JPH06142044A - 眼科測定装置 - Google Patents

眼科測定装置

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JPH06142044A
JPH06142044A JP4324949A JP32494992A JPH06142044A JP H06142044 A JPH06142044 A JP H06142044A JP 4324949 A JP4324949 A JP 4324949A JP 32494992 A JP32494992 A JP 32494992A JP H06142044 A JPH06142044 A JP H06142044A
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JP
Japan
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fundus
eye
image
light source
observation
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Application number
JP4324949A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Masuda
高 増田
Yoshiaki Okumura
淑明 奥村
Kyoji Sekiguchi
恭司 関口
Hiroshi Aoki
博 青木
Osamu Yamamoto
理 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06142044A publication Critical patent/JPH06142044A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/14Arrangements specially adapted for eye photography
    • A61B3/145Arrangements specially adapted for eye photography by video means

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
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  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 別途に徹照観察用の光源を設けずに徹照観察
を行う。 【構成】 測定用光源21からの光束は測定用視標23
を照明し、中心開口絞り25、孔あきミラー26、光分
割部材27、28、対物レンズ29を介して被検眼Eの
眼底Erに投影される。眼底Erの反射光束は瞳孔Epを照明
し、一部は光分割部材28により反射され、一部は透過
する。透過した光束は孔あきミラー26の反射面で反射
され、6穴絞り30の開口部、6個の素子から成る分離
プリズム32を通り、撮像素子33上に6つの小円から
成る反射光束像として投影され、それぞれの受光位置か
ら被検眼Eの屈折力が計算される。光分割部材28によ
り反射された光束は、リレーレンズ37を経て撮像素子
38上に徹照像として結像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本発明は眼科診療時等
で使用される眼科測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(イ) 従来の眼屈折力測定装置においては、前眼部を観察
する観察光学系と、これとは独立な測定光学系が設けら
れており、被検眼と装置との位置合わせを本体に内蔵さ
れたCRTモニタを検者が観察しながら行っている。
【0003】(ロ) 本出願人による特開平2−30224
3号公昭に、眼底の反射光束により徹照観察を行う眼科
装置が開示されている。
【0004】(ハ) 従来の眼屈折測定装置においては、被
検眼の眼底に視標を投影し、眼底の反射光束像を画像メ
モリに記憶し、演算処理を行い眼屈折力値を求め、本体
に設けられた前眼部観察用の表示部に表示している。測
定の際に、エラーの頻度が多かったり、或いは測定値が
異常であると検者が判断したときに、画像メモリに記憶
されている眼底反射光束像を前眼部観察用の表示部に表
示できる切換えスイッチが用意されている。
【0005】(ニ) 従来の眼科測定装置においては、一般
的に徹照法と呼ばれる被検眼の眼底に照明光を投影し、
その反射光束により水晶体を照明して水晶体の混濁の様
子をスリットランプ等で観察する方法を持っている。
【0006】(ホ) 前眼部観察系と徹照像観察系を備え、
1個のスイッチで観察モードを切換えられる眼科測定装
置が特開平4−9730号公報に開示されている。
【0007】(ヘ) 被検眼の水晶体の徹照像撮影を行うた
めの徹照像撮影光学系の観察位置の移動量を検出ができ
る眼科測定装置が、特開平4−96730公報に開示さ
れている。
【0008】図36は徹照像を観察する光学系を有する
従来の実施例の前眼部観察光学系の構成図を示し、光源
1から被検眼Eに至る光路上には、アパーチャ2、ダイ
クロイックミラー3、レンズ4、ダイクロイックミラー
5が配置され、ダイクロイックミラー5の背後の光路上
には、レンズ6、ダイクロイックミラー7、レンズ8、
撮像素子9が配置され、ダイクロイックミラー3の反射
方向の光路上にはアパーチャ10、徹照像照明用光源1
1が配置され、ダイクロイックミラー7の反射方向の光
路上には、レンズ12、アライメント用のリング状の視
標13、光源14が配置されている。なお、ダイロック
ミラー5は光源1の波長の一部を透過し、残りを反射す
る特性を有している。
【0009】光源1からの光束はアライメント用の固視
標であるアパーチャ2を透過し、レンズ4、ダイクロイ
ックミラー5を介して被検眼Eの角膜Ecを照明する。角
膜Ec表面での反射光束の一部はダイクロイックミラー5
を透過してレンズ6、ダイクロイックミラー7、レンズ
8を通り撮像素子9の受光面上に角膜反射像として結像
する。光源14からの光束は視標13を照明し、レンズ
12、ダイクロイックミラー7、レンズ8を通り、撮像
素子9上でアライメントリング像として結像する。
【0010】撮像素子9上の角膜反射像、アライメント
リング像は図示しないモニタに映出される。検者はこの
モニタを観察しながら、上下左右方向には角膜反射像が
アライメントリング像のリング内側に入るように、前後
方向には角膜反射像が最も小さくなるように装置本体を
移動させ位置合わせを行う。
【0011】光学系の移動量の検出は、上下左右方向に
ついては装置本体を載置する移動台とこれと相対的に移
動する固定台とから成る図示しない摺動機構の移動量に
より検出され、前後方向の移動量は図示しない摺動機構
に取り付けられいる移動量検出装置により検知される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
(1) 従来例(イ) においては、測定用光源の光束は前眼部
観察時には光ノイズとなるために、測定時のみ測定光源
を点灯させたり、常時点灯させる場合は測定用光源の波
長と前眼部照明用光源の波長を分離して前眼部観察時に
測定光束が目立たなくする等の処置が必要となる。
【0013】また、従来例(ロ) においては、徹照観察用
の光源を別途に設けているため装置が複雑になるという
欠点がある。
【0014】(2) 例えば、被検眼が白内障の場合には、
眼底への投影光束や眼底からの反射光束が遮断、減光さ
れてしまうため測定不能となることがあるが、従来例
(イ) においては瞳孔を観察する手段が設けられていない
ため、測定不能となる原因を把握することが容易ではな
いので、白内障の被検眼の眼屈折力の測定を行うことは
難しい。
【0015】(3) 従来例(ハ) においては、検者が測定結
果を異常であると判断した場合に、表示部に表示された
眼底反射光束像の観察を行った際に、例えば像の一部が
欠けていることが分かっても、それがまばたきをしたた
めなのか、まつ毛が掛かったためなのか、光彩によって
光束がけられたためなのか、瞳孔径が小さ過ぎるのか、
或いは被検眼水晶体の白内障による混濁のためのなの
か、何が原因なのか判断が難しい。また、測定結果が相
当異常でない限り見逃す可能性もあり、信頼性の高い測
定値を得るには問題となる。
【0016】(4) 従来例(ニ) においては、徹照観察用光
源はアライメント用光源を兼ねているため必要以上に被
検眼を照明するので、安全性に問題がある。
【0017】また、従来例(ホ) においては、アライメン
トの際の前眼部観察モードと徹照像観察モードのテレビ
モニタ上での観察倍率が等しいために、徹照像観察に適
する倍率で前眼部観察を行うと、倍率が大き過ぎて前眼
部アライメント時に狭い範囲しか観察できないので位置
合わせが行い難く、逆に前眼部観察に適する倍率で徹照
像観察を行うと、倍率が小さ過ぎて徹照像の白内障によ
る混濁の判別、解析に困難が生ずる。
【0018】(5) 従来例(ホ) においては、例えば白内障
の被検眼の混濁部の前後方向の拡がりや経時的変化を把
持できるという利点があるが、移動量検出時の基準の位
置と移動した位置を正確にかつ容易に検出できるような
工夫が足りない。
【0019】従来例(ヘ) においては、前後方向のアライ
メントは角膜反射像のピント合わせにより行うため、基
準位置から所定の位置までの観察光学系の移動量の検出
が不正確になってしまう。また、観察光学系の焦点深度
を浅くする程、移動量は正確に検出できるが、位置合わ
せに用いる摺動機構が眼屈折装置や眼底カメラ等の眼科
用測定装置に一般に用いられている操作桿の場合には、
ピント合わせが非常に難しくなり不便である。
【0020】本発明の第1の目的は、上述の問題点(1)
を解決し、前眼部観察光学系で観察される測定用光源の
光束を単に光ノイズとしてカットせずに徹照観察の手段
として利用できる眼科測定装置を提供することにある。
【0021】本発明の第2の目的は、上述の問題点(2)
を解決し、被検眼の瞳孔領域を観察を行い、同時に眼屈
折力を連続的に測定を行うことにより被検眼が白内障で
あっても、眼底の測定可能領域を容易に見い出すことが
できる眼科測定装置を提供することにある。
【0022】本発明の第3の目的は、上述の問題点(3)
を解決し、眼屈折測定結果の異常の原因、測定不可の原
因を容易に確かめることができ、被検眼が白内障である
場合でも信頼性の高い測定値を得ることができる眼科測
定装置を提供することにある。
【0023】本発明の第4の目的は、上述の問題点(4)
を解決し、必要以上に被検眼を照明せずに徹照観察が行
え、徹照観察モード及び前眼部観察モードのそれぞれ最
適の観察倍率で観察し得る眼科測定装置を提供すること
にある。
【0024】本発明の第5の目的は、上述の問題点(5)
を解決し、観察光学系の眼底における移動量の検出を正
確にかつ容易に行え、ピント合わせも簡単に行える眼科
測定装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの第1発明に係る眼科測定装置は、赤外波長にピーク
を有する測定用光源からの光束を被検眼の眼底に投影
し、眼底からの反射光束を検出して眼屈折力を測定する
測定系と、被検眼の瞳孔を介して眼底を照明する眼底照
明用光源を含む照明光学系と、前記眼底照明用光源によ
る眼底での反射光束により照明された瞳孔領域を観察す
る観察光学系と、前眼部を照明する前眼部照明用光源を
備えた前眼部照明光学系と、前眼部観察中に前記眼底照
明用光源が点灯した場合に前記前眼部照明用光源の照明
強度を変化させる制御系とを有することを特徴とする。
【0026】第2発明に係る眼科測定装置は、赤外波長
にピークを有する測定用光源からの光束を被検眼の眼底
に投影し、眼底からの反射光束を検出して眼屈折力を測
定する測定系と、被検眼の瞳孔を介して眼底を照明する
眼底照明用光源を有する照明光学系と、前記眼底照明用
光源による眼底での反射光束にて照明された瞳孔領域を
観察する観察光学系と、前記眼底照明用光源の点灯時に
時間計測を行う時間計測手段と、前記眼底照明用光源の
点灯時間が予め設定されている時間より長くなった場合
に自動的に前記測定用光源を消灯させる制御系とを有す
ることを特徴とする。
【0027】第3発明に係る眼科測定装置は、赤外波長
にピークを有する測定用光源からの光束を被検眼の眼底
に投影し、眼底からの反射光束を検出して眼屈折力を測
定する測定系と、被検眼の瞳孔を介して被検眼の眼底を
照明する照明用光源を含む照明光学系と、前記眼底照明
用光源による眼底での反射光束により照明された瞳孔領
域を撮像素子を用いて観察する観察光学系と、前記撮像
素子からの信号を記憶する記憶手段とを有することを特
徴とする。
【0028】第4発明に係る眼科測定装置は、赤外波長
にピークを有する測定用光源からの光束を被検眼の眼底
に投影し、眼底からの反射光束を検出して眼屈折力を測
定する測定系と、被検眼の瞳孔を介して眼底を照明する
眼底照明用光源を備えた照明光学系と、前記眼底照明用
光源による眼底での反射光束により照明された瞳孔領域
を観察する観察光学系と、前記眼底照明用光源の点灯時
に眼底での反射光束の瞳孔での光強度を検知する検知手
段とを有することを特徴とする。
【0029】第5発明に係る眼科測定装置は、赤外波長
にピークを有する測定用光源からの光束を被検眼の眼底
に投影し、眼底からの反射光束を検出して眼屈折力を測
定する測定系と、被検眼の瞳孔を介して眼底を照明する
眼底照明用光源を有する照明光学系と、前記眼底照明用
光源による眼底での反射光束により照明された瞳孔領域
を観察する観察光学系と、前記眼底照明用光源により照
明される眼底領域の面積を変化させる手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0030】第6発明に係る眼科測定装置は、被検眼の
眼底に光束を投影し、眼底からの反射光束を検出して眼
屈折力を測定する眼屈折力測定手段と、瞳孔領域を照明
する瞳孔領域照明手段と、該瞳孔領域照明手段により照
明された瞳孔領域を観察する瞳孔領域観察手段と、該瞳
孔領域照明手段により照明された瞳孔領域を観察しなが
ら、同時に被検眼の眼屈折力を連続的に測定する測定手
段とを有することを特徴とする。
【0031】第7発明に係る眼科測定装置は、被検眼の
眼底に指標を投影し眼底からの反射光束を第1の受光手
段に投影する測定系と、前記第1の受光手段からの画像
信号を記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に
記憶された画像情報から被検眼の眼屈折力を演算する演
算処理手段と、被検眼の前眼部を観察するための表示手
段と、眼底からの反射光束により照明された瞳孔領域か
らの光束を第2の受光手段に投影する光学系と、前記第
2の受光手段からの画像信号を記憶する第2の記憶手段
と、前記演算処理手段の出力結果が所定回数連続して異
常であるときに被検眼の前眼部像と共に前記第1、第2
の記憶手段に記憶された画像の何れか一方又は双方を前
記表示手段に表示するように制御する制御系とを有する
ことを特徴とする。
【0032】第8発明に係る眼科測定装置は、第1の光
源により眼底を照明して眼底からの反射光束を導光して
水晶体の徹照像を観察する徹照像観察手段と、第2の光
源により前眼部を照明して前眼部の反射光束を導光して
前眼部像を観察する前眼部観察手段と、前記第1の光源
を前眼部観察時に消灯し徹照像観察時に点灯する光源切
換手段と、前記徹照像観察手段の観察倍率を前記前眼部
観察手段の観察倍率よりも大きくする変倍手段とを有す
ることを特徴とする。
【0033】第9発明に係る眼科測定装置は、被検眼に
照明光を投影しその投影光の眼底反射光束により水晶体
を照明してその徹照像を観察する徹照像観察光学系と、
被検眼における該徹照像観察光学系の移動量検出するた
めの被検眼の基準位置と他の被検眼の所定の部位に位置
合わせをする第1の位置合わせ手段と、その間の前記徹
照像観察光学系の移動量の検出手段と、移動量を表示す
る表示手段と、前記徹照像観察光学系と被検眼の所定の
部位との位置合わせを微調節機構を用いて行う第2の位
置合わせ手段とを有することを特徴とする。
【0034】
【作用】上述の構成を有する第1〜第5発明に係る眼科
測定装置は、被検眼の眼底を照明する眼底照明用光源の
眼底反射光束により瞳孔を照明し徹照観察を行う。
【0035】更に、第6発明に係る眼科測定装置は、眼
底の反射光束により照明された瞳孔領域を観察すると同
時に眼屈折力を連続的に測定して、眼底の測定可能部位
を探して測定を行う。
【0036】第7発明に係るの眼科測定装置は、眼屈折
測定中に眼底からの反射光束像と共に眼底反射光束によ
って照明された被検眼の瞳孔領域の徹照像も画像メモリ
に記憶し、エラーが連続して起こった場合に、測定結果
が通常の値の範囲に入ってない場合、或いは測定できる
範囲以外の値が表示された場合に、眼底反射光束像及び
瞳孔領域の徹照画像を表示する。
【0037】第8発明に係る眼科測定装置は、第1の光
源により眼底を照明し、眼底からの反射光束を導光して
照明された水晶体の徹照像を観察し、徹照観察時以外は
第1の光源を消灯し、徹照像観察手段の観察倍率を前眼
部観察手段の観察倍率よりも大きく設定する。
【0038】第9発明に係る眼科測定装置は、徹照像観
察光学系の被検眼における移動量検出のための被検眼の
基準位置と他の所定の部位に微調節機構を用いて徹照像
観察光学系の位置合わせを行い、その間の徹照像観察光
学系の移動量を検出して表示する。
【0039】
【実施例】本発明を図1〜図35に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例であ
り、赤外光を発する測定用光源21から被検眼Eに至る
光路上には、コンデンサレンズ22、測定用視標23、
リレーレンズ24、中心開口絞り25、孔あきミラー2
6、光分割部材27、28、対物レンズ29が配置され
ている。孔あきミラー26の反射方向の光路上には、図
2に示す6個の開口部30a〜30fを有する多孔絞り
30、リレーレンズ31、6個のプリズムから成る分離
プリズム32、撮像素子33が配置されている。また、
光分割部材27の反射方向の光路上には、光路に沿って
可動なリレーレンズ34、固視標35、可視光を発する
固視標照明用光源36が配置され、光分割部材28の反
射方向の光路上にはリレーレンズ37、撮像素子38が
配置され、前眼部Efの斜め前方には前眼部照明用光源3
9a、39bが設けられている。
【0040】ここで、中心開口絞り35と多孔絞り30
は被検眼Eの瞳孔Epと共役関係にあり、光分割部材27
は可視光を反射し、赤外光を透過する波長分光特性を有
している。また、光分割部材28は波長により光束を反
射或いは透過する特性を持つ多層膜によってコーティン
グされており、前眼部照明用光源39a、39bから射
出する光束及び赤外光の波長成分を反射し、測定用光源
21から射出される光束の波長を或る比率で反射し、可
視光を透過する波長分光特性を有している。
【0041】前眼部照明用光源39a、39bからの光
束は被検眼Eの前眼部Efを照明し、前眼部Efでの反射光
束は対物レンズ29、光分割部材28、リレーレンズ3
7を経て撮像素子38上に前眼部像として結像され、本
体に付設された図示しないテレビモニタに映出される。
検者はこのテレビモニタを観察しながら装置の位置合わ
せを行う。
【0042】固視標照明用光源36により照明された固
視標35からの光束は、リレーレンズ34を通り光分割
部材27で反射され、光分割部材28、対物レンズ29
を介して被検眼Eの眼底Erに呈示される。検者は予備測
定時にリレーレンズ34を移動して、被検眼Eの屈折力
に応じて固視標35の見掛けの視度を変化させて、被検
眼Eの視線を固定させる。
【0043】測定用光源21からの光束は、コンデンサ
レンズ22を介して測定用視標23を照明し、リレーレ
ンズ24、中心開口絞り35、孔あきミラー26の開口
部、光分割部材27、28、対物レンズ29を介して眼
底Erに投影され、眼底Erでの反射光束は瞳孔Epを照明し
て対物レンズ29を通り、一部は光分割部材28を透過
し一部は反射される。透過した光束は光分割部材27を
通り、孔あきミラー26の反射面で反射され、多孔絞り
30の開口部30a〜30f、リレーレンズ31を通
り、分離プリズム32によって分離・偏向され、撮影素
子33上に図3に示す6個の反射光束像P1〜P6として結
像される。そして、眼屈折力は反射光束像P1〜P6のぞれ
ぞれの重心座標から計算される。また、光分割部材28
で反射された光束は、リレーレンズ37を経て撮像素子
38上に徹照像として結像する。
【0044】この実施例には、前眼部照明用光源39
a、39bの点灯、消灯の制御等を行う回路が設けられ
ている。図4はこの回路のブロック回路構成図であり、
装置との位置合わせの終了後に眼屈折力を測定を開始す
るための測定用スイッチ40、このスイッチ40とは独
立に徹照観察のために測定用光源21を点灯、消灯する
ための徹照観察用スイッチ41、デジタル化されたテレ
ビ信号を記憶する画像メモリ42、測定用光源21の発
光強度を変化させるためのD/A変換器43、前眼部照
明用光源39a、39bの発光強度を制御するためのA
/D変換器45がデータバス回路46に接続されてい
る。画像メモリ42はD/A変換器47、スイッチ48
を介して撮像素子33、38と接続されている。またデ
ータバス回路46には、更にMPU49、ROM50、
RAM51が接続されている。
【0045】眼屈折力の測定の際には、前眼部照明用光
源39a、39bを点灯して被検眼Eと装置の位置合わ
せを行う。位置合わせの終了後に測定用スイッチ40を
押すと、測定用光源21が点灯し撮像素子33上に反射
光束像P1〜P6が結像され、これらの結像位置から眼屈折
力が算出され、テレビモニタに測定値が表示される。
【0046】なお、この実施例においては、二次元的な
エリアセンサとして撮像素子33を用いて、眼底反射光
束の受光位置から眼屈折力を求めたが、上述の実施例以
外の屈折力の測定方法を用いてもよく、或いは一元的な
ラインセンサ又はフォトセンサを用いて、レンズ又はセ
ンサを眼底Erと共役になる位置に移動し、その移動量か
ら被検眼Eの眼屈折力を求めることもできる。
【0047】被検眼Eの中間透光体の徹照観察をする場
合には、徹照観察用スイッチ41を押すと、測定用光源
21が連続して点灯され、撮像素子38上に徹照像が結
像され、テレビモニタに映出される。前眼部照明用光源
39a、39bを点灯しておくと、同時に前眼部像も観
察できる。
【0048】また被検眼の安全を考えて、測定用光源2
1が一定時間連続して点灯し続けると、自動的に消灯す
るような制御をMPU49で行うようにしてもよい。こ
の場合には、テレビモニタ上には測定用光源21の点灯
時間を表示すると、よりきめ細かな安全管理ができる。
【0049】上述の実施例では、徹照観察時に徹照観察
用スイッチ41により測定用光源21を連続点灯させる
ようにしたが、徹照観察を装置の1つのモードとして設
定し、徹照観察用スイッチ41が押されたら徹照観察モ
ードへと移行し、測定用スイッチ41が押されている間
のみ測定用光源21が点灯されるようにすると、測定時
に必要以上の光束が眼底Erに投影されずに済む。
【0050】2つの撮像素子33、38からの信号をス
イッチ48で切換えて、それぞれの出力をD/A変換器
47を介してそれぞれ画像メモリ42上に入力させる
と、屈折力測定時に撮像素子33に結像された反射光束
像P1〜P6と、撮像素子38上に結像された前眼部像や徹
照像を記憶させることができる。更に、テレビモニタ上
に画像メモリ42に記憶された画像を静止画として映出
したり、テレビモニタのテレビ信号をスチルビデオ、ビ
デオプリンタなどの画像記録手段に送信することもでき
る。
【0051】虹彩、眼瞼等の前眼部像と徹照像を同時に
観察、記録するか、徹照像のみを観察、記録するかは、
A/D変換器45により前眼部照明用光源39a、39
bの点灯、消灯を制御することで選択できる。また、画
像メモリ42に記憶された徹照像の濃度を判断させ、測
定用光源21の光量の変化、撮像素子38の増幅率の変
化等の制御を行うようにすると、白内障の有無、眼底Er
での反射率の高低に拘わらず、常に同じ明度で徹照像を
観察することができる。
【0052】また、中心開口絞り25の開口部の径を変
化させると、測定用光源21により照明される眼底Erの
領域の面積が変化するので、例えば白内障その他の疾病
等で、眼底Erからの反射光束が非常に暗くて徹照観察が
困難な場合には、中心開口絞り25の開口部を大きくす
ることにより被検眼Eに入射する光量が増加され、瞳孔
Ep内が明るく照明されて観察し易くなる。なお、この場
合に開口部を広くし過ぎると、瞳孔Epに対して入射光束
の張る角度が広くなるために、角膜Ecによる反射光束が
対物レンズ29の中に戻り易くなり、徹照観察を行う際
の光ノイズとなる。
【0053】上述の被検眼Eに対する安全保護、画像記
録、光源の点灯の自動調整等の制御は、測定用光源21
の眼底反射光束により徹照観察を行う装置に限らず、徹
照観察専用の照明用光源を別個に備えている例えば特開
平2−302243号公報のような装置に実施しても、
同様の作用効果が得られる。
【0054】図5は第2の実施例の構成図であり、測定
用光源52から被検眼Eに至る光路上には、レンズ5
3、絞り54、孔あきミラー55、レンズ56、ダイク
ロイックミラー57が配置されており、孔あきミラー5
5の反射方向の光路上には、図6に示す6個の開口部5
8a〜58fを有する多孔絞り58、レンズ59、6個
のプリズムから成る分離プリズム60、撮像素子61が
配置されている。また、ダイクロイックミラー57の反
射方向の光路上には、レンズ62、ダイクロイックミラ
ー63、光路に沿って可動するレンズ64、固視標6
5、固視標照明用光源66が配置され、ダイクロイック
ミラー63の反射方向にはレンズ67、撮像素子68が
配置されており、更に前眼部Efの斜め前方に前眼部照明
用光源69a、69bが設けられている。ここで、絞り
54、多孔絞り58は瞳孔Epと共役関係とされている。
【0055】前眼部照明用光源69a、69bからの光
束は前眼部Efを照明し、前眼部Efからの反射光束はダイ
クロイックミラー57、レンズ62、ダイクロイックミ
ラー63、レンズ67を経て、撮像素子68上に前眼部
像として結像される。固視照明用光源66からの光束は
固視標65を背後から照明し、レンズ64、ダイクロイ
ックミラー63、レンズ62を通りダイクロイックミラ
ー57で反射され眼底Erに呈示される。ここで、レンズ
64を移動して、固視標65の見掛けの視度を調節し被
検眼Eの固視を行う。
【0056】測定用光源52からの光束はレンズ53を
通り、絞り54、孔あきミラー55、レンズ56、ダイ
クロイックミラー57を通り、眼底Erに投影される。眼
底Erによる反射光束は瞳孔Epを照明し、ダイクロイック
ミラー57を一部は透過し、一部は反射される。透過し
た光束はレンズ56を経て孔あきミラー55で反射さ
れ、多孔絞り58、レンズ59、分離プリズム60を通
り撮像素子61上に図7に示す小円から成る6つの反射
光束像Q1〜Q6として結像される。反射光束像Q1〜Q6の個
々の小円は、多孔絞り58の6つの開口部58a〜58
fを通った個々の光束に対応しており、これらの反射光
束像Q1〜Q6の受光位置から、被検眼Eの眼屈折力を求め
ることができる。なお、測定用光源52は眼屈折力測定
中のみ点灯される。
【0057】一方、ダイクロイックミラー57で反射さ
れた光束は、レンズ62を通りダイクロイックミラー6
3で反射され、レンズ67を介して撮像素子68に徹照
像として投影される。
【0058】この実施例には、測定用光源52等を制御
したり、測定値の演算処理等を行う回路が設けられてお
り、図8はそのブロック回路構成図を示している。撮像
素子61の出力は撮像素子駆動回路71、A/D変換器
72、画像メモリ73を介してデータバス回路74と接
続され、撮像素子68は撮像素子駆動回路75、画像信
号合成回路76、画像信号発生回路77を介してデータ
バス回路74と接続され、画像信号合成回路76の出力
はテレビモニタ78に接続されている。また、測定用光
源52、前眼部照明用光源69a、69bは光源制御回
路79を介してデータバス回路74に接続されており、
眼屈折力測定モードスイッチ80と白内障観察モードス
イッチ81は操作スイッチ入力回路82を介してデータ
バス回路74に接続されている。更に、レンズ64を駆
動する固視標視度調節回路83、MPU84、ROM8
5、RAM86がデータバス回路74に接続されてい
る。
【0059】MPU84はROM85のプログラムによ
り作動し、光源制御回路79、操作スイッチ入力回路8
2、画像記号発生回路77、固視標視度調節回路83等
の制御を行う。また、RAM86はMPU84における
測定値計算処理やその記憶等の処理に用いられるメモリ
に使用されている。
【0060】光源制御回路79により前眼部照明用光源
69a、69bを点灯させると、撮像素子68上には前
眼部像が結像する。撮像素子68は撮像素子駆動回路7
5により駆動され、ピント合わせがなされる。撮像素子
68からの画像信号は、画像信号合成回路76において
画像記号発生回路77から発生されたアライメントマー
ク等と合成され、前眼部像がアライメントマークと共に
テレビモニタ78上に映出される。検者はテレビモニタ
78を観察しながら、瞳孔Epの中心にアライメントマー
クが至るように位置合わせを行う。
【0061】位置合わせの終了後に測定モードスイッチ
80を押すと、データバス回路74を介して固視標視度
調節回路82によりレンズ64が駆動されて固視標65
の視度が変化され、被検眼Eの視度が遠方に誘導され
る。
【0062】測定用光源52が点灯されると、撮像素子
61上には図7に示すように反射光束像Q1〜Q6が結像す
る。この反射光束像Q1〜Q6は画像信号としてA/D変換
器72によりデジタル化されて画像メモリ73に記憶さ
れ、MPU84において画像メモリ73に記憶された画
像情報を基に眼屈折力が計算される。
【0063】被検眼Eが白内障等のため測定ができなか
った場合には、白内障観察モードスイッチ81を押す
と、白内障観察及び眼屈折力連続測定モードとなり、眼
屈折力測定用光源52が連続して点灯され、撮像素子6
8上に徹照像が結像し、テレビモニタ78上には図9に
示すように徹照像Ptが映出される。この場合に、白内障
の部位は影Dとなっている。眼底Erの反射光束が撮像素
子61上に受光できた場合は測定値も下方に表示され
る。測定値の信頼性が若干低い場合には、下右方にマー
クMを表示するようにすると便利である。
【0064】検者はテレビモニタ78を観察しながら装
置を上下左右方向にずらして、測定光束を白内障の影D
がない部位に合うように位置合わせを行う。この際に、
表示された測定値によって正常に測定できる位置を確認
すればよい。正常に測定できる位置を確認した後に、屈
折力測定スイッチ80を押すと、固視標視度調節回路8
2によりレンズ64が移動されて固視標65の見掛けの
視度が変化し、被検眼Eの視度が遠方に誘導されるの
で、測定用光源52を点灯して眼屈折力の測定を行う。
【0065】なお上述の実施例においては、白内障観察
モードスイッチ81により通常の測定モードとの切換え
を行ったが、このスイッチ81を省略し常時白内障観察
モードとして測定してもよい。
【0066】白内障観察モード時の眼屈折力連続測定で
は、測定値をテレビモニタ78に表示せずに、図9に示
すマークMのみを表示して測定可能であるかを判断して
もよい。また、図10に示すようにテレビモニタ78の
子画面78aに、撮像素子61上で結像された反射光束
像Q1〜Q6を直接映出し、その画像が最も良く見えるよう
に位置合わせを行ってもよい。
【0067】更には、測定用光源52とは別の光源を用
いて瞳孔領域を照明することもできる。図11は測定用
光源52とは異なる波長を有する瞳孔領域に対する専用
の照明用光源を設けた第3の実施例を示し、図5と同一
符号は同一部材を示している。図5の実施例と異なるの
は、ダイクロイックミラー63の反射方向の光路上にハ
ーフミラー87が配置され、その反射方向にレンズ8
8、瞳孔照明用光源89が配置されていることである。
【0068】瞳孔照明用光源89からの光束はレンズ8
8を通り、ハーフミラー87で反射され眼底Erに投影さ
れる。眼底Erからの反射光束はダイクロイックミラー5
7で反射され、レンズ62、ダイクロイックミラー6
3、レンズ67を経て撮像素子68上で徹照像Ptとして
結像し、テレビモニタ78に映出される。
【0069】この実施例においては、光源が1個多くな
るが、それぞれの波長はほぼ完全にダイクロイックミラ
ー57、63、ハーフミラー87で分離できるため、光
源の使用効率が良くなる利点がある。
【0070】図12は第4の実施例であり、前眼部Efの
前方から瞳孔Epを直接照明する場合を示し、図5と同一
符号は同一部材を示している。図5と異なるのは、前眼
部Efの前方の瞳孔Epを直接照明できる位置に、瞳孔照明
用光源90が設けられていることである。
【0071】この瞳孔照明用光源90からの光束は瞳孔
Epを照明し、瞳孔Epからの反射光束はダイクロイックミ
ラー57、レンズ62、ダイクロイックミラー63、レ
ンズ67を経て、観察用撮像素子68上に徹照像Ptとし
て結像される。この場合に、測定用光源52の眼底の反
射光束による徹照像Ptと白内障の見え方が反転し、白内
障が照明されて明るく見える。なお、この瞳孔照明用光
源90は前眼部照明用光源69a、69bと兼用しても
よい。
【0072】図13は第5の実施例の構成図であり、赤
外波長を発する測定用光源91から被検眼Eに至る光路
上には、コンデンサレンズ92、測定視標93、リレー
レンズ94、中心開口絞り95、孔あきミラー96、光
束分割ミラー97、98、対物レンズ99が配置され、
孔あきミラー96の反射方向の光路上には、図2と同様
の6個の開口部を有する多孔絞り100、リレーレンズ
101、6個のプリズムから成る分離プリズム102、
撮像素子103が配置されている。
【0073】また、光束分割ミラー97の反射方向の光
路上には、モータ104により光路に沿って移動するリ
レーレンズ106、固視標107、固視標照明用光源1
08が配置されており、光分割ミラー98の反射方向の
光路上にはリレーレンズ109、撮像素子110が配置
されている。更に、前眼部Efと対向してその斜め前方に
は、前眼部照明用光源111a、111bが設けられて
いる。ここで、中心開口絞り95、多孔絞り100は瞳
孔Epと共役関係にあり、光分割ミラー98は赤外光を或
る比率で反射、透過し、可視光を透過する波長分割特性
を有し、光分割ミラー97は赤外光を透過し、可視光を
反射する波長分割特性を有している。
【0074】撮像素子103、110の出力はそれぞれ
信号処理増幅器113、114、A/D変換器115、
116、画像メモリ117、118に順次に接続されて
おり、クロックドライバ119は撮像素子103、11
0に同期クロックを出力している。また、I/O回路1
20、MPU121、DMAC(ダイレクトメモリアク
セスコントロール回路)123、ROM124、RAM
125、インタフェイス126、キャラクタメモリ12
7、画像メモリ128が設けられており、これらは画像
メモリ117、118を含めてデータバス回路129に
接続されている。
【0075】I/O回路120の出力はモータ104を
制御するモータドライバ130と測定用光源91等の光
源を制御する光源ドライバ131と、信号処理増幅器1
13、114に接続されている。インタフェイス126
の入力端は測定スイッチ132と接続され、出力端は測
定結果や画像メモリ117、118に記憶された情報を
外部に出力するためのRS232Cドライバ133、測
定結果を出力するためのプリンタ134に接続され、R
S232Cドライバ133の出力はRS232C出力端
子135を介して本体外部に出力されている。
【0076】また、画像メモリ128の出力はD/A変
換器136、ビデオスイッチ137に接続され、ビデオ
スイッチ137の入力には信号処理増幅器113、11
4の出力が接続されており、入力される信号の切換えは
MPU121により制御される。更に、ビデオスイッチ
137の出力はキャラクタメモリ127の出力と共に合
成回路138に接続され、合成回路138の出力はテレ
ビモニタ139、外部出力端子140に接続されてい
る。
【0077】前眼部照明用光源111a、111bは前
眼部Efを広く照明し、前眼部Efの反射光束は対物レンズ
99、光分割ミラー98、リレーレンズ109を経て撮
像素子110上に前眼部像として結像される。撮像素子
110からの出力信号は信号処理増幅器114でビデオ
信号に変換され、更にA/D変換器116でデジタル信
号に変換され、画像メモリ118に記憶される。同時
に、信号処理増幅器114からのビデオ信号はビデオス
イッチ137にも出力される。
【0078】キャラクタメモリ127には測定結果やア
ライメント用のマークをテレビモニタ139に表示する
ためのデータが書き込まれており、その出力は合成回路
138においてビデオスイッチ137からのビデオ信号
と合成され、テレビモニタ139に図14に示すよう
に、瞳孔Ep、光彩Esが撮像された前眼部像Pfと共にアラ
イメントリングARが映出され、検者はテレビモニタ13
9を観察しながら被検眼Eと装置の位置合わせを行う。
【0079】固視標照明用光源108からの光束は固視
標107を照明し、リレーレンズ109、光分割ミラー
97、光分割ミラー98、対物レンズ99を経て眼底Er
に呈示される。モータドライバ130の出力により駆動
モータ21はリレーレンズ109を光軸方向に移動し
て、被検眼Eの屈折力に応じて固視標107による雲霧
をかけ、被検眼Eの固視を行う。
【0080】測定用光源91からの光束は、コンデンサ
レンズ92を介して測定視標93を照明し、リレーレン
ズ94、中心開口絞り95、孔あきミラー96、光分割
ミラー97、98、対物レンズ99を介して眼底Erに投
影される。眼底Erでの反射光束は対物レンズ99を通
り、一部は光分割ミラー98を透過し、一部は反射され
る。透過した光束は光分割ミラー97、孔あきミラー9
6、多孔絞り100、リレーレンズ101を経て、分離
プリズム102において分離・偏向され、撮像素子10
3上に図15に示すように眼底による反射光束像R1〜R6
として結像される。
【0081】撮像素子103からの信号出力は、信号処
理増幅器113でビデオ信号に変換され、A/D変換器
115でデジタル値に変換されて画像メモリ117に記
憶される。ROM124において画像メモリ117に記
憶された画像をチェックし、正常であれば反射光束像R1
〜R6の小円の重心座標を基に屈折力を演算する。また、
信号処理増幅器113からのビデオ信号は、ビデオスイ
ッチ137にも出力される。
【0082】一方、光分割ミラー98で反射された光束
は、リレーレンズ109を通って撮像素子110上に徹
照像として結像する。撮像素子110からの出力信号は
信号処理増幅器114でビデオ信号に変換され、A/D
変換器116でデジタル値に変換され画像メモリ118
に記憶される。また、信号処理増幅器114からのビデ
オ信号はビデオスイッチ137にも出力され、合成回路
138を経てテレビモニタ139上に図16に示す徹照
像Ptとして映出される。徹照像Ptを観察する際には、前
眼部照明用光源111a、111bは消灯しておく。こ
のため、徹照像Ptの瞳孔Epは全体に明るく見え、その周
囲は暗く見える。白内障がある部位Kは影のように暗く
観察される。瞳孔Epの全体に白内障がある場合には、混
濁部が測定光源91により直接照明されるので、瞳孔Ep
の全体が明るく観察される。
【0083】実際の眼屈折力の測定においては、先ず前
眼部照明用光源111a、111bを点灯し、テレビモ
ニタ139を観察しながら被検眼Eとの位置合わせを行
う。図14に示すように瞳孔EpとアライメントリングAR
が略同心に位置するように、図示しない操作桿を操作し
て上下左右及び前後方向に装置を調整する。位置合わせ
の終了後に測定スイッチ132が押されると、前眼部照
明用光源111a、111bが消灯され、固視標照明用
光源108が点灯し被検眼Eに固視させる。次に、測定
用光源91が点灯されると、眼底Erからの反射光束は撮
像素子103上に反射光束像R1〜R6として投影され、そ
の画像信号が画像メモリ117に記憶される。同時に、
撮像素子110上に瞳孔領域の徹照像Ptも投影され、そ
の画像信号が画像メモリ118に記憶される。
【0084】再び、前眼部照明用光源111a、111
bを点灯し、ROM124において画像メモリ117の
画像情報に異常がないかがチェックされ、正常であれば
その画像情報から眼屈折力が演算される。演算処理結果
も異常でないかがチェックされて異常がなければ、演算
された眼屈折値が文字に変換されてキャラクタメモリ1
27に出力され、合成回路138を経てテレビモニタ1
39の下方に図14に示す測定結果として表示され、下
方左側には被検眼Eが右眼(RIGHT) であることが表示さ
れている。
【0085】画像メモリ117の画像情報や演算処理結
果が異常である際には、エラーがテレビモニタ139に
映出されるので、RAM125内のエラーフラグを
「1」にセットし、エラー回数が1回目であることを入
力する。再度、測定スイッチ132が押され、同様の画
像処理が行われ、エラーが表示される度にエラーフラグ
を加算してゆく。エラーフラグが所定回数以上になる
と、画像メモリ118と画像メモリ117の画像が、テ
レビモニタ139の画面上で1/4になるように圧縮さ
れて画像メモリ128に転送され、D/A変換器137
を経てビデオスイッチ137に出力され、テレビモニタ
139には図17に示すように前眼部像Pfと共に、1/
4に圧縮された瞳孔部の徹照像Ptと反射光束像R1〜R6が
映出され、エラーフラグがリセットされる。
【0086】画像メモリ117の画像データを水平方
向、垂直方向共に1ドット画素おきに画像メモリ128
にDMAC123により転送し、ビデオスイッチ137
を制御すると、前眼像Pfと共にキャラクタメモリ128
に入力された測定結果やマーク、転送された画像がテレ
ビモニタ139に映出される。なお、DMAC123は
画像メモリ117、118の内容をMPU121を介さ
ずにRAM125や画像メモリ128に高速転送させる
ためのものである。
【0087】図18はこの場合の測定処理方法のフロー
チャート図であり、ステップ301で前眼部照明用光源
111a、111bを点灯してアライメントを行う。ス
テップ302で測定スイッチ132が押されているとス
テップ303に進み、押されていなければステップ30
1に戻る。ステップ303で前眼部照明用光源111
a、111bを消灯し、ステップ304で測定用光源9
1を点灯し、撮像素子103上の反射光束像R1〜R6、撮
像素子110上の徹照像Ptを画像メモリ117、118
に記憶する。ステップ305で前眼部照明用光源111
a、111bを点灯する。
【0088】ステップ306で画像メモリ117に記憶
される反射光束像R1〜R6の輝点の数、光量、面積、形
状、各輝点のバランス等に異常がないかをチェックし、
なければステップ308に進み、異常があればステップ
309に進む。ステップ307で画像メモリ118に記
憶された徹照像Ptの形状、明るさ、明るい部位の数など
をチェックし、異常がなければステップ308に進み、
あればステップ312に進む。ステップ308で画像メ
モリ118の画像情報から眼屈折力を計算し、ステップ
309に進む。
【0089】ステップ309ではその計算結果が測定範
囲内であるか、範囲外であるかをチェックし、範囲内で
あればステップ310に進み、範囲外であれステップ3
15に進む。ステップ310で計算結果が異常値、例え
ば乱視が5D以上とか球面屈折力が+5D以上、−10
D以下等ではないかをチェックし、以上でなければステ
ップ311に進み測定結果をキャラクタメモリ127に
書き込みテレビモニタ139に表示しステップ302に
戻り、以上であればステップ315に進む。
【0090】ステップ312では、画像メモリ117の
画像情報が異常ある場合に、画像メモリ117に記憶さ
れた徹照像Ptを圧縮して画像メモリ128に出力し、図
19に示すように前眼部像Pfと共に1/4に縮小された
徹照像Ptをテレビモニタ139に映出しステップ316
に進む。またステップ313では、ステップ306で異
常がある場合に、画像メモリ118の画像情報に異常が
ないかをチェックし、異常がなければステップ314に
進み、以上があればステップ315に進む。ステップ3
14では、画像メモリ118に記憶された反射光束像R1
〜R6が圧縮されて画像メモリ128に出力し、図20に
示すように前眼部像Pfと共に1/4に縮小された反射光
束像R1〜R6をテレビモニタ139に映出し、ステップ3
16に進む。
【0091】ステップ315では、ステップ314で異
常があったり、ステップ309で測定範囲がオーバした
り、ステップ310で測定値が異常である場合に、画像
メモリ117、118に記憶された徹照像Pt、反射光束
像R1〜R6をテレビモニタ139の画面上で1/4ににな
るように圧縮して画像メモリ128に転送し、図17に
示すよう前眼部像Pfと共にテレビモニタ139上に映出
し、ステップ316に進む。ステップ316では、測定
スイッチ132が押されるのを待機し、間をおかずに2
回続けて押されるかタイムオーバすると、ステップ31
7に進み、画像メモリ117、118上の画像を消去し
テレビモニタ139に図14に示す前眼部像Pfのみを映
出し、ステップ302に戻る。
【0092】また、1回押された場合にはステップ31
8に進み、1/4に圧縮された画像メモリ117、11
8からの画像をそれぞれテレビモニタ139の全画面に
拡大映出して、徹照像Pt、反射光束像R1〜R6を観察し、
ステップ319に進む。ステップ319では再び、測定
スイッチ132の入力を待期し、1回押されるとステッ
プ320で図17に示す元の画面に戻しステップ316
に進む。間を置かず2回続けて押されるか、タイムオー
バした場合にはステップ317に進む。
【0093】このような処理過程において、測定時にエ
ラー回数が所定回数以上になり、画像メモリ117、1
18に記憶された画像が、図17に示すように1/4に
縮小されてテレビモニタ139に映出された後の処理
は、図18に示すステップ316以降のように測定スイ
ッチ132の入力に応じて、テレビモニタ139の表示
画面を切換えるようにしてもよい。測定毎の測定値のば
らつきを記録して、そのばらつきの程度が大きい場合に
も、画像メモリ117、118に記憶された反射光束像
R1〜R6、徹照像Ptを図17に示すように、共に1/4に
縮小してテレビモニタ139に映出するようにしてもよ
い。
【0094】図21は第6の実施例の構成図であり、被
検眼Eから撮像素子141に至る光路上には、光分割部
材142、レンズ143が配置され、撮像素子141の
出力はテレビモニタ144に接続されている。なお、レ
ンズ143は被検眼瞳孔Epと撮像素子141とも略共役
関係にしている。また、光分割部材142の反射方向の
光路上に、レンズ145、近赤外光源146が配置さ
れ、更に前眼部Efの斜め前方には前眼部照明用光源14
7a、147bが配置されている。
【0095】近赤外光源146からの光束はレンズ14
5を通り、光束分割部材142で反射され、被検眼Eの
眼底Erに投影される。眼底Erからの反射光束は瞳孔Epを
照明し、光束分割部材142、レンズ143を経て撮像
素子141上で徹照像Ptとして結像し、テレビモニタ1
44上に図22に示すよう映出される。
【0096】前眼部照明用光源147a、147bから
の光束は前眼部Efを照明し、前眼部Efからの反射光束は
瞳孔Epを照明し、光束分割部材142、レンズ143を
経て撮像素子141上で前眼部像Pfとして結像し、テレ
ビモニタ144上に図23に示すよう映出される。
【0097】検者が図示しない電源スイッチ又は前眼部
アライメント用スイッチを押すと、近赤外光源146は
消灯され前眼部照明用光源147a、147bが点灯
し、テレビモニタ144上に図23に示すリング状のア
ライメントマークAMと共に前眼部像Pfが映出される。検
者はテレビモニタ144を観察しながら、瞳孔Epとアラ
イメントマークAMが略同心円状になるように、上下左右
方向の位置合わせを行い、前眼部像Pfのぼけ具合を見
て、被検眼E視軸方向の位置合わせを行う。
【0098】図示しない徹照像観察用スイッチを押すと
近赤外光源146が点灯し、前眼部照明用光源147
a、147bは消灯されるが、これらの光源147a、
147bは点灯したままでもよい。テレビモニタ144
上には、画面を中心にして既知の電子ズーム方式により
拡大された図22に示す徹照像Ptが映出され、被検眼E
に白内障の混濁部位Dがあれば影として観察される。
【0099】この実施例においては観察倍率は固定され
ているが、既知の方法により観察倍率が変化できるよう
にスイッチを設けてもよい。徹照像Ptの混濁部位Dがぼ
けて不鮮明であるときは、装置を視軸方向に移動して混
濁部位Dに焦点を合わせる。そして、2つの光路上に偏
光軸が直交した偏光板をそれぞれ設けて、角膜反射光束
を遮断するようにしてもよい。
【0100】図24は第7の実施例の構成図であり、眼
屈折力測定機能と角膜形状測定機能を有し、眼屈折力測
定用光源151から被検眼Eに至る光路上には、コンデ
ンサレンズ152、図25に示す眼屈折力測定用視標1
53、リレーレンズ154、絞り155、孔あきミラー
156、光分割ミラー157、158、対物レンズ15
9が配列され、対物レンズ159の周囲の被検眼Eの斜
め前方には図26に示すように4つの角膜形状測定用視
標160a〜160dが配置されており、更に被検眼E
の斜め前方に前眼部照明用光源161a、161bが設
けられている。
【0101】孔あきミラー156の反射方向の光路上に
は、図2と同様の6個の開口部を有する多孔絞り16
4、リレーレンズ165、6個のプリズムから成る分離
プリズム166、ミラー167、シリンドリカルレンズ
168a〜168c、CCD等の3個の一次元位置検出
素子169a〜169cから成る位置検出器169が配
置されて眼屈折測定光学系が構成されている。そして、
シリンドリカルレンズ168a〜168cと、位置検出
素子169a〜169cとの位置関係は、光軸側から見
ると図27に示すようにされている。即ち、シリンドリ
カルレンズ168a〜168cは、位置検出素子169
a〜169cの検出方向と直角方向に屈折力を持ち、そ
の方向の光束をそれぞれ位置検出素子169a〜169
cに集光するようになっている。
【0102】光分割ミラー157の反射方向の光路上に
は、リレーレンズ170、固視標171、固視標照明用
光源172が配置され、光分割ミラー158の反射方向
の光路上にはリレーレンズ173、光分割ミラー17
4、フィールドレンズ175、ミラー176が配置され
ている。更に、光分割ミラー174の反射方向の光路上
には、フィールドレンズ178、ミラー179、フィー
ルドレンズ180、駆動手段181により光路から退避
自在に駆動される絞り182、合成ミラー183、撮像
素子184が配置され、ミラー176の反射方向で合成
ミラー183に至る光路上にはレンズ185が配置さ
れ、角膜形状測定光学系が構成されている。
【0103】なお、絞り182は装置と被検眼Eの作動
距離が変化しても、角膜形状測定用視標160a〜16
0dの倍率が不変になるような位置、つまり作動距離が
適正の場合と不適性の場合の角膜形状測定用視標160
a〜160dの被検眼Eにおける虚像である角膜反射像
の主光線が、上述の光学系を介して光軸と交差する位置
に、駆動手段181によって移動される。
【0104】屈折力測定の場合には、眼屈折力測定用光
源151からの光束は、コンデンサレンズ152を介し
て眼屈折力測定用視標153を照明し、リレーレンズ1
54を介して絞り155、孔あきミラー156の開口
部、光分割ミラー157、158を透過して、更に対物
レンズ159を介し被検眼Eの眼底Erに投影される。眼
底Erにおける反射光束は、対物レンズ159、光分割ミ
ラー158、157、孔あきミラー156、多孔絞り1
64の開口部を通ってリレーレンズ165に達し、分離
プリズム166により分離・偏向される。更に、ミラー
167、シリンドリカルレンズ168a〜168cを介
して位置検出素子169a〜169c上に図27に示す
6個の反射光束像S1〜S6として結像される。
【0105】眼底Erと位置検出素子169が共役である
と、6個の反射光束像S1〜S6は光軸上に重畳されるが、
分離プリズム166によって6個の反射光束像S1〜S6に
分離されるので、位置検出素子169a〜169c上に
結像された反射光束像S1、S2間、反射光束像S3、S4間、
反射光束像S5、S6間の間隔を基に眼屈折力を求めること
ができる。
【0106】角膜形状測定の場合には、角膜形状測定用
視標160a〜160dからの光束は角膜Ecを照明し、
この反射光束は対物レンズ159を介して光分割ミラー
158、リレーレンズ173により一旦結像され、光分
割ミラー174、フィールドレンズ178、ミラー17
9、リレーレンズ180、絞り182、合成ミラー18
3を経て、撮像素子184上で図28に示すように像t1
〜t4として再度結像する。
【0107】眼屈折測定用光源151からの光束は、コ
ンデンサレンズ152、眼屈折力測定用視標153、リ
レーレンズ154、絞り155、孔あきミラー156の
開口部、光分割ミラー157、158、対物レンズ15
9を経て角膜Ecを照明し、角膜Ecの反射光束は対物レン
ズ159、光分割ミラー158、リレーレンズ173、
光分割ミラー174、フィールドレンズ178、ミラー
179、リレーレンズ180、絞り182、合成ミラー
183を経て、撮像素子184上に図28に示す像Fと
して結像する。
【0108】眼屈折力測定用視標153からの光束は常
に光軸上から射出しているので、角膜形状測定用視標1
60a〜160dが光軸中心に対称に配置されていれ
ば、像t1〜t4に対し像Fはその幾何学的な中心と考えら
れる。一般に、角膜Ecはトーリック面とされているの
で、撮像素子184上には像Fを中心とする楕円状に像
t1〜t4が配置されることになる。この楕円は中心に対し
3点が求まれば決定できるので、像Fの中心を原点とし
て像t1〜t4の任意の3点の位置座標を求め、楕円形状を
決定し角膜Ecの形状を算出することができる。
【0109】また、像Fの中心を原点として像t1〜t4ま
での距離を比較して、不正乱視の有無を検出することも
できる。例えば、像G1、G2、G3の座標から求めた楕円
と、像G2、G3、G4で求めた楕円をそれぞれ比較して、そ
の形状がそれ程大きく異なっていなければその平均値を
表示し、大きく異なった場合は角膜Ecがトーリック面か
らずれているとして、形状異常を表す不正乱視マークを
表示してもよい。なお、被検眼Eに瞼が掛かって、例え
ば像t1が検知できない場合でも、残りの像t2〜t4を用い
て角膜Ecの形状を算出することができる。
【0110】更には、角膜形状測定用視標160a〜1
60dは光軸を中心として対称に配置されていなくて
も、予め既知の曲率を持った球面等で像t1〜t4の位置を
構成しておけば、同様の効果を得ることが可能である。
【0111】角膜形状測定及び眼屈折測定中に被検眼E
の固視を行う場合には、固視標照明用光源172からの
光束は固視標171を照明し、リレーレンズ170、光
分割ミラー157、158、対物レンズ159を経て眼
底Erに呈示される。検者は固視標171を駆動し、見掛
けの視度を変化させて被検眼Eの固視を行う。
【0112】前眼部照明用光源161a、161bから
の光束は前眼部Efを照明し、前眼部Efからの反射光束は
対物レンズ159、光分割ミラー158、リレーレンズ
173、光分割ミラー174、フィールドレンズ17
5、ミラー176、リレーレンズ185、光分割ミラー
183を経て撮像素子184上に前眼部像Pfとして結像
し、図示しないテレビモニタ上に映出される。検者はこ
のテレビモニタを観察しながら位置合わせを行う。
【0113】次に、図示しない徹照像観察用スイッチを
押して眼屈折力測定用光源151を点灯し、前眼部照明
用光源161a、161bを消灯するが、この場合に前
眼部照明用光源161a、161bは点灯したままでも
よい。駆動手段181により絞り182を光路から退避
させ、眼屈折力測定用光源151を点灯すると、光束は
コンデンサレンズ152、眼屈折力測定用視標153、
リレーレンズ154、絞り155、孔あきミラー156
の開口部、光分割ミラー157、158、対物レンズ1
59を経て角膜Ecを照明し、角膜Ecによる反射光束は対
物レンズ159を通り光分割ミラー158で反射され、
リレーレンズ173、光分割ミラー174、フィールド
レンズ178、ミラー179、フィールドレンズ18
0、合成ミラー183を経て、撮像素子184上に徹照
像として投影されるので、図示しないテレビモニタに映
出され徹照像観察を行うことができる。
【0114】この実施例においては、前眼部観察光学系
よりも角膜形状測定光学系の結像倍率を大きくしたの
で、図22と同様な拡大された徹照像Ptを観察すること
ができる。
【0115】図29は第8の実施例の構成図であり、被
検眼Eから撮像素子191に至る光路上には、光分割部
材192、レンズ駆動手段193により駆動される可動
レンズ194が配置され、撮像素子191の出力はテレ
ビモニタ195に接続されている。光分割部材192の
反射方向の光路上には、レンズ196、近赤外光を発す
る光源197が配置され、前眼部Efの斜め前方に前眼部
照明用光源198a、198bが設けられている。
【0116】光源197からの光束はレンズ196を通
り、光分割部材192で反射され、眼底Erに投影され
る。眼底Erからの反射光束は瞳孔Epを照明し、光分割部
材192、レンズ194を経て撮像素子191上で徹照
像Ptとして結像し、テレビモニタ195上に映出され
る。
【0117】前眼部Efの観察時には、前眼部照明用光源
198a、198bからの光束は前眼部Efを照明し、前
眼部Efからの反射光束は光分割部材192、レンズ19
4を経て撮像素子191上で前眼部像として結像し、テ
レビモニタ195上に映出される。撮像素子191上に
撮像される像は物像距離が逆転して結像されるので、可
動レンズ194の位置が位置Aよりも点線で示す位置B
の方が結像倍率が大きくなる。前眼部のアライメント時
には、可動レンズ194を位置Aに移動し、徹照像観察
時にはレンズ194を位置Bに移動させ、それぞれ観察
を行うことが好ましい。ここで、観察系の結像倍率を変
化させる手段は公知のズームレンズを導入して、徹照像
の観察範囲を変化できるようにしてもよい。
【0118】図30は第9の実施例の構成図であり、近
赤外光を発する光源201から被検眼Eに至る光路上に
は、アパーチャ202、ダイクロイックミラー203、
レンズ204、ダイクロイックミラー205が配置され
てアライメント光学系が構成され、ダイクロイックミラ
ー203の反射方向にはアパーチャ206、徹照像照明
用光源207が配置され、ダイクロイックミラー20
3、レンズ204、ダイクロイックミラー205と共に
徹照像照明系が構成されている。ダイクロイックミラー
205の背後の光路上には、光路に沿って移動する可動
レンズ208、レンズ209、撮像素子210が配置さ
れ、徹照像観察光学系が構成されている。アパーチャ2
02、207は共にレンズ204の焦点位置に配置さ
れ、ダイクロイックミラー203は赤外域の波長を反射
し、近赤外域の波長を透過する波長分光特性を有し、ダ
イクロイックミラー205は近赤外域以上の波長の一部
を透過する波長分光特性を有している。
【0119】光源201からの光束はアパーチャ202
を照明し、ダイクロックミラー203、レンズ204を
通りダイクロックミラー205で反射され、前眼部Efを
照明する。前眼部Efの反射光束はダイクロックミラー2
05、可動レンズ208、レンズ209を通り、撮像素
子210上に前眼部像として結像する。また、徹照像照
明用光源207からの光束はアパーチャ206を照明
し、ダイクロックミラー203、レンズ204、ダイク
ロックミラー205を経て眼底Erを照明する。眼底Erに
おける反射光束は瞳孔Epを照明し、ダイクロックミラー
205、可動レンズ208、レンズ209を経て撮像素
子210上で徹照像として結像される。光源201の前
眼部像が撮像素子210に結像した時点の可動レンズ2
08の位置を原点として、徹照像観察時の可動レンズ2
08の移動光学系の移動量として検出する。
【0120】図31は可動レンズ208の駆動手段の構
成図を示し、可動レンズ208を固定するレンズ台21
2の下方には、徹照像観察光学系の光軸と平行にスライ
ドベアリング213が取り付けられ、その下方にはねじ
棒214が設置されていて、このねじ棒214の右端に
は調節ダイヤル215が直結され、左端には光学系の移
動量を検出するエンコーダ216が連結されている。調
節ダイヤル215を回転するとねじ棒214も回転し、
レンズ台212が矢印の方向に駆動され、エンコーダ2
16において、ねじ棒214の回転角から徹照像観察光
学系の移動量が検出される。
【0121】図30の光学系は図32に示す観察部21
7内に納められており、観察部217は固定台218上
に平行移動可能に取り付けられたステージ部219の上
に載置されている。更に、観察部217には調節ダイヤ
ル215が設けられ、ステージ部219には調節ダイヤ
ル221、操作桿222、ロック機構223が設けら
れ、固定台218にはテレビモニタ224が付設されて
いる。
【0122】操作桿222を前後左右方向に倒すと、観
察部217はステージ部219と共に固定台218上を
摺動し、前後左右に移動する。なお、ステージ部219
はロック機構223により固定台218に固定されるよ
うになっている。
【0123】徹照像観察及びアライメントの際の微調節
は、前後方向には調節ダイヤル215、左右方向には調
節ダイヤル221を回転して観察部217を移動させ
る。調節ダイヤル221による観察部217の移動機構
は、基本的に図31に示す調節ダイヤル215による可
動レンズ208の駆動手段とほぼ同じ構成であり、レン
ズ台212が観察部217に置換されたものである。ま
た、操作桿222を回転させると、観察部217が上下
方向に移動する。その構成としては従来からのオートレ
フラクトメータ等と同一に構成してよい。なお、調節ダ
イヤル221、操作桿222の軸方向には図示しないエ
ンコーダが取り付けられ、角膜観察系の移動量を検知す
るようにされている。
【0124】光源201を点灯すると、撮像素子210
上に前眼部像Pfが結像し、テレビテレビモニタ224上
に図33に示すように強膜Ek、角膜Ecから成る前眼部像
Pfが映出される。角膜Ecの中央の輝点像Pcは、アパーチ
ャ202の角膜Ecによる反射光束像である。
【0125】検者はテレビモニタ224を観察しながら
アライメントを行う。このとき、徹照像照明用光源20
7は消灯している。先ず、操作桿222を前後左右に倒
して、ステージ部219と共に観察部217を移動し、
輝点像Pcのピントを或る程度合わせる。ロック機構22
3によりステージ部219を固定台218に固定し、観
察部217が前後左右方向に移動することを防止する。
テレビモニタ224上には図33に示す角膜Ec、強膜Ek
が撮像された前眼部像Pfと、角膜Ecの中心に輝点像Pc、
十字型のアライメントAmが映出され、表示部224aに
は患者の名前等が映出される。
【0126】観察部217の微調節には、上下左右方向
のアライメントはアライメントAmの十字の中心と輝点像
Pcが一致するようにし、前後方向のアライメントは角膜
反射像Pcの面積が最も小さくなるようにする。この間
に、撮像素子210の角膜反射像Pcによる光電流の情報
はビデオ信号として連続して画像メモリに取り込まれて
おり、この情報により正確に位置合わせが終了できたと
判断させる。
【0127】画像メモリ上の角膜反射像Pcのビデオ信号
においては、上下左右方向にはピントが合った時点のピ
ーク電圧値よりも稍々低く設定されたスレッショルドレ
ベル上のドットの面積重心座標が、指定された座標と合
致したとき、前後方向にはスレッショルドレベルを越え
たドット数が最大になったときに、アライメントが完了
されたと判断され、調節ダイヤル215、221、操作
桿222に取り付けられたエンコーダから信号が出力さ
れ、位置検知がなされる。
【0128】このときの部材の位置を基準位置とし、そ
の後に調節ダイヤル215、221、操作桿222の回
転角度から可動レンズ208、観察部217の移動量が
算出される。テレビモニタ224の表示部234aには
基準位置を原点にとり、左右方向の移動量を座標X、上
下方向の移動量を座標Y、前後方向の移動量を座標Zと
して各方向の移動量が表示される。
【0129】光源201を点灯し位置合わせが終了する
と、表示部224aには各座標X、Y、Zの原点が表示
される。徹照像照明用光源207を点灯すると撮像素子
210上には徹照像Ptが結像し、図34に示すように水
晶体Es、虹彩Ebが撮像された徹照像Ptがテレビモニタ2
24に映出される。検者はテレビモニタ224を観察し
ながら調節ダイヤル215を回転し、徹照像Ptのピント
合わせを行う。水晶体Esに混濁部位Dがあるときは、そ
の面積を求めるために図35に示すように混濁部Dが画
面中心に至るように調節ダイヤル221、操作桿222
を回転して微調節を行う。この際に、被検眼E自体の微
調節により混濁部位Dの位置が変動するため、各座標
X、Y、Zに表示される数字の桁数は大きめになるよう
に分解能を落とすとよいが、分解能をエンコーダの限界
まで上げることも可能である。
【0130】次に、図示しないスイッチを押して面積算
出モードにすると、テレビモニタ224上の微照像Ptは
図35に示す2値化された映像に変換され、十字型のカ
ーソルCが点滅する。カーソルCの中心として終点Vが
点滅し、操作桿222を操作し起点Uを上下左右方向移
動させ、図示しない押釦を押して起点Uの位置を指定す
る。次に、カーソルCの中心で終点Vが点滅するので、
起点Uと同じ操作で終点Vを決定すると、起点U、終点
Vを結ぶ線分を対角線とする枠Wが決定され、枠W内に
入った電圧Oのドット数が混濁部D内の面積Sとして、
テレビモニタ224の表示部224aに表示される。起
点U、終点VのX座標X1,X2とY座標Y1、Y2は枠Wを指
定する時点で表示される。
【0131】白内障を持つ被検眼Eに対して、微照像Pt
と共に混濁部位Dの三次元位置、2値化された混濁部D
の面積Sを表示した画像をビデオプリンタ等で出力して
おけば、時を経て同じ位置を観察したときに、混濁部D
の時間経過を比較することができる。
【0132】微照像観察の際に、可動レンズ208を移
動させて前後方向の微調節を行うと、可動レンズ208
の位置により可動レンズ208のFナンバが変化してし
まうため、一旦調節ダイヤル215により可動レンズ2
08を撮像素子210側に突き当たるまで引き、それか
らエンコーダ216を作動させてその後に回転した分の
回転角度をフィードバックしてスレッショルドレベルの
位置を変位させるとよい。なお、前後方向の微調整移動
を観察部217を移動して行う場合には、上述のような
操作をする必要はない。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼科
測定装置においては、眼底照明用光源が点灯されると前
眼部照明用光源の照明光量を変化させるようにしたた
め、この光量の強弱により、前眼部像と徹照像の同時観
察、或いは徹照像のみの観察の選択が可能となる。
【0134】また、第2発明に係る眼科測定装置におい
ては、眼底照明用光源の点灯時間が長くなった場合に測
定用光源を消灯する。
【0135】第3発明に係る眼科測定装置においては、
瞳孔観察系に設けられた撮像素子からの信号を記憶する
ようにしたため、記憶された瞳孔領域像を外部装置に出
力することが可能となる。
【0136】第4発明に係る眼科測定装置においては、
眼底照明用光源が点灯された際に眼底反射光束の瞳孔で
の光量を検知するようにしたため、徹照観察を常に一定
の照明光束量で行える。
【0137】第5発明に係る眼科測定装置においては、
眼底照明用光源により照明される眼底の面積を変化され
るようにしたため、瞳孔を照明する眼底反射光束を制御
して瞳孔が常に明るく照明できるので徹照観察がし易く
なる。
【0138】第6発明に係る眼科測定装置においては、
照明された瞳孔を観察しながら同時に眼屈折力を連続的
に測定するようにしたため、瞳孔の徹照観察及び眼屈折
力の測定値が正常値であるかを確認することにより眼底
の測定可能な部位を簡単に探せるので、被検眼が白内障
でも容易に眼屈折力を測定することができる。
【0139】第7発明に係る眼科測定装置においては、
測定エラーが繰り返された場合や、受光手段に受光され
た眼底の反射光束像や、眼底の反射光束で照明された瞳
孔領域像が異常である場合や、計算された屈折値が異常
である場合などに、別途に設けたスイッチなどを操作せ
ずに自動的に前眼部像と共に眼底反射光束像、瞳孔領域
像の一方或いは双方を表示されるようにしたため、記憶
手段に記憶された異常のある画像のみを表示することで
測定エラーの原因を検者が容易に判断でき、特に瞳孔の
徹照像を観察することができるため、白内障のある部位
やその程度が分かる。
【0140】第8発明に係る眼科測定装置においては、
微照像観察手段の観察倍率を前眼部観察手段の観察倍率
よりも大きくしたことにより、アライメントの操作性を
良好な状態にでき、より拡大された微照像の観察も可能
となる。
【0141】第9発明に係る眼科測定装置においては、
被検眼に照明光を投影し、投影光の眼底反射光により水
晶体を照明してその徹照像を観察し、徹照像観察光学系
において被検眼における該観察光学系の移動量検出の基
準位置と、他の所定の部位に微調節機構を用いて位置合
わせして、その間の徹照像観察光学系の移動量を検出し
て表示するようにしたため、高倍率で焦点深度の浅い観
察光学系でも徹照像の観察位置に容易にかつ正確に位置
合わせすることができ、また移動量検出の基準位置が自
動検出されるので測定誤差が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】多孔絞りの正面図である。
【図3】撮像素子上に受光された反射光束像の説明図で
ある。
【図4】ブロック回路構成図である。
【図5】第2の実施例の構成図である。
【図6】多孔絞りの正面図である。
【図7】測定用撮像素子に投影された測定光束像の説明
図である。
【図8】ブロック回路構成図である。
【図9】テレビモニタに映出された白内障観察モード及
び眼屈折力連続測定モード時の説明図である。
【図10】テレビモニタに映出された白内障観察モード
及び眼屈折力連続測定モード時の説明図である。
【図11】第3の実施例の構成図である。
【図12】第4の実施例の構成図である。
【図13】第5の実施例の構成図である。
【図14】テレビモニタに映出された前眼部像の説明図
である。
【図15】撮像素子に受光された眼底反射光束像の説明
図である。
【図16】テレビモニタに映出された徹照像の説明図で
ある。
【図17】テレビモニタに映出された前眼部像と1/4
に縮少された徹照像と眼底反射光束像の説明図である。
【図18】測定処理手段のフローチャート図である。
【図19】テレビモニタに映出された前眼部像と1/4
に縮少された微照像の説明図である。
【図20】テレビモニタに映出された前眼部像と1/4
に縮少された眼底反射光束像の説明図である。
【図21】第6の実施例の構成図である。
【図22】テレビモニタに映出された徹照像の説明図で
ある。
【図23】テレビモニタに映出された前眼部像の説明図
である。
【図24】第7の実施例の構成図である。
【図25】眼屈折測定用視標の正面図である。
【図26】対物レンズと角膜形状測定用視標の位置関係
の説明図である。
【図27】反射光束像の説明図である。
【図28】撮像素子上に結像された角膜反射光束の説明
図である。
【図29】第8の実施例の構成図である。
【図30】第9の実施例の構成図である。
【図31】可動レンズの駆動手段の構成図である。
【図32】第10の実施例の構成図である。
【図33】テレビモニタに映出された前眼部像の説明図
である。
【図34】テレビモニタに映出された微照像の説明図で
ある。
【図35】テレビモニタに映出された2値化された微照
像の説明図である。
【図36】従来の実施例の構成図である。
【符号の説明】
21、52、91、151 測定用光源 33、38、61、68、103、110、141、1
84、191、210撮像素子 39、69、111、147、161、198 前眼部
照明用光源 36、66、108 固視標照明用光源 42、117、118、128 画像メモリ 78、139、144、195、224 テレビモニタ 89、90 瞳孔照明用光源 169 位置検出器 207 徹照像照明用光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 博 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地 キ ヤノン株式会社小杉事業所内 (72)発明者 山本 理 神奈川県川崎市中原区今井上町53番地 キ ヤノン株式会社小杉事業所内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外波長にピークを有する測定用光源か
    らの光束を被検眼の眼底に投影し、眼底からの反射光束
    を検出して眼屈折力を測定する測定系と、被検眼の瞳孔
    を介して眼底を照明する眼底照明用光源を含む照明光学
    系と、前記眼底照明用光源による眼底での反射光束によ
    り照明された瞳孔領域を観察する観察光学系と、前眼部
    を照明する前眼部照明用光源を備えた前眼部照明光学系
    と、前眼部観察中に前記眼底照明用光源が点灯した場合
    に前記前眼部照明用光源の照明強度を変化させる制御系
    とを有することを特徴とする眼科測定装置。
  2. 【請求項2】 前記測定用光源と前記眼底照明用光源を
    同一の光源とした請求項1に記載の眼科測定装置。
  3. 【請求項3】 赤外波長にピークを有する測定用光源か
    らの光束を被検眼の眼底に投影し、眼底からの反射光束
    を検出して眼屈折力を測定する測定系と、被検眼の瞳孔
    を介して眼底を照明する眼底照明用光源を有する照明光
    学系と、前記眼底照明用光源による眼底での反射光束に
    て照明された瞳孔領域を観察する観察光学系と、前記眼
    底照明用光源の点灯時に時間計測を行う時間計測手段
    と、前記眼底照明用光源の点灯時間が予め設定されてい
    る時間より長くなった場合に自動的に前記測定用光源を
    消灯させる制御系とを有することを特徴とする眼科測定
    装置。
  4. 【請求項4】 赤外波長にピークを有する測定用光源か
    らの光束を被検眼の眼底に投影し、眼底からの反射光束
    を検出して眼屈折力を測定する測定系と、被検眼の瞳孔
    を介して被検眼の眼底を照明する照明用光源を含む照明
    光学系と、前記眼底照明用光源による眼底での反射光束
    により照明された瞳孔領域を撮像素子を用いて観察する
    観察光学系と、前記撮像素子からの信号を記憶する記憶
    手段とを有することを特徴とする眼科測定装置。
  5. 【請求項5】 赤外波長にピークを有する測定用光源か
    らの光束を被検眼の眼底に投影し、眼底からの反射光束
    を検出して眼屈折力を測定する測定系と、被検眼の瞳孔
    を介して眼底を照明する眼底照明用光源を備えた照明光
    学系と、前記眼底照明用光源による眼底での反射光束に
    より照明された瞳孔領域を観察する観察光学系と、前記
    眼底照明用光源の点灯時に眼底での反射光束の瞳孔での
    光強度を検知する検知手段とを有することを特徴とする
    眼科測定装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段の検知結果に基づいて前記
    測定用光源の光強度を変化させるようにした請求項5に
    記載の眼科測定装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段の検知結果に基づいて前記
    撮像素子の増幅率を変化させるようにした請求項5に記
    載の眼科測定装置。
  8. 【請求項8】 赤外波長にピークを有する測定用光源か
    らの光束を被検眼の眼底に投影し、眼底からの反射光束
    を検出して眼屈折力を測定する測定系と、被検眼の瞳孔
    を介して眼底を照明する眼底照明用光源を有する照明光
    学系と、前記眼底照明用光源による眼底での反射光束に
    より照明された瞳孔領域を観察する観察光学系と、前記
    眼底照明用光源により照明される眼底領域の面積を変化
    させる手段とを有することを特徴とする眼科測定装置。
  9. 【請求項9】 被検眼の眼底に光束を投影し、眼底から
    の反射光束を検出して眼屈折力を測定する眼屈折力測定
    手段と、瞳孔領域を照明する瞳孔領域照明手段と、該瞳
    孔領域照明手段により照明された瞳孔領域を観察する瞳
    孔領域観察手段と、該瞳孔領域照明手段により照明され
    た瞳孔領域を観察しながら、同時に被検眼の眼屈折力を
    連続的に測定する測定手段とを有することを特徴とする
    眼科測定装置。
  10. 【請求項10】 前記瞳孔領域照明手段においては、眼
    屈折力測定に用いられる光束による眼底からの反射光束
    を用いて瞳孔領域を照明するようにした請求項9に記載
    の眼科測定装置。
  11. 【請求項11】 被検眼の眼底に指標を投影し眼底から
    の反射光束を第1の受光手段に投影する測定系と、前記
    第1の受光手段からの画像信号を記憶する第1の記憶手
    段と、該第1の記憶手段に記憶された画像情報から被検
    眼の眼屈折力を演算する演算処理手段と、被検眼の前眼
    部を観察するための表示手段と、眼底からの反射光束に
    より照明された瞳孔領域からの光束を第2の受光手段に
    投影する光学系と、前記第2の受光手段からの画像信号
    を記憶する第2の記憶手段と、前記演算処理手段の出力
    結果が所定回数連続して異常であるときに被検眼の前眼
    部像と共に前記第1、第2の記憶手段に記憶された画像
    の何れか一方又は双方を前記表示手段に表示するように
    制御する制御系とを有することを特徴とする眼科測定装
    置。
  12. 【請求項12】 前記制御系は、前記第1の記憶手段に
    記憶された画像情報を画像処理して異常でないことを判
    定する第1の判定手段と、前記第2の記憶手段に記憶さ
    れた画像情報を画像処理して異常でないことを判定する
    第2の判定手段と、前記演算処理手段からの出力結果を
    異常でないことを判定する第3の判定手段とを有し、前
    記第1、第2、第3の判定手段の判定結果に応じて、被
    検眼の前眼部像と共に前記第1、第2の記憶手段に記憶
    された画像の何れか一方又は双方を同時に前記表示手段
    に表示するようにした請求項11に記載の眼科測定装
    置。
  13. 【請求項13】 前記制御系は、眼屈折力測定の開始を
    入力する入力手段を有し、該入力手段からの入力信号に
    応じて、前記表示手段に表示された前記第1の記憶手段
    又は第2の記憶手段の画像を表示しないように制御する
    機能を有する請求項11に記載の眼科測定装置。
  14. 【請求項14】 第1の光源により眼底を照明して眼底
    からの反射光束を導光して水晶体の徹照像を観察する徹
    照像観察手段と、第2の光源により前眼部を照明して前
    眼部の反射光束を導光して前眼部像を観察する前眼部観
    察手段と、前記第1の光源を前眼部観察時に消灯し徹照
    像観察時に点灯する光源切換手段と、前記徹照像観察手
    段の観察倍率を前記前眼部観察手段の観察倍率よりも大
    きくする変倍手段とを有することを特徴とする眼科測定
    装置。
  15. 【請求項15】 前記徹照像観察手段と前記前眼部観察
    手段の光学系は同一であり、両前記観察手段の観察倍率
    を電子ズーム法により変化させるようにした請求項14
    に記載の眼科測定装置。
  16. 【請求項16】 前記徹照像観察手段と前記前眼部観察
    手段との光学系は光路の一部を共有し、前記共有する光
    路の一部中に配置した光路切換手段によって前記変倍手
    段倍率を変化させるようにした請求項14に記載の眼科
    測定装置。
  17. 【請求項17】 角膜形状測定手段を有し、前記徹照像
    観察手段と前記角膜形状測定手段は光学系を共有するよ
    うにした請求項14に記載の眼科測定装置。
  18. 【請求項18】 前記徹照像観察手段と前記前眼部観察
    手段の光学系は同一であり、該光学系の光学要素を可変
    するようにした請求項14に記載の眼科測定装置。
  19. 【請求項19】 被検眼に照明光を投影しその投影光の
    眼底反射光束により水晶体を照明してその徹照像を観察
    する徹照像観察光学系と、被検眼における該徹照像観察
    光学系の移動量検出するための被検眼の基準位置と他の
    被検眼の所定の部位に位置合わせをする第1の位置合わ
    せ手段と、その間の前記徹照像観察光学系の移動量の検
    出手段と、移動量を表示する表示手段と、前記徹照像観
    察光学系と被検眼の所定の部位との位置合わせを微調節
    機構を用いて行う第2の位置合わせ手段とを有すること
    を特徴とする眼科測定装置。
  20. 【請求項20】 前記徹照像観察光学系の被検眼におけ
    る移動量検出のとき、前記徹照像観察光学系と被検眼で
    の前記徹照像観察光学系の移動量検出するための基準位
    置を、前記第2の位置合わせ手段を用いて自動検出する
    基準位置自動検出手段と、該基準位置自動検出手段によ
    り得られた基準位置を基に前記移動量検出手段を作動さ
    せる作動手段とを有する請求項19に記載の眼科測定装
    置。
  21. 【請求項21】 前記第2の位置合わせ手段により位置
    合わせをされた被検眼の所定の部位の大まかな面積を算
    出する面積算出手段を有する請求項19に記載の眼科測
    定装置。
  22. 【請求項22】 前記基準位置自動検出手段は、被検眼
    に投影光を投影し被検眼の角膜反射光を光センサで受光
    して、前記光センサ上の受光面積と光強度により前記基
    準位置を検出する請求項20に記載の眼科測定装置。
  23. 【請求項23】 前記面積算出手段は、画像メモリ内で
    2値化された静止画像において、被検眼の所定の部位が
    在る領域を枠で指定して、該枠内に在る所定の部位のド
    ット数を面積として算出する請求項21に記載の眼科測
    定装置。
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