JPH0613870B2 - ゲロータ機械 - Google Patents

ゲロータ機械

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JPH0613870B2
JPH0613870B2 JP9777183A JP9777183A JPH0613870B2 JP H0613870 B2 JPH0613870 B2 JP H0613870B2 JP 9777183 A JP9777183 A JP 9777183A JP 9777183 A JP9777183 A JP 9777183A JP H0613870 B2 JPH0613870 B2 JP H0613870B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、導入された流体がゲロータ(Gerotor)と
して一般に知られている噛み合い歯車装置によって収縮
され、また拡張される流体ポンプ又はモータとして用い
られるゲロータ回転機械に関し、そしてより詳細にはこ
の発明は転換子の高圧側と低圧側との間の漏れを防止す
るように設計されたシール手段を含むゲロータ回転機械
に関する。
〔従来の技術〕
ステータの内歯よりも数が一つ少ない外歯を持つように
形成されたロータが、ステータと偏心的に噛み合いつつ
回転し、ロータの偏心回転に応じて複数個の拡張及び収
縮を行なう腔部がステータとロータとの歯によって定め
られるゲロータ型式の流体モータ又はポンプに関して
は、ロータリバルブを用いて流体通路をゲロータ腔部と
選択的に連通し、流体モータの場合にはロータに対して
回転力を伝えるように圧油を供給し、流体ポンプの場合
には収縮するゲロータ腔部から圧油を排出することがよ
く行なわれるやり方であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
この型式の公知のロータリバルブについては、転換子が
バルブ室内で回転されるという事実のために、転換子の
回転を妨げるには至らない程の小さい間隙を転換子の各
側部に設け、その結果オイルがバルブ室内におけて高圧
側から低圧側へ漏れる傾向があり、そのためにモータ又
はポンプの容積効率を低下させるという不利な点があ
る。その結果、転換子の各側部における交差の幅は、転
換子の回転が妨げられない程度に非常に小さくされて、
そのためロータリバルブの構成部品に対して高い仕上精
度が必要になっていた。しかしながら、仕上精度を高く
した構成部品を用いたとしても、バルブを組み立てる時
に用いられるボルト等の締結力によってバルブ室の構成
部品に歪を生じがちであり、更にバルブ室内において高
油圧部分と低油圧部分とがあるために、これら2つの部
分間の圧力差によってバルブ室の構成部品には歪が同様
に生じようとし、これによって転換子の各側部での間隙
の幅を増大するという欠点がある。
更に、ゲロータユニットを連続運転し、そしてその結果
として熱膨張が生じた時には、転換子が膨張し、そして
機械的な焼付きによって回転が妨げられる傾向がある。
米国特許第3,452,680号明細書には、ケーシング又はハ
ウジングと転換子との間にシール要素を介装することが
提案されている。この構造ではシールが与えられるけれ
ども、ケーシングに対してシール要素を連続的に相対運
動させると、シール要素には摩耗が生じて維持管理、修
理及び交換が必要となるという欠点がある。
本発明は、上記特許出願の発明を改良し、従来技術のロ
ータリバルブにおける歪や漏れについての前述の問題を
克服することを目的とする。
それ故、本発明は、シール手段が設けられ、これによっ
てバルブ室内において高低両圧力側間での流体の漏れを
防止し、それによってシール要素に摩耗を生じることな
くゲロータ型式の流体モータ又はポンプの効率を大きく
改善し、そしてこれによってバルブ室内の流体の漏れを
積極的に防止し、そして転換子に加えられる流体圧力は
転換子の歪を最小にするようにバランスされたロータリ
バルブを備えるゲロータ機械を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、吸込・吐出口と吐出・吸込口を有する
ハウジングと、該ハウジング内に配設される駆動シャフ
トと、該シャフトにより支持されるロータと、該ロータ
と噛み合い該ロータと協同して拡張腔部及び収縮腔部を
形成するステータ手段と、前記シャフトに駆動連結され
るバルブ手段からなり、 前記バルブ手段は、ポート部材と、転換子と、ロータリ
バルブシャフトを含み、 前記ポート部材は、前記吸込・吐出口と連通する第1の
通路と、前記吐出・吸込口と連通する第2の通路と、前
記各腔部のポートを形成する各孔部とを有し、 前記転換子は、前記ポート部材とカバー部材の間で当該
両部材の内面に摺接して回転可能に配設され、前記ロー
タが一方向に回転するときに、前記各孔部を介して拡張
する腔部と前記第1の通路とを連通すると共に、前記各
孔部を介して収縮する腔部と前記第2通路とを連通し、
また前記ロータが逆方向に回転するときに、前記各孔部
を介して拡張する腔部と前記第2の通路とを連通すると
共に、前記各孔部を介して収縮する腔部と前記第1の通
路とを連通し、 前記ロータリバルブシャフトは、前記駆動シャフトに連
結され、前記転換子を偏心部に支持し、 前記転換子は、軸方向に並置される2つの転換子部材か
らなり、これら転換子部材は、各転換子部材に形成され
2つの転換子部材の間で対向する溝内に配設されるカッ
プリング手段により軸方向移動可能に結合され、 前記溝内に各転換子を軸方向に弾性的に押圧するシーリ
ング手段が配設されることを特徴とする、ゲロータ機械
が提案される。
この発明によって提供されるロータリバルブは、ゲロー
タ型式の流体回転機械に用いるように設計されたもので
ある。回転機械が流体モータとして用いられるが、流体
ポンプとして用いられるかに拘わらず、同一の構造をし
たゲロータユニットはいずれの場合にも用いられてお
り、回転機械はモータ又はポンプのいずれかとして使用
できるようになっている。以下に記載された実施例で
は、この発明のロータリバルブはゲロータ型式の流体モ
ータに用いられている。
〔実施例〕
第2図、第4図及び第5図に図示されているように、ロ
ータリバルブ(バルブ手段)は転換子10、ポート部材
12、スペーサ14、端部カバー16及び偏心円形カム
18(ロータリバルブシャフト)からなっている。ロー
ラーベアリング20及び22がそれぞれ端部カバー16
とポート部材12内に組み立てられており、偏心円形カ
ム18がこのローラーベアリング20及び22に回転可
能に支持されている。スペーサ14が端部カバー16と
ポート部材12との間に介装されていてバルブ室を定め
ており、これら構成部品とゲロータステータ24は位置
決めピン26によって正確に位置決めされていると共
に、間にシール28を介装してボルト30で一緒に強固
に結合されている。転換子10はバルブ室内の偏心円形
カム18に回転可能に装着されている。
偏心円形カム18のカム部分32の中心は偏心円形カム
18の回転軸線からオフセットされており、転換子10
はカム部分32上に嵌着されている。その結果、カム1
8を回転する時は、転換子10は偏心的に、即ちカム1
8の軸線に関して公転をなしてバルブ室と共に回転す
る。転換子10にはその側部に環状溝38及び40が設
けられており、これら環状溝38及び40は適当な数の
孔42を介して互に連通している。
第2図、第6図、第7図及び第8図を参照すると、転換
子10と対向するポート部材12の側部には7つの細長
い溝44が設けられており、これらの溝44は偏心円形
カム18の軸線のまわりの同一の円周に沿って等しい間
隔をなすような配列となっていて、これら細長い溝44
は孔46を介してポート部材12の他方の側部に延び、
ステータとロータの噛み合い歯でつくる各腔部に接続し
ている。同様に、第2の通路を形成する環状溝48が、
溝44の内側上において軸と同心的に形成されており、
溝48も同様に孔50を介してポート部材12の他側に
延び、ステータの中空ブッシング62と接続し、更に吐
出・吸込口に連通している。第1の通路を形成する細長
い楕円状の溝52は、ダイヤモンド形の溝44の外側で
軸の中心のまわりに円周方向に湾曲しているが、この溝
52もまた孔54を介してポート部材12の他側に延
び、ステータの中空ブッシング64と接続し、更に吸込
・吐出口に接続している。
第1図、第5図及び第9図を参照すると、このゲロータ
ユニットは、ステータ24、ロータ56及び駆動軸58
を含み、5つの丸棒60及び中空ブッシング64及び6
2がステータ24内に嵌着されてこれによって7つの内
歯をステータ24上に形成している。中空ブッシング6
4及び62の孔は油の流入及び流出通路を形成し、これ
らの孔の位置でそれぞれポート部材12の孔54とポー
ト部材12の孔50と連通している。ロータ56にはス
テータ24の内歯の数より一つ少ない歯が形成されてお
り、このロータ56はステータ24の内歯と噛み合って
いる。ステータ24の内歯と噛み合っているロータ56
は、その軸線まわりに回転しつつステータ24の中心の
まわりに回転している。ロータ56の中心は円形経路を
たどって公転している。ステータ24の中心は偏心円形
カム18の回転軸心と一致している。駆動軸58はスプ
ライン溝によってロータ56の中心部分に連結されてお
り、ロータ56のその軸線上での回転は駆動軸58に伝
達される。この場合、ロータ56の中心は、例えばロー
タ56のその軸線上での1/6回転毎にステータ24の
中心36のまわりで1回転又は1公転回転をする。ステ
ータ24とロータ56との間には互に分離している腔部
又は室が定められており、各々の腔部はロータ56が回
転するにつれてその容積を変える。ロータ56が回転す
るとある腔部の容積は増加し他の腔部の容積は減少す
る。その結果、もし油圧オイルがある腔部内に導入され
ると、他の腔部内のオイルは流出口へ排出されて、ロー
タ56は時計方向に回転してロータ56のその軸線上で
の回転は駆動軸58に伝達され、これによってゲロータ
をモータとして作動させることになる。この場合には、
駆動軸58に1回転をさせる軸線上について公転と自転
との間には前に述べたような関係があるので、7腔部×
6(回転)=42腔部のための油圧オイルが導入され
る。このため、ゲロータ型式の液圧モータは1/6の減
速となって、従来技術の液圧モータの6倍の出力トルク
を得ることができる。前述のロータリバルブは、油圧オ
イルが交互にゲロータ腔部へ供給され、そしてこのゲロ
ータ腔部から排出されてゲロータロータ56をスムーズ
に連続回転させるよう設計されている。こうするために
は、第1図に示されているように、駆動軸58の回転は
ピン66を経由して偏心円形カム18に伝達され、そし
て転換子10はオイル通路の接続方向を変更するのに回
転される。駆動軸58側では、ピン66は駆動軸58の
中心部分に嵌合し、カム18側ではピン66はカム18
の細長い孔内に嵌合している。駆動軸58の中心はロー
タ56の回転に応じて円形経路を描くように動き、この
ためピン66は、このピン66の中心がカム18の軸線
の中心から円形経路の半径に相当する距離だけそれるよ
うな位置で駆動軸の孔に嵌合され、これによってロータ
56の公転回転が偏心カム18に伝達される。
かかる型式のモータの作用についてはよく知られている
のであるが、それによると、液圧オイルが幾つかの腔部
に供給されると、ロータリバルブと特に転換子は、拡張
室を流体流入口にそして収縮室を流体流出口に選択的に
接続するように作用する。このような構造は、例えば米
国特許第3,316,814号、同第3,452,680号、及び同第3,55
8,245号の各明細書に示されているようによく知られる
が、これらの明細書は作用の説明としてはここでは参考
文献として掲げておく。
ロータリバルブを備えたゲロータ型式のモータ構造と作
用を記述したが、かかるゲロータ型式のモータ又はポン
プは、オイルがロータリバルブ内で高圧部分から低圧部
分へ漏れて機械効率を低下させるという不利な点があ
る。第1図に示されたようなゲロータ型式のモータであ
って、バルブ室内の腔部70が高圧力の油圧オイルの流
入口側にあり、そして転換子10の環状溝38及び40
とポート部材12の環状溝48とが低圧力の油圧オイル
の流出口側にある時の場合を考えてみよう。もし、転換
子バルブ10が作動間隙を備えた単一の剛性部材から作
られているなら、オイルは流入口側から転換子10と端
部カバー16との間の間隙を通して、又は転換子10と
ポート部材12との間の間隙を通して流出口側へと漏れ
るであろう。
同様に、もし、環状溝48に圧力がかかっていると、こ
れら同じ間隙を通って腔部70へ向かう漏れが生じるで
あろう。加えて、ゲロータ型式の設計においては、第
1、2図を参照して、偏心カム18のまわりに漏れ領域
があって環状溝38及び40からこの漏れ領域への漏れ
が生じるであろう。
これまでは、スペーサ14、転換子10及び端部カバー
16の仕上精度を改善して転換子10の両側における間
隙をできる限り小さくしてそれによってオイル漏れを最
小にする方法を用いるのが通例であった。しかしなが
ら、このような方法を用いる時には、締結ボルトのクラ
ンプ圧力によって、また内部液体圧力による歪によっ
て、或いは熱による寸法変化又は歪によって公差が増大
する可能性がある。
本発明によれば、転換子10は、外面をそれぞれ端部カ
バー16とポート部材12に接触させた2つの部材7
2,74からなっている。シール部材(シーリング手
段)及びカップリング手段が、ここでは2つの別個のユ
ニットとして示されて、部材72,74間に設けられて
いる。カップリング手段を構成する離間した外側及び内
側リング76,78を含む各ユニットは、それぞれ部材
72,74の溝80,82内に介装されており、リング
間にはシール要素、即ちOリング84が設けらていて溝
80,82のその基部に密封的に係合している。リング
76,78は、部材72,74を一緒に移動させ、また
Oリング84を半径方向に制限する働きをする。
この構造では、転換子が公転するように動くと、シール
に摩耗を生じさせることなく、それによって、寿命を確
実に長くしそして維持管理が非常に少なくて済む有効な
シールをもたらすことができる。転換子10の端部カバ
ー16及びポート部材12との接触面は適当に処理され
ているか又は寿命を確実に長くする適当な材料から作ら
れている。
実際、シールの軸線方向の弾性は、転換子部材72,7
4の接触面を端部カバー16及びポート部材12に初期
接触させる程度のものである。部材72,74間で半径
方向内側又は半径方向外側に作用する静水圧は、端部カ
バー16及びポート部材12に対する転換子部材72,
74の接触面を圧力勾配に対抗して接触状態に維持す
る。シールの軸線方向の弾性によって、熱膨張の時に起
きるかもしれない転換子と端部カバー及びポート部材と
の間の機械的な焼き付きが防止される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、転換子を2つの転換子部材により構成
し、これら2つの転換子部材間にシーリング手段を配設
したので、シーリング手段に摩耗を生じさせることがな
く、その結果寿命を確実に長くしそして維持管理が非常
に少なくて済む有効なシールをもたらすことができる。
また、このシーリング手段により、2つの転換子部材を
それぞれポート部材及びカバー部材に対し弾性的に押圧
するようにしたので、転換子とポート部材、及び転換子
とカバー部材の間で高圧側から低圧側へ漏れ出ようとす
る流体を有効に阻止することができ、それにより漏れの
少ない容積効率の高いゲロータ機械が実現できるもので
ある。
更に、2つの転換子部材間に弾性的に配設される本シー
リング手段は、組み立てに際しボルトの締結力によって
生じる歪に対処することができると共に、熱膨張の際の
転換子とカバー部材及びポート部材との間の機械的な焼
き付きも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を具体化したモータの構造を示す縦断
面図である。 第2図は、第1図に示されたモータの一部を拡大した部
分断面図である。 第3図は、ロータリバルブの斜視図である。 第4図は、第1図及び第2図に示されたモータの一部を
拡大した部分的断面図である。 第5図は、モータの部分的分解斜視図である。 第6図は、モータに用いられたポート部材の正面図であ
る。 第7図は、第6図の線7−7についての断面図である。 第8図は、第6図の線8−8についての断面図である。 第9図は、モータに用いられるステータとロータの正面
図である。 10……転換子 12……ポート部材 14……スペーサ 16……端部カバー 18……偏心円形カム 38,40……環状溝 44……溝 48……環状溝 52……楕円状の溝 58……駆動軸 72,74……転換子部材 76,78……環状リング 80,82……溝 84……Oリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込・吐出口と吐出・吸込口を有するハウ
    ジングと、該ハウジング内に配設される駆動シャフト
    と、該シャフトにより支持されるロータと、該ロータと
    噛み合い該ロータと協同して拡張腔部及び収縮腔部を形
    成するステータ手段と、前記シャフトに駆動連結される
    バルブ手段からなり、 前記バルブ手段は、ポート部材と、転換子と、ロータリ
    バルブシャフトを含み、 前記ポート部材は、前記吸込・吐出口と連通する第1の
    通路と、前記吐出・吸込口と連通する第2の通路と、前
    記各腔部のポートを形成する各孔部とを有し、 前記転換子は、前記ポート部材とカバー部材の間で当該
    両部材の内面に摺接して回転可能に配設され、前記ロー
    タが一方向に回転するときに、前記各孔部を介して拡張
    する腔部と前記第1の通路とを連通すると共に、前記各
    孔部を介して収縮する腔部と前記第2通路とを連通し、
    また前記ロータが逆方向に回転するときに、前記各孔部
    を介して拡張する腔部と前記第2の通路とを連通すると
    共に、前記各孔部を介して収縮する腔部と前記第1の通
    路とを連通し、 前記ロータリバルブシャフトは、前記駆動シャフトに連
    結され、前記転換子を偏心部に支持し、 前記転換子は、軸方向に並置される2つの転換子部材か
    らなり、これら転換子部材は、各転換子部材に形成され
    2つの転換子部材の間で対向する溝内に配設されるカッ
    プリング手段により軸方向移動可能に結合され、 前記溝内に各転換子部材を軸方向に弾性的に押圧するシ
    ーリング手段が配設されることを特徴とするゲロータ機
    械。
  2. 【請求項2】前記シーリング手段と前記カップリング手
    段は、二つの分離するユニットを形成し、各ユニットに
    おけるカップリング手段は、各ユニットのシーリング手
    段を半径方向に制限する一対の半径方向に間隔を空けた
    リングからなる特許請求の範囲第1項記載のゲロータ機
    械。
  3. 【請求項3】各ユニットは、前記シーリング手段として
    弾性リングを有し、前記各一対のリングは、前記弾性リ
    ングが配設される溝の底部と液密的に係合する当該弾性
    リングをはさんでいる特許請求の範囲第2項記載のゲロ
    ータ機械。
  4. 【請求項4】前記各弾性リングは、Oリングである特許
    請求の範囲第3項記載のゲロータ機械。
JP9777183A 1982-06-07 1983-06-01 ゲロータ機械 Expired - Lifetime JPH0613870B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US385462 1982-06-07
US06/385,462 US4449898A (en) 1982-06-07 1982-06-07 Power transmission

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58220987A JPS58220987A (ja) 1983-12-22
JPH0613870B2 true JPH0613870B2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=23521478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9777183A Expired - Lifetime JPH0613870B2 (ja) 1982-06-07 1983-06-01 ゲロータ機械

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4449898A (ja)
EP (1) EP0098377B1 (ja)
JP (1) JPH0613870B2 (ja)
DE (1) DE3373928D1 (ja)

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