
ヘッド5が設置されている。この光書込ヘッド5は、L
EDアレイからなる光源と結像素子等から構成されてい
る。この光書込ヘッド5によって、感光ドラム1の感光
体に印字情報に対応した光を照射することにより電荷を
消失させ、感光ドラム1の感光体に静電潜像を形成する
ものである。又、上記光書込ヘッド5の図中下方位置に
は、現像器7が設置されている。この現像器7によっ
て、感光ドラム1の感光体に形成された静電潜像にトナ
ーを付着させ、静電潜像を顕像化するものである。
【0018】又、感光ドラム1の図中下方位置には、転
写帯電器9が設置されている。この転写帯電器9による
コロナ放電によって転写を促進させる。感光ドラム1の
図中左側には、クリーニングユニット13が設置されて
いる。このクリーニングユニット13によって、感光ド
ラム1の感光体上の残存トナーを除去するものである。
尚、一次帯電器3には、一次帯電用高圧電源15が接続
されており、又、現像器7には現像用バイアス高圧電源
17が接続されている。又、図中符号19は用紙を示し
ている。
【0019】上記構成において、まず、一次帯電器3に
より感光ドラム1の感光体を一様に負に帯電させる。次
に、光書込ヘッド5により感光ドラム1の感光体に印刷
データを書き込んで静電潜像を形成する。すなわち、光
書込ヘッド5内のLEDが印刷データに従って選択的に
発光し、集束ロッドレンズにより結像される。感光ドラ
ム1の感光体には、印刷データが書き込まれると、ドッ
トパターン状に表面電荷の消失部分が発生して静電潜像
が形成される。次に、現像器7によって表面電荷の消失
部分にトナーが付着され、可視像化されることになる。
そして、感光ドラム1の感光体に付着したトナーは、転
写部において用紙19に転写される。用紙19上の転写
像は、図示しない定着器により定着される。一方、感光
ドラム1の感光体上に残存してといるトナーは、クリー
ニングユニット13により除去される。
【0020】ところで、上記構成をなす電子写真プリン
タの場合には、次のような手順を経ることにより停止す
る。すなわち、図2に示すように、印刷が終了すると、
まず、光書込ヘッド5のLEDを一斉にオンさせて発光
させ、感光ドラム1の感光体上の電荷を消失させる。次
に、時間(t1 )後に、感光ドラム1の感光体の電荷を
消失した部分が現像器7の前に来たら、現像用バイアス
高圧電源17をオフにする。そして、そこから時間(t
2 )後に、一次帯電器3の前に感光ドラム1の感光体の
電荷を消失した部分が来たら、一次帯電用高圧電源15
をオフにする。そして、そこから時間(t3 )後に、光
書込ヘッド5の前の位置に、感光ドラム1の感光体の電
荷を消失した部分が来たら、光書込ヘッド5のLEDを
オフにする。これによって、全停止の状態となる。
【0021】上記停止工程を、従来例の説明で使用した
図14乃至図19と同様の模式図で示すと、図3乃至図
10に示すようなものとなる。まず、停止直前の様子を
示すと図3に示すようなものとなる。すなわち、一次帯
電器3はオンの状態にあり、現像器7もオンの状態にあ
る。又、光書込ヘッド5は印刷情報に基づく出力を停止
してオフの状態にある。
【0022】図3に示す停止直前の状態において印刷が
終了すると、図4に示すように、光書込ヘッド7がオン
となって、感光体ドラム1の感光体上の電荷を消失させ
る。よって、図5に示すように、光書込ヘッド5以降は
電荷が消失されることになる。次いで、図6に示すよう
に、時間(t1 )、すなわち、感光体ドラム1の感光体
上の電荷が消失された部分が現像器7の位置まできたと
ころで、現像用バイアス高圧電源17をオフにする。次
いで、図7に示す状態を経て、図8に示すように、時間
(t2 )、すなわち、感光体ドラム1の感光体上の電荷
が消失された部分が一次帯電器3の位置まできたところ
で、一次帯電用高圧電源15をオフにする。そして、図
9に示す状態を経て、図10に示すように、時間
(t3 )、すなわち、感光体ドラム1の感光体上の電荷
が消失された部分が光書込ヘッド7の位置まできたとこ
ろで、光書込ヘッド7をオフにする。そして、図10に
示すような全停止の状態となる。
【0023】上記したような停止工程の途中で印刷指令
が出力された場合には、時間(t1)及び(t2 )の間
は、一次帯電器3がオンとなっていて機能しているの
で、まず、光書込ヘッド7の全面露光を停止し、帯電さ
れた領域が現像器7の前に来たところで、現像用バイア
ス高圧電源17をオンにすることにより、印刷を行うこ
とができる。つまり、従来のように、停止指令により一
次帯電器3をオフにするのではなく、そのままオンの状
態を継続させるようにすることにより、仮に、印刷指令
が入力された場合にも、即座にそれに対応できるように
しているものである。
【0024】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。すなわち、停止指令を入力しても、
従来のようにすぐに一次帯電用高圧電源15をオフにせ
ず、まず、光書込ヘッド5をオンにして感光ドラム1の
感光体上の電荷の消失を開始する。そして、光書込ヘッ
ド5により感光体上の電荷が消失された部分が現像器7
の前に来たときに現像用バイアス高圧電源17をオフに
する。そて、少なくとも、その間は、一次帯電器3によ
る帯電機能は継続して発揮されるようになっている。そ
して、光書込ヘッド5により感光体上の電荷が消失され
た部分が一次帯電器3の前に来たときに始めて一次帯電
用高圧電源15をオフにするように構成している。よっ
て、それまでの間に、印刷指令を入力しても、一次帯電
器荷3による帯電が行われているので、速やかに印刷動
作を開始することができる。
【0025】これを従来との比較で説明すると次のよう
なものとなる。例えば、従来例の説明で使用した図16
に示す状態(本実施例の場合には図5に示す状態)で印
刷指令が出力されたものと仮定する。その場合、図11
に示すように、従来の場合には、領域Aの感光ドラム1
の感光体は安定した帯電状態にはないので、改めて一次
帯電器3による帯電を開始して、その部分が現像器7の
所に来て始めて印刷が可能となる。すなわち、感光ドラ
ム1が領域AとBを加えた分だけ回転して始めて印刷が
可能になる。これに対して、本実施例の場合には、領域
Aの感光ドラム1の感光体が安定した帯電状態にあるの
で、感光ドラム1が領域Bだけ回転するだけで印刷を開
始することができ、領域Aの分に相当する時間だけ早期
に印刷動作を開始することができることになる。
【0026】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、電子写真プリンタの構成は、図示
したものに限定されない。又、前記一実施例の場合に
は、感光ドラム1の感光体を完全に一周分除電するよう
にしているが、その必要がなければ、時間(t2 )と時
間(t3 )、又は、時間(t3 )を「0」に設定しても
よい。要は、印刷を終了することにより感光ドラム1を
回転させたままの状態で光書込ヘッド5をオンにして感
光体上の電荷の消失を開始し、光書込ヘッド5により電
荷を消失せられた感光体の部分が現像器7の前に来たと
ころで現像用バイアス高圧電源15をオフにし、少なく
ともその間は一次帯電用高圧電源17をオンし続けて一
次帯電器3による感光体の帯電機能を継続させるように
できればよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による電子写
真プリンタの停止方法によると、停止指令を入力して
も、従来のようにすぐに一次帯電用高圧電源をオフにせ
ず、まず、光書込ヘッドをオンにして感光体上の電荷の
消失を開始する。そして、光書込ヘッドにより感光体上
の電荷が消失された部分が現像器の前にきたところで、
現像用バイアス高圧電源をオフにする。そして、少なく
とも、その間は一次帯電用高圧電源をオンのままとし
て、一次帯電器による帯電機能を継続して行わせるよう
に構成しているので、印刷指令を入力しても速やかに印
刷動作を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
の構成を示す機構図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図6】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図7】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図8】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図9】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリンタ
を停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図10】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリン
タを停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図11】本発明の一実施例を示す図で電子写真プリン
タを停止させるタイミングを順次説明するための図であ
る。
【図12】従来例を示す図で電子写真プリンタの構成を
示す機構図である。
【図13】従来例を示す図で電子写真プリンタを停止さ
せるタイミングを説明するための図である。
【図14】従来例を示す図で電子写真プリンタを停止さ
せるタイミングを順次説明するための図である。
【図15】従来例を示す図で電子写真プリンタを停止さ
せるタイミングを順次説明するための図である。
【図16】従来例を示す図で電子写真プリンタを停止さ
せるタイミングを順次説明するための図である。
【図17】従来例を示す図で電子写真プリンタを停止さ
せるタイミングを順次説明するための図である。
【図18】従来例を示す図で電子写真プリンタを停止さ
せるタイミングを順次説明するための図である。
【図19】従来例を示す図で電子写真プリンタを停止さ
せるタイミングを順次説明するための図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 3 一次帯電器 5 光書込ヘッド 7 現像器 9 転写帯電器 15 一次帯電用高圧電源 17 現像用高圧バイアス電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に感光体を備え一方向に回転する感
    光ドラムと、上記感光ドラムの感光体を帯電させる一次
    帯電器と、上記一次帯電器により帯電された感光体の電
    荷を選択的に消失させることにより静電潜像を形成する
    光書込ヘッドと、上記光書込ヘッドにより形成された静
    電潜像をトナーを付着させることにより顕像化する現像
    器と、上記一次帯電器に電源を供給する一次帯電用高圧
    電源と、上記現像器に電源を供給する現像用バイアス高
    圧電源と、を備えた電子写真プリンタの停止方法におい
    て、印刷を終了すると感光ドラムを回転させたままの状
    態で光書込ヘッドをオンにして感光体上の電荷の消失を
    開始し、上記光書込ヘッドにより電荷を消失せられた感
    光体の部分が現像器の前に来たところで現像用バイアス
    高圧電源をオフにし、少なくともその間は一次帯電用高
    圧電源をオンし続けて一次帯電器による感光体の帯電機
    能を継続させるようにしたことを特徴とする電子写真プ
    リンタの停止方法。
  2. 【請求項2】 表面に感光体を備え一方向に回転する感
    光ドラムと、上記感光ドラムの感光体を帯電させる一次
    帯電器と、上記一次帯電器により帯電された感光体の電
    荷を選択的に消失させることにより静電潜像を形成する
    光書込ヘッドと、上記光書込ヘッドにより形成された静
    電潜像をトナーを付着させることにより顕像化する現像
    器と、上記一次帯電器に電源を供給する一次帯電用高圧
    電源と、上記現像器に電源を供給する現像用バイアス高
    圧電源と、を備えた電子写真プリンタの停止方法におい
    て、印刷を終了すると感光ドラムを回転させたままの状
    態で光書込ヘッドをオンにして感光体上の電荷の消失を
    開始し、上記光書込ヘッドにより電荷を消失せられた感
    光体の部分が現像器の前に来たところで現像用バイアス
    高圧電源をオフにし、上記光書込ヘッドにより電荷を消
    失せられた感光体の部分が一次帯電器の前に来たところ
    で一次帯電用高圧電源オフにし、上記光書込ヘッドによ
    り電荷を消失せられた感光体の部分が再び光書込ヘッド
    の前に来たところで光書込ヘッドをオフにするようにし
    たことを特徴とする電子写真プリンタの停止方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156673A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Riso Kagaku Corp 印刷装置
US8121509B2 (en) 2007-11-28 2012-02-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method for controlling the same in a stepwise manner
JP2013109295A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Ricoh Co Ltd 光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP2017009865A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017026679A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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