JPH06137279A - ギヤポンプ - Google Patents

ギヤポンプ

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Publication number
JPH06137279A
JPH06137279A JP31279092A JP31279092A JPH06137279A JP H06137279 A JPH06137279 A JP H06137279A JP 31279092 A JP31279092 A JP 31279092A JP 31279092 A JP31279092 A JP 31279092A JP H06137279 A JPH06137279 A JP H06137279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie bolts
cover
dowel pin
dowel pins
gear pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31279092A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Shiotani
晴彦 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP31279092A priority Critical patent/JPH06137279A/ja
Publication of JPH06137279A publication Critical patent/JPH06137279A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボディB、マウンティングフランジM及びカ
バーCの三者からなるギヤポンプにおいて、それらの装
置位置がずれないようにする。 【構成】 ボディB、マウンティングフランジM及びカ
バーCの三者を、タイボルト11〜14で締結するとと
もに、このタイボルトのボルト孔20に、筒状のダウエ
ルピン21を圧入する。このようにすることによって、
タイボルトを設けるための特別なスペースを確保しなく
てすむ。しかも、最も変形しにくいタイボルト締結部分
にダウエルピンを備えられるので、ボディなどの変形に
よるずれの問題もなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、ボディの両側をカバー等の閉
塞部材でふさいだギヤポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図3、図4に示した従来のギヤポンプ
は、一対のギヤ1、2を組み込むボディBの一方の側を
マウンティングフランジMでふさぎ、他方の側をカバー
Cでふさいでいる。そして、上記ギヤ1、2の一方の軸
3、4をマウンティングフランジMに圧入した巻きブッ
シュ5、6で支持し、他方の軸7、8をカバーCに圧入
した巻きブッシュ9、10で支持している。このように
したボディB、マウンティングフランジM及びカバーC
のそれぞれを4本のタイボルト11〜14でしっかりと
締結している。そして、これらボディB、マウンティン
グフランジM及びカバーCのそれぞれは、その相対位置
がずれると、ギヤ1、2のかみ合いやシール性などに影
響を及ぼす。そこで、従来は、このようなずれを防止す
るために、ボディBとマウンティングフランジMの側に
2本のダウエルピン16、17を挿入するとともに、ボ
ディBとカバーCの側にも2本のダウエルピン18、1
9を挿入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
のギヤポンプでは、上記ダウエルピン16〜19が挿入
される孔を、そのピンよりもわずかに大きくし、その組
みつけ性をよくするようにしている。しかし、反面、そ
のがたつきによってボディB、マウンティングフランジ
M及びカバーCの相対位置がずれてしまうことがあり、
そのずれを防止するという所期の目的を達成しえなかっ
た。また、この種のギヤポンプは、タイボルト11〜1
4の周辺の変形が最も少ない。しかし、上記した従来の
ギヤポンプでは、強度上の問題から、このタイボルトの
周辺にダウエルピンを設けるわけにはいかない。そのた
めに、ダウエルピンはどうしてもタイボルトからはなれ
た位置に設けなければならない。ダウエルピンをタイボ
ルトから離せば離すほど、上記変形の影響を受けやすく
なり、結局は、ボディB、マウンティングフランジM及
びカバーCの相対的なずれを防止しえなかった。
【0004】さらに、ダウエルピンをタイボルトから離
してセットしなければならないので、ダウエルピンを挿
入するためのスペースを特別に確保しなければならず、
それが当該ギヤポンプの小型化の障害にもなっていた。
さらにまた、このダウエルピンは、構造上の制約からボ
ディの片側に2本しか設けることができない。しかし、
ダウエルピンの本数が少ないと、それらの加工誤差が、
すぐに、ボディ、マウンティングフランジ及びカバーの
ずれに影響してしまっていた。この発明の目的は、ボデ
ィ、マウンティングフランジ及びカバーのずれを確実に
防止するとともに、小型化も達成しうるギヤポンプを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ギヤを組み
込むボディの両側をカバー等の閉塞部材でふさぐととも
に、これらボディ及び閉塞部材を4本のタイボルトで締
結したギヤポンプにおいて、上記タイボルトを挿入する
ボルト孔に、筒状のダウエルピンを圧入した点に特徴を
有する。
【作用】この発明は、上記のように構成したので、タイ
ボルトを挿入するボルト孔に、筒状のダウエルピンを圧
入しているので、タイボルトと同数のダウエルピンを備
えられる。しかも、このダウエルピンには、タイボルト
を挿入できるので、タイボルトのボルト孔とダウエルピ
ンを挿入する孔とを共通化できる。
【0006】
【発明の効果】この発明のギヤポンプによれば、タイボ
ルトと同数のダウエルピンを備えられるので、一つ一つ
のダウエルピンなどに加工誤差があっても、その誤差
は、4箇所のダウエルピンで平均化され、それほど大き
な誤差として現れない。また、タイボルトのボルト孔と
ダウエルピンの挿入孔とを共通化したので、当該ダウエ
ルピンを、最も変形の少ないタイボルト周囲に位置させ
ることができる。したがって、ボディなどの変形の影響
で、それらの位置がずれたりする問題は一切発生しな
い。しかも、ダウエルピンを挿入するためのスペースを
特別に確保しなくてもよいので、当該ギヤポンプの小型
化にも役立つ。さらに、上記ダウエルピンをボルト穴に
圧入しているので、従来のようにダウエルピンのがたつ
きによる不都合も生じない。
【0007】
【実施例】図1、図2に示した実施例は、そのタイボル
ト11〜14を挿入するボディB側の8つのボルト孔2
0に筒状のダウエルピン21を圧入するとともに、その
一端をボディBの側面から突出させている。そして、マ
ウンティングフランジM及びカバーCに形成したボルト
孔に、上記ダウエルピン21の一端を挿入する。このよ
うにしてボディB、マウンティングフランジM及びカバ
ーCを接合してから、各ボルト孔20及びダウエルピン
21にタイボルト11〜14を通し、これら3つの要素
をしっかりと締結する。
【0008】なお、筒状のダウエルピン21を挿入する
ボルト孔20は、図2に示すように、その開口部分を少
し大きくし、ダウエルピン21を圧入したとき、そのダ
ウエルピン21内周とボルト孔20とが面一になるよう
にしている。上記のようにしたこの実施例のギヤポンプ
によれば、タイボルト11〜14と同数の4本のダウエ
ルピン21を備えているので、一つ一つのダウエルピン
などに加工誤差があっても、その誤差は、4箇所のダウ
エルピンで平均化され、それほど大きな誤差として現れ
ない。
【0009】また、タイボルト11〜14のボルト孔2
0とダウエルピン21を挿入する孔とを共通化したの
で、当該ダウエルピンを、最も変形の少ないタイボルト
周囲に位置させることができる。したがって、ボディB
などの変形の影響で、それらの位置がずれたりしない。
しかも、ダウエルピン21を挿入するためのスペースを
特別に確保しなくてもよいので、当該ギヤポンプの小型
化にも役立つ。さらに、上記ダウエルピンをボルト穴に
圧入しているので、従来のようにダウエルピンのがたつ
きによる不都合も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のカバーを取り外した状態の
側面図である。
【図2】同じく要部の拡大断面図である。
【図3】従来のギヤポンプの断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【符号】
B ボディ M マウンティングフランジ C カバー 11 タイボルト 12 〃 13 〃 14 〃 20 ボルト孔 21 ダウエルピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤを組み込むボディの両側をカバー等
    の閉塞部材でふさぐとともに、これらボディ及び閉塞部
    材を4本のタイボルトで締結したギヤポンプにおいて、
    上記タイボルトを挿入するボルト孔に、筒状のダウエル
    ピンを圧入したことを特徴とするギヤポンプ。
JP31279092A 1992-10-28 1992-10-28 ギヤポンプ Pending JPH06137279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31279092A JPH06137279A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 ギヤポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31279092A JPH06137279A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 ギヤポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06137279A true JPH06137279A (ja) 1994-05-17

Family

ID=18033441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31279092A Pending JPH06137279A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 ギヤポンプ

Country Status (1)

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JP (1) JPH06137279A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048551A (ja) * 2001-08-02 2003-02-18 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
WO2008046423A1 (de) * 2006-10-18 2008-04-24 Sauer-Danfoss Aps Anordnung zum übertragen von torsionskräften

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048551A (ja) * 2001-08-02 2003-02-18 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
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