JPH06143183A - ハンドリングロボットとその制御方法 - Google Patents

ハンドリングロボットとその制御方法

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JPH06143183A
JPH06143183A JP4321394A JP32139492A JPH06143183A JP H06143183 A JPH06143183 A JP H06143183A JP 4321394 A JP4321394 A JP 4321394A JP 32139492 A JP32139492 A JP 32139492A JP H06143183 A JPH06143183 A JP H06143183A
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JP
Japan
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arm
rotation
rotating body
driven
driven arm
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Application number
JP4321394A
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English (en)
Inventor
恭一 ▲えび▼澤
Kiyouichi Ebisawa
Hatsuo Nakamura
初雄 中村
Masahiko Hashizume
正彦 橋爪
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Marelli Corp
Original Assignee
Kanto Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的]動作領域が狭く、安価な制御系による直線移動
のみ行うもの。 [構成]主動アーム6の回転に対して従動アーム14が
従動して回転し、従動アーム14の回転角が主動アーム
6の回転角の2倍であり、主動アーム6の回転半径と従
動アーム14の回転半径とが等しいので、従動アーム1
4の傾動端は、直線軌道を描く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、工作機械に隣
接し併設され、ワークの供給・取り出しを行うこと等の
ために用いられるハンドリングロボットに関する。特
に、主動アームと従動アームとからなり、従動アームの
自由端部に取りつけられるワーク把持部を直線上に変位
させるハンドリングロボットに関する。
【0002】
【従来技術】工作機械にワークを供給したり、工作機械
からワークを取り出したりする作業は、最近は、自動化
されハンドリングロボットにより行われる。従来、この
種の代表的なハンドリングロボットとして、形式上、円
筒座標系によるものと水平多関節系によるものなどが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記円筒座標系による
ものは、半径方向にアームが前進後退するため、後退時
後方へ突出するアーム後端の旋回半径が描く領域を占有
面積として、工場内に確保しなければならない問題点が
ある。
【0004】他方、水平多関節系によるものは、第1ア
ームと第2アームとが互いに屈曲しながら水平面上で旋
回するため、両アームが旋回する領域内に干渉物を取り
除いておかねばならないので、その領域を占有面積とし
て、工場内に確保する必要があり、また、2地点間の変
位が直線的でなく制御された迂回曲線で行われ動作距離
の無駄が多く、さらに、関節を構成する制御モータの数
が多くなって制御系が複雑になる問題点がある。
【0005】本発明は、前記技術的背景でなされたもの
であり、下記目的を達成する。
【0006】本発明は、動作領域が狭く、簡素な制御系
による直線移動のみを行うハンドリングロボットを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次の手段を採る。
【0008】支持台(1,3)と、前記支持台(1,
3)上で回転自在に設けられた回転軸(4)と、前記回
転軸(4)を回転駆動するための回転駆動手段(5)
と、前記回転軸(4)と一体的に回転する主動アーム
(6)と、前記主動アーム(6)の他端側に回転自在に
結合され、かつ前記主動アーム(6)の回転半径と等し
くした従動アーム(14)と、前記回転軸(4)に対す
る前記主動アーム(6)の回転に連動させて前記従動ア
ーム(14)を前記主動アーム(6)に対して回転させ
るための第1連動手段(7,16,13)と、前記主動
アーム(6)に対する前記従動アーム(14)の回転に
連動させて前記従動アーム(14)の他端の第4回転体
(15)を回転させるための第2連動手段とからなり、
前記第1連動手段(7,16,13)は、前記主動アー
ム(6)に対し相対的に回転し前記支持台(1,3)に
一体的に支持される第1回転体(7)と、前記従動アー
ム(14)に固定され前記従動アーム(14)と同軸に
回転する第2回転体(13)と、前記第1回転体(7)
と前記第2回転体(13)との間を伝動する第1伝動手
段とからなり、前記第2連動手段は、前記主動アーム
(6)に固定され前記従動アーム(14)と同軸に回転
する第3回転体(11)と、前記第3回転体(11)と
前記従動アーム(14)の他端の前記第4回転体(1
5)との間を伝動する第2伝動手段とからなり、前記第
1回転体(7)に対する前記主動アーム(6)の回転角
をθ1 で表し、前記従動アーム(14)の前記主動アー
ム(6)に対する回転角をθ2 で表すと、θ2 =2θ1
となるように、前記第1伝動手段を形成し、前記第3回
転体(11)の前記従動アーム(14)に対する回転角
をθ3 で表し、前記従動アーム(14)の他端の前記第
4回転体(15)の回転角をθ4 で表すと、θ3 =2θ
4 となるように、前記第2伝動手段を形成したことを特
徴とするハンドリングロボットである。
【0009】前記第3回転体(11)にモータ(20)
の出力軸を結合したハンドリングロボットでも良い。更
に、前記回転軸(4)を回転自在に支持する旋回軸
(3)を前記支持台(1,3)に設けた構成でも良い。
【0010】
【作用】本発明は、主動アームの回転に対して従動アー
ムが従動して回転し、従動アームの回転角が主動アーム
の回転角の2倍であり、主動アームの回転半径と従動ア
ームの回転半径とが等しいので、従動アームの傾動端
は、直線軌道を描く。
【0011】また、他の発明は、前記従動アームの傾動
端の第4回転体の回転角が他の回転系に対し独立したも
のとしても動作する。
【0012】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明のハンドリングロボットの
実施例1を示し、正面図である。図2は、その側面図で
ある。基台1の中に、第1制御モータ(図示せず)が内
蔵され、その第1制御モータの出力軸に旋回テーブル2
が結合され、旋回テーブル2上に垂直に設けられた旋回
軸3が固定されている。この旋回軸3には、水平方向に
貫通して、旋回軸3が回転自在に設けられている。この
回転軸4は、前記回転軸4に固定された第2制御モータ
5の出力軸と連結されている。前記回転軸4に、主動ア
ーム6の基端側が一体に固定されて取りつけられてい
る。また、前記旋回軸3には、回転軸4と同軸に主プー
リ7が固定され、かつ回転軸4と主プーリ7とは相互に
回転自在である。
【0013】主動アーム6の他端、すなわち傾動端に
は、固定筒8が固定され、この固定筒8には、円盤9が
固定され、この円盤9には、水平軸10の一端が固定さ
れている。この軸10には、腕プーリ11が固定されて
いる。
【0014】更に前記主動アーム6の傾動端には、前記
水平軸10を同軸に通す自由回転軸12が回転自由に取
りつけられ、この自由回転軸12には、従プーリ13が
一体に固定されている。また、自由回転軸12の他端
に、従動アーム14の一端が固定されている。前記従動
アーム14の他端、すなわち自由端には、手首プーリ1
5が回転自由に設けられている。
【0015】前記主プーリ7と従プーリ13との間に
は、主動ベルト16が掛けられており、前記第1プーリ
7と第2プーリ13の間の変速比は、1対2である。ま
た、前記腕プーリ11と手首プーリ15との間には、従
動ベルト17が掛けられており、腕プーリ11と手首プ
ーリ15との間の変速比は、2対1である。
【0016】前記手首プーリ15には、把持部18が固
定されている。この把持部18は、ワークを把持するこ
とができる公知のロボットハンドである。
【0017】作動 次に、前記実施例の動作を説明する。前記旋回軸3を固
定した状態で説明する。第2制御モータ5により回転さ
せられる回転軸4の角速度をωとする。図2の状態、即
ち、主動アーム6と従動アーム14とが鉛直方向に重な
っている状態から、t秒後に、角度θ=ωt(ただし、
tは時間)だけ主動アーム6が回転したとする。そうす
ると図3に示すように、水平軸10は、固定筒8、円盤
9を介して主動アーム6に固定されているので、角度θ
だけ、回転軸4を中心にして回転する。
【0018】このとき、従動アーム14に対し回転自在
に支持されている従プーリ13は、主動ベルト16によ
り主プーリ7に連結されているので、自転する。主プー
リ7は、旋回軸3に固定されているが、主動アーム6に
対して相対的に角度−θだけ回転し、また、主プーリ7
と従プーリ13との速度比は、1対2に設定されている
ので、従プーリ13は、角度−2θだけ回転する。従プ
ーリ13は、自由回転軸12を介して従動アーム14に
固定的に結合されているので、従動アーム14も角度−
2θだけ回転して、図3に示される状態がえられる。
【0019】また、腕プーリ11は水平軸10に固定さ
れ、前記の通り水平軸10は主動アーム6に固定されて
いるので、腕プーリ11は、従動アーム14に対して相
対的に回転し、角度+θだけ自転する。前記腕プーリ1
1と手首プーリ15との間には、従動ベルト17が掛け
られており、腕プーリ11と手首プーリ15との間の変
速比は、2対1であるので、手首プーリ15に固定され
た把持部18は、旋回軸3及び主プーリ7に対しては結
果として回転せず、常に一定の方向を向いている。
【0020】次に、従動アーム14の傾動端、即ち、手
首プーリ15の運動を数量化してその特性を説明する。
図3に抽象的に示すように、主動アーム6と従動アーム
14の長さを共に等しく、L,Lとする。また、回転軸
4の中心線に直交する面上に直交座標をとり、回転軸4
の中心を原点Oで表す。水平軸10の中心を点B、手首
プーリ15の中心を点Aで示す。原点Oを通る鉛直線y
に対し反時計まわりに前記角度θを正方向にとる。前記
の通り、
【0021】
【数1】 であり、△BAOは2等辺3角形であるので、
【0022】
【数2】 である。従って、
【0023】
【数3】 となり、直線OAは、常に水平である。
【0024】また、計算により、線分OA=2Lsin
θ。この明細書でYに対するXの微分を
【0025】
【数4】 で表す。点Aの単位角度当りの速度をVで表すと、
【0026】
【数5】 で表される。従って、原点Oから遠ざかるにしたがっ
て、3角関数による減速を行い、θ=90度で、即ち、
主動アーム6と従動アーム14とが、水平になって1直
線になったときに、点Aの速度は零になる。逆に、θ=
0度のとき、即ち、図2に示す状態で、最高速度に達す
る。より具体的に述べると、回転軸4の角速度を一定の
ωとし、点Aの単位時間当りの速度をVで表すと、
【0027】
【数6】 従って、t=0、即ち、θ=0で最高速度2Lωにな
る。
【0028】次に、把持部18の瞬間速度、移動時間に
ついて具体的な数値を式(2),(3)に代入して検討
してみる。回転軸4の角速度が2.06rad/sにな
る第2制御モータ5を用いる。また、主動アーム6と従
動アーム14の長さLを500mmとし、基準点(前記
原点O)通過時の瞬間速度をV0 で示すと、
【0029】
【数7】 第2制御モータ5として、安川電機製サーボモータ・U
SAPEM−03CE2KB、3000rpm、減速機
として帝人精機製減速機・RV−30、減速比=1/1
53を用いた。いま、時定数を300msと仮定する。
前記基準点Oから動作端まで把持部18が移動する距離
を第2制御モータ5の回転数に換算すると、回転軸4の
回転数は1/4であるので、(1/4)・153=3
8.25(rev)である。前記300msの加速レー
トで定格回転数に達するまでの回転量S1 は、
【0030】
【数8】 となる。したがって、全回転量のうち、加減速区間の回
転量は、
【0031】
【数9】 である。これから、等速度区間の回転量は、
【0032】
【数10】 したがって、等速度区間の通過時間TC は、
【0033】
【数11】 また、全動作時間Tt は、
【0034】
【数12】 となる。上記の瞬間回転数と時間Tとの関係を図4に示
す。
【0035】なお、前記動作端からこの動作端の基準点
Oに対する対称点の動作端までの距離、即ち、両動作端
間の所要時間は、簡単な計算により、1.83秒である
ことが確かめられる。
【0036】次に、位置決め分解能について説明する。
前記減速比1/153で主動アーム6を5度回転させる
とき、モータ軸は、
【0037】
【数13】 だけ回転する。また、このモータの標準エンコーダ分解
能は、1500pprであるため、主動アーム6の5度
当りのパルス量は、1500・2.12=3180(パ
ルス)である。なお、コンピュータで計算すると、0度
から5度までの1パルス当りの移動距離は、L=300
mmの場合に、0.016mm、85度から90度まで
の1パルス当りの移動距離は、0.0007mmであ
る。以上の解析から、主動ベルト16、従動ベルト17
のバックラッシュを無視すると、系全体で、±0.02
mmの位置決め分解能がえられる。
【0038】前記分解能の値を、L=500mmの場合
に換算すると、0度から5度までの1パルス当りの移動
距離は、0.027mm、85度から90度までの1パ
ルス当りの移動距離は、0.001mmとなる。したが
って、上記実施例の位置決め分解能は、前記バックラッ
シュを加えて、0.03mm/パルスから0.05mm
/パルスと考えるのが適当である。これらの分解能は実
用的には充分である。
【0039】(実施例2)図5は、本発明のハンドリン
グロボットの実施例2を示し、正面図である。この実施
例2が前記実施例1と異なる点は、実施例1では、水平
軸10が主動アーム6に対して固定されており自発的に
は回転しなかったが、実施例2の水平軸10は、自発的
に回転する。前記円盤9に接続筒19がはめ込まれ、接
続筒19に第3制御モータ20が取りつけられている。
第3制御モータ20の出力軸が前記水平軸10に連結さ
れている。
【0040】この実施例2では、第3制御モータ20の
出力軸を自由にしておけば、実施例1のすべての前述の
動作と同じ動作をする。第3制御モータ20を制御して
角度θ1 だけ回転させると、水平軸10を介して腕プー
リ11が同角度回転し、また、従動ベルト17を介して
手首プーリ15が角度θ1 /2だけ回転する。したがっ
て、第3制御モータ20を制御して用いれば、主動ベル
ト16と従動ベルト17の動作中に、換言すると、主動
アーム6と従動アーム14との動作中に、把持部18を
任意の角度回転させることができ、また、主動アーム6
と従動ベルト17が停止した後で把持部18を任意の角
度回転させることができる。
【0041】例えば、図6に示すように、前記把持部1
8にハンド21を取りつけ、このハンド21を水平向き
に設定し、ハンド21でワークWをつかみ、少し後退さ
せてから、第3制御モータ20の出力軸をπ回転させ
て、把持部18を鉛直に向かせ、図5に示す旋回軸3を
180度旋回させて、または回転軸4を基台1の中心に
対して反対側へ回転させて、ハンド21のつかみ力を解
除することによって、水平向きに置かれたワークWを別
の位置に鉛直向きに転置することができる。
【0042】(その他の実施例)以上に、本発明の実施
例のいくつかを説明したが、本発明は前記実施例に限ら
れることはなく、特許請求の範囲内で設計変更が行われ
る。たとえば、主動アーム6と従動アーム14との運動
面は、工場のレイアウト、他の機械の配置に適応させ
て、鉛直面内に限られず水平面、任意の傾斜面内にする
ことができる。また、基台を移動台に取りつけ、移動台
の運動を把持部に付加することができる。
【0043】把持部には、独立系を構成する各種ハンド
を交換自在に取り付けることができる。また、主プーリ
7、従プーリ13、第3プーリ11、第4プーリ15
は、図に示したプーリに限られず、プーリとベルトの組
み合せで構成する電動伝達手段と同等手段として周知の
歯車組み合せ機構を構成する歯車、チェーン機構などに
代えることができる。または、図1に用いた減速機構付
モータを直接にドライブモータに変えることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、動作のために必要な占
有面積が少なく制御系が簡単である直接移動のハンドリ
ングロボットが実現できた。また、駆動モータも最小限
の数で良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1を示し、正面図であ
【図2】図2は、図1の側面図である。
【図3】図3は、実施例1の運動を解析するための解析
図である。
【図4】図4は、実施例1の運動を解析するための解析
図である。
【図5】図5は、本発明の実施例2を示し、正面図であ
【図6】図6は、本発明の実施例1の使用例を示し、正
面図である
【符号の説明】
1…基台 2…旋回テーブル 3…旋回軸 4…回転軸 5…第2制御モータ 6…主動アーム 7…主プーリ 11…腕プーリ 13…従プーリ 14…従動アーム 15…手首プーリ 16…主動ベルト 17…従動ベルト 18…把持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台(1,3)と、 前記支持台(1,3)上で回転自在に設けられた回転軸
    (4)と、 前記回転軸(4)を回転駆動するための回転駆動手段
    (5)と、 前記回転軸(4)と一体的に回転する主動アーム(6)
    と、 前記主動アーム(6)の他端側に回転自在に結合され、
    かつ前記主動アーム(6)の回転半径と等しくした従動
    アーム(14)と、 前記支持台(1,3)に対する前記主動アーム(6)の
    回転に連動させて前記従動アーム(14)を前記主動ア
    ーム(6)に対して回転させるための第1連動手段
    (7,16,13)と、 前記主動アーム(6)に対する前記従動アーム(14)
    の回転に連動させて前記従動アーム(14)の他端の第
    4回転体(15)を回転させるための第2連動手段とか
    らなり、 前記第1連動手段(7,16,13)は、前記主動アー
    ム(6)に対し相対的に回転し前記支持台(1,3)に
    一体的に支持される第1回転体(7)と、前記従動アー
    ム(14)に固定され前記従動アーム(14)と同軸に
    回転する第2回転体(13)と、前記第1回転体(7)
    と前記第2回転体(13)との間を伝動する第1伝動手
    段とからなり、 前記第2連動手段は、前記主動アーム(6)に固定され
    前記従動アーム(14)と同軸に回転する第3回転体
    (11)と、前記第3回転体(11)と前記従動アーム
    (14)の他端の前記第4回転体(15)との間を伝動
    する第2伝動手段とからなるハンドリングロボットであ
    って、 前記第1回転体(7)に対する前記主動アーム(6)角
    をθ1 で表し、前記従動アーム(14)の前記主動アー
    ム(6)に対する回転角をθ2 で表すと、θ2=2θ1
    となるように、前記第1伝動手段の回転を制御し、 前記第3回転体(11)の前記従動アーム(14)に対
    する回転角をθ3 で表し、前記従動アーム(14)の他
    端の前記第4回転体(15)の回転角をθ4 で表すと、
    θ3 =2θ4 となるように、前記第2伝動手段の回転を
    制御したことを特徴とするハンドリングロボットの制御
    方法。
  2. 【請求項2】支持台(1,3)と、 前記支持台(1,3)上で回転自在に設けられた回転軸
    (4)と、 前記回転軸(4)を回転駆動するための回転駆動手段
    (5)と、 前記回転軸(4)と一体的に回転する主動アーム(6)
    と、 前記主動アーム(6)の他端側に回転自在に結合され、
    かつ前記主動アーム(6)の回転半径と等しくした従動
    アーム(14)と、 前記回転軸(4)に対する前記主動アーム(6)の回転
    に連動させて前記従動アーム(14)を前記主動アーム
    (6)に対して回転させるための第1連動手段(7,1
    6,13)と、 前記主動アーム(6)に対する前記従動アーム(14)
    の回転に連動させて前記従動アーム(14)の他端の第
    4回転体(15)を回転させるための第2連動手段とか
    らなり、 前記第1連動手段(7,16,13)は、前記主動アー
    ム(6)に対し相対的に回転し前記支持台(1,3)に
    一体的に支持される第1回転体(7)と、前記従動アー
    ム(14)に固定され前記従動アーム(14)と同軸に
    回転する第2回転体(13)と、前記第1回転体(7)
    と前記第2回転体(13)との間を伝動する第1伝動手
    段とからなり、 前記第2連動手段は、前記主動アーム(6)に固定され
    前記従動アーム(14)と同軸に回転する第3回転体
    (11)と、前記第3回転体(11)と前記従動アーム
    (14)の他端の前記第4回転体(15)との間を伝動
    する第2伝動手段とからなり、 前記第1回転体(7)に対する前記主動アーム(6)の
    回転角をθ1 で表し、前記従動アーム(14)の前記主
    動アーム(6)に対する回転角をθ2 で表すと、θ2
    2θ1 となるように、前記第1伝動手段を形成し、 前記第3回転体(11)の前記従動アーム(14)に対
    する回転角をθ3 で表し、前記従動アーム(14)の他
    端の前記第4回転体(15)の回転角をθ4 で表すと、
    θ3 =2θ4 となるように、前記第2伝動手段を形成し
    たことを特徴とするハンドリングロボット。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第3回転体(11)にモータ(20)の出力軸を結
    合したハンドリングロボット。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、 前記回転軸(4)を回転自在に支持する旋回軸(3)を
    前記支持台(1,3)に設けたことを特徴とするハンド
    リングロボット。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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