JPH0614173Y2 - 芯出し機構 - Google Patents

芯出し機構

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JPH0614173Y2
JPH0614173Y2 JP1988006402U JP640288U JPH0614173Y2 JP H0614173 Y2 JPH0614173 Y2 JP H0614173Y2 JP 1988006402 U JP1988006402 U JP 1988006402U JP 640288 U JP640288 U JP 640288U JP H0614173 Y2 JPH0614173 Y2 JP H0614173Y2
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JP
Japan
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unit
objective lens
moving unit
moving
attached
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988006402U
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JPH01111215U (ja
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敏夫 宮川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は光学装置に関し、特に顕微鏡の対物レンズの保
持して芯出しを行う芯出し機構に関する。
[従来の技術] 従来、この種の芯出し機構は、回転機構や、2軸(X,
Y)方向への移動機構は組み込まれておらず3点支持に
よる対物レンズの平行移動を利用して芯出しを行う構成
となっている。(第2図(a),(b))。
図中、21はレボルバに取付けられる保持ユニット、2
3はおさえ板、24は回転ユニット、26は移動ユニッ
トである。保持ユニット21は、固定ネジ22により回
転ユニット24に固定される。また、移動ユニット26
は、おさえ板23によって回転ユニット24に対し所定
範囲で移動可能に取り付けられており、回転ユニット2
4の3本の移動ネジ25を調節することにより移動ユニ
ット26に取り付けられる対物レンズの芯出しがなされ
る。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の芯出し機構は、複数個の対物レンズを使
用した場合に各対物レンズの視野の中心を合わせること
には適しているが、対物レンズが1個の場合に、その対
物レンズの視野を任意の位置に移動し、かつ対物レンズ
をその位置で回転させ視野の中心かどうかを確認するこ
とができないという欠点がある。
[課題を解決するための手段] 上記従来の欠点を解決する本考案は、顕微鏡に使用する
対物レンズの芯出しを行う芯出し機構において、顕微鏡
のレボルバに対して取り付けられる保持ユニットと、該
保持ユニットに固定されX,Yの2軸方向にXY押しネ
ジを有する第1回転ユニットと、3段からなる段付き円
筒状に形成されその中段部に互いに直交する平面からな
るすべり面を有し上記第1回転ユニット内側に収納され
ると共に上記XY押しネジを上記すべり面に当接させる
ことによって上記第1回転ユニットに対しX,Yの2軸
方向に移動するXY移動ユニットと、該XY移動ユニッ
トを上記XY押しネジ方向に押圧する押しバネと、対物
レンズを保持し該XY移動ユニットに対し回転可能に取
り付けられる第2回転ユニットとを備える構成としてい
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図(a),(b)は本考案の一実施例の縦断面図と分解斜
視図である。
保持ユニット1はレボルバに対して取り付ける部分であ
り、固定ネジ2によって第1回転ユニット4を落下しな
いように固定する。おさえ板3は第1回転ユニット4を
はさみ込む形でXY移動ユニット8にネジ込まれてい
る。これによって、XY移動ユニット8が、第1回転ユ
ニット4に対し移動可能に取り付けられる。第1回転ユ
ニット4は、固定ネジ2をゆるめることにより自由に回
転することができる。
XY移動ユニット8は、図示の如く3段の段付き形状に
形成されていて、その中段部分には互いに直交するすべ
り面8a,8aが形成され、下段部分の3箇所には第2
回転ユニット固定ネジ9が設けられている。第1回転ユ
ニット4のXY押しネジ5は、XY移動ユニット8のす
べり面8a,8aをXYすべり板7を介して押し、XY
移動ユニット8をX,Y方向に独立移動させることがで
きるようになっている。また、第1回転ユニット4とX
Y移動ユニット8間には、押しバネ6が介在させてあ
る。この押しバネ6は、XY押しネジ5が有効に働くよ
うにXY移動ユニット8をXY押しネジ5方向に押しつ
けている。なお、XYすべり板7は、XY移動ユニット
8がスムーズに移動させるスペーサである。
XY移動ユニット8の第2回転ユニット固定ネジ9は、
第2回転ユニット10を図示の如く保持している。
第2回転ユニット10は、対物レンズを保持する部分で
あり、第2回転ユニット固定ネジ9をゆるめることによ
り回転させることができる。
次に使用法を説明する。通常、保持ユニット1はレボル
バに取り付ける。対物レンズは第2回転ユニット10に
取り付ける。
始めに、固定ネジ2をゆるめXY押しネジ5が使用しや
すい位置に来るように第1回転ユニット4を回わし、そ
の後固定ネジ2を固定する。次に、XY押しネジ5を使
用してXY移動ユニット8をX,Y方向に動かし対物レ
ンズの視野を変え、その都度第2回転ユニット10を回
転させ対物レンズを回転させる。この時、対物レンズを
回転させても視野の中心が移動しない点が見つかる。こ
のような位置にきたときに対物レンズの中心が視野の中
心に一致したこととなる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、顕微鏡に使用する対物レ
ンズの芯出しを行う芯出し機構において、顕微鏡のレボ
ルバに対して取り付けられるX,Yの2軸方向に押しX
Y押しネジを有するユニットと、該ユニットに対し上記
XY押しネジによってX,Yの2軸方向に移動するXY
移動ユニットと、対物レンズを保持し該移動ユニットに
対し回転可能に取り付けられる回転ユニットとを備える
ことにより対物レンズを回転させながらXY方向に移動
させて対物レンズの中心を視野の中心に合わせることが
できる効果がある。
このように本考案の芯出し機構によれば、特殊な工具を
用いることなく、顕微鏡の対物レンズの芯出しを容易か
つ正確に行い得ると共に、その簡易な構造より機構の組
立てが非常に簡単でありかつ故障も少ないという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は各々本考案の一実施例に係る芯出し機
構の縦断面図と分解斜視図、第2図(a),(b)は各々従来
の芯出し機構の縦断面図と分解斜視図である。 1:保持ユニット、2:固定ネジ 3:おさえ板、4:第1回転ユニット 5:XY押しネジ、6:押しバネ 7:XYすべり板、8:XY移動ユニット 9:第2回転ユニット固定ネジ 10:第2回転ユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】顕微鏡に使用する対物レンズの芯出しを行
    う芯出し機構において、顕微鏡のレボルバに対して取り
    付けられる保持ユニットと、該保持ユニットに固定され
    X,Yの2軸方向にXY押しネジを有する第1回転ユニ
    ットと、3段からなる段付き円筒状に形成されその中段
    部に互いに直交する平面からなるすべり面を有し上記第
    1回転ユニット内側に収納されると共に上記XY押しネ
    ジを上記すべり面に当接させることによって上記第1回
    転ユニットに対しX,Yの2軸方向に移動するXY移動
    ユニットと、該XY移動ユニットを上記XY押しネジ方
    向に押圧する押しバネと、対物レンズを保持し該XY移
    動ユニットに対し回転可能に取り付けられる第2回転ユ
    ニットとを備えることを特徴とする芯出し機構。
JP1988006402U 1988-01-21 1988-01-21 芯出し機構 Expired - Lifetime JPH0614173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988006402U JPH0614173Y2 (ja) 1988-01-21 1988-01-21 芯出し機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988006402U JPH0614173Y2 (ja) 1988-01-21 1988-01-21 芯出し機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01111215U JPH01111215U (ja) 1989-07-26
JPH0614173Y2 true JPH0614173Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31210544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988006402U Expired - Lifetime JPH0614173Y2 (ja) 1988-01-21 1988-01-21 芯出し機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614173Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747763Y2 (ja) * 1978-06-05 1982-10-20
JPS6033311U (ja) * 1983-08-11 1985-03-07 カ−トン光学株式会社 顕微鏡用対物レンズの鏡枠
JPS62186211A (ja) * 1986-02-12 1987-08-14 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズの光軸調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01111215U (ja) 1989-07-26

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