JPH0614167U - プレス加工品の積込み装置 - Google Patents

プレス加工品の積込み装置

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JPH0614167U
JPH0614167U JP5696892U JP5696892U JPH0614167U JP H0614167 U JPH0614167 U JP H0614167U JP 5696892 U JP5696892 U JP 5696892U JP 5696892 U JP5696892 U JP 5696892U JP H0614167 U JPH0614167 U JP H0614167U
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JP
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sheet material
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magnet
sensor
electromagnetic
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Application number
JP5696892U
Other languages
English (en)
Inventor
直 武田
Original Assignee
関東自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】1台のパイラに2つのプレス加工品を能率的
に、かつ確実に積込み可能とする。 【構成】1台のパイラ5に、2つのシート材を交互に向
けて積込み可能な2つのシート材積込み部A、Bを形成
し、周回移動するネット3の走行方向に沿ってA、B2
つのシート材積込み部A、Bと対応する複数の電磁マグ
ネットa〜nが配列され、A、Bシート材積込み部と対
応する電磁マグネットa〜nを励磁させる第1センサ1
2と、マグネットコンベア2に吸着した先行のシート材
WAがパイラのA側シート材積込み部に位置したときに
電磁マグネットa〜gの励磁を解除させる第2センサ1
3と、後続するシート材WBがB側シート材積込み部に
位置したときに電磁マグネットa〜nの励磁を解除させ
る第3センサ14とを備えた構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレス機から取り出されたプレス加工品をパイラに積込む装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
プレス機から取り出されたプレス加工品(シート材)をパイラ(台車)に積込 んで搬送している。従来では、特開昭50−35858号、実開昭56−126 939号、実開昭63−26367号で開示されているように、サイズの大きな シート材では2台のパイラを連続して配置して積込み、サイズの小さなシート材 では、1つのシート材を1台にそれぞれ積込んで搬送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来では、1台若しくは2台のパイラに1つのシート材を積込んで搬送す る技術思想である。従って、シート材満載時のライン停止を極力避けるために、 図5で示すように、プレス機30から出た1つのシート材を4台に積み込んでい る。そのため、パイラの台数が増大して設備費が大となり、また、プレスライン の両側で作業する必要があり、設備スペースを多く必要としていた。
【0004】 さらに、パイラにシート材を積込む手段としては、コンベアで搬入されるシー ト材を吸引ダクトを配置したサクションベルトに吸着させ、パイラ上でエア吸引 力をカットしてシート材を落下させる方式である。従って、真空ポンプ等の負圧 源と、この負圧源と吸引ダクトとを接続する配管設備を必要とし、設備費が高騰 すると共に、エア吸引による吸着では、重量のあるシート材を確実に吸着する信 頼性を欠如している。
【0005】 本考案の目的は、上記従来のような問題を解決したプレス加工品の積込み装置 を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の要旨は、一側端に位置調整可能なフロン トストッパと、中間位置に位置調整可能なフロント兼リヤストッパと、他側端に 固定のリヤストッパとが設けられ2つのシート材を交互に向けて積込み可能なA 、B2つのシート材積込み部を有する1台のパイラと、周回移動するネットの走 行方向に沿って前記A、B2つのシート材積込み部と対応する複数の電磁マグネ ットが配列され前記パイラの上方に設置されたマグネットコンベアと、前記マグ ネットコンベアにシート材を搬入するシュートと、このシュートを通過した先行 のシート材を確認し前記パイラのA側シート材積込み部と対応する電磁マグネッ トを励磁させ、かつ後続のシート材を確認し前記A、Bシート材積込み部と対応 する電磁マグネットを励磁させる第1センサと、マグネットコンベアに吸着した 先行のシート材がパイラのA側シート材積込み部に位置したときに前記電磁マグ ネットの励磁を解除させる第2センサと、後続するシート材がB側シート材積込 み部に位置したときに前記電磁マグネットの励磁を解除させる第3センサとを備 えたものである。
【0007】
【作用】
上記の構成により、1台のパイラでサイズの異なる2つのシート材(プレス加 工品)を積込み可能とし、また、パイラへの積込みは、マグネットコンベアの電 磁マグネットでシート材を確実に吸着させ、1台のパイラに積込むための先行す るシート材と後続するシート材とで励磁及び励磁解除を自動的に制御して連続し て積込みを可能としたものである。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、5は1台のパ イラであり、車輪5aによって所定の搬送ラインを走行移動する。このパイラ5 には、その一側端に位置調整装置7により進退移動して位置が調整されるフロン トストッパ6と、中間位置にモータ10によって回転するスクリューロッド9で 位置が調整されるフロント兼リヤストッパ8と、他側端に固定のリヤストッパ1 1とが設けられ、2つのシート材(プレス加工品)WA、WBを交互向けて積込 み可能な2つのシート材積込み部A、Bを有している。
【0009】 2はマグネットコンベアであり、前記パイラ5の上方に設置されている。この マグネットコンベア2は周回移動するネット3と、このネット3の走行方向に沿 って前記2つのシート材積込み部A、Bと対応する複数の電磁マグネットa〜n が配列されされている。
【0010】 1は図略のプレス機からシート材WA、WBを取り出すための取り出しコンベ アである。この取り出しコンベア1と前記マグネットコンベア2との間に、シー ト材WA、WBをマグネットコンベア2に搬入するローラシュート4が設置され ている。
【0011】 前記ローラシュート4には、このローラシュート4を通過した先行のシート材 WAを確認し前記パイラ5の一方のシート材積込み部Aと対応する電磁マグネッ トa〜gを励磁させ、かつ後続のシート材WBを確認し両方のシート材積込み部 A、Bと対応する電磁マグネットa〜nを励磁させる第1センサが配設されてい る。
【0012】 また、マグネットコンベア2のシート材積込み部A側の近傍には、マグネット コンベア2に吸着した先行のシート材WAがパイラ1のシート材積込み部Aに位 置したときに前記電磁マグネットa〜gの励磁を解除させる第2センサ13が配 設され、また、マグネットコンベア2のシート材積込み部B側の近傍には、マグ ネットコンベア2に吸着した後続のシート材WBがパイラ1のシート材積込み部 Bに位置したときに前記電磁マグネットa〜nの励磁を解除させる第3センサ1 4が配設されている。
【0013】 上記本考案装置の動作について説明する。取り出しコンベア1から先行のシー ト材WAと、この先行のシート材WAとは交互に向けられた後続のシート材Bと が連続してローラシュート4に搬送されてくる。
【0014】 そこで、先行のシート材WAがローラシュート4を通過したときに、これを第 1センサ12で確認し、シート材積込み部Aと対応する電磁マグネットa〜gを 励磁する。このローラシュート4を通過した先行のシート材WAはマグネットコ ンベア2に搬入され、マグネットコンベア2のネット3に磁力吸着してパイラ5 上に搬送される。
【0015】 このネットコンベア3に磁力吸着している先行のシート材WAが第2センサ1 3を通過したときに第2センサ13によって電磁マグネットa〜gの励磁解除用 のタイマーを作動指令する。このタイマーの設定時間が経過したときに先行のシ ート材WAはパイラ5のシート材積込み部Aの直上まで搬送され、タイマーのタ イムアップによって電磁マグネットa〜gの励磁解除で先行のシート材WAがパ イラ5のシート材積込み部Aに落下して積込まれる。
【0016】 次に、後続のシート材WBがローラシュート4を通過したときに、これを第1 センサ12で確認し、今度は全ての電磁マグネットa〜nを励磁する。このロー ラシュート4を通過した後続のシート材WBはマグネットコンベア2に搬入され 、マグネットコンベア2のネット3に磁力吸着してパイラ5上に搬送される。
【0017】 このネット3に磁力吸着している後続のシート材WBがパイラ5のシート材積 込み部Aを通過して第3センサ14を通過したときに第3センサ14によって電 磁マグネットa〜nの励磁解除用のタイマーを作動指令する。このタイマーの設 定時間が経過したときに後続のシート材WBはパイラ5のシート材積込み部Bの 直上まで搬送され、タイマーのタイムアップによって電磁マグネットa〜nの励 磁の解除で後続のシート材WBがパイラ5のシート材積込み部Bに落下して積込 まれる。尚、タイマーの設定時間はマグネットコンベア2のスピードにより調整 される。
【0018】 上記パイラ5のシート材積込み部A、Bに落下した2つシート材WA、WBは 図3で示すように、1台パイラ5にフロントストッパ6、フロント兼リヤストッ パ8、リヤストッパ11とによって規制されて交互に向けて積込まれる。尚、シ ート材A、Bのサイズが変更したときは、それに応じてフロントストッパ6及び フロント兼リヤストッパ8の位置を調整して対応する。
【0019】 図2は本考案の変形例である。この変形例は図1と同じ装置を2台直列に設置 し、先頭の装置のローラシュート12の部位に電磁マグネット16を備えた振り 分けコンベア15を設置し、この振り分けコンベア15で振り分けたシート材W A、WBを先頭の装置をパスして後方の装置に移送する乗継コンベア17を設け 、この乗継コンベア17から後方の装置に搬入するローラシュート12aを配置 した複合構成によるものである。
【0020】 この場合、図4で示すように2台のパイラ5の全長が長くなるが、2台のパイ ラ5により4つのシート材を振り分けて積込みが可能となり、高速で連続生産さ れてくるシート材を能率良く積込むことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案によると、一側端に位置調整可能なフロントストッパと、 中間位置に位置調整可能なフロント兼リヤストッパと、他側端に固定のリヤスト ッパとが設けられ2つのシート材を交互向けて積込み可能なA、B2つのシート 材積込み部を有する1台のパイラと、周回移動するネットの走行方向に沿って前 記A、B2つのシート材積込み部と対応する複数の電磁マグネットが配列され前 記パイラの上方に設置されたマグネットコンベアと、前記マグネットコンベアに シート材を搬入するシュートと、このシュートを通過した先行のシート材を確認 し前記パイラのA側シート材積込み部と対応する電磁マグネットを励磁させ、か つ後続のシート材を確認し前記A、Bシート材積込み部と対応する電磁マグネッ トを励磁させる第1センサと、マグネットコンベアに吸着した先行のシート材が パイラのA側シート材積込み部に位置したときに前記電磁マグネットの励磁を解 除させる第2センサと、後続するシート材がB側シート材積込み部に位置したと きに前記電磁マグネットの励磁を解除させる第3センサとを備えた構成であるか ら、1台のパイラに2つシート材を連続して積込むことができ、高速で連続生産 されてくるシート材が能率良く積込まれる。従って、パイラの台数が従来の半分 で済み、作業及び設備装置のスペースが縮小される。
【0022】 また、シート材の積込みは、電磁マグネットを備えたマグネットコンベアによ るものであるから、重量のあるシート材を磁力吸着により確実に吸着して各シー ト材積込み部直上へ搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の側面図
【図2】本考案装置の変形例の側面図
【図3】本考案装置によりシート材を積込んだパイラの
平面図
【図4】本考案装置の変形例のによりシート材を積込ん
だパイラの平面図
【図5】従来装置によりシート材を積込んだパイラの平
面図
【符号の説明】
1 取り出しコンベア 2 マグネットコンベア 3 ネット 4 ローラシュート 5 パイラ 6 フロントストッパ 8 フロント兼リヤストッパ 11 リヤストッパ 12 第1センサ 13 第2センサ 14 第3センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側端に位置調整可能なフロントストッ
    パと、中間位置に位置調整可能なフロント兼リヤストッ
    パと、他側端に固定のリヤストッパとが設けられ2つの
    シート材を交互に向けて積込み可能なA、B2つのシー
    ト材積込み部を有する1台のパイラと、周回移動するネ
    ットの走行方向に沿って前記A、B2つのシート材積込
    み部と対応する複数の電磁マグネットが配列され前記パ
    イラの上方に設置されたマグネットコンベアと、前記マ
    グネットコンベアにシート材を搬入するシュートと、こ
    のシュートを通過した先行のシート材を確認し前記パイ
    ラのA側シート材積込み部と対応する電磁マグネットを
    励磁させ、かつ後続のシート材を確認し前記A、Bシー
    ト材積込み部と対応する電磁マグネットを励磁させる第
    1センサと、マグネットコンベアに吸着した先行のシー
    ト材がパイラのA側シート材積込み部に位置したときに
    前記電磁マグネットの励磁を解除させる第2センサと、
    後続するシート材がB側シート材積込み部に位置したと
    きに前記電磁マグネットの励磁を解除させる第3センサ
    とを備えたことを特徴とするプレス加工品の積込み装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202979A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Hitachi Zosen Fukui Corp 金属シートの搬送方法及び金属シートの搬送装置
CN107876652A (zh) * 2017-11-27 2018-04-06 安徽戎发冲压机器人有限公司 自动排列方向的不间断板料码垛生产线

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