JPH0614316A - 動きベクトル検出装置 - Google Patents

動きベクトル検出装置

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JPH0614316A
JPH0614316A JP4193412A JP19341292A JPH0614316A JP H0614316 A JPH0614316 A JP H0614316A JP 4193412 A JP4193412 A JP 4193412A JP 19341292 A JP19341292 A JP 19341292A JP H0614316 A JPH0614316 A JP H0614316A
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frame
motion vector
memory
frame memory
difference
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JP4193412A
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Iwao Saeki
巌 佐伯
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 性能劣化を起こさず探索対象を絞り込み、演
算量の増加を防止した動きベクトル検出装置を提供す
る。 【構成】 動きベクトル検出装置は、現フレームを記憶
するフレームメモリ1、前フレームを記憶するフレーム
メモリ3、メモリ1から取り出してブロックに分割され
た現フレームとフレームメモリ3から取り出した前フレ
ームとを比較する比較器9、その比較結果を基にフレー
ムメモリ3から前フレームを取り出すためのアドレスを
生成するアドレスジェネレータ13、メモリ1用のアド
レスジェネレータ11からのデータとメモリ3用のアド
レスジェネレータ13からのデータとの差分から現フレ
ーム中の各動きベクトルを検出する差分器15とからな
る。アドレスジェネレータ13は上記ブロック内の一部
分を代表とする前フレームをメモリ3から取り出せるア
ドレスを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像を符号化する動
きベクトル検出装置に係り、特にテレビ電話、テレビ会
議等の動画像の伝送技術に利用できる動きベクトル検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の動きベクトル検出装置は、一枚
から数枚前のフレームと現フレームとに基づき、現フレ
ーム中に存在する各動きベクトルを検出する装置として
知られており、従来、例えば下記のようなものが提案さ
れている。まず、従来の第1の動きベクトル検出装置と
しては、例えばテレビジョン信号を多数の検出領域に分
割し、検出領域毎に代表点を定め、対応する2フィール
ドの代表点と検出領域内の各画素との差の絶対値を集計
し、その集計データの中から動きベクトルを求める際
に、垂直方向に隣接する2個の検出領域の一方の代表点
の位置と他方の代表点の位置とを所定量ずらすことによ
り、縦縞のような画像の動きベクトルの検出効果を増大
させるようにしたものがある(特開昭62−25590
号公報参照)。
【0003】また、従来の第2の動きベクトル検出装置
としては、例えば動きベクトルを検出する際に動き量の
推定を行って、その大小により適応的に探査範囲(大
小)を切り替えるようにし、入力動画像の性質にマッチ
した動きベクトルの検出を行い、全探査につていは演算
量を減らし、探査点を段階的に選択してゆく処理の場合
には処理速度を高速化したものである(特開平2−81
589号公報参照)。さらに、従来の第3の動きベクト
ル検出装置としては、例えば相関値を最小にする最適点
を求め、その最適点の回りの補正した位置に少数値で表
される動きベクトルを求めるようにしたものであり、精
度よく画像の動きベクトルを検出することができ、しか
も処理時間及び回路規模を大幅に削減できるようにした
ものである(特開平2−118888号公報参照)。
【0004】また、従来の第4の動きベクトル検出装置
としては、画像の端、中央にベクトル検出ブロックを配
置し、それぞれの領域毎に動きベクトルを求め、各領域
で動きベクトルを求め、これらを互いに比較することに
より、動きベクトルを補正するのに有効な動きベクトル
を検出するものである(特開平2−206986号公報
参照)。加えて、従来の第5の動きベクトル検出装置と
しては、多数の試行ベクトルに対して評価関数値を比較
し、最小値を与えた試行ベクトルを動きベクトルとする
ようにしたものがある(小関敏夫、他3名著 「会議テ
レビ信号の動き補償フレーム間符号化」、信学技報、I
E−81−54)。上述した従来の各動きベクトル検出
装置によれば、動きベクトルを検出する際に発生する各
種の問題点をそれぞれ解消している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の各動きベクトル検出装置とも、動きベクトルを
検出する場合に、画像中の全ての領域を探索しているの
ではないため、動きベクトルの検出性能が劣化するとい
う欠点があった。また、上述した従来の各動きベクトル
検出装置の場合、検出性能を向上させるために、できる
だけ広い領域全てを探索させると、演算量の増加を招い
てしまうという欠点があった。そこで、本発明は、上述
した欠点を解消し、性能劣化を起こさず探索対象を絞り
込み、演算量の増加を防止した動きベクトル検出装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の動きベクトル検出装置は、現フレームを記憶
する第1フレームメモリと、前フレームを記憶する第2
フレームメモリと、前記第1フレームメモリから取り出
したブロックに分割された現フレームと前記第2フレー
ムメモリから取り出した前フレームとを比較する比較器
と、前記比較器からの比較結果を基に、前記フレームメ
モリから各フレームを取り出すためのアドレスを生成す
るアドレスジェネレータと、第1フレームメモリ用のア
ドレスジェネレータ及び第2フレームメモリ用のアドレ
スジェネレータからのデータの差分をとり、その差分か
ら現フレーム中のそれぞれの動きベクトルを検出する差
分器とを備えてなる動きベクトル検出装置であって、前
記アドレスジェネレータを、前記ブロック内の一部分を
代表とするフレームを、前記フレームメモリから取り出
せるアドレスを出力できるように構成してなり、探索対
象となる前フレームの部分との評価関数を最小または最
大にするものを動きベクトルとして検出できるようした
ことを特徴とするものである。
【0007】同様に上記目的を達成する本発明の第2の
動きベクトル検出装置は、現フレームを記憶する第1フ
レームメモリと、前フレームを記憶する第2フレームメ
モリと、前記第1フレームメモリから取り出したブロッ
クに分割された現フレームと前記第2フレームメモリか
ら取り出した前フレームとを比較する比較器と、前記比
較器からの比較結果を基に、前記フレームメモリから各
フレームを取り出すためのアドレスを生成するアドレス
ジェネレータと、第1フレームメモリ用のアドレスジェ
ネレータ及び第2フレームメモリ用のアドレスジェネレ
ータからのデータの差分をとり、その差分から現フレー
ム中のそれぞれの動きベクトルを検出する差分器とを備
えてなる動きベクトル検出装置であって、前記差分器か
ら出力された前の複数のフレーム内の対応するブロック
の動きベクトルを記憶する動きベクトルメモリと、前記
動きベクトルメモリからの前の複数のフレーム内の対応
するブロックの動きベクトルから、現フレームの対象ブ
ロックの動きベクトルの予測値を求め、それを探索の初
期値として前記アドレスジェネレータに与える動きベク
トル予測器とを備えてなり、その初期値の近傍を探索す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0008】同様に上記目的を達成する本発明の第3の
動きベクトル検出装置は、現フレームを記憶する第1フ
レームメモリと、前フレームを記憶する第2フレームメ
モリと、前記第1フレームメモリから取り出したブロッ
クに分割された現フレームと前記第2フレームメモリか
ら取り出した前フレームとを比較する比較器と、前記比
較器からの比較結果を基に、前記フレームメモリから各
フレームを取り出すためのアドレスを生成するアドレス
ジェネレータと、第1フレームメモリ用のアドレスジェ
ネレータ及び第2フレームメモリ用のアドレスジェネレ
ータからのデータの差分をとり、その差分から現フレー
ム中のそれぞれの動きベクトルを検出する差分器とを備
えてなる動きベクトル検出装置であって、前記差分器か
ら出力された前の複数のフレーム内の対応するブロック
の動きベクトルを記憶する動きベクトルメモリと、前記
動きベクトルメモリからの同一フレーム内の直前の数ブ
ロックの動きベクトルから、探査対象ブロックの動きベ
クトルの予測値を求め、この予測値を探索の初期値とし
て前記アドレスジェネレータに与える動きベクトル予測
器とを備えてなり、その初期値の近傍を探索するように
したことを特徴とするものである。
【0009】第2及び第3の動きベクトル検出装置で使
用する動きベクトル予測器は、動きベクトルメモリから
の動きベクトルの平均を予測値として出力できるように
構成すればよい。
【0010】同様に、上述した目的を達成する本発明の
第4の動きベクトル検出装置は、現フレームを記憶する
第1フレームメモリと、前フレームを記憶する第2フレ
ームメモリと、前記第1フレームメモリから取り出した
ブロックに分割された現フレームと前記第2フレームメ
モリから取り出した前フレームとを比較する比較器と、
前記比較器からの比較結果を基に、前記フレームメモリ
から各フレームを取り出すためのアドレスを生成するア
ドレスジェネレータと、第1フレームメモリ用のアドレ
スジェネレータ及び第2フレームメモリ用のアドレスジ
ェネレータからのデータの差分をとり、その差分から現
フレーム中のそれぞれの動きベクトルを検出する差分器
とを備えてなる動きベクトル検出装置であって、前フレ
ームの周波数成分を格納する周波数成分メモリと、前フ
レームと現フレームのそれぞれ同一位置のプロックの周
波数成分の差分をとる第2の差分器と、前記第2の差分
器からの差分の最も大きい方向だけを探索させる信号を
アドレスジェネレータに与える探査方向決定器とを備え
てなり、前記探査方向決定器で決定した方向だけを探査
するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】ここで、前記探査方向決定器は、各周波数
成分の比率によりブロック内の代表点の形を切り替える
切替え信号を出力できるように構成し、かつ前記アドレ
スジェネレータは、前記切替え信号に応じてブロック内
の代表点の形を変えたフレームのブロックをフレームメ
モリから出力させるアドレスを形成できるように構成す
ればよい。
【0012】
【作用】本発明の第1の動きベクトル検出装置は、フレ
ームメモリから取り出すフレームのブロック内の一部分
を代表として比較器に与えられるように、アドレスジェ
ネレータからアドレスを形成している。これにより、第
1及び第2用のアドレスジェネレータからのデータの差
分を差分器でとるときに、探査対象となる前フレームの
部分との評価関数が最小または最大になるものを動きベ
クトルとして検出できることになる。
【0013】また、本発明の第2の動きベクトル検出装
置は、差分器から取り出される動きベクトルを動きベク
トルメモリにそれぞれ記憶させておき、これら動きベク
トルを動きベクトル予測器に与え、動きベクトル予測器
において、前の複数のフレーム内の対応するブロックの
動きベクトルから、現フレームの対象ブロックの動きベ
クトルの予測値を求め、その予測値を探査の初期値とし
てフレームメモリに与えることにより、探査の範囲を狭
めている。
【0014】さらに、本発明の第3の動きベクトル検出
装置は、差分器から取り出される動きベクトルを動きベ
クトルメモリにそれぞれ記憶させておき、これら動きベ
クトルを動きベクトル予測器に与え、動きベクトル予測
器において、同一フレーム内の直前の数ブロックの動き
ベクトルから、対象ブロックの動きベクトルの予測値を
求め、その予測値を探査の初期値としてフレームメモリ
に与えることにより、探査の範囲を狭めている。ここ
で、第2及び第3の動きベクトル検出装置で使用する動
きベクトル予測器では、動きベクトルの平均値を求め、
この平均値を予測値として出力する。
【0015】加えて、本発明の第4の動きベクトル検出
装置は、前フレームの周波数成分と現フレームのそれぞ
れ同一位置のブロックの周波数成分の差分をとり、その
差分の最も大きい方向だけを探索させる信号を探査方向
決定器で得て、これをアドレスジェネレータに与えてい
る。これにより、前記探査方向決定器で決定した方向だ
けを探査することができる。このとき、前記探査方向決
定器は、各周波数成分の比率によりブロック内の代表点
の形を切り替える切替え信号を出力し、これを前記アド
レスジェネレータに与え、その切替え信号に応じたブロ
ック内の代表点の形を変えたフレームのブロックをフレ
ームメモリから出力させて、探査の範囲を狭めている。
【0016】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を基に説
明する。図1は動きベクトル検出装置の実施例を示すブ
ロック図であり、図2は本発明の実施例を説明するため
の説明図であって、請求項1記載の発明に該当する。図
1に示す動きベクトル検出装置は、現フレームを記憶さ
せるフレームメモリ1と、前フレームを記憶させるフレ
ームメモリ3と、上記フレームメモリ1からの画像デー
タを一時格納するバッファ5を備えている。また、動き
ベクトル検出装置は、上記フレームメモリ3からの画像
データを一時格納するバッファ7と、各バッファ5,7
からのデータを比較する比較器9と、上記フレームメモ
リ1用のアドレスを発生するアドレスジェネレータ11
と、前記比較器9からの比較結果を基に、上記フレーム
メモリ3用のアドレスを発生するアドレスジェネレータ
13と、各アドレスジェネレータ11,13からのアド
レスデータから動きベクトルを検出する差分器15を備
えている。
【0017】このような実施例の作用について図1を基
に図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施例で
動きベクトルを求める際に使用する特定ブロックを示す
説明図であり、同図(a)に現フレーム中の特定ブロッ
クを、同図(b)前フレーム中の特定ブロックを、それ
ぞれ示したものである。現フレームの画像データDa
は、図2(a)に示すように、フレームメモリ1に蓄積
されている。また前フレームの画像データDbは、図2
(b)に示すように、フレームメモリ3に蓄積されてい
るものとする。そして、現フレームの動きベクトルを求
める対象ブロックはバッファ5に格納され、フレームの
探索領域中のブロックはバッファ7に格納される。この
格納の際に、バッファ5,7に全てのブロックを格納す
るのではなく、例えば図2に示すような十字形のブロッ
クデータBa,Bbを矩形ブロック内の一部分とし、こ
れを代表として格納する。また、上記フレームメモリ1
のアドレスは、アドレスジェネレータ11で生成されて
おり、上記フレームメモリ3のアドレスは、比較器9か
らの比較結果を取り込んだアドレスジェネレータ13で
生成されている。
【0018】各バッファ5,7からのブロックの値は、
比較器9において比較される。この比較器9において実
行される比較処理方法は、一般に差分や相関を取ること
が多いが、ここでは差分を取ることにする。そして、上
記比較器9は差分の最小値を求めるようになっており、
その比較結果を前ブロックのアドレスジェネレータ13
に与えて、アドレスの更新を繰り返す。上記比較器9に
おいて最小値が求められた時点で、前フレーム用のアド
レスジェネレータ13から前フレームのアドレスを取り
出すとともに、現フレーム用のアドレスジェネレータ1
1から現フレームのアドレスを取り出し、これらを差分
器15に与える。差分器15では、前フレームのアドレ
スと現フレームのアドレスとの差分を求め、その差分結
果を動きベクトルVmとする。このように本実施例で
は、例えば図2に示すように、矩形ブロック内の一部分
を代表とし、探索対象となる前フレームの部分との評価
関数を最小、または最大にするものを動きベクトルとし
ている。
【0019】本実施例では、動画像が時間的、空間的に
連続性が高いこと、前フレームと現フレーム、前ブロッ
クと現ブロックとでは、同じような動きベクトルをとる
ことが多い点に着目し、上述したように処理することに
より、性能の劣化を生じることなしに探索範囲を狭める
ことができ、かつ探索による演算量の増加を防ぐことが
可能となる。図3は、動きベクトル検出装置の他の実施
例を示すブロック図であり、請求項2及び3記載の発明
に相当する。図3に示す動きベクトル検出装置は、フレ
ームメモリ1、フレームメモリ3、バッファ5、バッフ
ァ7、比較器9、アドレスジェネレータ11、アドレス
ジェネレータ13、差分器15からなる図1の動きベク
トル検出装置に対して、差分器15からの動きベクトル
Vmを取込み、直前フレームまでのそれぞれのフレーム
内のブロックの動きベクトルを保持する動きベクトルメ
モリ17と、この動きベクトルメモリ17からの現フレ
ームの対象ブロックの動きベクトルの予測値を計算して
アドレスジェネレータ13に与える動きベクトル予測器
19とを付加したものである。
【0020】このような実施例の作用について図3を参
照して説明するが、この作用の説明部分が請求項2記載
の発明に相当する。現フレームの画像データDaは、上
記第1の実施例と同様に、フレームメモリ1に蓄積され
る。また前フレームの画像データDbは、上記第1の実
施例と同様に、フレームメモリ3に蓄積される。そし
て、現フレームの動きベクトルを求める対象ブロック
は、アドレスジェネレータ11で生成されたアドレスを
基にバッファ5に格納される。同様に、フレームメモリ
3内のフレームの探索領域中のブロックは、アドレスジ
ェネレータ13で生成されたアドレスを基にバッファ7
に格納される。
【0021】各バッファ5,7からのブロックの値は、
比較器9において、差分の最小値を求められる。この比
較結果は、前ブロックのアドレスジェネレータ13に与
えられる。アドレスジェネレータ13では、比較器9で
の比較結果を基にアドレスの更新を繰り返す。上記比較
器9において最小値が求められた時点で、前フレーム用
のアドレスジェネレータ13から前フレームのアドレス
と、現フレーム用のアドレスジェネレータ11から現フ
レームのアドレスとは、差分器15において、差分がと
られ、その結果が動きベクトルVmとなる。
【0022】上述したように求められた各動きベクトル
Vmは、動きベクトルメモリ17に格納される。動きベ
クトルメモリ17は、直前のフレームまでのそれぞれの
フレーム内のブロックの動きベクトルVmのみを保持し
ているので、メモリ量の増加はそれほど多くはならな
い。この動きベクトルメモリ17に格納されている動き
ベクトルVmは、動きベクトル予測器19に入力され
る。動きベクトル予測器19では、その取り込んだ各動
きベクトルVmの内の前のフレーム内の対応するブロッ
クの動きベクトルVmから、現フレームの対象ブロック
の動きベクトルVmの予測値を求め、それを探査の初期
値としてアドレスジェネレータ13に与える。アドレス
ジェネレータ13は、その探査の初期値を基に前フレー
ムのアドレスを決定し、そのアドレスをフレームメモリ
3に与える。これにより、その探査初期値から動きベク
トルの探索が開始されることになる。
【0023】この場合、この予測値は、上記動きベクト
ル予測器19において次のようにして求めてもよい。す
なわち、動きベクトル予測器19では、上記予測値を、
動きベクトルメモリ17からの各動きベクトルVmの平
均値から求めるようにしている。また、上記動きベクト
ル予測器19は、前記動きベクトルメモリ17からの各
動きベクトルVmを取込み、これら動きベクトルVmを
比較し、その大きさ、その方向の各々の差分が、所定の
しきい値以下である場合は、上述の如く求めた平均値を
予測値とし、それ以外の場合は、直前のフレームの動き
ベクトルを予測値とするようにしてもよい。これによ
り、正確な予測値が得られる。したがって、動画像が時
間的空間的に連続性が高いので、前フレームと現フレー
ム、前ブロックと現ブロックでは、同じような動きベク
トルをとることに着目し、本実施例は、上述のように処
理できるようにし、性能の劣化を防止して探索範囲を狭
め、かつ探索による演算量の増加を防止している。
【0024】なお、図3の動きベクトル検出装置におい
て、上記動きベクトル予測器19は、同一フレーム内の
直前の数ブロックの動きベクトルVmから、対象ブロッ
クの動きベクトルの予測値を求めるようにしてもよい。
この説明が請求項3記載の発明に相当している。このよ
うにして求められた予測値は、アドレスジェネレータ1
3に与えられる。アドレスジェネレータ13では、それ
を探索の初期値として、その近傍を探索するアドレスを
形成してフレームメモリ3に与える。この場合には、動
きベクトルVmの探査は、予測値の近傍を探査すること
になる。この場合、この予測値は、上記動きベクトル予
測器19において次のようにして求めてもよい。すなわ
ち、動きベクトル予測器19は、動きベクトルメモリ1
7からの各動きベクトルVmを取込み、各動きベクトル
Vmの平均値を予測値として得るようにしてもよい(請
求項4記載部分に相当する。)
【0025】また、動きベクトル予測器19は、前記動
きベクトルメモリ17からの各動きベクトルVmを取込
み、これら動きベクトルVmを比較し、その大きさ、そ
の方向の各々の差分が、所定のしきい値以下である場合
は、上述の如く求めた平均値を予測値とし、それ以外の
場合は、直前のフレームの動きベクトルを予測値とする
ようにしてもよい。本実施例によれば、上述のように処
理できるようにしたことにより、性能の劣化を防止して
探索範囲を狭め、かつ探索による演算量の増加を防止し
ている。
【0026】図4は、本発明の動きベクトル検出装置の
さらに他の実施例を示すブロック図であり、請求項5及
び6記載の発明に対応している。この実施例は、次の点
に着目して構成されてものである。すなわち、同じ画像
が静止しているのに対し、動画像部分は高周波成分が低
くなる傾向がある。このようなことにより、動画の動き
ベクトルVmは、高周波成分が減少してる方向に動いて
いるという予測が成立するので、これを利用して以下の
如く構成した。図4に示す動きベクトル検出装置は、図
1の構成に、前フレームの周波数成分を記憶するメモリ
23と、前フレームのブロック探査用のブロックの周波
数成分を格納するバッファ25と、現フレームのブロッ
ク探査用のブロックの周波数成分を格納するバッファ2
7と、、バッファ25,27からの周波数成分の差分を
とる差分器29と、差分器29からの差分に基づいて切
替え信号Sを出力する探査方向決定器31とを付加した
ものである。
【0027】このように構成された実施例の動作につい
て説明するが、この作用の説明部分が請求項5記載の発
明に相当する。まず、前記メモリ23は、画像データD
aの周波数成分Fの内、前フレームの各ブロックの周波
数成分F’を格納する。また、前記バッファ25には、
メモリ23から、現フレームの動きベクトルVmを求め
るための対象ブロックの周波数成分を格納する。上記バ
ッファ27には、現フレームの画像データDaのブロッ
クの周波数成分Fが格納される。この周波数成分として
は、この実施例では、離散型コサイン変換(以下、「D
CT(Discrete Cosine Transform )という)係数を使
用するものとする。
【0028】前記バッファ25,27に格納されたそれ
ぞれの周波数成分は、差分器29に入力される。差分器
29では、それら周波数成分の差分が求められ、この差
分が探査方向決定器31に入力される。探査方向決定器
31は、その差分成分の最も大きい方向を探査方向とし
て決定し、これをアドレスジェネレータ13に渡す。ア
ドレスジェネレータ13は、その渡された探査方向によ
り探査領域を制限したアドレスをフレームメモリ3に与
える。これにより、フレームメモリ3からは、探査範囲
を狭めることができるアドレスAが出力されることにな
り、比較器9や差分器15における探査による演算の増
加を防止している。
【0029】次に、上述した構成の実施例における、探
査による演算量を増加を防止する他の処理動作について
以下に説明する。なお、この実施例の説明が、請求項6
記載のものに対応する。探査方向決定器31は、差分器
29から、図5(a)〜図5(d)に示すような差分成
分が入力されると次のように動作する。すなわち、探査
方向決定器31は、図5(a)〜図5(d)に示すよう
に、差分器29から入力された現フレームの動きベクト
ルVmを求めるための対象ブロック100内に周波数成
分200が分布すると、その分布状況に応じて切替え信
号をアドレスジェネレータ13に出力する。すると、ア
ドレスジェネレータ13は、その切替え信号Sに基づい
てアドレスAを形成し、このアドレスAをフレームメモ
リ3に与える。これにより、フレームメモリ3からは、
図5(a)〜図5(d)に示すような代表点のパターン
300を有する入力ブロック400が、バッファ7に格
納される。
【0030】このような、切替え信号Sを得て探査範囲
を狭めるようにする動作に関し、図5を参照しながらさ
らに具体的に説明する。まず、差分器29から探査方向
決定器31に与えられた対象ブロック100aが、例え
ば図5(a)に示すように、対象ブロック100aの図
示左上部分の隅部に四角状に周波数の低い部分250a
が分布したとする。このとき、探査方向決定器31は、
切替え信号Saをアドレスジェネレータ13に与える。
これにより、アドレスジェネレータ13は、その切替え
信号Saに応じたアドレスAaをフレームメモリ3に与
える。これにより、フレームメモリ3からバッファ7に
対し、入力ブロック400aの真ん中が四角に空いて周
囲が代表点となるパターン300aが出力される。
【0031】また、差分器29から探査方向決定器31
に与えられた対象ブロック100bが、例えば図5
(b)に示すように、対象ブロック100bの図示左上
部分から図示右下部分にかけて斜めに周波数の低い部分
250bが分布したとする。このとき、探査方向決定器
31は、切替え信号Sbをアドレスジェネレータ13に
与える。これにより、アドレスジェネレータ13は、そ
の切替え信号Sbに応じたアドレスAbをフレームメモ
リ3に与える。これにより、フレームメモリ3からバッ
ファ7に対し、入力ブロック400bの四隅から対角線
状の一定幅部分が代表点となるパターン300bが出力
される。
【0032】加えて、差分器29から探査方向決定器3
1に与えられた対象ブロック100cが、例えば図5
(c)に示すように、対象ブロック100cの図示上部
分一帯に一定幅で周波数の低い部分250cが分布した
とする。このとき、探査方向決定器31は、切替え信号
Sbをアドレスジェネレータ13に与える。これによ
り、アドレスジェネレータ13は、その切替え信号Sc
に応じたアドレスAcをフレームメモリ3に与える。こ
れにより、フレームメモリ3からバッファ7に対し、入
力ブロック400c内に十字状の一定幅部分が代表点と
なるパターン300cが出力される。
【0033】かつ、差分器29から探査方向決定器31
に与えられた対象ブロック100dが、例えば図5
(d)に示すように、対象ブロック100dの図示左端
部分一帯に一定幅で周波数の低い部分250dが分布し
たとする。このとき、探査方向決定器31は、切替え信
号Sdをアドレスジェネレータ13に与える。これによ
り、アドレスジェネレータ13は、その切替え信号Sd
に応じたアドレスAdをフレームメモリ3に与える。こ
れにより、フレームメモリ3からバッファ7に対し、入
力ブロック400d内に十字状の一定幅部分が代表点と
なるパターン300dが出力される。このように探査方
向決定器31は、図5(a)〜図5(d)に示すよう
に、差分器29から入力された現フレームの動きベクト
ルVmを求めるための対象ブロック100内に周波数成
分200が分布すると、バッファ7に図5(a)〜図5
(d)に示すような代表点のパターン300を有する入
力ブロック400が格納されるように切替え信号Sを出
力している。したがって、探査する範囲が各パターン3
00部分でよくなるので、探査範囲が狭くなる。
【0034】なお、探査による演算量を増加を防止する
さらに他の処理動作について下記に説明する。これは、
前フレームの周波数成分を記憶するメモリ23内の高周
波成分が所定のしきい値以上であると、差分器29から
の差分成分により探査方向決定器31において判定され
ると、探査方向決定器31からは探査方向切替え信号S
が生成される。この探査方向切替え信号Sがアドレスジ
ェネレータ13に与えられると、アドレスジェネレータ
13からは探査方向が切替わるアドレスAが出力され
る。これにより、バッファ7を通して比較器9に探査方
向切替え用のデータが入力されることになり、探査方向
が切り替わる。これにより、探査による演算量を増加を
防止できる。
【0035】また、信学技報、IE−81−54に記載
の従来の動きベクトル検出装置は、差分データとの距離
の関係が下に凸であるような場合には有効であるが、高
周波成分が多くなってくると、下に凸という形状が崩れ
てきて、この装置による探査方法が有効ではなくなる。
しかしながら、本実施例(図4及び図5参照)によれ
ば、周波数成分の分布により、二つの探査方法を切替え
て最適な探査を行うことができることになる。なお、上
記実施例では、比較器9の比較結果をアドレスジェネレ
ータ13に入力しているが、現フレームのフレームメモ
リ1への格納方法やアドレス発生の方法を工夫すれば比
較器9の出力をアドレスジェネレータ11に入力するこ
ともできる。また、上記実施例では、フレームから矩形
ブロックで取り出したが、他の形状のブロックであって
もよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果がある。請求項1記載の動きベクトル検出
装置によれば、フレームメモリから取り出すフレームの
ブロック内の一部分を代表とし、探査対象となる前フレ
ームの部分との評価関数が最小または最大になるものを
動きベクトルとして検出できるようにしたので、性能劣
化がなく探査範囲が狭まり、探査による演算量が減少す
る。請求項2記載の動きベクトル検出装置は、動きベク
トルをそれぞれ記憶させておき、前の複数のフレーム内
の対応するブロックの動きベクトルから、現フレームの
対象ブロックの動きベクトルの予測値を求め、その予測
値を探査の初期値として探査できるようにしたので、性
能劣化がなく探査範囲が狭まり、探査による演算量が減
少する。
【0037】請求項3記載の動きベクトル検出装置は、
動きベクトルを記憶させておき、同一フレーム内の直前
の数ブロックの動きベクトルから、対象ブロックの動き
ベクトルの予測値を求め、その予測値を探査の初期値と
して探査するようにしたので、性能劣化がなく探査範囲
が狭まり、探査による演算量が減少する。請求項4記載
の動きベクトル予測器では、動きベクトルの平均値を求
め、この平均値を予測値として出力できるようにしたの
で、予測値を簡単に求めることができる。
【0038】請求項5記載の動きベクトル検出装置は、
前フレームの周波数成分と現フレームのそれぞれ同一位
置のブロックの周波数成分の差分をとり、その差分の最
も大きい方向だけを探索させる信号を得て、その方向だ
けを探査することができるので、性能劣化がなく探査範
囲が狭まり、探査による演算量が減少する。また、同動
きベクトル検出装置は、周波数成分が多くなっても有効
に探査ができることになる。請求項6記載の探査方向決
定器は、各周波数成分の比率によりブロック内の代表点
の形を切り替える切替え信号を出力し、その切替え信号
に応じたブロック内の代表点の形を変えたフレームのブ
ロックで探査できるようにしたので、探査範囲が狭まる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動きベクトル検出装置における実施例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の動きベクトル検出装置における実施例
の動作を説明するための説明図である。
【図3】本発明の動きベクトル検出装置における、他の
実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の動きベクトル検出装置における、さら
に他の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の動きベクトル検出装置におけるさらに
他の実施例の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 3 フレームメモリ 5 バッファ 7 バッファ 9 比較器 11 アドレスジェネレータ 13 アドレスジェネレータ 15 差分器 17 動きベクトルメモリ 19 動きベクトル予測器 23 メモリ 25 バッファ 27 バッファ 29 差分器 31 探査方向決定器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現フレームを記憶する第1フレームメモ
    リと、前フレームを記憶する第2フレームメモリと、前
    記第1フレームメモリから取り出したブロックに分割さ
    れた現フレームと前記第2フレームメモリから取り出し
    た前フレームとを比較する比較器と、前記比較器からの
    比較結果を基に、前記フレームメモリから各フレームを
    取り出すためのアドレスを生成するアドレスジェネレー
    タと、第1フレームメモリ用のアドレスジェネレータ及
    び第2フレームメモリ用のアドレスジェネレータからの
    データの差分をとり、その差分から現フレーム中のそれ
    ぞれの動きベクトルを検出する差分器とを備えてなる動
    きベクトル検出装置であって、 前記アドレスジェネレータは、前記ブロック内の一部分
    を代表とするフレームを、前記フレームメモリから取り
    出せるアドレスを出力できるように構成してなり、探索
    対象となる前フレームの部分との評価関数を最小または
    最大にするものを動きベクトルとして検出できるようし
    たことを特徴とする動きベクトル検出装置。
  2. 【請求項2】 現フレームを記憶する第1フレームメモ
    リと、前フレームを記憶する第2フレームメモリと、前
    記第1フレームメモリから取り出したブロックに分割さ
    れた現フレームと前記第2フレームメモリから取り出し
    た前フレームとを比較する比較器と、前記比較器からの
    比較結果を基に、前記フレームメモリから各フレームを
    取り出すためのアドレスを生成するアドレスジェネレー
    タと、第1フレームメモリ用のアドレスジェネレータ及
    び第2フレームメモリ用のアドレスジェネレータからの
    データの差分をとり、その差分から現フレーム中のそれ
    ぞれの動きベクトルを検出する差分器とを備えてなる動
    きベクトル検出装置であって、 前記差分器から出力された前の複数のフレーム内の対応
    するブロックの動きベクトルを記憶する動きベクトルメ
    モリと、 前記動きベクトルメモリからの前の複数のフレーム内の
    対応するブロックの動きベクトルから、現フレームの対
    象ブロックの動きベクトルの予測値を求め、それを探索
    の初期値として前記アドレスジェネレータに与える動き
    ベクトル予測器とを備えてなり、その初期値の近傍を探
    索するようにしたことを特徴とする動きベクトル検出装
    置。
  3. 【請求項3】 現フレームを記憶する第1フレームメモ
    リと、前フレームを記憶する第2フレームメモリと、前
    記第1フレームメモリから取り出したブロックに分割さ
    れた現フレームと前記第2フレームメモリから取り出し
    た前フレームとを比較する比較器と、前記比較器からの
    比較結果を基に、前記フレームメモリから各フレームを
    取り出すためのアドレスを生成するアドレスジェネレー
    タと、第1フレームメモリ用のアドレスジェネレータ及
    び第2フレームメモリ用のアドレスジェネレータからの
    データの差分をとり、その差分から現フレーム中のそれ
    ぞれの動きベクトルを検出する差分器とを備えてなる動
    きベクトル検出装置であって、 前記差分器から出力された前の複数のフレーム内の対応
    するブロックの動きベクトルを記憶する動きベクトルメ
    モリと、 前記動きベクトルメモリからの同一フレーム内の直前の
    数ブロックの動きベクトルから、探査対象ブロックの動
    きベクトルの予測値を求め、この予測値を探索の初期値
    として前記アドレスジェネレータに与える動きベクトル
    予測器とを備えてなり、その初期値の近傍を探索するよ
    うにしたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
  4. 【請求項4】 前記動きベクトル予測器は、動きベクト
    ルメモリからの動きベクトルの平均を予測値として出力
    できるように構成したことを特徴とする請求項2または
    3記載の動きベクトル検出装置。
  5. 【請求項5】 現フレームを記憶する第1フレームメモ
    リと、前フレームを記憶する第2フレームメモリと、前
    記第1フレームメモリから取り出したブロックに分割さ
    れた現フレームと前記第2フレームメモリから取り出し
    た前フレームとを比較する比較器と、前記比較器からの
    比較結果を基に、前記フレームメモリから各フレームを
    取り出すためのアドレスを生成するアドレスジェネレー
    タと、第1フレームメモリ用のアドレスジェネレータ及
    び第2フレームメモリ用のアドレスジェネレータからの
    データの差分をとり、その差分から現フレーム中のそれ
    ぞれの動きベクトルを検出する第1の差分器とを備えて
    なる動きベクトル検出装置であって、 前フレームの周波数成分を格納する周波数成分メモリ
    と、 前フレームと現フレームのそれぞれ同一位置のプロック
    の周波数成分の差分をとる第2の差分器と、 前記第2の差分器からの差分の最も大きい方向だけを探
    索させる信号をアドレスジェネレータに与える探査方向
    決定器とを備えてなり、 前記探査方向決定器で決定した方向だけを探査するよう
    にしたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
  6. 【請求項6】 前記探査方向決定器は、各周波数成分の
    比率によりブロック内の代表点の形を切り替える切替え
    信号を出力できるように構成し、 前記アドレスジェネレータは、前記切替え信号に応じて
    ブロック内の代表点の形を変えたフレームのブロックを
    フレームメモリから出力させるアドレスを形成できるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項5記載の動きベク
    トル検出装置。
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