JPH06141457A - 磁石式交流発電機 - Google Patents
磁石式交流発電機Info
- Publication number
- JPH06141457A JPH06141457A JP4306597A JP30659792A JPH06141457A JP H06141457 A JPH06141457 A JP H06141457A JP 4306597 A JP4306597 A JP 4306597A JP 30659792 A JP30659792 A JP 30659792A JP H06141457 A JPH06141457 A JP H06141457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- voltage
- capacitor
- load
- magnet type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 汎用型の磁石式交流発電機に於いてバッテリ
が外れた時、同発電機の過電圧が電子機器等の負荷に印
加しない様に、簡易型の過電圧防止回路を備えた磁石式
交流発電機を提供することを目的とする。 【構成】 磁石式交流発電機及びバッテリの出力にスイ
ッチ素子を接続し、そのスイッチ素子の出力側に負荷と
並列にコンデンサを接続すると共に、前記スイッチ素子
は、磁石式交流発電機の出力電圧を検出して一定電圧以
上の時導通する様に構成した事を特徴とする磁石式交流
発電機。
が外れた時、同発電機の過電圧が電子機器等の負荷に印
加しない様に、簡易型の過電圧防止回路を備えた磁石式
交流発電機を提供することを目的とする。 【構成】 磁石式交流発電機及びバッテリの出力にスイ
ッチ素子を接続し、そのスイッチ素子の出力側に負荷と
並列にコンデンサを接続すると共に、前記スイッチ素子
は、磁石式交流発電機の出力電圧を検出して一定電圧以
上の時導通する様に構成した事を特徴とする磁石式交流
発電機。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は自動車などに積載される
磁石式交流発電機のバッテリオ−プン時の過電圧防止に
関するものである。
磁石式交流発電機のバッテリオ−プン時の過電圧防止に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は従来の磁石式交流発電機の概略系
統図である。図１に於いて磁石式交流発電機ＡＣＧによ
り整流器Ｄを通してバッテリＢを充電しながら負荷Ｌに
直流電力を供給する。
統図である。図１に於いて磁石式交流発電機ＡＣＧによ
り整流器Ｄを通してバッテリＢを充電しながら負荷Ｌに
直流電力を供給する。
【０００３】負荷Ｌは電子機器類等で構成されており、
バッテリＢが外れると磁石式交流発電機ＡＣＧから発生
する高電圧が整流器Ｄを通って直接負荷Ｌ、すなわち電
子機器類等に印加され、これらの電子機器類等が破損さ
れる恐れがあった。
バッテリＢが外れると磁石式交流発電機ＡＣＧから発生
する高電圧が整流器Ｄを通って直接負荷Ｌ、すなわち電
子機器類等に印加され、これらの電子機器類等が破損さ
れる恐れがあった。
【０００４】負荷Ｌへの過電圧を防止する方法として
は、例えば実開平３−１１３４２０の磁石式交流発電機
の電圧調整器等がある。これらの回路はバッテリ端子が
オ−プンでなくても常に発電機の回転変動により出力電
圧の変動を防止しようとするものであり、回路も複雑に
なってい（２）た。
は、例えば実開平３−１１３４２０の磁石式交流発電機
の電圧調整器等がある。これらの回路はバッテリ端子が
オ−プンでなくても常に発電機の回転変動により出力電
圧の変動を防止しようとするものであり、回路も複雑に
なってい（２）た。
【０００５】
【発明の目的】本発明はバッテリが外れた時のみ、磁石
式交流発電機の出力過電圧が電子機器等の負荷に印加さ
れるのを防止する為の、簡易型過電圧防止回路を備えた
安価な磁石式交流発電機を提供することを目的とする。
式交流発電機の出力過電圧が電子機器等の負荷に印加さ
れるのを防止する為の、簡易型過電圧防止回路を備えた
安価な磁石式交流発電機を提供することを目的とする。
【０００６】
【発明の実施例】図２が本発明の過電圧防止回路を備え
た磁石式交流発電機の実施例である。図３は本発明の磁
石式交流発電機の動作波形図である。
た磁石式交流発電機の実施例である。図３は本発明の磁
石式交流発電機の動作波形図である。
【０００７】以下動作について説明する。通常は磁石式
交流発電機ＡＣＧから発生した電流ｉ1は整流器Ｄを通
ってバッテリＢを充電しながら、バッテリ電流ｉ2はサ
イリスタＳを通って負荷Ｌ及びコンデンサＣに供給され
る。従って磁石式交流発電機ＡＣＧが発生する電圧はバ
ッテリ電圧にクランプされ、高電圧が負荷Ｌに印加され
る事はない。
交流発電機ＡＣＧから発生した電流ｉ1は整流器Ｄを通
ってバッテリＢを充電しながら、バッテリ電流ｉ2はサ
イリスタＳを通って負荷Ｌ及びコンデンサＣに供給され
る。従って磁石式交流発電機ＡＣＧが発生する電圧はバ
ッテリ電圧にクランプされ、高電圧が負荷Ｌに印加され
る事はない。
【０００８】この時バッテリＢの端子が外れると磁石式
交流発電機ＡＣＧの出力電流ｉ1はサイリスタＳを通っ
てコンデンサＣを充電する。図３の動作波形図によって
説明すると磁石式交流発電機ＡＣＧの出力電流ｉ1はコ
ンデンサＣをＶc1まで充電する。この時磁石式交流発電
機ＡＣＧの出力インピ−ダンスは比較的大きい為、コン
デンサＣは１サイクルで磁石式交流発電機ＡＣＧのピ−
ク電圧まで充電されることはない。
交流発電機ＡＣＧの出力電流ｉ1はサイリスタＳを通っ
てコンデンサＣを充電する。図３の動作波形図によって
説明すると磁石式交流発電機ＡＣＧの出力電流ｉ1はコ
ンデンサＣをＶc1まで充電する。この時磁石式交流発電
機ＡＣＧの出力インピ−ダンスは比較的大きい為、コン
デンサＣは１サイクルで磁石式交流発電機ＡＣＧのピ−
ク電圧まで充電されることはない。
【０００９】コンデンサＣの充電々圧Ｖc1は、磁石式交
流発電機ＡＣＧが負の半サイクルの間負荷Ｌに電力を供
給しながら放電し、Ｖc2まで放電する。この時、サイリ
スタＳの点弧を決めるツェナ−ダイオ−ドＤＺの電圧Ｖ
Zよ（３）り、コンデンサＣの電圧Ｖc2が高い場合、す
なわちＶc2＞ＶZの間中は、次のサイクルの磁石式交流
発電機の正の半サイクルが来てもサイリスタＳは逆バイ
アスがかかり、点弧せず、磁石式交流発電機ＡＣＧの出
力は阻止され、負荷ＬへはコンデンサＣの放電が続き、
負荷に電力を供給し続ける。従って負荷Ｌもコンデンサ
電圧以上に上昇する事はない。
流発電機ＡＣＧが負の半サイクルの間負荷Ｌに電力を供
給しながら放電し、Ｖc2まで放電する。この時、サイリ
スタＳの点弧を決めるツェナ−ダイオ−ドＤＺの電圧Ｖ
Zよ（３）り、コンデンサＣの電圧Ｖc2が高い場合、す
なわちＶc2＞ＶZの間中は、次のサイクルの磁石式交流
発電機の正の半サイクルが来てもサイリスタＳは逆バイ
アスがかかり、点弧せず、磁石式交流発電機ＡＣＧの出
力は阻止され、負荷ＬへはコンデンサＣの放電が続き、
負荷に電力を供給し続ける。従って負荷Ｌもコンデンサ
電圧以上に上昇する事はない。
【００１０】やがてコンデンサＣの電荷が負荷Ｌに放電
して、ツェナ−ダイオ−ドＤＺの電圧ＶZより低い電圧
ＶC3にまで到達すると、すなわちＶc3＜ＶZとなるとサ
イリスタＳが導通して交流発電機ＡＣＧの出力はコンデ
ンサＣ及び負荷Ｌに供給される。
して、ツェナ−ダイオ−ドＤＺの電圧ＶZより低い電圧
ＶC3にまで到達すると、すなわちＶc3＜ＶZとなるとサ
イリスタＳが導通して交流発電機ＡＣＧの出力はコンデ
ンサＣ及び負荷Ｌに供給される。
【００１１】上記の繰返しが行われ、サイリスタＳはＯ
Ｎ−ＯＦＦを繰返しコンデンサＣの電圧ＶC、すなわち
負荷Ｌの電圧は過電圧になる事はない。
Ｎ−ＯＦＦを繰返しコンデンサＣの電圧ＶC、すなわち
負荷Ｌの電圧は過電圧になる事はない。
【００１２】
【発明の効果】以上説明した通り、自動車等に搭載する
磁石式交流発電機に本発明の如き簡易形の過電圧防止回
路を備える事により、バッテリ端子がオ−プンになった
時でも電子機器類等に過電圧が印加して破損することは
ない。従って汎用型の磁石式交流発電機として産業上の
利用効果大なるものである。
磁石式交流発電機に本発明の如き簡易形の過電圧防止回
路を備える事により、バッテリ端子がオ−プンになった
時でも電子機器類等に過電圧が印加して破損することは
ない。従って汎用型の磁石式交流発電機として産業上の
利用効果大なるものである。
【図１】従来の磁石式交流発電機の概略系統図
【図２】本発明の過電圧防止回路を備えた磁石式交流発
電機の実施例。
電機の実施例。
【図３】本発明の磁石式交流発電機の動作波形図
ＡＣＧ 磁石式交流発電機 （４）Ｄ 整流器 Ｂ バッテリ Ｌ 負荷 ＤＺ 電圧検出素子例えばツェナ−ダイオ−ド Ｒ 抵抗 Ｓ スイッチ素子例えばサイリスタ Ｃ コンデンサ ＶＡＣＧ 磁石式交流発電機開放電圧 ＶC（ＶC1、ＶC2、ＶC3） コンデンサ電圧 ＶZ ツェナ−ダイオ−ド電圧 ＶB バッテリ電圧
Claims (1)
- 【請求項１】 磁石式交流発電機の出力コイルに接続さ
れた整流回路とバッテリにより負荷に電力を供給する磁
石式交流発電機に於いて、前記負荷と並列にコンデンサ
を接続し、該負荷及びコンデンサと前記磁石式交流発電
機及びバッテリの間には直列にスイッチ素子を設け、該
スイッチ素子は前記磁石式交流発電機の電圧を検出し
て、所定の電圧以上の時導通する様に構成された事を特
徴とする磁石式交流発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30659792A JP3210101B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 磁石式交流発電機の定電圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30659792A JP3210101B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 磁石式交流発電機の定電圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06141457A true JPH06141457A (ja) | 1994-05-20 |
| JP3210101B2 JP3210101B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=17958992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30659792A Expired - Fee Related JP3210101B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 磁石式交流発電機の定電圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3210101B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1848089A2 (en) | 2006-04-17 | 2007-10-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Electrical circuit and motorcycle including electrical circuit |
| JP2014121245A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | バッテリ充電装置、及び制御方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10311985B2 (en) * | 2011-11-04 | 2019-06-04 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Fault tolerant turbine speed control system |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP30659792A patent/JP3210101B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1848089A2 (en) | 2006-04-17 | 2007-10-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Electrical circuit and motorcycle including electrical circuit |
| US7764052B2 (en) | 2006-04-17 | 2010-07-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Voltage adjusting circuit, and motorcycle including voltage adjusting circuit |
| JP2014121245A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | バッテリ充電装置、及び制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3210101B2 (ja) | 2001-09-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3857082A (en) | Electronic voltage regulator for battery charging | |
| KR100317065B1 (ko) | 재충전형전기에너지축전지의충전장치 | |
| US5124875A (en) | Overcurrent protection apparatus | |
| JPH08126223A (ja) | 交流発電機の制御装置 | |
| JPS62173978A (ja) | 電界効果トランジスタを利用する電気装置 | |
| KR100486838B1 (ko) | 회전 개시 검출을 위한 검출기를 구비한 차량용 교류발전기 | |
| CN1072407C (zh) | 一种具有防止充电端短路用电路的电池组件 | |
| KR960003201B1 (ko) | 이상전압 검출 제어장치 | |
| KR100188385B1 (ko) | 차량용 교류발전기 제어 유닛 | |
| KR0123543B1 (ko) | 차량용 교류발전기의 전압조정기 | |
| JP4200672B2 (ja) | 車両用発電制御装置 | |
| US4401936A (en) | Protection system for series regulator | |
| JPH06141457A (ja) | 磁石式交流発電機 | |
| JP3302587B2 (ja) | コンデンサ充放電式点火装置 | |
| GB2337643A (en) | Power converter | |
| JPS62166739A (ja) | 過電圧保護機能を備えた電圧調整器 | |
| JPH0638367A (ja) | 突入電流防止回路 | |
| SU347921A1 (ru) | ВЫКЛЮЧАТЕЛЬ КАЖДОЙ ФАЗЫ т-ФАЗНОЙ НАГРУЗКИ ПЕРЕМЕННОГО ТОКА | |
| RU1809489C (ru) | Устройство шунтировани поврежденной изол ции фазы | |
| KR0175748B1 (ko) | 차량용 발전기의 과전압 발생 방지회로 | |
| SU808999A2 (ru) | Устройство дл обнаружени по-ВРЕждЕННОй лиНии элЕКТРОпЕРЕдАчипРи ОдНОфАзНОМ зАМыКАНии HA зЕМлю | |
| RU2210832C2 (ru) | Устройство отключения постоянного тока | |
| SU420035A1 (ja) | ||
| JP2569844B2 (ja) | コンデンサ放電式内燃機関用点火装置 | |
| SU736247A1 (ru) | Устройство дл зар да батареи накопительных конденсаторов релейной защиты |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070713 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |